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「磁気センサの基礎(1)」
磁気センサの特徴と用途
磁気センサの特徴と用途
【磁気センサの特徴】
1. 非接触で構成できる
2. 汚れに強い
3. 小型/薄型化が可能
【磁気センサの主な用途】
 位置検出
磁石の有無(ON/OFF)、 移動距離(変化量)
 回転検出
角度/スピード/方向/回転数
 電流検出
電流の有無、 電流量
磁気センサの用途 <位置検出>
 有無検出 (ON/OFF スイッチ)
<開閉スイッチ>
 変動量検出 (移動距離検出)
<レンズ位置検出>
デジタルカメラ;
手振れ補正(レンズシフト方式)
磁気センサの用途 <回転検出>
磁気センサの用途 <電流検出>
 オープン型 (磁気比例型)
磁気センサ
 クローズド型 (磁気平衡型)
磁気センサの種類と特徴
 ホール素子/ホールIC
 磁気抵抗素子(AMR/GMR/SMR)/ MRIC
 リードスイッチ
種類
ホール素子
磁気抵抗(MR)素子
ホールIC
リードスイッチ
MRIC
原理
ホール効果
異方性磁気抵
抗効果(AMR)
巨大磁気抵抗効
果(GMR)
磁気抵抗効果
(SMR)
磁気吸引力
材料
半導体
(InSb/InAs
/GaAs)
パーマロイ
磁性/非磁性
金属の人工格子
半導体
(InSb)
磁性体片
感磁
方向
ホールセンサの種類
 ホール素子 アナログ出力(10~300mV)
 ホールIC
デジタル出力
アナログ出力(0~5V)
種類
ホール素子
駆動電源
定電圧/定電流
リニアホールIC
ホールIC
数100mV程度のアナログ電圧
V
リニアホールIC
定電圧
デジタル出力
アナログ出力(0~Vcc)
V
V
出力
0
B
0
機能
磁場の極性・強さに応じた
アナログ電圧の出力
B
N/S判定、磁石の有無の
判定、
0
B
磁場の極性・強さに応じた
アナログ電圧の出力
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「磁気センサの基礎(2)」
ホール素子の原理と特徴
ホール効果
 歴史
1879年、米国の物理学者エドウィン・ホール(Edwin Herber Hall, 18551938)によって発見された 。
 現象
半導体で、電流(Ic)に垂直な磁場(B)をかけると、電流と磁場の両方に直
交する方向に起電力( VH )が現れる
The output voltage of Hall element has
a linearity against magnetic flux B.
B
VH
IC
Magnetic flux density B
ホール素子の原理
 ホール素子は4端子素子
 出力電圧は磁束密度(B)に比例
 w W
V

     B  Vin
VH =
H μ・(-)・B・Vin
lL
B
4
3
VH
1) 定電圧駆動
W
1
L
d
w; Hallデバイスの長さ
L; Hallデバイスの幅
; 電子移動度
2
Iin
Vin
VH: Hall起電力
Vin: バイアス電圧
Iin : バイアス電流
B : 磁束密度
2) 定電流駆動
Ic  B
R
H
VH V
=H -RH・ B ・ Iin
d
d
RH;Hall係数
ホール素子の材料と特性
 ホール素子の材料-移動度の高い半導体材料
化合物半導体(InSb/InAs/GaAs等)が使われる。
(cm2/Vsec)
感度
バンドギャップ
(eV)
Si
1450
1.12
GaAs
8000
1.43
InAs
InSb
35000
0.33
良
InSb
InAs
GaAs
大
75000
温度
特性
VH:出力電圧
材料
移動度
0.16
T:温度
旭化成のホール素子ラインナップ
 材料
3種類の化合物半導体材料
1. InSb ・・・ HWシリーズ
HW-□□□□
2. InAs ・・・ HQ/HZシリーズ
HQ-□□□□, HZ-□□□□
3. GaAs・・・ HGシリーズ
HG-□□□□
 パッケージ
主なパッケージラインナップ
SOP
SIP
SON
(Small Outline Package)
(Single Inline Package)
(Small Outline Non-lead)
H□-1□□□
H□-3□□□
H□-0□□□
(参考)製品番号の見方
ex) H G – 1 0 6 C
ex) E M – 6 7 8 1
機能、世代、感度など
パッケージ
: 両極検知スイッチタイプホールIC 600系パッケージ
: 両極検知スイッチタイプホールIC EM1系パッケージ
: 低消費電力ラッチタイプホールIC EM1系パッケージ
: ラッチタイプホールIC
700系パッケージ
:ラッチタイプホールIC
600系パッケージ
: 片極検知スイッチタイプホールIC 400系パッケージ
: InSb ホール素子
101Aパッケージ
: InSb ホール素子
300Bパッケージ
: GaAsホール素子 感度:0.22mV/mT・V)
106パッケージ
HG-166A : GaAsホール素子 感度:0.30mV/mT・V
106パッケージ
EM-6781
EM-1781
EM-1712
センサ材料
EW-732
W : InSb
EW-610B
G : GaAs
EW-450B
Q : Quantum wall InAs
HW-101A
Z : InAs
HW-300B
M : Monolithic Si
HG-106C
センサの種類
H : Hall element
E : Hall Effect IC
C : Current sensor
ホール素子カタログの見方(HG-106Cの例)
 基本特性
1. 出力電圧(磁界印加時の出力電圧)
2. 入力抵抗/出力抵抗
3. オフセット電圧(無磁界時の出力電圧)
 パッケージ
•
1ピンに+、3ピンに-の入力を印加してパッケージ表
面にN極の磁石を近づけた時、2ピンに+、4ピンに-
が出力される。
•
パッケージ表面にS極の磁石を近づけた時は出力の
極性は逆になり、2ピンに-、4ピンに+が出力される。
ホール素子カタログの見方(HG-106Cの例)
 感度
– カタログ上は第一象限のみ
表示
– 製品(材料)によって、強磁
場でのリニアリティが異なる
ので、使用環境、目的による
使い分けが必要
出力電圧の磁束密度依存性
(駆動電圧:HW-1V,HG-6V)
出力電圧の磁束密度依存性
(駆動電流:5mA)
1000
1600
1400
HW-108A
800
1000
出力電圧(mV)
出力電圧(mV)
1200
HW-108C
800
600
HG-106C
400
HW-108A
HG-106C
600
400
HW-108C
200
200
0
0
0
100
200
300
磁束密度(mT)
400
500
感度が飽和しない磁束密度
0
100
200
300
磁束密度(mT)
400
: HG > HZ > HQ > HW
500
ホール素子カタログの見方
 温度特性の比較
素子の種類、駆動方法で異なるので要注意
HW-101A
HZ-116C
HQ-0111
Vc:定電圧駆動
Ic:定電流駆動
HG-106C
ホール素子カタログの見方
 不平衡(オフセット)電圧
ホール素子には磁界が無くても出力電圧がある
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「磁気センサの基礎(3)」
ホールICの原理と特徴
ホールICの原理
磁石の有無を判定したい。
 電源をつなぐだけで使いたい。
 高出力モータに使用したい。

ON/OFFスイッチ機能
簡便さ、使いやすさ
ノイズ、耐環境性
 このような目的・要求に応える、ホールIC
ホールIC
ホール素子 + 付加機能回路
種類
ホール素子
ホールIC
リニアホールIC
数100mV程度のアナログ電圧
デジタル出力
アナログ出力(0~Vcc)
V
V
V
出力
0
B
0
B
0
B
ホールICの構造
ホール素子 + 信号処理IC ⇒
EW シリーズ ホールIC
IC
ホール素子
ホールIC
EM シリーズ ホールIC
ホールICの出力タイプによる分類
 ホールIC
 リニアホールIC
ホール素子
駆動電源
デジタル(二値)出力
アナログ出力
ホールIC
定電圧/定電流
数100mV程度のアナログ電圧
V
リニアホールIC
定電圧駆動
デジタル出力
アナログ出力(0~Vcc)
V
V
出力
0
B
0
機能
磁場の極性・強さに応じた
アナログ電圧の出力
B
N/S判定、
磁石の有無の判定
0
B
磁場の極性・強さに応じた
アナログ電圧の出力
ホールICの出力タイプによる分類 <カタログの表記>
ホールICの機能による分類
 スイッチタイプとラッチタイプ
スイッチタイプ(開閉検出)
ラッチタイプ(交番検出)
S極で動作
S極からN極、N極からS極に
磁極が変化した時に動作
S極・N極のいずれでもでも動作
S極とN極を区別して動作
ホールICの基本動作
HIC
磁石
磁束密度 B が
ある値を超えると、出力
はLow。
出力
Bop (Operating Point)
磁束密度 B が
ある値を下回ると、出力
はHigh。
Brp (Releasing Point)
↑
Brp
↑
Bop
磁束密度 B
ホールICの基本動作 <カタログの表記>
旭化成のホールICラインナップ
旭化成のホールセンサの特長
– 各種ホール素子(材料・成膜技術)を持っている
– CMOS/バイポーラのIC設計技術を持っている
– 小型パッケージの製造技術がある
⇒ 多様な特性を備えたホールICのラインナップ
タイプ
構成
材料(Hall素子)
IC駆動
出力動作
EM型
モノリシック
Si
パルス駆動
スイッチ
EQ型
ハイブリッド
常時駆動
リニア
EW型
ハイブリッド
常時駆動
スイッチ
(シリコン)
InAs
(インジウム・砒素)
InSb
(インジウム・アンチモン)
旭化成のホールICラインナップ
ホールICの性能は 「ホール素子」 と 「処理IC」の特性で決まる。
ホール素子
品番
材料
特長
EM-xxxx
Si
ICとの
親和性高い
EQ-xxxx
InAs
中感度
不飽和領域広い
EW-xxxx
InSb
超高感度
処理IC
特長
主なアプリケーション
•間欠駆動
•低消費電力
•超小型
携帯機器などの開閉検出
• アナログ出力
• 安定した温度特性
アナログ入力デバイス、
電流センサ、位置センサ
•常時駆動
•高速動作
DCブラシレスモータの
磁場検出
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「磁気センサの基礎(4)」
旭化成のEM系ホールICの特長
EMシリーズホールICの特長
EM系ホールICの基本特性
 高感度
 少ない特性ばらつき
 小型パッケージ
主なアプリケーション
 位置検出
 回転検出
タイプ
構成
材料(Hall素子)
IC駆動
出力特性
EM型
モノリシック
Si
間欠駆動
スイッチ
(シリコン)
EMシリーズホールICの特性(1)
 パルス駆動 ⇒ 低消費電力化
 オフセットキャンセル ⇒ 特性ばらつきの低減
【Phase1】
【Phase2】
Vh1=Vh+Vos
B
R
+
-
Ic
1
4
R
B
R
2
R+∆R
3
Vh2
Vh1
R
1
4
R
Vh2=Vh-Vos
R
2
R+∆R
3
Ic
∴Vh=(Vh1+Vh2)/2
+
-
※Vosがキャンセルされる。
ただし、切替えクロック分だけ
応答が遅くなる
EMシリーズホールICの特性(2)
EMシリーズは間欠駆動のため
磁界が変化してからホールICの出力が変化するまで遅れがある
(参考)製品番号の見方
ex) H G – 1 0 6 C
ex) E M – 6 7 8 1
機能、世代、感度など
パッケージ
EM-6781
EM-1781
EM-1712
センサ材料
EW-732
W : InSb
EW-610B
G : GaAs
EW-450B
Q : Quantum wall InAs
HW-101A
Z : InAs
HW-300B
M : Monolithic Si
HG-106C
センサの種類
H : Hall element
E : Hall Effect IC
C : Current sensor
: 両極検知スイッチタイプホールIC 600系パッケージ
: 両極検知スイッチタイプホールIC EM1系パッケージ
: 低消費電力ラッチタイプホールIC EM1系パッケージ
: ラッチタイプホールIC
700系パッケージ
:ラッチタイプホールIC
600系パッケージ
: 片極検知スイッチタイプホールIC 400系パッケージ
: InSb ホール素子
101Aパッケージ
: InSb ホール素子
300Bパッケージ
: GaAsホール素子 感度:0.22mV/mT・V)
106パッケージ
HG-166A : GaAsホール素子 感度:0.30mV/mT・V
106パッケージ
EMシリーズホールIC <カタログの見方>
 特性
EMシリーズホールIC <カタログの見方>
 パッケージ
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「磁気センサの基礎(5)」
旭化成のEW系ホールICの特長
EWシリーズホールICの特長
EW系ホールICの基本特性
 高速応答性
常時駆動
オフセットキャンセルなし
 少ない特性ばらつき
主なアプリケーション
 DCブラシレスモータのロータ位置検出
 各種モータの回転検出
 流量計 など
Si Chip
Hall element
タイプ
構成
材料(Hall素子)
IC駆動
出力動作
EW型
ハイブリッド
InSb
常時駆動
スイッチ
(インジウム・アンチモン)
EWシリーズホールICの特長
•高速応答性の測定例(EW-710B)
EWシリーズホールIC <カタログの見方>
 特性
 パッケージ
EWシリーズホールIC <カタログの見方>
プルアップ抵抗の有無
EW-710B
EW-712B
EWシリーズホールIC選定時の注意事項
EW-712B
EW-732
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「磁気センサの基礎(6)」
旭化成のEQ系ホールICの特長
EQシリーズリニアホールICの特長(1)
EQ系リニアホールICの基本特性
 高速応答性
 低ノイズ(高S/N)
主なアプリケーション
 精密位置検知
 角度センサ
 電流検知 など
タイプ
構成
材料(Hall素子)
IC駆動
出力動作
EQ型
ハイブリッド
InAs
常時駆動
リニア
(インジウム・砒素)
EQシリーズリニアホールICの特長(2)


リニアホールICは磁場の強さに比例した電圧を出力します。
ホール素子と基本的な機能は変わりませんが、“使いやすい”点が特
長です。
出力が飽和しないように感度・磁気回路の設計が必要。

Switch type Hall IC
Linear Hall IC
Vcc
Vcc
Reg
Vo
H
Vo
Out
Out
L
B
Gnd
1/2Vcc
B
Gnd
EQシリーズリニアホールICの特性(1)
特長





レシオメトリック・アナログ出力
高速応答: Typ. 3µs
高感度 : 65mV/mT (Vcc=5V)
良温度特性 :±5%
低出力ノイズ:5mV (peak-to-peak )
磁気的及び電気的特性(EQ-431L)
Parameter
動作電圧
消費電流
中点電圧
磁気感度
応答時間
conditions
min
3
2.35
50
90% 到達
typ
5
9
2.5
65
3
max
5.5
12
2.65
80
5
unit
V
mA
V
mV/mT
µs
感度の温度係数
全温度範囲(-30-100)℃
-5
0
5
%
中点電圧の温度係数
全温度範囲(-30-100)℃
-0.5
0
0.5
mV/ oC
EQシリーズリニアホールICの特性(2)
40
30
EQ-431L 5V const voltage drive
HG-166A 5mA const current drive
HG-166A 6V const voltage drive
20
10
0
-10
-20
-30
5%
Change rate from 25deg C
-40
-50
0
50
100
Temperature (deg C)
150
Frequency characteristic
Response
90%
Magnetic sensitivity change rate(%)
Vcc=5V
5
4.5
Vcc=4V
4
3.5
Vcc=3V
3
2.5
2
1.5
1
0.5
0
-50 -40 -30 -20 -10 0 10 20 30 40 50
Magnetic field density [mT]
Temperature dependency of Sensitivity
Rise up
3us
Input MFD
Fall down
3us
90%
Output voltage
90%
90%
0.5V/div ( Output voltage
)
5 us/div
Change of output voltage (%)
Output voltages(V)
Output voltage vs magnetic field density
5
0
-10
-20
-30
-40
-50
10
EQ-731L
EQ-431L
100
1k
10k
100k
Frequency (Hz)
1M
EQシリーズリニアホールICの特性(3)
EQ-430L/730L
EQ-432L/732L
EQ-431L/731L
EQ-433L/733L
使用可能な磁場範囲が製品によって異なるので注意が必要
EQシリーズリニアホールICの特性(4)
応答性
出力ノイズ
中点電位の温度特性
感度の温度特性
±3.0%
Output
中点電圧変動 (mV/℃)
Input
150
10
感度変動 (%/℃)
5mV
5µs
1V
(AKM)
EQ-731L
15
200ms
5
0
-5
-10
65 mV/mT
-15
-50
3µs
0
50
100
±0.25mV/℃
100
50
0
-50
-100
-150
-50
150
5µs
Output
100
150
150
±4.0%
10
±0.30mV/℃
100
中点電圧変動 (mV/℃)
0.2V
感度変動 (%/℃)
A社
200ms
50
周囲温度 (℃)
15
5mV
0
周囲温度 (℃)
5
0
-5
-10
50
0
-50
0
50
100
150
-50
-100
-15
4µs
-50
0
50
100
周囲温度 (℃)
15
200ms
Input
Output
150
±2.5%
10
20µs
0.5V
5
0
-5
-10
50 mV/mT
-150
150
周囲温度 (℃)
感度変動 (%/℃)
5mV
Input
中点電圧変動 (mV/℃)
31 mV/mT
27µs
±0.15mV/℃
100
50
0
-50
-100
-150
-15
-50
0
50
周囲温度 (℃)
100
150
-50
0
50
周囲温度 (℃)
100
150
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「磁気センサの基礎(7)」
ホール素子とホールICの使い分け
ホール素子とホールICの使い分け
ホール素子とホールICは
 目的
 使い勝手
 使用環境
によって、一般的には使い分けられています。
ホール素子
ホールIC
リニアホールIC
目的
• 磁場の強さを測定したい
• ゼロ磁場を検出したい
• 小型の超精密位置検出をし
たい
• 磁石と組み合わせて非接
触スイッチを作りたい。
• 磁石の回転を検出したい。
• 磁場の強さを測定したい
• 磁石と組み合わせて角度セ
ンサなどを作りたい
使い勝手
電源駆動方法、信号増幅回
路の選択、調整が必要
目的に応じた部品を選択すれば、電源を供給するだけで、
基本的には動作可能
使用環境
• 出力電圧が小さいので出力
信号を引き回すとノイズの
影響を受け易い。
• 使用温度の変化によって特
性が変化するので、設計時
に十分な検討が必要。
• ホール素子の出力をホールIC内部で増幅等処理するので
ノイズの影響を受けにくい。
• 使用温度範囲内であれば、一定の性能を保つように作ら
れているので、設計が容易。
ホール素子とホールICの使い分け
 目的・用途による使い分け
• 開閉検出センサ
:EW系、EM系ホールIC
• 開閉ポジションセンサ(角度センサ) :EQ系リニアホールIC
• 高精度角度センサ
:HG系ホール素子
 使用環境による使い分け(ノイズ環境)
•
•
•
•
小型ファンモータ
小型フローメータ
家電用パワーモータ
ACモータの回転検知
:HW系ホール素子
: 〃
:EW系ホールIC
: 〃
まずは、目的の機能がホールICで実現可能かどうか検討する。
ホールICで実現困難な時に、ホール素子の活用を検討する。
ホール素子が使われる例
DVDスピンドルモータ
3pcs Hall
elements
PC用ファン
1pc Hall
element
ホールICが使われる例
洗濯機
3pcs Hall IC
電動工具
3pcs Hall IC
ホールICが使われる例
エアコン
室内機ファンモータ
室外機ファンモータ
3pcs Hall IC