1 週刊穀物 世界の穀物情報がここに凝縮されています。 毎週水曜日夕方発行 穀物価格おおむね横ばい 発行日 : 2014/12/24 12月23日のシカゴトウモロコシ3月限は+2.25セント高の414.00セント。安寄りしたあと、ドル反発で軟調地合いを 維持したが、小麦・大豆の上値追いや原油高の再開をはやして前日高値を突破した。家畜向けの飼料向け及びエタノール向 け需要が好調で、四半期在庫は低めの数字が予想されることも支援材料。前日終値(411.75セント)で寄り付いたあと、 411.50セントまで軟化したが、押し目買いが入って時間外取引の高値や前日高値を上回った。小麦・大豆の上値追いや、 時間外取引の終盤に反落した原油相場が切り返したことも支援材料。収穫面積の下方修正が予想されることや、飼料向け及 びエタノール向け需要が好調で、来年発表の四半期在庫が低めの数字になるとの見方も出された。主要移動平均超えでテク ニカルも改善し、415.75セント(4.00セント高:1.0%)まで上値を伸ばした。ただ、ドル高加速が圧迫して上げ幅を 削った。 中国議会は報告書で、2015年の中国穀物生産が11年連続で過去最高を更新することを目標とした。穀物生産の最低水準 は5.5億トンで据え置いた。また、中国は農家の所得改善や、農業の生産性改善のためにテクノロジーの使用を促すことに 取り組むとした。 ウクライナ農業省は、7月1日から12月22日までの同国穀物輸出を前年同期比2.25%増加の1797.5万トンと発表した。 穀物別の内訳は、小麦784.2万トン、大麦355.2万トン、コーン638.7万トン。主な輸出先は、サウジアラビア、エジプ ト、スペイン、イラン、トルコ。 12月23日のシカゴ大豆1月限は+0.25セント高の1038.50セント。前日の上昇に対する反動で売りが先行したあと、 大豆粕の上昇や原油高再開を好感、来年の需給報告で、大豆作付面積の下方修正や輸出の上方修正が予想されることから前 日高値を突破した。ただ、ドル高加速で上げ幅を削った。時間外取引を1038.00~1033.25セントのレンジで推移し、前 日比4.00セント安の1034.25セントで引けた。1月限は、昨日の上昇に対する反動で売りが先行したあと、ドル安・原油 高で持ち直したが、プラスに浮上できずに買いが途切れた。ドル反発が圧迫して地合いを弱めた。立会時間は、4.75セン ト安で寄り付いたが、時間外取引の安値を維持したことから反発に転じ、時間外取引の高値や前日高値(1042.25セン ト)を突破した。来年の需給報告で、収穫面積の下方修正が予想されることや、中国向け輸出が好調で、8カ月を残す段階 で年度見通しの約85%に達していることから、輸出の上方修正が予想されることが支援材料。時間外取引の終盤に値を消 した原油相場が切り返したことも買いを誘い、1048.00セント(9.75セント高:0.9%)まで値を飛ばした。中国は米国 産大豆の輸入を先行させ、南米の作柄を見ながら米国産成約をキャンセルするが、キャンセルは成約が2月から、船積みは 3月から増やす傾向があるため、輸出はしばらく高水準が続くと予想されている。ドル高加速や南米の降雨でマイナスに転 落したが、売り方の買い戻しでプラスに浮上した。 12月23日のシカゴ小麦は急反発。終値の前日比は5.50~10.75セント高、中心限月の3月限は9.75セント高の635.50 セントで引けた。3月限は、売りが先行したが、前日安値(621.00セント)で下げ止まって反発に転じた。ドル安・原油 高を好感、ロシアの小麦輸出規制により米国産小麦の輸出が増えるとの見方が見直され、投機買いを集めて値を飛ばした。 ロシアの輸出減少は欧州、豪州などが埋め合わせるとの見方や、ドル高及び価格上昇で米国産小麦は既に割高との見方、ド ル反発で戻り売りも出されたが、大豆・コーンの上値追いや原油高再開で637.00セントまで急伸した。ドル高加速で押さ れたが、終盤の買い戻しで本日の高値に接近した。ファンドは4000枚の買い越し。(日本先物情報ネットワーク) 2 TOPICs 南米の天気 南米産地の天気概況は以下の通り。 ブラジル産地北部はマトグロソ州、マトグロソ・ドスル州、南部はパラナ州、リオグランデ・ドスル州、アルゼンチン 産地はコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州)。過去24時間、6~32ミリの雨が降り、気温は25~30℃だっ た。火曜は5~25ミリの雨が予報され、気温は24~31℃、水曜は3~19ミリの雨、気温は26~31℃となるだろう。木 曜はにわか雨が予報されるが、金曜、土曜とおおむね乾燥した天気となるだろう。気温は平年並みから上回るだろう。 ブラジル産地南部は過去24時間、おおむね乾燥した天気となり、気温は22~27℃だった。火曜、水曜もおおむね乾燥 した天気となり、気温は21~28℃となるだろ木曜はおおむね乾燥した天気、金曜、土曜はにわか雨や雷雨が予報される。 気温は木曜が平年並みから上回り、金曜、土曜は平年並みとなるだろう。 アルゼンチン産地は過去24時間、乾燥した天気となり、気温は22~27℃だった。火曜、水曜と乾燥した天気で、気温 は24~31℃となるだろう。木曜は乾燥した天気が続くが、金曜、土曜とにわか雨や雷雨が降るだろう。気温は木曜、金 曜が平年並みから上回り、土曜は平年並みとなるだろう。 南米の降雨地域 南米の気温 南米の雲の状況 Intellicastによる12月23日日本時間午前9時の衛星画像と天気) TOPICs エルニーニョ発生中 NOAA(米国海洋気象局による12月22日の世界の海面水温) 3 気象庁 エルニーニョ監視速報 エルニーニョ監視速報(No.267) 2014年11月の実況と2014年12月〜2015年6月の見通し 気象庁 地球環境・海洋部 平成26年12月10日 ★ ★ ★ ★ エルニーニョ現象が発生しているとみられる。 ただし、大気の状態にはエルニーニョ現象時の特徴が明瞭には現われていない。 今後、冬の間はエルニーニョ現象が続く可能性が高い。 なお、このエルニーニョ現象は既に夏から発生していたと考えられる。 エルニーニョ/ラニーニャ現象 11月の実況: エルニーニョ現象が発生しているとみられる。 エルニーニョ監視海域の海面水温は基準値より高い値(基準 値との差は+1.0℃)だった(下図)。太平洋赤道域の海面水温は、西部から東部にかけてのほぼ全域で平年より高かった (図2、図4)。海洋表層の水温は、中部で平年より顕著に高かった(図3、図5)。中部太平洋赤道域の大気下層の東風 は平年より弱かった(図7、図8)。これら海洋と大気の状態から、エルニーニョ現象が発生しているとみられる。しかし、 日付変更線付近の対流活動は平年より不活発で、大気の状態にはエルニーニョ現象時の特徴が明瞭には現われていない。 エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差の5か月移動平均値は6月から9月にかけて4か月続けて+0.5℃以上であ り、弱いながらもエルニーニョ現象の傾向が続いていた。従って、このエルニーニョ現象は既に夏には発生していたと考 えられる。 今後の見通し: 今後、冬の間はエルニーニョ現象が続く可能性が高い。 11月の海洋表層の実況(図3)に見られる暖水は、 今後、東部の海面水温が平年より高い状態を維持するように働くと考えられる。エルニーニョ予測モデルは、エルニー ニョ監視海域の海面水温が、冬には基準値より高い値で、春には基準値に近い値か基準値より高い値で推移すると予測し ている(図9)。以上のことから、今後、冬の間はエルニーニョ現象が続く可能性が高い。 監視海域の海面水温 ① エルニーニョ・南方振動とは? by Wikipedia エルニーニョ・南方振動(エルニーニョ・なんぽうしんどう、 英語:El Niño-Southern Oscillation、ENSO、エンソ)とは、 大気では インドネシア付近と南太平洋東部で海面の気圧が シーソーのように連動して変化し(片方の気圧が平年より高いと、 もう片方が低くなる傾向にある)、海洋では 赤道太平洋の海面 水温や海流などが変動する、数か月 - 数十か月の持続期間を持 つ地球規模での自然現象の総称である。 大気に着目した場合には「南方振動」、海洋に着目した場合に は「エルニーニョ現象」(もしくは、単に「エルニーニョ」)と 呼び分ける場合がある。 エルニーニョ現象と南方振動は当初は別々に議論されていたが、 研究が進むにつれて両者が強く関係していることが明らかになり、 「エルニーニョ・南方振動(ENSO)」という言葉が生まれた。 ENSOは、大気と海洋が密接に連動した現象(大気海洋相互作 用)の代表であるとともに、それが世界的な天候変化に波及する テレコネクションの代表でもある。 現在学術的には、この一連の変動現象を「エルニーニョ・南方振 動(ENSO)」とし、その振れ幅の両端にあたるのが、太平洋赤 道域東部の海水温が上昇する「エルニーニョ現象」、およびその 正反対で太平洋赤道域東部の海水温が低下する「ラニーニャ現 象」、とする考え方が一般的である。 監視海域の海面水温 ② (a) エルニーニョ監視海域の海面水温の基準値 との差 (℃) (b) 南方振動指数 (c) 西太平洋熱帯域の海面水温の基準値との差 (℃) (d) インド洋熱帯域の海面水温の基準値との差 (℃) 4 TOPICs 世界のトウモロコシ需給推移 世界のトウモロコシ需給推移 出所:USDA(米農務省)Feed Grains: Yearbook Tables 供給 単位:百万トン 年度 1960/61 1961/62 1962/63 1963/64 1964/65 1965/66 1966/67 1967/68 1968/69 1969/70 1970/71 1971/72 1972/73 1973/74 1974/75 1975/76 1976/77 1977/78 1978/79 1979/80 1980/81 1981/82 1982/83 1983/84 1984/85 1985/86 1986/87 1987/88 1988/89 1989/90 1990/91 1991/92 1992/93 1993/94 1994/95 1995/96 1996/97 1997/98 1998/99 1999/00 2000/01 2001/02 2002/03 2003/04 2004/05 2005/06 2006/07 2007/08 2008/09 2009/10 2010/11 2011/12 2012/13 2013/14 2014/15 平均 期初在庫 11 9 14 14 14 14 12 18 17 15 16 19 20 20 26 32 36 39 41 48 60 67 63 60 63 76 75 81 89 96 99 103 111 109 108 114 122 144 134 146 151 127 111 99 80 78 75 78 90 105 103 101 109 117 141 生産 100 116 116 115 127 121 144 139 139 151 163 165 160 186 180 191 196 200 208 224 240 236 231 242 263 254 267 270 275 270 280 303 295 315 304 328 358 341 358 369 340 360 376 371 417 418 449 464 494 493 520 575 595 636 626 前年比 +16.0% ▲0.6% ▲0.6% +10.4% ▲4.4% +18.9% ▲3.8% +.6% +8.3% +7.7% +1.5% ▲3.2% +16.8% ▲3.3% +5.8% +2.9% +1.9% +3.6% +8.0% +7.1% ▲1.9% ▲2.1% +5.0% +8.8% ▲3.8% +5.1% +1.3% +2.0% ▲1.8% +3.7% +8.1% ▲2.7% +6.7% ▲3.4% +8.0% +9.1% ▲5.0% +5.1% +3.1% ▲7.8% +6.0% +4.3% ▲1.3% +12.3% +.4% +7.3% +3.4% +6.3% ▲0.2% +5.4% +10.7% +3.4% +6.9% ▲1.6% +3.6% 需要 輸入 13 17 20 22 21 25 25 28 28 28 28 33 38 45 40 52 53 58 65 75 74 72 67 58 66 53 52 57 66 74 58 63 60 56 69 65 65 63 66 71 75 71 75 76 76 80 90 98 82 89 92 99 95 121 109 供給合計 食料アル コール工業 用 124 143 150 151 162 161 182 185 185 194 206 217 218 251 247 275 286 298 313 348 374 375 360 361 393 383 394 408 431 440 438 468 466 480 481 507 545 547 558 585 565 559 562 547 573 576 614 640 666 687 715 776 800 874 876 55 64 68 64 67 68 73 73 74 79 86 86 87 95 96 103 111 112 115 115 116 117 109 112 112 104 110 108 111 116 119 121 121 124 123 125 128 126 129 129 131 133 134 138 143 151 157 162 173 176 187 196 197 205 206 飼料用 国内消費 前年比 52 55 58 63 71 69 76 81 82 84 82 95 102 113 106 122 121 132 138 161 172 178 177 173 185 180 186 195 207 214 201 212 215 223 233 246 254 263 266 280 280 288 293 300 321 324 339 350 351 361 382 393 409 446 461 109 122 126 127 141 140 151 155 155 166 172 184 192 211 204 228 235 247 254 274 294 291 279 287 298 286 299 305 320 328 320 332 339 349 353 376 382 388 396 413 413 425 428 438 466 475 500 513 526 545 567 606 602 659 669 +11.5% +3.8% +.5% +11.2% ▲1.0% +7.8% +2.9% ▲0.0% +7.4% +3.2% +7.1% +4.3% +10.3% ▲3.3% +11.6% +3.0% +5.1% +2.9% +7.7% +7.3% ▲1.0% ▲3.9% +2.7% +3.7% ▲4.0% +4.5% +2.1% +5.0% +2.5% ▲2.4% +3.9% +2.0% +3.0% +1.1% +6.4% +1.7% +1.6% +1.9% +4.3% ▲0.0% +2.9% +.7% +2.4% +6.3% +2.1% +5.1% +2.6% +2.5% +3.6% +4.2% +6.8% ▲0.7% +9.5% +1.6% +3.5% 輸出 7 10 10 10 10 11 15 14 14 16 19 16 9 16 13 13 14 13 12 11 20 17 13 13 20 24 17 16 17 12 15 22 21 25 11 14 20 25 17 26 27 26 36 29 31 27 40 37 37 46 45 78 77 81 68 需要合計 期末在 庫 116 131 136 137 151 151 165 169 168 182 191 200 201 228 217 241 249 260 266 285 313 308 293 300 318 310 316 320 337 340 335 354 360 374 364 390 402 414 412 439 440 451 464 467 497 502 540 550 563 591 612 684 678 740 737 9 14 14 14 14 12 18 17 15 16 19 20 20 26 32 36 39 41 48 59 67 63 60 63 76 75 81 89 96 99 103 113 109 108 114 122 144 134 146 151 127 111 99 80 78 75 78 90 105 103 101 109 117 141 141 期末在 庫率 7.8% 10.8% 10.1% 10.2% 9.3% 8.1% 10.9% 10.3% 9.1% 8.5% 10.1% 10.2% 10.0% 11.6% 14.5% 15.1% 15.9% 15.7% 18.0% 20.9% 21.4% 20.4% 20.6% 21.1% 24.0% 24.2% 25.6% 27.9% 28.6% 29.0% 30.7% 31.9% 30.3% 28.8% 31.3% 31.4% 35.8% 32.4% 35.4% 34.3% 28.9% 24.6% 21.4% 17.2% 15.6% 14.8% 14.4% 16.5% 18.6% 17.5% 16.6% 16.0% 17.2% 19.1% 19.2% 19.6% 2014/15年度の世界のトウモロコシの生産量は6億2,600万トン(前年比▲1.6%)、需要は、食料・アルコール・工 業用が2億6百万トンと国内需要の約3分の1、残りが飼料用で、4億6100万トン。国内需要は6億6,900万トン(前年 比+1.6%)輸出が6800万トンで需要合計は7億3700万トン。期末在庫は1億4100万トンと前年とほぼ同じで期末在庫 率は19.2%と平年並み。これまでの需要の伸びが年率+3.5%だったのに対し生産も+3.6%平均で伸びている。 5 百万トン 百万トン 世界のトウモロコシの生産 800 300 575 600 418 494 464 449 493 595 636 世界のトウモロコシの 食料・アルコール・工業用需要 626 520 200 151 157 162 173 176 187 196 197 205 206 400 100 200 0 0 出所:米国農務省 Feed Grains Year-book Table 百万トン 出所:米国農務省 Feed Grains Year-book Table 百万トン 世界のトウモロコシの輸入 世界のトウモロコシの 飼料用需要 500 150 446 121 109 100 98 90 89 82 80 92 99 400 324 95 339 350 351 361 382 393 461 409 300 200 50 100 0 0 出所:米国農務省 Feed Grains Year-book Table 百万トン 世界のトウモロコシの供給合計 出所:米国農務省 Feed Grains Year-book Table 百万トン 世界のトウモロコシの輸出合計 100 1,000 874 776 576 640 614 666 687 876 78 800 77 81 715 68 46 50 500 40 37 45 37 27 0 0 出所:米国農務省 Feed Grains Year-book Table 百万トン 世界のトウモロコシの期末在庫と在庫率 141 150 105 101 109 117 90 100 75 800 45.0% 700 40.0% 600 30.0% 18.6% 16.5% 14.8% 14.4% 19.2% 17.5% 16.6% 16.0% 19.1% 17.2% 百万トン 50.0% 35.0% 78 50 0 103 141 出所:米国農務省 Feed Grains Year-book Table 25.0% 502 540 550 563 591 737 678 612 400 300 15.0% 200 10.0% 100 出所:米国農務省 Feed Grains Year-book Table 740 684 500 20.0% 5.0% 世界のトウモロコシの需要合計 0 出所:米国農務省 Feed Grains Year-book Table 6 TOPICs トウモロコシのファンドの建玉 ファンドの建玉 ネット買い残 売り残 500,000枚 トウモロコシのファンドの建玉 までの週 10月7日 10月14日 10月21日 10月28日 11月4日 11月11日 11月18日 11月25日 12月2日 12月9日 12月16日 取組高 買い残 売り残 ネット買い残 増減 1,899,171枚 450,821枚 288,889枚 161,932枚 +21,245枚 1,906,785枚 443,358枚 250,249枚 193,109枚 +31,177枚 1,848,632枚 434,558枚 215,536枚 219,022枚 +25,913枚 1,895,470枚 452,397枚 190,683枚 261,714枚 +42,692枚 1,916,672枚 448,148枚 166,240枚 281,908枚 +20,194枚 1,546,770枚 442,406枚 150,871枚 291,535枚 1,536,954枚 440,954枚 153,274枚 287,680枚 1,569,234枚 451,815枚 132,255枚 319,560枚 1,619,574枚 443,124枚 119,144枚 323,980枚 +6,532枚 +3,095枚 ▲3,855枚 +31,880枚 +4,420枚 価格 300,000枚 $340.5 $357.0 $356.0 $364.5 $364.5 $373.8 $372.0 $374.3 $367.8 $383.0 $406.0 200,000枚 大豆のファンドの建玉 までの週 10月7日 10月14日 10月21日 10月28日 11月4日 11月11日 11月18日 11月25日 12月2日 12月9日 12月16日 取組高 買い残 売り残 ネット買い残 1,232,537枚 174,508枚 198,735枚 -24,227枚 1,258,886枚 175,995枚 188,116枚 -12,121枚 1,239,334枚 181,057枚 181,303枚 901,622枚 893,426枚 899,654枚 916,099枚 892,505枚 915,637枚 929,951枚 948,096枚 184,445枚 187,974枚 192,723枚 180,359枚 180,904枚 168,341枚 174,887枚 179,468枚 155,912枚 142,215枚 132,137枚 128,592枚 129,343枚 139,555枚 118,358枚 126,283枚 -246枚 28,533枚 45,759枚 60,586枚 51,767枚 51,561枚 28,786枚 56,529枚 53,185枚 増減 +6,118枚 +12,106枚 +11,875枚 +28,779枚 +17,226枚 +14,827枚 ▲8,819枚 ▲206枚 ▲22,775枚 +27,743枚 ▲3,344枚 価格 $940.8 $964.8 $964.3 $1,008.0 $1,010.0 $1,066.5 $1,023.3 $1,051.0 $995.8 $1,049.3 $1,023.5 小麦のファンドの建玉 までの週 10月7日 10月14日 10月21日 10月28日 11月4日 11月11日 11月18日 11月25日 12月2日 12月2日 12月16日 ¢600.00 ¢500.00 ¢400.00 100,000枚 ¢300.00 0枚 ¢200.00 -100,000枚 ¢100.00 -200,000枚 2013/1/8 ¢0.00 2014/1/8 大豆のファンドの建玉 350,000枚 ネット買い残 売り残 買い残 価格 買い残 売り残 ネット買い残 増減 548,921枚 546,174枚 545,024枚 541,423枚 536,005枚 530,928枚 533,235枚 426,786枚 461,562枚 461,562枚 491,303枚 119,855枚 122,355枚 120,558枚 127,088枚 123,487枚 119,383枚 121,002枚 115,013枚 112,393枚 112,393枚 126,198枚 180,426枚 172,632枚 163,224枚 156,363枚 143,066枚 139,683枚 125,975枚 123,057枚 118,333枚 118,333枚 105,233枚 -60,571枚 -50,277枚 -42,666枚 -29,275枚 -19,579枚 -20,300枚 -4,973枚 -8,044枚 -5,940枚 -5,940枚 20,965枚 +860枚 +10,294枚 +7,611枚 +13,391枚 +9,696枚 ▲721枚 +15,327枚 ▲3,071枚 +2,104枚 ▲13,618枚 +26,905枚 価格 $506.3 $509.3 $519.3 $530.8 $530.5 $525.3 $549.0 $551.5 $605.3 $605.3 $623.3 ¢1800.00 300,000枚 ¢1600.00 250,000枚 ¢1400.00 200,000枚 ¢1200.00 150,000枚 ¢1000.00 100,000枚 ¢800.00 50,000枚 ¢600.00 0枚 ¢400.00 -50,000枚 ¢200.00 -100,000枚 2013/1/8 ¢0.00 2014/1/8 小麦のファンドの建玉 250,000枚 ネット買い残 売り残 買い残 価格 ¢900.00 ¢800.00 200,000枚 ¢700.00 150,000枚 ¢600.00 100,000枚 ¢500.00 50,000枚 ¢400.00 ¢300.00 0枚 取組高 ¢800.00 ¢700.00 400,000枚 1,893,351枚 458,371枚 317,684枚 140,687枚 ▲16,571枚 1,916,328枚 455,622枚 167,182枚 288,440枚 買い残 価格 ¢200.00 -50,000枚 -100,000枚 2013/1/8 ¢100.00 ¢0.00 2014/1/8 トウモロコシと小麦のネット買い残が増 え、大豆が減っている。 売り残はいずれも減っている。 今後の予想 潤沢な生産量に対して需要は横ばいで、需給はほぼ均衡か少し供給過剰な状態にある。 ロシアのルーブル安から輸出ドライブがかかり、ロシア政府は国内向け出荷を守るために輸出制限を行うかという憶測か ら小麦価格が上昇し、トウモロコシもつれ高となったが、ロシアの輸出制限は噂の域を脱しておらず、あるとしても先の話 である。一方、大豆は南米の増産により頭を抑えられているが、南米チリ沖ではエルニーニョが発生しており、今後の天候 が乾燥したものとなれば、作柄が悪化する可能性がある。南米の天候は要注意であるが、現在のところは異常ない。当面横 ばいか弱い展開が続き、エルニーニョの展開次第では強気に戻る可能性もある。 掲載される情報は株式会社コモディティー インテリジェンス (以下「COMMi」という) が信頼できると判断した情報源をもとにCOMMiが作成・表 示したものですが、その内容及び情報の正確性、完全性、適時性について、COMMiは保証を行なっておらず、また、いかなる責任を持つものでもありま せん。 本資料に記載された内容は、資料作成時点において作成されたものであり、予告なく変更する場合があります。 本文およびデータ等の著作権を含む知的所有権はCOMMiに帰属し、事前にCOMMiへの書面による承諾を得ることなく本資料およびその複製物に修正・ 加工することは堅く禁じられています。また、本資料およびその複製物を送信、複製および配布・譲渡することは堅く禁じられています。 COMMiが提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものであり、投資その他の行動を勧誘するものではありません。 本資料に掲載される株式、債券、為替および商品等金融商品は、企業の活動内容、経済政策や世界情勢などの影響により、その価値を増大または減少 することもあり、価値を失う場合があります。 本資料は、投資された資金がその価値を維持または増大を補償するものではなく、本資料に基づいて投資を行った結果、お客様に何らかの障害が発生 した場合でも、COMMiは、理由のいかんを問わず、責任を負いません。 COMMiおよび関連会社とその取締役、役員、従業員は、本資料に掲載されている金融商品について保有している場合があります。 投資対象および銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようにお願いします。 発行元 : 株式会社コモディティー インテリジェンス 〒103-0014東京都中央区日本橋蛎殼町1丁目11-3-310 会社電話: 03-3667-6130 会社ファックス 03-3667-3692 メールアドレス: [email protected]
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