マヤ語からみた言語と思考と脳科学研究費補助金・基盤研究（Ｓ）「OS 型言語の文処理メカニズムに関するフィールド言語認知脳科学的研究」成果報告会 2015 年 1 月 10 日 ( 土 )13:00 ～ 17:00 11 日 ( 日 )10:00 ～ 17:00 慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール参加費無料・申込不要（直接会場にお越し下さい）地球上では 7000 以上の言語が話されています。語順はさまざまで、違う語順の言語の話者は，言語を司る脳の仕組みが違うのでしょうか？出来事を認識する際の思考の順序は同じなのでしょうか？この公開シンポジウムでは，日本語と正反対の語順をもつカクチケル・マヤ語（の話者）を対象に行われた貴重な研究の成果を一般の方々にも分かりやすく報告します。言語と思考と脳の関係について一緒に考えてみませんか？主催：科学研究費補助金・基盤研究（Ｓ）「OS 型言語の文処理メカニズムに関するフィールド言語認知脳科学的研究」（研究代表者：東北大学小泉政利）共催：慶應義塾大学言語文化研究所（言語学コロキアム・次世代研究プロジェクト B）プログラム ★1 月 10 日（土）オープニング（司会：小泉政利） 13:00-13:05　開会の挨拶八杉佳穂（国立民族学博物館） 13:05-13:20　趣旨説明小泉政利（東北大学） ★1 月 11 日（日）第一部：　言語と脳第二部：言語と思考第一部前半（司会：酒井弘）第二部前半（司会：遊佐典昭） 13:20-13:45　マヤ文明の魅力とマヤ諸語の特徴 10:00-10:25 語順選好の普遍性と個別性八杉佳穂（国立民族学博物館）小泉政利（東北大学） 13:45-14:10　カクチケル語の統語構造 10:25-10:50　マヤの神話では時間は終わりから始まりに戻る大滝宏一（金沢学院大学） ―VOS語順を通して観る文産出のタイムコース― 14:10-14:35　カクチケル語の音韻構造酒井弘（広島大学）那須川訓也（東北学院大学） 10:50-11:15　ジェスチャーから探るカクチケル語話者の事象認知里麻奈美（沖縄国際大学） 14:35-14:55　休憩 11:15-11:40　カクチケル語の基本語順：幼児による受動文の理解に基づく考察第一部後半（司会：玉岡賀津雄）杉崎鉱司（三重大学） 14:55-15:20　反応時間から見るカクチケル語の語順木山幸子（国立長寿医療研究センター） 15:20-15:45 MRI から見るカクチケル語の語順 11:40-12:05　カクチケル語の基本語順：幼児による wh 疑問文の理解に基づく考察小野創（津田塾大学）金情浩（東北大学） 15:45-16:10 脳活動から見たカクチケル語の語順の効果 12:05-13:30　昼食休憩太田真理（東京大学）第二部後半（司会：小野創） 16:10-16:35 脳波から見るカクチケル語の語順 13:30-13:55　マヤ語話者の文理解安永大地（金沢大学）玉岡賀津雄（名古屋大学） 16:35-17:00 脳活動から見た発話時の処理負荷 13:55-14:20　How do Mayans make speech sounds? 竹島康博（東北大学） Rinus Verdonschot（名古屋大学） 14:20-14:40　休憩シンポジウム大阪会場のご案内【日時】2014 年 12 月 21 日 ( 日 ) 10:00 ～ 17:20 【会場】国立民族学博物館　第 5 セミナー室【お問い合わせ】国立民族学博物館八杉研究室 06-6878-8310 yasugi＠idc.minpaku.ac.jp http://www.minpaku.ac.jp/ 第三部：総合討論（司会：杉崎鉱司） 14:40-15:10 発表へのコメント今井むつみ（慶應義塾大学） 15:10-15:40 発表へのコメント北原久嗣（慶應義塾大学） 15:40-16:20　コメントへの返答発表者 16:20-16:50　全体討論 16:50-17:00　閉会の挨拶小泉政利（東北大学） ■慶應義塾大学三田キャンパス交通アクセス田町駅（JR 山手線／ JR 京浜東北線）徒歩 8 分三田駅（都営地下鉄浅草線／都営地下鉄三田線）徒歩 7 分赤羽橋駅（都営地下鉄大江戸線）徒歩 8 分【お問い合わせ先】慶應義塾大学言語文化研究所〒108-8345 東京都港区三田 2-15-45 電話 03-5427-1595/ ホームページ http://www.icl.keio.ac.jp/