2 「接着・接合・界面」 研究分科会 特任准教授 E-mail 大谷 章夫 [email protected] 背景 リサイクル性や二次加工性、量産性に優れる『熱可塑性樹脂』 を使用したFRP(FRTP)に注目が集まっている。 •含浸と接着性を考慮した界面設計が難しい •溶着接合手法の検討が十分になされていない 方向性、運営方針、実施内容 複合材料界面に関して・・・・・ 界面特性 ぬれ性 ハンドリング性 が共存できるような界面状態の構築が必要 接合に関して・・・・・ 同種FRTP界面 異種FRTP界面 FRTP/金属界面 溶着による接合技術の開発が必要 評価手法 繊維表面の改質 • マイクロドロップレット試験を用いた 繊維/樹脂界面特性の評価 • FRTPの成形、力学的特性評価 τ:界面せん断強度(MPa) F F:最大引張力(mN) D:繊維径(μm) DL L:埋め込み長さ(μm) 埋め込み 長さL 5 ?m 引張力F 樹脂の改質 繊維 スリット 樹脂ドロップレット • 酸化処理 1 mm Spring • 樹脂の変性 • その他 Central fiber (CF) Compression molding カバーニット FRTP成形用 ヤーン (林さん作製) 中間材料 Die Braiding yarn (PP fiber) Metallic frame 溶着技術 • 超音波溶着技術 • 抵抗溶着 • その他 一方向材料 分科会の体制 Molding press:10 MPa, Molding temperature:200℃, Molding time:5, 10, 20, 40 min GCC所属の学術メンバー 企業、公設試 による産官学共同研究チームの発足 (現在参加企業7社+公設試) アピールポイント 産業界・地域の方へ FRTP(『熱可塑性樹脂』複合材料)で問題、課題となる 「繊維/樹脂界面」、「二次加工による溶着手法」 に関して、皆様と一緒に研究していく場となっております。 様々な業種の方の分科会への参加をお待ちしています。
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