HP Scripting Tools for Windows PowerShell リリースノート iLO コマンドレット v1.2 HP 部品番号: 766784-192 2014 年 12 月 第1版 © Copyright 2013, 2014 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 本書で取り扱っているコンピューターソフトウェアは秘密情報であり、その保有、使用、または複製には、HP から使用許諾を得る必要がありま す。FAR 12.211 および 12.212 に従って、商業用コンピューターソフトウェア、コンピューターソフトウェアドキュメンテーション、および商業 用製品の技術データ(Commercial Computer Software, Computer Software Documentation, and Technical Data for Commercial Items)は、ベンダー 標準の商業用使用許諾のもとで、米国政府に使用許諾が付与されます。 本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。HP 製品およびサービスに対する保証については、当該製品およびサービスの保証規定 書に記載されています。本書のいかなる内容も、新たな保証を追加するものではありません。本書の内容につきましては万全を期しておりますが、 本書中の技術的あるいは校正上の誤り、脱落に対して、責任を負いかねますのでご了承ください。 商標 Microsoft®、Windows® および Windows Server® は Microsoft グループの米国における登録商標です。 本製品は、日本国内で使用するための仕様になっており、日本国外で使用される場合は、仕様の変更を必要とすることがあります。 本書に掲載されている製品情報には、日本国内で販売されていないものも含まれている場合があります。 発行履歴 リリースバージョン HP iLO コマンドレット 1.0 サポートされている Windows Management Framework 3.0 サポートされているオペレーティングシステム • Microsoft Windows 7 SP1 改版日 2013 年 9 月 • Microsoft Windows 8 • Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1 • Microsoft Windows Server 2012 HP iLO コマンドレット 1.1 3.0 および 4.0 • Microsoft Windows 7 SP1 2014 年 3 月 • Microsoft Windows 8 • Microsoft Windows 8.1 • Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1 • Microsoft Windows Server 2012 • Microsoft Windows Server 2012 R2 HP iLO コマンドレット 1.2 3.0 および 4.0 • Microsoft Windows 7 SP1 • Microsoft Windows 8 • Microsoft Windows 8.1 • Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1 • Microsoft Windows Server 2012 • Microsoft Windows Server 2012 R2 2014 年 12 月 バージョン 1.2 説明 HP Scripting Tools for Windows PowerShell には、HP ハードウェアを構成管理するための一連の PowerShell コマンドレットが組み込まれています。このリリースでは、PowerShell スクリプトを 使用して HP iLO 3 および iLO 4 を管理および構成するための、一連のコマンドレットを提供しま す。ネイティブ PowerShell インターフェイスを使ってスクリプトを簡単に記述できます。これら のコマンドレットにより、Windows Management ワークステーションから iLO システムに対して アウトオブバンド自動化が直接提供されます。 オペレーティング環境 .NET 4.0 以降および Windows Management Framework 3.0 以降(PowerShell 3.0 以降を含む) がインストールされた Windows Management ワークステーション。 サポートされるデバイス これらのコマンドレットを使用して、サポートされる管理エンドポイントの管理機能をスクリプ ト化して自動化できます。以下は、現在サポートされている管理エンドポイントです。 • HP ProLiant サーバーの iLO 3 • HP ProLiant サーバーの iLO 4 テストは、iLO 3 および iLO 4 を搭載した HP ProLiant サーバーで実行されました。テストは、ILO 3 ファームウェアバージョン 1.80 および iLO 4 ファームウェアバージョン 2.00 で実行されまし た。機能によっては特定のバージョンで動作しないものもあるため、その機能を使用するには最 新のバージョンを使用する必要があります。これらは、コマンドレットのヘルプに記載されてい ます。最新のファームウェアは http://www.hp.com/jp/servers/ilo からダウンロードできます。 オペレーティングシステム HP iLO コマンドレットは、.NET 4.0 以降および Windows Management Framework 3.0 以降がイ ンストールされた、以下の Windows オペレーティングシステムにインストールできます。これに は次が含まれます。 • Microsoft Windows 7 SP1 • Microsoft Windows 8 • Microsoft Windows 8.1 • Microsoft Windows Server 2008 R2 SP1 • Microsoft Windows Server 2012 • Microsoft Windows Server 2012 R2 言語 このリリースでは、英語、簡体字中国語、および日本語をサポートしています。すべての HP PowerShell コマンドレットには、構文と使用例が記載されたヘルプ機能が組み込まれています。 拡張機能 このリリースでは、以下の拡張機能があります。 バージョン 3 追加された新しいコマンドレット 以下のコマンドレットが追加されました。 • Set-HPiLOIPv6NetworkSetting:iLO があるホストサーバーの IPv6 ネットワーク設定を 変更します。 • Get-HPiLOServerInfo:iLO によって、ホストサーバーの内蔵ヘルスを取得します。 アップデートされたコマンドレットパラメーター • Set-HPiLOSharedNetworkPort:iLO 4 バージョン 2.00 用に新しいパラメーター SNPPort を追加しました。 • Set-HPiLONetworkSetting:iLO 4 バージョン 2.00 用に新しいパラメーター ILONICAUTO_SELECT を追加しました。 • Find-HPiLO:シリアル番号および UUID プロパティを追加しました。 • Get-HPiLOModuleVersion:最新および利用可能な UI カルチャーを表示します。 新しい言語のサポート 英語に加えて、簡体字中国語と日本語がサポートされました。 他の拡張項目 • コマンドレットの実行を終了するエラーに対するコマンドレットを write-host から write-error に変更しました。警告メッセージに対するコマンドレットを write-host から write-warning に 変更しました。 • HPiLOCmdlets インストールパッケージが解凍されたディレクトリに、サンプルスクリプトが 追加されました。 • コマンドを iLO に送信する前に、入力パラメーターが正しいことを確認するパラメータ検証 機能が拡張されました。 注記: 以下の 3 つの機能強化項目について詳しくは、『HP Scripting Tools for Windows PowerShell ユーザーガイド』の「iLO コマンドレット」に掲載されています。 • iLO および Onboard Administrator コマンドレットの相互利用に対して Invoke-HPOAiLOCommand をサポートしました。 • 各コマンドレットに対して credential パラメーターをサポートしました。 • パイプライン処理を拡張しました。これにより、ユーザーは複数の方法でパラメーターを iLO コマンドレットにパイプすることができます。 問題の修正 このリリースでは、以下の項目が修正されました。 4 • パイプラインモードで、コマンドレットが文字列および配列をパラメーターとして解釈しな い問題を修正しました。 • 配列の入力に対するパラメーターの処理を修正しました。変更した後、パラメーターは配列 要素に 1 つずつ対応します。 • force パラメーターを使用するコマンドレットの実行が成功しない問題を修正しました。 • iLO コマンドレットをアンインストールすると環境変数が削除される問題(OA コマンドレッ トが失敗する原因)を修正しました。 • Set-HPiLONetworkSetting の未使用のパラメーター WebAgentIPAddress を削除しまし た。 問題の修正 • Add-HPILOSSORecord/Import-HPiLOSSHKey で構文エラーの原因となった問題を修正し ました。 • Set-HPiLOOneTimeBootOrder with iLO 4 でカスタムブートパラメーターがない問題を 修正しました。 • 次のコマンドレットのリターンデータ構造を修正しました。 ◦ Get-HPiLOFirmwareInfo ◦ Get-HPiLOHealthSummary ◦ Get-HPiLOSSOSetting ◦ Get-HPiLOHostData ◦ Get-HPiLOOAInfo 問題点と回避方法 Unicode 文字のサポート iLO Web インターフェイスでは、iLO Web インターフェイス内でサポートされている名前、ユー ザー名、パスワード、設定可能テキストフィールドなどの項目で、Unicode 文字がサポートされて いる可能性があります。Unicode 文字はこれらのコマンドレットで iLO から正しく返されず、 PowerShell スクリプトで正しく表示されません。ただし、Unicode 文字は iLO Web インターフェ イスでは正しく表示されます。 前提条件 前提条件については、『HP Scripting Tools for Windows PowerShell ユーザーガイド』の「iLO コ マンドレット」を参照してください。 インストール手順 インストール手順については、『HP Scripting Tools for Windows PowerShell ユーザーガイド』の 「iLO コマンドレット」を参照してください。 問題点と回避方法 5
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