公益財団法人 味の素食の文化センター 2014年度 事業計画 1.食文化の研究支援活動 (1)「食の文化フォーラム」 ①食文化を学際的に考える会員制の研究討論会「食の文化フォーラム」を開催する。 2014年度のテーマ:「野生から家畜へ」 第1回 2014年 6月 7日 開催予定 第2回 2014年 9月 27日 開催予定 第3回 2015年 3月 15日 開催予定 ②2013年度 食の文化フォーラム「宗教と食」の開催記録を単行本として発刊する。 2014年9月刊行予定 (2)公開施設「食の文化ライブラリー」 ①蔵書の質量の向上のため要となる選書作業を確実に行う。 ②貴重書である昭和初期前後の食関連雑誌や秋山徳蔵コレクション等の露出向上を計る。 ③図書の選び易さ、コーナー展示や関連物展示の充実等により、図書館利用を促進する。 2.食文化の普及啓発活動 (1) 食文化誌『vesta』の発行 2014年度は下記特集テーマで編集・発刊する。 94号「和食のクライテリア」 (2014年 4月発行) 95号「現代日本人の食文化」 (2014年 7月発行) 以降、96号(2014年10月発行) 97号 (2015年 1月発行)を発刊予定。 (2)公開講座 国・地域の食文化に焦点をあてる。平日開催などにより、新しい受講者層を開拓する。 (3) 食文化展示室 コンテンツを追加・入替することで常設展示をリフレッシュする。 (4) 映像記録頒布事業 「日本の味・伝統食品」(DVD 全5枚)を継続して販売し、食文化の普及啓発を図る。 (5) 公開シンポジウムの開催 ・食の文化シンポジウム2014 「宗教と食」 2014年10月開催予定 3.ユネスコ無形文化遺産「和食;日本人の伝統的な食文化」の保護継承活動 学識経験者や実務家とのネットワークを活用して「和食文化」の研究支援・普及啓発活動を行う。 「和食」文化の保護・継承国民会議や関連する他団体との連携を行い、国民活動の一翼を担う。 食文化誌「vesta」など既存事業との連動、ホームページ、メルマガの活用を図る。 ①「和食文化」の保護・継承をテーマにしたシンポジウム・セミナー・展示などを開催する。 ②CSR部復興支援活動との連動企画:「和食文化」の講演会などを開催する。 ③「和食文化」の重要な構成要素である郷土料理を担う「地域」と連携した意見交換会を開催する。 ④「和食文化」継承の鍵となる『学校給食・食育』をテーマにした研究を支援する。 4.ホームページ HPのコンテンツをさらに充実させることで、アクセス数を増やし、財団の活動への理解を促進する。 ①ライブラリー資料のコンテンツ化。「料理の友・糧友・秋山徳蔵コレクション」等。 ②石毛直道食文化アーカイブス、全写真2万枚の掲載とタグ付け ③「和食文化」の保護継承活動を紹介し、国民的理解の促進と運動の高揚を図る。 5.財団運営 ①基本財産の運用は安定的、堅実におこなう。 ②図書館システムのハードウェアーを更新する。(保守期限切れ対応。費用:1000万円5年償却の予定) 以上
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