2014年12月4日 開催 - 福井県薬剤師会

平成 27 年1月8日
一般社団法人福井県薬剤師会
会長 髙畠 栄一 殿
スポーツファーマシスト委員会報告書
スポーツファーマシスト委員会
委員長 木村 嘉明
下記の通り、SP 委員会が開催されましたので報告いたします。
日時
日時
平成 26 年 12 月 4 日(木) 午後7時 30 分~10 時 30 分
場所
福井県薬剤師会 2階
出席者
出席者 木村、五十嵐、上田、森中、朝井、山口、山瀬、三田村
欠席 鳴瀬、斎藤、梅田
協議事
報告事項
①
日薬関連の報告
項
上田先生

日本薬剤師会として SP 資格の立場について明確な意見をもっていない

JADA としては国体ホスト県だけの仕事ではないと認識している。
②
和歌山出張関連報告
上田先生、山瀬さん
専属スポーツファーマシスト制度について

専属 SP 制度の活動の流れ、担当制のメリットについての説明

講演では、ドーピング(DP)禁止事項の徹底のみではなく、いかに選手のパフォーマンスを上げるか
を考えてやっている。各競技毎に、話題を変える。DP 検査の動画(JADA)を使用

責任の重いボランティアであり、今後、SP 活動の保障制度の充実が必要である。日本薬剤師会でも話
は出ているが現状では対応していない。

和歌山県から活動予算をもらっている。ただし予算は国体に向けて話ではなく、スポーツファーマシ
ストが県民のために活躍するための予算として医務薬務課から医薬品適正使用の一環としてお金が
出ている。和歌山県薬は体育協会とは組んでいない。競技力推進課と協力している。

国体開催時における視察は、ドクターズミーティングには必ず出た方がよい。事前申込必要

専属 SP 制度の組織作りは 1 年以内で構築、まず、アンケートを実施して希望者を募集した。最初は 1
人の SP が 3~4 競技団体の担当を掛け持ちした。現在、SP30 名が担当、最終的には 1 競技団体に 2
から 3 人担当が理想
③ 福井県スポーツ医・科学委員会報告
木村

47 県中 17 位、順調であるとの報告があった。

長崎国体では、本県選手団に対してドーピング検査が行われ、6 種目 7 名の上位入賞者が対象であっ
た。

出前講座(仮称)について相談した結果、林委員長から、出前講座については SP 部会の活動として
どんどんやってほしいとのご意見があった。さらに、対象スポーツ選手以外の医師、登録販売者にも
お願いしたい。予算は、来年度で考慮していただけるとのことであった。

第 4 回福井県スポーツ医・科学研究大会の特別講演について提案はないかとのお話があった。
協議:①三重県の山本先生の講演を聞いてはどうか。山本氏はスポーツの指導者であり、スポーツファ
ーマシストで
であるため面白い話が聞けるのでは!
連携体制
→講演の対象は薬剤師会でもどうか?
②和歌山県で山下先生講演の候補
専属 SP 制度を始めとした
④
その他
福井県スポーツ医・科学委員会研究大会
森中先生、木村他
鳴瀬先生、森中先生、木村の発表に関する報告あり。
検討事項 … 上田先生からの資料を活用させていただく
①

委員会として行う事業
ドーピング防止活動への協力について
協議事項:
#出前講座(仮)を実施するのか? 実施するのであればどのようにやるのか?

出前講座はやっていかなければならない。福井県薬剤師会の SP 委員会として
対象
選手・コーチ(国体参加選手のみならず各競技団体も含む)医師、登録販売者
開始
具体的には、出前講座に関する開始は平成 27 年 4 月から、よって準備期限は今年度末までで一
区切り。

頻度の問題もあるが、講師を確保できるのか?
以前、委員会のメンバー以外にお願いしたことがあ
る。
#資料(スライド)作成は各委員で分担して作成したいが、具体的にどうするのか?

最低限の資料を作成して統一する。スライドに発表文章を添付した資材を作る。次回のドーピング講
習会(平成 27 年 2 月 13 日予定)の資料について検討したい。内容は、随時、競技別の要望や新規内
容に対応していく。

内容で大切なことは、①ドーピングに引っかかるものがあることを認識させる、②飲む前に相談する
の2点

WADA 禁止表の視点からだけではなく、疾病毎に資料(スライド)を作成してはどうか?

資料の内容をニーズに合った内容にする必要がある。選手・指導者等に次回の SP 委員会に来ていた
だき、ニーズや状況を具体的に把握しては?
→宿題

体協に趣旨を伝え、「1 月 22 日の委員会にきていただけるかどうか」相談する。
出前講座はドーピング防止講習会の延長線上で考えたい。パンフレットや講習会の対象のニーズを把
握できる申込用紙を作成して配布する。

来年 3 月頃に開催される福井県スポーツ医科学委員会で出前講座の具体的な提案を行う。①SP 委員会
としての企画書を作成する。②SP 委員会として準備作業を行い、平成 27 年度 4 月から出前講座を受
け付けていく。

最重要な点は、薬・サプリメント・漢方薬等を飲む選手・指導者に対してドーピングに関する認識を
させることである。医師、登録販売者なども確かに必要であるが・・・。優先順位をつけてやってい
く。

スポーツファーマシスト養成事業について

新規 SP の養成と継続 SP の資質向上の 2 つの方向がある。

専属 SP 制度実施を目標にして、SP の方の動機付にしていったらどうか?

会員対象の研修会を開催していく。

JADA による SP 新規養成事業は,国体開催前年度に行い、4 月に 100 名前後の SP が誕生する。
しかしながら、実質、開催までは半年間であり期間が短い。この事業を 1 年間前倒しにできな
いか?
→
宿題
JADA に働き掛けて実現できないか?12 月 19 日の講習会で聞いてくる。日薬はま
ったくあてにならない!

関係団体との連携

福井国体準備委員会宿泊衛生部会について、福井県薬剤師会からは木村が委員になった。


福井県スポーツ医・科学委員会の SP 部会に現在 1 名から 2 名に増員する可能性があります。
SP 委員会の新規委員の増員について

前回の理事会にて、国体の競技は福井県全域で開催されるため、各地域でのドーピング防
止活動が必要
となる可能性があるため、地域性を考慮した増員が必要あり、SP 委員の増員について質問
したとこ
ろ、可能であるとの回答をしていただいた。
地域

(福井、坂井、丹南、越前、勝山、大野、敦賀、若狭)
SP 委員を増員していく方向で考えていく。問題として、委員会の会議の際に、地域によっ
ては遠いた
め、参加は困難であり、WEB 会議システムを活用してはどうか?

地域性を考慮した委員の人選や増員時期は、しばらく様子を見る。

病院や勤務の対応は、詳細は決まらず。
 スポーツファーマシスト PR 活動

福井県出身の有名アスリートを呼んで講演会をドーピング絡みで開催してはどうか?
候補
山口茜(バトミントン)、清水(バレーボール)、中野希望(フェンシング)他
福井県薬剤師会か?、福井県スポーツ医・科学委員会か?

共催?
福井県国体準備委員会が主催している福井国体イベントで時間をもらってははどうか?
本年は 12 月 20 日、21 日サンドームで荻野(バレーボール)、高田(車椅子マラソン)がお話
し

パンフレット、宣伝ポケットティッシュ(ドーピング防止ホットライン)などを作成

福井国体イメージキャラクター「はぴりゅう君」にドーピングのイメージイラストを作成
① はぴりゅう君がくすり箱をもっている、②はぴりゅう君が「Play True」フラッグを
もっている。
→
宿題
会長がすでに行っているが、以上の案をSP委員会として福井県担当部署に提案して
ほしい。

国体までの年次計画について

SP 委員会からの国体派遣
派遣予定人数
H27:和歌山国体
2名
H28:岩手国体
2名
H29:愛媛国体
3
名
視察内容

ドクターズミーティング、スポーツファーマシストブーズ、アウトリーチ
他
ドーピング防止ガイドブック(日本薬剤師会編)
毎年、必要部数購入して配布していく。
→
福井国体まで予算を含めた年次計画を立てる
次回委員会
平成 27 年 1 月 22 日(木)
19 時 30 分より
新年会
平成 27 年 1 月 31 日(土)
場所
時間
福井県薬剤師会館
未定
記載 木村嘉明