人気アトラクションのメンテナンスに役立つ ホイスト式クレーン

こんな所で活躍してます!
人気アトラクションのメンテナンスに役立つ
ホイスト式クレーン
みなとみらいの顔になった
「よこはまコスモワールド」
1989年、横浜市制100周年と横浜開港130周年を記念し
て開催された横浜博覧会。そのランドマークとなっていた
のが、当時世界最大級の大観覧車「コスモクロック21」で
した。
博覧会跡地は「みなとみらい21地区」として、オフィス
ビル、国際会議場、ホテルなどが同調することで、国際情
報発信の基地にする計画でした。その際、コスモクロック
21は撤去される予定でしたが、「みなとみらい」の顔として
世界最大級の観覧車を存続させることになりました。それ
が現在のコスモワールドの原点となり、いくつかの遊具を
人気アトラクションで
「ホイスト」が安心・安全のお手伝い
加えて1990年8月に「よこはまコスモワールド」が開園。
1999年に運河をはさんで反対側の埋め立て地に観覧車を移
設し、現在のメインエリアであるワンダーアミューズ・ゾ
コスモワールドのメインエリアで人気のアトラクションが
ーンを新設してグランドオープンとなりました。
丸太の形のライドに乗って、世界最大級勾配46度の傾斜を
大滑降する「クリフ・ドロップ」です。ここで、日立産機
システムのホイストが活躍してます。
ライド1台の重さは350kg。人気のアトラクションなので
メンテナンスの回数も多く、1日3台は水から出して点検し
たり、予備のライドを搬入したりしているそうです。とこ
ろが、そのライドの上げ降ろしは、これまで人力でやって
いたとのこと。もちろん営業時間中メンテナンス作業はで
きないので開園前に素早くこなさなければならず、肉体的
にとてもきつかったといいます。
ずっと電動式のクレーンにしたかったのですが、350kg
のライドにぴったりのホイストが見つかりません。そのこ
とを知った日立産機システムでは、450kgタイプの電動ホ
「よこはまコスモワールド」を運営しているのは、泉陽興業
株式会社。博覧会用などの観覧車をたくさん造っている会社
としても有名です。コスモワールドは入園が無料で遊園地の
夜間営業の先駆けでした。お子様連れからカップル、お年寄
り夫婦と多彩な人が訪れる「みなとみらい」地区。コスモワ
ールドもその一部として楽しんでもらおうとオープンにして
いるそうです。
水の中に接する
部分が多いライ
ドはメンテナン
スが重要。ホイ
ストで上げ降ろ
しが楽になり、
整備もスピード
アップ
イスト式クレーンを提案。100V電源でひとりでコントロー
ルできるため、オープンから7年続いた身体的苦労から解放
されたそうです。
コスモワールドでは、ホイスト以外でも圧縮機やモータ
などの産業機器が活躍していました。アミューズメント施
設は、訪れる人の歓喜を呼び起こす施設。そのためには安
心・安全が保証されていなければなりません。また、都市
型の施設では騒音を含め、省エネにも気を配らなくてはな
りません。日立産機システムは、新しい視点でアミューズ
メント施設を応援していきます。
●お問い合わせ先
株式会社 日立産機システム 産業システム事業部
制御エンジニアリング部 事業開発グループ 松田 有司
TEL●03-4345-6248 FAX●03-4345-6910
ライドを上昇させるベルトの張
力を調整するための圧縮機。ア
ミューズメント施設は、このよ
うな産業機器がいっぱいある
「情・創・技・活・夢」
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