以下は実際にユトリア博多のグループホームをご 利用いただいている方のご家 族からいただいたeメールを ご本人様のご了解をいただき原文のままで 公開させていただきました。 このようなお気持ちや想いに支えられて、私たちは日々のケアにつとめています。 ∼実 際にTさんよりいただいたeメール本 文より一 部 抜 粋∼ ・・・・・・・ 略 ・・・・・・・ スタッフさん 交 えての1 泊 旅 行 に 行 きませんか?とお 誘 い を 受 け た 時 、 本 心で は 、 「 こ れ が 最 後 の 旅 行 になるか もし れ な い なぁ 」と 思い な がら一 緒 に 行くことを 決 めました 。 旅 行 先 の 秋 月は 紅 葉 の す ばらし い 保 養 所 だった の で す が 、 着 いた 途 端 、車 か ら出 たくな いと言う父 を 、辛 抱 強く納 得 するまで 一 緒 に 待 って てくれ たり 、 夜 中 に 父 が 目を 覚 ませ ば 、すぐ に 駆 け つ け てくれ る 、 そん な スタッフさん の 父へ の丁 寧 な 対 応 をまじか で 見て 本 当 にび っくりしました 。 本 当 に 感 謝 で す! まさか 父 と旅 行 に 行 ける日が また 来 るなんて思いもしませんでしたし 、 本 当 に 頭 の下 が る思いでした 。 この 旅 行 の思い 出 を 大 切 に「 お 父さん ありがとう 」の 感 謝 の 気 持 ちを 持 って 、 私 自身も前 向きに 頑 張 って いきた いと 思います 。 そしてもっともっと父 との思い 出 を 重 ねて 行 きた い思います 。 スタッフの み なさん 、本 当 に ありがとうご ざ いました 。 こ れ か らも父 のことをよろしくお 願 い いたします 。 ■入 居時のご家族の様子(記:ユトリア博多 支配人 渡 邊 弘喜) 相談に来られた娘 様と面談した際にいろいろとご 事情をお伺いしました。 お母様が亡くなった後、お父様は糸島で 一人暮らし。旧国鉄に勤められていたお父様は 退 職 後、好きな絵を描きに行ったり、写真を撮りに行ったり、自転車をこいで行きたいと ころに行くという、自由な楽しい時間を過ごされていたそうです。 そんなお父様が、 「 認 知 症」と言う病 気にかかり、だんだん一人暮らしが 難しくなり、娘 様ご 家 族との生 活 が始まりました。しかし、お父様の 徊は日を追うごとに頻 回になっ てきて、追いかけっこのような毎日。更に娘 様は機を同じくして、大 病を患われて、心も 体もギリギリだったというような事を当時おっしゃっていました。 その後ユトリア博多へご入 居して頂いたのですが、そんなご家 族の状 況を知っているス タッフが、ある時、娘 様をお父様と一 緒に旅行に誘ってみてはと、お声かけをし、現 実に なった次 第です。 このような、私どもスタッフの励みになるような「お気 持ち」と「想い」をいただき、こち らこそ感謝しております。
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