横浜市都市計画マスタープラン瀬谷区プラン 改定素案(概要版) 都市計画マスタープラン瀬谷区プラン改定素案への 意見・提案を募集しています 瀬谷区の望ましい将来像と、それを実現するためのまちづくり の方針を示した「横浜市都市計画マスタープラン瀬谷区プラン」 の改定作業を進めています。 このたび、改定素案がまとまりましたので、公表するとともに説 明会を開催します。ぜひ皆さんの意見・提案をお寄せください。 ●改定素案の閲覧 区役所企画調整係、区内各地区センター、瀬谷図書館、中央図 書館、市庁舎1階市民情報センター及び市庁舎6階都市整備局地 域まちづくり課でご覧いただけます。 また、瀬谷区ホームページでもご覧いただけます。 ●改定までのスケジュール(予定) ●改定素案説明会の開催 次の日程で説明会を開催し、改定素案に関する意見を伺います。 申込不要でどなたでも参加できます。ぜひお越しください。なお、 各日とも説明内容は同じです。 平成27年3月 市民意見募集 現在の瀬谷区プランや瀬谷区のまちづくりについて、意見を いただきました。 今回 平成28年1月 素案の公表 素案説明会開催(右表参照) 市民意見募集 平成28年度中頃 開催日時 会場 1月22日(金)19時開始 瀬谷センター3階講義室 1月23日(土)10時開始 区役所5階大会議室 ●意見提出・問合せ 2月12日(金)までに、Eメールか郵送かFAXで下記送付先へ 〒246-0021 二ツ橋町190 区役所企画調整係(3階37番) Eメール:[email protected] 電話:367-5632 FAX:365-1170 ※様式は問いません。いただいた意見は個別回答しませんが、意見 集としてまとめて公表します。 原案の公表 市民意見募集 都市計画審議会 確定・告示 都市計画マスタープラン 瀬谷区プラン ∼改定素案 概要版∼ ◇瀬谷区プランの位置付け 都市計画マスタープラン瀬谷区プランとは 横浜市都市計画マスタープラン (都市計画の長期的な基本的方針) 即する 全体構想 前提 瀬谷区プラン 具体的な まちづくりへ 緑地保全 道路整備 など 整合 横浜市基本構想 ︵長期ビジョン︶等 横浜市都市計画マスタープランとは、横浜市の都市計画に 関する長期的な基本的方針であり、都市計画法に基づいて定 められます。 都市計画マスタープラン瀬谷区プラン(以下、 「瀬谷区プラ ン」)とは、おおむね20年後を見据え、望ましい瀬谷区の将来 像を描くとともに、それを実現するためのまちづくりの基本的 な方針を定めるものです。 分野別計画 改定の背景 ◇年齢3区分人口推移と将来推計 瀬谷区 (万人) 総人口約12.7万人 14 推計値 横浜市 総人口約357万人 2 0 180 53,083 61,344 26,273 21,087 11,345 昭和45年 昭和50年 昭和55年 昭和60年 平成2年 300 240 88,905 6 4 39,649 2,322 横浜市総人口 10 8 (万人) 420 360 12 瀬谷区総人口 瀬谷区プランの前提である全体構想(横浜市都市計画マス タープラン全体構想)が、今後の本格的な人口減少社会の到 来予測等の社会経済状況の変化に合わせ、平成25(2013) 年3月に改定されました。 瀬谷区では、総人口が平成17(2005)年から減少傾向に あり、平成47(2035)年には平成17(2005)年から約1.5 万人減少し、総人口の約3人に1人が65歳以上となることが 予測されています。 また、平成27(2015)年6月に旧上瀬谷通信施設が米軍か ら返還されたことや瀬谷駅南口市街地再開発事業の都市計 画決定等、社会情勢やまちの状況も大きく変化しています。 これらの変化を踏まえ、将来に向けたまちづくりの目標や方 針を見直していく必要があります。 こうした状況を踏まえ、平成17(2005)年に策定された、 現在の瀬谷区プランを基本としつつ、改定を行います。 120 60 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年 平成27年 平成32年 平成37年 平成42年 平成47年 0 瀬谷区0∼14歳(年少人口) 瀬谷区15∼64歳(生産年齢人口) 瀬谷区65歳∼(老年人口) 横浜市総人口 各年国勢調査及び「日本の地域別将来推計人口」(国立社会保障・人口問題研究所)を基に作成 横浜市都市計画マスタープラン瀬谷区プラン 改定素案(概要版) まちづくりの基本理念 ◇将来都市構造図 水と緑の基本軸 国道 バイ 16号 パス 線 ○身近に水と緑の環境がある、安全で安心できる暮らし 中心地域 住宅地域 緑農地域 ○健康で、生き生きとした暮らし 国道 ○様々な人々が互いにつながり、地域で支え合う暮らし 都市活動軸 駅周辺の生活拠点 相沢川 大門川 将来都市構造 東名 川 高速 道路 境 号線 246 産業流通地域 国道16号線 (八王子街道) 水と緑の2大拠点 横浜市緑の10大 拠点の一部 ) ( 旧上瀬谷通信施設 線 下草柳 三ツ境 大和駅 瀬谷区は、南北のまとまりのある緑地「水と緑の2大拠 点」と、中心部の「駅周辺の生活拠点」によって、まちが自 然と都市の二つの特性に分かれる都市構造となっていま す。また5本の川が南北に流れ、川周辺の樹林地等ととも に、区全体で豊かな水と緑の潤いが感じられる環境が形成 されています。 こうした都市構造を踏まえ、 「駅周辺の生活拠点」の利 便性や快適性を向上させるとともに、 「水と緑の2大拠点」 を保全・活用し、各拠点の充実を図ることで、無秩序な市街 地の拡大を抑制し、自然的・都市的土地利用が共存するま ちづくりを、様々な人との協働により推進していきます。 市境 区界 道路 鉄道 和泉川 将来都市構造は、瀬谷のまちの成り立ちや、街路・街区 の形状、現在の土地利用の状況を踏まえ、将来の目指すべ き都市のすがたを概念的に示したものです。 区北部の都市構造については、旧上瀬谷通信施設の跡 地利用により、大きく変化することも考えられます。 瀬谷駅 相模鉄道本線 三ツ境駅 線 厚木 横浜 ) 街道 木 (厚 希望ヶ丘駅 和川 阿久 線 崎 ケ 茅 桜ヶ丘駅 山 ) 中 道 子 街 丸 原 中 ( N 東海 環状3号線 道新 環状4号線 鴨居上飯田線 幹線 中 0 田 三 ツ 境 250 500 1,000m 線 部門別まちづくりの方針 IC → ◇土地利用の方針図 田 部門別まちづくりの方針は、5つの方針で構成されてい ます。 浜 町 1 土地利用の方針 横 国 バ 道 イ 16 パ 号 ス 線 基本的な考え方 拠点市街地 沿道市街地Ⅰ 拠点周辺市街地 国道16号線 上川井IC→ (八王子街道) 【住宅地域】 低層住宅地Ⅰ 低層住宅地Ⅱ 国道 中低層住宅地(団地地区) 沿道市街地Ⅱ 246 号線 複合市街地(近隣商店街地区) 【緑農地域】 東名 高速 道路 市街地の無秩序な拡大を抑制し、良好な住環境や水と緑の 環境を守っていきます。また、現在の土地利用を基本としなが ら、将来的な道路等の基盤整備の状況や、周辺環境を勘案 し、地域の課題解決や区の持続的な発展に資する土地利用と なるよう誘導します。なお、大規模な土地利用転換等が行われ る場合は、周辺環境等へ配慮した計画となるよう誘導します。 【中心地域】 ❶ 中心地域 緑農地域 【産業流通地域】 産業流通地域 【その他】 多様な都市機能の立地と都市型住宅地への更新を誘導し、ま ちの活気につながる、豊かな市街地づくりを進めます。 旧上瀬谷通信施設 大規模公園等(地区公園、 近隣公園、緑地保全地区、 特別緑地保全地区、ふれ あいの樹林、市民の森) ❷ 住宅地域 基本的に現在の住環境を維持・継承します。水と緑の環境を 生かすとともに、住宅地としての良好な環境を保全し、開発や更 新に合わせて、歩いて暮らせる範囲での生活機能を充足し多様 な世代が生活しやすい住環境へと改善を図ります。また、地区計 画や建築協定等による住環境の維持・保全を進めます。 二ツ橋北部三ツ境下草柳線等 沿道地区事業予定区域 市境 大和駅 相模鉄道本線 瀬谷駅 区界 幹線道路 三ツ境駅 ❸ 緑農地域 鉄道 線 厚木 横浜 ) 街道 (厚木 基本的に農地や樹林地等の自然的土地利用を保全、継承し ます。 旧上瀬谷通信施設については、その広大さから横浜市に残さ れた貴重な財産であるため、緑や農の保全とのバランス等を図 りながら、全市的・広域的な課題への対応を考慮した跡地利用 の具体化と連携し、周辺区域も含め、土地利用を誘導します。 ❹ 産業流通地域 二ツ橋北部土地区画整理 事業都市計画決定区域 線 草柳 下 三ツ境 希望ヶ丘駅 線 崎 ) ケ 道 茅 原街 山 中 (中 子 桜ヶ丘駅 丸 広域的なアクセス条件の良さを生かした産業・流通施設を主 体とした土地利用を継承します。 0 250 500 1,000m 幹線 道新 東海 環状3号線 環状4号線 鴨居上飯田線 N 中 田 三 ツ 境 線 横浜市都市計画マスタープラン瀬谷区プラン 改定素案(概要版) 2 都市の活力・魅力の方針 ◇駅周辺のまちづくり方針図 基本的な考え方 市街地の利便性向上や職住近接を実現するため、三ツ境駅・ 瀬谷駅の生活拠点や区北部と南部の活力を生かしたまちづくり を進めるとともに、地域や事業者との協力による住環境の向上 や道路整備等を進め、多様な都市活動や活気あるまちづくりへ の誘導を図ります。 拠点市街地 低層住宅地Ⅰ 幹線道路(既存) 主要な地域道路(既存) 沿道市街地Ⅰ 低層住宅地Ⅱ 幹線道路(整備予定) 鉄道 拠点周辺市街地 中低層住宅地(団地地区) 幹線道路(計画等) 農地、緑地 沿道市街地Ⅱ 駅周辺の 生活拠点 N 都市活動軸 ・環状4号線の整備 ・周辺に配慮した街並みの形成 0 ・三ツ境下草柳線の整備 ❶ 「駅周辺の生活拠点」の形成 三ツ境駅及び瀬谷駅周辺では、拠点市街地を中心として、人口規 模や人口構成に応じ、働く、楽しむ、買うなどの多様な都市活動を支 える機能集積(商業・業務施設、文化施設、行政サービス施設、福 祉施設、集合住宅等)と交通ターミナルの整備をはじめとした基盤 整備を進めていきます。また、公開空地等を確保し、建物の緑化を 進めるなど、生活拠点としての魅力を高めるように誘導します。 三ツ境養護学校 瀬谷小 125 250 500m ・アレルギーセンター跡地の公共・公益 施設用地等としての活用 二つ橋小 せやまる・ふれあい館等 二ツ橋高等特別支援学校 瀬谷中 瀬谷駅 ❷ 持続できる農業環境づくり 農を身近に感じられる環境を生かし、地域産業として瀬谷区の活 力を支える農業環境づくりを進めます。 ❸ 産業流通地域の環境づくり 瀬谷地区センター 老人福祉センター(瀬谷和楽荘) 横浜厚木線 住環境の改善に向けて、地域の発意・合意による地域まちづくり の取組を支援するとともに、個々の開発や更新が良好な住環境の実 現につながるよう事業者と協力してまちづくりを進めていきます。 ❺ 人々のつながりを促す「地域の拠点」の充実 二ツ橋地域ケアプラザ 線 崎 ケ 茅 道路等の都市基盤の整備を進めるとともに、産業の集積を生か した企業立地、操業環境の維持・保全を図っていきます。 ❹ 地域や事業者との協力による住環境の向上 三ツ境駅 瀬谷区役所 瀬谷公会堂 山 中 子 丸 「駅周辺の生活拠点」の形成 「駅周辺の生活拠点」の形成 ・商業集積とともに、業務、文化機能 ・周辺に配慮した街並みの形成 ・地域情報を発信する拠点づくり の拠点づくり ・横浜厚木線の整備 ・駅および周辺歩行者空間の ・住宅や商業業務施設の整備誘導、 バリアフリー化 駅前空間の再整備 ・駐輪場の整備誘導、交通環境の ・区民が集える文化施設整備 改善 ・駐輪場の整備誘導 ・環状3号線の整備 ・道路の狭い地区での道路空間の改善 ・周辺に配慮した街並みの形成 を中心にしたまちづくりの検討 身近な交流、ボランティア活動、防災活動等の多様な地域活動の拠点を、時代の変化や地域のニーズを捉え、機能の更新や再開発等の的確なタイミング に応じて充実していきます。また、地域の拠点での活動や情報発信により、にぎわいづくりや開かれた施設づくりを進めていきます。 3 都市環境の方針 ◇都市環境の方針図 大門川 基本的な考え方 沢 川 相 「水と緑の基本軸」と、区北部と南部の緑地や農地を中心と した「水と緑の2大拠点」を骨格にして、水と緑を身近に感じら れる安らぎのある暮らしの環境づくりを、区民との協働により推 進していきます。また、低炭素型のまちづくりを推進するととも に、生物多様性を身近に感じることができる環境づくりを維持・ 推進していきます。 上瀬谷公園 上瀬谷農業専用地区 境川 ❶ 5本の川沿いに連なる水と緑を骨格にした環境(水と 緑の基本軸)づくり 5本の川(境川、大門川、相沢川、和泉川、阿久和川)と周辺に連 なる緑地を、散策ルートの設定、環境整備やオープンスペースを 使った活動のつながりづくり等によって、誰もが身近な水と緑の環 境に親しめるようにするとともに、区民との協働により、地域の歴 史的な環境や景観の整備・保全を進めていきます。 瀬谷市民の森 瀬谷中央公園 和泉川 水と緑の基本軸 瀬谷本郷公園 水と緑の2大拠点 ❷ 水と緑の2大拠点(北の拠点、南の拠点)づくり 瀬谷駅 和泉川6つの水辺 まとまった水と緑の環境のある区南北の地域については、土地 所有者の協力を得ながら将来にわたって計画的な保全を進めると ともに、区民が利用しやすくなるような取組を進めます。 三ツ境駅 地区公園・近隣公園 二ツ橋の水辺 市民の森 ふれあいの樹林 緑地保全地区 特別緑地保全地区 区民が親しみやすい緑の環境づくりに向けて、公有地の緑の拡充 と持続的な維持管理、民有地の緑の保全・育成を併せて進めます。 市街化調整区域 ❹ 地域で取り組むネットワークづくり 農業専用地区 樹林地 地域の水循環や植生、生物相等の特性を生かしながら、近隣市 区との連携を視野に流域の地域で協力して、まちと共存する自然を 保全していく取組を進めます。 宮沢ふれあいの水辺 南台こどもの もり公園 宮沢ふれあい樹林 宮沢特別緑地保全地区 相沢 川ウ ォー ク ❸ 身近な緑の保全・育成 東山の水辺 関ヶ原の水辺 宮沢・蟹沢緑地 保全地区 農用地区域 長屋門公園 東山ふれあい樹林 東山緑地保全地区 瀬谷貉窪公園 寺ノ脇の水辺 相沢 川 鉄道 境川 区界 二ツ橋南公園 宮沢遊水地 ❺ 地球環境問題に対応した低炭素型のまちづくり 豊かな水と緑の環境の創出とともに、環境に優しいライフスタイ ルを支える仕組みづくりと基盤整備を一体的に推進していきます。 0 250 和泉川 N 500 1,000m 阿久和大久保原公園 阿久 和川 4 都市交通の方針 横 浜 町 田 IC → 横浜市都市計画マスタープラン瀬谷区プラン 改定素案(概要版) ◇都市交通の方針図 国道 バイ 16 パス号 線 基本的な考え方 歩行者や自転車にとって安全で快適な交通環境を確保しながら、広域 的な交通や、地域内の交通を担う道路の整備を進めます。また、地区間 を連絡するルートの整備や狭あい道路の拡幅整備を進めます。あわせ て、地域の移動手段の充実を図り、誰もが安全で気軽に外出できる環境 を整えます。 また、旧上瀬谷通信施設の跡地利用の具体化と連携し、必要な道路、 公共交通等の基盤整備を検討します。 上川井IC→ 国道16号線 (八王子街道) 環状4号線 国道 号線 246 自動車専用道路 (計画等) (整備予定) (既存) 東名 高速 道路 幹線道路 道路 県道瀬谷柏尾 首都圏、横浜市、地域の自動車交通円滑化に向け、都市計画道路等の道 路網整備を進めます。整備にあたっては、低騒音舗装、街路樹の植栽等によ り沿道環境に配慮したものにします。また、地域の実情や社会経済状況の 変化を踏まえ、交通ネットワークを検討していきます。 ※既存の中には概成道路も含まれます。 市境 区界 線 瀬谷地内 ❶ 道路網の整備 主要な地域道路 瀬谷団地連絡 線 下草柳 三ツ境 鉄道 河川 瀬谷駅 相模鉄道本線 ❷ 利用しやすい公共交通網の充実 瀬谷駅南口線 環境への負荷を低減し、低炭素型のまちづくりを実現するため、三ツ境 駅、瀬谷駅を拠点として、多くの区民にとって利用しやすい、地域特性に合 わせた公共交通サービスの実現を目指します。 線 厚木 横浜 街道) (厚木 三ツ境線 三ツ境駅 希望 ケ丘 瀬谷 中 田 線 ❸ 自転車の利用しやすい環境づくり 山 (中 茅ケ 原 崎 街 線 道 ) 子 中 号線 環状3 丸 ❹ 安心できる歩行環境づくり N 鴨居上飯田線 0 250 500 幹線 道新 1,000m 東海 倉 和鎌 阿久 県道 主要な地域道路や公共施設・商店街の周辺等を重点に歩行空間の確保 を進め、安心して快適に歩くことができるネットワークを広げていきます。 境線 三ツ 中田 比較的なだらかな地形特性を生かし、自転車の利用も考慮した、ニーズ に合った環境づくりを進めます。 5 都市防災の方針 基本的な考え方 災害に強い市街地整備やライフライン施設の防災性強化等を進めます。また、 「自助」、 「共助」、 「公助」による防災・減災のまちづくりを進めます。 ❶ 水害に強いまちづくり 5本の川では、未改修の護岸や遊水地の整備等治水対策を進めます。また、雨水幹線をはじめとした下水道整備により、水害に強いまちづくりを進めます。 ❷ 地震や火災に強いまちづくり 幹線道路沿いの建物の不燃化を進め、延焼遮断帯を形成するとともに、耐震化を進め、避難路・緊急輸送路の確保を図ります。 ❸ 防災体制の充実 まちの防災組織や地域防災拠点等を対象とした防災訓練等を通じ、地域防災の担い手の育成を進め、地域の防災力を高めます。 ❹ 区民との協働による防犯や交通安全の取組 子どもたちが安心して暮らせる環境づくりを重視し、防犯や交通安全対策等に関する地域での取組に対し、学校や警察とも連携して支援します。 防犯上課題のある老朽化の著しい空き家等について、地域住民の協力を得ながら適切に対応していきます。 まちづくりの推進に向けて 今後の瀬谷区のまちづくりは、まちづくりの基本方針である瀬谷区プランに基 づき、協働して進めていきます。また、まちづくりの進展や社会状況の変化に伴 い、瀬谷区プランの見直しや充実を図っていきます。 ❶ 協働のまちづくり活動の推進 区民、事業者、行政が適切な役割分担のもと、協働してまちづくりを進めていきます。 区民は、地域環境が持つ課題への認識を深め、様々な形で意見交換を行いながら、自 ら行動していきます。このようなまちづくりの積み重ねにより、地域課題に取り組む力が 更に育まれ、まちのルールづくりやより自律的なまちづくり活動へと展開していきます。 事業者も企業活動を通じてまちづくりに参画し、地域へ貢献していきます。また、まち づくりを行う際には、合意形成や周辺環境への配慮を行います。 行政は、まちづくりの目標の実現に向けて、民間事業の規制・誘導や、民間事業と連携 して公共事業を実施するとともに、区民主体のまちづくりや事業者によるまちづくりを 促進・支援します。 区 民 区民組織 中間支援組織 (NPO等) 活動支援 <地域のまちづくり> ・自主的なまちづくり 活動の展開 ・まちづくりルールの 合意と遵守 行 政 事業者 ・公共事業の実施 ・民間事業の規制、誘導 ・区民や事業者の活動支援 ・情報提供 ・企業活動を通じての まちづくりへの参画 ・合意形成や周辺環境 への配慮 ❷瀬谷区プランの展開 社会情勢の変化や技術革新、区民意識の変化等を的確に捉え、適宜、点検・評価を行 いながら区民とともに柔軟に見直しを行っていきます。 ●問合せ 区役所企画調整係 TEL:367-5632 FAX:365-1170
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