福島吾妻裏磐梯線 二子塚橋 橋梁補修概要 平成26年12月 県北建設事務所 ■位置図 大笹生IC 福島・飯坂IC 二子塚橋 福島駅 現況写真 ■現地状況 橋梁補修一般図 路線名 河川名 竣工年次 主要地方道 福島吾妻裏磐梯線 橋名 【県道70号線】 天戸川 地名 昭和35年(1960年) 橋長 54年経過 ふたごづかはし 二子塚橋 福島市二子塚字原畑地内 75.1 m 橋梁幅員 6.0 m ■断面図 ■側面図 橋面補修箇所① 橋面補修箇所① 上部工補修箇所② 高湯 → ← 福島駅 A1 P4 上部工補修箇所② A2 下部工補修箇所③ 下部工補修箇所③ ■平面図 橋面補修箇所① 補修内容一覧表 ■補修内容 番号 補修箇所 補修前状況 補修内容 ・防水層未設置のため、床版に水分進入 ・橋面防水工(防水シート張) ① ② ③ 橋面補修 上部工補修 (床板・主桁) 下部工補修 ・舗装のひび割れ ・舗装打換工(密粒度AS舗装) ・伸縮装置の劣化、漏水 ・伸縮装置交換工(非排水型伸縮装置) ・排水管腐食、脱落 ・排水装置交換工(排水管交換) ・支承腐食 ・支承防錆工(金属溶射) ・剥離、鉄筋露出 ・断面補修工(はつり、欠損部充填) ・微細なひび割れ ・表面保護工(表面含浸材塗布) ・剥離、鉄筋露出 (橋台、橋脚) ・ひび割れ 断面補修工(はつり、欠損部充填) ひびわれ補修工(エポキシ樹脂系注入材 注入) 橋面補修 補修前 傷んでいる舗装を撤去 補修後 橋に水が入り込まないようにシートを設置 水が処理されるように排水桝や排水管を設 置 伸縮装置交換 補修後 補修前 新たな伸縮装置(埋設型)を設置 傷んでいる伸縮装置を撤去 断面補修 補修前 補修後 補修材を塗って完成 傷んでいる周辺を取り壊す 鉄筋の錆を落とし、防錆剤を塗る ■福島県が管理している道路橋(2m以上)は、約4,600橋ありますが、建設後50年以上の割合は、現在約20%ですが 、20年後には約70%と急増するため、今後増大する橋梁の老朽化への対応策として、従来の事後的な補修から予防 的な修繕へと転換することで、橋梁の維持管理に係る費用の縮減を図る必要があります。 ■県北建設事務所管内には626橋あり、建設後50年以上の橋梁は143橋で23%、 20年後には432橋で69%とな ります。 ○橋の経過年数(現在) 高度経済成長期(1960年中頃~1970年前半) 50年を経過する 橋りょうの割合が約20% ○橋の経過年数(20年後) 高度経済成長期(1960年中頃~1970年前半) 50年を経過する 橋りょうの割合が約70%
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