地球温暖化対策計画書 - 横浜市

細則第37号様式(第2条第48号)
(総括票)
地球温暖化対策計画書
平成22年11月22日
(提出先)
横浜市長
住所 横浜市栄区田谷町1
住友電気工業株式会社
氏名 横浜製作所 所長 猪石家正
(法人の場合は、名称及び代表者の氏名)
横浜市生活環境の保全等に関する条例(以下「条例」という。)第144条第1項の規定により、次のとお
り提出します。
1 地球温暖化対策事業者等の概要
事業者の氏名又は名称 住友電気工業株式会社
( 代 表 者 の 氏 名 ) 代表取締役 松本 正義
事 業 者 の 主 た る
大阪市中央区北浜4丁目5番33号
事 業 所 の 所 在 地
大分類
E 製造業
中分類
23 非鉄金属製造業
主 た る 事 業 の 業 種
条例施行規則(以下「規則」という。)第89条第1項第1号該当事業者
規則第89条第1項第2号該当事業者
該
当
す
る
事 業 者 の 要 件
規則第89条第1項第3号該当事業者
地球温暖化対策事業者以外の事業者(任意提出事業者)
原油換算 エネ ルギ ー使 用量
17,818
kl
自 動 車 の 台 数
台
2 計画期間
平成22 年度 ~
平成24 年度
3 温室効果ガスの排出の抑制等を図るための基本方針
住友電工グループは「Action ECO-21フェーズ4(2010~2012年度の全社環境保全活動)」の中で、CO2排出量を
「2012年度で 2009年度比、原単位6%削減」を掲げ活動に取り組んでいる。横浜製作所もISO14000の仕組みの中
で、原単位6%削減を目的・目標に掲げ取り組んでいる。進め方は、製作所内の各部門毎に、テーマを見出して取
り組むやり方を過去から継続している。本社組織による支援活動として、省エネ専門部隊が主要工場を診断した結
果を基に、改善事例集や改善提案集、省エネ機器集を作成しHPへ掲載した上で教育も実施しており、各部門が自
部署のテーマを発掘しやすくなるような環境ができている。
このやり方は今後も継続するが、当、横浜製作所は横浜市の本制度の重点対策も、該当する項目は計画期間内に
全て実施することで、より効率的に対策を進めていく。
大きな効果を持つ設備の更新として、H23年度に、設置後24年を経た冷凍機の更新を予定しており、基準年
度排出量の2%以上のCO2削減を見込んでいる。
(A4)
細則第37号様式(第2条第48号)
(総括票)
4 推進体制
横浜市内の事業所は横浜製作所のみである。
【】内が本制度に於ける役割を示す。
本社
エネルギー管理統括者
(環境担当役員
生産技術本部長)
=【計画管理責任者】
エネルギー管理企画推進者
(生産技術本部
安全環境部省エネルギー推進室長)
・・・
他地区製作所
他地区支店・
営業所等
・・・・・・・
横浜製作所
【計画推進責任者】
(生産技術本部
設備技術部
横浜設計G主席)
=【技術管理者】
【推進責任者】
(横浜製作所長)
5 公表の方法等
ホ ー ム ペ ー ジ
アドレス
閲覧場所
窓
口
で
閲
覧
所在地
住友電気工業(株)横浜製作所 西門 及び 安全環境G
横浜市栄区田谷町1番地
閲覧可能時間 8:30 ~ 17:00 (土・日を除く)
冊子名
冊
子
入手方法
そ
の
他
(A4)
細則第37号様式(第2条第48号)
(総括票)
6の1 温室効果ガスの排出の抑制に係る目標等の状況(第1号及び第2号該当事業者)
基準排出量
基 準 年 度
(H21年度) 調 整 後
30,409 t-CO2
基準原単位
24,984 t-CO2
t-CO2/
t-CO2/
目標原単位
目 標 年 度
目標排出量
%
削減率
%
29,497 t-CO2 削減率 3.0
(H24年度)
基準年度比原単位で6%削減を目標に活動を展開している。その結果として総量で3%の削
減を見込んでいる。
大きな効果を持つ設備の更新として、設置後24年を経た冷凍機の更新を予定しており、基
排出の抑制に係 準年度排出量の2%以上のCO2削減を見込んでいる。(平成23年度稼働予定)
る目標の設定の その他に、変圧器更新、ボイラー更新、厚生建屋(食堂)建て替え等を計画中である。
考え方
住友電工グループ全体としてのCO2削減目標は原単位で基準年度比6%削減である。
その他ガス削減 その他ガスについてはグループ全体の目標は基準年度比3%削減である。本活動に大きく寄与
目標、事業者全 する地域は別の地域である。
体としての目標
等
6の2 温室効果ガスの排出の抑制に係る目標等の状況(第3号該当事業者)
基
(
目
(
準
標
基準排出量
年 度
年度) 調 整 後
年 度
目標排出量
年度)
t-CO2
基準原単位
t-CO2
t-CO2 削減率
t-CO2/
t-CO2/
目標原単位
%
削減率
%
排出の抑制に係
る目標の設定の
考え方
その他ガス削減
目標、事業者全
体としての目標
等
(A4)
細則第37号様式(第2条第48号)
(総括票)
7 事業所等における温室効果ガスの排出状況
基準年度
事業所等の規模
(原油換算エネルギー使用量)
排出量の合計(t-CO2)
事業所等の数(所)
3,000kl以上
1
30,409
1,500kl以上 3,000kl未満
0
0
500kl以上 1,500kl未満
0
0
500kl未満
0
0
1
30,409
合計
8 自動車における温室効果ガスの排出状況
基準年度
自動車の区分
排出量の合計(t-CO2)
台数(台)
普通貨物自動車
小型貨物自動車
大型バス
マイクロバス
乗用自動車
合計
低公害かつ低燃費な車の
導入割合(%)
0
0
%
(A4)
細則第37号様式(第2条第48号)
(総括票)
9 重点対策の実施状況
重点対策
第
1
号
及
び
第
2
号
該
当
事
業
者
基準年度
計画期間
1 推進体制の整備
実施中
計画化
H22年度
主要なエネルギー使用設備の
2 更新等の検討
実施中
計画化
H24年度
3 機器管理台帳の整備
実施中
計画化
H23年度
4 照明設備の運用管理
実施中
計画化
H23年度
5 エネルギー使用量の把握
実施中
計画化
H23年度
6 各種図面の整備
実施中
計画化
H23年度
7 外気導入量の適正管理
実施済
8 フィルター等の清掃
実施中
ポンプ、ファン及びブロワー
の適正な流量管理
変圧器の需要率管理、効率管
10
理
9
4事務所
計画化
H22年度
実施済
さらに2台を高効率へ切り替える(H24年度)
実施済
115台、H22からの5年間で約半数を更新予定
計画化
H24年度
11 室内温度の適正管理
実施中
12 地下駐車場の換気管理
非該当
13 照明設備の高効率化
実施中
14 事務所機器の待機電力管理
実施済
15 機器性能管理
実施中
計画化
H24年度
16 冷凍機の冷水出口温度管理
実施中
計画化
H23年度
17 燃焼設備の空気比管理
実施中
計画化
H23年度
18 排出ガス温度の管理
実施済
15台
19 蒸気配管のバルブ等の保温
実施済
3カ所
20 工業炉表面の断熱強化
非該当
炉は強制的に冷却している。
21
コンプレッサの吐出圧の適正
化
22 コンプレッサの吸気管理
第
3
号
該
当
事
業
者
備考
地下駐車場無し
計画化
H24年度
6事務所
実施中
計画化
H23年度
実施中
計画化
H23年度
23 推進体制の整備
24 自動車の適正な使用管理
25
エネルギー使用量等に関する
データの管理
26 エコドライブ推進体制の整備
27 自動車の適正な維持管理
(A4)
細則第37号様式(第2条第48号)
(総括票)
10 再生可能エネルギー利用設備等の導入状況
番号
1
設備機器の種類
導入年度
太陽光発電
H10
性能等
2.2トン/年のCO2削減効果
備考
13000kWh/年*0.339*0.5
2
3
4
5
11 クレジット等に関する取組状況
番号
種
類
年度
オフセット対象範囲
特定温室効果ガス換算量
備考
1
電気の使用
H21
横浜製作所
5423(t-CO2)
東京電力
2
再エネの利用
H21
横浜製作所
2(t-CO2)
太陽光発電
3
4
5
12 その他の地球温暖化を防止する対策の実施状況
以下のテーマについてISO14000の仕組みの中で目標を掲げ取り組んでいる。
・水使用量の削減
基 準 年 度 ま で の 対 策 ・ゼロエミ推進と廃棄物排出量削減への取り組み
環境家計簿をつけて家庭からのCO2削減に取り組むECOライフ活動を展開中。
・上記の活動継続
・ECOライフ活動では定量的な削減目標をたてた取り組みを展開する。(横浜製作所の社員
の家庭から720トン削減。住友電工グループとしては家庭から5000トン削減)
計 画 期 間 内 に ・当社のECOライフ活動の取り組みを環境教育として地域住民等へ紹介
実 施 す る 対 策
13 計画等に対する自己評価
該当する重点対策に全て取り組んで行く計画とした。
従来からの各工場の改善テーマの発掘の仕組みに加えて、重点対策を実施することにより、より堅実な改善を推進
することができるものと期待している。
尚、横浜製作所は特定温室効果ガス削減実績事業者である。
平成14年度CO2排出量42,333トンを平成21年度には30,409トンにまで削減できている。
削減した理由は、ISO14000の仕組みを活用した継続的な取り組みであり、主な個別の取り組みは
・フリークーリングシステムの導入、・空調機温湿度不感帯制御導入、等である。
(A4)