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№
319
/11
平成26年
漁民と手をつなぐ広報誌
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ǾȴɄȫɉɄ
10月21日㈫、山形市のイオンにお
いて前年度に引き続き漁協職員が紅
エビの試食販売と庄内浜鮮魚の紹介・
販売を行いました。
この取り組みは内陸地方での消費
拡大、地産地消、魚食普及を目的とし
た「庄内浜の魚消費拡大キャンペー
ン」として実施したものです。
月号
山形県漁業協同組合
広報誌
すいさん 山 形
第 319 号
平成 26 年 11 月 ⑵
「やまがた庄内浜の魚応援店」
「やまがた庄内浜の魚応援店」とと
漁業者の交流会 開催
漁業者の交流会 開催
庄内浜産水産物の県内内陸部での消費拡大を図る
ため、去る10月21日㈫に山形市東部公民館・福祉文
化センタ―において、庄内浜の魚応援店、漁業者、
生産・流通団体、山形県が参加し、庄内浜で水揚げ
されたサワラ・ズワイガニ・タイ・紅エビ等県のトップブランドとして、山形県漁協が選定した魚種を中心に消
費拡大などについて意見交換を行い、消費者にPRする方向性について話し合いました。
参加した漁業者はそれぞれが付加価値向上に取り組んでいる漁業者で、山形県機船底曳網漁業協議会から代表
4名、庄内おばこサワラブランド推進協議会から代表2名、定置網漁業者代表1名が参加しました。活〆、神経
抜き等のおばこサワラ、タイ、アジ、ワラサのほか、食べ比べのために締めないサワラ、タイ、ワラサ、さらに
冷却装置で海水を冷やし活かして持ち込まれたズワイガニと真っ赤な紅エビが食材として提供されました。食材
は参加した料理人によって調理され、参加者からは「魚の鮮度の良さと美味しさ、漁業者の鮮度保持技術のレベ
ルの高さを実感した。」と驚きの声が聞かれました。
試食、意見交換会では、参加者から内陸での消費拡大には流通の整備が必要であり課題という意見が多く出さ
れました。また、鮮度とおいしさの関係を考えるため、試食として刺し身や握り寿司、しゃぶしゃぶ等活〆の魚、
締めない魚、更には水揚げされてから5日目の熟成されたおばこサワラが刺し身で食べ比べされました。
試食参加者からはどれも美味しいが神経抜き・活〆されたものが一番美味しい、活〆ものに限らずその魚の持
つ素材の旨みが一番といった意見が出たほか、活〆・神経抜きの魚が長期間刺し身で美味しく食べられること、
おばこサワラにおいては、水揚げされてから5∼6日おいた熟成された刺し身が美味しかったことに感嘆したと
いう意見が出ました。
最後に応援店側から「魚を捌くのはいくらでもお手伝いをする。消費者が試食して購入するようなイベントを
開催しては。」との提案がありました。今後もこういった取り組みを継続、発展させ、内陸での消費拡大に繋げ
ていきたいと思います。
販売企画課長 佐藤 研
第11回全国漁青連「北海道・東北・茨城ブロック会議」開催
11月11日㈫第11回全国漁青連「北海道・東北・茨城ブロック会
議」がホテルリッチ&ガーデン酒田にて開催されました。このブロ
ック会議は参加県で輪番で開催しており、前回山形で開催されたの
は第4回の平成19年。実に7年ぶりの山形県での開催となりました。
研修では「漁青連への期待と注文」と題して、東京大学社会科学
研究所の加瀬和俊教授に漁村の高齢化と後継者問題について講演し
ていただきました。山形県の漁業者の平均年齢は約67歳です。20年
後も漁業をしていくために必要なことは何か、後継者を育てていく
ために必要なことはなにかを考える時間となりました。
また、講演の後は各県から漁青連の活動について報告していただきました。宮城・福島・茨城には震災か
らの復興状況の報告がありました。あれから3年近くが経ちましたが、まだまだ復興の道は半ばという状況
を強く感じさせられました。
会議終了後は懇親会が行われ、会議の時とは違ったくだけた話も飛び出し、和やかな交流となりました。
ブロック会議は、漁業者同士の繋がりをより深め、情報交換・意見交換ができる貴重な機会です。この漁業
者の交流が山形県の漁業だけでなく、東北の漁業の発展へと繋がっていけばと思います。
●
浜の未来へ大きな架け橋
すいさん 山 形
⑶ 平成 26 年 11 月
第 319 号
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子ども達に魚を「見る、触れる、食べる」機会を提供し、魚を身近に感じて
もらうことで、魚に興味をもってもらい、豊かな海づくりについて考える「豊
かな海づくり子ども会議in庄内」を開催しました。
参加した鼠ケ関小学校児童73名の皆さんには、クロダイ稚魚放流で魚を見て
触れあい、林道トレッキングで森と海のつながりを学習、お昼はエビ汁による
魚食体験、最後に魚の森づくりのための植樹と楽しい活動が盛りだくさんでした。
子ども達に森と海のつながりを学んでもらい、10月12日㈰に金山町で開催さ
れた「第38回全国育樹祭」の盛り上がりを、平成28年度に庄内で開催される
「第36回全国豊かな海づくり大会」につなげる素晴らしいイベントとなりました。
なお、このイベントは「豊かな森と海づくりinあつみ」とのタイアップで盛
大に開催されました。鼠ケ関地区の皆さまの御協力に感謝申し上げます。
庄内総合支庁水産振興課全国豊かな海づくり大会推進室 加賀山 祐
豊 か な 海 づ くり 機 運 醸 成 推 進 事 業
ȶཅ̥̈́૩Ȇ୼Ȇ٬̩̿ͤέ΁Ȝρθȷ͈‫ٳ‬टմඤ̞̾̀ͅ
山形県 お
今年 月 日㈰ 「第 回全国
山形県において、今年10月12日㈰に「第38回全国
育樹祭」が開催されました。更に、平成28年度には
「第36回全国豊かな海づくり大会」が開催されます。
「森は海の恋人」といわれるように、もとより海
は川を通じて森と密接な関わりを持っています。
「森づくり」の機運を、「海づくり」につなげ、豊
かな森・川・海を将来に残すためのフォーラムを下
記のとおり開催します。
漁業者の海づくり活動に関する報告もあります。
皆さんの積極的な参加をお待ちしています。
参加希望の方は 庄内総合支庁水産振興課 全国
豊かな海づくり大会推進室 加賀山(☎0234−24−
6041)までご連絡ください。
日 時:平成26年12月6日㈯
13:30 15:30(受付開始13:00)
場 所:遊佐町吹浦
鳥海温泉「遊楽里」鳥海文化ホール
内 容:森・川・海のつながりに関する講演、
研究発表、活動報告
参加費:無料
推進運動展開中
推
進運動展開中
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灯油の
配達は漁協におまかせ
山形県漁協
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お近くの支所・出張所にお気軽にお電話下さい。
吹 浦 支 所 ☎ 0234−77−2501
飛 島 支 所 ☎ 0234−95−2014
さかた総合市場 ☎ 0234−24−5617
●
加茂出張所 ☎ 0235−33−3328
由良総括支所 ☎ 0235−73−3011
豊 浦 支 所 ☎ 0235−73−3006
温海出張所 ☎ 0235−43−3434
念珠関総括支所 ☎ 0235−44−2100
我ら海の子、元気な共済
すいさん 山 形
第 319 号
平成 26 年 11 月 ⑷
芋煮会シーズンが終わり、寒く
なって海に近づかなくなって来て
おりますが…。海と渚事務局には、
秋に行われた清掃活動の
秋に行われた清掃活動の申請書が少しずつ届いております。
今回も、活動にご協力くださった団体をご紹介いたします。
8月26日山形県水難救済会由良救難所の皆様。36名の方
が8時から10時まで由良漁港の清掃を行っていただきまし
た。草刈り機を持っている方にお願いして草刈をし、伸び
ていた雑草もなくなり、元のきれいな由良漁港になりまし
た。個人の方からお借りした草刈機だったので、協会から
はガソリン代も助成させていただきました。
10月3日油戸住民会の皆様。事前に海と渚の事務局に、油戸住民会会長佐藤満様より嬉しいお電話をいただき
ました!油戸の海岸を使った運動会の開催にあわせて、事前に海岸清掃を行うので、海と渚の助成制度を活用し
たいとのご相談でした!毎年行われている油戸住民会の皆さんの清掃活動ですが、今年度は、海と渚の助成制度
を利用できるので、ご苦労さんの意味も込めて参加者の皆さんにジュースを配って楽しく清掃活動が行われた模
様です。また、油戸住民会では、助成金を利用して草刈機を購入しています。大事に使って、活用していただき
たいと思います。
今回も海と渚の環境美化活動にご協力いただいた皆様。大変お疲れ様でした。そろそろ雪も降って来そうです
が、事務局では啓発活動にも力を入れたいと思っております。マナーを守って海や港をきれいにするための啓発
看板を設置する際の費用なども助成いたします。ぜひ一度ご相談ください。
お問い合わせ先 庄内総合支庁 水産振興課内 海と渚環境美化推進協会 事務局 担当:髙橋 ☎0234−24−6161
26
26 6
月
10
日㈫
21
理事会情報
回理事会議案
平成 年
第一会議室
本所
平成 年度第
開催日
場
所
︻協議事項︼
1
貸付金の審議について
議について
年度における理事者の購買売掛限度額
26
2
理事者の利益相反行為に該当する貸付金の審
3
平成
の増額設定︵案︶について
4
うぐい・こい・ふな刺網漁業の承認について
四半期における販売促進活動
2
5
組合員の新規加入について
年度上半期事業概況について
26 26
︻報告事項︼
1
平成
9
年度第
年 月末貸付金の状況について
9
2
平成
年 月末資金運用状況について
9
について
4
平成
26 26 26
3
石油製品供給価格の改定︵値下げ︶について
5
平成
年度指導事業賦課金徴収実績について
年 月末余裕金の運用状況について
年度栽培漁業実施結果について
6
平成
8
平成
26 26 26
7
信用・経済事業貸倒債権等の回収状況につい
9
平成
年度内部監査結果について
年度職員採用試験の結果について
27
て
平成
コンプライアンス推進委員会の開催について
平成
組合員の加入・脱退及び減資について
その他について
14 13 12 11 10
明石礁及び大瀬における遊漁禁止の遵守について
山形海区漁業調整委員会では、明石礁と大瀬における遊漁を禁止しております。
この遊漁禁止区域において、近年、漁業者による遊漁案内違反が見受けられます。
この海区委員会指示は漁業者の要望を受けて出されたものでありますので、漁業者自ら違反することがな
いようご注意願います。 問い合わせ先:山形海区漁業調整委員会事務局 ☎0234−24−6046
●
気がつけばいつも JF共済
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その結果、アンケート回収率は
% ︵ 2 3 4 件 ︶。 こ の う ち 県 産 水 産
物にこだわりをもっている飲食店は
%でした。こだわる理由として
﹁ 鮮 度 ﹂﹁ 品 質 ﹂ に 魅 力 を 感 じ て い
るとのことでした。
仕入ルートは、魚屋 %・市場
%・スーパー %でした。仕入れの
形態は、鮮魚 %・冷凍 %・カッ
ト9%と冷凍も需要があるとの結果
でした。また仕入れの際に参考にす
る情報源については、納入業者から
の提案 %・市場関係者 %という
結果でした。すなわち、魚屋と市場
に対して庄内浜を印象付ける取組が
必要と考えられました。そして、こ
れが漁協による山形市公設市場での
トップセールスや庄内浜お魚キャン
ペーン︵量販店、飲食店︶の展開に
つながっており、市場内の取引業者
に産地に目を向けるきっかけ作りに
なっています︵他にも理由はありま
す が ⋮ ︶。 次 回 は 、 飲 食 店 が 望 む 価
格について報告いたします。
38
61 18
︵兼︶水産振興主査
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板本
健児
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26
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茂・油戸の三地区がそれぞれ
活動し成り立っています。
がんばろう漁村 浜の応援団
ます。
これからもご協力お願いし
す。
色々思考して活動しておりま
皆が楽しく続けていける様に、
減少しているなか、なんとか
どこの地区でも女性部員が
ります。
間とも早い時間に完売してお
もしております。二日間販売
区作品展にも展示しエゴ販売
で作った作品は二月の加茂地
加しています。又、手芸教室
皆楽しみにして多くの人が参
料理教室はすごく豪華で、
などもしています。
自治会、住民会行事への協力
手芸教室、新年会、エゴ練り、
理教室をはじめ、研修旅行、
活動しております。五月の料
と部員数も多く、特に活発に
名
しており女性部で作ったエゴ
●
その中でも油戸地区は
は毎年とても人気があり二日
30
加茂支部では、金沢・加
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ഷ
形ディスティネーションキャンペーンもあ
り毎年のイベント
の他にも酒田市よ
り依頼があったり、
酒田青年会議所主
催の東北地区懇談
会にてイカ焼きの
出店をしました。
東北地区より千人
近くのお客様をお
迎えし、酒田の名
産の数々、浜のお
母さんの味を提供
し喜ばれました。
これからますま
す元気に頑張りま
すので応援よろし
くお願いします。
「中型いか釣船団 出航式」出店
こんにちは。酒田支部です。本年度は山
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「東北青年フォーラム in 湊町酒田」出店
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庄内総合支庁水産振興課主任専門水産業普及指導員
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39
漁業の六次産業化に向けて︵シリーズ5︶
今回は、平成 年に県内飲食店向
けに実施したアンケート調査の概要
から抜粋して紹介します。飲食店を
ターゲットとした理由は、対面販売
で庄内浜の魅力を伝えられる場所だ
と考えたからです。
水産物を扱う県内の飲食店は約
2700店舗あります。これは電話
帳から拾いあげました。統計学的に
は、このうち無作為に600店舗程
度を調査することで山形県の全体像
を見ることができると判断し、山形
県の飲食店600店舗を対象とした
アンケート調査・現地調査を実施し
ました。なお質問項目については、
あらかじめ県漁協や県水産物卸売協
会、県内
クッキン
グスクー
ル︵兼レ
ス ト ラ
ン︶等か
らの意見
を参考に
して決め
ました。
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第 319 号
すいさん 山 形
⑸ 平成 26 年 11 月
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すいさん 山 形
第 319 号
平成 26 年 11 月 ⑹
ૼᾂẦ࠰ἋἑὊἚἒἕἉἷỿἵὅἬὊὅὲ
ᇹഏǭȣȳȚȸȳᲴ࠯঺࠰உᲫଐ᳸࠯঺࠰உଐ
(普通厚生共済)
❶手術保障の
拡充
「公的医療機関等の対象となる手術・放射線治療」を幅広く保障します。
共済金の支払対象となる手術(件数)は現行の約2倍に拡大。
ポイント1
身体への負担の大きい開頭術・開胸術については40倍とし充実した保障を提供。
ポイント2
現 行
手術保障
放射線治療
改 正 後
手術名による支払方式
公的医療保険の対象となる手術
※放射線治療を含む。
手術の種類に応じて
40・20・10倍
入院中の手術;20倍
入院中の開頭術・開胸術;40倍(+20倍)
外来の手術; 5倍
10倍 総放射線量50グレイ以上
10倍 総放射線量にかかわらず60日に1回の支払
注) 公的医療保険の対象手術であっても、
「創傷処理」や「抜歯手術」など、一部手術共済金の支払われない手術もあります。
❷『先進医療
特約』の新設
少さな負担で大きな保障を受けることができ、安心して治療に専念できます。
「治療」だけでなく、
「検査」や「診断」についても対象となります。
ポイント
○公的医療保険等の対象外で高額な費用のかかる先進医療をうけたときに、技術料に相当する額をお支払い。
先進医療共済金 = 技術料に相当する額(技術料が1万円未満の場合は1万円とします。) ■先進医療の技術料の例 (平成22年7月1日から平成23年6月30日の先進医療実績報告を基に作成)
実施件数の多い順
技 術 名
年間実施件数
1件あたりの技術料
1
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術
3,187 件
518,288 円
2
陽子線治療 (がん治療)
1,508 件
2,676,835 円
3
重粒子線治療 (がん治療)
873 件
2,953,648 円
4
光トポグラフィー検査を用いたうつ症状の鑑別診断補助
703 件
12,108 円
5
前眼部三次元画像解析
498 件
2,333 円
14,505 件
1,196,635 円
合 計 (第2項先進医療及び第3項先進医療の総金額)
注)この制度は、平成25年10月1日以前に締結した共済契約には適用しません。 上記は保障の概要を説明したものです。ご契約の際は、重要な事項が記載されている「契約概要」
「注意喚起情報」および「ご契約のしおり・共済約款」を必ずお読み下さい。
詳しくは山形県漁業協同組合もしくは共水連東北事業本部山形支店までお問い合わせください。
●
「あうんの呼吸」で暮らしを保障
周年及
年の制度発足
年の節目を迎える今日に
12
特別功績者表彰
︻団体の部・
団体︼
☆水産庁長官賞
現在、本県では資源管理・収入
大
分
県
北灘漁業協同組合
徳
島
県
漁業協同組合JFしまね
島
根
県
鳥取県漁業協同組合
鳥
取
県
浜坂漁業協同組合
兵
庫
県
輪島支所
石川県漁業協同組合
石
川
県
鹿島灘漁業協同組合
茨
城
県
相馬双葉漁業協同組合
福
島
県
山形県漁業協同組合
山
形
県
宮城県漁業協同組合
宮
城
県
とおりです。
本県からの式典参加者は左記の
願いいたします。
今後も皆様のご理解とご協力をお
に努力していくことが重要であり、
の事業の更なる前進に向け、とも
協力が不可欠であります。これら
実行には、関係各位のご理解とご
漁業共済や収入安定対策の円滑な
もとより漁業経営の支えとなる
方々が利用しております。
いても、漁獲共済加入者の % の
安定対策事業﹁積立ぷらす﹂にお
設 周年記念大会
ぎょさい創設設
漁業災害補償制度創設
日にパレスホテル東京に
周年を迎え、去
び全国漁業共済組合連合会・漁業
共済組合の創立
月
漁業共済は昭和
以来、
至るまで、災害等による損失を補
償する公的保険制度として漁業経
96
50
て記念式典が挙行されました。
る
50
39
10
大分県漁業協同組合
浜の未来へ大きな架け橋
30
50
営の安定と、我が国水産業の発展
年
年度
億1千万円、普及率 %の
この度の式典に併せ、水産庁長
官より本制度への協力と事業推進
に多大な貢献が認められた、山形
県漁業協同組合へ感謝状の授与が
なされました。
後列左より早川副所長、佐藤次長
前列左より本間理事、五十嵐組合長、伊原理事
10
に寄与してきたところであります。
では
ご協力とご努力により平成
円でした。その後、先人の皆様の
れ、当初の共済限度額は258万
月に山形県漁業共済組合が設立さ
39
96 25
●
550
0
山形県においても、昭和
全国漁業共済組合連合会 西田会長による挨拶
実績をあげるまでになりました。
25
第 319 号
すいさん 山 形
⑺ 平成 26 年 11 月
好きの方はピンと来たかもしれません。
ろ、歴史を身近に感じることのできる
にあたってにわか勉強をしてみたとこ
な分野です。しかし、この原稿を書く
イカやリュウグウノツカイといった、
実はこの魚、平敦盛︵たいらのあつも
面白い発見につながりました。
その名前と見た目の特徴から、歴史
ちょっと風変わりな生き物たちが頻繁
り︶を由来に命名された魚なのだそう
このところの日本海では、ダイオウ
に登場し、ニュースでも度々取り上げ
です。
と名前は似ていますが、姿かたちはま
ュウグウノヒメ︵リュウグウノツカイ
で紹介︶やリ
ここ庄内沿岸でも、ユウレイイカ
基調とした地味なものです。この近縁
ウオにそっくりですが、体色は褐色を
オという魚も存在し、体型はアツモリ
いなおざね︶を由来とするクマガイウ
ビレ科には源氏方の熊谷直実︵くまが
さて、平氏とくれば源氏。同じトク
私の住む鶴岡の歴史に触れる良い機
は何か縁深いものが感じられました。
サンプルが鼠ヶ関沖で獲られたことに
したとのこと。今回、アツモリウオの
街道をさらに北上して奥州平泉を目指
源義経は、鼠ヶ関で上陸すると羽州浜
追手から逃れ日本海を船で北上した
られているのを皆さんもご覧になった
ったく異なり、エチオピアと呼ばれて
な2種の魚は、その体色の違いから、
ことと思います。
いるシマガツオの仲間です︶など、あ
平氏の赤旗と源氏の白旗になぞらえて
︵何でも魚ッチング№
まり見かけない魚たちが漁の網にかか
対となる名前が付けられたようです。
会となりました。
っています。こういった魚たちを漁師
ちなみにこの魚たちはハルヤマ︵標
準和名
になぞらえて命名された生物は他にも
野口
大悟
さんや漁協の職員さんが紹介してくだ
さるため、私ども水産試験場の職員た
です。私の経験上の話ですが、ハルヤ
シロウ︶と呼ばれる魚の仲間
ちも図鑑でしか見られない珍しい魚た
マは結構美味しかったので、アツモリ
ウオももしかしたら美味しいかもしれ
ちを間近に観察することができ、とて
も勉強になっています。
ません︵保証はありません︶。ただし、
滅多に獲れない上に小型で身も少ない
ため、食用には適しませんが⋮。
写真の魚は、今年の春、鼠ヶ関沖の
あり、ヘイケボタルとゲンジボタル、
生き物好きが高じて水産試験場に勤
水産試験場
海洋資源部
研究員
我ら海の子、元気な共済
●
今回はその中から、アツモリウオと
いう魚にスポットを当ててみようと思
底びき網に入ったアツモリウオです。
園芸用として人気の高いランの仲間の
余談ですが、同じように平氏と源氏
スズキ目トクビレ科に属し、日本海で
アツモリソウとクマガイソウなどがあ
います。
の生息数は少なく、体長は ㎝ 程度の
太く長い一本のひげと、赤い甲冑を着
務する私にとって、歴史はちょと苦手
げられます。
たような姿が何といってもの特徴です。
写真 鼠ヶ関沖で漁獲されたアツモリウオ
83
小さな魚です。象の鼻のように見える
10
平成 26 年 11 月 ⑻
すいさん 山 形
第 319 号
No.85 ĸ LJ ǩ ȇ ȏNj Ǐƚ ಪ ‫ י‬Ơ ၧ ॆ Ĺ
りました。
編
集
正午を少し過ぎたころ﹃しゃりん﹄の
北側で島にゴムボートで渡った釣り人
記
後
名がゴムボートの空気が漏れ帰れず救助
● 月 日㈯、 日㈰の二日間、鶴岡市小
を求めていると酒田海上保安部より連絡
真木原公園で﹁つるおか大産業まつり﹂
が入り、釣り人は念珠関水救所員により
が盛大に開催され、地元を支える農林水
無事救助されました。しかし、港で聞き
産業や商工業といった産業が集結し、地
取りが行われている最中、同じ内容の事
元の新鮮な農産物や水産物、加工品に加
故がもう一件起きてしまいました。幸い
え、姉妹都市北海道木古内町や防災協定
救助直後であり所員も解散しておらず、
都市新潟県胎内市の特産品が販売されま
すぐに救助へ向かうことができたのでこ
した。
ちらも無事救助されました。この日の朝
我が山形県漁業協同組合からも海丸と
は、ほとんど風もなく、釣り日和だった
由良水産加工場が参加しました。私も二
のでしょう。しかし、昼に近付くにつれ
日間手伝いましたが、エビの唐揚げのパ
西寄りの風が徐々に強くなり、海上には
ック詰めで頭を上げる暇もないくらいの
白波が立っていました。ことわざに﹁⋮
忙しさでした。魚離れと言われています
心と秋の空﹂とあるように秋は天候が変
が、ファーストフードにすれば若い子も
わりやすく手漕ぎボートで離れ小島に渡
ぱくぱく、お年寄りもぱくぱく。飛ぶよ
ることはそれなりの危険があるうえ、ゴ
うに売れました。
ムボートを島に上げれば岩や貝で切れて
DHAを摂取することで頭が良くなる
しまうリスクがあります。今回は、携帯
とテレビなどで取り上げられていますが、 電話を所持していたことと、素早い救助
DHAは中性脂肪を下げる働きや血液を
活動があったことで事なきを得たのでは
サラサラにして、コレステロールや中性
ないでしょうか。漁業者によれば最近手
脂肪による高脂血症を防ぎ血管の柔軟性
漕ぎボートで離れ小島に渡ったり、海上
を保ってくれるW効果で血流を良くして
で釣りをしている人が多くなり操業中ハ
くれるそうです。もちろん、バランスの
ッとすることがあると聞きます。何の規
良い食事が基本ですが皆さんも魚をたく
制もない今、重大事故にならないよう気
さん食べて健康になりましょう。
をつけて操業しましょう。
● 月 日㈯鶴岡市早田にある道の駅﹃し ●これからも﹁すいさん山形﹂は皆様から
ゃりん﹄にて第 回あつみ農林水産まつ
家に届くのを楽しみにして頂けるような
りが開催されました。天候にも恵まれ、
話題や情報をたくさん提供していきます
お客さんの出足も良く、準備した鮮魚・
のでよろしくお願い致します。
加工品・エビ汁は午前中にほぼ完売とな
修
念珠関総括支所
次長
佐藤
1,413,786
65,607
76,148
628,662
87,377
161,057
107,073
43,591
244,271
県内船水揚
223,929
11,306
7,531
41,180
17,569
37,207
22,559
7,369
79,208
県外船水揚
0
0
0
0
0
0
0
0
0
計
223,929
11,306
7,531
41,180
17,569
37,207
22,559
7,369
79,208
前 年 同 月 水 揚
212,454
9,200
7,974
49,029
12,902
31,025
23,029
7,782
71,513
県内船水揚
1,347,318
76,913
83,679
416,254
104,946
179,871
129,632
50,960
305,063
県外船水揚
290,397
0
0
253,588
0
18,393
0
0
18,416
計
1,637,715
76,913
83,679
669,842
104,946
198,264
129,632
50,960
323,479
前年度水揚累計
1,580,066
78,789
82,159
645,030
99,260
163,870
126,921
56,506
327,531
増 減
57,649
-1,876
1,520
24,812
5,686
34,394
2,711
-5,546
-4,052
本年度水揚計画
2,550,000
124,213
106,998
988,526
131,306
314,030
201,570
74,004
609,353
達 成 率
64.2%
61.9%
78.2%
67.7%
79.9%
63.1%
64.3%
68.8%
53.0%
月間水揚
9月末迄水揚累計
合
本年度累計
合
酒 田
加 茂
由 良
豊 浦
温 海
区 分
気がつけばいつも JF共済
●
飛 島
10
10
25
18
19
12
念珠関
吹 浦
水揚合計
水 揚 地 内 訳
支所別
(単位:千円)
水 揚 情 報
平成26年10月31日現在
第 319 号
すいさん 山 形
⑼ 平成 26 年 11 月
2
前理事 池田幸一郎氏(飛島)漁協運動功労者表彰受賞
11月21日㈮東京會舘ゴールドルームにて2014年度(第29回)漁協運動功労者表
11月
月21日㈮東京會舘ゴールドルームにて2014年度(第29回)漁協運動功労者表
彰式が執り行われました。
彰式が
が執り行われました。
山形県漁協からは飛島支所所属の第3睦丸の池田幸一郎氏が「イカ釣り漁業を中心
山形
形県漁協からは飛島支所所属 第 睦丸 池 幸 郎氏が「イカ釣り漁業を中心
に多業種の漁撈経験を重ねた後、理事として協同組合運動の推進、発展に貢献」さ
に多業
れた功績が評価され受賞されました。
れた功
池田さんは6月に漁協理事を退任され、現在はマグロはえ縄漁業で飛島地区漁業者
池田
の先頭に立ち漁撈技術の承継、漁獲物品質の向上に取り組み活躍されております。
の先頭
また、漁業後継者育成にも注力され、独立されている長男の小型イカ釣船、第18睦丸には千葉県か
また、漁業後継者育成
らの就業希望者を乗船させております。
らの就業希望者を乗船さ
心よりお喜び申し上げますとともに、今後ますますのご健勝とご活躍を祈念いたします。
心よりお喜び申し上げ
漁協水産加工品「サックリ紅えび」
やまがたふるさと食品コンクール優秀賞受賞
やまがた食産業クラスター協議会が開催した平成26年度やまがたふる
さと食品コンクールにおいて、漁協水産加工品「サックリ紅えび」が優秀
賞を受賞しました。
このコンクールは、県産農林水産物を主原料とした加工食品(海洋の水
産物については県内漁港で水揚げされたものを主原料とした加工食品)で
過去3年以内に製品化されたものについて、調理・惣菜加工部門、菓子・
飲料部門に分け、学識経験者・県内外のバイヤー・食品加工の専門家等が、
「 食味」、
「 パッケージ
デザイン」、
「ネーミング」、
「加工技術」、
「販売価格」などを総合的に審査するものです。
「サックリ紅えび」は全国でも有数の産地である鼠ヶ関港で水揚げされた新鮮な紅エビ(甘エ
ビ)を無添加でじっくりと時間をかけて乾燥させた一品として、紅エビのおいしさが気軽に味わ
える点が評価されました。
「サックリ紅エビ」は30g入り税込680円。みなさまもぜひお試しあれ♪
鼠ヶ関地区の漁業者による出前教室
(豊かな海づくり子ども会議)について
11月11日、村山市立西郷小学校において、鼠ヶ関地区の漁業
者による出前教室が行われました。参加したのは5、6年生60人。
鼠ヶ関地区の漁業者の「内陸の子どもたちにおいしい庄内の魚
を食べさせたい」という意見があったのがきっかけで、海づく
り大会の機運醸成事業として県内4地域で開催している、魚に
ついて見る・触れる・食べる・考える機会を提供する「子ども
会議」の一環として開催したものです。
当日用意された約30種類の魚に、見て触れて、子どもたちは
大興奮。包丁の使い方を教わっておそるおそるタラを捌くと、
すっかり気に入った様子。タラ汁を初めて食べたという子もい
ましたが、みんな完食でした。思い出に残る楽しい体験となっ
たようです。
広報誌
319/平成26年11月号
編集・発行/山形県漁業協同組合 酒田市船場町二丁目2番1号
代表理事組合長 五十嵐 安哉
☎ 0234−24−5611 FAX 0234−22−6455
http://www.kengyokyo.or.jp/