1 西宮市地域子育て支援促進事業実施要綱 (目的) 第1条 核家族化や

西宮市地域子育て支援促進事業実施要綱
(目的)
第1条
核家族化や近隣関係の希薄化が進行する中で、子育て中の親の孤立化を防ぎ、育児に
関する悩みや不安を解消し、また、育児不安が原因となる児童虐待を防止するなど、保
育所を通じて在宅児童の子育てを地域で支援することを目的とする。
(適用)
第2条
この要綱は、前年度中に民間保育所から申請のあった地域子育て支援事業のうち、市
が認めた事業(認定事業)及び申請に対し原則市が許可する事業(許可事業)に適用し、
予算の範囲内において助成金を交付する。
(対象児童等)
第3条
児童福祉法第24条の規定による保育の対象とならない在宅の親子とする。また、参
加者の選定については、初めて参加する親子を優先する等より多くの親子が参加できる
よう配慮する。
(事業内容及び助成単価等)
第4条
事業内容、助成単価等は別表のとおりとし、国及び県制度の動向を踏まえ、毎年、見
直すものとする。〔1〕〔2〕〔3〕
(利用定員)
第5条
実施保育所は、あらかじめ利用定員を定めるが、当該保育所の保育に支障をきたさな
い範囲で、弾力的に対応できるものとする。
(他の助成金との調整)
第6条
同事業について、民間保育所が市以外の助成金を受け取る場合は、市は助成金を交付
しない。ただし、実施内容が異なる場合はその限りでない。
(費用の負担)
第7条
保護者は、実施保育所で提供される給食代等実費相当分は負担しなければならない。
(実績報告)
第8条
実施保育所は、第1期(4∼7月)終了後、第2期(8∼11月)終了後、及び事業
完了後、市の指定する所定の報告書を提出しなければならない。〔3〕
1
(支払について)
第9条
第4条別表の規定する補助単価のうち基本額については、西宮市民間保育所助成金交
付要綱第6条の規定に準じて支払う。同補助単価のうち加算額については、事業完了後
に支払うものとする。〔3〕
(事業評価)
第10条
市は、地域子育て支援事業評価委員会を設置し、実績報告書の検証、事業内容の効
果、改善すべき点等を協議し、翌年度の事業運営に反映させるものとする。
(その他)
第11条
この要綱に定めるもののほか、事業の実施に関して必要な事項は、市長が別に定め
る。
付則
1.この要綱は、平成18年4月1日から施行する。
2.この要綱は、平成19年4月1日から施行する。
3.この要綱は、平成22年7月1日から施行する。
付則
〔1〕この要綱は、平成19年4月1日から施行する。
〔2〕この要綱は、平成20年4月1日から施行する。
〔3〕この要綱は、平成21年4月1日から施行する。
2
別表 西宮市地域子育て支援事業〔4〕
内 容
①地域交流
必
須
条
件 ② 育児相談(常時)
※西宮市地域子育て支援事業について、定員規模により補助要件を「A:小規模園(45名以下)、B:中規模園
(90名以下)、C:大規模園(91名以上)」とする。但し、小規模園及び中規模園がより規模の大きな補助要
件で事業を実施した場合、補助要件に応じて助成額を増額するものとする。
要 件
(最低参加者数等)※1
地域のお年寄りや地域の中高生との共 年2回以上行う。
同活動を通じて異世代交流を実践す
る。
地域の子育て家庭の保護者や児童等
(以下「子育て家庭」という。)に対
する相談指導を行うとともに、各種子
育てに係る情報の提供、支援の調整を
行う。
①来所、電話及び家庭への訪問等、子育て家
庭の状況に適した方法により実施すること。
②定期又は随時の電話連絡等により、その家
庭の状況などの把握に努め、それに応じて
適切な相談指導ができるよう実施計画を作
成すること。
③保健相談等も常時実施することとし、必要
に応じて疾病の予防、食育に関すること、
健康増進に必要な保健上の注意・助言等を
与えること。
児童福祉法第24条の規定による保育
の実施の対象とならない児童を対象
に、保育所で体験保育を実施する。
(7)の子育て地域応援事業実施園は
除く
①保護者が利用しやすい日(土日祝日も可)
を選定して実施する。
②児童の発達の観察や該当する親子の抱える
悩みや問題点を適確に把握し、指導計画又
は保育計画を策定した上で必要な支援を行
う。
年3回以上、1回3日以上(全園共通)
A:1回同一児童3名以上
B:1回同一児童4名以上
C:1回同一児童6名以上
(1)短期体験保育
(許可事業)
<全事業共通>
①事業の実施について、地域
住民に対して情報紙・表看板
の設置等を通じて周知の徹底
を図る。
①児童に対しては、集団活動
を通じた子ども相互の関係づ
くりや基本的な生活リズムの
習得などの効果等が期待され
る計画を策定する。
②保護者に対しては、離乳食
等の調理方法や食事の食べさ
せ方・タイミングや絵本の読み
聞かせ等の遊びの習得、子ど
もの発するサインの理解など
の効果等が期待される計画を
策定する。
(2)子育て教室の開催
(許可事業)
年3回以上行う。
A:登録者5組以上
B:登録者7組以上
C:登録者10組以上
年度途中に辞退者が出た場合
は、再募集する等、適宜対応
すること。
中間報告及び実績
報告時の提出書
※3
①子育て様式
1,2
②事業の実施に当たって、保
育所事業グループ、子育て総
合センター地域内の保育所、
児童相談所、保健所、児童・
民生委員、他の児童福祉施
設、幼稚園等と連携を密に
し、効果的な事業実施が可能
となるよう配慮する。
③特に、ベビーホテルを利用
している親子やひきこもり親
子等がこの事業に参加し易い
よう、積極的に働きかける。
地域の子育て家庭を対象に、予め受付
先着順又は抽選等により決定し、年間
を通じて各種保育園での行事等に決定
した登録者を招待する。
(7)の子育て地域応援事業実施園は
除く
補助単価
※2
留意点
−
②子育て様式
4
A:10万円
B:13万円
C:20万円
左記要件以上に事業を実施した
場合、最低要件を超えて事業を
子育て様式
実施した1日につき下記の金額
1,2,3
を補助するものとする。
但し、1回当たりの開催日数は
3日以上とする。
A:1万円
B:1万5千円
C:2万円
6万円
左記要件以上に事業を実施した
子育て様式
場合、最低要件を超えて事業を
1,2,3
実施した1回につき下記の金額
を補助するものとする。
2万円
別表 西宮市地域子育て支援事業〔4〕
内 容
(3)育児講座(許可事業)
※西宮市地域子育て支援事業について、定員規模により補助要件を「A:小規模園(45名以下)、B:中規模園
(90名以下)、C:大規模園(91名以上)」とする。但し、小規模園及び中規模園がより規模の大きな補助要
件で事業を実施した場合、補助要件に応じて助成額を増額するものとする。
要 件
(最低参加者数等)※1
子育て家庭に様々な保育サービスに関
する適切な情報を提供し、必要に応じ
年2回以上行う。
て紹介等を行う。
子育て総合センターと連携・
(4)地域の子育て情報誌の
(1回A4、2ページもしくはB4、1ページ
(7)の子育て地域応援事業実施園は
協力体制のもと、地域の保育
以上・200部以上)
発行・配布(許可事業) 除く
資源の状況を把握する。
(5)園庭開放(許可事業)
子育てサークル活動等を行う者の育
年2回以上行う。
成・支援を行う。
(6)子育てサークルの
(7)の子育て地域応援事業実施園は (1回親子10名以上)
育成・支援(許可事業) 除く
(7)子育て地域応援事業
(認定事業)
(8)その他市が認めた事業
(認定事業)
上記(1)∼(6)を実施する。
2万円(HP掲載:2万5千円)
左記要件以上に事業を実施した
場合、最低要件を超えて事業を
配布物のコピー
実施した1回につき下記の金額
を補助するものとする。
1万円(HP掲載:1万1千円)
補助要件の内「週1回以上、
1回2時間以上」を満たさな
い場合、参加者数で確定した
実績金額を按分する。
1万2千円
左記要件以上に事業を実施した
場合、最低要件を超えて事業を 子育て様式
3
実施した1名につき下記の金額
を補助するものとする。
560円
子育て家庭が育児に関する情
報交換や子育ての相互協力等
を行うサークル及び子育て家
庭や地域の保育所に協力する
子育てボランティアの育成・
支援を行うこと。
10万円
左記要件以上に事業を実施した 子育て様式
場合、最低要件を超えて事業を
1,3
実施した1回につき下記の金額 活動内容が確
を補助するものとする。
認できるもの
5万円
地域の子育て家庭等が自由に交流できるスペー 上記(1)∼(6)と同様
スを週5日・2時間以上提供すること。
上記(1)∼(6)の最低参加者数等を満た
すこと
先駆的な取り組みを実施して地域の子 内容を事前に市に申請し、市が認めた事業のみ 認定は1年限りとする。
育てを支援する。
対象とする。
※1 最低参加者数等要件に満たさなかった場合は、補助単価を回数及び最低参加者数等で按分する。 〔1〕
※2 1園当たりの補助額の上限は200万円とする。ただし、各メニュー毎の上限は設けない。 〔4〕
※3
中間報告及び実績
報告時の提出書
※3
2万5千円
左記要件以上に事業を実施した
場合、最低要件を超えて事業を 子育て様式
実施した1回につき下記の金額
1,2,3
を補助するものとする。
2万5千円
地域の子育て家庭を対象に、子どもの
成長発達や子どもとの具体的な対応・
年1回以上行う。
接し方等、育児に関する講座を行う。
(1回6組以上)
(7)の子育て地域応援事業実施園は
除く
保育所の園庭を定期的に開放すること
で地域の子育てを支援する。
(7)の子育て地域応援事業実施園は 週1回以上、1回2時間以上行う。
(年間20名以上)
除く
補助単価
※2
留意点
子育て様式3 「参加者名簿」については、氏名・住所・連絡先等の記載があれば任意様式可能。
A:31万7千円
B:34万7千円
C:41万7千円
50万円(上限)
上記(1)∼
(6)と同様
適宜報告書を
作成