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平成 26 年 12 月 15 日
ねじ製造2級技能検定試験の基準及びその細目
日本ねじ工業協会
(1) 技能検定試験の合格に必要な技能及びこれに関する知識の程度
ねじ製造の職種における上級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度を基準
とする。
(2) 試験科目及びその範囲と試験科目範囲の細目
表 1 の右欄のとおりである。
表1
試験科目及びその範囲
技能検定試験の基準の細目
学科試験
1
ねじの基礎知識
ねじについての基礎知識についての一般的な知識を有すること。
1
2
次に掲げるねじの基礎について詳細な知識を有すること。
(1) ねじの役割
(2)ねじ山形状
(4) ねじの種類
(2)座金の種類
(3)ねじの名称・用語
ねじの特性について次に掲げる事項について詳細な知識を有する
こと。
4
(1) 公差域クラス
(2) 谷底丸み
(3) ねじ精度
(4) 表面性状
(5) 疲労強度
(6) 遅れ破壊
ねじの締め付けについて次に掲げる事項について詳細な知識を有
すること。
(1) ねじの締め付け理論
2
材 料
金属材料の種類、性質及び用途 1
次に掲げる金属材料の種類及び用途について詳細な知識を有する
こと。
2
(1) 炭素鋼
(2) 合金鋼(低合金鋼及び高合金鋼)
(3) 非調質用鋼
(4) 銅合金
(5) アルミニウム合金
(6) チタン及びチタン合金
炭素鋼、合金鋼及び非調質用鋼の性質に関し、次に掲げる事項に
ついて一般的な知識を有すること。
(1) 引張り強さ
(4) 硬さ
(7) 熱伝導
-1-
(2) 降伏点
(5) じん性
(8) 加工硬化
(3) 伸び及び絞り
(6) 熱膨張
(9) 変形抵抗
試験科目及びその範囲
技能検定試験の基準の細目
3
鋼の組織に関し、次に掲げる事項について一般的な知識を有する
こと。
(1) オーステナイト
(2) マルテンサイト
(3) トルースタイト
(4) ソルバイト
(5) パーライト
(7) セメンタイト
(8) ベーナイト
(6) フェライト
(9) Fe-C系平衡状態図
ねじ加工用材料の欠陥の種類
次に掲げるねじ加工用材料の欠陥について一般的な知識を有するこ
と。
材料試験
1
(1) 表面傷
(2) ロールきず
(3) 割れ
(4) 脱炭
(5) 偏 析
(6) 表面処理剤のむら
(7) 非金属介在物
(8) 異物混入
(9) ピンホール
次に掲げる材料試験の種類、目的及び方法について概略の知識を有
すること。
(1) 化学成分分析
2
(2) 機械的試験
(3) 顕微鏡組織試験
次に掲げる材料試験の目的及び方法について概略の知識を有する
こと。
(1) 火花試験
(2) マクロ組織試験
(3) 超音波探傷試験
2
熱処理設備の種類及び特徴について一般的な知識を有すること 。
3
次に掲げる圧造品の熱処理に起因する欠陥及び防止方法について
一般的な知識を有すること。
(1) 置き割れ
3
4
機械要素
機械製図
(2) 急熱割れ及び急冷割れ
(3) ひずみ
次に掲げる機械要素について一般的な知識を有すること。
(1) キー
(2) ピン
(4)軸受
(5)密閉装置
(7)ベルト伝動
(8)ばね
(3)コッター
(6)歯車
次に掲げる機械製図について一般的な知識を有すること。
(1) 線種
(2) 投影法
(3)断面図
(4)寸法記入方法 (5)公差・表面性状
ボルトの図示
次に掲げる機械製図について一般的な知識を有すること。
(1) ねじの図示法 (2) ねじの表し方 (3)簡略図示法
-2-
試験科目及びその範囲
5
品質管理
技能検定試験の基準の細目
1
ボルト圧造品の検査
次に掲げるねじ加工部品の検査の種類及び方法について一般的な
知識を有すること。
(1) 外観の検査
(2) 寸法及び形状の検査
(3) 硬さの検査(4) 表面きずの検査(ねじ部品のおける表面性状)
2
次に掲げる検査用器具の使用方法について一般的な知識を有する
こと。
(1) ノギス・マイクロメータ等実長測定器
(2) ダイヤルゲージ等比較測定
(3) ねじ精度確認治具
(4)硬さ試験機
品質管理
1
品質管理に関し、次に掲げる事項について一般的な知識を有する
こと。
(1) 次の用語の意味
イ 規格限界
ロ 特性要因図
ハ 度数分布
ニ ヒストグラム
ホ 正規分布
ヘ 管理図
ト 抜取検査
チ パレート図
リ 工程能力
ル 散布図
ヲ 層 別
ヌ チェックシート
(2) 次の管理図の読図
イ x-R(平均値-範囲)管理図
ロ p(不良率)管理図
2
ハ c(欠点数)管理図
(1) 製造基準
(2) 作業標準
(3) QC工程表
(4) 工程能力
(5) 工程能力図
(4) 品質ポカヨケ
(7) チェックシート
(8) 品質ヒヤリハット運動
次に掲げる製造段階での品質保証体制についての一般的な知識を
有すること。
(1) 製造基準
(2) 作業標準
(3) QC工程表
(4) 工程能力
(5) 工程能力図
(4) 品質ポカヨケ
(7) チェックシート
(8) 品質ヒヤリハット運動
販売における品質保証
3
販売における品質保証についての一般的な知識を有すること。
使用段階での品質保証
4
使用段階での品質保証についての一般的な知識を有すること。
(1) 流出対策
(2) 源流対策
品質保証活動
5
次に掲げる品質保証活動についての一般的な知識を有すること。
品質保証の歩み
6
品質保証の歩みについての一般的な知識を有すること。
-3-
試験科目及びその範囲
技能検定試験の基準の細目
製品責任
7
製品責任についての一般的な知識を有すること。
統計的品質管理
8
次に掲げる統計的品質管理についての一般的な知識を有すること。
(1) QC7 つ道具
6
検査・試験
検査とそのあり方
測定器の点検
(2) 工程能力
検査・試験についての一般的な知識を有すること。
1
2
次に掲げる検査のあり方についての一般的な知識を有すること。
(1) 検査
(2) 検査の留意点
(3) 検査のはたらき
(4) 検査の種類
(5) 抜取検査
(6) 試験
次に掲げる測定器の点検についての一般的な知識を有すること。
(1) ノギス
ボルト・ナットの検査・試験
3
(2) マイクロメータ
次に掲げるボルト・ナットの検査・試験についての一般的な知識を
有すること。
(1) 材料の受入検査
(2) ボルトの検査・試験
(3) ナットの検査・試験
有効数字
4
有効数字についての一般的な知識を有すること。
数値の丸め方
5
次に掲げる数値の丸め方についての一般的な知識を有すること。
(1)
7
四捨五入
(2)JISの丸め方
熱処理
熱処理の種類とその原理
熱処理についての一般的な知識を有すること。
1
次に掲げる熱処理の種類とその原理についての一般的な知識を有
すること。
熱処理設備
2
(1) 焼ならし
(2) 焼なまし
(3) 焼入れと焼戻し
(4) 表面熱処理
次に掲げる熱処理設備についての一般的な知識を有すること。
(1) 加熱装置
熱処理欠陥の原因と防止法
3
(2) 熱処理炉
次に掲げる熱処理欠陥の原因と防止法についての一般的な知識を
有すること。
(1) 加熱時に発生する欠陥
(2) 焼なまし、焼ならし時に発生する欠陥
(3) 焼入れ時に発生する欠陥
(4) 焼戻し時に発生する欠陥
(5) その他の欠陥
ねじ加工製品の熱処理
次に掲げる熱処理の目的及び方法について一般的な知識を有するこ
と。
1
次に掲げるねじ鉄鋼材についての一般的な知識を有すること。
(1) 焼ならし
(2) 焼なまし
(4) 焼戻し (5) 応力除去焼なまし
-4-
(3) 焼入れ
試験科目及びその範囲
8
技能検定試験の基準の細目
表面処理
表面処理について
表面処理についての一般的な知識を有すること。
1
次に掲げる表面処理についての一般的な知識を有すること。
(1) 表面処理の目的
めっきについて
2
(2) 表面処理の種類
次に掲げるめっきについての一般的な知識を有すること。
(1) めっき代表的用途例
(2) めっきの種類
(3) 電気めっき種類
電気めっきの基礎知識
3
次に掲げる電気めっきの基礎知識についての一般的な知識を有す
ること。
(1) 金属のイオン化傾向
(2) 局部電池と防錆効果について
(3) 異金属との接触によるさび(4)金属の腐食について
電気めっきの析出
4
次に掲げる電気めっきの析出についての一般的な知識を有するこ
と。
(1) 電気めっきの理論
(2) 電流効率
めっきの用語
5
めっきの用語についての一般的な知識を有すること。
めっきに必要な電気の単位
6
めっきに必要な電気の単位についての一般的な知識を有すること。
めっき厚とめっき時間の計算 7 7
めっき厚とめっき時間の計算についての一般的な知識を有するこ
と。
めっき設備
8
次に掲げるめっき設備についての一般的な知識を有すること。
(1) 各種めっき装置
(2) ジグとラック
(3) 前処理工程 (4)溶剤脱脂
(5) アルカリ脱脂 (6)電解脱脂
(7) 酸浸漬
めっき各論
9
クロム化成被膜処理
10 クロム化成被膜処理についての一般的な知識を有すること。
乾燥工程
11 乾燥工程についての一般的な知識を有すること。
水素脆性
12 水素脆性についての一般的な知識を有すること。
カドミウムめっき
13 カドミウムめっきについての一般的な知識を有すること。
ニッケルめっき
14 ニッケルめっきについての一般的な知識を有すること。
クロムめっき
15 クロムめっきについての一般的な知識を有すること。
銅めっき
16 銅めっきについての一般的な知識を有すること。
その他の表面処理
めっき各論についての一般的な知識を有すること。
17 次に掲げるその他の表面処理についての一般的な知識を有するこ
と。
(1) 溶融めっき
(3) りん酸塩被膜処理
(2) 亜鉛フレーク被膜
(4)化学めっき
(5) アルカリ黒色酸化被膜 (6)陽極酸化処理
(7) 合金めっき
-5-
試験科目及びその範囲
ねじ加工部品の表面処理
技能検定試験の基準の細目
18 次に掲げるねじ加工品の表面処理の特徴について一般的な知識を
有すること。
(1) めっきによる防錆処理方法
(2) 亜鉛フレーク複合処理
めっき厚と有効径
19
(3) 脱水素処理
ねじ加工品のめっき厚と有効径の特徴について一般的な知識を有
すること。
9
安全衛生
安全衛生の基礎知識
安全衛生についての一般的な知識を有すること。
1
次に掲げる安全衛生の基礎知識についての一般的な知識を有する
こと。
(1) 安全作業の 3 原則
(2) 安全衛生の法律
(3) 労働安全衛生法について
(4) 労働安全衛生法の目的
(5) 安全衛生管理体制について
(6) 免許・資格を要する主な業務
(7) 災害率の算定
一般安全心得
一般共通作業の安全
2
3
次に掲げる一般安全心得についての一般的な知識を有すること。
(1) 服装
(2) 保護具
(3) 作業環境
(4) 火災・防火
次に掲げる一般共通作業の安全についての一般的な知識を有する
こと。
(1) 電気設備の安全作業
(2) アーク溶接の安全作業
(3) 手動・電動工具の安全作業
(4) 各種工作機械の安全作業
(5) 運搬の安全作業
(6)ガス溶接・溶断作業の安全
(7) ねじ製造安全作業
10
設備に必要な基礎知識
電気
電気とは
電気についての一般的な知識を有すること。
1
次に掲げる電気についての一般的な知識を有すること。
(1) 電気回路の三要素
(2) オームの法則
(3) 抵抗の合成
(4) 抵抗率
(5) 磁気
電力と電力量
2
次に掲げる電力と電力量についての一般的な知識を有すること。
(1) 電力及び電力量
電動機
3
次に掲げる電動機についての一般的な知識を有すること。
(1) 電力機の概要
電気制御装置
4
(2) 交流の電力
(2) 三相誘導電動機
次に掲げる電気制御装置についての一般的な知識を有すること。
(1) 基本回路
-6-
(2) 遮断器
試験科目及びその範囲
技能検定試験の基準の細目
機械油・潤滑油
機械油・潤滑油についての一般的な知識を有すること。
機械油について
1
機械油についての一般的な知識を有すること。
潤滑油について
2
潤滑油についての一般的な知識を有すること。
油圧・空気圧
油圧
油圧・空気圧についての一般的な知識を有すること。
1
2
空気圧
次に掲げる油圧についての一般的な知識を有すること。
(1) 油圧とその働き
(2) 圧力・パスカルの原理
(3) 油圧になぜ油を使うのか
(4) 油圧の長所
(5) 油圧の短所
(6) 油圧の 5 要素、仕事の 3 要素
(7) 油圧の基本計算
(8) 油圧回路の読み方、書き方
次に掲げる空気圧についての一般的な知識を有すること。
(1) 空気と圧縮
(2) 圧縮と圧力
(3) 圧縮空気の流れ
(4) 圧縮空気の利用
(5) 空気圧の特徴
(6) 圧力の表示
(7) 圧力に関する 2 つの基本法則(8) 空気圧システムの構成
(9) 圧縮空気清浄機器
(10) 空気圧補助機器
(11) 空気圧シリンダ
(12) シリンダの応用
(13) エアシリンダの付加機能(14) 方向制御弁
(15) ポート数とシリンダの組み合わせ(16) 方向制御弁の切換操作
(17) 弁体の構造
(18) 空気圧用切換弁
(19) スピードコントローラ(20) 空気圧用消音器
11 ねじ成形加工工程一般
ねじ加工製品の成形工程
ねじ製造の基礎知識についての一般的な知識を有すること。
1
の種類及び特徴
次に掲げる圧造加工の種類,特徴及び相違点について詳細な知識を
有すること。
(1) 冷間圧造
2
(2)ねじ転造
(3)タッピング
冷間圧造・ねじ転造・タッピングの特徴について詳細な知識を有す
ること。
12
冷間圧造
冷間圧造工程設計
工程設計
1
冷間圧造における変形と応力との関係に関し、次に掲げる事項
について詳細な知識を有すること。
(1) 据え込みによる変形
(3) 絞りによる変形
(2) 押し出しによる変形
(4) せん断による変形
(5) 型内における変形
工程設計例
2
冷間圧造工程設計例について詳細な知識を有すること。
ボルト生産主要加工設備についての一般的な知識を有すること。
3
冷間圧造における変形と応力との関係に関し、次に掲げる事項
について詳細な知識を有すること。
-7-
試験科目及びその範囲
技能検定試験の基準の細目
(1) 据え込みによる変形
(2) 押し出しによる変形
(3) 絞りによる変形
(4) せん断による変形
(5) 型内における変形
冷間圧造主要加工設備
ボルト
ヘッダー類
1
次に掲げるヘッダーについての一般的な知識を有すること。
(1) ダブルヘッダー
(2) 2 ダイ 2 ブローヘッダー
(3)2 ダイ 3 ブローヘッダー
ボルトフォーマー
2
3 ダイス 3 ブローボルトフォーマーについての一般的な知識を有す
ること。
ナット
ナットフォーマー
機械概要
3
ナットフォーマーについての一般的な知識を有すること。
4
次に掲げるヘッダー類・ボルトフォーマー・ナットフォーマーの機
械概要についての一般的な知識を有すること。
(1) 機械概要
(2) 設備の駆動
(3) 材料、線台、矯正機
(4) 材料送り
(5) 切断、ストッパ、プッシャ(6)圧造部
(7) KO
(8) トランスファ
(9) PKO
(10) 作業手順書
(11)加工品の成形工程
(12)成形方法
(13) 設備のメンテナンス
冷間圧造油
冷間圧造油について
1
ねじの製造と加工油についての一般的な知識を有すること。
加工油の使命
2
加工油の使命についての一般的な知識を有すること。
適正圧造油の選定
3
次に掲げる適正圧造油の選定についての一般的な知識を有するこ
と。
(1) 加工形態からの考察
(2) 極圧添加剤の適用使用
(3) 戻り摺動性の考慮
(4) 加工形態に対する加工油の適正
(5) その他の要求点
二次加工設備
トリミングマシン
1
次に掲げるトリミングマシンについての一般的な知識を有する
こと。
(1) ピンセット式
先取り機
(2) グリップユニット式
2
先取り機についての一般的な知識を有すること。
1
ねじ転造における変形と応力との関係に関し、次に掲げる事項
13 ねじ部成形
おねじ成形
について
(1) 転造による変形
-8-
試験科目及びその範囲
ねじ転造盤
技能検定試験の基準の細目
2
次に掲げる転造盤についての一般的な知識を有すること。
(1) 平ダイス式転造盤
(2) プラネタリ式転造盤
(3) ねじ転造加工条件
(4) 平ダイス式ねじ転造盤作業手順
(5) プラネタリ式転造盤作業手順
転造盤の機構
3
次に掲げる転造盤の機構についての一般的な知識を有すること。
(1) 機械概要
(2) 転造盤の駆動
(3) ブランク供給機
(4) 座金供給機
(5)プッシャ
(6)支持刃
(7) 転造ダイス
(8) ぽかよけ
(9) ターンバックル
めねじ成形
タッピング
1
タッピングにおける成形に関し、次に掲げる事項について
(1) タッピングによる成形
タッパー
2
次に掲げるタッパーについての一般的な知識を有すること。
(1) ベントタップ式タッパー
タッパーの機構
3
(2) ストレートタップ式タッパー
次に掲げるタッパーの機械概要についての一般的な知識を有する
こと。
(1) タッピングの機構
(2) 切削油
(3) 切削速度
(4) 切上り山数の設定
(5) 押し腕喰付ばねの設定(6)タップ
(7) タップの要素
(8) タッパーの作業手順
(9) トラブルシューティング(10)ニ軸ナットタッパーの保守点検
14 ボルト・ナット生産機械の
保守・点検
実技試験
共通項目
1
次に掲げる保守・点検についての一般的な知識を有すること。
(1) 保守・点検の切り口
(2) 保守・点検の実施
次に掲げる各種検査ができること。
(1) 外観検査
(2) 寸法検査
(3) 製品の合否判定
次に掲げる作図技能を有していること。
(I)JIS製図の基本知識
(2)ボルト製品の各部名称
ボルト素形製造設備によるボルト素形製造について、次に掲げる作
業ができること。
(1)材料の装着
(2) ボルト素形製造設備及びその附属装置、金型、安全装置、治工具
等の点検及び整備
(3) ボルト素形製造設備及びその附属装置の操作及び調整
-9-
試験科目及びその範囲
技能検定試験の基準の細目
(4)トラブルシューティングにおける対応
次の各号に掲げる科目のうち、受
検者が選択するいずれかの科目
1
ボルトフォーマー工作業
冷間ボルトフォーマー加工に
ボルトフォーマー設備による冷間圧造加工について、次に掲げる作
業ができること。
おける製品ブランクの加工技
(1) 材料の選定及び装着
術、金型の組み立て、取り付
(2) ボルトフォーマー設備及びその附属装置、金型、安全装置、工具
け及び分解、機械設備等の保
守・点検
等の点検及び整備
(3) ボルトフォーマー設備及びその附属装置の操作及び調整
(4)トラブルシューティングにおける対応
2
ナットフォーマ工作業
ナット成形加工における加工
ナット素形製造設備による冷間圧像について、次に掲げる作業がで
きること。
技術、金型の組み立て、取り付
(1) 材料の選定及び装着
け及び分解
(2) ナット素形製造設備及びその附属装置、金型、安全装置、治工具
機械設備等の保守・点検
等の点検及び整備
(3)ナット素形製造設備及びその附属装置の操作及び調整
(4)トラブルシューティングにおける対応
3
ローリング工作業
おねじ転造加工における加工
おねじ転造設備によるねじ転造加工について、次に掲げる作業がで
きること。
技術、金型の組み立て、取り付
(1) 加工前ブランクの選定
け及び分解
(2) おねじ転造盤設備及びその附属装置、金型、安全装置、工具等の
機械設備等の保守・点検
点検及び整備
(3)おねじ転造盤設備及びその附属装置の操作及び調整
(4)トラブルシューティングにおける対応
4
タッピング工作業
めねじタッピング加工におけ
めねじタッピング設備によるめねじタッピングの加工について、次
に掲げる作業ができること。
る加工技術、金型の組み立て、
(3) 加工前ブランクの選定
取り付け及び分解
(4) めねじタッピング設備及びその附属装置、金型、安全装置、工具
機械設備等の保守・点検
等の点検及び整備
(3)
めねじタッピング設備によるめねじタッピングの加工につい
て、次に掲げる作業ができること。
(5) 加工前ブランクの選定
(6) めねじタッピング設備及びその附属装置、金型、安全装置、工具
等の点検及び整備
(3) めねじタッピング設備及びその附属装置の操作及び調整
(4)トラブルシューティングにおける対応
- 10 -
試験科目及びその範囲
その他
技能検定試験の基準の細目
その他の事項
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