(スライド3)(PDF:796KB) - 千葉県

地下水・湧水観測地点
1) 地下水位の動向
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2) 湧水量の動向
3) 水質(地下水・湧水)の動向
★電気伝導度
法政大学・山田教授が
他流域で観測した台所
排水の電気伝導度が
448μs/cm
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3) 地下水および湧水の水質の推移
★pH
中性のライン
中性のライン
(4)行動計画の目標年(H32)
に向けての取り組みについて
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1)真間川流域水循環系再生行動計画
と第1次行動計画の位置づけ
■「真間川流域水循環系再生構想
(平成16年3月策定)」の基本方針
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■「真間川流域水循環系再生行動計画
と第1次行動計画構想
2)行動計画目標年(H32)に向けての
取り組みについて
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①行動計画に対する施策の進捗状況(その1)
基本方針
取り組み
自然環境の
保全
みどりを守り
育てる
対策
項目
緑地の保全・
回復
非市街地
都市公園等の
整備
公園・緑地等
雨水を貯める
雨水浸透施設の
利用する
普及
浸透させる
汚れのもと
を減らす
汚れた水を
きれいで
うるおいある きれいにする
流れの創出
きれいな
水を川に流す
目標となる対策量
H25年度
H32年度
取り組みに対する
施策
(1,776 ha)
481
ha
H24年度
実績
達成度合
H25目標
(1,430 ha)
477 ha
472
ha
98%
前年比-2ha
1,314
対策面積
ha
1,829
ha
842
ha
64%
前年比+38ha
排出負荷量削減
25%
台所負荷削減3対
策の実施率70%
家庭等での
汚濁負荷削減
汚濁負荷
削減率
-
河川・水路の
直接浄化
浄化施設
設置
浄化施設の適正な
維持管理を行う。
下水道の建設
下水管への接続
促進
下水道
普及率
48
%
68
%
合併処理浄化槽
の普及
合併処理
浄化槽
普及率
40
%
48
%
春木川の試算で
約3割減
(120%)
県3ヶ所、市川市
3ヶ所の維持管
理継続実施
48
%
前年比+1.3%
46
%
*
前年比+2.8%
99%
115%
*:下水道未整備区域における普及割合を示す
①行動計画に対する施策の進捗状況(その2)
基本方針
水資源の
有効利用
浸水被害の
軽減
対策
項目
目標となる対策量
H25年度
H32年度
H24年度
実績
雨水を貯める 雨水利用施設の
利用する
普及
浸透させる
雨水利用施設の
普及
雨水利用施設の設置促進の
呼びかけを行っていく
-
家庭・事業所・
水を大切に使 公共施設等での
う
節水
家庭・事業所・
公共施設等での
節水
節水の呼びかけを行っていく
-
取り組み
取り組みに対する
施策
雨水貯留施設の
普及
貯留量の確保
雨水を貯める
利用する
浸透させる
水辺の自然の
保全・再生
水辺の自然の
保全・再生
安全で自然
豊かな川づくり
河道改修
河道改修
調節池の建設
調節池の建設
更なる貯留量の増加及び
施設の恒久化を図る
54.1万m3 恒久施設で
(前年比+18千m3)
(恒久施設でH32に28.6万m3)
うち恒久27.5万m3
自然環境・生物多様性の
向上を図る
-
-
・50mm/時間の
降雨に対応した
安全なまちづくり
・50mm/時間の
国分川・春木川
降雨に対応した
調節池の完成
安全なまちづくり
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達成度合
H25目標
国分川、
春木川の
整備中
国分川調節池
整備中
(96%)
②平成26年度以降の行動計画について
【現行動計画の検証】
①真間川における環境基準点及び補助地点における
水質は、平成22年度以降、目標値(BOD10mg/㍑)を
概ね達成している。
②施策は、一部を除き、概ね計画通り進捗している。
③評価時点(平成32年度)に向けて行動計画は、施策
進捗に問題がない限り、一貫性・連続性を確保していく
ことが合理的である。
④ 流域を取巻く社会経済動向には、行動計画を大幅
に改変するような変化はないと考えられる。
②平成26年度以降の行動計画について
①~④の検証結果により、
平成32年度の計画目標を見直さず、現計
画を踏襲し、目標に向かって関係機関が鋭
意施策に取り組んでいく。
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③浸透施設の設置促進に向けた
取り組みについて
【普及が進まない理由】
●市川市
(原因) 既存建築物における浸透施設設置は、助成金
による任意設置であることから進んでいないため。
(方策) 現在も行っている流域住民等、建築主への啓
発活動の一層強化。
(原因) 雨水浸透の目標値が浸透適地の何割という方
法で設定してあり、その対策面積に道路が占める
割合も多いと思われるが、道路では、設置費用や
目詰まり等の問題により歩道のみしか浸透施設
整備ができないため。
(方策) 安全で比較的安価な道路の浸透対策技術に対
する調査の実施。
③浸透施設の設置促進に向けた
取り組みについて
【普及が進まない理由】
●船橋市
(原因) 建築確認機関が民間に移ったことにより、強制力
が弱くなったことが一因と考えられる。
(方策) これまで行われていなかった建築確認審査機関
への啓発活動を実施。
●松戸市
(原因) 一般的に雨水浸透施設の認知度が低く、また、設
置するメリットが見えにくいため、実績値が下回る原
因となっていると思われる。
(方策) 現在も行っている流域住民等、建築主への啓発
活動の一層強化。
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③浸透施設の設置促進に向けた
取り組みについて
【普及が進まない理由】
●鎌ケ谷市
(原因) 雨水浸透桝の設置について、街頭啓発活動等を
行っているが、なかなか必要性を理解して頂けない。
(方策) 現在も行っている流域住民等、建築主への啓発
活動を一層強化
(原因) 効果的に浸透施設を設置出来る場所(ある程度
まとまって施設の設置が可能な場所)が不足してい
ることから、雨水浸透施設が普及していない。
(方策) 公共施設の管理者に対し協議を行い、浸透施設
の設置を進める。
③浸透施設の設置促進に向けた
取り組みについて
今後は、県内の先進事例である
印旛沼ルール
を参考に、
真間川流域における雨水浸透施設の普及
促進を図ることが望ましいと考える。
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③浸透施設の設置促進に向けた
取り組みについて
③浸透施設の設置促進に向けた
取り組みについて
■車道トレンチ
道路の浸透対策技術として、
「公益社団法人雨水貯留浸透
技術協会」が道路の車道部分
の雨水浸透を目的とした車道ト
レンチ縁石の開発を進めている。
試験的に市川市に130m設置
し、浸透効果、目詰まり等の確
認を行っている。
■集水ます浸透化工法
既設の集水桝の底を削孔して
浸透桝に改造できる、EGSM工
法に代表される工法。道路を掘
り起こさず、かつ、維持管理が容
易な工法として近年採用される
ケースが多い。
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③浸透施設の設置促進に向けた
取り組みについて
■鎌ケ谷市における啓発活動の例(その1)
③浸透施設の設置促進に向けた
取り組みについて
■鎌ケ谷市における啓発活動の例(その2)
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(5) 水循環系再生に向けた
行政および地域の取り組みについて
H24年度の活動事例
【市川市】
雨水貯留・浸透施設設置助成金制度について、市の広報誌に年3回、市のホーム
ページに通年掲載。
雨水貯留 こいのぼりフェスティバル、公園での打ち水、総合治水啓発イベント「水に親しむ親子
浸透施設の の集い」、市民まつり等のイベントにて貯留・浸透施設模型の展示とパンフレットの配
普及啓発 布。
施
策
内
容
家庭での
汚濁負荷
削減対策
家庭での
節水及び
雨水利用
施設の普及
主に水切り袋(ろ紙袋)、アクリルたわし、ゴムベラの使用と普及を図るための啓発を
実施
①地域の行事等でアンケートを通じた生活排水対策の取り組みの現状把握
②アクリル毛糸を使用したアクリルたわし作り体験の実施
③小学校の総合学習や、自治会主催の勉強会等での啓発
④アンケート回答者やアクリルたわし作り体験の参加者に啓発用品を配布
雨水貯留・浸透施設設置助成金制度について、市の広報誌に年3回、市のホーム
ページに通年掲載。
こいのぼりフェスティバル、公園での打ち水、総合治水啓発イベント「水に親しむ親子
の集い」、市民まつり等のイベントにて貯留・浸透施設模型の展示とパンフレットの配
布。
ボランティア
活動への支
援
-
37
【船橋市】
・窓口での雨水浸透桝設置啓蒙と補助金についての説明、パンフレット配布
・下水道展での雨水浸透桝設置啓蒙・パンフレットの配布
雨水貯留 ・平成25年度より雨水浸透桝設置事業に対する補助金の拡充
浸透施設の ・平成25年度より雨水貯留タンクおよび浄化槽転用雨水貯留施設設置事業に対する
普及啓発 補助金の交付
船橋市環境フェアなどのイベントにおいて、家庭でできる生活排水対策の啓発事業
の実施。
施
策
内
容
家庭での
汚濁負荷
削減対策
・平成25年度より雨水貯留タンクおよび浄化槽転用雨水貯留施設設置事業に対する
家庭での 補助金の交付
節水及び
雨水利用
施設の普及
船橋市の環境、市のホームページで水質測定結果等の情報提供。
ボランティア
活動への支
援
【松戸市】
広報誌やイベントでのPR
・真間川流域総合治水対策協議会イベントでの啓発活動
平成24.9.30に行われた東松戸まつりにおいて、総合治水を紹介するパネルの展
雨水貯留 示、浸透桝の模型の展示、絵画コンクール入賞作品の展示、啓発グッズの配布、アン
浸透施設の ケート調査及び川クイズの実施。
普及啓発
・毎年江戸川河川敷で行われているレンゲまつり及びコスモスまつり等においても啓
発を行っている。
施
策
内
容
家庭での
汚濁負荷
削減対策
松戸市生活排水対策指導員制度
・街頭啓発
・イベント時における啓発
・指導員による個別啓発
・広報誌やイベントでのPR
家庭での 広報誌やイベントでのPR
節水及び
雨水利用
施設の普及
河川愛護団体への活動支援
ボランティア ・清掃用具等の貸出、提供
活動への支 ・視察研修のサポート
援
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【鎌ケ谷市】
・真間川流域総合治水対策協議会イベント「総合治水街頭啓発活動」
・鎌ケ谷市広報による雨水浸透桝の啓発
雨水貯留
浸透施設の
普及啓発
環境フェアや産業フェステバル等のイベント並びに環境講座等の開催時にチラシや
グッズなどを配布し啓発をした。
家庭での
汚濁負荷
削減対策
家庭での
節水及び
雨水利用
施設の普及
・市民提案協働モデル事業「誰にでも気軽に取り組める雨水の浸透・貯留」によるペッ
ボランティア トボトルを利用した雨水浸透桝の研究
活動への支
援
【千葉県1】
【総合企画部 水政課】
家庭での 千葉県ホームページや、雑用水利用の説明会により、
節水及び 雨水・再生水利用などの普及啓発を行いました。
雨水利用
施設の普及
【環境生活部 水質保全課】
家庭での
汚濁負荷
削減対策
○パンフレットなどの啓発資料を配付するなど、家庭からの汚濁負荷量を削減するた
め、県民等の自主的な取組を促進した。
【県土整備部 河川整備課・河川環境課】
千葉県ホームページに、千葉県における宅地開発等の開発行為で雨水を地区外
に放流
する場合の雨水排水計画の一般原則を示す 「千葉県における宅地開発等に伴う雨
雨水貯留 水排水・貯留浸透計画策定の手引」を掲載している。
浸透施設の なお、本手引については、県土整備部の出先機関及び県内市町村に対しても、年1
普及啓発 回「手引及び同解説」に係る説明会を開催しています。(今年度は、7月30日に開催)
(参考)ホームページアクセス数
平成22年度 1,833件 平成23年度 2,306件 平成24年度 2,233件
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【千葉県2】
【県土整備部 下水道整備課】
家庭での
汚濁負荷
削減対策
・千葉県ホームページにおいて、
①「下水道を学ぼう」
②「スイスイ学べるクイズ」
③キッズページ「スイスイランド」へのリンク
④「もっと知って!下水道」へのリンク
⑤「下水道ってなぁに?」へのリンク
上記において、水循環と下水道をPR
・千葉県ホームページにおいて、県民へのPR「流域下水道終末処理場の見学」
・千葉県ホームページにおいて「下水道使用のお願い」を記載。
【県土整備部 江戸川下水道事務所】
家庭での
汚濁負荷
削減対策
当事務所のホームページや江戸川第二終末処理場の見学者などに配布している
パンフレット「江戸川左岸流域下水道」において、下水道の使用にあたってのお願い
として、
1.台所の調理くずは、目の細かい「三角コーナー」などで受け下水道に流さない。
2.使用済みの食用油は、新聞紙や布で吸い取るなどしてゴミとして出し、流しに
すてない。
3.洗剤は、量をはかって使いすぎないようにする。
などを掲載し、家庭での汚濁負荷削減に対する啓発を行っている。
【千葉県3】
【真間川改修事務所】
雨水貯留
浸透施設の
普及啓発
ホームページでの雨水貯留施設普及のPRを実施。
ホームページでの汚濁負荷削減対策のPRを実施。
家庭での
汚濁負荷
削減対策
家庭での
節水及び
雨水利用
施設の普及
-
河川や海岸の愛護活動、環境学習・調査等の支援のための「河川海岸アダプトプロ
ボランティア グラム」のPRを実施。
活動への支
援
その他
ホームページへの再生行動計画の掲載。
(水循環系の 各種会議における再生行動計画PR。
再生を推進す ecoメッセにてPR活動を実施
るためのPR及
び啓発活動)
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