平成25年12月17日 - 京丹波町

平成25年第4回京丹波町議会定例会(第2号)
平成25年12月17日(火)
開議
1
2
議事日程
第
1
会議録署名議員の指名
第
2
諸般の報告
第
3
一般質問
議会に付議した案件
議事日程のとおり
3
出席議員(16名)
1番
森
田
幸
子
君
2番
松
村
篤
郎
君
3番
原
田
寿賀美
君
4番
梅
原
好
範
君
5番
山
下
靖
夫
君
6番
坂
本
美智代
君
7番
岩
田
恵
一
君
8番
北
尾
潤
君
9番
鈴
木
利
明
君
10番
篠
塚
信太郎
君
11番
東
まさ子
君
12番
山
﨑
裕
二
君
13番
村
山
良
夫
君
14番
山
田
均
君
15番
山
内
武
夫
君
16番
野
口
久
之
君
-49-
午前
9時00分
4
欠席議員(0名)
5
説明のため、地方自治法第121条の規定により出席を求めた者(20名)
町
長
寺
尾
豊
爾
君
長
畠
中
源
一
君
会 計 管 理 者
谷
口
誠
君
参
事
岩
崎
弘
一
君
参
事
野
間
広
和
君
瑞 穂 支 所 長
中
尾
達
也
君
和 知 支 所 長
榎
川
諭
君
総
務
課
長
伴
田
邦
雄
君
監
理
課
長
木
南
哲
也
君
企画政策課長
山
森
英
二
君
税
務
課
長
堂
本
光
浩
君
住
民
課
長
下伊豆
かおり
君
保健福祉課長
岡
本
佐登美
君
子 育 て 支援 課 長
山
田
由美子
君
医療政策課長
藤
田
正
則
君
産業振興課長
久
木
寿
一
君
土木建築課長
十
倉
隆
英
君
水
長
山
田
洋
之
君
長
朝
子
照
夫
君
長
藤
田
真
君
議会事務局長
長
澤
誠
書
記
上
林
潤
子
書
記
山
口
知
哉
副
町
道
教
教
6
課
育
育
次
出席事務局職員(3名)
-50-
開会
○議長(野口久之君)
午前
9時00分
それでは、皆さん、おはようございます。
本日は、ご参集いただき大変ご苦労さまでございます。
ただいまの出席議員は16名であります。
定足数に達しておりますので、平成25年第4回京丹波町議会定例会を再開いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
《日程第1、会議録署名議員の指名》
○議長(野口久之君)
日程第1、会議録署名議員の指名をいたします。
会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、3番議員・原田寿賀美君、4番議
員・梅原好範君を指名いたします。
《日程第2、諸般の報告》
○議長(野口久之君)
日程第2、諸般の報告を行います。
各常任委 員会 が 開 催 され、 提 出議案の 審査が 行 わ れました。12月5
日、16日には、議会広報 特別委 員会 が 開 催 され、広報 発 行に 向け協 議 が 行 わ れました。
また、12月10日に議会 運営委 員会 が 開 催 され、議会 運営 に つ いて 協 議 が 行 わ れました。
本日、 新 規 採用 職員 研修 のため、本定例会にお ける 一般質問を 傍聴 したい 旨届け 出 が あり、
許可 しましたので報告します。
本日の本会議に、京丹波町 ケーブルテレビ の 撮影 ・ 収 録を 許可 しましたので報告します。
以 上で諸般の報告を 終わ ります。
会期中、本日までに
《日程第3、一般質問》
○議長(野口久之君)
日程第3、一般質問を行います。
通 告に 従 い、 順 次、 発言 を 許可 いたします。
最初 に、梅原好範君の 発言 を 許可 します。
一般質問は
梅原好範君。
改 めまして、おはようございます。
ま ず 、質問に 入 ります前に、 先 の京丹波町町長 選挙 におきまして、 今 日までの4年間、京
丹波町をよき方 向 に 導 かれた行政 手腕 を 多く の町民の皆 様 に 評価 され、町政の 継続 を 望む圧
倒的な 支 持 の も と、 見 事に2期 目 の 当選 を 果 たされました寺尾町長に、 心 よりの 祝意 を 申 し
○4番(梅原好範君)
皆さん、
-51-
げ ます。
行政再 編 直 後 、町民 みず か らが選択 した 合併 であり ながらも 、町内には 深刻な閉塞感が渦
巻 いておりました。そうした中で、本町の求め るべ き 将来像 を明 ら かに 示 した上で 実施 され
ました 各施 策を、 多く の皆 様 にご理 解 いただき、行政とと も に町民の皆 様みず か らが 地 域づ
く りに参画いただ く 中で、本町の 未来 に 向け た 希望 を寺尾町政に 託 された も のと 考え ます。
寺尾町長は、 こ の事 実 を 心強 い 追 い 風 としてし っ かりと 受け とめ ら れ、町民の皆 様 に 訴え
ら れて こら れました マニフェスト の 完全実施 を 目 指して、さ ら に 邁進 されます こ とを期 待 い
上
たします。
同 時に 実施 されました町議会議員 選挙 におきまして、 私も 、 多く の皆 様 の 温 かいご
支援の も と、 引 き 続 き町政に参画す る機 会をいただきました。 こ れまでの4年間、 私が 議員
活動 の 基軸 として 取 り 組 んでまいりました地 域 と行政 が手 を 携え進 め る まち づく りを、 今後
において もぶ れ るこ と なく 、ご支援いただ く 皆 様 のお 声 を 唯 一の 頼 りとし ながら 、さ ら に 全
力 を 傾け 、 強力 に 推進 してまいります。
周辺市 町の皆 様 か ら 、 今 京丹波町さんは 元気 と 勢 い が あ る 、そう 評 され る 本町の行政 運営
が決 して 失速 す るこ との な いよう、寺尾町長、そして職員の皆さん、 こ の大 切な 時期にそれ
ぞ れの 立場 で一 生懸命頑張 りまし ょ う。
それでは、ただいまより平成25年第4回定例会にお ける私 の一般質問を 先 に 提 出いたし
ました 通 告書に 従 い、 新 しい 任 期を スタート されました寺尾町長の 施 政方 針 、 深刻な被害 を
受け た本町の 災害対応 と 今後 の 防災 計画、そして本町の 宝 であ る 子 ども を育 む 教育 環境 に つ
いてを テーマ とし、質問を行います。
い ず れ も傍聴 いただいてい る 皆 様 、 ケーブルテレビ を 通 してご ら んいただ く 町民の皆 様 に、
正 確 にお 届け でき る よう 努 めてまいりますので、よ ろ し く お 願 いいたします。
ま ず 、1 点目 の質問として、 冒頭 に も申 し上 げ ましたように、 多く の町民の皆 様 か ら今 日
までの町政を 高く評価 された上で、その 継続 を求め ら れました寺尾町政2期 目がスタート す
る に 当 たり、町長として広 く 町民に広報す るべ き 具体的な まち づく り 施 策は、 ど のよう なも
のか、そして、 ど のよう な 方 針 の も と、 進 めてい く のか、 具体的な考え 方をお 示 し く ださい。
また、
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
皆さん、おはようございます。
今 、 祝意 を 示 していただきました こ と、お 礼申 し上 げ ます。
また、梅原議員さんにおかれまして も 、 厳 しい 選挙戦 を 戦わ れて再 選 されました こ とをお
祝 い 申 し上 げ ておきます。
-52-
づく りの 基 本方 針 です が 、 私 は、ご 承 知のとおり 安心 を、ま ず 第一に 掲げ ております。
全 ての町民の皆さんの、また幸福を 基軸 に 置 いた 施 策を 展 開したいという ふ うに 考え ており
まち
ます。
こ のた び の 立候補 に 当 た っ て 私 は、5 項目 に わ た っ て 重点 政策を皆さんにお 示 しさ せ て も
らっ たと ころな んです が 、1番 目が 教育という こ とを 掲げ ました。
2番 目 に、医療、 介護 、福祉、 こ れ地 域包括ケアシステム というて る んです が 、地 域 で 包
括的な 支援 体制 を 充実 さ せ たいという 意味 で、2番 目 に 掲げ ました。
3番 目が 、 今 い ろ い ろな災害が発生 しておりますので、 こ の こ とに 重点 を 置 いた政策とし
て、 安全 を 掲げ さ せ て もらっ たと ころ です。
4番 目が 、産業という こ とで、あ らゆる活力 にかか わるこ と、 こ れを 掲げ ております。
5番 目が 、 特 に分 け まして産業の中に 位置 す る んです が 、 農 林水産業という も のを 掲げ た
と ころ であります。 特 に 公約 には 掲げな か っ た6番 目 として 先 行 取得用 地の 解決 に 全力 を 掲
げ たいという こ とを 常々申 し上 げ ております。
こ れ ら 5 項目 は、 全 て大事 なこ とだという 認識 で、ま ず おります。
ど ういう 意味 で大事 な んだというと、 非常 に 価値観が多様化 してい る現 代にあ っ て、ま ず
不安 の 少な い、 隣近 所 助け合っ て日 々 の 生活が営 まれ る と、 人生 その も の も可もなく不可も
なく という、そういう 人生 で、 こ の町で 生活 して もらっ て、よか っ た な という ふ うに 思っ て
もらえる よう な 、そういう町にす る ために 頑張っ てい く という ふ うに、まあ 私 自 身 は 思っ て
おります。一 々申 しますと 切 り がな いか もわ かりま せ ん け れ ど 、一番 最初 に 挙げ てます教育
という こ とでは、 私 、 小 中 学校 、あ る いは 須 知 高校 、林業大 学校 、京 都 大 学等がこ の京丹波
町にあ るわけ です け れ ども 、 こ ういう 学校関係 を、教育 関係 をし っ かりと 連携 して もら う こ
とで、一 つ の町の 特色が 出 せる ん じゃな いかという ふ うに 考え ております。
また、一 つ の 流 れとして 幼 保一 元化 、い わゆる 保育所とか 幼稚園 という も の が 一 元化 され
た ほ う が いいん じゃな いかという一 つ の 価値観が醸 成されてきました。 こ の こ とに も いち 早
く取 り 組み たいとかいうよう なこ とです。
その 他 に つ いて、 簡単 に 申 しますと、 先ほど申 しましたとおり、2番 目 に 挙げ ております
地 域包括 支援 体制 という、 こ れは 充実 さ せる という こ とは、本 当 に 昔 か ら使わ れてきた 言葉
の 「揺 りかごか ら墓場 まで 」 という、そういうい ろ い ろな必要な ときの サービス を 提供 す る
の が 行政の 基礎 自治 体 の 役目 だという 認識 でおりますので、そうした こ とを、 実 を 言 うと 申
してお る という こ とであります。
3番 目 に 掲げ ています 安全 です が 、 こ れは、一番 最初 、 何 だかんだとい っ て も就任 して、
-53-
ず 知 っ た こ とは、土 砂災害 という も のに つ いて、京 都府 、 国が調査 したという こ とで、 世
間を 騒がせ た な という ふ うに、 私 そのとき 思っ たんです が 、 何も基礎 自治 体 にそれ ほど通 知
もなく そういう 調査 をされて、そして地 元 に説明されたという こ とで、ま ず 、 今 まで 生活 し
ていたと ころが急 に 危険 だという こ とで、 不安 を 持 たれたと。その こ との 不安払拭 のために、
一番 最初 、上 乙見 で梅原議員さん 消防団 長をして もらっ てい る んです が 、一 緒 に 避難訓練 を
さ せ て もらっ たと。
その 後 、また2011年3月11日に東日本で大 震災が起 きて、東京 電力 の福 島 原子 力発
電 所で事 故が起 きたという こ とで、また、その時 点 か ら は原子 力発電 所の 災害 に 対 しての 不
安 に 対処せ ん な んように なっ たというの が 、 高浜 原 発 、あ る いは大 飯 原 発 に 至近距離 に、い
わゆる 30 キロ 内に ほ とん ど旧 和知地 域が入る という こ とか ら 、北 部 5集 落 を 対象 に、 去 年、
避難訓練 をさ せ て もらっ たんです が 、 今 年は 台風 18号の 関係 で、ち ょっ と 避難訓練 は 延び
ております け れ ど 、また、年 始早々 に 実施 さ せ て もら うというよう なこ と。
台風 18号では、 風 というより も 、 豪雨被害 、水 害が発生 しました。 こ れに 対 しての 避難
訓練 と 申 しますか、あ る いは広報 活動 、 周 知 活動が非常 に大事だというよう なこ と も学ばせ
て もらっ たというよう なこ とです。そういう こ とを、3番 目 の 安心 ・ 安全 という こ とで 掲げ
ております。 こ れは、 こ れか らも 2期4年間し っ かりと 取 り 組 んでいか ねばなら んという ふ
うに 考え ています。
4番 目が 、産業という こ とです が 、町内の業者さんを育成す る という こ とと 同 時に、 公共
基盤 、い ろ い ろな橋 とか道 路 とかです が 、 こ ういう も のの長寿 命化 に 取 り 組 んでいかん な ん
という時期に 差 しかか っ ています。 も ち ろ ん、その 他 、町 が関与 しますい ろ い ろな商 業 施設
と 申 しますか、道の 駅な んかに つ いて も 、 高速 道 路 、い わゆる 京 都縦貫 自 動車 道 が 開 通 しま
すので、それ な りに支援をしていかん な んだ ろ うという ふ うに 思っ て、そういう こ と も掲げ
てい る という こ とです。 も ち ろ ん、 畑 川 ダムも完 成していますので、 反対 に こ れ ら を 活用 し
て町を 活性化 す る という こ と も非常 に大事だという 認識 で、4番 目 産業という こ とを 掲げ て
い る という こ とです。 こ れ が元気 に なら んと、い ろ い ろな その 他 の 安心 とか、あ る いは 愛 と
かという こ とに 結びつ かんという こ とで、ま ず 、 活力 という こ とで4番 目 に 掲げ てい る とい
う こ とです。
特 に、京丹波町で産業振興課の中で、産業 も農 林水産業 も含 んでい る んです が 、あ え て 農
林水産業を 別項目 にしたという こ とは、 有害鳥獣対 策に 相当予算 を 組 んでおりまして、 こ の
こ との 解決 のためにという こ とで、 別項目 にしました。あ る いは、木質 資 源を 何 とか 熱 源と
して利 用 して、 循環型 地 域経済社 会を 目 指そうという こ とで分 け さ せ て もらっ た。それと、
ま
-54-
食 の 可能性 という こ とで、 食 の 祭典 を中 心 に 食 で こ の町を 売 り出していきたいという こ とで、
農 林水産業を 別項目 にさ せ て もらっ たと ころ です。
こ の 後も 、質問 が 出 る かと 思 います け れ ど 、 先 行 取得用 地に つ いて も 、 こ の2期 目 ででき
る だ け 、大方 解決 をして、そして 活用段階 に 入っ ていきたいと、そん な思 いであ るこ とを 申
し上 げ ておきます。
以 上でございます。
○議長(野口久之君)
梅原君。
詳細な答弁 を 賜 り、あり が とうございました。
こ れまでの町政 運営 において、 過去 の行政か ら引 き 継 いだ 莫 大 な額 の 負 の 遺 産、 先 行 取得
用 地問 題 の 解決 に 向け実 行された1期 目 の ずば抜け た事業成 果 を 高く評価 いたします。
以 前か ら申 し上 げ ておりますように、 過去 、事業 用 地として 取得 し、その 後何 の 活用も さ
れ な いまま 莫 大 な負 の 遺 産として 現在 に 引 き 継が れた、い わゆる先 行 取得用 地は、平成20
年 度末 では、9事業14 カ 所、総 面積約 17 ヘクタール に も 上り、その 簿価 に つ いては、 実
に 約 23 億 5 , 800 万円 と 膨張 し、 こ れ ら の土地所 有 に 対 す る金 利の み で も 年間 約 4 , 3
00 万円が発生 し、年次を 追 うごとに 財 政事 情が悪化 の一 途 をた どる 中、 極 めて 深刻な状態
○4番(梅原好範君)
にありました。
財 政健 全化 法に 基づく 健 全化判断比率 では、南丹 市 とと も に 運用 す る 南丹・京丹波土
地開 発公社 の 抱える債 務 が 、 将来負担比率 として 算 定され る ため、本町の 将来的な構想 を 模
索 す る際 に大き な 足か せ と なるこ と が危惧 されておりました が 、平成21年に寺尾町長 が就
任 されて 以来 、計画 的な先 行 取得用 地の 買 い 戻 し が積極的 に 進 め ら れ、 現在 、その 比率が 大
き く改善 されました。
先 行 取得用 地問 題 に つ きましては、 買 い 戻 しと 同 時に、 跡 地の 有効 利 活用が重要な 課 題 と
して 挙げら れます。 こ の 進 め方に つ きましては、 私が常 に 訴え てまいりました地 域 と行政 が
手 を 携え進 め る まち づく りを 抜 きにしての 模索 は 不可能 と 断じ ます。事業 実績 を 踏 ま え た 現
状 分 析 を 初 め、 買 い 戻 しの 有効 利 活用 に つ きまして、町長の 考え 方をお 聞 きいたします。
地方
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
私が 町長に 就任 した直 後 、平成21年、事業年 度 で南丹・ 船井 地 区 の
土地開 発公社 の 決算 では、 約 21 億 8 , 000 万円 、本町の 債 務 残高が ありました。平成2
5年 度末 の 見込み です け れ ど 、 約 3 億 7 , 000 万円 に 減ら す こ と が できております。
また、 買 い 戻 しました土地に つ きましては、 みずほ 保育所の 用 地、あ る いは丹波 パーキン
グ関連等 の 公共 事業 へ の 活用 をさ せ て もらっ たんです が 、それ 以外 に大倉 ヒヨ 谷の土地利 用
○町長(寺尾豊爾君)
-55-
つ きましては、地 元 の皆 様 とと も に 協 議、 検討 をしていただいて、あ る いは 関係機関 の 協
力 をいただ く 中で、大規 模 太 陽 光 発電 事業者の 誘致が実現 したと ころ であります。
今後 の方 向性 に つ きましては、平成27年 度 には、 全 ての 債 務を 解消 す るこ とを 以 前か ら
表 明さ せ ていただいてまいりました。 財 政 状況 を 見ながら 、 少 しで も早く 前 倒 しをして、 債
務 解消 に 努 めてまいりたいと も あ わせ て 考え ております。
買 い 戻 しました 後 の土地 活用 に つ きましては、 引 き 続 き企業 誘致など 、自 主財 源の 確 保、
あ る いは 雇用 の 創 出に つながる ように 活用 していきたいと 思っ てい る んです が 、 必ず し も 町
外 の業者さんにい ろ い ろ相談 してい る という こ と なく 、 ど ち ら かと 申 しますと、町内業者さ
んに、ま ず 一 義的 には 相談 して、ま ず 、 今 、町内で 起 業 活動 してい らっ し ゃる 方 が使 いたい
という こ とであれ ば 、でき る だ け相談 に 乗らせ て もらっ たり、 乗っ て もらっ たりす るこ と が 、
私 は、いいん じゃな いかという ふ うに 考え ております。
以 上でございます。
に
○議長(野口久之君)
梅原君。
○4番(梅原好範君)
町長の
答弁 にありました大倉 ヒヨ 谷に建 設 された大規 模 太 陽 光 発電シ
ステム の 誘致 成 功 には、行政の 努力 とと も に地 域 住民の皆 様 の 多 大 な ご 協力が 上 げら れます。
今後 に つ きまして も 、 賃借 地、町 有 地、民地、それ ぞ れの管理方法、または 進 出企業と地 域
とのよりよい 関係 の 構 築 が 求め ら れ る 中で、 先 行 取得用 地 有効 利 活用 の モデルケース として
運用 され るこ とを 切 に 願 います。
次に、 災害対応 に つ いてお 聞 きします。
本年9月に 接近通過 しました 台風 18号は、 各 地に大き な爪跡 を 残 し、町内 各 地において
も深刻な被害 を も た ら しました。 災害対 策本 部が解散 す る と 同 時に、 各 地にお 邪魔 しまして
被災状況 の 確認 とと も に、 家屋 に 流 れ 込 んだ土 砂 の 撤去や 、 災害 ご み搬 出のお 手伝 いをさ せ
ていただきました が 、 思わぬ被害 に 遭 い、 疲 れ 切っ たお 顔 で 黙々 と 作 業され る姿が深く心 に
残っ ております。
それ が気 に な り、数日 後 、お 伺 いしました が 、 「 まだ、 何 に も片づ かん けど 、 み ん な に 助
け て もろ てあり が たい こ と や」 といい ながら 、明 るく 前 向 き な笑顔 でお 話 を 聞 か せ ていただ
き、そのとき が 、 災害 の 発生以来続 いた 重々 しい 緊張 の 初 めて 緩 んだ 瞬 間と な りました。
ここ に 改 めまして、 台風被害 に 遭わ れました皆 様 に、 心 か ら のお 見舞 いを 申 し上 げ 、一日
も早く 平 穏な 日 常生活 を 取 り 戻 されます こ とをお 祈 りいたします。
また、 災害発生 時には、大変 厳 しい 状況 の も と 対応 いただきました 各区役 員の皆 様 、職員
の皆 様 、 消防団 員の 活動 により 人的被害 を 免 れました事 実 に 深く感謝 を 申 し上 げ ます。
-56-
台風 23号を大き く 上回 る 、 未曽有 の 被害 を 目 の 当 たりにし、 今な お 通常 業
務に 加え て 発災以来連 日、 昼夜 を分かた ぬ作 業を 続ける担当 課職員の 努力 の も と、 膨 大 な箇
所の 被害調査 を 経 て、本町ではいち 早く復旧 支援策を 示 しました。
とり わけ深刻なダメージ を 受け た 農 業 用 水 路や緊急性 を 有 す る消防 道 路 に 対 して、 担当 課
では地 域 の 実情 を 把握 し ながら迅速な復旧 支援を行 っ た 結果 、地 域 では、そうした支援に 感
謝 した上で、 みず か ら でき る軽作 業は 進 んです るべ きとの 機運が生 まれ出し、住民総出の も
と 、被害状況 を 確認 し ながら 、 細部 の 軽作 業を 実施 されたよき事例 が あります。
災害対応 に 従 事す る 職員の皆さんに、 慰 労を 申 し上 げ た上で、 家屋 、 河 川、 農 地、林道 等 、
重要な生活基盤 の 多岐 に わ た る深刻な被害調査 の 現状 、そして 復旧 に 向け た 災害査 定の 進捗
状況 をお 聞 きいたします。
平成16年の
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
本
○議長(野口久之君)
梅原君。
○4番(梅原好範君)
本町
当 に、 台風 18号のときには、 消防団 員の皆さんをは じ め、 各区 の
役 員、 関係 者、あ る いは ボランティア の皆さんに、い ろ い ろ とご支援いただいた こ とを、 こ
の 場 をおかりして 厚く御礼 を 申 し上 げ たいと 思 います。
い わゆる農 林水産 施設 の 災害箇 所でございます が 、 台風通過 直 後 か ら 町職員によりまして、
町内 農 地 や 林道 へ の 巡 回 調査 、あ る いは 区 長 様 か ら の 災害 報告 等 により 把握 しまして、 区 長
様や農家組合 長 様など 、町民の皆さんに 多 大 な ご 協力 をいただき ながら災害復旧 に 向け て 対
策を 現在進 めてい る と ころ であります。
国庫補助災害復旧 事業に つ きましては、 農 地11 カ 所、 農 業 用施設 15 カ 所の 査 定 が 、1
1月25日か ら 12月9日まで 実施 されました。林道57 カ 所の 査 定は、12月10日か ら
27日までの日程で 実施 されてい る と ころ であります。道 路 の 被災 数は148 工区 、 河 川の
被災 数は230 工区 を 確認 しております。
こ のうち、 国庫負担 の 対象 と な ります道 路 16 カ 所、 河 川66 カ 所、147 査 定を 受け ま
して、 全箇 所 認 定をいただいたという こ とであります。
以 上です。
が創設 した 災害復旧 に 係る補助金制度 は、その 取 りまとめと 申請
を、行政 区や農家組合等 の 各種団体 、あ る いは 個人 に 依頼 す るも のと なっ ております。 被害
に 遭わ れました皆 様 の 復 興を支援す る補助金制度 は、広 く被災 者 及び団体 に 認 知され、お一
人 で も多く の皆 様 の も とで 有効 に 運用 され つつ あ る のか、その 申請状況 と 運用状況 に つ いて
現状 をお 聞 きいたします。
-57-
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
京丹波町自
然災害 によ る 土 砂等撤去補助金 に つ きましては、11月3
点 で、3件の 申請が ありました。
また、京丹波町 農 林 漁 業 施設 の 災害復旧 に 係る補助金 に つ きましては、11月30日時 点
で、108件の 申請が ありました。内 訳 は 農 地・ 農 業 用施設 87件、林道・ 作 業道10件、
有害鳥獣被害防止施設 10件、内水 面漁 業 施設 1件の 申請が ありました。
以 上です。
0日時
○議長(野口久之君)
梅原君。
今 回の 災害 に 関 す る 支援策に つ いては、大変 有効なも のであ る と 評価
いたします。 こ の支援策 が 、 全 ての 被災 者の も とに 届けら れ、日 常生活へ の回 復 に 向け て 最
大 限 に 活用 され る よう、 担当 課職員の皆さんには大変ご苦労さまです が 、 引 き 続 ききめ 細や
かで 温 かい 対応 を求めます。よ ろ し く お 願 いいたします。
続 きまして、本町では 従来 か ら あ らゆる災害 に 対 して、その行 動 計画を 詳細 に 示 した 防災
計画 が 定め ら れており、本年3月には、東日本大 震災 の 深刻な 原子 力災害 に 基づ き、本町の
UPZ 地 域 に 対応 す る 内 容が 付 加 され 運用 されております。
今 回の 台風接近 時において も 、地 域 、職員、 消防団 の 共同 の も と、 防災 計画に 基づ き、 災
害対応が実施 されたと ころ です が 、 気象庁 の 特別警 報 が運用 開 始後 、 初 めて 発令 され、 各 地
で 各 川の 越流 によ る床 上 浸 水 等が発生 す るなど 、まさに 命 を 守る 行 動 をと る必要 に 迫ら れた
と ころ です。
こ のよう な経過 の も とで、 今後 の 災害対応 に 向け ては、 個別 の 組織 内にと ど ま るこ と なく 、
ご 協力 いただいた地 域 住民の皆 様 の 声 を 含 め、広 く聴取 す る 中で総 括 す るこ と が必要 と 考え
○4番(梅原好範君)
ます。
が 策定しております 防災 計画は、 活動 す る全 ての 人 の行 動手順が詳細 に定め ら れた 貴
重なも のです。より一 層 の 周 知 徹底 を 初 め、住民の皆 様 の 安心 ・ 安全 を 担 保す る ために、 防
災 計画に 基づ いた総 括 を ど のように 実施 す る のか、 重 大 な災害 を 乗 り 越え 、 貴重な 教 訓 とし
て 活用 す る ための総 括 方法に つ いてお 聞 きいたします。
本町
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
今 回 発生 しました 台風 18号は、8月30日に 運用が 開 始 されました
特別警 報 が発表 されまして、本町では、町 合併後初 と な ります 避難勧 告 も発令 したと ころ で
ございます。 今 回の 経験 を 今後 の 災害対応 に 役立 て る ために、 各区 長 様や消防団 員の皆 様 の
ご 意見 をお 聞 きして、課 題 を 抽 出し、総 括 していきたいという ふ うに 考え てい る と ころ でご
○町長(寺尾豊爾君)
-58-
ざいます。
以 上です。
○議長(野口久之君)
梅原君。
組織 を 横断 しての 聴取 と 模索 は大変 困難なも のです が 、 有 事の 際 の 連
携 、 共同 は 不可 欠です。町民の皆 様 の 安心感創 出を求め る 中で、 ぜひ と も実現 す るこ とを 願
○4番(梅原好範君)
います。
それでは、
最後 に、 未来 を 担 う子 ども たちの教育 環境 の 整備 に つ いて、教育長にお 聞 きい
たします。
近 年、子 ども たちを 取 り 巻く環境 は、 全国的 に 多発傾向 と な り問 題視 されております、い
じ め問 題 、さ ら に 近隣 の 亀 岡 市 で 発生 しました登 校 中の 痛 ましい 交通 事 故 を 契機 とした 通学
路 の 安全対 策 等 、 緊急性 を 要 す る深刻なも の が増加 しております。
そのよう な 中で、本町の教育行政は 適 正 な対応 をされており、い じ めの 現状把握 に 努 め る
中での 詳細な調査 の 実施 と 適切な 指 導 、また、 通学路 の 安全確 保に 関 しては、 関係機関 との
密な情 報 共有 の も と、町内77 カ 所において、 通学路安全確 保 調査 を 実施 し、そのうち70
カ 所に つ いて、 ガードレールやカラーコーン設置等 の 具体的な改善 を 実施 し ながら 、 未実施
の 箇 所に つ いて も 、 引 き 続 き課 題解決 に 向け ての計画、 検討がな されております。
その 経過 の中では、子 ども の 安全な通学 を 願 う地 域 の 声 に 即応 し、 現場 においての 丁寧な
聴取 と 検証 の も と、 改善 を 進 め ら れた事例 が あり、所管す る常任委 員会では、そうした真 摯
な取 り 組み を 評価 す る と ころ です。
教育 環境整備 の課 題 の一 つ として、 普通 教 室 の 空調設備 の 設置が 求め ら れております。子
ども たちを 取 り 巻く生活環境 の変 化 に伴い、 今や必要なも のとして 整備 を 訴える 中で、 今秋
をめ ど に 実施 されました 就学環境調査 の 結果及び 分 析結果 をお 聞 きいたします。
○議長(野口久之君)
朝子教育長。
環境調査 の 結果 でございます が 、本年6月25日か ら 10月 末 まで
小 中 学校 において、 現在 、 使用 しております 普通 教 室 の午前9時と午 後 2時の 室温及び湿度
を 観測 いたしました。 観測 日数は 学校 によ っ て 異な ります が 、 ど の 学校 で も 7月 が最も室温
が高く 、7月の1 階 の平均は29 . 1 度 、2 階 、3 階 の平均は30 度 と なっ ております。 観
測 期間におきます30 度以 上の日数は、 少な い 学校 で5日間、 最も多 い 学校 で16日間と な
っ ており、7月に集中しております。
また、2 階や 3 階 で 高 い 傾向 にあります。午 後 2時の 最高室温 は32 度 か ら最も高 い も の
で38 度 という 結果が ありました。
○教育長(朝子照夫君)
-59-
な お、 湿度 に つ きましては、 学校環境衛生基準 では、30 %以 上、80 %以 内であ るこ と
が望 ましいとされております が 、 ど の 学校も その範 囲 内でありました。
以 上のよう な結果 でございました。
○議長(野口久之君)
梅原君。
調査結果 を 詳細 に分 析 いただいた 結果 、指定され る温度 内におさま る
も のの、か な り 厳 しい 状況 であ るこ とと 認識 いたします。
そのよう な結果 に 基づ き、 今後 、 調査 に 基づ いた 具体的な整備 計画の 考え はあ る のか、ま
た 現 時 点 での方 向性 に つ いて、再 度 、教育長さんにお 尋ね申 し上 げ ます。
○4番(梅原好範君)
○議長(野口久之君)
朝子教育長。
今 回の 普通 教 室 の 室温 、 並び に 湿度 の 測 定 結果 を 見 ていますと、 特
に本年は、7月、8月は 猛暑 であ っ た こ とか ら 、7月の 普通 教 室 は大変 厳 しい 暑 さであ っ た
と 考え ております。
今後 の方 向性 に つ きましては、 児童生徒 の健 康面 、 学習面 か ら見 て、 空調設備 の 必要性 は
認識 しておりまして、さ ら に、よりよい 環境づく りのために、 施設設備 の 充実 に 向け 、計画
的 に 取 り 組 んでいきたいという ふ うに 考え ております。
以 上でございます。
○教育長(朝子照夫君)
○議長(野口久之君)
○4番(梅原好範君)
解 いたします。
次に、町長にお
梅原君。
普通 教 室 の 空調設備整備 に つ いて、その 必要性が認 め ら れた も のと理
聞 きいたします。
初 日に 表 明いただきました 施 政方 針 では、第1 点目 に 取 り 組むべ き 重要 政策として、
教育の振興 が 上 げら れております。 も ち ろ ん、 過度な快適空 間を求め るも のではありま せ ん
が 、 先ほど か ら申 し上 げ ておりますように、時代の 推移 とと も に 温暖化 に伴う 気温 上 昇等 に
より、子 ども たちの 生活環境が 変 化 してい るこ とは事 実 であり、前回の一般質問で も 、岩田
議員、北尾議員と も に、 節度 あ る環境 の 整備 を 訴えら れた 経過が あります。教育 現場 の 空調
設備整備 に つ いて、寺尾町長の 考え 方をお 聞 きいたします。
定例会
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
先 に も 自分の 気持 ち、 確 かに議会で 表 明さ せ て もらっ てまいりました。
今 回、そうした こ と も踏 ま え て、教育 施設 の 充実 という こ とを第1 項目目 に上 げ てい るわけ
です が 、 こ の こ とに つ いては、 今 、教育長 が答弁 された こ とを 踏 ま え て、教育長、あ る いは
新 し く 教育 委 員長 も今 回か わら れたという こ とで、よ く相談 して 取 り 組 んでまいりたいとい
○町長(寺尾豊爾君)
-60-
う
ふ うに 考え ます。
以 上です。
○議長(野口久之君)
梅原君。
○4番(梅原好範君)
町長、教育長と
も に、京丹波町の 未来 を 担 う子 ども たちの教育 現場 に
お ける環境整備 に つ きまして、 深 いご理 解 の も と、 温 かい方 向性 を 示 していただき、 心配 を
されております 多く の保 護 者の方とと も に 感謝申 し上 げ ます。
今後 は、明 確な財 政 的裏づけ の も と、 早 期に 学校普通 教 室 の 空調機器整備が進 め ら れます
こ とを、 改 めてお 願 いしまして、 私 の一般質問を 終わ ります。皆さん、あり が とうございま
した。
こ れで、梅原好範君の一般質問を 終わ ります。
次に、村山良夫君の 発言 を 許可 します。
○議長(野口久之君)
村山君。
○13番(村山良夫君)
13番、村山です。
改 めまして、おはようございます。
寺尾町長には、 今 回、 無投票 という、あ る意味 では 絶 大 な 信 頼 の も とに、町長に再 選 され
ました こ と、ま こ とにおめでとうございます。
去る 5日に も 、 五つ の 重点施 策を 拝聴 いたしまして、本町の 将来 に 対 して大い なる 期 待 を
持っ たのは、 私 だ け で なく 町民 全 員だと、 こ のように 思 います。そういう 意味 では、 ひ と つ
こ れか ら の4年間、 全力 で 五つ の政策の達成のために、 活動 していただきます こ とを 切 にお
願 いす る 次第でございます。
それでは、 早速 です が 、か ね て 提 出しております一般質問 通 告書に 基づ きまして、町長に
お 伺 いをいたします。
た び た び申 し上 げ てい るこ とでございます が 、二 元 代 表制 の地方議員の 責 務というのは、
行政に 対 す るチェック機能 と条例 等 の 立 案 機能 であ る と 思 います が 、本町のよう な小 規 模 の
自治 体 では、ま こ とに 残念なこ とです が 、 立 案 機能 の 発揮 というのは、 現実的 に 非常 に 困難
であ る と 思 います。
そ こ で、そういう 立 案 機能 の一 つ として、 こ ういう一般質問で 補 うというんですか、 提 案
型 の質問をす るこ とによ っ て、その 機能 の一 つ とす るこ と が でき る のでは な いかと、 こ のよ
うに 思っ た次第です。
そん なこ とで、ち ょっ と 早 いんです けども 、平成26年 度 の 予算編 成に つながる提 案 型 の
質問をいたしたいというように 思 いますので、 私 の 意 を 酌 んでいただきまして、建 設的な ご
皆さん、
-61-
答 をよ ろ し く お 願 いいたします。
ま ず 、一 つ目 には、 今 さ ら申 し上 げる の もな んです が 、事業 関係 の 予算編 成であります が 、
議会を 必要 とす る 事案というの が 、 過去何 件かあります。 予算委 員会で、一 応 、 概略的なこ
とは 発表 されてい る んです が 、 詳 しい 状態 は な い 状態 で、 入札作 業 が 出されまして、また、
業者との 落札後 、 仮契約も終了後 に、議会 へ提 案され る というの が常 の 場合 です。
こ の 場合 、例 えば 、その 契約な いし が否決 され る というよう なこ と が あ る とした ら 、再 入
札 の 作 業を、また一か らやらなけ れ ばならなくな ります。そういう こ とでありますと、 現実
的 には、議会で 契約 の一 部 を変 更 したり、 否決 をす る という こ とは 困難なわけ です。
そ こ で、平成26年 度 の 予算 を計画され る 中で、議案、議会の 決 議の 必要な 事業 等 に つ き
まして、 工 事の名 称 と、それか ら個々 の 予 定 価格 、それか ら個々 の 入札 時期をお 聞 きしたい
と 思 います。
回
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
新 年 度予算 です が 、ただいま 各 課において 編 成 作 業を行 っ ております。
具体的なも のは こ れか ら という こ とに な ります。
した が いまして、 工 事名とか 予 定 金額 とか、 入札 時期に つ いて、 今 、 未 定だという こ とで
○町長(寺尾豊爾君)
ございます。
以 上です。
○議長(野口久之君)
村山君。
こ とだと 思 います。 ここ でお 願 いをしておきたいんです が 、
予算委 員会には、 今 、 申 し上 げ ました 三つ の 項目 を 具体的 に 添 付 資料 としてで も結構 でござ
いますので、 つけ ていただ くこ とをお 願 いして、次の質問に 移 りたい、 こ のように 思 います。
次の こ とに つ きましては、平成16年に 発生 しました 鳥インフルエンザ 事件でございます。
こ の事件は、 全国的な 事件として、また 海外 の ほ うに も放送 されたというよう なこ とで、 私
の知 人 の 息 子さん が海外 にいて、その こ とを、 テレビ というんですか ね 、 マスコミ で知 っ た
というよう な話も聞 いた ぐら い大き な 事件でした。
私も 、前回の 選挙 で 当選 をさ せ て もらっ た第1回 目 の質問のときに、その こ とに つ いて も
お 話 をしておりました。質問 も いたしました。
なぜ 、その こ とに 私がこ だ わる かと 申 し上 げ ますのは、あのとき地 元 住民は、一日で も早
い 終 局のために 犠牲的な精神 で、 ほぼ無 条件で地 域 の大事 なみず か ら の 財 産を 提供 しました。
その 結果 、皆さん も ご 承 知のとおり、 非常 に 短 時間で 終 局をしたと 思 います。 当 時の、 今も
そうです けども 、知事さんは、 「危機到来」 という本の中で、 同じ 時期に 起 きた山口 県 では、
○13番(村山良夫君)
そういう
-62-
万羽余 りの 鶏 であ っ たのに、 六 十 何 日かかか っ た。京 都府 では、24 万羽 の 鶏 を40日 余
りで 終 局す るこ と が できたというように、 誇 りを 持っ て本に書いてお ら れます。
確 かに、 鶏 の 処 分とか、そういう こ とは 終わ りました。と ころが家畜伝染病 法によりまし
て、 現在も鶏舎 は 存続 してい るわけ です。 こ の 鶏舎が存続 す る限 り、 や はり 鳥インフルエン
ザ によ る風評被害 、 農 産 物 に 対 す る風評被害 というのは、 ずっ と 残っ てい るわけ です。
地 元 の住民は、 先ほども申 し上 げ ましたように、本 当 に 犠牲的な 条件で、条件というか 思
いで、 無 条件で 財 産を 貸 しておき ながら 、 結果 として、その法 律 に 基づ いてそのまま 放置 さ
れてい る という こ とは、 私 は行政として 絶対やっ た ら いかん こ とだと。 こ の こ と が 、 ずっ と
やら れ る とした ら 、そういう 国 民というんですか、住民にと っ て み た ら 、 今後 、大き な災害
とか大き な い ろ い ろな 事件 が あ っ たときに、 私有権 を 提供 し なけ れ ばならな い こ とに なる と
思 うんです が 、そのとき、 こ ういう こ と が残っ てい る という こ とに な りますと、 極端 に 言え
ば犠牲的な精神 で 協力 した者 がば かを 見る という こ とに な りか ねな いと 思 います。そういう
意味 では、 少なく と も 、 今 あ る鶏舎 の 撤去工 事を 早急 に やっ ていただきたい。
寺尾町長は、そういう こ とを 私が申 し上 げ たという こ と も含 めて、 既 に、 現場 の 測量 を 考
え たり、またその 活用 を 考え たり、また、 こ のた び は 工 事の 費用 の 積算 の 契約も していただ
きました。その 委託 業務は、11月 が終了 の時期だ っ たと 思 うんです が 、 も う 既 に 終わっ た
のか ど うか、また、 積算 した 結果 、 予 定 価格 は 幾らぐら いに なっ たのか ど うか、そしてその
予 定 価格 に 基づ きまして、 こ れはまだ こ れか ら編 成をしていただ く という こ とに なる のか も
わ かりま せ ん が 、平成26年 度 の ど の時期に やっ ていただ ける のか ど うか、 以 上に つ いてお
聞 きをいたします。
2
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
先ほど ち ょっ と 申 し 遅 れというか、 忘 れてお っ たんです が 、 済み ま せ
ん。 私へ の 祝意 をいただいた こ とお 礼申 し上 げ ます。また、村山議員さんにおかれましては、
本 当 に 厳 しい 選挙戦 を 勝 ち 抜 かれて、再 選 を 果 たされました こ とをお 祝 い 申 し上 げ ます。
お 答え いたします。 鳥インフルエンザ発生農場跡 地 解体工 事 設 計業務に つ きましては、1
1月29日に 完了 いたしました。と ころ で、 積算 の 価格 です。 現 時 点 で 算 出されております
解体費用 に つ きましては、 全 ての建 物等 を 撤去 した 場合 、 概算 で 約 2 億円 と なる見込み であ
るこ と が 明 ら かに な りました。
撤去工 事の 入札 時期という こ とでお 尋ねな んです が 、 撤去工 事の時期に つ きましては、 来
年 度予算 、 当初予算 の 編 成前という こ とで、 未 定だという こ とでございます。
以 上です。
○町長(寺尾豊爾君)
-63-
○議長(野口久之君)
村山君。
未 定という こ とです けども 、 ひ と つ 、 先ほど か ら申 し上 げ ています
ように、行政の信 頼 を 取 り 戻 すために も 、そういう大き な 事件とか、 社 会 的な 事件に 協力 を
した地 域 の住民 が損 をす る というとおかしいです けども 、 風評被害 で 困っ てい る というよう
なこ と が 、 こ れ も う10年に なるわけ です けども 、あ る という こ とは、 や はり 私 は、行政と
して 絶対やっ た ら いかん こ とだと 思 いますので、まだ、 未 定という こ とです けども 、 ぜひ 、
平成26年 度 の 予算 には、 こ の分を 予算化 していただいて、 編 成していただ くこ とを 切 にお
願 いして、次の質問に 移 りたいと、 こ のように 思 います。
二 つ目 の質問は、平成26年 度 の 国 保事業会計の 予算編 成に つ いてお 聞 きをしたいと、 こ
のように 思 います。
平成25年 度 の 予算編 成のときに、 私 、町長に質問をしたんです けども 、 こ の 予算編 成に
非常 に苦労をされて、い ろ い ろな と ころ か ら い ろ い ろな資金 を集めて、平成25年 度 の 国 保
事業の 予算 をされましたという こ とを 非常 に 印象 に 残っ ております。
また、 国 保事業の健 全な運営 というのは、 こ れは本町だ け で なく 、地方自治 体 の 最 大の課
題 とい っ て も いいん じゃな いかと 思 います。 どこも 本 当 に こ の 運営 には苦 慮 してい る と ころ
であ る と 思 います。
先ほど申 し上 げ ましたとおり、平成25年 度 に も 、本 当 に苦労された 予算編 成をされてい
ます。そん な 中で、平成26年 度 は、 も う一 つ 大変で な いか な と、 こ のように 思 う わけ でご
○13番(村山良夫君)
ざいます。
こ で、 現在 の 当 町の 国 保事業の 状況 に つ いてお 聞 きしたいと 思 います。
ま ず最初 に、 国 保事業を 円滑 に 運営 す る ために、 国 保 運営基金 というの が あ るわけ です け
ども 、 こ れは平成25年 度末 で ど れ ぐら いの 金額 に なる のか ど うか、また、 当 町の 国 保事業
の規 模 か ら して、 運営基金 の 基準 というんですか、 ど れ ぐら いの程 度 を もくろ ま なけ れ ばな
らな いか ど うか、 基金が積み 上 がっ て なけ れ ばならな いか ど うかという こ と、そして、その
基金 の 残高 と平成25年 度末 の 予 定の 金額 の 差がど れ ぐら いあ る のか ど うかという こ とを、
ま ず最初 にお 聞 きします。
そ
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
平成24年
度末 の 基金残高 は、1 億 8 , 400 万円余 りです。 も う1
点 、 基金 に つ いての こ とです けど 、法 的 に規定された も のではございま せ ん。 毎 年 度 、 国 か
ら示 され る予算編 成 通 知において も 、 歳 出の 基金 の 積み立 てに つ きましては、 国 保 財 政の 基
盤安 定と 強化 の 観点 か ら 、保 険 者の規 模等 に 応じ 、 安 定 的 か つ 十分 な額 を 積み立 て ら れたい
-64-
という
こ とです。
以 上です。
○議長(野口久之君)
村山君。
ず 、 基金 です けども 、そういう こ とでした ら 、 当 町にと っ て理 想
的 というんですか、 必要な金額 というのはあ るわけ ですので、 億単位 で 結構 でございますの
で 答え て ほ しいと 思 います。
それか ら 、平成24年 度 は、1 億 8 , 400 万円 、しかし、 こ の間の 補 正 等 を 考え ますと、
平成25年 度末 は、 も う 少 し 減額 に なる ん じゃな いかというように 思 います。その 差額 を、
も う一 度 、教 え て く ださい。
○13番(村山良夫君)
○議長(野口久之君)
ま
寺尾町長。
過去 3 カ 年の25 % の 場合 、 こ れ計 算 ですよ、あ く まで、3 億 9 , 1
19 万 8 , 000 円 、3 カ 年平均の5 % の 場合 は、 当 町の 場合 7 , 824 万円 という こ とで
すので、 こ ういう こ とを 基準 に、 私が最終判断 してい る という こ とであります。
○町長(寺尾豊爾君)
○議長(野口久之君)
○13番(村山良夫君)
村山君。
平成25年
わ かりました ら 教 え て く ださい。
○議長(野口久之君)
度末 の 予想金額 というんですか、 基金 の 残高 というのは、
下伊豆住民課長。
○住民課長(下伊豆かおり君)
平成25年
度末 の 見込額 でございます が 、12月の 補 正 予算
ベース で1 億 3 , 300 万円余 りと なっ ております。
○議長(野口久之君)
村山君。
今 、 基金 の 金額 は、町長で 判断 す る という こ とでした けども 、 今 ま
での 常任委 員会とか議会 等 で、京丹波町に 必要な残高 というのは、大 体 2 億 8 , 000 万円
ぐら いという こ とを理事者 サイド か ら発表 されたという記 憶が私 にはあります。2 億 8 , 0
00 万円 と、 こ ういうように 決 めますと、 約 1 億 5 , 000 万円ほど基金が不 足をしてい る
という こ とに なる という こ とを前 提 として、次の質問 な んです けども 、京丹波町の 現在 の 国
保の 給 付 金 の 増加額 です けども 、 私が調べ たの が 間 違っ ておれ ばな んです が 、 過去 4年間、
平成21年 度 、22年 度 、23年 度 、24年 度 、 こ れを平均しますと、年 度 ごとに4 , 20
0 万円 程 度 、い わゆる 4 , 000 万円 程 度増え てい るわけ です。平成25年 度 、26年 度も 、
多 分それ ぐら い 増える ん じゃな いかと 思 うんです が 、その 辺 は ど ういうお 見込み でお ら れ る
かお 聞 きしたいと 思 います。
○13番(村山良夫君)
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
-65-
険給 付 費見込額 の 算 定でございます が 、 毎 年 度 、 国 か ら示 されます
予算編 成 通 知に 基づ きまして行 っ ております。
基 本 的 には、 被 保 険 者の 状況 と 過去 3年間の医療 費 の 伸び 、あ る いは 制度改 正、 診 療報 酬 、
改 正の 動向など を 勘 案して 見込むこ とに なっ ております。
被 保 険 者数は、 減少傾向 であります が 、平成26年 度 には 診 療報 酬 の 改 定 が見込 まれ る 、
また 高額 療 養費 に 係る 自 己負担限度額が見 直され る見込み であ るこ と、 こ うした こ と、 制度
改 正 も予 定されておりまして、 制度動向 を 注視 して 適 正 な見込額 の 把握 に 努 めてまいりたい
という こ とであります が 、 現 時 点 では 具体的な 数 値 はまだ出 せ ておりま せ ん。
以 上でございます。
○町長(寺尾豊爾君)
保
○議長(野口久之君)
村山君。
先ほど申 し上 げ ましたように、 過去 4年間、4 , 000 万円 程 度増
え てい る という こ とか ら 、 先ほど お 話 のように、い ろ い ろな改 定とか、い ろ い ろなこ と が あ
る と 仮 定しまして も 、平成26年 度 の 予算 を 編 成す る に 当 た っ ては、 や はり平成25年 度も
4 , 000 万円 前 後増え てい く と、 こ ういう こ とに なる ん じゃな いかと。
そういう こ とに な りますと、 今 、 申 し上 げ ました 基金 の 不 足分、1 億 5 , 000 万円 、そ
れか ら 、大 体 4 , 000 万円 、 給 付 額が増える という こ とは、京丹波町の事業の ほ うの 収入
の ほ う、い わゆる 保 険 税は、大 体 平均しますと、 こ れ も 4 億円ぐら い、 過去 4年間を平均し
ますと4 億円ぐら い、 過去 、 毎 年4 , 000 万円ずつ給 付 金が増え てい る という こ とは、 増
え た分は、4 億円 の保 険料 で 補 おうとしますと、 毎 年10 %ずつ 保 険 税 率 を 引 き上 げ て 補 う
の がやっ と。 過去 4年間、それに 手 を つけな か っ たという こ とは、 先ほど お 話が ありました
ように、 運用基金 か ら結果的 には 取 り 崩 して、 過去 あ っ た 残高が順 番に 減っ てい っ たと、 こ
ういう こ とに なる と。
しかし、それ も今 回 が 、平成25年 度が 、 最後 とい っ た ら おかしいです けども 、 こ れ 以 上、
そういう や り方で やっ ておれ ば 、 破綻寸 前に なる ん じゃな いかと。 過去 に 聞 いた 話 では、一
加入 者の治療 費が 1 億円 を 超え た例 も あ る というよう なこ と も聞 きました。そん なこ とを 考
え ますと、1 億 3 , 000 万円余 りというのは、 非常 に 心寂 しい 状態 にあ る と。
そ こ で、 今申 し上 げ た 基金 の 不 足分、1 億 5 , 000 万円 と、 毎 年 増加 す る だ ろ うと 予 定
され る 4 , 000 万円 、 こ れに つ いて、 ど のよう な対 策をお 考えな のか ど うかをお 伺 いした
いと 思 います。
こ れは、二 つ しか方法は 現実な いと 思 います。一 つ は保 険 税の 引 き上 げ 、 こ の保 険 税の 引
き上 げ を ど の程 度 にされ る お つも り な のか、され な いとした ら 、 何 か方法 が あ る のか ど うか。
○13番(村山良夫君)
-66-
その方法としますと、一般会計か
んです
ら 規定 外 の 繰 り 入 れをす る しか な いと、 こ のように 思 う
が 、その 辺 に つ いて質問をいたします。
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
保
○議長(野口久之君)
村山君。
せ ん。
険 税を 引 き上 げる か 引 き上 げな いかという質問ですか。 引 き上 げ ま
引 き上 げな いとした ら 、 先 行 く と ころ は ど う なる んですか。 基金 は
1 億 3 , 000 万円 です。 こ れ、 も し も 、 引 き上 げな いとした ら 、また4 , 000 万円ほど
基金 か ら 、そうす る と1 億 を 切っ てしまう わけ です ね 。そうす る と、 先ほど申 し上 げ たとお
り、 過去 には一保 険 者、 被 保 険 者の 費用 に1 億円 を 使っ た件 が あ っ たというように 聞 いてお
ります。よ ろ しいですか、という こ とに な ります。そうす る と、保 険 税 も手 を 加えな いとす
る と、一般会計か ら繰 り 入 れ ら れ る 、それ も 規定 外 の 部 分を 繰 り 入 れ ら れ る という こ とです
○13番(村山良夫君)
か。
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
そん
○議長(野口久之君)
村山君。
な予 定ではありま せ ん。
る と、保 険 税 も引 き上 げな いという こ とは、保 険 税 収入も 、
今 の4 億円以 上に 増える という こ と も 期 待 でき な いし、一般会計か ら 規定 外 の 繰 り 入 れをし
な いという こ とに な りますと、 こ れ、 ど う なる んですか、 運営 その も の が 行き 詰る という 心
配 はありま せ んか。
○13番(村山良夫君)
そうす
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
そういう
○議長(野口久之君)
村山君。
心配 はしておりま せ ん。
心配 をしてい な いとお っ し ゃ います けど 、 現実 、 基金 の 順
番に 減っ てい っ た 経過 とか、2 億 数 千万円 あ っ たの が減っ てい っ た 結果 とか、 給 付 金が毎 年
4 , 000 万円ずつほど 平均で 増え てい る とかいうよう なこ とを 勘 案しますと、ち ょっ と 今
の回 答 というのは、 納得が でき な い 状態 であります。
私 は、 思 いますのに、 こ れ 以 上質問して もな んです けども 、ただ問 題な のは、前に も申 し
上 げ ていたんです が 、 給 付 額が 年 々 、 今申 し上 げ たとおり4 , 000 万円ずつ増え ています。
こ れを、 増えな い 施 策というの も す る必要が あ る ん じゃな いかと、そのためには、でき る だ
け高齢 者の方というんですか、 高齢 者の方 が多 い わけ です けども 、 国 保の保 険 者の方 が 、 病
○13番(村山良夫君)
そういう
-67-
気 は 気 か ら と 申 しますか ら 、 生 き が いを 感じら れて、そういう 病気 に なら れ な い、い わゆる
国 保の保 険 を 使わ れ な いように なる よう な施 策 も必要 で な いかと、 こ ういうように 申 し上 げ
ていました。
こ れは 目的 は 別 だ っ たんです けども 、 徳島県 の上 勝 町
か、 視察 に行か せ て もら いました。 私 は、そのときの 目的外 の こ とで、 非常 に 気 にした こ と
は、 ここ の上 勝 町というのは、 高齢 者 比率 は50 % を 超え てい る という ふ うに 聞 きました。
と ころが 、 国 保事業の規 模 は一般会計の10 % 程 度 でした。 今 日、朝か らも う一 度調べ てき
ますと、その 比率が 9 . 1 % と なっ ています。 当 町の 場合 、平成24年 度 の 国 保事業の支出
の規 模 と一般会計の規 模 を 比べ ますと、16 %ぐら いに なっ ています。 倍 とはいきま せ ん け
ど 、 ほぼ倍 です。 こ の 辺 は、寺尾町長だ けじゃな いです けど 、 や はり町の 運営 というんです
か、行政の や り方によ っ ては 給 付 金が 年 々増える という こ とを 抑える 方法 が あ っ たん じゃな
いかと、 こ のように 思 う わけ です。
そういう こ とは、 先ほど申 し上 げ てい る とおり、町長はし な いと、 こ うお っ し ゃっ ていま
す けども 、一般会計か ら 規定 外 の 繰 り 入 れをす る という こ とは、京丹波町のうち 国 保に 入っ
てお ら れ る世帯 数というのは、大 体 42 %ぐら いです。あと 残 り60 % の方は、 社 保 な り 共
済 の方です。
そう な りますと、一般会計か ら繰 り 入 れ な いという こ とで、問 題 は な い わけ です けども 、
い く と ころ はそう せな仕 方 がな いと。その 場合 、 社 保とか 共済 の方は、 片 一方で 社 会保 険料
を 社 保として保 険料 を 払 い ながら 、また、一般会計で健 康 に 関 す る 保 険料 を 払 う、二 重払 い
に なるわけ です ね 。 こ ういう こ とを6 割 の町民の方に理 解 をして もら うためには、 や はり、
行政上、そういう 給 付 金 を 抑える 政策 が 、でき る かできんかは 別 問 題 として、 結果的 にでき
な か っ た、またできてい る 町 も あ る という こ とを 考え ますと、 や はり、それに 携わっ た町長
以 下、職員、 も ち ろ ん議員 も です けど 、報 酬等 を カット して一般会計の 費用 の 負担 を 少なく
す る という こ とは 絶対必要 だと 思 います が 、そういう 考え 方に つ いて、町長の 意見 をお 聞 き
平成22年の11月かに、議会で、
します。
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
運営 してい く 上で 何 か 責 めに 帰 す こ と が あれ ば 、そういう 考え 方 も あ
り 得る という ふ うに 考え ております。
○町長(寺尾豊爾君)
○議長(野口久之君)
村山君。
責 め が あ るな いというのは、町民の方 が判断 され る と 思 うんです が 、
今 、 申 し上 げ ました 徳島県 の上 勝 町では、 私ども の 半 分 ぐら いの 国 保の一般会計に 対 す る負
○13番(村山良夫君)
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担 で 運営が できてい る 、 こ れは、皆さん も ご 承 知のとおりだと 思 うんです が 、 高齢 者の方、
特 にお ば あさんの方 が 、 彩 の事業を 起こ されて、それによ る 事業 活動 を 積極的 に やら れ るこ
とによ っ て、 生 き が いを 感じ て、その こ と が結果的 に健 康な 町民 づく りに つながっ てい る と
いうように 思 う わけ です。
そういう 意味 で 考え ますと、 や はり、 手落 ち が あ っ たとか な いとか、行政 が不 十分であ っ
たとか、そういう こ と じゃな しに、 や はり 研究 して やるべ き こ とは 当然 あ っ たんでは な いか
と、そういう 意味 での 責任 というのは、 私 はあ る と、 こ のように 思 います。
ぜひ 、一 考 していただ くこ とを期 待 いたしまして、 こ れで 私 の一般質問を 終わ りたいと 思
うんです が 、 先ほど か ら申 し上 げ ていますとおり、 今後 、 合併特 例の年 度が 平成27年 度 で
終わるわけ です。ますます、 国 保だ けじゃな しに、 財 政の 運営 というのは 厳 し くなる と 思 い
ます。
私が特 に 懸念 しますのは、町 営バス 事業、 病院 事業 等 に つ いて も 、 費用対効果 を十分 勘 案
した中で、 予算編 成をされ る必要が あ る と、そういう 意味 では、平成26年 度 の 予算 という
のは、平成27年 度以後 の、 合併特 例 がなくなっ たときに つながる 大事 な予算 だと 思 います
ので、 ひ と つ そういう こ と も配慮 していただいた上で、平成26年 度 の 予算編 成をされ るこ
とを 切 にお 願 いしまして、 私 の一般質問を 終わ ります。あり が とうございました。
○議長(野口久之君) こ れで、村山良夫君の一般質問を 終わ ります。
暫 時 休憩 をいたします。10時25分まで。
休憩 午前10時08分
再開
○議長(野口久之君)
次に、山﨑裕二君の
それでは、
午前10時25分
休憩 前に 引 き 続 き会議を開きます。
発言 を 許可 します。
山﨑君。
○12番(山﨑裕二君)
12番、山﨑裕二、一般質問をさ
せ ていただきます。
ける 一般質問をさ せ ていただきます。
ま ず 、町長、再 選 、おめでとうございます。 私も初 めて こ う やっ て議員に ならせ ていただ
いて、 初 めての一般質問に な ります。朝か ら 、 ほ かの議員さんに、 「今 日は 初 めての 経験や
な」 という 形 で 声 をか け ていただいて、 緊張もボルテージが 上 がっ てきております。そして、
た く さんの 後ろ の方に 来 ていただいて、 我々 議員たちに 比べ て 座 り 心 地の 悪 い 椅 子で 申 し わ
けな いよう な気が してい る んです が 、た く さんの方に 傍聴 に 来 ていただ く 中で、 初 めての一
般質問、 ふな れ な点も あ る と 思 いますので、 何 と ぞ よ ろ し く お 願 いいたします。
平成25年第4回定例議会にお
-69-
容 に つ きましては、一 項目 です が 、町長と 語るつど いに つ いてであります。
広報京丹波です ね 、そ ろ そ ろ新 しいの が手元 に 届くみ たい な ので、 先 月号に な ります が 、
広報京丹波の 先 月号と、 バックナンバー です ね 、 ホームページ の ほ うで も取 り出 せる ように
なっ ています が 、そち ら の ほ うを ひも といて 見 て み ますと、 過去 4年間の寺尾町長に なら れ
てか ら の、町長と 語るつど いの参 加 者数の 推移 を みる と、 初 年 度 の814 人 か ら 2年 目 には
751 人 、3年 目 には738 人 、そして直 近 では662 人 と、 減少傾向 にあ るこ と がわ かり
ます。 実際 、参 加 して み て、ち ょっ と ずつ減っ てきてい る ん じゃな いか な と 思っ ておりまし
た が 、 実際 、 こ のよう な 数 字が 出ております。
こ れ、 な か な か一 概 に理由を 挙げる というのは 難 しいか も しれ な いんです が 、 なぜこ のよ
うに 推移 してい る とお 考え か、町長、お 答えく ださい。
内
○議長(野口久之君)
○町長(寺尾豊爾君)
寺尾町長。
祝意 あり が とうございました。そして、山﨑議員さん も当選 された こ
祝 い 申 し上 げ ます。
平成23年 度 か ら 22会 場 として開 催 しました。それ ぞ れの地 域 か ら 出されましたご 意見
とか 要望 を 実現 さ せ ていただいて、一定住民の皆さんか ら評価 いただいてい る んでは な いか
と、ま ず思っ ております。
そうした中です が 、 アンケート調査 によりますと、開 催 時期とか 場 所、内 容等 に つ いて、
も う 少 し 工 夫を 凝ら した らど うだという 意見 をいただいております。参 考 にしていきたいと
いう ふ うに 考え ております。
以 上です。
とをお
○議長(野口久之君)
○12番(山﨑裕二君)
お
答えく ださい。
山﨑君。
今後 4年間において も 、町長と 語るつど いを開 催 す る考え であ る か
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
住民の皆さんか
○議長(野口久之君)
山﨑君。
ら いただいた アンケート結果 か らも 、 継続 して開 催 し
て もら いたい 旨が多 ございます。 今後も 、そうした こ と、内 容 を 検討 し ながら 開 催 していき
たいという ふ うに 考え ております。 私 自 身 は、町民の皆さん方と 対話 す るこ と、その こ と が
行政 運営 す る 上で大 切なこ とだという 認識 でおります。
以 上です。
○12番(山﨑裕二君)
今後 4年間 も 、町長と 語るつど い が 開 催 され る という こ とで、大変
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く思っ ております。 私 自 身も 、寺尾町長に なら れてか ら 4年間、 ずっ と町長と 語るつ
ど いに参 加 さ せ ていただきました。その中で 見 て み ますと、4年間で17 項目 、平均した ら
30分 ずつぐら い町長に質問さ せ ていただいたん じゃな いか な と 思 います。
その中で、町長の こ うい っ た 形 の 通 告書 がな い町長と 語るつど いでありますので、その中
での町長の 熱 い 思 いとかを 聞 か せ ていただいて、大変、 こ ういう こ とを 考えら れてい る ん や
な という こ と がわ か っ て、とて も いい 機 会だ っ たという ふ うに 思っ ています。
それで、町長には、年 が暮 れ る に つ れて、年 々相 変 わらず いい質問をして く れ るな とか、
そして、 私 を 熱く さ せる 質問 やな とかい っ て ハンカチ で 汗 を ぬぐ い ながら 一 生懸命答弁 して
いただいた こ とを 覚え ております。
そして、町長と 語るつど い が終わっ た 後も 、副町長か ら 、 私らがな か な か 気づ か へ ん 鋭 い
アドバイス いただいてあり が とうございましたとかい っ て、 言っ ていただいた こ と も あ っ た
りして、 私 自 身 、すごい 励み に なっ た こ とを 覚え ています。
今後 、議員に なっ て、町長と 語るつど い、 引 き 続 き参 加 さ せ ていただ くこ とに なる と 思 う
んです が 、その 場 では な か な か質問は 差 し 控えな いとい けな いか な という ふ うに 考え てお る
んです が 、議員には定例会の年4回、 こ うい っ た一般質問の 機 会 が与えら れておりますので、
通 告書 が あ る 中ではあります が 、町長をは じ め理事者、 執 行 部 の皆さんか ら有益なコメント
が引 き出 せる ように、 工 夫を 凝ら して一般質問に 臨み たいという ふ うに 考え ております。
戻 りまして、町長と 語るつど いの中で、町民の皆さんとの 語ら いの中で、 最も重視 され る
点 は 何 か、町長、お 答えく ださい。
うれし
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
最も重視 してい るこ とは、 何 か 言 いたい こ と が あ っ て 来 と っ てんか な
という ふ うに、ま ず様 子 伺 いしてます、正直。
今 、い ろ い ろ 町長と 語るつど い、4回に わ た っ ての 感想 を 述べら れたんです が 、 私 は、本
当 の こ とは、 減っ てい っ たというのは、あ る 程 度安心 をして もらっ たという こ とにあ る と 思
うんです。 最初多 いのは、 やっぱ り 私 を町長に一 生懸命 す る ために 活動 して く れは っ た 人が 、
心配 で 多く の方 が義 理か ら来 て く れてはりました。そういう方 が少なくなっ て、あとは 怖 い
も の 見 たさ ほど では な い け れ ど 、町長、 ど ん な人やろ うという こ とでの ぞ いて く れては る と、
その中でい ろ い ろな意見 を 聞 か せ て もら いました。本 当 に 有意義 でした。
ま ず感想 は、おしかりか ら入る ん やな 、おしかりを 受ける ん やな という こ とをよ く思 いま
した。そのときに も 、君に 責任が あ る ん やな いん やけ れ ど 、行政という も んは 継続 しと る と
いう 視点 で、し っ かりと 新 しい町長に 物申 すというよう な姿勢 だ っ たと 思 います。
○町長(寺尾豊爾君)
-71-
そうした
こ とか ら 、 やっぱ り直 接こ ういう 場 を 持つこ とは、 非常 に大事 やな という こ とで
す。
何や というた ら 、たまたま住民代 表 の 役 員さんに なっ てい らっ し ゃるわけ 、 手 を 挙
げ たんで も何 で もな い、 順 番とかいう こ とで、そういう こ とで 非常 に 言 いに く い こ と も 、住
民の 考え 方、 意見 というのか、 希望 として 述べら れてい らっ し ゃる という こ と も よ くわ かり
ました。 こ うした 機 会を 持つこ とによ っ て、そういう本 当 の住民の皆さん がど ういう こ とを
考え てい らっ し ゃる か、 場合 によ っ ては、本 当 にうれしいんです が 、職員をよ く褒 めて もく
ださいました。 こ ういう こ として く れは っ た、ああいう こ とというよう なこ と、そういう こ
と も あ っ たりした も んで、 やっぱ り議員さん、そして次、 区 長さんというて るわけ です けど 、
直 接話 を 聞くこ と、その こ とに 意義が あ る という ふ うに 思っ ております。
以 上でございます。
それは
○議長(野口久之君)
山﨑君。
も う一 度 、広報京丹波を 見 て み ますと、参 加 者のうち アンケート 回
答 者の年 齢構 成 比がわ か る と ころも あります。そ こ を 見 て み ますと、40 歳 代 以 下、 プラス
です ね 、50 歳 代 合わせ て、 ど の年代 も 大 体 30 %強 に なっ てい る と、 こ の中には、 先ほど
言わ れたように、 区や組 の 役 をされてい る 方 も含 まれてい るやろ うし、町の職員の方 も 、 私
の 印象 ではか な り 含 まれてい るな という 印象が ありました。そん な 中で30 %強 というと こ
ろ だ っ た わけ です が 、 な か な か 今 までの、 夜 7時 半 か ら の開 催 だ け では、子育て 世 代とか、
子育て 世帯 にと っ て、 な か な かその時間に参 加 す る のは、参 加 す るこ と自 体が難 しいん じゃ
な いか な という ふ うに 思っ ております。
実際 、 私 の知 人 とか 友人 に 聞 いて み ますと、7時 半 という時間は、一番 家 事で 追わ れてい
る 時間 な ん や という ふ うに 言わ れてい るこ と な んか も ありました。
その中で、前回の町長と 語るつど いの中で、 私が触 れさ せ ていただいて、そして11月号
の町長と 語るつど いの 特 集の中で も 、 抜粋 して 触 れていただいてい る と ころ であ る んです が 、
保育所とか 幼稚園 、 小学校 、中 学校 、 こ れ、 調べ て み ますと、か な りの数の 家庭 数 が あ る と
いう こ と が図表 で も 上 げ ております。
参 観 日 など 、 学校 行事の前とか 後ろ に、会 場 、例 えば 、 体 育 館 とか ホール とかを 借 りで、
町長と 語るつど いを PTA と 共同 開 催 をす る という こ とは、 意見 を 幅 広 く取 り 入 れてい く 上
で、 非常 に 有用な 方法 じゃな いか な と、 や り方 じゃな いか な という ふ うに 考え ております。
前回、町長と 語るつど いで もコメント をいただいております が 、 もっ と 踏み込 んで、 早速
次回か ら の 予 定に 組み込む考え は な いか、そ こ まで 踏み込 んだと ころ までお 聞 か せ いただき
○12番(山﨑裕二君)
-72-
たいと
思 います。町長、お 願 いいたします。
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
先 に 私 の 気持 ちをお 答え しておきます が 、 私 はい つ で もオーケー です。
その上で 多く の方 々 に参 加 いただき や すい 環境 を 整え たいと、ま ず思っ ております。
山﨑議員さんか ら提 案いただきました PTA との 共同 開 催 に つ きましては、 限ら れた時間
の中で 同 時に開 催 す るこ とは 難 しいと ころが あ る のでは な いかと も考え ております。 PTA
など の 団体や組織など との 個別 によ る懇談 に つ きましては、 要請 をいただ け れ ば可能な限 り
対応 さ せ ていただ く というの が私 の 姿勢 です。
以 上です。
○町長(寺尾豊爾君)
○議長(野口久之君)
山﨑君。
語るつど いでいただいた コメント と ほぼ同じぐら いの
内 容 に なる かと 思 うんです が 、 な か な か会 場 を 借 りて1 カ 所を一 遍 に やる という こ とは な か
な か 難 しいと 思 うんです が 、例 えば 、 各 年で も いいし、 今 年は ひ かり 小学校 で やっ たんで、
来 年は下山 小学校 、瑞穂 小学校 で やろ うとか、そういう や り方で も いいかと 思 うんです が 、
なるべくなら 、そういう 形 で 実現 していただいて、そのためには、 先 に も 町長 が言わ れたよ
うに、 PTA の 役 員の方と 打 ち 合わせ す るこ ととか が 大事に なっ て くる かと 思 うんです が 、
まだ、 来 年 度 まで、町長と 語るつど い が 例年開 催 され る 期間までち ょっ と時間 が ありますの
で、教育長を 初 め、 調整 いただいてできれ ば実現 に 向け て 動 いていただ け れ ば と 思 います。
ただ、 今ずっ と町長の 思 いを 聞 か せ ていただいた中で、町長 も 議員 もひ とし く選挙 で 選ば
れた住民の皆さんの代 表 であ る という こ とには変 わ り がな い わけ ですので、町長によ る 町長
と 語るつど いだ け に 任せ てしまうのでは なく て、 我々 議員 も 住民の方に 寄 り 添っ て、その 思
いというのを質 的 、 量的 に 具体化 してい く よう な努力 を 怠っ てはい けな いん やろ う な という
ふ うに 思っ ております。 改 めてその こ とを 痛感 しております。
最後 に、 通 告書には な いんで、ち ょっ とそれは、 今 は コメント でき ひ んで、 ノーコメント
や でという こ とであ るならば 、それで も仕 方 な いんか な と 思 うんです が 、お 答え いただ け れ
ば と 思 う内 容 として、一 つ だ け お 聞 か せ いただきます。
我々 議員 も 、町長と 語るつど いに参 加 さ せ て もら う中で、住民の方 が 質問された内 容 に つ
いて、 こ れ一般質問で 取 り上 げ さ せ て もら いたい な というよう な 内 容が 出て くる と 思 います。
そしてそのとき、 私 の 個人 の 考え 方としては、その住民の方に議会の一般質問の中で 取 り上
げ さ せ ていただいてよ ろ しいですかと、 了解 を 得る の が筋 というか、 エチケットじゃな いか
な という ふ うに、 私個人 としては 考える んです けど 、町長は、その 点ど のように 思わ れます
○12番(山﨑裕二君)
前回、町長と
-73-
か、よ
け れ ば お 答えく ださい。
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
町長と
○議長(野口久之君)
山﨑君。
語るつど い、その 他 い ろ い ろな 会 合 で、い ろ い ろな意見が 出た
こ とを、議員さん が取 り上 げら れて、そして エチケット としてその方にお 断 りをされ るこ と
は ベスト だと 思 うんです けど 、され るこ と 何ら 支 障な いと 思 います ね 。そうして、 合意形 成
といいますか、そういう こ とに なる と 思 いますので、 私 はいいと 思 います。
が とうございます。
今 回、 初 めて質問さ せ ていただいた中で、い ろ い ろ とお 答え いただいて、 今後 、 こ れを 生
かして、また質問の 仕 方とか も い ろ い ろ工 夫していか な いかん 部 分とかあ る と 思 うんです が 、
今 回、 初 めてさ せ ていただいた中で、また 肌 で 感じ さ せ て もらっ た分を、自分の中で、また
血肉 にして、 今後やっ ていきたい な と 思 います。 今後 と も よ ろ し く お 願 いいたします。
こ れで 終わ ります。
○議長(野口久之君) こ れで、山﨑裕二君の一般質問を 終わ ります。
次に、岩田恵一君の 発言 を 許可 します。
○12番(山﨑裕二君)
あり
岩田君。
早く順 番 が 回 っ てきまして、 準備不 行き 届 きで 申 し わけ ございま せ ん。
寺尾町長におかれましては、2期 目 の 当選 、ま こ とにおめでとうございます。さ らなる 町
政 発展 のために 頑張っ ていただきたいという ふ うに 思 います。
寺尾町政2期 目 の スタート に 当 たりまして、12月の定例会の開会日には、町長によ る 5
項目 の 重要な 政策を 掲げ ての所信 表 明 がな されました。
私も同様 、2期 目 を 担 うはかり知れ な い 重 さを 感じながら 、町民の皆 様 の代 弁 者として、
福祉 向 上に、また町政のさ らなる推進 のために、 全力 を 傾注 してまい る 所 存 でございますの
で、町長をは じ めとす る執 行 部 の皆さんには、よ ろ し く お 願 いを 申 し上 げ たいという ふ うに
思 います。
さて、所信 表 明にありましたように、まさに 合併後 のまち づく りの真 価が 問 わ れ る 4年間
であり、 初心 に 立 ち 返 り 合併 時に町民の皆 様がひ とし く希望 された 合併 してよか っ た な と 思
える 町の 先導 者として、その 実現 に 全力 で 取 り 組み 、 未来へ の 責任 を 果 たしてまい る と 述べ
ら れました。
平成17年11月に 合併 いたしまして8年 が経過 し、 初 代町長との 色 の 違 い もこ の4年間
に 打 ち出されて、寺尾 カラーが浸透 し つつ あ る のか な と 思 うと ころ であります。
○7番(岩田恵一君)
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旧 3町の町民の中には、お らが 村 的な考えや思 い も複雑 に 交差 してい る
ように 思わ れますし、 私も そういう ふ うに 思 います。 な か な か 合併 の 効果 は、町民には 浸透
してい な いように も思わ れます。
そ こ で、町長 が申 されました 「合併 してよか っ た な と 思える 町 」 とは、 ど ん な姿 を 描 かれ
てい る のか、ま ず はお 伺 いしたいという ふ うに 思 います。
しかし、まだまだ
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
村山議員さん
○議長(野口久之君)
岩田君。
が 質問をい っぱ いして く れては っ た中で、ち ょっ と 答え
たか っ た こ とで も あ る んです が 、とにか く 健 康 で長 生 きして、そして自分の 人生が よか っ た
な という ふ うに 思っ て もらえる 町を つくるべく 、い ろ い ろな施 策を 提 案しております。
私 は、町で 申 しますと健 全財 政という こ とです が 、健 全 に 経営 してい く 方法、い ろ い ろ そ
ういう方法で 衝突 してい る んです け れ ど 、 何 にしまして も 3町 が合併 してか ら 8年 が経過 す
る 中で、ま ず 、 旧 町の 垣根 を 越え 、一 体感が得ら れ る 町であ るこ と が 、 合併 してよか っ たと
思えるも のと 考え て行政 運営 に 努 めてきたと ころ であります。
また、町民の皆さん が不安 に 思わ れ るこ と、あ る いは 不便 に 感じら れ るこ と が 、 少 しで も
少なくなる ように、さまざま な 、あ る いは 機 会を 捉え てご 意見 を 伺 うと、そのためには 現 地
に出 向くこ と が 一番大事だという ふ うに 認識 しております。い ろ い ろなこ と、 こ れか ら 2期
目 に 向 か っ て、 今 、 激励 を 受け たよう なこ とをし っ かりと 取 り 組 んでいきたいと 思っ ており
ます。 先 に、 祝意 をいただいた こ と、お 礼申 し上 げ ます。
そして、岩田議員さんにおかれまして も 、再 選 されました こ とをお 祝 い 申 し上 げ ます。
こ れか ら 、 新 し く と 申 しますと、木質 バイオ 産業の育成という こ とを 掲げ てい るわけ です
が 、 こ れは 別 に、 発 明、 発見 した わけ で もな い、 どっ ちかいうた ら先人 の知恵に 学ぶ という
こ とを、京丹波町の中で税 金 を 使っ て 活性化 したいという 意味 です。 今 まで 全部石油 に 頼っ
て 生活 をしてきた わけ です け れ ど 、 せっ か くこ れだ け 山にい っぱ い 熱資 源、 エネルギーが あ
る のに 放置 したままというのは、 罰が当 た る ん やな いか ぐら いに 思っ ております。
そうした こ とを1期 目 に 言 うと、 非常 に 恥ず かしい 思 いをしたんです が 、2期 目 に なっ た
ら そういう こ と も言 うて も よいというて、 多く の 先輩が言 うて く ださ っ て る という こ とで、
下川町とそういう 面 では 交流協 定を 結 んだ こ と、 非常 によか っ た な と 思っ たりしております。
その 他 、 公共施設 に つ いて、 老朽化が進 んでい る んで、い ろ い ろ 長寿 命化 のために 施 策を
打 ち出さん な んという ふ うに 話 を 今 まで説明をさ せ て もらっ て る と 思 うんです が 、 役場 本 庁
舎 の 改 築は、 検討 はします け れ ど 、 念頭 にありま せ ん。 以 上、 申 し上 げ ておきます。
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ょっ と 私 の 通 告の 仕 方 が悪 か っ たのか も しれま せ ん けども 、 旧 3町
が 一 体感 を 持つ まち づく り、い つも 町長は、 現 地 現場主義 という こ とで、 私 は こ れに 尽 き る
と 思 いますし、 感心も しと るわけ です けども 、その スタンスも難 しい な と 常々思っ ておりま
すし、 も う 旧 3町の 垣根 は な いと 言わ れ る 方はあ ろ うかという ふ うに 思 います け れ ども 、 私
自 身 は、丹波と瑞穂に つ きましては、 私も ち ょっ とかか わらせ ていただいた水道事業をは じ
めといたしまして、道 路や河 川事業 など 、 密接 に つながっ たと ころが ございますので、そう
い っ た 公的なつ き 合 い も合併以 前か ら あ っ た こ とで、また、 以 前か ら 住民 同士 の 交流も盛 ん
であ っ た こ と など か ら 、 割 とすん な り 合併 に 向 き 合え たんか な と。また 身近 に 合併 というの
が感じら れてい る んでは な いかという ふ うに 思わ れます け れ ども 、 私 だ け か も しれま せ ん け
ど 、和知地 区 は、 近 いようで 遠 い地 区 か な と。 な か な か和知方 面 に 向 かう 機 会 も余 り な いの
が要因 か も しれま せ ん け れ ども 、まだまだ 近く て 遠 い地 域 のように 感じ て な りま せ ん。
町長は ど う 考え てお ら れ る のか わ かりま せ ん けども 、本町のよう な 田 舎 では、自 動車がな
く ては 生活 でき な いの が現状 でございますし、一定 バス路線 の 改善など で 効果も 上 がっ てい
る か も しれま せ ん けども 、まだまだ 車社 会の中で、 生 きてい く しか、行 く 道しか な いの が現
状 でございます。
和知地 区 に 向 かうには、 国 道27号 が唯 一の行き 来 、 往来 す る交通 の 要 所であります け れ
ども 、平成16年の 台風 23号、あのとき 私も経験 した わけ です けども 、あのときは、丹波
方 面 、 こ ち ら か らも 、あ らゆる 方 面 か らも 和知に 向 かうの が でき な か っ たというよう なこ と
も ございましたし、あのときは、和知地 区が孤立化 したというよう なこ と も 記 憶 に 残っ てい
る と ころ でございます。
以 前か ら の原田議員 も何 回と なく 質問 や提起 をされてい る ように、丹波瑞穂地 区 か ら の道
路網 の 整備 によりまして、3地 区 を ネットワーク で 結ぶ というよう な路線 の開 設も 、 私 、 重
要な施 策の一 つ では な いかと 考え ておりますし、 こ れに つ いては大いに 賛同 しています。
そうす るこ とで3地 区が 、より 身近 に 感じら れて、より 親近感が持 て る と、また、そうし
た 災害 時、 今 回の18号 も そうです けども 、そうした 災害 時に も対応 でき る手段 として 必要
では な いかという ふ うに 考え ております。
町道では、 な か な かそういう開 設 とか、 新設 に つ いては 難 しいという こ とか も しれま せ ん
け れ ども 、 府 道の 新設など 、京 都府 に 対 して 積極的な か け橋 と なる よう な構想 を、 ぜひ 京 都
府 さんに 訴え ていただきたい、また、 要望 していただきたいという ふ うに 思っ ております け
ども 、 こ の 点 に つ いては、 ど うお 考え ですか。
○7番(岩田恵一君)
ち
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
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垣根 という 言葉 を 使わせ て もらっ たんです けど 、 白 土 橋 の 拡幅等 、 昨
日、和知 へ入っ ていまして、一番 先輩が 77 歳 の町職 OB で、大倉の ヒヨ 谷を 若 者 向け 住 宅
にす る ために、 も ち ろ ん土 砂搬入が 前 提 です け れ ど 、155地 権 者か 何 かそういう 人 たちと
話 して、あれ 買っ たん や というよう な話 を 聞 か せ て もらっ て、自分のしてきは っ た こ とを 話
しし ながら 、 合併後 のまち づく りに つ いて 意見 を 聞 きました。 も ち ろ ん 私 より 若 い町職 OB
で、い ろ い ろな 地 域 の 役 員を な さ っ てい る人も 一 緒 に 座っ て な んです け れ ど 、その 人 たち が 、
ま ず 、和知と丹波瑞穂 が近づく 方法として、 今 ですと 縦貫 自 動車 道の京丹波 パーキングエリ
ア に 隣接 した振興 施設 、 こ の 施設 に つ いて、和知 も旧 丹波、 旧 瑞穂と 同じ ように 使える んだ
という こ とを、町長、十分説明 せ んと、 やっぱ り和知の 人 は、あの 施設がな か な か 使え んの
やな いかという 心配 をしと る でという 話が ありました。 も ち ろ ん、 こ れか ら 出 荷 者 協 議会 が
設立 されて、 同等 に出 荷 して もらえる んです け れ ど 、そういう こ とを説明 せ ん な んのか な と
いう ふ うに 思 いました。
その 際 、丹波、瑞穂と 近づく というのは、 心 の 合併も さ るこ と ながら 、 やっぱ り道を、 今
言わ は っ た、きち っ と 整備 す る必要が あ る と。 白 土 橋 の 拡幅 に つ いては知 っ てはりました。
あと、おの ず か ら 、地 域 名は な か な か 挙げ に く いです け れ ど 、し っ かりと 拡幅 して 歩 道 も
整備 す る と、下山 バイパスが できてい る んで、そうす るこ とによ っ て、 合併 してよか っ たと
いうんか、 合併 した な という 実感 を 持つ ん やな いかというよう な話も いただきました。そう
した 視点 では、 国 、あ る いは京 都府 に 対 して、 合併後 のまち づく りに つ いてのそういう イン
フラ に つ いて、 こ れか らも今 まで 以 上に 要望活動 をしてい く必要が あ る という 認識 でおりま
○町長(寺尾豊爾君)
す。
っ し ゃっ てい る 丹波、瑞穂、和知、 三角形 できち っ と道 路が整備 された ら 一番いいんで
す け れ ど 、 な か な か こ ういう 経済情勢 で、そして 少 子 化 の中で 難 しい な という ふ うに、 もっ
というと、 私 は、 縦貫 自 動車 道で も 地 元 は 井脇 か ら才 原まで、ただで 使える ようにした ほ う
が 、 私 は本 当 はよいと 思 います ね 。そうす る と、京丹波町としては、正 三角形 で 人が移動 で
き る という こ とに なる んで、そういう こ とを 非公式 に 提 案したりす るわけ です けど 、 伺っ て
みる というのか、そういう 今 、岩田議員 が お っ し ゃっ てい る よう な まち づく りに つ いて、ま
だまだ 国 ・ 府 に 要望 してい く という こ とは、大事だという ふ うに 考え ております。
以 上です。
お
○議長(野口久之君)
岩田君。
○7番(岩田恵一君)
そうであ
っ た ら うれしい な と 思 います ね 。 せ めて瑞穂か ら才 原間、和
知 インター までは、 無料 で町民 が使え た ら 一番いいんかという ふ うに 思 います けども 、ち ょ
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ど現在 、 三ノ宮 か ら 大 簾 に 向 か っ て トンネルが掘ら れています けども 、あ こ に 側 道 がつ い
た ら いいんか な と 思 いました けど 、 難 しいんで、 今 はありま せ ん けども緑資 源 公団がつけ て
く れた ら 一番よか っ たか な と 思 います けども 、それ も か な いま せ んし、あと 国 には 難 しいん
で、京 都府 に も お 願 いして、水 呑 あたりか ら 大 簾 ですか、広野、あのあたりに も抜 いていた
だいた ら 、大変 三角形が できて、 交通的 には大変いいん やな いかという ふ う な思 い が してま
すんで、 ぜひ 、そういう 思 い も 、京 都府 さんに も お 伝え いただ け た らな という ふ うに 思っ て
う
おります。
公共施設 の 老朽化 に伴う 更新費用も必要 とされてい る というよう なこ とで、 老朽化
も進 んでまいりまして、その 更新費用も必要 だと 申 されました。 具体的 に 更新 し なけ れ ばな
らな い 施設 とは、 何 を指してい る のかお 尋ね したいと 思 いますし、 以 前か ら私も申 し上 げ て
いますように、本 庁舎 建 設も視 野に 入 れた も のか ど うか、お 尋ね をしたいという ふ うに 思 い
次に、
ます。
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
本町
が 所 有 します 公共施設 というのは、本 当 に 多岐 に わ た っ ています
が 、 今老朽化 してい るも ん、 屋根等 に つ いては、 即決 してます。 屋根 を ほっ と く と、一 遍 に
傷む という こ とで、 閉校 された質美の 小学校 の 屋根も色 をたしか 塗らせ て もらっ たし、 今 回
ですと、 先 に山村開 発センター の 屋根 に つ いて も 、 改修が済み ました。あ る いは、梅田の明
俊小学校 に つ いて も 、 金 か け てます。そういう ふ うにして、 必要なこ とは ど ん ど ん、 ど ん ど
んいうた らオーバー です け れ ど 、 維持補修 に 予算 を つけ てきたという ふ うに 思っ ております。
その 他 のというのは、道の 駅 の和( な ご み )さん も要望 出て、そして 高齢化が 一 層進 んで
い る んで、2 階 を 飲食 に利 用 されてい る んです が 、 こ れまだ、 担当 者 が主 に 検討 す るこ と な
んです けど 、 エレベーターつけ て く れというよう な要望も 出ています。 私 は 結構や というと
る んです けど 、 な か な か 担当 としては、 非常 に 公 平の 観点 か ら 、 こ れか ら検討 してい く ん じ
ゃな いかと 思 います。
さ らび きに つ いては、野 菜売 り 場 を 拡充 した。また マーケス に つ いて も 、一定、 改善命令
が 出されてい るわけ です けど 、そういう こ とを行政として も 一 緒 に なっ て支援す る必要が 、
こ の時期、出てきてい る んか な という ふ うに 思っ たりしております。
全 般、 老朽化 していますので、それに つ いての 予算が必要 に なっ てきた な という 思 いでお
ります。
役場 は、 も う一回、 申 し上 げ ておきます け れ ど 、い ろ い ろ検討 して もらっ た ら いいです。
ゆ う べ の和知の方は、 役場 は 早く改 築した ほ う が よいという 意見 の 人 でした。その 際 、よ く
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っ てい らっ し ゃっ て、27号と9号の 非常 に 鋭角 に 曲がっ てい る 、あん な んより も 、 も う
ち ょっ と 手 前で27号か ら 90 度角ぐら いで 入るぐら い、たと え 10 メートル で も 20 メー
トル で も 、和知 側 に 役場 を建てた ほ う が よいでとかいうよう な具体的な話も ありました。 わ
かりましたというて、 話 はし っ かり 聞 いておきました け れ ど 、 こ の4年間で 役場庁舎 を 改 築
す るほど財 政に 余力 は な いという ふ うに、そういう 認識 でい る という こ とだ け申 し上 げ てお
知
きます。
以 上です。
○議長(野口久之君)
岩田君。
確 かに 財 政 的 には大変 厳 しいという ふ うに 思 いますし、また、 合併特
例期間 も 期 限も決 ま っ ておりますんで、でき る だ け改 築に 向け た 基金も 、 僕 は 創設 す べ き や
な かという ふ うに 思っ ていますんで、 ぜひ検討 いただきたいという ふ うに 思 いますし、 私 は
何 より、 公共施設 で一番 改修 し なけ れ ばならな いのは本 庁舎 という ふ うに 思っ ております。
災害 ですとか 緊急 時の、 ここが基 地、本 部 と なる 本 庁舎 は、 耐震化 は も ち ろ んの こ とでござ
います け れ ども 、 安全 で なく ては な りま せ んし、と も あれ 機能的 で なく ては な りま せ ん。本
庁舎 の 改 築、 改 築といいますか、 も う 新 築をしてい く準備 をす る という こ とでの、 基金積み
立 てに つ いてご 検討 され る お 考え は な いか、再 度 お 伺 いをいたします。
○7番(岩田恵一君)
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
い
んでとい
ろ い ろ検討 した ら よいという 話 をす る 中で、 基金積み を せ んとあか
っ て 言 うてます。
以 上です。
○議長(野口久之君)
○7番(岩田恵一君)
うに
思 います。
岩田君。
ぜひ 、その方 向 での前 向 き な基金 の 積み立 てをお 願 いしたいという ふ
つ目 です け れ ども 、 合併特 例期 限後 の 財 政 運営 に つ いてという こ とで、町長
は、 合併特 例期間の 終了が 間 近 に 迫る 中、一 層 の 財 政健 全化が必要 だと 申 されております け
れ ども 、あと2年 も すれ ば特 例期間 が到来 をいたしまして、 交 付税 も 大 幅 に 減額 され る 中、
期 限後 の 財 政 運営 の 見通 しと課 題や執 行上 見 直す べ き 点 に つ いて、お 伺 いをいたします。
それでは、二
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
平成28年
度以降 の 財 政 運営 の 見通 しです け れ ど 、 普通交 付税は平成
28年 度 か ら段階的 に 減少 し、 合併特 例期間 終了 の平成33年 度 には、 現在 の 交 付 額 か ら比
較 しますと、 約 11 億円 の 減少 と なる見込み であります。
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他 の 歳入 におきまして も 、 人 口の 減少 、あ る いは地 価 の下 落など により町税の
減少 、 譲与 税、あ る いは 各種交 付 金 に つ きまして も 、大 幅な増収 は期 待 でき な い も のと 考え
また、その
ております。
歳 出 面 では、 少 子 高齢化 によ る社 会保 障関係費 の 増 大 など 、 扶助費や繰 出 金 の 増加 、
また 公共施設 の 老朽化 に伴う 更新費用も必要 であり、大変 厳 しい 状況が想 定されております。
こ のため、 今後 と も 事業の 選択 と集中に 努 め る とと も に、 限ら れました 財 源の中で、 創意
工 夫と 柔軟な発想 を もっ て 無駄 の 排除 と 効果的な 行政 運営 に 努 め るなど 、一 層 の 財 政健 全化
対 策の 推進 を 図っ てまいりたいと 考え ております。
以 上です。
一方、
○議長(野口久之君)
岩田君。
○7番(岩田恵一君)
大変
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
い
○議長(野口久之君)
岩田君。
○7番(岩田恵一君)
そういう
厳 し くなる というの が目 に 見え ておりますし、 特 に 社 会保 障費 の
増 大は 避け て 通 れ な いという ふ うに 思っ ております。 最小 の 経費 で 最 大の 効果 を上 げる 、 こ
の こ とは 財 政 運営 の 基 本中の 基 本でありまして、 言 うまで もな い こ とでございます け れ ども 、
限ら れた 財 源を 有効 か つ合 理 的 に 活用 して、質の 高 い行政 サービス を 提供 してい く と、 こ の
ように も申 されております けども 、 文字 にすれ ばこ ういう こ とには なろ うかという ふ うに 思
います け れ ども 、 こ の こ とは、 や はり、町民に 負担増 を求め な い、また サービス の 低 下 もせ
ず に行うという こ とで なけ れ ばならな いと 思 います。そうした こ とでの 財 政 運営が 、 果 たし
てでき る のか ど うか、 こ の こ とに つ いて 改 めてお 伺 いしたいという ふ うに 思 います。
ず れにしまして も 、 財 政 が急 に好 転 す る という こ とは な いと 思っ て
おります。い ろ い ろな要望 をし っ かり 把握 して、そしてし っ かりと説明して、でき る だ け納
得 して もらっ て、い ろ い ろな施 策を 実施 す る という こ とでは な いかと 思っ ております。 金が
な いさかいいうてできんというの も 、 費用対効果 とい っ て 言葉 としては 使 います けど 、 費用
対効果 で プラマイゼロ であれ ば 、民間 がみな して く れは るわけ で、そうありたいんです け れ
ど 、 我々 は民間 がサービス提供 でき な い、あ る いは企業 活動 でき な い 部 分を 担当 してい る と
いう こ とで、 余 り 費用対効果ばっ かりを 考え てい るわけ ではありま せ ん。 適 正 な負担 はし っ
かり求めたいと 思 います。そのための説明に なるわけ です けど 、そういう 丁寧な 行政 運営 を
今後 と も続けるこ とは、し っ かりとお 約束 しておきたいと 思 います。
以 上でございます。
スタンス で、 ぜひ お 取 り 組み をいただきたいという ふ うに 思
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っ かりとした 責任 説明と住民の理 解 を 得 た中で、 適 正 な負担 を求めてい く と、 こ
の こ とに 尽 き る んだという ふ うに 思 いますし、そういう方 向 でよ ろ し く お 願 いを 申 し上 げ た
いという ふ うに 思 います。
それでは、3 点目 の 少 子 高齢化社 会に 対応 したまち づく りに つ いてでございます。
最も私 の苦 手な 分野でございまして、 今 回質問さ せ ていただきます け れ ども 、 私も 、一か
ら の 勉強 という こ とで、間 違 い が あ っ た ら 、またご指 摘 いただ け れ ば あり が たいという ふ う
に 思っ ております。
本町の 過疎 、 高齢化率も 40 %目 前に 迫 りまして、 特 に 高齢 者 が安心 して日 常生活 を 送 れ
る 、また、 特 に 在宅介護 において も 、 介護 者 が安心 して 介護が でき る 、 働 きに出 ら れ る とい
うよう な体系 の 整備 は 今後 の本町の 重要 か つ喫緊 の課 題 であ る と 痛感 をしております。
また、 若 い 世 代 が安心 して子 ども を産 み 、育て るこ とのでき る社 会の 形 成は、本町に 限ら
ず国 を 挙げ て 取 り 組 んできてい る の が現状 でございまして、本町として も それに 対 す る い ろ
い ろな 計画の策定 が されてい る と ころ でございます。
そ こ で、次の 点 に つ いてお 伺 いをしたいという ふ うに 思 います。
ま ず 、平成24年3月策定の京丹波町 高齢 者福祉計画 及び 第5期 介護 保 険 事業計画の 進 行
状況 とその成 果 。 な お、計画にお ける今後 の課 題 に つ いてお 伺 いをしたいという ふ うに 思 い
います。し
ます。
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
計画では、
元気 で 安心 して住 みな れた地 域 で 暮ら し 続け たいという 高
齢 者の ニーズ にお 応え す るこ とを大き な目標 として 掲げ ております。 特 に、 特別養護老人ホ
ーム の 満床状態が常態化 してい る 中にあ っ て、本計画に 基づ きまして、本年 度 は、 特別養護
老人ホーム 29 床 を 確 保し、 来 年 度 には30 床 の 増床 と 独居高齢 者の 低 所 得 者 向け入居施設
「 あんしん サポートハウス」も あ わせ て開 設予 定であります。
また、 気軽 に 相談 いただ ける介護 よ ろず相談 所の開 設 、あ る いは2 級ヘルパー養 成 講座 を
実施 しました。事業所の 人材 の 確 保に も努 めてまい っ ております。
ますます 高齢化 、あ る いは 核家族化が進 行す る 中で、 高齢 者の 生活 支援 や 地 域 での 見守 り、
介護予防 、 介護家族 の支援 など 、医療 機関や 福祉事務所、 ケアマネジャー 、民 生委 員さんと
も 十分に 連携 しまして、 ボランティアや 地 域 の皆さんに も ご 協力 をいただき ながら 、 誰もが
安心 して 暮ら していただ ける 京丹波町方 式 の地 域包括ケアシステム の 構 築を 実現 し、 在宅介
護 者の皆さんに 対 す る 支援の質の 向 上を 図 り、 持続可能なも のとして次期計画に 継承 してい
くこ と が 課 題 であ る と 考え ております。
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以 上です。
○議長(野口久之君)
岩田君。
高齢 者福祉計画 及び介護 保 険 事業計画の 基 本理 念 、 み ん な で支 える輝
く生涯 、 温 か な心 で つくる 、 安心 、健 康 、いきいき京丹波の 実現 に 向 か っ て、町民 が 本 当 に
安心 して 生活が でき る体制 の 整備 をお 願 いしたいという ふ うに 思 います。
年 金が減 り、 消費 税 が増 税され、 介護 に も負担増 と な れ ば 、 介護 す る家族 にはか な りの 重
荷 であります。 安心 ・ 安全 、福祉のまち京丹波の 実現 に、 ぜひ 、町長の 手腕 を 発揮 していた
だきたいという ふ うに 思 います。
そうした中で、 介護 保 険 法 も改 正されようとしておりまして、 特 に 要 支援1、2の 認 定者
を 介護 保 険 か ら外 す、保 険料 で 賄える 範 囲 を 縮小 す る という こ と やら 、そうい っ た こ とか ら
また 外 してい く 、 介護 保 険 の事業に つ いて も 、 市 町村に 全 て 移 行す る んだというよう なこ と
での法 改 正 がな されようとしておりますし、 財 政 的 に 余 裕のあ る市 町村では、 サービス の質
が高 いんか 低 いんか、 こ ういうよう な差別化も図 れ るじゃな いかと、そうした サービス の大
き な格差が生じる んでは な いかという ふ うに 懸念 されております け れ ども 、 こ うした こ とに
つ いての本町にお ける影響 とか課 題が あれ ば お 聞 か せ いただきたいという ふ うに 思 います。
○7番(岩田恵一君)
○議長(野口久之君)
岡本保健福祉課長。
先ほど お っ し ゃっ ていただきましたように、 要 支援1、2
が 、 今後 、 介護 保 険制度 か ら外 され る という こ とで、本町 も 大変 懸念 してい る と ころ ではご
ざいます け れ ども 、 や はり、 介護予防 事業でし っ かりと サポート をさ せ ていただいて、 要介
護 に ならな い 状態 を つくっ てい く という こ と が 大変 重要 では な いか な という ふ うには 考え て
○保健福祉課長(岡本佐登美君)
おります。
以 上でございます。
○議長(野口久之君)
岩田君。
今度 の法 改 正は、 特 に 介護予防 に 力 を 入 れ る というの が国 の方 針 だと
いう ふ うに 思っ ております け れ ども 、 現 に、 今サービス提供 を 受けら れてお る そうい っ た 患
者さんに つ いては、 ぜひ 、 現状 の サービス の 低 下 等 に つながらな いよう な施 策を、 ぜひ継続
して 講じ ていただきますように、 切 にお 願 いしたいという ふ うに 思っ ております。
そ こ で、 在宅介護 の 充実 に つ いてお 伺 いしたいんです けども 、 要介護 4とか5の、い わゆ
る重度要介護 者に つ いて、 特別養護老人ホームなど の 施設 に 入 所してい る 方と、 在宅 で 介護
サービス を 受け てい る 方 へ の サービス 内 容 の 比較 をしたとき、 施設入 所者は24時間、36
5日い つ で も安心 して 介護サービス を 受けら れ る のに 対 しまして、 在宅介護サービス 利 用 者
○7番(岩田恵一君)
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介護サービス を 受けら れ る 時間 が限 定されておりまして、か ね てか ら不公 平 感 を 感じ て
きております。 在宅 にお ける 、 特 に 重度要介護 者は、 施設 に 入 所した く て も入 所 待機 者 が多
く 、す ぐ には 入 所でき な いの が実情 でございます。 言 いか え れ ば 、 現 行の 介護 保 険制度 は、
要介護度が同じ であ っ て も 、 受けるサービス によ っ ては、その 提供 時間 や 内 容が異な り、支
援は ひ とし くな いという こ と が あ る のでは な いでし ょ うか。
一方で、内 閣府が実施 をいたしました 高齢 者の健 康 に 関 す る意識調査 では、 家庭 で 介護 を
受け たい方 が 4 割 であ る のに 対 して、 特別養護老人ホーム に 入 所したいという方は2 割 とい
う 結果 に も あ らわ れてい る ように、 多く の 高齢 者は、自分の 生 まれた 家 、 在宅 で 暮ら し 続け
たいと 考え てい るわけ でございます。 老老介護 ですとか、 独居 、あ る いは 資金面 か ら の理由
で 施設入 所を 考え ざ る を 得な い 状況も あ る と 思 います。
施設 か 在宅 かを自由に 選択 でき な い 状況 の中で、 施設入 所 が必要 であ る のに 待機 者と なっ
てい る 方 々 に 対 しては、 施設サービス に 匹敵 す る よう な在宅介護 の 充実や 利 用 者 負担 を 軽減
す るなど して、 不公 平 感 を 払拭 す べ きであ る という ふ うに 考え ます。
も とより 介護 保 険制度 は、法 令 によ っ て 運用 され、その保 険 者 も市 町村であり、 都 道 府県
の 役割 は、 制度運営 の指 導及び助言 とい っ た支援にと ど ま っ ております。 介護 を 必要 とす る
高齢 者 や 、 家族が安心 して 生活 す るこ と が でき る よう、 在宅介護 の 充実 に 向け て、でき る限
りの支援を行う こ と が必要 でございますし、 今後も在宅介護 の 充実 に 向け て、町は ど のよう
に 認識 をして、 今後取 り 組 んでい こ うと。 基 本計画の中に、一定書かれております けども 、
今後取 り 組 んでい こ うと 考え てお ら れ る のか、お 考え をお 聞 きしたいという ふ うに 思 います。
は、
○議長(野口久之君)
岡本保健福祉課長。
要介護 4、5の方を 介護 されてい る ご 家族 にとりましては、
大変 厳 しい 状況 であ る という ふ うには 認識 はいたしております。
現状 におきまして、事業所の ヘルパー さん も 大変 少な いといいますか、 人材が不 足してい
る 中で、そういう 人材確 保 も含 めまして 努 めますとと も に、 ヘルパー さんに十分に 入っ てい
ただいて、 在宅 で十分にお 過 ごしいただ ける ように、事業所と も調整 を 図 り ながら努 めてま
いりたいと 思っ ております。
また、 在宅介護 者の方に つ きまして も 、十分 なサポート をしていきたいという ふ うに も考
え ております。
また、 今後 、6期の計画に 向け て、い ろ い ろなニーズ調査も さ せ ていただき ながら 、 現状
を十分に 踏 ま え まして、 今後対 策を 考え てまいりたいという ふ うに 考え ております。
以 上でございます。
○保健福祉課長(岡本佐登美君)
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○議長(野口久之君)
岩田君。
○7番(岩田恵一君)
町長の所信
表 明の中に も ありましたように、 重点項目 の2 点目 に 掲げ
ら れております地 域包括ケアシステム の 構 築、 こ れの 充実 に 取 り 組 んでい く と、まさに 頑張
っ て こ れの 構 築に 向け て 取 り 組 んでいただきたいという ふ うにお 願 いをしておきたいと 思 い
ます。
塩漬け 土地の 有効活用 と企業 誘致 の 取 り 組み に つ いて、 こ れは朝一番の梅原議員と
重複 す る か も しれま せ ん けども 、平成27年 度 には、土地開 発公社 か ら全 て 買 い 戻 しを行い、
その 後 、 公社 の 解散 をす るこ とで 進 め ら れておりまして、 こ の こ とに つ きましては、 私も 大
いに 賛意 を 表 す る 次第でございます。
そ こ で、 買 い 戻 しました土地の 今後 の 有効活用 策と企業 誘致 の 取 り 組み 、 現状 に つ いてお
伺 いしたいという ふ うに 思 います。
次に、
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
土地開
発公社 か ら買 い 戻 しました土地の町 有 地に つ きましては、さま
ざま な面 で 検討 し、まち づく りに 有効活用 していきたいと、ま ず思っ ております。
4月には、企業 立 地 促進 条例を 制 定しました。さ ら には、 畑 川 ダム の 完 成、京 都縦貫 自 動
車 道の開 通など 、企業の 立 地 環境が飛躍的 に 向 上しておりますので、 今後 、企業 誘致 に 向け 、
積極的 に 働 きか け ていきたいと 考え ております。
また、 食 にかか わる 企業に も積極的 に 働 きか け をして 誘致 を 実現 さ せ まして、企業とと も
に 食 のまち づく りを一 層推進 し、 食 の京丹波の 魅力 をさ ら に 高 めていきたいと 考え ておりま
す。
先 に 重複 します が 、お 答え してお っ たとおりです。企業 誘致も 大事ですし、町内の企業さ
んにし っ かり 活用 して もら うという こ と も 大事だという ふ うに 思っ ております。
以 上でございます。
○議長(野口久之君)
岩田君。
○7番(岩田恵一君)
大変
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
前期計画では、子
失礼 をいたしました。ち ょっ と 元 に 戻 して3番の2 点目 を 抜 かし
ておりました。 済み ま せ ん、 申 し わけな いです。
次 世 代育成支援行 動 計画の前期計画の成 果 と 後 期計画の 進 行 状況 に つ いて、お 伺 いしたい
という ふ うに 思 います。
ども たちの健 や か な 育ちの 応 援として、す こや か 祝
い 金やチャイルドシート助 成 金制度 の 推進 、 虐待防止対応 では、子 ども を 守る 地 域ネットワ
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ーク協 議会の 設置 、また、本町 独 自の 発 達支援事業を 立 ち上 げるなど 、さまざま な施 策を 講
じ てまいりました。 学校 教育におきましては、子 ども たち が 自分で 考え 行 動 す る 、い わゆる
生 き る力 の育成 や 開かれた 学校づく りの 推進 に も努 めてまい っ たと ころ であります。
また、 後 期行 動 計画の 進 行 状況 といたしましては、 引 き 続 き前期計画の スローガン を 継続
し つつ 、一 つ には、 幼 保一 元化 に 向け た 取 り 組み 、二 つ目 には、 家庭 、地 域 の教育 力 の 向 上、
三つ目 には、 農 と森を 生 かした子 ども体験活動 の 充実 を、 重点プロジェクト として 検討 、 推
進 してい る と ころ でございます。
放 課 後児童クラブ の 対象 年 齢 の 引 き上 げや 、 ファミリーサポートセンター 事業を 実施 す る
など 、さまざま な 子育て支援の 充実 に 努 めてまい っ たと ころ でございます。
以 上です。
○議長(野口久之君)
岩田君。
○7番(岩田恵一君)
次
○議長(野口久之君)
山田子育て支援課長。
世 代育成支援行 動 計画の中の 後 期計画、 特 に保育 サービス の 目標 事
業 量 の 設 定という こ とで、平成21年 度 と 来 年、26年 度 には、 ここ まで計画を 推進 します
よという も の が あ る んです けども 、 こ れに つ いての 進捗状況 と、い や 、 こ れはち ょっ と、 な
か な か 難 しいという 点が あれ ば 、 こ れは12 項目 あ る んです けども 、そのうち、 何項目 か 箇
所数を 増や したりという こ とで、 目標が設 定されてお るわけ です けども 、 こ れに つ いての 進
捗状況 に つ いてお 伺 いしたいという ふ うに 思 います。
目標 事業 量 の数 値 でございますでし ょ うか。
申 し わけ ございま せ ん、ち ょっ と質問の内 容 で、 通常 保育事業 量 の数 値目標 でございますで
し ょ うか。
○子育て支援課長(山田由美子君)
ただいまの
○議長(野口久之君)
岩田君。
○7番(岩田恵一君)
大変
○議長(野口久之君)
山田子育て支援課長。
聞 き 取 りに く い質問で、 申 し わけ ございま せ ん。保育 サービス に
特 定12事業というの が あります ね 。 ここ で 目標 事業 量 の 設 定というの が されております。
平成21年 度 は、 今現状こ う やけども 、平成26年 度 には こ んだ け にしまし ょ うとか、 増や
しまし ょ うとかいう も の が あ る と 思 うんです けども 、 こ れに つ いての 進捗状況 です ね 、平成
26年 度 には、 こ れ が 達成でき る のか ど うか、 含 めてお 伺 いしたいと 思 います。
申 し わけ ございま せ ん。理 解不 足で。
1番か ら 12番までございまして、 通常 保育に つ きましては、平成21年 度 4 カ 所で29
6名という こ とで、 目標 数 値 そのまま4 カ 所で、そのまま 現状維持 でございます。
○子育て支援課長(山田由美子君)
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特 定保育事業に つ きましては、 特 にはご 希望が ございま せ んでしたので、そのままでござ
います。
延 長保育事業に つ きましては、保育所4 カ 所で、 実人 員 が 62名で、そのまま平成26年
度も並 行で 目標 数 値 に 向 か っ ております。
夜 間保育、 トワイライトステイ 、 休 日保育に つ きましては、 ニーズ の ほ う が ございま せ ん
ので、平成26年 度 に つ いては、 目標 数 値 としてはございま せ ん。
病児 ・ 病後児 保育に つ きましては、平成26年 度 に 向け て1 カ 所の 目標 を 掲げ ております
が 、 現在 のと ころ検討 しておりまして、 病後児 に つ きましては、 病院 に 併設 をし な いと保育
所ではできま せ んので、 今後 の課 題 かと 思っ ております。
それか ら 、 放 課 後 の健 全 育成事業に つ きましては、3 カ 所、そのまま 現状 で3 カ 所、1年
生 か ら 3年 生 の 対象児童 を6年 生 まで 引 き上 げ てい る という こ とでございます。
子育て支援 拠点 事業に つ きまして も 、 目標 数 値 のままで、 今後 平成26年 度 に 向け て 実施
をしております。
預 かり事業に つ きまして も 、平成21年 度当初 より平成26年 度 、4 カ 所で一時 預 か
りに つ きまして も 、 幼稚園も 一時 預 かりをしておりますので、数 値 としては 増え てお る と こ
ろ でございます。
ショートステイ 事業に つ きましては、 ニーズが ございま せ んので、平成26年 度 に つ きま
して も 、 今後 の課 題 かと 思 います。
ファミリーサポートセンター 事業に つ きましては、平成26年 度 1 カ 所という こ とで、 現
在 、 活動 を開 始 しておりますので、 目標 達成に なっ てい る かと 思 います。
12 項目 に つ きましては、 以 上でございます。
一時
○議長(野口久之君)
岩田君。
○7番(岩田恵一君)
よ
くわ かりました。
それでは、 最後 にです けど 、 小 中 学校 の 空調設備 に つ いて、 こ れ も 梅原議員と 重複 です け
ども 、よ ろ し く お 願 いしたいと 思 います。
先 の9月定例会で も 、教育長に 対 してお 聞 きをいたしました。本年 度 の 温湿度測 定 結果 を
見 て、 今後対応 してまいりたいというよう な お 答え をされました。 測 定 結果 に つ いて、 も う
お 聞 きしましたんで、 今後 の 取 り 組み に つ いてお 伺 いす る んです けど 、教育長は、一定、梅
原議員の質問に 対 して、 必要性 は 認識 してお る という こ とで、町長に つ きましては、教育 委
員会と十分 相談 して、 今後考え ていきたいという こ とでございました。
実際 、教育長は 必要性 を 認識 されて、 ど のようにされようとしてお る んですか、お 伺 いし
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たいと
思 います。
○議長(野口久之君)
朝子教育長。
先ほども 梅原議員さんにお 答えも してお っ た わけな んです けども 、
こ の 観測結果 を十分 踏 ま え まして、 や はり 児童生徒 の健 康面 、あ る いは 学習面 か ら見 て、 空
調設備 は 必要 だという ふ うに 認識 をしております。 施設整備 の 充実 に 向け まして、計画 的 に
取 り 組 んでいきたいという ふ うに 思っ ております。
以 上でございます。
○教育長(朝子照夫君)
○議長(野口久之君)
岩田君。
こ れ、 今 年だ けじゃな しに、 異常気象 というのは、 こ れか らずっ と 続
く と 思 います わ 。 特 に こ うい っ た 空調設備 に つ いては、 今 、教育長 が お っ し ゃっ たように、
健 康面 は も ち ろ んですし、 学習能力 に つ いて も 、そういう 環境面 では な か な か 勉強も し づら
いという こ と も ございますし、 ぜひ 、 今積極的な ご 発言が あ っ たんです けども 、12月は次
年 度 の 予算編 成時期でございます。教育 委 員会として、また教育長として、次年 度予算 に計
上され る お つも りはございますか。
○7番(岩田恵一君)
○議長(野口久之君)
朝子教育長。
こ の 空調設備 に つ きましては、 スピード感 を 持っ て 取 り 組 んでいき
○教育長(朝子照夫君)
たいという
ふ うに 思っ ております。
以 上でございます。
○議長(野口久之君)
○7番(岩田恵一君)
とでよ
スピード感 とい っ た ら 、平成26年 度 に一 部予算 を計上す る という こ
ろ しいんですか。
○議長(野口久之君)
○教育長(朝子照夫君)
う
岩田君。
朝子教育長。
皆さんのご期
ふ うに 思っ ております。
以 上でございます。
○議長(野口久之君)
待 に 応える ように、し っ かり 取 り 組 んでいきたいとい
岩田君。
私 の 思 うよう な解釈 でお 願 いしたいという ふ うに 思 います。
それで、 特 に 暑 さ 対 策だ け では な しに、 寒 さ 対 策 も 、 今 年は 特 に、 今冬 は 厳 しい真 冬 日 が
続く というよう なこ とでの 気象庁 か ら の 発表も ございます。 暑 いの も か なわ ん けど 、 寒 いの
もほ んまにか なわ んです ね 。
町長 も 、 こ うい っ た町の 環境 、 特 に山林 資 源を 生 かした バイオマス 事業に 積極的 に 取 り 組
○7番(岩田恵一君)
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く んだと、 特 にそうい っ た ストーブも積極的 に、 公的機関 に 導入 してい く というよう
なこ と も お っ し ゃっ てます。
ち なみ に、ち ょっ とお 聞 きした ら 、 近く の丹波 ひ かり 小学校 の ストーブが 、 ふぐ あいを 起
こ しておりまして、 こ れに つ いては 緊急的な 、 今対応 をされてお る というよう なこ と な んで
す けども 、 こ うい っ た 寒 さ 対 策に つ いて も 、 特 に町長 が申 されてお る よう な 木質 バイオ のそ
うい っ た ストーブ に つ いて、次年 度以降 、計画 的 に 配置 され る お 考え はございますか。
んでい
○議長(野口久之君)
○教育長(朝子照夫君)
朝子教育長。
今現在 、 小 中 学校 、 幼稚園も含 めまして、 ストーブ でという こ とで、
暖房 、 冬 の 対応 をしております。
先ほど少 し、 ひ かり 小学校 の こ と が 出ました けども 、 こ れはす ぐ対応 さ せ ていただいて、
子 ども たちには 寒くなる よう なこ とは な か っ たという ふ うに 思っ ております。
今 、 灯油 でし っ かり 暖房 をと っ て、子 ども たちには 快適な冬場 の 環境 は保て る という ふ う
に 思っ ております。
先ほど 出ました木 材等 の 関係 に つ きましては、また、町 全体 の中でそうい っ た方 向が 出れ
ば 、し っ かり 学校現場 として も取 り 組 んでいきたい な という ふ うに 思っ ております。
以 上でございます。
○議長(野口久之君)
岩田君。
ぜひ 、9月で も 一定質問しました けども 、教育 委 員会としての 独 自 性
を、 ぜひ発揮 していただいて、教育長の 思 いで、 こ れ も予算要望 していただいて、町長には、
こ れ、 つけ て もらわな あかんでと、き っ ちり 言 うていただいて、平成26年 度予算 に 反映 さ
せ ていただきたいと、 切 にお 願 いを 申 し上 げ まして、 私 の一般質問を 終え たいという ふ うに
思 います。
○議長(野口久之君) こ れで、岩田恵一君の一般質問を 終わ ります。
暫 時 休憩 をいたします。午 後 は1時15分まで。
休憩 午前11時35分
再開 午 後 1時15分
○議長(野口久之君) それでは、 休憩 前に 引 き 続 き会議を開きます。
次に、森田幸子君の 発言 を 許可 します。
○7番(岩田恵一君)
森田君。
○1番(森田幸子君)
1番、森田幸子です。
初 めに 私 か らも 、町長の2期 目へ のご 就任 、ま こ とにおめでとうございます。町 発展 のた
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元気 でご 活躍 され るこ とを、 心 より 祈っ ております。
私も 、2期 目 に議員と ならせ ていただきまして、 全力 で 頑張っ てまいりますので、 ど うか
よ ろ し く お 願 いいたします。
平成25年第4回定例会にお ける 一般質問を 通 告に 従 いまして行 っ てまいります。
1番の地 域 医療 対 策に つ いて、(1) 高齢化が進む 本町において、町民の健 康 を 守る 医療
の 充実が何 より大 切 だと 考え ます。京丹波町医療 審 議会の 答申 を 受け 、町 立 医療 機関 の 運営
一本 化 と 常勤 医 師 3 人 の 確 保 が実現 いたしました。さ ら に、和知 歯科診 療所 も 2 階 か ら 1 階
に 移動 し、利 便性が よいと、町民の皆さんにはとて も喜 んでいただいております。 こ れ ら 1
期4年間での寺尾町政 が 町民との 約束 を 果 たされ 最 大に 評価 され る と ころ であります。
また、本年3月16日に、地 域包括 医療 発表 会 が盛 大に開 催 され、 身近な 地 域 医療として
町民の皆さんに も 大いに 感じ ていただ け たす ばら しい 取 り 組み であ っ たと 思 います。 今後も 、
こ うした町民の皆 様 と医療 が身近 に 感じら れ る取 り 組み の 考え は な いかお 伺 いいたします。
めに、お
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
私へ の2期 目 の 祝意 、あり が とうございます。
また、森田議員さんには、再 選 されました こ とをお 祝 い 申 し上 げ たいと 思 います。
お 答え いたします。本年3月16日に開 催 いたしました地 域 医療 発表 会には、会 場 い っぱ
いの350名を 超 す皆さんに 来場 いただきました。本町 始 ま っ て 以来 の医療 現場 か ら の地 域
医療 や 地 域包括システム等 に つ いて、 発表 を開 催 さ せ ていただいたと ころ であります。
一 部 では 講演 会を、二 部 では医療 スタッフ発表 を、 三部 では 血圧測 定、あ る いは口 腔ケア
相談など 、 ブース を 設け まして、 盛 大か つ 中 身 の 濃 い も のでありました。
また、住民の皆さんの医療 へ の 関心度 を 改 めて 認識 したと ころ で も ございます。
本年 度 におきましては、 仮称 です が 、医療 講演 会のよう な 、地 域 医療 や高齢化社 会に 対応
す る 医療 現場 か ら の 講演 会 など を企画いたしております。
こ の こ との 実施 に 向け て、 今鋭意努力 してい る という こ とでございます。
○町長(寺尾豊爾君)
○議長(野口久之君)
森田君。
○1番(森田幸子君)
町民の皆さんの参
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
加 の も とで、また大成 功 に 終わ りますように、また
協力 してまいりたいと 思 います。
次、(2) が ん 検診 に つ いて、本町では、 が ん 検診受診率目標 を50 % としてい る 。中で
も 、 胃が ん 検診受診率が 20 %台 と、大変に 低 い が 、その 後 、 特 に 受診率向 上に 向け ての 対
策はとれてい る のか、お 伺 いいたします。
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が ん 検診 です が 、 目標 は 確 かに50 % という ふ うに定めています。 毎
年、 胃が ん 検診 の 受診率 は20 %台 で 推移 しております。 胃が ん 検診率 は、 全国的 に も受診
率 の 低 い 検診 でして、平成23年 度 の 国 平均 が 9 . 2 % 、京 都府 平均5 . 6 % 、その中で京
丹波町は21 . 6 % でございます。
受診率 の 向 上に つ いては、 国全体 の課 題 であります。 国 において 胃バリウム検査 にか わる
検診 を 検討 中でありまして、 国 の 動向 を 見ながら検診 の方法に つ いて医 師 会と も調整 してま
いりたいと 考え ております。
今後 と も 、 全 ての が ん 検診 の 受診率向 上のために、 無料化 の 継続 により、 受けや すい 体制
を 維持 し ながら 、 周 知 徹底 、あ る いは日 曜 健 診など の 推奨 に 加え まして、 未受診 者に 対 し、
直 接勧奨 でき る 方法 も検討 してまいりたいと 考え ております。
以 上でございます。
○町長(寺尾豊爾君)
○議長(野口久之君)
森田君。
○1番(森田幸子君)
3番
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
目な んです けど 、 胃が んは1990年代まで日本で が ん 死亡 者数
の トップ を 占 めていました。 今 は 肺が んに次いで2 位 に なっ た が 、 罹患 者数はまだ トップ で、
患 者数は一番 多 いとされてい る 。 高齢社 会と な り、 こ のままでは、ますます 増加 す る と みら
れてい る 。 こ の 胃が んの原 因 と わ か っ てきた ピロリ菌 、 こ れまでは健 康 保 険 によ るピロリ菌
の 除菌対象 は、 胃潰瘍や 十二指 腸潰瘍など に 限ら れていた が 、本年2月21日より、 ピロリ
菌感染 によ る慢性胃炎 に も 保 険が適用 され るこ とに なっ た。 こ の こ とで 多く の ピロリ菌感染
者 が慢性胃炎 の 段階 で 除菌 治療を 受けら れれ ば 、 将来的 に 胃が ん、 胃潰瘍など の 予防 に もつ
ながる と 言わ れております。本町 も 、 簡単な血液検査 によ るピロリ菌胃が ん リスク判 定、 ピ
ロリ菌検査 を 導入 す る考え は な いか、お 伺 いいたします。
ピロリ菌 の 慢性感染が胃が んの 発症 に 関係 してい るこ とは知 ら れてき
ました。医 師 会で も胃が ん リスク検査 として ピロリ菌 と 血清ペプシノゲン を 測 定して、 胃が
んに な り や すい 状態 か ど うか 測 定す る 方法 が提 案されまして、その 検査 を 試 行 導入 されてい
る 自治 体が 、京 都府 内で2 市 あります。 ピロリ菌 を 早 期に 発見 しまして治療に 結びつけるこ
とは、 将来的な胃が ん 予防対 策として 有効 であ る と 考えら れ、集 団検診 で 実施 し、治療に 円
滑 に 結びつく 方法を、 病院や 医 師 会、京 都府 と も相談 し ながら検討 してまいりたいと 考え て
○町長(寺尾豊爾君)
おります。
以 上です。
○議長(野口久之君)
森田君。
-90-
静 岡 県 の藤 枝市 の 取 り 組み の中か ら 利 点 として一 つ目 は、 リスク判 定
は が んを 発見 す る検査 では な い が 、一 つ目 には、健 康な人 は 精密検査 を 受けなく て 済む ので、
身体的 、 経済的負担 の 軽減 に つながる 。また二 つ目 には、 が んに なる危険因 子を 早 期に 見つ
け 、 除菌など で が んを 予防 でき る ので、 将来 の医療 費 を 削減 でき る 。 三つ目 に、 リスク群 を
絞 り 込むこ とで 精密検査 を 効率化 し、 が んの 早 期 発見 に つなげるなど の利 点が 上 げら れてお
○1番(森田幸子君)
りました。
今も 、町長さん も言わ れました が 、町 が 医療 機関 に支 払 う 委託料も 、 X線検査 に 比べ て 約
5分の1に なる とか、また、 静 岡 県 藤 枝市 では、 胃が ん リスク判 定を 導入 しての5年 後 には
X線検査 を 終了 す る としております。
本町 も 、 先ほど 町長さん も言わ れましたように、 導入 の 考え は な いか、再 度 お 伺 いいたし
ます。
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
い
○議長(野口久之君)
森田君。
○1番(森田幸子君)
大きい2番、
ず れにしまして も 、京 都府 を 含 めよ く相談 しまして、よりよい 結論
を 見 出していきたいという ふ うに 考え ております。
以 上です。
高齢 者福祉 施 策に つ いて、(1)一般に年を 重ね てい く
とと も に、 視力や判断能力が低 下してきます。そのよう な 中にあ っ て、 高齢 者の 交通 事 故防
止 を 目的 に、 運転免許 の自 主返納 には、よ ほど の こ と がな い 限 り、 誰 で も早々 には 返納 の 決
断が でき な いのでは な いでし ょ うか。一 家 の中で 若 い 人 は、 親 の 心配 をして 免許 の 返納 を 勧
め、 高齢 の 親御 さんは、 も う 少 し 車 に 乗らせ て ほ しいと、 ど ち ら の 気持 ち も よ くわ かります。
運転 を や め る決断 をす るこ とは、本 人 の 生 き が いを 奪 う こ とに もな りか ねな い。まして、 移
動手段 の 不便な と ころ では、 返納 の 決断 は 容易 ではありま せ ん。
そ こ で、本町において、 運転免許証 の自 主返納 支援として、住民 基 本 台帳カード の 発 行 手
数 料 の 助 成と、町 営バス 、また タクシー乗車券配布など を 導入 す る考え は な いか、お 伺 いい
たします。
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
高齢 者の 免許 自 主返納 に つ きましては、 近 年、 高齢 者 が関係 す る交通
事 故が増加 してい る状況 にあります。 全国的 に 積極的な取 り 組みが 求め ら れてい る んだとい
う ふ うに理 解 しています。本町といたしまして も 、南丹 警察 署とと も に、 関係 課によ る検討
会を 実施 す る とと も に、 引 き 続 き広報 誌等 によ る高齢 者 免許 自 主返納 に 対 す る呼び か けも積
○町長(寺尾豊爾君)
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極的 に行 っ てい る と ころ ですし、 今後も続け ていきたいという ふ うに 思っ ております。
また、 返納 に伴う支援策に つ いてです が 、 返納後 にお ける高齢 者 移動対 策の 充実確 保の 観
点 か ら 、町 営バス及び外 出支援 サービス以外 での 受け皿 と なる施 策に つ いて、 高齢 者 包括 支
援事業によ る社 会 実験 といたしまして、本年8月か ら 道の 駅 和( な ご み )の 買 い 物送迎サー
ビス によ る実証実験 を 含 め、 関係 課によりまして 検討 を行 っ てい る段階 であります。
以 上です。
○議長(野口久之君)
森田君。
○1番(森田幸子君)
自
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
京丹波町では、
主返納 を支援す る 南丹 市 の事業では、開 始 1年で支援策の 適用 10
0 人 の 返納 者と な り、 移動手段や身 分 証 明書の なくなるこ とに 抵抗 を 持つ人へ の支援 が返納
を大き く後押 しし、南丹 市 の 交通対 策 室 は、 予想 を上回 る返納ペース としております。本町
もこ うした支援策を 取 り 入 れ るべ きでは な いか、再 度 お 伺 いします。
きたいと
思 います。
○議長(野口久之君)
検討 を行 っ てい る という 段階 ですので、ご理 解 いただ
森田君。
検討 され る との こ とで、い つ ご ろ までには 検討 していただ ける のか、
早急 に、また前 向 きによ ろ し く お 願 いいたします。
② にいきます。 公共交通 の 乏 しい地 域 に住 む高齢 者の 移動手段 として、さまざま な実証実
験など 、 調査 をし 考え ていただいてい る と ころ であります が 、 仲 のよい 人 たちと 高齢 者 がグ
ラウンドゴルフ をしようと な れ ば 、 どこ でで も でき るも のでは なく 、自 然公園 まで バス に 乗
っ て行か なく てはと なる と、100 円 、200 円 では行 け ま せ ん。 何 とか町 営バス乗車運賃
を 半額 にして もらえな いかと町民の皆さんか ら お 聞 きしております。 元気 で好き なこ と が で
き る楽 し み は、 心も体もリフレッシュ できます。 ぜひ 、 こ うした 元気な高齢 者の方 へも 支援
策を 検討 す る考え は な いか、お 伺 いいたします。
○1番(森田幸子君)
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
そうですか、
○議長(野口久之君)
森田君。
半額実験やら 1年間 やっ てい る ときに、あんまり 増え ん
も んで、 ど う な んか な 、そういうとき も 、 ぜひこ ういう 制度 を利 用 して もらっ た ら うれしか
っ た な と 思っ てお る んです が 、い ず れにしまして も 、 先 に 答弁 さ せ て もらっ たとおり、自 主
返納 に 対 す る い ろ い ろな施 策に真 剣 に 取 り 組むこ とをお 答え しておきたいと 思 います。
以 上です。
-92-
が とうございます。お 願 いします。
大きい3番にいか せ て もら います。
通学路など の 安全対 策に つ いて、(1)中 学 、 高校生 の、 特 に自 転車通学 に つ いて、日の
短 い 冬場 には、 クラブ活動など で 暗くなっ ての下 校が とて も危険な と ころが た く さんあ る と
聞 いています。 危険箇 所 など の アンケート調査など をす る考え は な いか、お 伺 いします。
○1番(森田幸子君)
あり
○議長(野口久之君)
朝子教育長。
冬場 に な りますと、 早く 日 が暮 れまして、下 校 時には 薄暗くなるこ
とか ら 、 各 中 学校 では下 校 時間を 通常 より 早く いたしまして、真 っ暗 に ならな いうちに 家 に
帰る よう指 導 を 徹底 してい る と ころ でございます。
また、登下 校 の 安全確 保のためには、 冬場 に 限 り バス通学 の 実施 をしたり、 反射 たすきの
着用 、また、 複 数下 校 の指 導も してい る と ころ です。
通学路 の 危険箇 所に つ きましては、 生徒 の 情 報 も含 めた中で 調査 をしてい る と ころ でござ
います が 、 通学路 の 防犯灯が必要な箇 所に つ いては、 学校 と も連携 をいたしまして、 実態把
握 に 努 めていきたいと 考え ております。
以 上でございます。
○教育長(朝子照夫君)
○議長(野口久之君)
森田君。
○1番(森田幸子君)
よ
○議長(野口久之君)
朝子教育長。
ろ し く お 願 いいたします。
今 、教育 関係 とい っ た ら 中 学生 まで な んです が 、また、 高校生 と な れ ば 、和知、瑞穂とか
遠 方か ら の自 転車通学も あります。地 域 、 学校 と も協力 を 願 い、 高校生へ の 安全対 策 も進 め
てい く考え は な いか、お 伺 いいたします。
校 時の 安全確 保は、保 護 者の皆さん や 、あ る いは地 域 の方 々 の 協
力なく してはでき るも のでは なく 、 現在もPTAや 地 域 の皆さん方 等 、 多く の方 々 の 協力 を
得 て子 ども を 見守っ ていただいております。 今後 と も 地 域や 保 護 者の皆さん、また 関係機関
の 協力 を 得 て 積極的 に 安全確 保に 努 めていきたいと 考え ております。
な お、本年 度 か ら通学路安全対 策 アドバイザー に京 都府警 の OB の方を 委嘱 しまして、 通
学路 の 危険箇 所の 対応 を 強化 してい る と ころ でございます。
な お、 高校生 の ほ う も お 聞 きしておりますと、 現在 、 須 知 高校 に 通っ てお ら れ る 中で、自
転車通学 は137名い らっ し ゃる という ふ うに 聞 いております。 高校 で も 事 故防止 に つ きま
しては、 生徒 の指 導や 、あ る いは保 護 者の 呼び か け を 徹底 されておりまして、 近 年自 転車 で
の事 故 は 発生 してい な いと 聞 いております け れ ども 、また中 高連携 して、自 転車 事 故 の な い
○教育長(朝子照夫君)
下
-93-
ように
努 めていきたいという ふ うに 考え ております。
以 上でございます。
○議長(野口久之君)
森田君。
○1番(森田幸子君)
次、(2)中
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
町内にお
○議長(野口久之君)
森田君。
台区 か ら 瑞穂の ゴルフ場 までの町道 が 大変 暗く 、 クラブ
活動後など 、 生徒が 自 転車 で 帰る ときは、か な り 危険な 道と なっ てい る 。 通る 回数は、 以 前
より も少なく は なっ てい る と 聞 いています が 、2年 後 には、 高校 の 全国ホッケー 大会 インタ
ーハイが 京 都 で行 わ れ る と 聞 いています。 全国 か ら選手などが 集 っ て くる球技場 と なるこ と
か らも 、また、 テニスコート 、 パターゴルフなど の利 用 者の方 も あり、た く さんの 通 行 量が
あ る と ころ で も あ る 。 以 前か ら 地 元 住民さんか ら の 強 い 要望も聞 いています。 防犯灯 の 設置
をす る考え は な いか、お 伺 いいたします。
ける防犯灯 の 設置 に つ きましては、京丹波町 街灯設置補助金
交 付 要綱 に 基づ きまして、 区 において 設置 いただいております。それを 予算 の範 囲 内で 補助
金 を 交 付してい る と ころ であります。
関係区 でご 相談 をいただきまして、 こ の 補助金 の 活用 をお 願 いしたいと 思 います。
以 上です。
済み ま せ ん、 今言っ てい る 中 台区 か ら 瑞穂の ゴルフ場 までの 区 の 組織
が 、自治 区がな いんです。それで、 要望 で 今 、支所長さん が要望 の 段階 で 提 出していただい
てい る とのお 答え をいただいていたんです が 、町の 施設 に行 く までの、 ほ んまに一 区 間だ け
な んです が 、 区 の 対象 に ならな い町道に 当 た る んで、また町か ら のそういう 防犯灯 を 立 て ら
れ る 例 外も あ る とは 思 うんです が 、いか が でし ょ うか。
○1番(森田幸子君)
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
い
○議長(野口久之君)
森田君。
ず れにしまして も 、 今 お 答え したとおり な んです が 、さ ら に森田議
員 が お っ し ゃっ たよう なこ とを 含 めまして、 区 に 属 さ な い町というのは、ま ずな いとは 思っ
てお る んです が 、瑞穂支所長とよ く相談 して、 対応 をしてまいりたいと 思 います。
以 上です。
○1番(森田幸子君)
早急 にまた 検討 していただきまして、お 世話 に な ります けど 、よ ろ し
く お 願 いいたします。
こ れで、 私 の一般質問を 終わ ります。
-94-
こ れで、森田幸子君の一般質問を 終わ ります。
次に、篠塚信太郎君の 発言 を 許可 します。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
公 明 党 の篠塚信太郎でございます。
質問に 入 りますまでに、 私 か らも 、寺尾町長の2期 目 のご 当選 とご 就任 に 対 しまして、 心
よりお 祝 いを 申 し上 げ ます。
町民の皆 様 方 も 、2期 目 の寺尾町政に大き な 期 待 を 寄せら れてい る と 思 いますので、京丹
波町のさ らなる発展 と、町民の健 康 と福祉の 増進など の 施 策に 鋭意取 り 組 んでいただきます
こ とに、大き な 期 待 をいたしてい る と ころ でございます。
それでは、 去る 3月5日の町長の所信 表 明に つ いてお 伺 いをいたします。
町長は、所信 表 明の前 段 で、 畑 川 ダム により豊か な 水を 得 て、さ ら に京 都縦貫 自 動車 道と
いう大 動脈 を 得るこ とによ っ て、一 層 付 加価値が生 まれ本町は大き く 変 貌 しようとしてい る
と 述べら れました が 、 ど のよう な 付 加価値が生 まれ、本町 がど のように大き く 変 貌 しようと
す る と 考え てお ら れ る のか、お 聞 きをいたします。
縦貫 道 が 開 通 すれ ば 、 通過 の町と なるこ と が 大き な不安 と 危機感 を 感じ てお ら れ る という
のは一般 的な 町民の皆 様 方の 考え 方でありまして、 私も縦貫 道開 通後 、一般 国 道を 通 行す る
車両が 大き く減少 す る状況 か ら 、大き く 変 貌 す る 本町を 全くイメージ す るこ とはできん わけ
でありまして、一 体全体ど のよう な 付 加価値が生 まれまして本町 がど のように大き く 変 貌 す
る のか、 具体的な 事例に つ いてお 聞 きをいたします。
○10番(篠塚信太郎君)
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
私へ の 祝意 、あり が とうございます。
また、篠塚議員さんにおかれましては、再 選 、 当選 されました こ と、お 祝 い 申 し上 げ てお
○町長(寺尾豊爾君)
きます。
畑 川 ダムが完 成して付 加価値 は、ま ず低 下す るこ とは な いと 思 います。水 害も あ る 程 度被
害 を 最小限 にす るこ と が でき る し、 飲料 水に つ いて も 、 全 て 心配 す るこ と が少なくなる と 思
います。そういう こ とは、大い なる 付 加価値 だという ふ うに 思っ ております。
縦貫 自 動車 道に つ きまして も 、 仮 に 縦貫 自 動車 道 がな いとす る と、自 動車高速 道 路 時代に、
全国なっ てい くわけ で、そ こ で 高速 道 路がこ の町を 通っ て な いという こ とに な れ ば 、付 加価
値 は も ち ろ ん つ か な いし、 反対 に 寂 れてい く という こ とです。
それ が通っ て く れた ら 、それを 生 かすか 生 かさ な いかによ っ て付 加価値がつく 、あ る いは
つ か な いという 評価 に なる んだと、 私 は 思っ ております。 詳 し く 書いてい る んです が 、 人 ・
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物 ・ 情 報 が 、 こ うして こ の町を 循環 す る というんか、 通る という こ とに な りますと、その こ
と自 体が 付 加価値が高 ま る という ふ うに理 解 しています。
確 かに 従来 の 交通網的 に 見 ますと、 通 行 量 は 減る という 心配 です ね 。 こ の 心配 はし っ かり
す る必要が あ る と、 私も考え ております。
以 上でございます。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
縦貫 道の丹波 パーキングエリア で 特 産 品が 付 加価値がつ いて 販売
でき る という こ と も あ る と 思 います が 、( 仮称 ) ハイウェイテラス ・京たん ば に事業参 加 す
る 企業、 団体など に つ きましては、事業 拡 大の チャンスが ありますし、 特 に サンダイコーグ
ループ は、大き く 事業 展 開でき る 好 機 であ る という ふ うに 私も思っ ております が 、 縦貫 道 全
面 開 通 によりまして大き な影響 を 受ける 業 種も あ る という ふ うに 思 います。その マイナス面 、
例 えば 、 ガソリンスタンド とか ドライブイン です ね 、 飲食店 、道の 駅も ありまして、それ ら
の業 種 に ど のように 対応 されようとしてい る のか、お 聞 きをいたしておきます。
○10番(篠塚信太郎君)
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
今 、 差 し 当 た っ て、議員 が お っ し ゃっ たよう な要望 、出ておりま せ ん。
私 の ほ うか ら 、 こ うさして もら いまし ょ うとい っ て、い つも言 うて る んです が 、 手 を 差 し 伸
べる 、それはち ょっ と、いささか 過剰サービスじゃな いかという 認識 に 立っ ております。 や
っぱ り、自分の こ とは自分でし っ かりと、 こ うありたいという こ とを行政 なら 行政、それ 以
外 の 商工 会 なら商工 会に、 私 は 要望 とか 相談 す る の が よいん やな いかと、そん なふ うに 思っ
○町長(寺尾豊爾君)
ております。
以 上です。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
幼 保一 元化 に 向け た教育 施設 の 整備 をは じ
め、 小 規 模 保育 など の 新 た な 地 域型 保育事業 や放 課 後児童クラブなど の地 域ニーズ に 応じ た
多様な 子育て支援 体制 を 構 築す る と 述べら れました が 、その 具体 策に つ いてお 聞 きをいたし
○10番(篠塚信太郎君)
次に、教育の振興で、
ます。
縦割 り行政を 廃止 しまして、 幼 保の一 元化 を 図る認 定 こども園 の 設置 に つ きましては、 こ
れか ら の 幼児 教育の振興を 図る観点 か らも 大変 重要 であ る と 考えら れます。
須 知 幼稚園 は 老朽化が進 んでおりまして、 改 築の時期 が来 ています こ と や 、上豊田保育所
下山分 園 は 耐震強度不 足のため、 現在休園 中という こ とに なっ ております こ とか ら 、 両施設
の 幼 保一 元化 に 向け た 施設整備 を ど のように 考え てお ら れ る のか、お 聞 きをいたしておきま
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す。
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
今後 、 幼 保一 元化 に 向け た教育 施設 の 整備 をは じ めとしまして、 新 た
な 地 域型 保育事業であります 小 規 模 保育事業 や 、事業所内の保育事業 など に つ いて 検討 し、
また、保育の 必要性 に 応じ て、一時 預 かり保育事業 や病児 ・ 病後児 保育事業 など 、地 域 の ニ
ーズ に 応じ たさまざま な 子育て支援を 構 築していきたいと 考え ております。
幼児 教育、保育は大変 重要 であります。時代を 切 り開きます子 ども たちをし っ かり育成で
き る 京丹波町にしたいと 考え ております。地 域 の皆さんと一 体 と なっ て、 今後も 子育て支援
の 充実 に 努 めてまい る考え でおります。
以 上です。
○町長(寺尾豊爾君)
○議長(野口久之君)
篠塚君。
現在 の3地 区 の 放 課 後児童クラブ以外 に、 放 課 後児童クラブ の保
護 者の ニーズ は な いのか、お 聞 きをいたしておきます。
○10番(篠塚信太郎君)
○議長(野口久之君)
朝子教育長。
現在 、3 カ 所で 放 課 後 の 児童クラブ を 実施 さ せ ていただいておりま
す。 他 の 小学校区 での 要望 は 若干 は 聞 いております け れ ども 、 現在 のと ころ 、 こ の 三つ の 児
童放 課 後クラブ でいきたいというよう な考え を 持っ ております。
以 上でございます。
○教育長(朝子照夫君)
○議長(野口久之君)
篠塚君。
答弁 で、保 護 者の ニーズ を 聞 いてい る と
いう地 区 は どこ か、 わ かりました ら 教 え ていただきたいと 思 います。
○10番(篠塚信太郎君)
○議長(野口久之君)
ただいまの教育長さんの
朝子教育長。
全体的なニーズ をし っ かり 把握 したという こ とではありま せ ん け れ
ども 、一 部 、下山 小学校区 か ら お 聞 きをしてい る状況が ございます。
以 上でございます。
○教育長(朝子照夫君)
○議長(野口久之君)
篠塚君。
介護 、保健、福祉の 充実 で、 ゆ りかごか ら墓場 まで
を 実践目標 として、住 みな れた地 域 で 安心 して 暮ら してい ける 地 域包括ケアシステム の 充実
に 取 り 組む と 述べら れました が 、24時間 対応 の定期 巡 回、 随 時 対応 の 介護 、 看護サービス
を行うには、 マンパワーが不可 欠を 考えら れます が 、 確 保でき る見込み はあ る のか、また 認
知 症高齢 者に 対 す る初 期 段階 か ら の 適切な対応や 、 配食 、 見守 り、 掃除 、 買 い 物 、 外 出、 通
○10番(篠塚信太郎君)
次に、医療、
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院 支援 など の 具体的な充実 に つ いてお 聞 きをいたします。
高齢 者 が 住 みな れた地 域 で 安心 して 暮ら し 続けら れ る ように、医療、 介護 、 予防 、住まい、
生活 支援 サービスが切 れ 目なく 、一 体的 に 提供 され る 地 域包括ケアシステム の 構 築は、 今後
の 介護 保 険 の大き な柱 であります。
しかし、24時間 対応 の地 域包括ケアシステム を 構 築してい る のは、 全国 で も 数自治 体 と
聞 いております。
本町は、町 立病院 を 抱え てい るこ とか ら 、 他市 町村より 構 築は 容易 であ る と 考えら れます
が 、 実施 に 向け た マンパワー を 確 保でき る め ど はあ る のか、お 聞 きをいたしておきます。
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
医療、
介護 と も に 全国的 に 看護師 さん、あ る いは ヘルパー さんにお け
るマンパワーが 、 慢性的 に 不 足してい る の が現状 であります。
医療では、京丹波町 病院等 において、 看護師確 保 対 策は 重要な 課 題 であります。 今後 と も
正職員、 臨 時職員と もども看護師確 保 対 策には、さ ら に 力 を 入 れてまいります。
介護 では、 現在 のと ころ 、 深夜 時間 帯 の 訪 問 介護 を求め るニーズ は 入っ ておりま せ ん。 今
後 、 必要な介護 の 需要 に 応えら れ る ように事業所と も連携 して、 人材確 保に 努 めてまいりた
いと 考え ております。
24時間の 現況 でございます が 、 訪 問 看護 としましては、町 病院 の 訪 問 看護 は、平日の 勤
務時間 帯 に地 域連携室 内の3名の 看護師 さん が 日 々専属 で 当 た っ ております。
和知 診 療所では、1名の 看護師 さん が 午 後 に 訪 問 看護 に 当 た っ ております。 勤 務時間 外 で
困難な 事 態が発生 した 場合 です が 、ま ず は 病院 、 診 療所に 連絡 を 入 れていただきまして、す
ぐ に 適切な 指 示 をさ せ ていただ く 、そういう 体制 をと っ ております。
訪 問 介護 では、 夕 方6時か ら夜 10時までの 夜 間時間 帯 に つ いては、 毎 日のように サービ
ス提供が必要な 利 用 者 様 には、 複 数の事業所で 調整 しまして、 柔軟 に 対応 いただいておりま
す。
認 知 症高齢 者に 対 す る対応 に つ いてです が 、 介護 に 関 す る相談窓 口としまして、町内11
カ 所に 介護 よ ろず相談 所を 設置 して、 対応 を 進 めてい る と ころ です が 、 今後 はさ らなる連携
を 図 りまして、さまざま な相談対応が でき るマニュアル「認 知 症ケアパス」 の 作 成を 進 めて
い る と ころ であります。
生活 支援に つ きましては、 現状 を十分に 確認 し、第6期 介護 保 険 計画策定に 向け て 検討 し
てまいりますので、 今後 と も 、本町の地 域包括ケアシステム構 築には、 常 に医療、 介護 、福
祉、保健 が 、 連携 ・ 連絡 を 持 ち、 取 り 組 んでいきたいと 考え ております。
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以 上です。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
こ の地 域包括ケアシステム の 構 築に 向け ては、 やっぱ り 人材確 保
がな か な かでき な いと、 難 しいという こ とでございます が 、 見守 りとか 掃除 、 買 い 物 、 外 出、
通院 支援 など 、 こ の サービス の 充実 に 向け まして、 ヘルパー の 養 成は 必要な いのか、お 聞 き
○10番(篠塚信太郎君)
をいたしておきます。
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
ヘルパー さんの 養 成 講座 を開 設 したんです が 、 多 分、 脱落 者 ほ とん ど
なく 2名 ぐら いか な 、 講座 を 受け て もら いました。 こ れか らも検討 してまいりたいという ふ
うに 考え ております。
○町長(寺尾豊爾君)
○議長(野口久之君)
篠塚君。
現在 、 外 出支援 サービス に つ きましては、 通院が 月4回、 買 い 物
月1回の 合 計5回 が 原則の利 用限度 と なっ ております が 、 今後 、 見 直す 考え は な いのかお 聞
○10番(篠塚信太郎君)
きをいたしておきます。
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
現状 を変 更 す る考え は な いんです が 、 常 に前 向 きに 検討 す る 、そうし
た 姿勢 を 持 ちたいと 思っ ております。
以 上です。
○町長(寺尾豊爾君)
○議長(野口久之君)
篠塚君。
元 企業 や 町 関係施設 の 活性化 を支援す る
と 述べら れました が 、 具体的 に ど のよう な 支援を 考え てお ら れ る のか。また、平成27年4
月に開業 予 定の( 仮称 ) ハイウェイテラス ・京たん ば で 特 産 物 を 販売 し、産業の振興に つな
げる と 述べら れております が 、 特 産 品 の開 発状況等 に つ いてお 聞 きをいたします。
○10番(篠塚信太郎君)
次に、産業の振興で、地
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
町内で
操 業されてい る 企業 が 、建 設 あ る いは建てか え等 をされ る場合 、
今 年 制 定しました企業 立 地 促進 条例を 有効 に 活用 いただ くなど によりまして、町内企業 へ 支
援していきたいと 考え ております。
また、 こ れまで町 独 自 施 策として 実施 してまいりました 資金 の 融資 利子 補給 、あ る いは 融
資 保 証料補給 に つ きまして も 、 引 き 続 き 継続 し、 小 規 模商工 業者 などへ の支援をしてまい る
という こ とです。
町内 施設 と なる 道の 駅や観 光 施設など に つ きましては、 交通環境など社 会 情勢 の変 化 に 対
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応 しまして、 持続可能な営 業 が でき る よう、 活性化対 策を 検討 していきたいと 考え ておりま
す。
仮称 ) ハイウェイテラス ・京たん ば においては、 現在 のと ころ 、お 示 しでき る特
産 品 は、開 発 できておりま せ ん。事業者には、 特 産 物など 地 元食材 を 生 かした 特 産 品 に つ い
て、 研究 開 発 してい く提 案をいただいておりますので、開業までにその開 発 に 取 り 組 んで、
町として も 、まい る という こ とに な ります。
以 上です。
また、(
○議長(野口久之君)
篠塚君。
ハイウェイテラス ・京たん ば で 販売 でき る特 産 品 は、まだ開 発 で
きてい な いという こ とであります が 、平成23年 度 の( 仮称 )丹波 PA と一 体的な 地 域 振興
拠点整備基 本計画では、 新 た な商品 開 発 として、 こ れまでに地 域 に な か っ た 新 しい 新 た な 京
丹波 ブランド と な り 得る加工品 を 製造 す る ための 加工施設 を建 設 す る というように明記をさ
れております が 、 加工施設 建 設 に 向け た計画はあ る のか、また丹波 PA の開業 が 1年3 カ 月
後 に 迫っ ており、 こ れか ら 建 設 して も 間に 合 うのか ど うか、お 聞 きをいたしておきます。
○10番(篠塚信太郎君)
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
多 分、 ハイウェイテラス ・京たん ば の中で、そうした 独 自産業 化 に 向
か っ た 取 り 組みがな され る んだと 私 は 思っ ております。
お 示 しまではできま せ ん け れ ど 、い ろ い ろなグループ でい ろ い ろな試作品 を つくっ てい ら
っ し ゃるこ とは事 実 ですので、その 萌芽が あ る という 表現が 正しいんだと 思 います。開業に
向け て 必ず設置 者、町に なる んだと 思 うんです が 、期 待 に 応え て く れ るも のと 思っ ておりま
○町長(寺尾豊爾君)
す。
以 上です。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
こ とは、地 域 振興 拠点整備基 本計画の中に明記されており
ます 加工施設 の建 設 は、 こ れはし な いという 判断 でいいんですか ね 、町として。
○10番(篠塚信太郎君)
○議長(野口久之君)
という
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
施設 の中に建 設 す る という こ とであります。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
○10番(篠塚信太郎君)
その
設置 者は、町 が設置 す る という こ とですか。
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
ち
ょっ と ややこ しいんです けど 、い ず れにしまして も 、 施設 内に 設置
-100-
す
る という こ とで、 公費 で 設置 す る という こ とであります。
以 上です。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
農 林業の振興で、 有害鳥獣対 策は 最重点 課 題 として、一 層
の 被害防止 と 捕獲 の 強化 を 図る と 述べら れました が 、 サル の 被害防止 と 捕獲 に つ いて、 具体
的な取 り 組み に つ いてお 聞 きをいたします。
と 申 しますの も 、和知地 区 では、 サル捕獲対 策 が実施 されてい る とお 聞 きをいたしており
ます が 、丹波・瑞穂地 区 では、 サル対 策 が実施 されていま せ ん。 相当な被害が発生 していま
す こ とか ら 、 実施予 定 が あ る のか、お 聞 きをいたしておきます。
○10番(篠塚信太郎君)
○議長(野口久之君)
次に、
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
サル対 策です が 、 被害防止 と 捕獲 の 両面 か ら強化 してまいりたいと 考
○議長(野口久之君)
篠塚君。
え ております。
被害防止面 におきましては、 こ れまで 被害防止施設設置費補助金 の上 限単価 を 設け ていた
んです が 、 サル被害 に も対応 でき る ように、 こ の ほど 上 限 を 撤廃 いたしました。 今後 、地 域
の 要望 に 応じ て 対応 していきたいと 考え ております。
捕獲面 におきましては、 今 年8月か ら 9月にか け まして、 早 朝の 捕獲活動 を 実験的 に 実施
したんです が 、 来 年 度以降 において も実験的 に 継続実施 したいと 考え ております。
な お、 可搬型 の サル用捕獲 おりを、 要望 のあ る区 に 貸 し出しております。町 猟友 会と 連携
した 餌づけ によ る捕獲活動が可能 と な りますので、さ ら に 継続 したいと 考え ております。
また、 ほ かには、京 都府や近隣市 と 協 議、 連携 し ながら 、 効果的な対 策を 見 出していきた
いと 考え ております。
以 上です。
○10番(篠塚信太郎君)
次に、
こ の質問に つ きましては、岩田議員か らも 質問 が あ っ たと
ころ であります が 、 改 めてお 聞 きをいたします。
本町の 財 政 状況 の中で、 合併特 例期間の 終了が 間 近 に 迫る 中、 公共施設 の 老朽化 に伴う 更
新費用も必要 であ る と 述べら れました が 、 公共施設 の中で 最も老朽化が進 んでい る のは 役場
本 庁舎 であります。平成22年3月議会で、 役場 本 庁舎 の建 設 時期に つ いて、町長は 私 の質
問に 対 しまして、しか るべ き時期に 検討委 員会 など で 検討 したいと 答弁 されております が 、
合併特 例期間 終了が 間 近 であり、 検討委 員会 など で 検討 す る しか るべ き時期 が到来 してい る
のでは な いか、お 聞 きをいたしておきます。
-101-
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
役場 本 庁舎 の建 設 です が 、 こ れまで議会で も答弁 さ せ ていただいてお
ります。 今後も 、 財 政 基盤 の 安 定 等 を 考慮 し つつ 、 慎重 に 検討 してまいりたいと 思っ ており
○町長(寺尾豊爾君)
ます。
今 、お っ し ゃ いました 委 員会は、 も う 立 ち上 げる 時期に 来 てい るな という ふ うに 思 います。
以 上です。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
答弁 で、 役場 本 庁舎 の 改 築は、 念頭 に な いと
いうよう な答弁 で、 私も ち ょっ と がくっ ときてお っ たんであります が 、 今 の 答弁 で、 検討委
員会を 立 ち上 げる 時期に 来 てい る というよう なこ とですので、でき る だ け合併特 例期間 が終
了 す る までの中で、 検討委 員会を 立 ち上 げ ていただきたいという ふ うに 思 います。
といいますの も 、 や はり、所信 表 明の 重点施 策の 安全確 保の 項目 に、南 海トラフ巨 大地 震
へ の 備え とか、あ らゆる災害 か ら 住民の 生命 ・ 財 産を 守る ための 消防防災体制 の 強化 は、本
庁舎が拠点 と な ります こ とか ら 、 災害 に 強 い 堅牢な 本 庁舎 の建 設が急 務であ るこ とを 申 し上
げ て、次の質問にまいります。
次に、平成25年 度施 政方 針演 説で、町 営バス の 運 行に つ きましては、 昨 年 実施 しました
運賃半額 の 社 会 実験や高齢 者を 対象 とした 生活 支援に 対 す るアンケート調査 の 結果 を 踏 ま え
まして、 新 た な交通体系 の 構 築を 検討 し、利 用 し や すい町 営バス と なる よう 対応 す る と、 こ
う 述べら れたと ころ であります が 、 今 回の所信 表 明では、 新 た な交通体系 の 構 築に つ いて、
重点施 策としては 言及 をされていま せ ん が 、 こ れは 施 政方 針 で も述べら れたとおり、 引 き 続
き 検討 されてい る という こ とで理 解 をしてよいのか、お 聞 きをいたしておきます。
○10番(篠塚信太郎君)
○議長(野口久之君)
午前中の岩田議員の
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
引 き 続 き 検討 はしてい る という ふ うに理 解 して もらっ た ら結構 です。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
新 た な交通体系 の 構 築、 検討 に つ い
ては、日 々 、 毎 日 検討 してい る というご 答弁 でございました。ですか ら 、本年 度 中には 新 た
な交通体系 の 構 築の 検討が完了 し、 公表 され る という ふ うに理 解 してよ ろ しいんですか ね 。
○10番(篠塚信太郎君)
町長は、9月の一般質問に、
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
そういう
○議長(野口久之君)
篠塚君。
意味 では な いです。日 々検討 してい る という こ とで、よい案
が 出てきた ら それにす ぐ具体的 に 取 り 組む という ふ うに理 解 して もら いたいと 思 います。
-102-
こ とは、平成25年 度 の 施 政方 針演 説で こ のよう な新 た な
交通網体系 を 構 築す る という こ とをお っ し ゃっ ていました が 、そうした ら 、 こ れ平成25年
度 中には、そういう 新 た な交通網体系 の 構 築は 公表 され な いという こ とはあり 得る という こ
○10番(篠塚信太郎君)
という
とですか。
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
はい、ち
○議長(野口久之君)
篠塚君。
ょっ と 違 う 表現 をされました けど 、 検討 は ずっ としてお る ん
です が 、 今 、よい案 が まだ 浮 かんで な いという こ とで、平成25年 度 中に 実施 す る 案 が示せ
る か ど うか、 示せな い こ と も あ る という こ とであります。
新 た な交通網体系 の 構 築は、まだ こ れか ら検討 す る という こ と な
んで、 私も 、た び た び 9月議会で も申 し上 げ ました が 、南丹 市 の タクシー型デマンドバス の
交通体系 です ね 、 非常 に利 用 者 も多 いという こ とでありますので、 検討 の 選択肢 の一 つ に 加
え ていただきたいという こ とを 申 し上 げ まして、次の質問に 移 ります。
2 点目 は、平成25年 台風 18号の 災害復旧 と自 然災害 の 防災 ・治水 対 策 等 に つ いてお 聞
○10番(篠塚信太郎君)
きをいたします。
台風 18号によ る 町道、 河 川、林道、 農 地 等 の 最終的な被害箇 所数と 復旧見込
額及び復旧完了予 定年月に つ いてお 聞 きをいたします。
平成25年
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
道
路 の 被災 数です が 、148 工区 、 河 川 が 230 工区 と なっ ておりま
す。
復旧費 の 見込額 に つ きましては、町道 が 7 , 490 万円 、 河 川 が 2 億 3 , 605 万円 を 見
込 んでおります。
また、 農 林水産 施設 の 被災 に つ きましては、 畦畔崩壊や 土 砂流入など によ る農 地 災害が 2
87 カ 所、 農 業 用 水 路 、 農 道 など の 農 業 用施設災害が 205 カ 所、林道 災害 は60 路線 、1
72 カ 所、内水 面漁 業 施設災害 1 カ 所 など を 把握 しております。
復旧費 の 見込額 に つ きましては、 農 地、 農 業 用施設 は 約 1 億 8 , 000 万円 、林道は2 億
2 , 000 万円 と なっ ております。
本定例会において 復旧 に 要 す る予算 をお 願 いしております。 早 期に 復旧 でき る よう、 取 り
組 んでまいりたいと 考え ております。
ち ょっ と 最後 、 早 口で 言 いました が 、本定例会に、 復旧 に 要 す る予算 をお 願 いしておりま
すので、 予算が認 め ら れました ら 、 早 期に 復旧 でき る よう 取 り 組 んでまい る というの が 、 今
-103-
席での
答弁 に な ります。
以 上です。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
当 に、 今 までに な い 災害が発生 した わけ であります が 、中で も
生活 道 路 としての町道で、 通 行 ど めに なっ てい る箇 所は な いのか、お 聞 きをいたします。
また、町道の 被災箇 所で、二次 災害が発生 して も通 行 車両等 に 被害が 出 な いよう、土 砂ど
めの土のう などが設置 されてい る のか、そういう 措置が されてい る のか、お 聞 きをいたして
○10番(篠塚信太郎君)
本
おきます。
○議長(野口久之君)
十倉土木建築課長。
現在 、町道で 通 行 ど めに なっ てい る箇 所はございます。また、
二次 災害防止 のために 表面 水 位な り 雨 を 防ぐ ための シート等 によりまして、 被災箇 所の ほ う
の 養生 をしております。
また、 通学路 と なっ ております 箇 所に つ きましては、大 型 土のう 等 を 用 いまして、 応急工
事を 設置 していただいて、 通学等 に支 障 の な いように 工 事の ほ う、さ せ ていただいたと ころ
○土木建築課長(十倉隆英君)
でございます。
以 上です。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
台風 1 8 号 に よ る床 上 、 床 下 浸 水 し た 須 知 川
( 須 知本町、水 戸 山崎地内)それか ら高屋 川(和田大下地内)由良川(中下中田、大 西ほ か
地内)上和知川(下 粟 野川東地内)、 こ の 抜 本 的な防災 ・治水 対 策を 早 期に 実施 す べ きで な
いか、お 聞 きをいたします。
と 申 しますの も 、 須 知川に つ きましては、平成16年 台風 23号によりまして、10年 も
たた な いうちに再 度 、 床 上 浸 水 が したという こ とで、その 多くが高齢 者 世帯 でありまして、
大 雨が降る た び に 心配 をされまして、あ る 方は 毎 回、 親族宅 に 避難 をされてい る という 状況
でありまして、また、 寝 たきりの ひ とり 暮ら し 世帯 の方 も お ら れます。
こ のよう な状況 ですか ら 、 安心 して 毎 日を 過 ごしていただ く ためには、10年 後 、20年
後 では 遅 い、間に 合わな いというの が現状 であります。
高屋 川、由良川、上和知川で も同様 の 状況 だと 推察 をいたしております。 こ の4地 区 の 抜
本 的な 治水 対 策の 基 本方 針 に つ いて、お 聞 きをいたします。
○10番(篠塚信太郎君)
○議長(野口久之君)
○町長(寺尾豊爾君)
次に、平成25年
寺尾町長。
各河 川の 被災状況 に つ きましては、京 都府 に報告しております。 災害
-104-
復旧 の 検討 を、お 願 い も要請も してい る というと ころ であります。
ご指 摘 の 河 川に つ きましては、 抜 本 的な改修が必要 であり、 関係機関 に 対 しまして、 改修
計画の策定をし っ かりと 要請 していか ねばなら んと 考え ております。
改修要望 に伴う地 元 集 落 の皆さんの総 意も必要 と な りますので、 今後 、 関係 の皆さんと一
緒 に 取 り 組 んでまいりたいと 考え ております。
以 上です。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
須 知川に つ きましては、 既 に 改修図面も できてい る という ふ うに
聞 いておりますし、また、 縦貫 道 関連 事業としまして も 、 こ の地 元区 か らも要望が されてい
る 事業でありまして、 なぜ工 事 が実施 され な いのか、お 聞 きをいたしておきます。
私も 、 現 地をよ く見 てい るわけ であります が 、 合流 してい る市 森川の つけ か え と、その川
幅 を広 げ まして、それか ら井堰 の 半 分を ふ さいでおります 擁壁 を 撤去 しまして、さ ら に民 家
の 石垣が護岸 と なっ てい る基礎部 分の コンクリート を 改修 すれ ば 、水 害 は ほぼ防げる という
ふ うに 考え ます が 、 今 、 提 案しました こ とに、 ど のように 考え てお ら れ る のか、お 聞 きをい
○10番(篠塚信太郎君)
たしておきます。
○議長(野口久之君)
十倉土木建築課長。
今 、篠塚議員さんお っ し ゃら れましたように、京 都縦貫 自 動
車 道の 関係 で、計画説明時より 須 知川の 改修 に つ きましては、お 話が あ る と ころ でございま
す。 改修 の計画に つ きましては、一時地 権 者 様 に 了解 をいただ く という こ とで、お 話 をさ せ
ていただいたと ころ でございます が 、 須 知川の9号 線 か ら 上 流 の 部 分、できてい な い 部 分に
つ いての 改修 の計画 図 に つ いては、まだ策定されておりま せ ん。
また、由良川の上 流 の 整備 計画という も のを 立 てて、 改修 を 実施 してい く という こ とに な
りますので、 先ほど 、町長 が答弁 されましたように、地 元 の総 意 という も の も 、 必要 と なっ
て くる と 考え ております。
河 川の 改修 に つ きましては、5年、10年、また20年の スパン で 改修 されてまいります
ので、皆さんにご 協力 をいただいて 要望 の ほ うはしてまいりたいという ふ うに 考え ておりま
○土木建築課長(十倉隆英君)
す。
以 上です。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
測量 とか 現 地 調査も終わっ ていまして、 確 かに、大分 古 い 図面 で
す けど 、 持っ てお ら れ る 方 も ありまして、計画 が できてい な いという こ とは な いと 思 うんで
○10番(篠塚信太郎君)
-105-
何 かの支 障が あ っ てそれ が できてい な いという ふ うに地 元 、 私も 理 解 をしていますので、
最近 、 災害が起 きてか ら 、 私が 一般質問の 通 告をしてか ら 土木事務所と こ の件に つ きまして
協 議された 経過 はあ る のか、 聞 いておきます。
す。
○議長(野口久之君)
十倉土木建築課長。
○土木建築課長(十倉隆英君)
いま
せ ん。
○議長(野口久之君)
通 告をいただきましてか ら 土木事務所と 協 議した 経緯 はござ
篠塚君。
通 告をしてい るわけ でありますか ら 、 協 議し な いと、 最新 の治水
対 策 な んて 答弁 でき な いと 思 うんです が 、 ど のように 考え てお ら れ る んですか ね 、 こ れ。 通
告して も意味がな いという こ と な んですか ね 、は っ きり 言っ て。その 辺 、きち っ と やっぱ り、
それに 向け て 半 月 ほど余 裕を 持っ て、事前に 通 告してい るわけ でありますか ら 、議長、 こ れ
は、 こ の 答弁 に つ いては、議長の ほ うか ら善処 していただ く よう、 申 し上 げ ます。
○議長(野口久之君) 申 し上 げ ます。
○10番(篠塚信太郎君)
篠塚君。
西 地内)の治水 対 策であります が 、地
域 内に 河 川の 洪 水 が入 り 込 ま な いように、道 路際 に、 こ れは1 メートルな いし2 メートル の
防 水 壁 を 設置 して、大 西 川は カルバート で こ の 河 川、由良川に 排 水す る という こ とで、 こ の
地 区 内の 雨 水に つ きましては、 排 水 ポンプ で 排除 すれ ば いいという こ とで、 こ れを や ります
と、 今 回の 洪 水で も被害 は出 な いという ふ うに 考え ます が 、 こ のよう な提 案 が技術的 に 可能
か ど うか、お 聞 きをいたしておきます。
○10番(篠塚信太郎君)
○議長(野口久之君)
次に、由良川(和知中、大
十倉土木建築課長。
今 お っ し ゃら れました方法 も 一 つ かと 思 います が 、 河 川の 場
合 、由良川の下 流域 に つ きましては、 断面的 には 余 裕 が あ る断面な んです が 、 ダム の 放流量
等 によ っ て 左右 されますので、そうい っ たあたりは 河積等 を再 度検討 してい く必要が あ る と
いう ふ うに 考え ております。
○土木建築課長(十倉隆英君)
○議長(野口久之君)
篠塚君。
粟 野川東地内の治水 対 策であります が 、 根 本
的 に、 こ れは 府 民 公募 で 私も提 案した 経緯が あ るわけ でございます が 、 河 川 改修が実施 され
ました ら解決 す るこ とであります が 、それまでの 対 策としまして、 護岸 に 設置 されています
ガードレール部 分に、 コンクリート擁壁 を 設置 す る という こ とで、 簡単 に治水 対 策 が でき る
という ふ うに 考え ます が 、 こ のよう な提 案に ど のようにお 考えな のか、お 聞 きをいたしてお
○10番(篠塚信太郎君)
次に、上和知川の下
-106-
きます。
○議長(野口久之君)
十倉土木建築課長。
○土木建築課長(十倉隆英君)
河 川の 左岸側 の道 路 に 擁壁 をという理 解 でよ ろ しいんでし ょ
うか。
河 川の 越 水 等 を 防ぐ意味 では 有効的 かと 思 います が 、道 路 は 狭 い道 路 で も ございますし、
その道 路 の山 側 には民 家等も ございますので、そ こら辺 は治水 対 策 も ですんで、川だ け では
なく 山か ら の水 も ございますので、そ こら辺 は総 合的 に 判断 してい く必要が あ る という ふ う
に 考え ております。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
現場 を 見ら れたか ど うか知りま せ ん が 、 私 の 提 案していま
す 防 水 壁 です ね 、 コンクリート の 擁壁 を 設置 して も 、山 側 か ら の水 が 、それで 抜けな いとい
う地 形 では な いので ね 、その 辺 は 現場 を 見 て 答弁 されてい る んですか ね 。
○10番(篠塚信太郎君)
○議長(野口久之君)
課長は
十倉土木建築課長。
粟 野の川東に つ きましては、 以 前か ら 山 側 か ら の治水 等 の
処 理に つ いて も 課 題が あ る と ころ でございまして、 今申 し上 げ ましたのは、道 路 の 壁 を上 げ
る という こ とは、道 路も 上 げ ていか なけ れ ばならな いという こ とで、い ろ い ろな面 か ら判断
していか なけ れ ばならな いという こ とで、 答弁 の ほ うはさ せ ていただいたと ころ でございま
○土木建築課長(十倉隆英君)
下
す。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
農 地 及び国 道27号、 府 道 富 田 胡麻停車場線が冠 水しまし
て、 富 田 井爪 、美月、川原地内の 抜 本 的な 治水 対 策を 講ずるべ きでは な いかという こ とに つ
いて、お 聞 きをいたします。
こ の 富 田地内に つ きましては、大 雨が降 りますごとに、た び た び国 道、 府 道 及び農 地 が冠
水して 入 りまして、 国 道、 府 道は 当然 、 通 行 ど めと な りまして、 車 は 流 されたり 農作物 には
大き な被害が発生 をいたしております。
富 田地内の 河 川 改修 は ほぼ完了 しております が 、 富 田の 関西電力富 田変 電 所前か ら畑 川 ダ
ム 下 流 まで が未改修 でありまして、その 部 分を 解消 すれ ば 、 こ のよう な災害 には ならな いと
いう ふ うに 考え ています が 、町として ど のよう な抜 本 的な 治水 対 策 が必要 だという ふ うに 考
え てお ら れ る のか、お 聞 きをいたしておきます。
○10番(篠塚信太郎君)
○議長(野口久之君)
○町長(寺尾豊爾君)
次に、
寺尾町長。
国 道27号、 富 田 交差点 付 近 です が 、地 形的 に 低 い 位置 にあります。
-107-
周辺が農 地に 囲 まれてい る ために、内水の 排 水 が でき ず に道 路が冠 水した も のと 考え
ら れ るこ とか ら 、 国 土 交通省 、あ る いは京 都府 に 対 しまして、 解決 策の 相談 をす る必要が あ
る と 考え ております。
以 上です。
また、
○議長(野口久之君)
篠塚君。
台風 18号によ る被災 者支援の 災害ボランティ
アセンターが設置 され な か っ た理由は 何 か。また京 都府 職員 災害ボランティア の 派遣 を 断っ
た理由は 何 か、お 聞 きをします。
地 域防災 計画では、 ボランティアセンター の 活動 支援 体制 に つ きましては、町の 社 会福祉
協 議会 が設置 す るボランティアセンター の 機能 を 拡充 した 災害ボランティアセンターが 、一
般 ボランティア の 受け入 れ 活動 支援に 当 た る という ふ うに定め ら れております が 、 今 回の 災
害 では、 ボランティア の 受け入 れ、 活動 支援の 必要がな いと 判断 されたのか、町 社協 の 受け
入 れ 態勢が整わな か っ たのか、また ほ かの理由により 設置 をされ な か っ たのか、お 聞 きをし
○10番(篠塚信太郎君)
次に、平成25年
ます。
都府 職員の 災害ボランティア を 断っ た理由として、9月24日の議会 運営委 員会
で説明を 受け ました。京 都府 職員 災害ボランティア は、9月21日、22日、23日の3 連
休 で、 該当区 と 被災世帯 に 必要 か ど うか 確認 したと ころ 、 ほ とん ど片づ き 必要な いという回
答が あり 断っ たと、町 執 行 部 で説明 が あり、そのよう な状況 であれ ば という ふ うに理 解 をし
ておりました が 、 こ の こ とは事 実な のか、お 聞 きをいたしておきます。
また、京
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
災害ボランティアセンター に つ きましては、 社 会福祉 協 議会と 調整 し
まして、 災害対 策本 部 で支援の ニーズ調査 を行い、 独居高齢 者、 高齢 者 世帯 、 障害 者 世帯等
の 災害 時 要 支援者で支援を 必要 とされ る世帯 に つ いて、町と 社 会福祉 協 議会で支援を行う こ
ととして、 今 回は 設置 いたしま せ んでした。
また、京 都府 職員 災害ボランティア の 派遣 に つ きましては、お 申 し出をいただいた時 点 で、
災害対 策本 部 において、 各 地 域 の 状況等 を 調査 いたしました が 、 浸 水 家屋 の 復旧 支援は、 各
家庭や 地 域 の 助け合 いの中で一定の 完了 を 見 ており、 ボランティアニーズがな か っ たか ら お
断 りしたという こ とであります。
以 上です。
○町長(寺尾豊爾君)
○議長(野口久之君)
篠塚君。
○10番(篠塚信太郎君)
京
都府 の職員の 災害ボランティア を 断っ た理由は、 片づけが完了
-108-
ら という こ とであります が 、 被災 された 世帯 に行きましてよ く聞 きますと、 ボラ
ンティアが必要 か ど うか、 役場 より問い 合わせが あ っ たのは9月23日という こ とで、 連休
の 最終 日です ね 。
した が いまして、 もっ と 早く 、21、22、23日で も 、22日までで も被災世帯 では、
ボランティア に 来 て ほ しか っ たと、 こ ういうように 言わ れておりまして、 こ れは議会 運営委
員会での説明とか な り 異なる というように 思 うんです が 、 なぜ 、 こ のよう なこ とに なっ てい
る のか、お 聞 きをいたしておきます。
していたか
○議長(野口久之君)
岩崎参事。
○参事(岩崎弘一君)
京
都府 職員の ボランティア の 関係 でございます け れ ども 、 電話等 で照
会 が あ っ たと ころ でございます。 災害が発生等 をしまして、 既 に17日 ぐら いか ら 地 域 の皆
様 方 等 と、 非常 にお 世話 に な りまして、地 域力 を 遺憾なく発揮 をしていただ く 中で、 ほぼ完
了 していたという 状況が ございました。それは、それ ぞ れの支所と、あ る いは本 庁近く の 被
害被災 地のと ころ に照会をさ せ ていただいたと ころ でございます。
個人的 にあ っ たという こ とでございます が 、 確 かに京 都府 知事 が 23日に 来ら れた 関係も
ありまして、 被災 地の 状況 を 見ら れて、 手伝 う こ とは な いかと、そういうと ころ で 初 めて地
元 のというか、方というか、 被災 された方 が要請 されて、 改 めてされたという 状況 はござい
ました。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
も う一 つ 、日付といいますか、 わ かりに く いんです が 、京 都府 か
ら 職員の 災害ボランティア の 申 し出 が あ っ たのはい つな んかという こ とと、 断っ た日はい つ
な のかと。それで、 役場 か らボランティア要 りま せ んかと 聞 きに 来 て もらっ たの が 23日 や
という こ と な んで、その 辺 の つじつ ま が 、 今 の説明でち ょっ と 合わ んのです がね 、 もっ と 詳
し く 説明して もらえ ますか ね 。
○10番(篠塚信太郎君)
○議長(野口久之君)
岩崎参事。
確 かに、日にちの 部 分に つ きましては、21日 ぐら いに 府 か ら はあ っ
たという ふ うに記 憶 はしております。 非常 に 混乱 をしてお る状況 の中で、 被災等 の支援の中、
混乱 をした中 も ありまして、 少 し、日 的 に、きち っ と記録に 残 して、 今見る限 りでは、 私 の
中で記 憶 に な いと ころも ありまして、 今 のよう な答弁 に なっ たと ころ でございます。
○参事(岩崎弘一君)
○議長(野口久之君)
篠塚君。
私 の 調査 した 段階 では、21日でありました ら 、まだ ボランティ
ア の 要望が あ っ たという ふ うに理 解 していますんで、それを、 なぜ確認せず に 断っ たかとい
○10番(篠塚信太郎君)
-109-
こ と が 、ち ょっ と ひっ かか っ ております。ち ょっ と 錯綜 して 混乱 してお っ たという こ とで
あります が 、 や はり ボランティア の 申 し出 が あれ ば 、 早 期に 適切な対応が必要 でありますの
で、 今後 の 災害ボランティア の 派遣打診が あ っ た 場合 の 対応 に つ きまして、再 度 お 聞 きをい
う
たしておきます。
○議長(野口久之君)
岩崎参事。
今 回の 災害被害 に つ きましては、 相当 大き なも の が ございましたし、
ただいま も 議員の ほ うか らも ご指 摘が あ っ た、そういう こ と も ありましたし、また、午前中
の議員の方か らも 、 こ の 災害 に 対 す る 総 括 という も の も 、一定 実施 す べ きと、 今後 に 生 か せ
というご指 摘も ございました。 特 に住民 生活 にかか わっ て 生活 されてい る 住 居が 、そういう
被災 された 場合 、 確 かに 体制も組みながら 、町として 災害対 策本 部 として、 丁寧な取 り 組み
といいますか、 状況把握 をし ながら 、 今後 は 対応 してい く 、そういう 体制づく りを つくっ て
いきたいと、そのように 考え ております。
○参事(岩崎弘一君)
○議長(野口久之君)
篠塚君。
台風 18号 豪雨 によ る避難勧 告は、第一次 避難
所の開 設 に つ いて、 区 との 連携確認後 、 適切 に 避難勧 告 が 出されたのか、お 聞 きをいたしま
○10番(篠塚信太郎君)
次に、平成25年
す。
申 しますの も 、あ る世帯 に 避難勧 告 が 出されまして、 連 れ ら れた 避難 所に 車 で行かれま
した が 真 っ暗 で 避難 所 が 開 設 をされてい な か っ たという こ とで、その指定された 施設 は、地
域防災 計画で指定された第一次の 避難 所では な いと ころ であります。 車 で行か なけ れ ば い け
な いというよう な場 所でありまして、自 宅へ戻るべ きか ど うか 迷わ れていたようです が 、幸
いに も近く に 別 の集 落 の 避難 所 が 開 設 をされておりまして、一 夜 をそ こ で 過 ごして 夜が 明 け
てか ら その 世帯が 本 来避難 す る 集 落 の一次 避難 所に 移動 されたと 聞 いております が 、 こ の こ
とは事 実な のか、お 聞 きをいたしておきます。
と
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
避難勧 告に つ きましては、 雨量及び現 地の 消防団 員 や 職員か ら の 状況
報告 等 を 踏 ま え まして、総 合的 に 判断 をいたしました。
また、 避難 所に つ きましては、地 元区 長 様 に 連絡 し、開 設 を行 っ ていただきました。 深夜
で も あり、 非常 に 難 しい 状況 の中ではありました が 、 区 長 様 をは じ め 消防団 員の皆さんの 協
力 によりまして、 対応が できたと 考え ております。
以 上でございます。
○町長(寺尾豊爾君)
○議長(野口久之君)
篠塚君。
-110-
答弁 では開 設 されたという こ とです が 、 私 は、 実際避難勧
告されて 避難 された方 が 、そ こ の 避難 所 が 開 設 をされてい な か っ たというよう な 、 こ れ事 実
でありますんで、その こ とに つ いては、 実際 、そういう こ と が あ っ たのか ど うか、それは 確
認 をして もらわなけ れ ば い けな いというように 思 いますし、 夜 中の2時ご ろ というよう なこ
とで、 深夜 という こ とでありまして、 避難 所開 設 の 準備 は大変 なこ とは わ かります が 、再 度 、
こ れまた 移動 す る という こ とは、 人命 に も かか わる重 大 なこ とでありますし、 今 回の事例を
検証 しまして、 今後こ のよう なこ と が 再 度起 き な いよう、 ど のよう な手順 、 マニュアル を 検
討 されたのか、お 聞 きをいたしておきます。
○10番(篠塚信太郎君)
○議長(野口久之君)
町長の
伴田総務課長。
○総務課長(伴田邦雄君)
ただいまの指
摘 の件でございます が 、 確 かに一 部 、 情 報の 錯綜等
が あ っ たという ふ う なこ と が ございます。
今後 に つ きましては、 や はり 混乱 の中ではございます け れ ども 、一 つ 一 つ丁寧 に 確認 をし
た上で 実施 をさ せ ていただきたいと 思っ ております。
ただ、一方では、 臨機応 変の 対応 という ふ う なこ と も ございまして、一 部 、 避難勧 告をす
る までに、自 主的 に 避難 をされてお っ た 部 分 も ございまして、そのあたり も含 めまして、 柔
軟 にといいますと 言葉が よ 過ぎる か も しれま せ ん け れ ども 、 柔軟な対応 をと っ てお っ たとい
うの が実態 でございます。
ただ、一 部 そうした こ とで、時間 的なタイムラグが あ っ た方に つ いては、 当然 そうした こ
と も ございますので、十分 こ れか ら確認 をさ せ ていただいた上で、 勧 告をしてまいりたいと
思 います。
以 上です。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
天災 、火 災等 の 災害 により 被災 した住 家 に 対 して、 災害見
舞金 支 給要綱が制 定されました が 、 亀 岡 市 の 災害見舞金等 支 給要綱 では、 被災 により30日
以 上 入院 を 要 す る ときは、一 人当 たり5 万円以 内、住 家 の 部 分 焼 に1 世帯当 たり2 万円以 内、
その 他 の 災害 ( 不慮 の事 故等 )に、一 人当 たり3 万円以 内の 見舞金 を、さ ら に 災害弔慰金 の
支 給等 に 関 す る 条例の規定によ る災害弔慰金 を支 給 され る場合 を 除く災害 により 死亡 したと
きは、その 遺族 に 対 して 世帯主が死亡 した 場合 は10 万円以 内、 世帯主以外 の者は 死亡 した
ときは5 万円以 内の 災害弔慰金が 支 給 され るこ とに なっ ております。
今 回 制 定されました本町の 災害見舞金 支 給要綱 を、 亀 岡 市 と 同 程 度 の支 給 内 容 に 拡充 され
る考え は な いか、お 聞 きをいたしておきます。
○10番(篠塚信太郎君)
次に、
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○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
こ のた び 、自 然災害や 火 災 により 被災 されました方 へ の 見舞金制度 を
○議長(野口久之君)
篠塚君。
創設 いたしました。
こ れまでは、 制度 を 持っ てい な か っ た こ とか ら 、 府 内 市 町村の 状況 を 勘 案しまして、本町
において も 、 必要 と 判断 したと ころ でございます。
今 回、 要綱 で定めた も のは、 ほぼ 平均 的な 内 容 と 考え ております。
以 上です。
各区 に、 河 川 や 町道の 草刈 りを、町の ほ うか ら依頼 をされており
ます が 、 非常 に 危険な作 業でありまして、事 故が起 きた 場合 の 対応 として、 不慮 の事 故 とし
て一 人当 たり3 万円以 内の 見舞金 を支 給 す るこ とにより、 対応が可能 という ふ うに な ります
か ら 、 要綱 を 改 正され る考え は な いか、再 度 お 聞 きをいたしておきます。
○10番(篠塚信太郎君)
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
今 の 災害見舞金 では、 考え ておりま せ ん。
○議長(野口久之君)
篠塚君。
以 上です。
○10番(篠塚信太郎君)
3
点目 は、町 商工 会 発 行の プレミアム商品券 に つ いて、お 聞 きを
いたします。
元経済 の 活性化 を 図る ため、 来 年 度も 町 商工 会で プレミアム商品券 1 , 000 セット 、
1 , 100 万円 の 発 行 が 計画されています が 、本年 度 より 増える 300 セット 分に つ いて、
府補助残 と、 印刷等 諸 経費全額 を平成26年 度当初予算 に計上す る考え は な いか、お 聞 きを
地
いたします。
通 告では、本年 度発 行分の700 セット の町 補助 に つ いて 述べ ておりま せ ん が 、本年 度発
行分に つ いては、 プレミアム 分70 万円 のうち 府補助が 3分の1で、 プレミアム 分 府補助残
と 発 行諸 経費合 計 額 の4分の3 が 町 補助金 として 交 付され る と 聞 いております。
来 年 度 に つ きまして も 、700 セット 分は本年 度 と 同率 の 補助金 とし、 発 行 が増額 され る
300 セット 分に つ いての 通 告と なっ ております。
本年 度発 行の700 セット 分は、一日で 売 り 切 れと な りました。 プレミアム商品券 を 買え
な か っ た 人も多く お ら れます。 来 年 度 は、その こ と も考慮 し、300 セット の 発 行を 増や さ
れ る という こ とで、さ ら に地 域経済 の 活性化が図ら れ る と 思っ ております。
本年 度 の町 補助率 でありますと、 発 行を 増やせば増や す ほど商工 会の 負担が増え て くる と、
-112-
こ ういう こ とに な りますので、地 域経済 の 活性化 を 図るこ とは、町行政の 施 策として 主体的
に 取 り 組むべ き事業であります。
した が いまして、700 セット 分は本年 度補助率 で、 増額発 行されます300 セット に つ
いては、 府補助残 の 全額 を、町 補助金 として平成26年 度 町 当初予算 に計上す る考え は な い
か、お 聞 きをいたしておきます。
○議長(野口久之君)
寺尾町長。
来 年 度 の京丹波町 商工 会の プレミアム商品券発 行事業、 商品券発 行 額
を1 , 100 万円 として 実施 され る ように 伺っ ております。 発 行に伴います 必要な経費 、 プ
レミアム 分の100 万円 、そして 商品券印刷 代、広報代 など を 合わせ まして155 万円 と な
る ようであります。町としましては、町 商工 会の 負担 を 軽減 す る ために、でき る限 り支援す
る考え でおります。
以 上です。
○町長(寺尾豊爾君)
○議長(野口久之君)
篠塚君。
以 上で、 私 の一般質問を 終わ ります。
○議長(野口久之君) こ れで、篠塚信太郎君の一般質問を 終わ ります。
以 上で本日の議事日程は 全 て 終了 いたしました。
よ っ て、本日は こ れを もっ て 散 会いたします。
次の本会議は、明日18日に再開しますので、定 刻 までにご参集 く ださい。
○10番(篠塚信太郎君)
ご苦労さまでございました。
散会
午
後
2時40分
-113-
地方自治法第123条第2
京丹波町議会
議
項 の規定により、署名す る 。
長
野
口
久
之
〃
署名議員
原
田
寿賀美
〃
署名議員
梅
原
好
範
-114-