【バージョンアップ変更点概要】 償却上手くんdbNL 償却上手くんdbNL (Vers 1.004) 1.004) ●減価償却 減価償却db 償却db ≪登録・入力・計算書 登録・入力・計算書≫ Version 1.105 1.105 ◆他のICSシステム搭載機とのデータのやり取りに関して◆ 当プログラム(Version 1.105)は、従前プログラム(Version 1.103)より一部改良を行っていますので、他の機 械とデータのやりとりを行われる場合は、相手側も同一バージョン(Version 1.105)のプログラムを使用してく ださい。 当プログラムは、マイクロソフト社のサポート対応終了に伴い、Windows XP 搭載機へのインストールは不可となっ ています。 以下の業務で改良・修正を行いました。 登録・入力・計算書 資産データ入力 新規会社登録・修正・削除 各種登録 財務仕訳作成 減価償却計算書 少額特例資産明細書 導入・更新 翌期更新 減価償却マスターコンバージョン 減価償却マスターコピー 詳細は、次ページからの“償却上手くん “償却上手くんdb “償却上手くんdbNL dbNL( NL(Version 1.105)の変更点 1.105)の変更点” )の変更点”を参照してください。 1 償却上手くんdbNL(Version 1.105)の変更点 1) 資産データ⼊⼒ ①資産コード変更処理で、コード再付番の付番順序のコンボボックス内の表⽰順を、品目コード順→取得 年⽉⽇順→⼊⼒順に変更し、初期値を「品目コード順」にしました。 ②リース資産や繰延資産の期首簿価が 0 円、リース資産のリース残価保証が 0 円の資産データに対して期 中減少を選択すると、不要な減価償却累計額が計上されていたのを修正しました。 ③一括修正の⽉割計算項目に表⽰している「⽉の並び」が、事業期間に関係なく常に 4 ⽉から 3 ⽉の表⽰ になっていたのを、事業期間に合わせて表⽰をするようにしました。 ④中間申告有りのマスターの中間申告年⽉⽇をあえて 6 ヶ⽉超の年⽉⽇に変更し、期中減少又は部分減少 の減少内容で「減少⽇まで償却」を選択した場合、期中減少⾦額が正しく計算されていなかったのを修正 しました。 ⑤検索絞込の償却資産税項目の償却資産コード・抹消コードが、アルファベット・カナ・記号などが⼊⼒で きなかったのを、資産データ⼊⼒と同様に検索でも使⽤できるようにしました。 また、取得価額などで 12 桁などの⼤きい⾦額で検索すると指定どおりに検索ができなかったのを修正 しました。又、品目コードの形式を英数で指定している場合はカナ⼊⼒は使⽤不可にしているので、検索 絞込でも使⽤不可にしました。 ⑥検索絞込の減価償却項目の適⽤要件不一致の「5年均等」を選択した場合、減価償却タブの特殊事項・計 算で、平成 19 年改正前・平成 10 年改正前の計算を選択している資産データを除外していたのを検索対 象としました。 ⑦ ⑧事業期間が 1 年未満のマスターにおいて、期中減少又は部分減少の減少内容で「減少⽇まで 償却」を選択した場合、リース資産の普通償却限度額が正しく計算されていなかったのを修正しました。 ⑨事業期間が 1 年未満でかつ設⽴年⽉⽇の⼊⼒がある場合に、期中減少又は部分減少の減少内容で「減少 ⽇まで償却」を選択した場合、取得・減少情報タブの資産の減少欄の償却⽉数は正しいが、減価償却タブ の償却⽉数がおかしいため、各帳票の出⼒に影響していたのを修正しました。 ⑩特別・過不⾜等タブの特別・割増償却の経理区分欄の表⽰を削除しました。 (経理区分に準備⾦を⽤意していましたが対応時期が未定となったため表⽰を削除しました。) 2) 財務仕訳作成 ①個⼈事業者で不動産又は農業を選択している場合、新規に会社マスターを作成する時から「事業専⽤割 合が無し」と選択しているのに、財務仕訳作成を選択すると“会社情報の事業専⽤割合の設定が変更され ています。償却費の仕訳をご確認ください。”と警告メッセージが表⽰されていたのを、表⽰しないよう に修正しました。 このメッセージは仕訳作成を実⾏した時にも表⽰し、仕訳作成ができなかったのを修正しました。 ②事業専⽤割合の有無を変更し、連動仕訳登録画⾯の科目設定の初期化が必要になった場合のメッセージ を下記のように変更しました。 “会社情報の事業専⽤割合の設定が変更されています。連動仕訳登録の償却費タブにて、オプション→“連 動仕訳登録を初期状態に戻す”を⾏ってください。 3) 新規会社登録・修正・削除 ①中間申告が有りのマスターで、中間申告年⽉⽇を変更したり現在申告区分を確定申告又は中間申告に切 り替えた場合に、資産データの償却⽉数や端数調整⽉の判定に即時に反映しなかったのを修正しました。 ②中間申告が有りでかつ一括償却が明細方式を選択しているマスターで、現在申告区分を確定申告又は中 間申告に切り替えた場合に、下記のようなエラーを表⽰して減価償却dbマスターを破損していたのを 修正しました。 “制約 'PK__DEP_PackRepayTot__3552E9B6' の PRIMARY KEY 違反。 オブジェクト 'dbo.DEP_PackRepayTotalMonthData' には重複したキーを挿⼊できません。” 1/3 *故障したマスターは、当バージョンのプログラムが起動してマスターバージョンアップが実⾏される時 に⾃動修復をするように対応しています。 *上記エラーは、資産データ⼊⼒の一括償却の画⾯で期間復元を⾏った場合にも起こっていたので同様に 修正しました。 4) 各種登録 ①資産科目登録で、償却方法を定率から定額に切り替えて資産データ⼊⼒の償却方法を変更するような場 合、資本的支出の「加算」・「合算」の資産データは変更の対象から除外しました。 *会社情報の基本償却方法を変更した場合や、一括修正処理で償却方法を変更した場合も同様の対応を ⾏いました。 ②資産科目登録の償却資産欄において償却資産税の課税区分を無しから「⾞両」に変更した場合、既に⼊ ⼒されている資産データの償却資産税の課税区分は「対象外」でセットするようにしました。 *⾞両以外を選択した場合は、資産データの課税区分に⾃動設定されます。⾞両の場合は償却資産税の 対象外となる資産のほうが多いために、課税区分の初期値を「対象外」でセットしています。資産デー タ⼊⼒は対応済でしたが、各種登録(上記説明分)や新規会社登録・修正・削除で償却資産税を有りに 変更した場合の対応ができていなかったため改良しました。 5)減価償却計算書 ①減価償却計算書の表⽰形式の摘要を「記号」を選択して出⼒すると、減損処理をしていない資産データ の分別区分の出⼒が「Y」になってしまう場合があったのを修正しました。 前期以前は減損会計有り・当年は減損会計無しのマスターで減価償却計算書を出⼒すると上記の現象が 発生し、続けて出⼒した「他のマスター」の減価償却計算書にも上記の現象が影響していたのを修正しま した。 ②中間申告有りのマスターで現在申告区分が中間申告の場合、出⼒設定で“一括償却資産の各期間計を「計 算書末尾」に出⼒する”と“上記の内訳も出⼒する”を選択して出⼒すると、一括償却資産の当期分の期間 小計の償却⽉数の表⽰が「12/36」と表⽰すべきところ「6/36」となっていたのを修正しました。中間 申告時の場合は分子が事業期間⽉数となります。 ③出⼒設定で“期中減少資産の取得価額を合計から除外する”を選択した場合で、圧縮記帳有りでかつ期中 減少を選択している資産があると、小計欄の圧縮後取得価額欄に「マイナスの圧縮記帳額」を出⼒してい たのを修正しました。 *上記の出⼒設定を使⽤している全ての出⼒帳票に対して同様に修正を⾏いました。 ④出⼒設定の部門の設定の“科目別出⼒時、科目別の各部門計を出⼒する”の表⽰を削除しました。 (対応時期が未定となったため表⽰を削除しました。) 6)少額特例資産明細書 ①出⼒設定で“前期前取得の資産を出⼒する”を選択していると、減少区分が「前期減少」の資産まで出⼒し ていたのを出⼒しないように修正しました。 ②旧減価償却システムでは、帳票の欄外左下に租税特別措置法のどの条文を適⽤しているかの文言を出⼒ していましたが、減価償却dbシステムでは対応が漏れていたのを修正しました。 又、適⽤法令が平成 18 年 3 ⽉以前取得と平成 18 年 4 ⽉以降取得の両方を選択し、“法令毎に改頁する” を選択した場合、改頁後の出⼒位置が 1 ⾏分ずれていたのを修正しました。 ③償却区分が減価償却費と消耗品費の両方を選択して出⼒した場合に、総合計の後に「当期に適⽤する少 額特例の合計」を出⼒できるようにしていますが、帳票上の文言が減価償却計算書と異なっていたので 統一しました。全帳票「*少額特例 当期適⽤分合計*」にしました。 *上記の合計⾦額は法⼈税別表との残⾼確認に使⽤します。 2/3 7) 翌期更新 ①当期は財務処理dbマスターのみ、前期は減価償却dbマスターのみが存在する顧問先の場合で、減価 償却dbのマスターを翌期更新した場合、財務処理dbマスターを消してしまっていたのを修正しまし た。 ②減価償却dbマスターを過年度の無い財務処理dbマスターに過年度としてコピー後、減価償却dbマ スターの翌期更新を⾏うと、財務処理dbマスターが消えていたのを修正しました。 *削除されてしまった財務処理dbマスターは元には戻せません。 8) 減価償却マスターコンバージョン ①財務処理db(個⼈兼業)マスターに対してコンバージョンした場合、一括償却の期間合計画⾯で⾦額 を実額で編集している場合、⾃動計算に戻ってしまっていたのを、実額で変換するように修正しました。 ②旧減価償却システムで、償却資産税の償却資産コードや抹消コードに半角カンマを使⽤している場合に、 “償却資産税データの書き込みに失敗しました”というメッセージが表⽰され変換できなかったのを修正 しました。半角カンマはそのままでは変換できないので一旦違う文字に置き換えて変換しますが、償却 資産コードに使⽤される事が想定出来ていなかったので漏れていました。 ③当期設⽴で、事業期間が1年未満のマスターをコンバートした場合、新規会社登録・修正・削除の至⽇変 更ボタンの償却⽉と、資産データ⼊⼒の⽉割計算タブの償却⽉がずれ、シミュレーションリストなどに 影響していたのを、正しく変換するように修正しました。 *誤って変換されたマスターは、当バージョンのプログラムが起動してマスターバージョンアップが実 ⾏される時に⾃動修復をするように対応しています。 ④旧減価償却システムの償却資産課税台帳登録の事業所住所欄に郵便番号が⼊⼒されていない場合、事業 所住所の名称より市区町村コードを判断して変換するようにしました。 9) 減価償却マスターコピー ①SQL2012のマスターを、SQL2005内蔵の機種に「財務マスターコピー」もしくは「減価償 却マスターコピー」で移動させると、 「一時テーブルへの挿⼊に失敗しました。…RESTORE FILELIST が異常終了しています。」とメッセージが表⽰されて移動ができず、上書きコピーの場合、受け側のマ スターを消してしまうケースがあったのを修正しました。 修正は、下記のメッセージでコピーできないように制御する事で対応しています。 ②減価償却dbマスターが財務dbマスターより先⾏していてもコピーで合体する事ができてしまい、 後で財務処理dbマスターを先⾏している減価償却dbマスターに合わせて更新することができませ んでした。又、当期の減価償却マスターだけを削除する事もできません。 その対応として、財務処理dbマスターの事業期間より先⾏して減価償却マスターコピーができない 様にしました。 以上 3/3
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