17号 平成 21年 3月 15日 - 小牧市市民活動センター

第 17号 平成21年3月15日
小牧市市民活動センター
編集 (特)こまき市民活動ネットワーク
「米野さわやか会」
「兒の森活動グループ」
「小牧防災リーダ
ー会」の各代表が20分ずつ活動発表を行ないました。
グループに分かれての意見交換会では、それぞれの活動に
対する感想や、課題について活発に話し合いました。
平成20年度NPO講座応用編 小牧市受託事業
市民団体の相互理解
市民団体のネットワークをひろげよう!
2月27日(金)
、市公民館4階視聴覚室において、 発表しました。活動の分野もミッション(目的)も
NPO講座応用編「市民団体のネットワークをひろげ
違う3団体ですが、その発表から伝わってきたもの
よう!」
(こまき市民活動ネットワーク主催)が開催
は、どの団体も会員が目的意識をしっかり持ち、楽
され、35名が参加しました。
しく活動に参加していることで、それが活動を継続
小牧市内には多くの市民活動団体があり、個々が
するパワーの源になっていました。
充実した活動をするには「活動を推進する人材」
「活
また、会員のみならず、地域の子どもや大人、学
動の資金」
「活動のPR」
、さらには「活動の目的の明
校、企業までも巻き込み、ミッションを共有しなが
確さ」など様々な面において必要な課題があります。 ら活動する姿から、市民活動の柔軟性と社会におけ
今回のNPO講座では、市内で活躍する3つの市
る役割を感じとることができました。
民活動団体が活動内容を発表し、その後、グループ
分野の垣根をこえたネットワークづくり
に分かれての意見交換会で、これらの課題への取り
市内には、様々な問題点を抱えながらも、熱い志
組みや情報を交換し、団体間の理解を深めることの
を抱き活動する小さな団体も少なくありません。
必要性について話し合いました。
これからは、分野の同じ団体が協力して地域の課題
楽しんで活動することが継続の秘訣
に取り組むことはもちろん、分野の違う団体同士も
「米野さわやか会」は地域の美化活動の取り組み
お互いを知り理解を深め、地域と連携して互いに成
を、
「兒の森活動グループ」は里山保全活動の様子を、 長しあう、そうした関係を築いていくことが、地域
「小牧防災リーダー会」は地域の防災意識の普及活
に根ざした活動に広がるうえで必要となってくる
動の様子を、パワーポイントを使ってそれぞれ活動
ことをあらためて認識する機会となりました。
1
平成20年度 NPO 講座実践編 小牧市受託事業
「米野さわやか会」から学ぶ
道路の美化活動に参加しよう!
米 野 さわ やか 会の 会員 名に
受講生 名が加わり、美化活動
を行いました
1 月18日(日)の早朝、日頃から地域で美化
活動を実践している「米野さわやか会」の活動に
14
参加し、14名の受講生がボランティア体験をし
ました。
午前7時30分に米野小学校に集合の後、グル
ープに分かれ、トングやゴミ袋を手に、あらかじ
84
め決められたルートに沿ってゴミを拾いながら歩
きます。米野さわやか会の会員は子どもが多く、
中でも中高生の参加の多いことに驚きますが、実
方法やミッション(目的)などの説明があり、美化
際に子どもたちが率先して活動する姿を見て、自
活動の目的が単に地域の美化に留まるだけでなく、
分の意思で参加している事がわかりました。
次世代の心を育てることをも含んでいることを知
りました。
持ち帰ったゴミは分別して回収し、1時間ほど
で作業を終えた後、同会恒例の年始行事にも参加
今回の体験で、その目的を目指し地域が一つと
し、ぜんざい・雑煮・とん汁を一緒に食べ、体の
なって取り組む姿勢が子ども達に伝わっているこ
芯まで温まりました。
とを目の当たりにし、ボランティア活動の意義と
その後、同会の代表 末松雅彦さんから会の運営
素晴らしさを肌で感じることができました。
<H20年度小牧市市民活動助成金>対象事業の活動報告
「おじゃめの会こまき」主催
地域いきいき支援事業
おじゃめ遊びの前に手遊びでウォーミ
ングアップ。
「オーネスト桃花林」にて。
「ハートランド小牧の杜」や
「岩崎あいの郷」などの福祉施
設をはじめ、児童館などに毎月
4~8回のペースで訪問し、お
じゃめ(お手玉)や伝承遊びを
使ったレクリエ ーション活動
と、手芸教室を行いました。毎
月訪問する施設では「今日は何
をしてくれるの?」と楽しみに
待っている方が いるとお聞き
し、とても嬉しく励みになりま
した。
「ここばりこまき」主催
「たんぽぽの会」主催
こころのバリアフリーDVD
・パンフレット配布事業
小牧食文化伝承の会事業
2月21日、応時中学校ジュニア奉仕
団の行事の中で DVD を上映しました。
アジ・サバを丁寧に開いて、下ごし
らえをする参加者。
しょうがいのある人の暮らし
9月24日(水)
、ふれあいセ
ンターにおいて3種類の箱寿司
の作り方を学ぶ料理教室を開催
ぶりを理解し、こころのバリア
フリーについて考える機会に役
立てていただこうと、市内在住
のしょうがいのある方の日々の
暮らしを撮ったオリジナルビデ
オを DVD に収め、手引きを添
えて施設や学校など83箇所に
配布しました。また、
「篠岡地区
ボランティアのつどい」での上
映や、新聞・HP の作成により
周知に努めました。
2
し、20名が参加しました。伝
統食は、そのほとんどが口伝え
で守られてきたため記録が少な
く、その作り方を知る高齢者も
少なくなる一方で、古くから親
しみ愛されてきた郷土料理が忘
れ去られてしまうことのないよ
う、記録を残していく必要を強
く感じています。
「家庭文庫ぱれっと」主催
お話の世界を通じた
子育ち・親育ち事業
たっちゃんワールドに引き込まれ、元
気よく手をあげる子どもたち。
12月23日(祝)味岡市民
センター視聴覚室でクリスマス
会を開催しました。子どもたち
のハンドベル演奏で始まり、紙
芝居師たっちゃんこと「マーガ
レット一家」の川上竜生さんを
迎えての紙芝居では、子どもだ
けでなく大人まで引き込まれ、
お話の世界を楽しみました。そ
のほかにも工作でロケットを作
って飛ばすなど、親子で楽しい
ひとときを過ごしました。
「和祝太鼓」主催
みんなで元気になる
ふれあい事業
地域の三世代交流会で、体験をする参
加者に指導する子どもたち。
デイサービスセンターゆうあ
い・南児童館・ふれあいセンタ
ーなどの施設で計6回、和太鼓
演奏と体験を交えたふれあい事
業を行い、約130名の方に参
加していただきました。
また、会員のスキルアップを
図るため外部から講師を招き、
技術指導やふれあい体験方法の
指導を受けることで、小さな子
どもたちも実践に自信を持って
臨むことができました。
「M-cPlace」主催
O歳からの親子で楽しむ
クラシックコンサート開催事業
「米野さわやか会」主催
おウチまわり
キャンペーン事業
聴衆と同じフロアにステージを設け、より
身近に親しんでもらう工夫もしました。
「お掃除ツール5点セット」を手渡し
美化活動への協力を求めました。
12月14日(日)味岡市民
センター講堂で「0歳からの親
子で楽しむ音楽会」を開催し、
米野小学校区の主要道路沿い
の企業・お店・個人宅250戸に
「お掃除ツール5点セット」
(ト
午前 44 家族、午後 34 家族の
合わせて 242 名が、愛知室内
オーケストラメンバーによる
弦楽五重奏を楽しみました。参
ング・ゴミ袋・美化ステッカー・
携帯灰皿・チラシ)を配り、家の
周りの美化活動を呼びかけるキ
ャンペーンを行いました。市民一
加者からは「小さな子ども連れ
でも気兼ねなく足を運べ、生演
奏の臨場感を味わうことがで
きてとても良かった!」と好評
でした。
人ひとりに家の周りをきれいに
する文化(習慣)が根づき、受け
継がれていくことが環境都市の
実現に繋がるとの願いを込めて
取り組みました。
H21年度
市民活動助成金交付対象事業を
募集します!!!
「市民が輝き活気あふれるまちづくり」を目的とした創意と熱意あふれ
る事業に対し経費の一部を支援し、市民活動を応援します!
<助成の種類>
「はじめの一歩部門」
設立間もない団体や、経営基盤の弱い団体が成長・自立していくための
事業(助成期間は単年度で1団体1回限り)
「元気なまちづくり部門」
①団体がすでに行っている公益活動の事業拡充
②行政や企業では提供が困難な公益サービスを、自発的に課題解決に取
り組み、市民に提供しようとする事業(助成期間は最長3年)
<対象>小牧市市民活動推進条例に基づいて登録された市民活動団体。
<対象事業>公益的な社会貢献活動。
<申込期間>4月1日(水)~5月1日(金)までに、市民活動助成金交付
申請書を、生活交流課または市民活動センターに提出。
※詳しくは、募集要項(生活交流課、東部・味岡・北里の各市民センター、
市公民館、まなび創造館などの公共施設、市民活動センター、市ホームペー
ジに用意)をご覧ください。
<問合せ先>生活交流課 ☎76-1173
市民活動センター(げんき考房こまき)☎74-4011
3
市
・・・・・・・・・・・・・・・
催
民
活
動
の 広
場
第5回 0才からの親子で
楽しむクラシックコンサート
し
「聞いて、見て、やってたのしい
おはなし会 みんなあつまれ!」
本の読み聞かせや、手遊びを親子
で楽しみませんか?子育てに役立つ
読み聞かせ会を開催します。日時/H
21年4月11日(土)10:30~
11:45 場所/ラピオ4階 多目的
室 講師/どんぐり文庫主宰 古川よ
し子氏 定員/先着50組(0~3歳
程度のお子さんがいる親子)参加費/
無料 締切日/4月6日(月)申込・
問合せ先/こそだてちえぶくろ事務
局☎052-565-6440(平
日9時~17時)
小牧植物同好会
「小牧市近郊観察会」
会員以外も参加できる植物観察会
です。
【4月観察会】日時/H21年
4月3日(金)観察場所/春日井市細
野 都市緑化植物園【5月観察会】日
時/H21年5月18日(月)観察場
所/犬山市本宮山山麓西洞池のヒト
ツバタゴ・小牧市大山 白山「ふれあ
いの森」参加費/各300円 服装・
持ち物/登山靴・雨具・昼食 <雨天
決行> 申込方法/当日集合場所で受
け付けます。※傷害保険なし。問合
せ先/小牧植物同好会 長谷川さん☎
77-1937
普段はコンサート会場に入れない
小さなお子さんも一緒に家族で楽し
めるコンサートです。日時/H21 年
5月24日(日)10:30開演(演
奏時間1時間) 場所/東部市民セン
ター講堂 出演/ヴィオレットクァル
テット弦楽四重奏 定員/40組程度
(予約制)料金/親子ペア券(大人 1
人につき子ども複数可)2千円・大
人1人追加につき千円 主催/ M-c
Place 申込方法・問合せ先/名前・
電話番号・大人の人数・子どもの人
数と年齢を記入し E-mail:pokoap
[email protected] まで。
募
集
小牧市
市民活動促進委員募集
市民活動の推進に関する施策の
円滑かつ効率的な促進を図ること
を目的とした活動を行います。応募
資格/①H21年 4 月 1 日時点で満20
歳以上の市民(市職員は除く)②市
民活動に関心が高いこと 募集人数
/2名 任期/2年(年4回程度の会議に
参加) 応募手続き/H21年4月13日
(月)までに、住所・氏名・年齢・性別・
職業・電話番号を明記し「市民と行政
の協働を進めるための方法」をテー
・・・・・・・・・・・・・・・・
マとした作文(400~800字程度)を
添えて提出。選考方法/作文と面接
(必要に応じて)により審査 選考
結果/5月初旬に書面にて通知 問
合せ先/市生活交流課☎76-11
73 E-mail/[email protected]
aki.lg.jp
助 成 金
地域福祉を支援する
「わかば基金」
支援元/NHK 厚生文化事業団 助成
の種類/【第1部門:支援金の部】
福祉活動 上限70万円 【第2部:
リサイクルパソコンの部】パソコン
を使っての地域福祉活動(1グルー
プにつき3台まで無償提供) 募集
期間/4月上旬~5月中旬 決定期
間/8月下旬 詳細は http://www.
npwo.or.jp/
「2009 年
全労済地域貢献助成事業」
支援元/全国労働者共済生活協同
組 合連合会 助成の種 類/環境 分
野・子育て分野 募集期間/H21 年
3 月 19 日(木)~4 月 6 日(月)
助成金額/1団体上限30万円 詳
細は http://www.zenrosai.coo
p/zenrosai/topics/2009/090
219.php
事務局便り
■ 市民情報センター ギャラリーの催し
■ 市民活動団体登録について
市では「市民活動団体」の登録を呼びかけています。
登録団体は市のホームページで活動内容などを PR す
ることができるほか、市民活動助成金を申請する際の
応募資格ともなります。登録資格や申し込み方法など
詳細は生活交流課(76-1173)または市民活動セン
ター(74-4011)におたずねください。
3月21日(土)~4月18日(土) 友優の会絵画展
4月20日(月)~5月12日(火) 友禅作品展
■ センターをご利用ください
市民活動センターは市民活動の支援を行うところで
す。市内で市民活動を行っている団体はもちろん、在住、
在勤、在学のどなたも利用できます。簡単な利用登録(無
料、印鑑が必要)だけで会議スペース、印刷機(有料)、パ
ソコンなどが使えます。事務局に気軽におたずねくださ
い。
編集後記:
今年も桜の季節がやってきました。草木が芽ぶくように、何
か動かずにはいられない、そんな気持ちにさせられます。暖か
い日差しの中で両手をぐんと伸ばして深呼吸。これだけでも、
体が軽くなって元気がでてきます。
(ひ)
小牧市市民活動センター 〒485-0041 小牧市小牧 2 丁目 107 番地 市公民館内 TEL/0568-74-4011 FAX/0568-74-4070
休館日/月曜日、年末年始(12 月 29 日〜1 月 3 日)
開設時間/10〜18 時
4
E メール/[email protected]
HP アドレス/ http://komakici.jp/