瞳孔記録計NPi-100

ペンライトからハンディー型瞳孔計へ・・・
米国　ニューロプティクス社製
瞳孔記録計
昨今の白内障手術・屈折矯手術では手術前に正確・簡便に瞳孔径を
評価することは非常に重要です。
また従来のペンライトでの診察では客観的に瞳孔機能を計測する
ことが難しい場合があります。
NPi-100 は、誰が計測しても客観的に瞳孔機能を定量化でき、瞬時に
かつ簡易に扱える自動記録の瞳孔計です。
●
両眼で 1500 人のデータ保存
●
キャリブレーション不要
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素早く測定…片眼 2.7 秒
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最新データを動画で簡単確認
使用症例
● 白内障手術・屈折矯手術前の瞳孔径計測
● 視神経炎の診断・治療効果判定
● 動眼神経麻痺における瞳孔不同の診断
● Horner 症候群の診断
● Adie 症候群の診断
● 中毒性疾患の評価
● 眼睛疲労の評価
測定パラメータ
右眼　左眼
側定画面
パラメータ
NPi
（Neurological
Pupil index）
MAX/MIN
測定単位
定義 / 演算
スカラー値
以下の全ての変数を入力としてとらえる瞳孔反応の総合評価
0～5
mm
指標パラメータ
MAX = 始めの安静状態の瞳孔径
MIN = もっとも縮小している際の瞳孔径
％ CH
％
瞳孔収縮率＝
（［MAX-MIN］/MAX）
LAT
秒
Latency（潜時）＝光刺激から瞳孔収縮開始までの時間
Average Constriction Velocity（CV：平均瞳孔収縮速度）
CV/MCV
mm/秒
＝縮小径÷縮小時間
Maximum Constriction Velocity（MCV：最大瞳孔収縮速度）
＝瞳孔収縮中の速度のピーク値
DV
測定データは時系列で動画
確認が可能
簡単に操作できます
mm/秒
Average Dilation Velocity（DV：平均散大速度）
= 瞳孔の回復径（縮小後）÷回復時間
瞳孔の測定は 3 つの明瞭なフェーズに分かれています
患者さんとの距離を保つ
ためのヘッドレスト
充電ステーション
でいつでも
フルチャージ
フェーズ 1
（位置確認）
フェーズ 2
（検出）
フェーズ 3
（測定）
スキャンボタンを押し続け、瞳孔を自動的に緑色の円でキャ指を離した時点で照射され、
青枠に瞳孔が中央にくるようプチャーして表示。スキャンボ実際の瞳孔径が測定されます
にセッティング。
タンから指を離す。
（2.7 秒間）。
※動画の再生は最新データのみ
プリンターへ無線送信で
プリントアウト
（オプション）
NPi-100 の主な仕様
瞳孔径：1.0 ～ 9.0mm
出力：NPi（Neurological Pupil index）
、Max およ
び Min、Latency、平均瞳孔収縮速度、最大瞳孔収
縮速度、平均散大速度
精度：± 0.03mm
測定
視神経炎症例
エアーまたは酸素 / 亜酸化窒素と
NPi-100 は AP または APG カテゴリー機器ではあり
の可燃性麻酔混合ガスのある環境
ません
における使用の安全性の程度
作動モード
デマンドでのバッテリ作動
温度：18 ～ 30℃
作動環境
相対湿度：20 ～ 70％（非結露）
×118
×191
ヘッドレスト付き：67
（幅）
（奥行）
（長さ）
mm
サイズ
×93
×191
ヘッドレスト無し：67
（幅）
（奥行）
（長さ）
mm
重量
356 ± 10g
分類
クラス 1　LED 製品（IEC 60825 による）
販売名
瞳孔記録計 NPi-100
医療機器届出番号
11B1X00001000039
充電ステーションの主な仕様
視神経障害（入力障害）の
診断・重症度、治療効果の他覚的判定
保護の程度
電気ショックに対する保護のタイプ
水の侵入に対する機器の分類
作動モード
電源供給
電源周波数
タイプ B
クラス II　バッテリ充電器
通常機器
連続作動
入力：AC100 ～ 240V ± 8％
50/60Hz
視神経炎では光刺激に対する縮瞳率・縮瞳速度が障害に比例して減少します。
構成品　NPi-100 本体キット（商品コード No.133 01 010）
片眼性の場合は左右差を比較し異常を発見します。
・本体
・充電ステーション
・充電ステーション用 AC アダプタ
ペンライトでは判断に迷うことがあります。その為、本瞳孔計を用いて片眼
単純刺激の縮瞳率や縮瞳速度結果を比較することにより判定は可能です。左
右差を NPi-100 を使用することで客観的に正確に評価が可能になります。
消耗品
・バッテリー
・スタイラスペン
・キャリングケース
・ヘッドレスト（24 個入）
（商品コード No.133 21 080）
オプション
・プリンタキット
（商品コード No.133 01 020）
・プリンタペーパー
（商品コード No.133 21 090）
NPi-100 本体キット
症例は初期瞳孔径、右 5.72mm、左 5.76mm（表示画面 MAX により）と瞳孔
不同は認めません。しかし光刺激により右の縮瞳率（％CH）が小さく、その結果
ヘッドレスト（24 個入）
は実波形からも明らかです。この程度の入力障害、すなわち視神経障害は
肉眼観察では不可能で、瞳孔計を用いて検査すべきです。
監修：北里大学眼科 / 石川均先生　症例提示：北里大学メディカルセンター眼科 / 後関利明先生
プリンタペーパー
プリンタキット

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