PICK UP 平成26年度滋賀県アートコラボレーション事業地域ホール共働事業おうみ狂言図鑑 2015春公演お豆腐のような狂言師―――。誰からも愛され、飽きのこない、そして味わい深い“お豆腐狂言” で知られる大蔵流狂言・茂山千五郎家の協力を得て、2001年より県内の風物を題材にした新作狂言の制作に取り組む“おうみ狂言図鑑” 。今年で5作目となる新作狂言『MUKADE （ムカデ）』は、平安時代の武将で弓の名手・俵藤太が近江富士と称される三上山を七巻半もする大百足を見事に退治したという「俵藤太の百足退治」伝説に擬えている。春公演最大の特徴は、最終公演となる日野会場でのエンディングが他の 2 会場（東近江、彦根）とは異なること。狂言の世界にマルチエンディングの手法を取り入れた新たな試みでおおくりします。 “笑い”と“狂言”の魅力がたっぷり詰まった同公演に乞うご期待‼ たわらのとうた A・■ B 共通演目 ■ C・■ D・■ E 共通演目 ■ 新作狂言「鮒ずしの憂うつ」新作狂言「MUKADE （ムカデ）」脚本：土田英生（劇団MONO）脚本：三千院高穂このところ“鮒寿司”は毎日憂鬱な日々。近江一の名産品としての自信が揺らぎ始めているのです。それもこれも匂いのせい。最近では近江牛が名産品として大きな顔をし、可愛がっていたでっち羊羹さえも近江牛の味方についてしまいます。そこにはるばるやって来たひきわり納豆とくさやの干物。同じ悩みを持つものとして鮒ずし撮影：西岡千春の相談に乗ってやることに…。あの俵藤太（たわらのとうた）のムカデ退治で有名な近江の三上山あたりに、一文字違いの侍米俵藤太（こめだわらのとうた）がおりました。貧乏な藤太は、家来の太郎冠者を大百足に化けさせ、琵琶湖に住む八代竜王の娘を襲わせて、使っても使っても減らない米俵をちゃっかりいただこうと企みますが…。ハリウッド版怪獣映画も真っ青な、小スペクタクル狂言！今回、日野の最終公演のエンディングが他の2 公演と違います！乞うご期待‼ 茂山あきら松本薫茂山茂茂山逸平茂山童司島田洋海丸石やすし茂山正邦茂山宗彦増田浩紀井口竜也山下守之（ＡＣＤＥのみ）茂山七五三（Ａのみ）茂山千五郎 Check （ＡＣＥのみ）（ＢＤのみ）（ＢＣのみ）（ＡＤのみ）出演者新作狂言の脚本を手がけた三千院高穂さんから comment が届きました ! 三上山の大百足伝説に端を発して出来上がった今回の脚本、ネットワーク事業として公演する 5 館の担当者がアイデアを出し合って作られたものです。前作も脚本を担当した私としては、今回の「MUKADE」はより狂言らしい仕上がりになったと感じています。たった 3 人の出演者、舞台セットも無い素舞台の上で、はたしてどんな百足退治が繰り広げられるのか。想像力を思いっきり広げて大いに笑っていただけたら幸いと願っています。 A B C ●日　時／平成27年 2月1日（日） 14：00開演（13：30開場） ●会　場／甲賀市あいの土山文化ホール ●日　時／平成27年 2月7日（土） 14：00開演（13：30開場） ●会　場／愛荘町立ハーティーセンター秦荘 ●日　時／平成27年 3月8日（日） 14：00開演（13：30開場） ●会　場／東近江市てんびんの里文化学習センター TEL.0748-66-1602 はぎだいみょう　ぶ　す ●演　目／萩大名、附子、新作狂言「鮒ずしの憂うつ」 TEL.0749-37-4110 かきやまぶし　すおうおとし ●演　目／柿山伏、素袍落、新作狂言「鮒ずしの憂うつ」 TEL.0748-48-7100 ち　どりすす　がわ ●演　目／千鳥、濯ぎ川、新作狂言「MUKADE（ムカデ）」（甲賀市土山町北土山2222-2）耳より「 2 公演以上」のご鑑賞で茂山家オリジナルグッズがもれなく当たる！ 2公演以上 3公演以上太郎冠者ストラップ茂山家のあせふきオリジナルグッズを是非Getしてみてください（愛知郡愛荘町安孫子822）（東近江市五個荘竜田町583） D E ●日　時／平成27年 3月15日（日） 14：00開演（13：30開場） ●会　場／彦根市みずほ文化センター ●日　時／平成27年 3月29日（日） 14：00開演（13：30開場） ●会　場／日野町町民会館わたむきホール虹 TEL.0749-43-8111 ふみにない　もらいむこ ●演　目／文荷、貰聟、新作狂言「MUKADE（ムカデ）」 TEL.0478-53-3233 こ　ぶ　うり　よびこえ ●演　目／昆布売、呼声、新作狂言「MUKADE（ムカデ）」（彦根市田原町11）（蒲生郡日野町大字松尾1661） ●料　金／　一般2,000円、18歳以下1,000円 ※未就学児入場不可プレイガイド［ローソンチケット］Ｌコード：516 4 6 ［お問合せ］滋賀県文化・元気室 TEL.077-522-8369