新潟県報道資料指定薬物を含有する危険ドラッグの発見について

新潟県報道資料
平成27年12月28日
福祉保健部医務薬事課
指定薬物を含有する危険ドラッグの発見について
１
概要
本日、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」により製造や
販売等が禁止されている薬物（指定薬物）が、新潟県内の店舗で販売されていた製品から検出
されたことを厚生労働省が公表しました。
平成25年11月に、本県が国の無承認無許可医薬品買上調査の一環として、県内店舗から買上
げた５製品から検出されたものです。
２
製品の名称等
（１）製品名：女帝（金）
製品形態：乾燥植物片
検出成分：5-Fluoro AB-PINACA （平成26年７月11日大臣指定薬物）
（２）製品名：FEELING Royal 5th NEW
製品形態：乾燥植物片
検出成分：① 4-methyl-α-ethylaminopentiophenone（平成26年１月12日大臣指定薬物）
② 4-Fluoro-α-PVP （平成26年１月12日大臣指定薬物）
（３）製品名：MOAI GOLD 11th
製品形態：乾燥植物片
検出成分：XLR-12 （平成26年７月11日大臣指定薬物）
（４）製品名：BON’S CHOME2
製品形態：粉末
検出成分：① α-Ethylaminopentiophenone（平成26年１月12日大臣指定薬物）
② α-POP（平成26年４月５日大臣指定薬物）
（５）製品名：EFFECT Crazy 5th NEW
製品形態：液体
検出成分：4-Fluoro-α-PVP（平成26年１月12日大臣指定薬物）
３
県の対応
県ホームページにより県民への注意喚起を行います。
４
県民への注意喚起事項
指定薬物は法律により規制されています。これらの製品を使用すると、めまい、嘔吐、錯乱、
衝動行動等の有害作用を生じたり、死亡したりする可能性がありますので、これらの製品を絶
対に購入したり、使用したりしないでください。
また、これらの製品をお持ちの方は直ちに使用を中止して、県医務薬事課に申し出てくださ
い。
健康被害が疑われる場合には、医療機関を受診してください。
５
参考
（１）当該５製品を販売していた店舗は、平成26年11月頃、既に閉店しています。
（２）５製品とも製造（輸入）者は不明です。
（３）いずれの製品も買い上げた段階では指定薬物となっていませんでしたが、その後、指定薬
物となった成分を含むものです。
本件についてのお問い合わせ先
医務薬事課伊里参事（直通）025-280-5783 （内線）2542
山田副参事（直通）025-280-5188 （内線）2556

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