第59期 第2四半期報告書 - 前澤給装工業

第59期 第2四半期報告書
平成26年4月1日から平成26年9月30日まで
株主の皆さまへ
株主の皆さまへ
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
当社は、第59期の第2四半期(平成26年4月1日~平成
26年9月30日)を終了いたしましたので、ここに第2四半期
報告書をお届けし、その概況についてご報告申し上げます。
当社は、
『QSO』<品質(Quality)は人格であり、安全
(Safety)は協調であり、独創(Originality)は改革である>
を会社指針として掲げ、
「きれいな水、安全な水、おいしい
水」のご提供に向け、事業活動を展開しております。また、
水道事業(=ライフライン)の一翼を担う企業として、その
社会的責任を果たし、地域社会の発展に貢献することを目
指しております。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用情
勢の改善や、消費者物価の上昇など緩やかな回復基調が続
いておりますが、海外経済の下振れに加え、消費税増税に
伴う駆け込み需要の反動の長期化等から景気の先行きには
依然不透明感が残るものとなりました。
当社グループの属する給水装置業界におきましては、4年
連続で上昇していた新設住宅着工戸数が、消費税増税の影
響により前年同期比マイナスに転じ、主要原材料価格も高
値で推移するなど厳しい状況が続きました。
このような状況下、当社グループは、営業力の強化によ
る販売シェアの確保、地上製品の販路拡大、さらに東北地
区での復興需要の取り込みなどに注力してまいりましたが、
消費増税に伴う駆け込み需要の反動減から、売上高は前年
同期比5.0%減の115億80百万円、営業利益は前年同期比
1.4%減の7億95百万円となりました。なお、四半期純利益
は海外連結子会社の為替損益が好転したこと等から前年同
期比10.5%増の5億30百万円となりました。
今後も株主の皆さまのご期待に沿うよう、業績の拡大・
企業価値向上のため努力を重ねてまいりますので、株主の
皆さまの変わらぬご支援とご指
導を賜りますよう、お願い申し
上げます。
代表取締役社長
山本 晴紀
QSO Business Report 2015
製品紹介
水をつないで半世紀
当社の製品は、水道本管と家庭内給水栓の間のあらゆるところに使用されています。
用途、使用環境に応じ、耐震性・耐熱性等に優れた製品を取り揃えております。他に暖房に関連する製品もございます。
「品質は人格であり、安全は協調であり、独創は改革である」
4
3
1
一次止水栓
ステンレス製ボール止水栓
7
水道メータ
水道メータの有効期間は、計器の計測
誤差をなくすため、
計量法で8年と決まっ
ています。
6
ボール止水栓
サドル付分水栓と宅内給水管の間に設
置する、第一次バルブです。
サドル付分水栓
架橋ポリエチレン管
主に屋内配管に使用
される給水・給湯管で
す。
水道本管から給水管を分岐
するバルブです。
ステンレス製
サドル付分水栓
2
日本水道協会規格品
QSO Business Report 2015
屋内配管ユニット
各邸宅の配管に合わせて組立てられ
ており、施工時間が大幅に短縮されて
います。
継手類
ステンレス製継手
PE継手
給水管と給水管、
または
給水管とバルブ類をつな
ぐ器具です。水道メータ
の手前には、耐震性の
優れた製品が使用されま
す。
5
ろくろ継手
Qumex 継手類
屋内配管に使用する樹脂管の
分岐や、管と水栓器具類を接
続する継手です。
メータセット
水 道メータボックスと
止水栓、水道メータ廻
りの器具等を一体にし
た製 品で、施 工 性 向
上を目的に開発されま
した。
QSJC回転ヘッダ
集合住宅用
戸建住宅用
KP継手
ME継手
財務ハイライト
売上高
11,580百万円
前年同期比 5.0%減
経常利益
837百万円
前年同期比 0.1%減
四半期純利益
530百万円
前年同期比 10.5%増
1株当たり四半期純利益
44.07円
QSO Business Report 2015
財務諸表(要旨)
●連結貸借対照表
科目
(単位:百万円)
期別
前期
資 産 の 部
流 動 資 産
固 定 資 産
資 産 合 計
負 債 の 部
流 動 負 債
固 定 負 債
負 債 合 計
純 資 産 の 部
株 主 資 本
その他の包括利益累計額
純 資 産 合 計
負債及び純資産合計
●連結損益計算書
科目
24,700
12,521
37,222
25,188
12,392
37,580
6,720
742
7,462
6,766
737
7,503
28,809
949
29,759
37,222
29,140
935
30,076
37,580
前第2四半期
当第2四半期
12,184
8,836
3,347
2,541
806
56
25
837
6
831
351
479
11,580
8,237
3,342
2,547
795
55
13
837
4
833
302
530
(単位:百万円)
期別
売
上
高
売
上
原
価
売 上 総 利 益
販売費及び一般管理費
営
業
利
益
営 業 外 収 益
営 業 外 費 用
経
常
利
益
特
別
損
失
税金等調整前四半期純利益
法
人
税
等
四 半 期 純 利 益
1 日から
平成26年4月 1 日から
(平成25年4月
平成25年9月30日まで)(平成26年9月30日まで)
●連結キャッシュ・フロー計算書
科目
当第2四半期
(平成26年3月31日現在)
(平成26年9月30日現在)
期別
当第2四半期
△308
333
△240
57
△158
10,531
10,373
850
△645
△240
△28
△63
10,165
10,101
1 日から
平成26年4月 1 日から
(平成25年4月
平成25年9月30日まで)(平成26年9月30日まで)
営業活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の四半期末残高
QSO Business Report 2015
(単位:百万円)
前第2四半期
トピックス
◆ JICA研修員(ペルー)が
当社福島工場で
研修を受けられました。
JICA(独立行政法人国際協力機構)
では、政府の技術協力計画に基づき、
開発途上国の経済・社会開発に必要な
人材を養成する事業として研修員受入
事業を行っています。その一環で、平
成26年11月、ペルーの研修員4名が、
当社福島工場におきまして、サドル付
分水栓等の製造や品質管理に関する研
修を受けられました。研修員の方々は、
当社社員の説明を熱心にお聞きになら
れていました。
QSO Business Report 2015
会社概要・株式情報(平成26年9月30日現在)
会社概要
株式の状況
商
号
前澤給装工業株式会社
(1)発行可能株式総数
47,000,000株
本
社
東京都目黒区鷹番二丁目13番5号
(2)発行済株式の総数
12,500,000株
資 本 金
33億5,890万円
創
業
昭和12年7月15日
設
立
昭和32年1月23日
従業員数
(自己株式 466,022株を含む)
(3)株主数
7,209名
大株主の状況
394名
株 主 名
前
役員の状況
澤
工
業
株
持株数(千株) 持株比率(%)
式
会
社
624
5.18
前 澤 化 成 工 業 株 式 会 社
624
5.18
代表取締役会長
佐
藤
秀
敏
ザ バンク オブ ニユーヨーク ノント
リーテイー ジヤスデツク アカウント
534
4.43
代表取締役社長
山
本
晴
紀
前澤給装工業従業員持株会
507
4.21
取
締
役
堀
俊
也
株 式 会 社 り そ な 銀 行
500
4.15
株 式 会 社 三 井 住 友 銀 行
500
4.15
取
締
役
村
田
秀
明
日 本 生 命 保 険 相 互 会 社
366
3.04
役
谷
合
祐
一
第 一 生 命 保 険 株 式 会 社
288
2.39
常 勤 監 査 役
兼
茂
雄
U B S A G L O N D O N A / C I P B
SEGREGATED CLIENT ACCOUNT
275
2.28
監
幣
原
廣
株 式 会 社 み ず ほ 銀 行
250
2.07
三 菱 U FJ 信 託 銀 行 株 式 会 社
250
2.07
取
締
査
役
監
査
役
宮
田
泰
監
査
役
藤
田
博
(注)1.当
社は自己株式466,022株を保有しておりますが、上記大株主
(上位11名)から除いております。
2.持株比率は自己株式(466,022株)を控除して計算しております。
所有者別株式分布状況
当社グループ
QSOインダストリアル株式会社
前澤給装(南昌)有限公司
金融機関
25.4%
個人その他
36.1%
QSOサービス株式会社
外国法人等
14.9%
金融商品取引業者
0.8%
その他の法人
22.8%
(注)所有者別株式分布状況は、自己株式(466,022株)を控除して
計算しております。
QSO Business Report 2015
株主メモ
事 業 年 度 4月1日から翌年3月31日まで
定 時 株 主 総 会 毎年 6月
期末配当金 3月31日
配当金受領株主確定日
中間配当金 9月30日
株主名簿管理人
三菱UFJ信託銀行株式会社
特別口座の口座管理機関
同 連 絡 先 〒137-8081
東京都江東区東砂七丁目10番11号
三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部
電話 0120-232-711(通話料無料)
単 元 株 式 数 100株
公 告 方 法 電子公告の方法により行います。
ただし、電子公告によることができない事故その他
やむを得ない事由が生じた場合は、日本経済新聞に
掲載して行います。
公告掲載URL http://www.qso.co.jp/
株主様の住所変更、配当金の振込みのご指定、買取請求その他各
種お手続きにつきましては、原則、口座を開設されている口座管
理機関(証券会社等)で承ることとなっておりますので、口座を
開設されている証券会社等にお問合せください。また特別口座に
記録された株式に関する各種お手続きにつきましては、特別口座
の口座管理機関である三菱UFJ信託銀行にお問合せください。
株主優待品を贈呈いたしました。
十日町のコシヒカリがおいしい理由、それは山と川そして雪にありま
す。新潟県でも有名な豪雪地帯の十日町。冬にもたらされた雪は、春
にとけ、湧き水となり、田んぼはいつでも潤い満たされています。そ
して夏から秋にかけては、昼と夜の適度な気温差が、お米の味わいを
より深みのあるものにしてくれます。十日町にしかない自然条件が、
おいしいコシヒカリを育てます。
同じ新潟産の中でも特においしいと言われ
る十日町のコシヒカリを、本年(平成26年3
月末基準)も、株主の皆さまへ11月に、生
産地から直接お届けいたしました。
<贈呈基準>
毎年3月末日現在の株主の皆さまに、
以下の基準により、贈呈いたします。
保有株数100株以上
魚沼産新米コシヒカリ3kg
保有株数1,000株以上
魚沼産新米コシヒカリ5kg
●当社ホームページでは、会社案内、製品案内、IR情報などの
情報を掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
http://www.qso.co.jp/
前澤給装工業 IR
検 索