自分探し

<学校教育目標>
郷土を愛し、たくましく
生き抜く生徒の育成
上関町立上関中学校
学 校 通 信
平成25年11月26日
文責:林
礼儀正しい人になろう-めざせ!あいさつの達人-
自分の力を伸ばそう -家庭学習90分!-
START~新たな挑戦の始まり~
というスローガンのもと10月27
日(日)文化祭を実施しました。実
行委員が企画運営の中心となり、全
校体制で、約1週間の期間で準備を
行いました。生徒54人一人ひとり
が何役もこなし、すばらしい成果を
あげることができました。演じる人
も、見る人も一体となり、”芸術の秋
”、”学問の秋”が堪能できたのでは
ないでしょうか。また、生徒が自分
の可能性を発見し、自分のよさに気
付き、新たな目標に向かってスター
トしようという思いをもつきっかけ
ができた1日となりました。
自分探し
山の木々から色づいた葉っぱが一枚、また一枚
と減り、冬の足音が近づいてきました。気付くと
カレンダーは残り1枚。平成25年もいよいよ大
詰めです。
この時期になると学校では進路説明会、三者懇
談会と進路選択に関する行事が多くなり校内に緊
張感が漂ってきます。生徒が自分の将来の生き方
や社会における自分の役割についてしっかりと考
え、自分自身で進むべき道を選択し決定していく
力。それが中学校として育てるべき力ですが、実
際にはなかなか自分で決められず受け身的になっ
てしまう生徒がいることも事実です。
自分自身を振り返ってみてもそうですが、中学
校時代に「自分はこの道に進みます」と自分の進
路についてはっきりと断言できる人はそう多くは
ありません。また、現在は多方面から情報が入り、
驚くほどの情報量にますます迷いが大きくなって
しまうこともあります。「自分探しの旅」とよく
言われますが、若者が自分の将来について何がし
たいのか不安を感じているのは今も昔も変わらな
いようです。
『自分探し』とは、一般的には自分が何をやり
たいかを見つけることと思われていますが、もう
一つ、自分が社会でどのような役割を果たせるの
か、世の中に何を提供できるのかということに気
付くことも大切な自分探しです。自分の得意なこ
と・よさ・強みなどを見つけて、社会に役立つ存
在になっていくこと、これこそが真の自分探しか
もしれません。
もしも、『自分探し』で悩んだら、何をしたい
かを探すよりは、先ず、自分のよさや強み、得意
なこと・できることを探すこと。そして、それを
活かすことを考えれば自然に答えが出てくるよう
な気がします。
人の一生は長く、何度か「人生の進路選択・進
路変更」をしなくてはならない場面がやってくる
に違いありません。その時に、どのように対処し
ていくか、どのような「自分探し」ができるかが
人生を有意義に生きていけるかどうかの分かれ道
になってきます。
中学校時代の進路選択は長い人生の第一歩で
す。入学と同時に始まり、卒業の時が一つの節目
です。自分探しの旅。逃げることなく立ち向かっ
てほしいと願っています。 (校長
齊鄕倫子)
チャレンジ目標
11月5日(火)調理室を会場に、「出
張!お魚料理教室」が開催されました。
山口県漁協青壮年部連合会柳井支部と山
口県柳井水産事務所普及振興班が主催
し、地魚の料理を通して漁業等への理解
を深めることを目的としています。生徒
と参加された保護者がグループとなり、
指導を受けながら作った料理を、参加者
みんなでいただきました。あまりのおい
しさに感動しているようでした。
上関中学校では、中学1・2年生
の学習習慣を身に付け、安定した学
力を付けるため、放課後勉強会を実
施しました。授業で使っている問題
集や教師から渡された学習プリント
に真剣に向き合い、分からない内容
を教師に質問するなど、自ら学習内
容を理解しようとする生徒もいまし
た。
人権教育講演会の開催
11月19日に上関小学校を会場に人権教育講演会が
開催されました。講師は宇部フロンティア大学附属中学
校・香川高等学校の校長 相原次男 氏で、「人権の尊重は
豊かなコミュニケーション能力の育成から」と題して講
演が行われました。心の中で、「悪いことを抑制する自己
を育てる」ことの大切さなど、人として成長するに当た
って多くの大切なことを学ぶことができました。
講演される相原校長