名古屋高速道路公社について

名古屋高速道路公社について
名古屋高速道路公社
H26.12.16 Ver3.0
◆ 名古屋高速道路公社・名古屋高速道路の位置づけ
事
業
主
有料道路の種類
体
高
東・中・西日本高速道路（株）
首都・阪神高速道路（株）
指定都市高速道路公社
( 名古屋・福岡北九州・広島 )
一
速
般
自
有
動
車
料
国
道
道
路
都市高速道路
◆ 名古屋高速道路ネットワーク
総
延
長
交通量
平成26年度
（4～11月）
平成25年度
81.2km
308.4千台
307.6千台
名二環
◆通行台数・料金収入の推移
350
千台
百万円
90
307.6千台
日平均台数(左目盛)
300
80
日平均収入(左目盛)
70
供用延長(右目盛)
250
60
177.9百万円
200
50
40
150
30
100
20
50
10
0
S54 55
56
57
58
59
60
61
62
63 H元
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
0
年度
㎞
◆ １時間移動圏が拡大（４．４倍）
1978（昭和53）年
名古屋高速道路
未開通
４．４倍
（移動圏面積）
2013（平成25）年
名古屋高速道路
全線開通（81.2㎞）
◆ 都市間移動もスムーズで快適に
名古屋高速を利用する
主な高速バス路線
高速バスの輸送人員、
運行本数・運行系統
◆ 救援・救護ルートの重要路線に
◆ 整備計画
整備計画
事業費 1兆6,900億円
建設完了平成30年度
償還完了平成52年度
名二環
西南部連絡路
名二環
◆ 会計処理の特徴（１）
借入金等により道路を建設し、料金収入で返
済していくものであり、利益追求の概念はなく、
利益を上げることが期待されている民間企業
と異なります。
したがって
借入金返済を把握することが重要であり、設
備投資資金を積み立てるという企業会計上一
般に採用されている減価償却費を計上してお
りません。
◆ 会計処理の特徴（２）
以上のことから
年度の「収支差」（収益と費用の差）を「償還準
備金繰入」として費用に計上し、その累計額
を「償還準備金」として負債の部に計上してい
ます。
これにより
資産に計上される「道路資産」の額と負債に
計上される「償還準備金」の額の対比により、
道路に投下した資金の償還状況がわかるしく
みになっています。
◆ 償還準備金のしくみ
開通　償還開始
償還期間
償還完了
■貸借対照表
道路
資産
１００
道路建設
仮勘定
借入
金等
道路
資産
１００
１００
借入
金等
９５
償還準備
金５
道路
資産
１００
借入
金等
８５
償還準
備金１５
■損益計算書
管理費
５
金利
１０
償還準備
金繰入５
収入
２０
管理費
５
金利
５
償還準備
金繰入
１０
収入
２０
道路
資産
１００
借入金
等　０
償還準
備金
１００
◆ 償還準備金の推移
4,988億円
償還準備金
償還準備金繰入
414億円
△ 300
S54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 H元 2
3
4
5
6
7
8
9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
◆ 平成25年度損益計算書の概要
費　用　の　部
勘
定
科
目
事業資産管理費
道路管理費
（内消費税納付金）
貸倒引当金繰入
マイレージ還元負担金
マイレージ引当金繰入
一般管理費
業務外費用
（内借入金利息）
小計（管理費用）
償還準備金繰入
合　計
収　益　の　部
金額（百万円）
12,703
11,809
(1,840)
4
879
11
1,198
10,347
(10,155)
勘
定
科
目
業務収入
料金収入
マイレージ還元負担金収入
業務雑収入
金額（百万円）
65,546
64,918
562
66
89
業務外収益
24,248
41,388
65,635
（注）端数処理の関係上、計において合わないことがあります。
合　計
65,635
◆ 平成25年度貸借対照表の概要
資　産　の　部
勘
定
科
流動資産
現金・預金など
未収金
貸倒引当金
固定資産
道路
道路建設仮勘定
有形固定資産など
繰延資産
債券発行諸費など
目
負　債　及　び　資　本　の　部
金額（百万円）
7,561
930
6,635
△4
1,665,694
1,665,399
19
276
1,056
1,056
勘
定
科
流動負債
1年以内返済予定長期借入金
未払金など
固定負債
名古屋高速道路債券
政府借入金
県・市借入金
長期借入金など
退職給与引当金
ＥＴＣマイレージ引当金
資産見返交付金
特別法上の引当金等
償還準備金
基本金（県・市出資金）
資　産　合　計
目
1,674,311
（注）端数処理の関係上、計において合わないことがあります。
負債･資本合計
金額（百万円）
89,563
85,453
4,110
769,758
368,000
180,620
161,779
51,151
974
211
7,022
498,829
498,829
316,162
1,674,311
◆ 前年度との比較
料金収入
償還準備金
649
（億円）
650
615
600
（億円）
5,200
4,988
34億円増
414億円増
4,800
4,574
550
4,400
500
4,000
Ｈ２４年度
H24年度
Ｈ２５年度
H25年度
償還率
償還率
H24年度
H25年度
差
28.8%
30.1%
+1.3pt
【償還率とは】
営業中道路の投資済額に
対する償還準備金の比率
◆ 償還計画
（兆円）
（百億円）
料金収入・
管理費・
利息・
民間借入金
未償還残高
max：１兆２,５１０億円
○計画延長
：８１．２㎞
○事業費総額
：１兆６，９００億円
未
償
還
残
高
○建設完了年度：平成３０年度
民間借入金
max：７６０億円
料金収入
H12
H17
H22
H27
H32
H37
H42
H47
H52
◆ 平成25年度末未償還残高の状況
（単位：億円）
調　達　先
平成２４年度末平成２５年度平成２５年度平成２５年度末
未償還残高
調達額
償還額
未償還残高
Ａ
Ｂ
Ｃ
D＝A＋B－C
期中増減
D－A
3,150
12
0
3,162
12
2,199
24
207
2,016
△ 183
2,016
19
210
1,825
△ 191
7,365
54
417
7,003
△ 363
銀行等引受債
1,100
50
320
830
△ 270
民市場公募債
間
シンジケート・ローン
資
金金融機構借入金
2,800
350
0
3,150
350
500
80
120
460
△ 40
206
0
17
189
△ 17
4,606
480
457
4,629
23
11,972
534
874
11,632
△ 340
県・市出資金
公
的政府借入金
資県・市借入金
金
計
計
合　計
（注）端数処理の関係上、計において合わないことがあります。
◆ 平成26年度収入・支出予算
（単位：百万円）
区
建
事
収
分
業
科
設
費
入
目
予算額
業
費
2,613
無利子貸付金
800
一般管理費
383
特別転貸債
1,000
民間借入金
700
業
託
費
合
支
設
予算額
建
払
利
息
4
3,000
計
3,000
入
64,887
維持改良費
7,033
民間借入金
51,266
業務管理費
10,201
187
一般管理費
2,001
業務外支出等
97,105
計
116,340
雑
金
収
収
入
計
受
事
目
500
料
理
費
科
出
県・市出資金
計
管
事
支
受託工事収入
計
116,340
637
119,977
受託工事費
合
計
637
119,977
◆ 債務保証
根拠法令
地方道路公社法第２８条の規定に基づく債務保証付き
債券
債務保証団体及び割合
愛知県・名古屋市それぞれが「発行額の１/２の額と利
息相当額」を債務保証
債務保証内容
当公社が弁済不能になった場合、公社に代わり弁済の
責務を負う
◆ 平成26年度市場公募債の概要
発
行
月
年
発
償
特
行
還
方
平成２７年２月（予定）
限
５年債
１０年債
１５年債
額
１００億円
１００億円
１５０億円
法
満期一括
徴
設立団体の債務保証を得て発行
ＢＩＳリスク・ウェイト
０％
◆ 全線開通１周年記念フォトコンテスト
◆ ＥＴＣ特定区間割引社会実験
実
施
期
間
平成２６年７月１日（火）～
平成２７年６月３０日（火）
割
引
額
普通車１００円引
通常料金７７０円 ▶ ▶ ▶ ６７０円
大型車２００円引
通常料金１，５４０円 ▶ ▶ ▶ １，３４０円

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