JARP 2013.04 A-1214 急 報 解体業者の皆さまへ エアバッグの新たなリコール届出が行われました! 対象エアバッグの取外回収をお願いします!! 2013 年 4 月 11 日付にて以下の車両の助手席エアバッグに関するリコールの届出が実施され ました。 これを受けまして、2010 年 6 月に実施された助手席エアバッグのリコール届出以降してお ります対応と同様、対象となるエアバッグの取外回収へのご協力をお願いいたします。 当該車両(リコールの改善処置が未実施の車両)については、車上作動処理や再資源化 施設において処理を行なった際にインフレータが破裂・延焼し、予期せぬ怪我等を負われる 可能性があります。 つきましては、車上作動処理作業中や再資源化施設における事故を防止するため、 以前ご案内させていただきました手順に従い、該当車両に装備された助手席エアバッグを 取外回収していただきますよう、重ねてご協力をお願いいたします。 ◆ 対象車両 メーカー名 通称名 いすゞ自動車(株) コモ トヨタ自動車(株) アルファード(G/V)、イプサム、ヴェロッサ、ヴォクシー、 ヴォルツ、オーパ、カローラ、カローラランクス、 カローラアレックス、カローラフィールダー、ガイア、 サクシード、ソアラ、ノア、ブリット、ブレビス、 プロボックス、マークⅡ、Will サイファ、Will VS 日産自動車(株) エクストレイル、キャラバン、キューブ、サファリ、 セフィーロ、ダットサン、ティアナ、ブルーバードシルフィ、 リバティ 本田技研工業(株) ザッツ、シビックフェリオ、シビックハイブリッド、 シビック GX、ストリーム、フィット、CR-V、モビリオ マ ツ ダ(株) アテンザ、RX-8 ※ JARP HP(http://www.jarp.org/)では対象車両の車台番号等に加え写真も掲載して おりますのでご活用ください(別途、郵送でもお送りいたします)。 ※ リコールの詳細については国土交通省のHP (http://www.mlit.go.jp/jidosha/recall.html)でご確認ください。 1 JARP 2013.04 A-1214 ◆ 車両の確認から取外回収までの流れ フロー図 【確認 ①】 【確認 ②】 車両の確認 ステッカー 【作業】 P 席エアバッグを取外回収 ステッカー無し 有無の確認 ・車種 ・型式 【確認 ③】 ▼ ・車台番号等 ステッカー 梱包 ステッカー有り 「対象車両一覧」に該当する 場合、次のステップに進む 番号の確認 リストに該当 リストに該当しない ※荷札は車台番号全桁を記入 通常通り作業 (取外回収又は車上作動処理) (注) 車両によっては本リコール以外のステッカーが貼付されている場合が ありますので、必ずステッカーに記載された番号を確認してください。 ◆ 改善処置実施済みを示すステッカー このステッカーが貼付されていない場合は必ず取外回収を行い、指示に従って指定引 取場所に引き渡してください。 ステッカー(例) 貼付場所 「対象車両一覧」を参考に、必ずステッカー 運転席ドア開口部のドアロックストライカー 番号を確認してください。 付近に貼付されています。 XXXX いすゞ(3139) 、トヨタ(3140、外-1918) 日産(3139) 、ホンダ(3141、外-1919) マツダ(3142) 2 JARP 2013.04 A-1214 ◆ 作業手順 リコール対象の助手席エアバッグを車両から取り外しインフレータの状態まで分解 したら、以下の手順に従い指定引取場所に引き渡してください。 ※ 電気式エアバッグ類は構造上、通電しない限り作動することはありませんので、 取外回収作業中に作動することはありません。 (取外回収時の注意事項は『エアバッグ類適正処理情報』をご参照ください) 手順 1. 助手席エアバッグを取外回収する 取外し後のインフレータは以下の要領で指定引取場所に引き渡してください。 通常通り、回収袋に収納し、 「全桁の車台番号(※)」を書いた荷札を付けてください。 その際、荷札の車台番号を赤マジックで囲んでください。 (※)指定引取場所等での車両特定の為、車台番号の全桁記入をお願いします。 赤マジックで囲む 誤作動防止の為、 ハーネスは必ず ショートさせて ください。 車台番号:TN35-680702 回収ケースに収納 全桁記入! -- 車上作動処理委託契約事業者の皆さまは「手順 2.」以降の作業もお願いいたします -手順 2. 助手席エアバッグ以外のエアバッグ類(運転席・・シートベルトプリテンショナー等)を 車上作動処理する 車上作動処理を行う際は、「ガラス等の飛散防止」「通電時の距離確保と遮蔽物の設置」 「周囲の安全確保」等、安全対策を確実に実施した上で通電してください。 助手席エアバッグを取外した後でも一括作動処理が可能です。 車上作動処理実施後、速やかに処理結果を管理台帳に記入してください。 (備考欄に「助手席(リコール)は取外回収」と記入) エアバッグ類 車上作動処理 管理台帳 2010年10月度 1頁 ① 事務所管理欄(1) No. 車台番号 1 AA1234567890 車名 AAAAAA ② 作業場管理欄 作動処理 実施日 10/1 2 / 3 / 4 / 車上作動方式 個別 処理個数 エアバッグ類 確認者 移動報告引渡日 一括 ○ 3 解体業者名:○○解体△△工場 ③ 事務所管理欄(2) 環境太郎 作動処理した 個数を記入 3 解体自動車引渡先 解体自動車 引渡日 / / / / / / / / 備 考 助手席(リコール)は取外回収 助手席を取外回収 した旨を記入 JARP 2013.04 A-1214 手順 3. 自動車リサイクルシステムへの入力 「一部取外回収・一部車上作動処理」で引渡報告します。 ①〔解体工程 1.10 エアバッグ類処理方法の選択〕 「回収」と「作動」 の両方にチェック します。 ✔ ✔ ②〔解体工程 1.11 および 1.12 エアバッグ類(取外回収)の引渡報告〕 回収ケースを引渡した後、『取外回収』で引渡報告します。 ※ 「処理方法の選択」画面で、 『回収』と『作動』の両方にチェックをした場合、 「車上作動処理」での引渡報告は必要ありません。 (取外回収した助手席エアバッグについて「引渡報告」を行うことで、車上作動処理した エアバッグ類についても「引渡報告」が行われたことが自動的に報告されます) ※ 次の場合についても上記「一部取外回収・一部車上作動処理」で引渡報告します。 一部の電気式エアバッグ類が断線等により作動しなかったため、やむをえず 取外回収し、残りのエアバッグ類を車上作動処理した場合。 手順 4. 管理台帳のエアバッグ類引渡報告日を記入 電子マニフェストシステムで引渡報告(上記、手順 3)が完了したら、管理台帳の 「エアバッグ類引渡報告日」欄にその日付を記入し保管します。 エアバッグ類 車上作動処理 管理台帳 2010年10月度 1頁 ① 事務所管理欄(1) No. 車台番号 1 AA1234567890 車名 AAAAAA ② 作業場管理欄 作動処理 実施日 10/1 2 / 3 / 4 / 車上作動方式 個別 処理個数 ③ 事務所管理欄(2) エアバッグ類 確認者 3 解体自動車引渡先 移動報告引渡日 一括 ○ 解体業者名:○○解体△△工場 環境太郎 11/1 ◇◇破砕株式会社 10/3 / / / / / 取外回収で引渡報告 した日を記入 4 解体自動車 引渡日 / 備 考 助手席(リコール)は取外回収 JARP 2013.04 A-1214 ◆ リコール対象車両が表示される画面 2011 年 4 月以降、自動車リサイクルシステム「解体工程」の画面において、対象車両の 確認が可能なっておりますが、今回新たに対象となった車両についても現在追加作業を 行っており、5 月中旬以降は今回の対象車両についてもご確認いただける予定です。 作業が完了次第ご案内させていただきますので、引き続き対象車両の判別にご活用いた だきますようお願い致します。 解体工程「1.1 使用済自動車/解体自動車の引取報告」画面 リコール対象車両は背景色が「オレンジ」で表示されます。 ◇ リコール対象車両(背景色: オレンジ)については、実車に「改善処置実施済み」を示す ステッカーが貼付されているかご確認ください。 ステッカー有り: 改善処置実施済みなので、助手席エアバッグは通常通り、車上作動 処理できます。 ステッカー無し: リコール対象なので、助手席エアバッグは取外回収してください。 ※ リコール対象車両以外にも背景色が表示される場合があります。 マニフェスト発行取消しのため移動報告を「一時停止中」または「取消申請中」の車両は 背景色が「赤」で表示されるので、混同しないよう特にご注意ください。 万一、事故等が発生した場合は、現場を保存の上、 速やかに自動車再資源化協力機構までご連絡ください!! 自動車再資源化協力機構(業務部) TEL: 03-5405-6155 / E-mail: [email protected] 5
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