(案) - 川西町役場

概要版
第2期
(案)
平成28年3月
川西町
川西町社会福祉協議会
1 地域福祉とは
■ みんなで考え、みんなで取り組む
少子高齢化・核家族化の進行により、家庭や地域でお互いに助け合い支え合う機能が弱
まり、様々な生活課題を抱える人が増えています。
地域福祉とは、日常生活における「困りごと」や「心配ごと」に対し、行政・関係機関・地域
に住んでいる方々などが力を合わせて課題解決に取り組んでいこうという考え方です。
町民のみなさん一人ひとりができること
例えば…
・日頃からあいさつするなど隣近所の人と交流を深める。
・困っている人がいたら手伝ってあげるなど、思いやりの気持ちを持つ。
・地域活動やボランティア活動に積極的に参加する。
地域でできること
例えば…
・介護や子育てなど、地域で気軽に話し合える場や機会を持つ。
・地域活動の情報を積極的に発信する。
・みんなで高齢者や子どもなどを見守るよう心がける。
町や関係機関が取り組むこと
例えば…
・地域における見守りや支え合い活動を推進する。
・ボランティアの養成を進める。
・こころやまちのバリアフリー化を推進する。
2 地域福祉計画・地域福祉活動計画とは
■ 「地域福祉計画」とは
市町村が策定する計画で、地域の助け合いによるまちづくりを推進するため、地域福祉を
推進するうえで基本的な「理念」と「仕組み」を示す計画です。
■ 「地域福祉活動計画」とは
市町村社会福祉協議会が策定する計画で、みんなで住みよい地域づくりを行っていただ
くための「具体的な取り組み」を位置付ける行動計画です。
3 計画の期間
本計画の期間は、平成28年度から平成32年度までの5年間とします。
また、社会状況の変化や関連計画との整合性を図るため、必要に応じて見直しを行うも
のとします。
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4 基本理念と基本目標
■ 基本理念
地域において、人と人のつながりを築き、地域が抱える様々な課題についてみんなで考
え、話し合い、お互いの支え合いによって解決するための仕組みをつくるため、川西町地域
福祉計画・地域福祉活動計画共通の基本理念を定めました。
■ 基本目標
この計画は、3つの基本目標に沿った施策や活動の展開を進めます。
基本目標1
地域福祉の推進体制づくり
町民の生活課題は多様化、複雑化し、自分自身や家族だけでは解決することが難しく、ま
た、行政や関係機関などの公的サービスだけでは対応しきれないことも増えてきています。
町民同士が交流を深め、信頼し合い、お互いに助け合い、支え合い、地域で迅速に生活
課題の解決ができるよう、人材の育成や町民の自発的で主体性のある活動を行うための体
制づくりを推進します。
基本目標2
ふれあい・支え合いづくり
少子高齢化や核家族化など、ライフスタイルが多様化する中で、町民同士のつながりが薄
れてきており、あらゆる場面で支え合いが少なくなっています。
日常的な集まりや地域の見守り活動などによって、ふれあい、支え合える地域をつくるた
め、町民の積極的な活動への参画を促すとともに、ネットワークづくりを推進します。
基本目標3
安心して生活ができる環境づくり
地域には、高齢や障がいによって支援を必要とする人、子育てや家族の介護で悩んでい
る人など、日常生活に不安を抱えている人がいます。
年齢の違いや障がいの有無に関わらず、お互いを認め合い、尊重しながら、誰もが地域社
会の中で安全に安心して暮らすことができる体制、環境づくりを推進します。
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5 施策の内容
基本目標1
基本施策1
主な取り組み
地域福祉の推進体制づくり
地域福祉の推進体制づくり
①人権・福祉意識の醸成
●隣近所で困っている人がいるときにお互いで助け合えるよう、福祉意識を
高めましょう
自分や家族は
こんなことに取り組みましょう ●町や社会福祉協議会が発行・発信する情報に興味を持ち、福祉に関する
内容に目を通しましょう。
地域では
●地域で人権や福祉について話をする場や機会をつくりましょう。
こんなことに取り組みましょう
●子育てや介護、障がいのある人への支援についての学習機会の充実を
図ります。
町や社会福祉協議会が
取り組むこと ●講習会の開催や疑似体験学習などを企画し、高齢者や障がいのある人
に対する理解を深める機会の充実を図ります。
②広報・啓発活動の充実
●広報紙やホームページ、回覧板などに目を通すように心がけましょう。
自分や家族は
こんなことに取り組みましょう ●回覧板などの情報を、家庭の中でお互いに伝え合いましょう。
地域では
●福祉や人権について理解を深めるための学習機会を設けましょう。
こんなことに取り組みましょう
●広報紙やホームページなどを活用し、地域福祉の理念や人権の啓発、地
域福祉活動の重要性について情報を発信していきます。
町や社会福祉協議会が
取り組むこと ●高齢者福祉や児童福祉、障がい者福祉をはじめ、広く地域福祉に関する
講演会などを開催し、町民の理解促進や意識啓発を推進します。
基本施策2
地域福祉活動の推進
①地域福祉活動を担う人材の育成
●地域活動に関心を持ち、積極的に参加するように心がけましょう。
自分や家族は
こんなことに取り組みましょう ●町や社会福祉協議会などが開催する講演会や研修会に参加しましょう。
●地域の誰もが参加しやすい活動内容・雰囲気づくりに努めましょう。
地域では
●イベントなどを企画し、交流の場を積極的につくる中でリーダーを育てまし
こんなことに取り組みましょう
ょう。
●町民の豊富な知識や経験、技術を地域活動に活かす場づくりを推進し、
地域の人材確保を支援します。
町や社会福祉協議会が
取り組むこと ●生涯学習活動や地域づくり事業を通じて、地域福祉を推進する担い手の
意識啓発と、リーダーの育成に努めます。
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②地域活動やボランティア活動などの活性化
自分や家族は
こんなことに取り組みましょう
●自治会や各種団体の地域活動に関心を深め、周囲にも声をかけながら
参加するように心がけましょう。
●ボランティア活動に関心を持ちましょう。
●地域のことや各種団体に関する情報提供、広報活動の充実に努めましょ
う。
地域では
こんなことに取り組みましょう ●地域の行事などを通じて、ボランティア活動に参加しやすいきっかけづくり
を進めましょう。
●地域のことや各種団体に関する情報提供、広報活動の充実に努めます。
町や社会福祉協議会が
●ボランティア活動に関する様々な講座や研修会を開催し、ボランティアを
取り組むこと
行おうとする個人や団体の育成、登録を促進します。
基本目標2
基本施策1
ふれあい・支え合いづくり
地域交流の促進
①世代間の交流
●地域の祭りや伝統行事に積極的に参加し、交流を深めましょう。
自分や家族は
こんなことに取り組みましょう ●高齢者や子どもが交流できる機会に積極的に参加しましょう。
●子どもから高齢者までが参加できる交流の場をつくりましょう。
地域では
こんなことに取り組みましょう ●世代による得意分野を相互に活用できる場や機会をつくりましょう。
●地域の高齢者などの知恵や経験、伝統・文化を若い人に伝える世代間交
流の促進に向けた働きかけを行います。
町や社会福祉協議会が
取り組むこと ●様々な世代を対象としたサロン(交流の場)活動など、町民同士の情報交
換や身近な相談、交流機会の場づくりを支援します。
②地域の交流活動の推進
●地域社会の一員として、積極的に地域の交流の場に参加しましょう。
自分や家族は
こんなことに取り組みましょう ●交流活動を通じ、人とのつながりを大切にしましょう。
●地域に交流活動や地域行事の活動内容などの情報を積極的に発信し、
参加者の増加に努めましょう。
地域では
こんなことに取り組みましょう ●交流活動や地域行事を通じ、地域住民同士の情報交換や情報共有に取
り組みましょう。
●様々な世代を対象とした交流機会の場を充実し、町民同士の情報交換
や身近な相談の場、健康づくり、介護予防活動の活性化を図ります。
町や社会福祉協議会が
取り組むこと ●高齢者や子育て世帯など、誰もが身近な地域で気軽に交流活動ができる
よう、既存施設の有効活用を検討し、拠点づくりを推進します。
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基本施策2
地域における支え合い・助け合いの仕組みづくり
①隣近所の交流促進
●あいさつするなど、身近なところから隣近所の人と交流を深めましょう。
自分や家族は
こんなことに取り組みましょう ●声がけして回覧板を回しましょう。
地域では
●自治会や身近な地域で、話し合いや交流の場、機会を持つようにしましょ
こんなことに取り組みましょう
う。
●幼児施設や小中学校、家庭、地域などとの連携を図り、あいさつ運動を促
進します。
町や社会福祉協議会が
取り組むこと ●子どもから高齢者まで気軽に参加できるボランティア活動を通じて、町民
同士の声がけを促進します。
②見守り体制の充実
自分や家族は
●普段から隣近所や周囲との関わりを持ち、みんなで気づきの機会を増や
こんなことに取り組みましょう
しましょう。
●町民同士の信頼関係を築き、お互いに頼れる地域づくりを進めましょう。
地域では
こんなことに取り組みましょう ●隣近所で気にかかる人がいる場合には、見守りを心がけましょう。
●地域住民、民生委員児童委員、関係機関・団体、町(行政)などで連携を
図り、見守りネットワークを整備します。
町や社会福祉協議会が
取り組むこと ●民生委員児童委員、関係機関による訪問活動や関連事業など、地域支
援事業所や福祉サービスと連携した重層的な見守り活動を推進します。
基本施策3
地域福祉のネットワークづくり
①地域福祉活動をつなぐネットワークづくり
自分や家族は
●地域福祉に取り組む団体や事業所などの活動内容を理解するように努め
こんなことに取り組みましょう
ましょう。
地域では
●各団体がそれぞれの個性や得意分野を活かし合いながら、地域のネット
こんなことに取り組みましょう
ワークづくりに取り組みましょう。
●地域活動機関・団体間の連携強化のための取り組みを推進します。
町や社会福祉協議会が
●開催するイベントなどに広く参加を呼びかけ、地域の活動や課題を共有す
取り組むこと
るとともに活動の連携を図ります。
②社会福祉協議会の活動促進
●社会福祉協議会の活動に関心を持ちましょう。
自分や家族は
こんなことに取り組みましょう ●社会福祉協議会が取り組む事業に積極的に参加・協力しましょう。
地域では
●社会福祉協議会と連携した地域福祉活動を推進しましょう。
こんなことに取り組みましょう
●社会福祉協議会の理解促進のための啓発活動に努めます。
町や社会福祉協議会が
取り組むこと ●社会福祉協議会に求められる各種事業の充実に努めます。
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基本目標3
基本施策1
安心して生活ができる環境づくり
防災、防犯体制の充実
①災害時における防災体制の強化
自分や家族は
こんなことに取り組みましょう
●家庭内で避難場所の確認や災害時の連絡の取り方などを決めておきまし
ょう。
●自主防災組織の活動に積極的に参加・協力しましょう。
●地域において、防災の啓発活動を行いましょう。
地域では
●自主防災活動を活性化し、災害発生時に支援し合える体制を整えましょ
こんなことに取り組みましょう
う。
●町民の防災意識を高めるため、防災や減災についての情報提供や啓発
の充実を図ります。
町や社会福祉協議会が
取り組むこと ●大規模災害が発生した際には、災害ボランティアセンターの設置・運営を
行い、災害からの早期復旧など様々な災害対策に取り組みます。
②災害時要援護者支援の促進
自分や家族は
●普段から近隣と交流を持ち、いざというときにお互いが助け合うことができ
こんなことに取り組みましょう
る関係づくりに努めましょう。
●災害時要援護者支援について理解を深め、協力しましょう。
地域では
●災害時や緊急時には、身近な地域において早めの避難行動をお互いに
こんなことに取り組みましょう
呼びかけましょう。
●災害時要援護者に対する避難支援の取り組みについての理解と協力が
得られるよう、周知・啓発を行います。
町や社会福祉協議会が
取り組むこと ●関係機関と連携し、災害時要援護者の実態把握に努めるとともに、災害
時要援護者が円滑かつ迅速に避難できるように支援します。
③防犯・交通安全対策の推進
●地域の防犯・交通安全活動への関心を高め、自発的に参加しましょう。
自分や家族は
こんなことに取り組みましょう ●地域で活動する団体などと協力して、地域の見守りを行いましょう。
●地域で協力し合い、地域の防犯力を高めましょう。
地域では
●普段から近隣の高齢者や障がい者と交流を持ち、不審者の出入りに注意
こんなことに取り組みましょう
するようにしましょう。
●正しい交通マナーが身に付くよう、ライフステージに応じた交通安全教育
を行います。
町や社会福祉協議会が
取り組むこと ●警察署や各関係機関・団体と連携し、地域の安全の確保に努めます。
●高齢者の消費者被害相談や被害防止のための啓発活動を行います。
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基本施策2
保健・福祉サービスの充実
①健康づくりの推進
●生活習慣を見直し、健康の維持・増進に努めましょう。
自分や家族は
●介護予防について関心を持ち、介護予防教室や講演会、健康教室など
こんなことに取り組みましょう
に参加しましょう。
●地域ぐるみで健康づくりに取り組みましょう。
地域では
●近所や地区の人たちと、健康に関する情報交換ができる場や機会をつくり
こんなことに取り組みましょう
ましょう。
●各種健康診断及び健康相談、健康教室、予防接種などの保健事業を推
進します。
町や社会福祉協議会が
●こころの病の早期発見や早期指導のため、こころの健康に関する普及・啓
取り組むこと 発や健康相談、訪問指導などを行います。
●地域で行う様々な介護予防事業を通じて、身近なところでの介護予防の
取り組みを広げる活動を推進します。
②相談支援体制と情報提供の充実
●地域で相談できる人を見つけておきましょう。
自分や家族は
●困りごとや悩みなどは、町の相談窓口や社会福祉協議会、民生委員児童
こんなことに取り組みましょう
委員など気軽に相談しましょう。
地域では
●困っている人がいたら、自治会長や民生委員児童委員、関係機関につな
こんなことに取り組みましょう
げましょう。
●どこに行けば相談できるのか、誰に相談すればよいのかを分かりやすくす
るため、各種相談窓口・支援内容の周知を行います。
町や社会福祉協議会が
取り組むこと ●専門性の高い相談支援を行うため、職員の研修を充実するとともに、関係
機関との情報交換や連携を強化し、課題解決に努めます。
③安心して利用できる福祉サービスの推進
●福祉サービスを利用する際に不明なことは、関係機関に問い合わせまし
ょう。
自分や家族は
●福祉サービスに関する苦情がある場合には、苦情解決制度(第三者機関
こんなことに取り組みましょう
によりサービス利用に関するトラブルを解決する制度)などを活用しましょ
う。
地域では
●支援福祉やサービスが必要な人を周囲で把握し、町や社会福祉協議
こんなことに取り組みましょう
会、民生委員児童委員など関係機関につなぎましょう。
●各種相談機関や医療、福祉サービス事業所、民生委員児童委員などと
連携し、利用者が安心して選択・利用できるサービスの質と量の確保に努
めます。
町や社会福祉協議会が
取り組むこと ●福祉サービス事業所に対し第三者評価制度(サービスの質を第三者機関
が専門的・客観的立場から評価する制度)の普及促進を図り、福祉サービ
スの質の向上を目指します。
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④出産・子育てしやすい環境づくり
●出産や子育てなどで一人悩まず、まわりの人や関係機関に相談しましょ
う。
自分や家族は
こんなことに取り組みましょう ●子どもとともに地域行事に参加するなど、家族でふれあう時間を大切にし
ましょう。
地域では
●みんなで子どもや子育て世帯を見守るように心がけましょう。
こんなことに取り組みましょう
●妊産婦や子育て世帯の孤立感・不安感を解消し、安心して出産・子育て
ができるよう、妊娠中の相談、産前・産後のケア、育児中の相談など、切
れ目のない支援体制づくりを推進します。
町や社会福祉協議会が
●働きながら安心して子育てができるよう、子どもたちの居場所づくりや健全
取り組むこと
育成のための放課後児童対策を推進します。
●子育て世帯同士の交流や情報交換、お互いの助け合いを推進するため、
地域で取り組む子育てサロン活動を支援します。
基本施策3
暮らしを支える環境づくり
①権利擁護の推進
●自分のできる範囲で人を思いやる行動をしましょう。
自分や家族は
こんなことに取り組みましょう ●権利擁護や人権などについての理解や知識を深めましょう。
地域では
●地域で気になる人がいたら、関係機関に連絡するなど地域住民で協力し
こんなことに取り組みましょう
てできることを行いましょう。
●ノーマライゼーション(障がいのある人や高齢者などが他の人々と同じよう
に生活し、活動することが社会の本来あるべき姿であるという考え方)理
念の地域への普及を図ります。
町や社会福祉協議会が
●障がいや障がい者に対する正しい理解の普及や意識啓発を行い、障がい
取り組むこと を理由とする差別や偏見の解消を図ります。
●認知症や障がいのある人でも、地域において安心して自立した生活を送り
続けるための各種事業・制度について広く周知するとともに、利用につい
ての相談窓口を充実し、利用促進を図ります。
②虐待の防止
●虐待などの問題に関する勉強会や研修等へ積極的に参加しましょう。
自分や家族は
●虐待やDV(同居関係にある配偶者や内縁関係の間で起こる家庭内暴
こんなことに取り組みましょう
力)と思われる様子に気が付いたときは、警察や児童相談所、町の関係
部署へ速やかに相談・連絡しましょう。
地域では
●地域での集まりや地域活動、行事の中で、子どもや配偶者、障がい者に
こんなことに取り組みましょう
対する虐待問題などについて学ぶ機会をつくりましょう。
●虐待などに対する相談や通告窓口の周知と機能充実を図ります。
町や社会福祉協議会が
●関係機関・団体との連携により、虐待などで保護が必要な児童などの早
取り組むこと
期発見・早期対応を図ります。
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③生活困窮者の自立支援
自分や家族は
●自分の周囲に援助を必要とする人がいないか心配りをしましょう。
こんなことに取り組みましょう
地域では
●地域内において援助を必要とする人がいる際は、速やかに民生委員児童
こんなことに取り組みましょう
委員や町、社会福祉協議会などへつなぎましょう。
●生活困窮者の相談窓口を設置するとともに、その周知に努めます。
町や社会福祉協議会が
●関係機関との連携により生活困窮者の把握に努め、必要に応じた自立支
取り組むこと
援の取り組みを推進します。
④ユニバーサルデザインの推進
自分や家族は
こんなことに取り組みましょう
●運転者は、通行中の子どもや障がいのある人、高齢者などに配慮した運
転を心がけましょう。
●狭い道路や歩道では、障害になるものを置かないようにしましょう。
地域では
●地域内の危険個所の把握や生活環境の改善など、地域でできることは進
こんなことに取り組みましょう
んで行いましょう。
●新たな公共施設を整備する場合は、ユニバーサルデザイン(誰もが利用
しやすいように、あらかじめ都市や生活環境を計画する考え)の視点を取
町や社会福祉協議会が
り入れるように努めます。
取り組むこと
●冬期間の安全な生活の確保のため、除排雪体制の充実に努めます。
●自力で除雪や屋根の雪下ろしなどができない人への支援を図ります。
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6 計画の推進
1.計画の推進体制
① 町民の役割
町民一人ひとりが自らの地域を知り、自ら考え、地域で起こっている様々な課題を地
域で解決していくための方策を話し合い、地域福祉の担い手として、地域福祉活動や地
域活動、ボランティア活動などの社会活動に自ら積極的かつ主体的に参画するよう努め
ます。
② 福祉サービス事業者の役割
今後ますます多様化、複雑化する福祉ニーズに対応するため、すでに実施している
事業の更なる充実や新たなサービスの創出、町民が福祉活動に参加するための支援、
福祉のまちづくりに参画するよう努めます。
③ 社会福祉協議会の役割
町(行政)と連携を図りながら本計画の推進役を担うとともに、その推進において、町民
や関係機関・団体、町(行政)との調整役としての役割を担います。
④ 町(行政)の役割
町民によって構成する組織や団体、福祉サービス事業者、社会福祉協議会などと相
互に連携・協力を図るとともに、町民のニーズの把握と地域の特性に配慮した施策の推
進に努めます。
2.計画の進行管理
町(行政)と社会福祉協議会の合同推進会議として「川西町地域福祉計画推進委員会」
を設置し、地域関係者、庁内関係各課、社会福祉協議会の相互の連携による評価・点検
を行い、効果的な計画の進行管理を図ります。
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川西町地域福祉計画・地域福祉活動計画(概要版)
平成28年3月発行
発 行 川西町・社会福祉法人川西町社会福祉協議会
編 集 川西町健康福祉課・社会福祉法人川西町社会福祉協議会
■川西町
〒999-0193 川西町大字上小松 1567
TEL 0238-42-2111
町ホームページ http://www.town.kawanishi.yamagata.jp
■社会福祉法人川西町社会福祉協議会
〒999-0121 川西町大字上小松 2918-2
TEL 0238-46-3040
町社会福祉協議会ホームページ http://kawanishi-shakyo.com