様々な建築ニーズに対応できる木質材料「クロスパネル」 鳥取県林業

様々な建築ニーズに対応できる木質材料「クロスパネル」
鳥取県林業試験場
「クロスパネル」について
クロスパネルには2つの規格があります
「クロスパネル」は、ひき板を並べた層を、板の方向が
層ごとに直交するように重ねて接着したパネルです。
【特長】
●幅広の面材 ●無垢の質感・美しさがそのまま
●変形が少ない ●構造、造作に使える etc
日本CLT協会提供
協同組合レングス
クロスパネルは日本、そして世界で使われています
中・大規模建築物
戸建住宅
壁・床
カウンター
イス
家具
インテリア
階段板
屋根
オーストラリアの事例 10階建アパート
(1階はRC構造) 日本CLT協会提供
高知の事例 日本CLT協会提供
林業試験場では鳥取県内の3層クロスパネルやCLTの利用技術向上を応援しています
曲げ性能試験
(実験結果)既存製品と遜色ない性能
小幅板を活用した、これまでよりも薄いクロスパネルの開発
用途が限られている小幅板の
用途拡大にも貢献!
【特長】
●スリム●軽量●きれい
(開発事例)
インテリア製
品の試作
マンション用床の
音響試験
*協同組合レングス(南部町)では、曲げヤング
係数の基準70EでAQ認証を取得しています。
面内せん断試験
(実験結果)半間タイプの壁倍率:3.58*
(参考)
壁倍率0.5:土塗り壁
壁倍率1.0:木摺りを両面に打ち付けた場合
壁倍率2.0:厚さ4.5cm、幅9cm以上の木材筋かい
壁倍率2.5:構造用合板
(厚さ7.5mm以上 釘N50で15cmピッチ以下)
壁倍率3.0:9cm角以上の木材筋かい
*協同組合レングスでは壁倍率2.5で国交省大臣認定を取得しています
CLTの利用技術開発(農林水産技術会議事務局 委託プロジェクト)
(参画メンバー)
全国規模の産官連携研究を実施
独立行政法人森林総合研究所
岡山県農林水産総合センター
銘建工業株式会社
山佐木材株式会社
協同組合レングス
地方独立行政法人北海道立総合研究機構
株式会社オーシカ
曲げ
鳥取県林業試験場
広島県立総合技術研究所
(研究の一例)
反り
長期継続荷重
独立行政法人建築研究所