YSM-804シリーズ用 無鉛対応・改造キット 既存の静止型自動機が新しい鉛フリー対応機に変身! 既存の静止型自動機が新しい鉛フリー対応機に変身! 外部工場へ持ち出す必要がなく、現保管場所での改造が可能! 外部工場へ持ち出す必要がなく、現保管場所での改造が可能! ■対象機種 ■改造のメリット ●静止式から流れのある内部循環式に変更する事で、槽内の温度ムラを抑えると同時 にハンダ切れが改善され、結果としてハンダ付品質が向上します。 ●温調器を交換する事で、安定時の温度誤差:±1.0℃(理論値)を実現→鉛フリー実装 に要求される厳密な条件管理レベルに合致します。 ●プリヒータを強化する事で、高多層板や放熱性の高い部品が多く配置される高熱容量 基板に対しても一定のスル-ホール上がりを確保します。 横田機械㈱製の自動静止槽 YSM-804N、804D、8045N、8045D (804K、804Ⅱ、804ⅡFV は別途、ご相談下さい) ■補足資料 ・・・・・・各ユニットの改造内容についての重要ポイント解説・・・・・・・ 1)プリヒーター ■ハンダの対流を作り出し、温度ムラを軽減する槽内アクセサリー ①上部ガラス管ヒーター (1kw×6本)を追加 ●チャンバー (ダクト) ②配線仕様変更 (省電力仕様:6→3.5kw) ●攪拌メッシュ 2)ハンダ槽 ①仕様変更 ( 静止型 → 内部循環型 ) ●プロペラ(スクリュー) ② ① ⑤ ④ ③ 3)温調器周辺 No . 名称 材質 ① 攪 拌 メッシ ュ S US 3 0 4 ② プ ロ ペラ ( ス ク リュー ) ③ チ ャ ン バ ー ( ダク ト) ④ セン サ ー 保 護 パ イプ ⑤ ハ ン ダ絞 りバ ー S US 3 1 6 表面処理 カナック 処 理 ①温度表示(アナログ→デジタル) ■上部ヒーター追加で予熱工程を強化 予熱ゾーンの総加熱量を増やす事で、融点の 高い鉛フリーハンダ付に大きく貢献します。 ガラス管ヒーター (1kw)を6本並べた ルーフ状ユニットを 追加する事で、大熱 量供給が可能にな りました。 ↑プロペラ、チャンバー他、内部循環型 に変更するためのアクセサリー類 ②仕様変更(→高精度SSC) ②表面処理 ( 鋳鉄 + セラミックコーティング ) 電源基板など放熱量の 大き基板でも、予熱を 充分にかける事で ある程度のスルー ホール上がりを 確保する事が できます。 ■溶融ハンダ安定時の温度誤差を縮める温調ユニット デジタル温度表示器と高精度温調ユニット(SSC/ソリッドステート コンダクタ)の組合せにより、鉛フリー実装に求められるシビアな 温度管理を充分クリアする精度が得られます。 温度安定後、充分攪拌がなされた状態で±1.0℃(理論値)を 実現しました。
© Copyright 2024 ExpyDoc