平成25年6月11日 校 章を入 校訓:至誠 れたらど うか? 萩往還 絆を深め 無事ゴール (生徒作品) 5月25日(土)、2年生恒例の「萩往還を歩こう」の学校行事 が天候にも恵まれ無事終了しました。天花坂口を午前8時にスタ ートし、佐々並旭山村広場で昼食。一升谷を下り乳母の茶屋で最 後の休憩。悴坂峠を登り、午後5時には全班が到着しました。 保護者・PTA や、てごの会から約 40 名のご協力を得て安全に 行事が終了できたことに心から感謝申し上げます。 □「萩往還を歩こう」の歴史 萩東中学校がこの歴史の道「萩往還を歩こ う」が開始されたのは平成 19 年度、今年で 7回目となります。▼実は、萩東中が開校し た平成 9 年度から 15 年度までの 7 年間は、 須佐から萩東中までの約35kmを歩く行 事が行われていました。平成 16 年度から3 か年はこうした長い距離を歩く行事は行わ れませんでした。▼その後、長尾齊治校長時 代にPTAからの要望もあり、「萩往還道」 にコースを変更し、実施に至ったという経緯 があります。▼当初、「二十一世紀の森の駐 車場」が出発地点。平成 22・23 年度は「瑠 璃光寺」から、平成 24 年度から「天花坂入 口」に出発地点を変更して今日に至っていま す。このため、距離的には約28kmですが、 歩き初めから急な上り坂であることから、最 初からあまり無理をしないで歩くことが肝 要となります。▼今年のパンフレットの表紙 裏には、松陰先生が、かつて萩から下関まで の赤間関街道を歩いたときに無理をしたた めに発熱した逸話や、一日どのくらい歩いて いたのかという内容が掲載されています。▼ 生徒は、単に歩くだけでなく、幕末の激動期 を駆け抜けた先人に思いを寄せるとともに、 日常見ることのない木々や草花など自然の 美しさにも目をやりながら歩き抜きました。 エラー! 校長 池 田 廣 司 校長 池田廣司 (天花坂口から頂上をめざす) ▼ある生徒は、「萩往還を歩こう」を振り返っ て、 「『時間が経つと、辛い経験は楽しい思い出 にかわり、楽な経験は忘れられる。』この言葉 が言わんとすることは最もだと思います。萩往 還は私にとって避けて通りたい辛い経験でし た。しかし、今は私にとって楽しい思い出の一 つとなりました。今では、 『28km 歩けた!』と いう自信につながっています。」と感想を書い ています。▼今後も、生徒にとって有意義な行 事となるよう、これまでの反省も踏まえて継続 して実施していきたいと考えています。保護 者、関係者の皆様のご理解とご協力に心から感 謝申し上げます。 □プール横の校舎跡地を芝生化 右は、かつて の音楽室、理科 室があったプー ル横の校舎。現 在は、きれいに 芝生化 真砂土が敷かれ て います。 この跡地に鳥取方式によるポット苗 (ティフトン)を 1,500 株植えることとしてい ます。芝生活着後は、砂塵防止及び憩いの場、 スポーツの練習場として活用していきます。 ○期日:6月22日(土)午前9時から (保護者、てごの会、生徒・教職員他) キャリア教育 ~生徒の主体性を引き出す学校行事の工夫~ 今回は3・4・5プロジェクトの「5つのプロジェクト」から「学校行事の充実と体験活 動の活性化」の取組について、紹介します。 5月25日(土)に行われた「萩往還を歩こう」。生徒の主体性を引き出す学校行事の工 夫として、生徒による実行委員会(学級委員と生徒会役員)を組織し、出発式・解散式の企 画運営、予算の使い道の検討、雨天時の企画などを行っていきました。 「17時までに全員が学校に到着する」という目標を達成するために、予算をどう使うか 考えた結果、乳母の茶屋で栄養補給(チョコレートとゼリー)と水分補給(スポーツ飲料) をすることになりました。出発式・解散式の企画運営では、担当の生徒が校長室まで出向き、 校長と打ち合わせを行うなどの準備をしました。 また、事前準備では全員でトラブルシミュレーションを行い、予想されるトラブルにどう 対応するのかも考えました。当日は予想通り、班で分かれてしまうこともありましたが、 「な ぜ分かれてしまったのか」「今後分かれないためにどうすればよいか」を話し合って、修正 しながら歩きました。 「自分たちで決めて、自分たちで責任をもつ」このことは、人生を生きていく上で大切な ことです。今後もこのような機会を増やし、生徒の主体性を引き出す工夫を行っていきたい と思います。 おわりに、生徒の活動を陰で支えてくださいました保護者の皆様、てごの会の皆様、あり がとうございました。 (新谷雅宣) 学力向上 ~テストを振り返って~ 5月23日、24日の2日間、1学期の中間テストが行われました。特に1年生にとっては初め ての定期テストでしたが、当日に向けて十分な準備ができていたでしょうか。6月4日の東中タイ ムでは、全校生徒が自分の取組(計画・過ごし方・授業の受け方・勉強の工夫)について振り返り、 互いに情報を交換し合うという活動を行いました。 ~1年“みんなに相談してみたい勉強の悩み”から~ ○ミスをなくすためにはどうしたらいいですか? ・時間があるかぎり見直しをする。 ・教科書やノートをしっかり見て復習をする。 ○ほかのことに気が散って勉強に集中できない ・机のまわりにいろんなものを置くと気が散るので、机まわりに何も 置かないようにする。 ○勉強にあきてしまったとき、何をしてもう一度勉強に取り組んだか ・勉強と勉強の合間に10分間休憩を入れるということを繰り返す。 ○覚えることが多い教科の勉強法は? ・とにかく書いたり読んだりを繰り返す。 ・単語帳を使う。教科書の大事な部分に線を引く。 仲間にアドバイスをすることによって、自分自身のあり方についても考えることができそうです。 (正司かおる) 生徒指導・教育相談 □ 教育相談より~6月のカウンセリングについて~ 梅雨に入ったものの天気の良い日が続いております。梅雨の晴れ間を惜しむように昼休み のグラウンドは、サッカーや鬼ごっこを楽しむ生徒達の明るい声が響き渡っています。教室 でも新しい仲間と和やかに談笑する姿があちらこちらで見られ、ほほえましい光景委です。 自分のことを他者に話をすることは自分の心の中を整理するのに、とても良いそうです。 「中心に見るものを変えたり、見るときの距離を変えたりすれば、その物の他の面に気づき、 新しい発見の驚きや喜びを味わうことができるだろう。」 上の文は、1年生が今、国語で学習している単元の「ちょっと立ち止まって」の最後の一 文です。自分のことでいっぱいになった時こそ、「ちょっと立ち止まって」物事を別の角度 から見ることも大切かもしれないな、と私自身自分に言い聞かせている次第です。 石 津 カ ウ ン セ ラ ー 来 校 予 定 ( 6 月 ) ◇ 10 日(月)12:00~17:00 ◇ 13 日(木)14:10~17:10 ◇ 17 日(月)14:10~17:10 ◇ 20 日(木)10:00~13:00 ◇ 24 日(月)14:10~17:10 6 月は、少し多めに石津カウンセラーに来ていただくことになりました。各学年、大きい 行事が終わり、お子様も自分自身と向き合う時間を持つことができる時期だと思います。ち ょっとした悩みの相談でも大丈夫です。また、保護者の方の相談も随時受け付けております。 どうぞ気軽に、教育相談担当の齋藤までご連絡ください。スクールカウンセラーの先生にお つなぎいたします。 (齋藤梨恵) □ 情報教育より~携帯音楽プレーヤー・携帯ゲーム機でも~ 6月6日(木)、NTTドコモから講師をお招きして、ケータイ安全教室を実施しました。 情報化社会が進む中で、中学生の携帯所持率が全国的に上がってきています。本校でも、ア ンケートを取った結果、約6割の生徒がインターネットの利用が可能な自分専用の機器をも っていることが分かりました。意外と知られていないのですが、最近では携帯電話やパソコ ンに限らず、携帯音楽プレーヤーや携帯ゲーム機でもWi-Fi環境下であれば、無料でイ ンターネットにつながり、メールやラインなどを利用できます。 これらの情報機器は大変便利であると同時に、知らず知らずのうちに犯罪に巻き込まれた り、甘い判断から加害者になったりという危険性ももっています。一人ひとりが危機意識を もって、正しい使い方を考えて活用してほしいと思います。また、御家庭での声かけもよろ しくお願いします。 (松橋直哉) □ 生徒指導より~交通安全について~【重要】 本校で、登下校中の自転車による交通事故が多発しております。特に、高齢者との接触事 故が多く、怪我をされ「自転車傷害保険」を利用するケースも発生しております。 学校といたしましても、このことを重大事項としてとらえ、日頃からの交通安全指導に加 え、朝の交通立哨等を行っています。御家庭におかれましても、お子様への交通安全の喚起、 御指導のほどよろしくお願いいたします。加えて、いざというときのための保険加入をお勧 めします。学校が窓口となっている保険等についてご質問等ございましたら、担当藤田か教 頭豊島まで、お問い合わせください。 (藤田修治) コミュニティ・スクール ~ 第 1 回推進委員会開催 ~ 5 月 27 日(月)に、本年度第 1 回目の萩東中学校コミュニティ・スクール推進委員 会が開催されました。奥田委員長から来年度の正式発足に向けて、組織作りをしっかりと 行いましょうと、あいさつがあった後、池田校長から、今年度の重点取組事項など学校の 経営方針について、スライドを使って説明があり、委員会での承認を得ました。 また、本年度、萩東中学校では、「心と体プロジェクト」・「学びプロジェクト」・「学校 文化向上プロジェクト」 ・ 「3・4・5(キャリア教育)プロジェクト」という 4 つのプロ ジェクトチームを組織し、学校の課題に取り組んでいますが、全体構想や各プロジェクト の取組などについて、岡田教頭、各プロジェクト長から説明がありました。 その後、オブザーバーを含め推進委員会に参加した約 30 名が、5 つのグループに分か れ、コミュニティ・スクールの体制をどう組織していくか協議しました。どのグループも 活発な意見交換が行われ、話し合いの中から、コミュニティ・スクール発足に向けての課 題が見えてきました。 (斎藤嘉敬) 行事の紹介と生徒の活躍 〔春季県体では、生徒の真剣な表情が感動を生みました〕 先般、5月18日(土)、19日(日)に山口県中学校春季体育大会が行われました。メール配信等でも お知らせしましたが、再度、お知らせします。 団体の部 優 勝 女子剣道部(大会4連覇) 女子卓球部 準優勝 男子剣道部 女子柔道部 ベスト8 男子卓球部 バレー部、男子ソフトテニス部 個人の部 優 勝 安達美希(女子剣道部) 吉光奈菜(女子柔道部) 森田悠暉(男子柔道部) 準優勝 草野菜乙子(女子卓球部) 原彩乃(女子柔道部) 岩崎真弥(陸上競技部) 3 位 正木美紅(女子剣道部) 繁友廉(男子柔道部) 山本有沙(女子柔道部) バスケットボール部、サッカー部、ソフトボール部も健闘しました。 ソフトテニス個人戦は悪天候のため、中止となりました。 ◎生徒の安全を確保するために・・丌審者対策訓練の実施 5月23日に教員対象の丌審者対策訓練を行いました。今回は職員室 から離れている新校舎1階からの侵入を想定したもので、理科室や家庭科 室で授業を受けていた生徒も訓練の様子を見ていました。訓練後は、体育 館で萩警察署職員の方から、丌審者からの被害を防ぐための約束「今日は イカのおすし」の大切さ等について話していただきました。 ◎5月20日、本校の職員(学校図書補助員)として、二宮泰子さんが 着任されました。読書に親しむ生徒が増えることを期待しています。
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