資料6 策定委員会議事録概要 - 野洲市

資料6
策定委員会議事録概要
第1回野洲市地域省エネルギービジョン策定委員会
◆日
時
平成17年7月28日(木)14時∼16時
◆場
所
庁
◆内
容
舎
3
階
第
一
委
員
会
室
●市長挨拶(省エネビジョン策定の趣旨説明)
○まちづくりの基本理念は、
『人権と環境を土台に生きる意味が実感できる社会づくり』であり、
人権、環境、協働が3本柱
(環境における中心軸を「エネルギー」と位置づけ)
○今年2月に京都議定書発効、目標達成には 14%の削減が必要
○新エネの強力な推進と、省エネ政策の一層の推進が急務
○ビジョンを協働で策定することにより、持続可能な仕組みができればと願う
●省エネビジョン策定の目的
○地球温暖化の原因、二酸化炭素削減に向けた取組を円滑化し、省エネの加速的な推進を図る
○策定委員会では、ビジョン策定の方針や内容に関する全体的な協議や検討を行う
●委員長挨拶(立命館大学産業社会学部教授
和
田
武
氏)
○京都議定書が発効され、温暖化対策を本格的に踏みださなければならない
○CO2の削減が急務、新エネ普及+省エネの進展が大事
○市全体で推進できるビジョンを
●自己紹介とエネルギーなどに関する日頃の取り組みや思いなど
□NPO、コミュニティー関係
○毎月自治会でエコライフに関する会議をもっている
○海外居住経験があり、そこで得た経験を
○ここでの内容や検討等を、所属するNPOや主婦などに持ち帰り協議しフィードバックする
○生活は、エネルギー問題抜きには考えられることではなく、家庭生活を見直す(待機電力)
○県のエコポイント制度に取組んでいる
○自治会でソーラー発電設置
○資源回収の仕組みを整備し、リサイクルに貢献(廃食油、新聞、アルミ缶、ペットボトル等)
○雨水利用などの地味な取組から省エネアピール、生ごみの堆肥化を継続して取組んでいる
□運輸関係
○地球温暖化の関係で、関連企業が営業するスキー場を廃止する
○エコドライブ(経費節減からスタート)アイドリングストップ装置の設置
料費節減
1,000 本/月の燃
9,231 本
○BDFの使用導入
○公共交通機関を見直すきっかけに
□企業関係
○新エネビジョンの策定に携わり、今回省エネビジョンということでかなり進化してきた
○市の政策課題を共有
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○経済とエネルギーを絡ませる『すまいる市』を運営発行するNPO法人エコロカル
ヤス.
コム立ち上げ活動している(この地域通貨の成果で太陽光発電ほほえみ3号 3.4kw を設置)
○新エネルギーと一体になりながら、どういうインセンティブを付加していくか
○企業人として、学校の教壇にたつ(環境教育を)
○電気事業として、省エネ機器の開発をすることにより、目に見える形で環境貢献を
○家電小売業としてエコ商品の推進(値段は高いが、効率は高い)
○昔の電化商品はよく電気を使っていたため、使用方法の工夫をしてきた
○地球資源をいかに守っていくか
□公共
○ここで話した内容や今後協議する内容については、それぞれのところで協議していただいたな
かで、次の委員会で検討したいと思っている
○平成7年くらいから一貫してエネルギーに注目
○地球温暖化等に対する意識的な変化は大きいが、それを解決するための仕組みがなかった
○新エネと同様に今回も仕組みづくりをしていく中で目標を定めていく
○市においてISO14001 を取得、地域版ISOのような仕組みができれば
●調査の概要
○市内全域を対象に、新市まちづくり計画・新エネルギービジョンと整合性を図りながら
○エネルギー消費現況調査、省エネ可能性調査を行う(アンケートやモニタリングによるヒ
アリングなどにより)
○国内外の先進事例調査
○省エネルギーのための仕組みづくりを
●全体スケジュール
○策定委員会を合計4回開催予定
○委員会だけで策定は考えておらず、それぞれの現場に行き協議等する中で、現実性のある持続
可能な仕組みができれば
○来年の2月末を目処に進める
●第2回委員会
○9月29日に開催予定。省エネアンケートの素案を事前に送付し、それをもとに協議他
●副委員長
○山本博一氏に決定
●その他
○人数が多いため、今後の法運営方法に工夫が必要
○それぞれの立場ごとに、今後協議したい内容を説明
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第2回野洲市地域省エネルギービジョン策定委員会
◆日
時
平成17年9月29日(木)13時30分∼16時
◆場
所
コミュニティセンター野洲
◆内
容
大ホール
●市民アンケートについて
○太陽光発電の設置意向を聞くのなら、太陽熱利用機器についても聞くべき
〇全戸配布か、抽出か?全戸の場合は、設問が多すぎる。
・105 自治会に対し各 10 部、合計 1,050 部を予定。世帯数に応じて重みをつけるかは要検討。
〇アンケート主旨説明文が重要。検討すること。
〇性別・年齢分布に配慮して配布すること。
〇各自、意見があれば、10/5までに事務局まで。
●取組経験の交流
○廃食油回収ボックス整備資金確保のために、県のエコライフ補助金をもらったのがきっかけ。生
ごみの堆肥化を資金として、河川清掃などに取り組んでいる。愛東町の BDF の見学会も行なった。
一家庭だけでは難しい。維持費の確保と参加者を増やしていくための知恵が必要。
○山の環境をどのように整えていくかという視点で活動している。省エネのため、地下水の活用を
考えてはどうか。
○市内で太陽光発電の設置や家庭の省エネ電化製品の普及に取り組んできた。また、企業の省エネ
診断にも取り組んできた。今後、家庭用デマンドコントローラーなどの省エネ機器や家庭の省エ
ネ診断などに取り組んでいきたい。
○家庭用省エネ診断は有効。電気店としても、機器の買い替えなどを勧められる。店舗がかってに
診断事業をすると、営業目的と取られやすく、やりにくい。市で、診断店の認証をしてもらうと
やりやすい。
〇高気密・高断熱といった設備に頼るのではなく、自然に住むスタイルを崩さないことが必要。で
きるだけアナログで、地元でやること。
〇主婦の立場から、ごみや排水問題について考えてきた。意見・経験・提言を交換したり、発表す
る場がない。今のところ、環境を考える会とか、生協しかない。ドイツ方式のように、各世帯で
排出を削減していく必要がある。環境家計簿は面倒で、結局続かない。
〇最初は、環境はむずかしいとの意見もあり、会員全てが環境にと関心があったわけではない。細
かいことやちょっとしたことなどあらゆることに幅を広げて取り組むことにより、だんだん感心
が広がってきている。自分ができることを持ち寄り、体験を誰かに話すことが重要。やったこと
を取り上げてもらうことにより、やる気が出てくる。環境家計簿は何回もやることにより慣れて
くる。
〇県の環境財団のエコポイントを西河原婦人会でやった。最初は、自分の家の事情などが知られる
のがイヤという意見もあったが、電気代が減りポイントが増えると楽しくなる。市でもやっても
らうと広がる。婦人会活動が減ってきているので、これをてこにして、婦人会活動の活性化につ
なげられたら。
〇近江環境保全財団のエコポイント制度等取り組みの説明。野洲市内では、5∼6 団体で取り組んで
いる。
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〇通勤交通の代替手段として、ワンコインエコバス制度をはじめる。市内では、市の委託によりコ
ミュニティバスを運行している。びわこ横断エコバスでは、BDF を積極的に導入し、20%混入し
て運行している。
〇バスは、高いの、便が少ない、などあまり利用しない。ワンコインバスは一歩踏み出した取り組
みとして評価したい。
〇ドイツでは、BDF を5%混ぜた軽油が販売されている。
〇当初は、社員の啓蒙から省エネを始めた。しかし、啓蒙だけでは、最初効果があってもすぐ戻る。
数値目標と実施主体を定めることで、一定の成果が出た。民間が取り組んで、もうちょっと必要
な部分を公共の補助があると良い。
〇廃食油ステーションの経費確保のため、県のエコライフ活動に応募した。EMぼかしや資源回収
事業に取り組むほか、買い物袋の配布、自治会館の屋根に太陽光発電の設置を行なった。資源回
収では、子ども会だけの時に比べ、数倍も集まるようになった。EMぼかしの拡大が当面の課題
だが、市の資源回収補助金が減額されるようなので、新たな資金確保策を考える必要がある。当
面、集積所を倍に増やして対応する。自治会役員の仕事は、雰囲気作り。自治会で「エコライフ
宣言」を出し、各家庭の冷蔵庫に貼ってもらっている。宣言の内容の充実が今後の課題。また、
廃食油の利用促進方法を考えること。
〇家庭の省エネ診断を進めるために、主婦から見た促進法は?
〇はじめるきっかけがほしい。診断に来てもらうと、買わなければ悪い、という気になるので、何
か、自治体がかむ必要がある。また、希望があるところからやるようにすること。
〇市は ISO14001 の認証取得をしている。自治体の ISO である以上、地域全体に普及させていく観点
から、現在の項目を次年度にはどのように改善していくのか、といった視点で認証していくこと
が考えられる。また、企業と、家庭の分担も重要。
〇森林バイオマスエネルギー事業などにもどう取り組んでいくのかが重要。
〇エネルギー管理者・利用者を結ぶ相互ネットワーク事業に取り組んでいる。地域でもこのような
ことができたらいいと思う。
〇アンケートの前文は重要。省エネセンターのパンフを同封してはどうか。
〇(環境財団では)話し合いができる場所を作る予定でいる。2002 年の電力使用量は滋賀県は全国
2位と多い。このようなこともあり、環境出前講座を行なっている。利用してほしい。また、グ
リーン購入制度の視点も入れてほしい。
〇オール電化の普及をやっている。関電は、日本で最も二酸化炭素排出係数が小さい点PRしたい。
また、グリーン電力基金もやっており、太陽光発電設置補助に充てている。
〇オール電化マンションに入っているが、日本料理がやりにくい。
(ガスと)両方できるしくみがほ
しい。
〇都市ガスはまだ家庭に入っていない。省エネには、簡単にできるよう、自動的に省エネできるよ
うな仕組みがほしいと思う。
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第3回野洲市地域省エネルギービジョン策定委員会
◆日
時
平成17年12月8日(木)13時30分∼16時
◆場
所
野洲市役所
◆内
容
●
市民アンケート結果及び事業所アンケート結果について
○事務局よりアンケート結果について説明
● 省エネルギーの仕組み「エコチャレンジ」(案)について
○事務局より省エネルギーの仕組み「エコチャレンジ」(案)について説明
○アンケートの中でさまざまな課題が出ているが、これと「エコチャレンジ」との関係は、並立して
すすめていくと考えてよいか?
○委員会での意見やアンケートの意見を反映させるものと考え方でいる。
○「エコチャレンジ」(案)に賛成。西河原地区での『県のエコポイント』実施状況を見ても、成果が
上がっている。これを来年度から自治会規模に広げる予定。組織作り、資金作りが課題である。
婦人会が消滅しており、コミュニティ再建のためにも良い。
〇事業所アンケートにあったが、事業所ぐるみで家庭での省エネをやっているのが良い。今やって
いる人ががんばっても効果は小さいが、やっていない人がやると効果が大きくなる。その意味で
も「エコチャレンジ」(案)はいいと思う。
〇小南エコライフもかなり経過してきており、委員のモチベーションがなかなかあがらなくなって
きている。新たなモチベーションとしてもいい仕組みだと思う。たとえば、間接的にエネルギー
を減らしていくために、ごみ問題に取り組むとか、何をやるか考えて取り組んでいくことができ
る。また、取り組みをお金に換算することが重要。
〇マンションなどでは、転勤者も多い。10 人以上のグループを結成して 3 年以上は難しい。少人数
からでも始められないか。また、やる内容を考える必要はあるが、小中学校でもやったらどうか。
〇10 名、3 年はむずかしくないか。一人二人からでもできる仕組みを。その意味で、運営面での考
え方は?
〇環境を切口と考え、コミュニティの形成を図るため 10 名としたが、数にこだわりはない。この事
業の主旨は、数字の達成度よりも改善の方向性を重視したものである。
○それだと、ちょっと買い物などで出会ったときに、
「どうだった?」、
「こうなった」
、「だめだった」
などのコミュニケーションができる。
○グループごとでコミュニケーションをとりながら進めてもらえれば。
〇取り組みやすく、間口を広げることが重要。3 年で 10 名にするというのも改善の方向では?また、
学校ぐるみ、保育所ぐるみでの活用も重要。間口を広げるほうが良い。
〇マンションでは、10 人を集めるということがネックになって取り組みにくい。マンションなど外
からの転勤者向けに、住民登録時にPRして、近くにどんなグループがやっているのかを紹介す
る。そして少ない人数でもできるように。
○二人以上がいいのか?
〇省エネ・エコライフは自発的なもの。家庭はくつろぎの場で押し付けられるのは困るという人も
いる。自発的に取り組んでもらうためには、資金面でのインセンティブがあると取り組みやすい。
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自治会の環境活動には資金が必要。
〇税金を使うので目的がないと。一定の基準を設け、PDCAを回す中で省エネルギー推進のため
のモニターとしての経済的インセンティブが考えられる。
〇参加や取り組みの内容など、グループの意向を重視すべき。
〇森林組合としては、側面から支援する方向。たとえば、木などで見栄えの良い雨水タンクを作り、
利用してもらうとか、よしずを作って利用してもらうとか。
〇中小企業はISOをとりたくても、資金面でできない。市から認証してもらえば、それもひとつ
の入り口になる。学校や事業所などで団体としての取り組みが進むことにより、エココミュニテ
ィができればいい。入口は入りやすく、取り組みやすいのが原則。
○取り組みやすくするためには、たとえばこの年はこの項目、来年は別の項目、という様な方法も
ある。環境家計簿がむずかしいのならわかりやすい取り組み事例を。
〇入口を広げるため、最小単位を2人以上に。一般的な基準をつくり、それに加えて応募者側から
の提案も取り入れられるものを考えたい。まず実行してできなかったら、その原因を考え改善す
ることが重要。改善することで継続していくことができる仕組みにしたい。
〇電気の使用量については、有料だが、お問い合わせいただければ、過去1年分の使用量をお知ら
せできる。
〇グループ、学校、役所の課などいろんなセクターからはじめてはどうか?また、アイデアやプロ
セスなどについて表彰するような制度もどうか?成果が出なくてもコミュニティ度がアップする
意味もある。住民参画で公開プレゼン大会などのイべントも実施しては?
〇気候ネットワークでは大学生の小中学校への出前講座をやっている。野洲に住む若者に、今度は
伝える側に立ってやってもらうことも重要では。省エネマイスター制度などをつくり、婦人会や
すまいる市へ出かけていって伝えることなど。
○それでは、まず、人数は 2 人から。3 年はあまり表に出さずに。
○事業所はあくまで認定のみで経済的なインセンティブは無い。ISO 認証取得の費用負担軽減のた
めに位置づけている。将来的には入札参加の条件にも。
○1つのグループをいくつかに分けてやることも良いのか?
○それでいいと思う。たとえば、1 つのグループをテーマごとに 2 つ以上に分けた場合では、一人
が2つ以上のテーマに重複して登録されることも出てくるが、実人数で計算したい。
○マンションは呼びかけるのが難しい。続けることが重要なので、広報などでPRするなど何か工
夫して欲しい。
○県が太陽光発電の売電価格に上乗せ補助を行っているのでこれを宣伝することも良いし、農業用
水を利用した小水力発電など、この仕組みが更なる新エネルギーの推進にもつながると良い。
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第4回野洲市地域省エネルギービジョン策定委員会
◆日
時
平成18年1月26日(木)13時30分∼16時
◆場
所
野洲市役所
◆内
容
■市のエネルギー消費の現状と削減目標(案)について (省エネ-10%
新エネ-10%
計-20%削減が目
標)
○削減目標(案)については、総量ではなく原単位で考えるということはできないか。企業として今
後、業務拡大も考えられるなかで、総量ではつらい。
○家庭部門では、今後も人口が増加する傾向にあり原単位で考えている。産業部門においても原単
位が適当と考える。
○LP ガスの販売店は個人商店が多い。省エネルギーを目標にすると、商売に影響が出るのでは?経
営面での補填などは考えられるか。
〇必要分の消費のなかで、どう経営していくかという視点に立って持続ある発展をしてもらいたい。
〇昨日の新聞にも去年1年の平均気温が史上最高という記事が載っていた。地球温暖化問題は待っ
たなしの状況で、みんなでこの問題に取組まなければならないということをご理解願いたい。
■省エネルギーの仕組み「エコチャレンジ」(最終案)について
〇概要版は全戸配布するのか?
○新聞折込にて全戸に配布する予定である。
○内容自体は大変わかりやすいが、月末にその月がどうだったかを振り返るのは漠然としているの
で、記入方法は、月ごとより、毎日のカレンダー形式ではどうか?
○経験上毎日やるのは、挫折する家庭が多い。
○毎日は難しいという声もあり、底辺を広げることを目標としているので、最初はできる限り簡単
なやり方でいきたいと思っている。
〇今回は車でいうと初心者マークの方を対象としており、少しでも多くの方に取り組んでもらうこ
とを一義と考えている。
○来年度に限っては、どれだけ広げられるかという点で、質より量を目標においた。これも PDCA の
中で改善の方向ということで、一定期間が過ぎればごみ出しカレンダーに付け加えるような形も
考えたい。
○取り組みの組み合わせはどのようになるのか?
〇取り組み例の大項目ごとでお願いしたい。また、部門を越えての組み合わせもありうるとは思う。
広げるという意味で柔軟な方向で対応したい。
〇削減目標が1割だから、それをもっと前面に出しても良いのでは?
○取り組むきっかけ作りがこの事業の目標なので、簡単にしているのが提案の主旨。1割にあまり
こだわらなくても良いのでは。目標はそれぞれが立ててもらったら。
〇1年目はこういう取り組みをやればこういうことができるのか、ということをわかってもらう。
次に、みんなが取り組んで成果を挙げるにはどういう風にすればいいのかを考えてもらう。こん
なやり取りができれば良いと思う。
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〇持続させていくことが大事。ずっと続けてもらうことが重要。
〇3年を一つの目標として、省エネが文化にならないかと考えている。
〇私は、更に1割を減らすのは難しいので、周りに広げることを考えたい。3年持続させられれば、
その先も続くと思う。私たちも最初、細かいデータを集めてやったが、なかなか続かず、簡単に
して、全体でできているかを見るようにしたら続くようになった。続くようになると、細かいデ
ータでも対応できるようになった。
〇徐々に細かなデータが取れるよう、ステップアップする様式の改善も考えたい。
○できるだけ多くのみんなにやってもらうためには、自治会組織などを利用して、各自治会の年間
の取り組みの中に組み込んでは。
〇基本的に自治会で考えてもらうことをベースにしているが、少人数からでもということで考えて
いる。小学校の教育にも活用したい。
〇環境学習の例としてドイツでは学校版 ESCO の例がでていた。年間 80 万円の電気代の削減の例が
出ていた。半分はその学校に還元され、半分は行政に返される。そういう方法も考えられる。
〇コミセンでの削減分をコミセン事業運営に使っている例がある。こうしたことを応用していけれ
ば。
〇ドイツでは学校の省エネルギーで浮いた分の半分を学校の運営資金に使い、残りの半分を新エネ
ルギーに投資している。いろんなレベルのやり方がある。
○節約の例やそのときの金額なども出すとよい。
○省エネの部門で6項目挙がっているが1項目だけでもいいのか?
○基本は大項目1つ全部。
○概要版の新聞折込はよくない。とっていない人もいる。自治会で配るようにしたほうがよいので
は。税金の節約と、自治会で配ることにより、より広く関心を持ってもらえるのでは。
○自治会の方で配ることが了解が得られれば、お願いする。新聞だと会社関係にも配れる。
また、地域版 ISO について積極的にアピールしていきたい。
○市民活動促進課等からも発信してもらいたい。
○小学生でも取り組めるように。
○県で作成している省エネの金額等、資料は提供する。
■野洲市地域省エネルギービジョン報告書構成案、その他について
○省エネルギー導入プロジェクトを入れることをお願いする。
○文化ホールでのガスヒーポンやデマンドコントロール、プールボイラの切り替えなどを検討して
いる。そのほかいくつか検討している。
○10%削減のため市としてどのような機器を入れるのかは事務局の方で検討してもらえば。
○市民もきっちり焦点を当てた省エネルギービジョンを策定するのは初めてで、また、動かす仕組
みまであるのは非常に良いものだと思う。
○新エネルギー分野で全国的に野洲モデルといわれるように、省エネルギー分野でも全国的に発信
してほしい
○推進体制として、市も ISO14000 の中で監査体制をとっている。この中に入れたいので、委員さん
にも参加していただく場合もあるかもしれないのでよろしくお願いしたい。
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