「ABSと生物多様性」シンポジウム - 三菱UFJリサーチ&コンサルティング

「ABSと生物多様性の保全」
シンポジウム
生物多様性条約では、保全や持続可能な利用とともに、動植物や微生物等の遺伝資源の
利用から得られる利益を公正・衡平に配分することも目的の一つに掲げられています。
この目的の実現に関わる「遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS:Access and
Benefit-Sharing)」について、一昨年発効した名古屋議定書で国際的な実施のための
手続きが定められ、昨年採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」でも
目標に加えられるなど、国際的に取組が進められています。
南北問題から交渉が発展した経緯から、経済的な事項としてとらえられることが
多いものですが、それが生物多様性の保全や地域の暮らしへ、いかに貢献しうるかに
ついては十分に知られていません。
本シンポジウムでは、国内外でABSの枠組み構築や途上国支援に関わった有識者を招き、
現状と今後の可能性について議論します。
日 時:2016年2月2日(火)14~17時(13時40分開場)
場 所:東京国際フォーラム ガラス棟G409(有楽町)
定 員:100名程度(参加費無料・事前申込先着順)
【主催】環境省
【協力】独立行政法人国際協力機構
■ プログラム ■
13:40
開場 / 14:00
開始
‐主催者挨拶‐
‐基調講演‐
「開発途上国の生物多様性の保全におけるABSの役割」
サンジェイ・カビール・バビカテ 氏 クリステンセン基金事務局長
「名古屋議定書が目指すもの」
磯崎 博司 氏 上智大学 客員教授 岩手大学 名誉教授
‐パネルディスカッション「ABSと生物多様性の保全」について‐
コーディネーター
磯崎 博司 氏(上智大学 客員教授 岩手大学 名誉教授)
パネリスト
サンジェイ・カビール・バビカテ 氏(クリステンセン基金事務局長)
長谷川 基裕 氏(独立行政法人国際協力機構 国際協力専門員)
中山 直樹 氏(環境省 生物多様性施策推進室 室長補佐)
17:00
終了
【事務局】三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 政策研究事業本部 環境・エネルギー部
〒105-8501 東京都港区虎ノ門5-11-2 オランダヒルズ森タワー
TEL 03-6733-1023 (担当:薗(その)・土方(ひじかた)) E-MAIL [email protected]
※本シンポジウムは環境省からの委託により、三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱が実施するものです。
講演者プロフィール
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サンジェイ・カビール・バビカテ(Dr. Sanjay Kabir Bavikatte)
クリステンセン基金事務局長。アフリカ、アジア、ラテンアメリカで活動する環境法律家の国際的な組織
“Natural Justice”の設立者兼前共同ディレクター。アフリカ連合の名古屋議定書ガイドラインやインド国家
生物多様性局の法的アドバイザーも務める。著書に“Stewarding the Earth: Rethinking Property and the
Emergence of Biocultural Rights”(2014年、オックスフォード大学出版)など。
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磯崎 博司(いそざき
ひろじ)
上智大学客員教授および岩手大学名誉教授。環境省「名古屋議定書に係る国内措置のあり方検討会」や
CBD「ABSの遵守に関する法律専門家会合」の座長等、多数の委員・座長を務める。著書『生物遺伝資源
へのアクセスと利益配分-生物多様性条約の課題』(共編著)(信山社出版、2011年)のほか、関連論文
多数。
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長谷川 基裕 (はせがわ
もとひろ)
独立行政法人国際協力機構(JICA)国際協力専門員。JICAが実施する技術協力「マレーシア・ボルネオ生
物多様性・生態系保全プログラムフェーズ2(BBEC2)」(2007-2012)ではチーフアドバイザーを務めた。
参加申込方法
参加ご希望の方は、下記の「個人情報の取り扱いについての確認事項」の内容にご同意頂いたうえで、
お申込みフォームURLからお申込みください。
お申込みフォームURL: https://abs-symposium-tokyo2016.jp/
【個人情報の取り扱いについての確認事項】
■お預かりする個人情報は、本シンポジウムの参加受付等の開催運営事務、委託元である環境省への参加者名簿等の提供を目的
に利用いたします。
■お預かりする個人情報は、当社の「個人情報保護方針」および「個人情報の取り扱いについて」
(http://www.murc.jp/corporate/privacy/)に従って適切に取り扱います。
■お預かりする個人情報について、申込受付・データ管理及び開催運営の一部を(株)翻訳センターパイオニアに個人情報保護を
含む契約の締結に基づいて委託しております。
■個人情報のご記入は任意ですが、ご記入内容が不十分な場合は、申し込みの受付ができない場合があります。
■お預かりしている個人情報の開示、削除等のお申し出、その他のお問い合わせにつきましては本シンポジウム事務局担当者
(チラシ表面に記載)までご連絡下さい。
会場へのアクセス
※本シンポジウム会場はガラス棟Ⓖ409となります。
■JR線から
・ 有楽町駅から徒歩1分
・ 東京駅から徒歩5分
・ 京葉線・東京駅と地下1階コンコースにて連絡(4番出口)
■地下鉄から
・ 有楽町線 :有楽町駅と地下1階コンコースにて連絡(D5出口)
・ 日比谷線 :日比谷駅から徒歩5分/銀座駅から徒歩5分
・ 千代田線 :二重橋前駅から徒歩5分/日比谷駅から徒歩7分
・ 丸ノ内線 :東京駅から徒歩5分/銀座駅から徒歩5分
・ 銀 座 線 :銀座駅から徒歩7分/京橋駅から徒歩7分
・ 三 田 線 :日比谷駅から徒歩5分