あおばニュース

特定非営利活動法人WE21ジャパン青葉
2014. 6. 16
WEショップ
No. 43
発行:特定非営利活動法人 WE21 ジャパン青葉
代表:田﨑 惠子
横浜市青葉区柿の木台 14-14 プログレスハネダ 1 階
Tel 045-978-4198 http://www.we21japan.org
http://aoba-portal.net/group/we21aoba/
あおばニュース
WE21ジャパン青葉は青葉区内でリユース・リサイクルショップを運営し、
その収益をアジアの人々の自立支援に役立てています
WE=Women’s Empowerment 女性が力をつけると言う意味
第14回
通常総会
5月21日あざみ野南店で第14回総会が開催され、
リユース・リサイクル事業を通じて国内外の支
援を続ける事業が承認されました。
支援先(JIM-NET、女性の家サーラー、
月一の会)からも参加していただき、それぞれ
の活動紹介がありました。
その後、「CFP、WISH HOUSEの活
動-手をつないで-」の上映と、製作者の梅田
愛子さんにもお話していただきました。
WE21ジャパン青葉の支援先の皆様と総会参
加者と交流を深めることができた有意義な総会
となりました。
2014年度もショップが地域の皆様が集える場所
(コミュニティ)としての役を担っていきます。
今後とも皆様方のご協力、ご支援をよろしくお
願いします。(代表 田﨑惠子)
リメイクフェア
5/19~5/23
2013年度 活動実績
―
ご協力ありがとうございました ―
売上
15,417,039円
来店者数
18,715人
寄付件数
5,501件
ボランティア実人数
ボランティア延べ人数
税金支払額
569人
2,174人
法人税等
558,000円
消費税
302,200円
WEショップの活動は、寄付者・購入者・店内ボランティア・
リメイクボランティア・口コミで紹介して下さる方、皆さま
に支えられています。今年度もご支援よろしくお願いいたし
ます。
WE2
1ジャパン青葉では、1年間を通じてリメイク講座を開
催し、皆様に着物のリメイクをご紹介しています。
この期間はその作品やさらに新しいリメイクのヒント
を皆様にみていただく機会となりました。
リメイクボランティアが作成した作品200点あまり、
「も
ったいない、捨てられない」から「楽しい、好きな形」
へ。次は、参加する番です。
◆リメイク講座にご参加ください
あざみ野南店:「ゆかたdeイージーパンツ」
6/29(日)13時~16時 参加費1000円(外税)
柿の木台店 :「和布deコサージュ作り」
7/ 2(水)13時~15時 参加費500円(外税)
通常総会の様子
映像プ ロデューサー
梅田 愛子さん
◎
夏バザールのお知らせ
あざみ野南店 7/24(木)~25(金)
柿 の木 台 店 7/28(月)~30(水)
なつやすみ
8/9(土)~ 8/17(日)
WEショップから広がる支援の輪
NPO法人女性の家「サーラー」
女性の家サーラーは、もともと外国籍女性のための緊急避難所として開設されました。設立当
初は人身売買の被害女性の利用者が多かったのですが、これら女性の定住化に伴い、現在は移
住女性のDV被害者がシェルター利用者の中心となっています。サーラーには、もう一つ相談室
という活動の柱があります。暴力等で悩む移住女性から多言語による相談を受け、問題解決の
方法をアドバイスしています。今までのサーラーは、ビザの取得や、国際離婚の手続きサポー
トなど、問題解決型の支援が中心でしたが、近年は、パートナーと別れ、日本社会でシングル
マザーとなった移住女性と、その子どもたちを長期的に支援する必要性を痛感するようになり、
昨年度より、これらの問題に取り組み始めたところです。NPOの仕事は、多様な個人や組織と
のネットワークが命です。WEショップ様には、あおば店開店当初より長期に渡って多大な支援
を賜り、感謝を申し上げるとともに、同じ地域で活動する民間団体として、今後とも有機的に
繋がりながら、お互いの活動を発展させていくことができるのではないかと思っております。
どうぞ、今後とも、よろしくお願い申し上げます。(事務局長理事 湯山佳代)
NPO法人日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)
いつもJIM-NETをご支援いただきありがとうございます。おかげさまで、今年JIM-NETは創立10
年を迎えます。この10年間を振り返ると、思い浮かぶのは、治療半ばで亡くなったがんの子どもたち
の顔です。サーブリーンの様に、皆で支援して応援した子もいますし、私が病院に行って、名前も知
らず、次の日行ったら亡くなっていた子もいます。そういう死に直面して、人間としてどうあるべき
か、ということを考えさせられた10年でした。
劣化ウラン弾、白リン弾そういったものが平気で使われる戦争。しかも、大量破壊兵器の所有、開
発の疑惑、911の関与などでっちあげられた情報にのっかた戦争を日本は経済効果だけの観点で支持
し、これからは、もっと深く戦争にかかわろうと憲法9条の解釈を変えようとしています。
日本はODAでそういった罪を覆い隠そうとしています。人道支援と言えば聞こえはいいですが、
保健行政がきちんとできるような技術協力には無関心で、がんの子どもたちが安心して治療が受けら
れるようにはならず、ODAを使って石油をどう手に入れるかしか考えていないようです。
福島の原発事故にも同じような構造があり、「まったく問題はありません」と首相はいい、オリン
ピックの誘致に成功しました。甲状腺がんの子どもたちがすでに出始めているのに、原発を輸出する
ことにも積極的です。「福島」という一地域の問題ではなく、原発事故にどう立ち向かうのかという
大きな問題に取り組まざるを得なくなった福島の人たちをこれからも支えていきたいです。
(事務局長 佐藤真紀)
NGO(国際協力団体)フィリピンの貧しい人のためのクリニック(CFP)
今日も迷信のお産方法以外を信じられずに無理に気張り続けて病院搬送になった18歳
の産婦がいました。自身が放置されて育ち、売春の末できた2人目の赤ちゃんでした。
人から大切にされ無条件に愛された経験がないと人は成熟できないのだと感じます。あ
ちこちで親が放置している子供に出会います。子供のうちに彼らの穴あきの心を埋めた
い、それが貧困の連鎖を断ち切る手段だから。今日もクリニックでは母子の様子を見守
り、WISH HOUSEでは周囲から関心をもたれない子たちへの関わりを模索し続けてい
ます。皆様と一緒に活動できることがとても嬉しいです。ご支援心より感謝しておりま
す。 (代表 冨田江理子)
NPO 法人「月一の会」
(ひきこもる若者とその家族を支える会)
横浜市との協力で WE21 ジャパン青葉に研修生をお願いし、社会復帰できた卒業生も多
数います。社会復帰するきっかけを WE ショップ」という研修の場で得ることがこれか
らも青年たちの励みになることと感じています。(理事長・心理相談員 梅山明子)
WEショップ・あおば 柿の木台
柿の木台14-14 プログレスハネダ1階
電話・FAX:045-978-4198
営業時間 10:30~17:30
休業日 土日祭日ほか年末年始・夏の休業日
WEショップ・あおば あざみ野南
あざみ野南2-4-3-103
電話・FAX:045-915-9606
営業時間 10:30~17:30
休業日 土日祭日ほか年末年始・夏の休業日