平成26年12月 VOL96 - 児島中央病院

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・年末のご挨拶 「一筆啓上」
院長 田邉秀幸
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トピックス等
・ようこそ!!オープンギャラリー「癒しの空間」へ
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・看・看連携 「地域包括ケアを考える」
‥‥‥‥3
・プレイバック公開医学講座(26 年 10 月)「変形性膝関節症による疼痛予防体操」
‥‥‥‥4、5
・第 4 回倉敷地区大腿骨頚部骨折リハビリ勉強会を当院で開催
‥‥‥‥6
「顔の見える連携」を深めて!!
・第 26 回消火技術訓練大会入賞!!
‥‥‥‥7
・ティータイム “静かな伝説(レジェンド)”
・
「スポットチェックモニター」導入
・食材の底力~鹿肉~
・公開医学講座・当番医のお知らせ
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一筆
啓上
院長
田邉秀幸
今回は、年末に一筆啓上させてもらい、平成 26 年のとりを取らせてもらいます。
さて、年末や夏に盛り上がる「宝くじ」から始めましょう。この「宝くじ」の期待値は 0.46 だそうです。
(グーグルで宝くじを検索してください。
)100 円に対して 46 円しか期待できません。1 枚 300 円の宝くじを
1000 万枚(1 ユニット)30 億円で買い占めても賞金は 14 億にすぎないのです。いつか当たると買い続ける
ほど、残念ながらベルヌーイの大数の法則に近づきます。購入に 1 億円使った人は 5400 万円損してしまいま
す。ちなみに宝くじの収益金の 40%は各種自治体に納められ、15%は“色々な関係者の人達、この中には販
売店のおばちゃんも含まれます”の経費となっています。その上、購入者の割合は低所得者の方が多いので、
宝くじは貧者の第 2 の税金と呼ばれています。
どうして宝くじを買うのでしょう。これは人間が確率を数字どおり評価できないからです。(行動経済学の
基本概念)人間にはごく小さな確率を過大に評価する傾向があります。つまり当たる確率がほぼゼロに近い 1
等数億円の宝くじに対して、過度の期待を抱いてしまうため確率に対する感覚が麻痺してしまうのです。
前置きが長くなってしまいました。今年はアベノミクスのお陰で、リフレーション効果によるデフレ脱却を
目指してきましたが、この年末に増税問題で少し政局が慌ただしくなって(私から言うと:2 期連続で GNP
マイナス成長で、この上消費税を上げて景気が良くなると言うのか!経済学では 2 期連続でマイナス成長は不
況と定義されている。
)おり、11 月 18 日の時点では解散総選挙は決定ではないが、景気後退させておいてま
だ増税を叫ぶ人達はこの国をどうしたいのかわからん。
そして、病院業がもっと悪い収益環境に陥っており、来期、来年は厳しい病院経営を迫られる必要となって
いる。本当に皆さんの賃金が上昇するのかな~???!!!
紅白歌合戦合掌
ようこそ!! オープンギャラリー
「癒しの空間」へ
寒暖の差が激しい季節になりました。インフルエンザなど流行っていますので、皆様体調にはお気を付けく
ださい。1 年間の感謝を込めて今月はクリスマスバージョンです。是非、ご覧ください。(外来スタッフ一同)
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看・看連携 「地域包括ケアを考える」
10月31日(金)第7回「施設と病院の看・看連携を
すすめる会」を行いました。
地域完結型の医療体制整備がさけばれる中、当院は高度
急性期病院の後方連携病院としての役割を担ってきました。
その一方で、地域の医療機関や在宅、老人福祉施設からの
急性憎悪の患者さんを受け入れるという役割も果たしてい
ます。このような環境下にあって、地域の保健・医療・福
祉施設の看護関係職員の方々との顔の見える連携の必要性
を感じ、平成23年9月に「施設と病院の看・看連携をす
すめる会」を発足させ、今回第7回を迎えることとなりま
した。回を重ねるたびに、連携の深まりを感じています。
今回は、カフェ形式で6つのテーブルを用意し、5~6人のメンバーで「地域包括ケアを考える」というテ
ーマで自由に意見・情報交換を行いました。
介護・診療報酬の話、終末期や看取りの話、胃瘻の話、
認知症の話などなど・・・
沢山の話題が出ました。メンバーの話を聴きながら、病
院で患者さんをケアする我々看護職員は、患者さんのこと
を熟知している施設やケアマネの方々の意見を取り入れ
たうえで、患者さんの生活する場を考慮した治療、ケア、
リハビリを提供する必要があると感じました。
地域包括ケアシステムは、要介護状態となっても住み慣
れた地域で自分らしく幸せな生活を最期までをおくるこ
とができるようにするシステムです。
これからも一層、看・看連携をすすめ、患者さんにとっ
ての幸せを共に考え看護を提供していきたいと思いました。
みんなが「児島に住んで良かった」と言えるように・・・
福祉の町児島を築いていきましょう!
最後に、ご出席いただきました方々に心からお礼申し上
げます。
○ご参加いただいた児島地区の施設
特養:2 有料老人ホーム:3 ショートステイ:1
在宅ケアサービスセンター:1
高齢者支援センター:3の事業所から合計17名
○当院出席者
看護部長及び各病棟師長・主任:11名 地域医療連携室職員:5名 合計16名
(入退院支援病床管理担当 副看護部長 小橋久美子)
3
プレイバック公開医学講座(26 年 10 月)
「変形性膝関節症による疼痛予防体操」
リハビリテーション科
理学療法士
木下雄太
変形性膝関節症とは
膝関節の軟骨がすり減り、関節炎や変形を生じて、痛みなどが起こる病気です。
どんな時に症状がみられるの?
<膝を動かしたときに痛みが起こる>
・立ち上がりや歩行時、階段昇降などの際、膝に体重がかかるとき
<膝の曲げ伸ばしがつらくなる>
・膝をピンと伸ばして立つことや、正座、しゃがみこみが辛くなる。
<膝に水がたまる>
・関節の炎症により、関節液が多量に膝関節の中にたまっている状態
変形性膝関節症になりやすい人
・年齢とともに増加します。
・60 歳以上で女性の約 40%、男性で 20%。
・80 歳代の女性で 60%以上、男性 50%。
そのうち、20%の人に疼痛などの自覚症状
・どの年代でも女性の割合が男性に比べ 2 倍
特にO脚で肥満傾向の女性は注意!
日本人はもともとO脚の傾向があり、膝の内側により負担がかかりやすくなるため、変形性膝関節症
はその 90%ちかくが膝の内側により強い変形が見られます。
<参考:日常生活での膝への負担>
・歩行時・・・・・体重の 1.5~2 倍
・階段昇降・・・・・体重の 3~6倍
痛みを予防するためには関節への負担軽減が大事!
①
体重を減らして膝への負担を軽減しよう。(食事療法と運動療法)
運動での体重減少は難しいため、まずは食事から考えよう。一般的には体重の 5%軽減により関節
への疼痛が軽減してくると言われています。
・高タンパクで低カロリーの食事を意識しましょう。
肉類の場合は鶏肉にかえて、糖類であれば穀物を中心とし、脂っこい食事は極力避けましょう。
・食物繊維、ミネラル分をしっかり摂りましょう。
鶏肉の皮、魚類のゼラチン質などにはコラーゲン、グルコサミン、コンドロイチンなど関節痛に効
果的と言われている成分が豊富に含まれています。
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]
②
関節への負担を減らすため、膝の周りの筋肉を鍛えよう。(筋力トレーニング)
※ボールがない場合は枕でもOK、痛みがある場合は無理をしないようにしましょう。
<太ももの筋肉を鍛える運動>
① 椅子に腰をかけて、片膝の下にボールを
挟みます。
② ①の状態から膝を伸ばして、同時にボー
ルをしっかりと下に押しつけます。
③ ②の状態を 4 秒間保持します。
①~③の運動を 5 回行います。
運動時は体が後ろに倒れないように注意し、
背もたれから少し離れて行ってください。
<内ももを鍛える運動>
① 椅子に腰かけて股の間にボールを挟
みます。
② 股をしめるようにボールを内側に押
さえつけます。
③ ②の状態を 4 秒間保持します。
①~③の運動を 5 回行います。
<足首を鍛える運動>
※足首の筋肉も膝の周りについています。
① 椅子に腰かけてボールを股に挟んだ状態
で両膝を伸ばします。
② ①の状態から両足のつま先をしっかり上
に上げます。
③ その状態を 4 秒間保持します。
①~③の運動を 5 回行います。
運動時は体が後ろに倒れないように注意し、
背もたれから少し離れて行ってください。
<外ももを鍛える運動>
① タオルを用意して椅子に腰をかけ、両
足の下に挟みます。(膝と股関節のちょ
うど真ん中ぐらい)
② ①の状態をまず保持し、タオルを両足
がくっつくように締め付けます。
③ ②の状態から両足を外方向へ広げる
ように力を入れます。
④ ③の状態を 4 秒間保持します。
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第 4 回倉敷地区大腿骨頚部骨折リハビリ勉強会を当院で開催
「顔の見える連携」を深めて!!
理学療法士
松本紀子
倉敷地区大腿骨頚部骨折リハビリ勉強会(以下、「リハ勉強会」という。)は、倉敷
大腿骨頚部骨折地域連携パスリハビリ分科会を活性化する目的で、平成 25 年 6 月に倉
敷中央病院において第 1 回が開催されました。
現在、倉敷大腿骨頚部骨折地域連携パスリハビリ分科会では、活発な討議がなされる
会に発展しましたが、当時は、分科会で発言する施設は少なく、活発な会と言えないの
が現状だったと思います。そのため、倉敷中央病院、倉敷第一病院、倉敷平成病院が中
心となり、①コミュニケーションの強化、②意識の統一、③知識の向上を目的に、倉敷
大腿骨頚部骨折地域連携パスリハビリ分科会に属する会として開催されました。第 1 回開催後、リハ勉強会の
準備委員会が開催され、今後の勉強会の方針、勉強会開催に伴う取り決め、アンケートについて話し合いが行
われました。私は、第 1 回のリハ勉強会、準備委員会から、積極的に参加させていただきました。
今回、第 4 回を 10 月 23 日(木)に当児島中央病院にお
いて開催、そして、私自身が発表をさせていただくことと
なりました。司会は幹事病院である倉敷第一病院の理学療
法士(PT)加藤先生に行っていただきました。
リハ勉強会の内容としましては、まず倉敷中央病院の
PT・作業療法士(OT)の先生方より、9 月 29 日(月)に
倉敷中央病院で開催されました倉敷大腿骨頚部骨折地域
連携パスリハビリ分科会の報告をしていただきました。そ
の後 1 時間、私の方から「セラピストも知っておきたい公
的保険!もっと知りたい福祉制度!!もっと関わりたい退院
支援!!!」と題して、大腿骨頚部骨折の方で実際に退院支援に関わらせていただいた経験をもとに、公的保険、
福祉制度、住宅改修のポイントなどについて発表させていただきました。当日、倉敷市内から 50 名以上の PT・
OT の先生方に参加をいただき、終了後のアンケートではおおむね好評をいただきました。リハ発表の内容に
ついては医療ソーシャルワーカー(MSW)や倉敷中央病院の PT 吉水先生、倉敷第一病院の加藤先生からご
指導をいただき、自分自身も成長することができました。
現在、大腿骨頚部骨折、脳卒中などは急性期病院で治療
された後、リハビリは地域の回復期病院などで受けていた
だくのが一般的となってきています。倉敷大腿骨頚部骨折
リハビリ分科会、リハ勉強会を通して地域連携における
「顔の見える連携」が深まってきているように感じます。
勉強会で顔を合わせて、情報を共有することで、倉敷大腿
骨頚部骨折地域連携パスリハビリ分科会が活性化され、施
設の枠を超え、さらに患者さんに称賛され、安心してリハ
ビリを受けていただける倉敷地域を目指していけると思
います。児島中央病院リハビリテーション科も地域からさらに称賛していただけるよう、今後も頑張っていき
たいと思います。
6
(リハビリテーション科 理学療法士(福祉住環境コーディネーター2 級)松本紀子)
第 26 回消火技術訓練大会入賞!!
平成 26 年 10 月 3 日(金)
、由加山の消防グラウンドで開催さ
れた第 26 回消火技術訓練大会に当院代表として参加しました。
参加した消火器取扱競技は「操作開始!!」という消防隊の掛け
声から 40 秒にも満たないわずかな時間ですが、その中で決めら
れた動作を迅速かつ正確に行い、その綺麗さや迫力などを競うも
のです。また 8 月の下旬から 1 カ月以上もの間、厳しい練習を
経て各事業所も参加するので競技レベルもかなり高く迫力もあ
ります。
「スポーツ消火器取扱“競技”」といっても過言ではない
と思います。
今回も、前回と同じペアでの参加ということもあり、昨年同様
に取り組めば賞は取れると気楽に考えていました。しかし、練
習で数センチ単位の立ち位置や角度、指先の方向や細かなタイ
ミングなど、昨年では意識すらしていなかったようなことを各
所で指摘され、自分たちの未熟さを改めて感じさせられました。
一点を意識すれば他が狂います。特に大会直前に上田一番員は
極度のスランプに陥りながらも、昨年の悔しさと厳しい中にも
なんとか入賞させたいと指導してくださった児島消防署の
方々の期待に応えたいという思いから、炎天下の中、汗をした
たらせながら懸命に練習に励みました。
大会当日は、倉敷市や倉敷消防署の幹部、参加者などを含め
池田一樹事務員(左)と上田祐己事務員
100 名近い人が見守る中、静まり返った雰囲気で行われ、練習
もなく本番一発勝負ということでかなり緊張もしました。しかし、競技が始まるとそれまでの緊張も忘れ一瞬
のうちに終わりました。今回の競技は納得のいく内容で終えることができ、その結果「入賞」を果たすことが
できました。職場の皆様はじめ多くの方々の期待や協力に応えることができ、何よりも昨年の雪辱を期し今年
はどうしても入賞したという思いが結果につながったことを嬉しく思っています。
(総務課 池田一樹 地域医療連携室 上田祐己)
ティータイム
“静かな伝説(レジェンド)”
デビュー35周年を迎えた竹内まりやさんの、実に33年ぶりの全国コンサートツアーが11月22日(土)広島から始ま
った。出雲市出身の彼女は中国地方で初日を迎えられたことを喜んでいた。“ケンタッキーフライドチキンPresents
SOUVENIR
2014”と銘打ったこのツアーは、12月21日の東京日本武道館まで6都市9公演が予定されている。
初日のこの日、会場の広島グリーンアリーナは1万人収容とのことであったが切符は完売。客層は50代を中心に40代、
60代と来年還暦を迎える彼女の長年のファンが多いように見受けられた。今回のツアーのバックバンドは夫君の山下達郎氏
がバンマスを務め、ギター、バックコーラスも担当するという豪華版。またピアノ、サックス、ドラムスなども山下達郎プロ
デュースのツアーメンバーでかなりの腕前。3名のバックコーラスも著名で、うち唯一の男性はなんと元スターダストレビュ
ーのメンバーであった。彼女がステージで「間違いなく日本一のバックバンド」と紹介したほどで、なるほど素晴らしいステ
ージを展開してくれた。また、アンコールまで含めると、ほぼ3時間近く立ちっぱなしで歌い続けた彼女のスタミナにも驚か
された。中でも歌唱力抜群の山下達郎氏とのセッションはなかなか生で見ることはできないお得なコンサートでもあった。
私は今回、彼女のコンサートを初めて拝見した。普段からテレビなどにあまり姿を見せないため知識も乏しかったが、トー
クもお上手で日常は多分饒舌な方ではないのかなと思われた。その彼女がステージの終盤に歌った「静かな伝説(レジェン
ド)」。この曲はソチ五輪で頑張った浅田真央選手に感動して書いたと言われていた。更に彼女は「人は皆それぞれが人生と
いうドラマの主人公であり、それぞれの心にヒーローやヒロインをもっている。」そういったヒーローやヒロインを歌ったの
がこの「静かな伝説(レジェンド)」とのこと。浅田選手はこの試合に敗れ金メダルを期待した多くのファンは残念な思いを
されたはずであったが、彼女は浅田選手のひたむきな姿に感動を覚え、心に宿るヒロインになったのだと思った。「しかし、
実際には人生というドラマといってもそれほど特別な日常があるものではなく平凡に過ぎていくことが多い。それだけに 1 日
1 日を大切に生きていくことが大事。」とも言っておられた。そのようなことを歌に込めたのがラストナンバー「人生の扉」。
60歳に一歩手前の彼女であるが故の味わいある言葉だった。しかし今、彼女より少し年上の私に何か人の心に響く言葉を語
ることができるだろうか。そう考えるともう少し「人生の扉」を聞き込む必要がありそうだ。そして、できれば誰かにとって
の「静かな伝説(レジェンド)」になれるような生き方ができればと年甲斐もなく思ったりした。
(馬場洋一)
7
「スポットチェックモニター」導入
当院では最大 231 名の患者様を 13:1 の基準で看護しており
ます。
固定チームナーシング継続受け持ち制で毎日 1 人 10 名ほど
の患者様を担当します。
2012 年には電子カルテが導入され、混乱もありましたが 1
ヶ月ほどでスタッフも慣れ通常業務に戻っています。とはいう
ものの看護学校で Office を習っていないアラサー・アラフォー
の看護師が現場ではまだまだ中心となって活躍しており、看護
記録の手入力に戸惑っている場面も見受けられます。そんな中、
看護業務の支援としてこの 8 月にスポットチェックモニターが導入されました。また更に混乱するのではと心
配しましたが、3 日もすれば使いこなし今ではあちらこちらでバーコードの承認音が聞こえてきます。以前は
記録漏れがあったり、入力ミスでグラフが振りきれたりの状態でしたが、測定終了とともに入力も終了してお
り、
“あれ?血圧いくらだったっけ”と言うこともなくなりました。操作も簡単で看護師の ID と患者様の ID
を認証し測定開始、送信と、この時点で入力は終了しています。以前は検温の入力・看護記録がすんでからと、
異常値の報告も勤務終了直前ということもありました。しかし、今では回診時にはカルテに入力されておりタ
イムリーに対応ができます。記録の時間も短縮され、受け持ち看護師がステーションを離れてベッドサイドで
検温・観察・ケアまですませて帰ってくることが可能になりました。業務に追われがちな毎日ですが、こうい
った支援ソフトの導入で時間を作り出し、よりよい看護が可能となりました。今後もより一層充実した看護業
務ができるよう工夫と努力を重ねていきたいと考えています。
(5 階病棟看護師長 亀井和美)
欧米では冬の定番メニューになっている鹿肉を使ったジビエ料理。日本
ではまだまだ認知度は低いですが、最近では鹿肉を提供する飲食店も増えてき
ています。
鹿肉の味は淡白でくせが少ないのが特徴です。そのため、いろいろな味付け
で煮物、焼肉などの料理に使えます。鹿肉のカロリーは牛肉・豚肉に比べ約 3
分の 1、たんぱく質はおよそ 2 倍、脂質は 10 分の 1 以下、鉄分は 3 倍と栄養
価は非常に優れています。
鹿肉の別名は“もみじ”。味噌ベースのだしで、根菜やきのこ類、こんにゃくなど煮込む“もみじ鍋”
という料理はこれからの季節、滋養強壮にもぴったりです。
公開医学講座のご案内
日
時:12 月 25 日(木)午後 2 時 00 分~(約 1 時間程度)
会
場:児島中央病院 多目的ホール(新館 2 階)
テーマ:『高気圧酸素治療について』
講
師:臨床工学科科長 清水浩介
<栄養管理科>
児島中央病院だより Vol.96
平成 26 年 12 月 1 日発行
(毎月発行)
発行責任者
田邉
秀幸
編集責任者
馬場
洋一
一般財団法人仁厚医学研究所児島中央病院
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当番医のお知らせ
12 月 21 日(日)と 30 日(火・祝)、
1 月 2 日(金・祝)は、地区の当番医です。
************************
8
〒711-0912 倉敷市児島小川町 3685 番地
代表(086)472-1611
FAX (086) 474-3148
地域医療連携室直通(086)473-7815
FAX(086)473-7816
http://www.kojimach.or.jp