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News Release
平成20年3月吉日
学会発表
『第6回 国際鳥インフルエンザサミット(インドネシア バリ島)』にて、
新型インフルエンザ感染対策の研究成果を発表
大幸薬品株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:柴田仁)は、平成 20 年3月 27 日~28 日、
インドネシアのバリ島で開催される『第6回 国際鳥インフルエンザサミット(6th International Bird Flu
Summit)』にて、新型インフルエンザ感染対策として、“二酸化塩素”に関する当社の研究成果を発表
致します。また、会期中は、研修成果の発表に加えて、『プラチナブース』と呼ばれる展示スペースで、
当社の感染管理商品シリーズの紹介も行ないます。
“H5N1型”をはじめとする高病原性鳥インフルエンザウイルスが変異し、
“人から人へ”と感染を
拡大させる新型インフルエンザ。その脅威について危惧されている点の一つが、航空機をはじめとする、
“短時間、大規模、地球規模での人の移動”を実現するほどに発達した現代の交通網により、局地的に
発生した“新型インフルエンザ”が、急速に世界的大流行(パンデミック)へと発展する可能性です。
このような懸念もあるなか、今回で 6 回目を迎える『国際鳥インフルエンザサミット』。当社では、
『インフルエンザに対する二酸化塩素ガスウイルス除去システム(Chlorine dioxide gas disinfection
system against influenza virus)』と題し、
「閉鎖空間におけるウイルス感染予防システムとして、
“二酸化
塩素ガス”が安全かつ有効であることを確認した動物実験の結果」および「質量分析器などを用いた
生化学実験による、
“二酸化塩素”のウイルスに対する不活化メカニズムの解明」について、当社研究所
の医学博士である緒方規男(おがたのりお)が報告致します。なお、今回発表する内容は、関連する
論文が海外の専門誌『Journal of General Virology』や『Biochemistry』に掲載されるなど、各方面より
ご注目を頂いております。
『正露丸』に続く、第二の柱として、
“二酸化塩素特許技術”を活かした“感染管理事業”に取り組ん
でいる当社では、ウイルス除去、除菌・消臭機能を持つゲル剤や液剤である『クレベリン』シリーズ、
二酸化塩素ガス発生装置『リスパス』シリーズなどを製造・販売しています。同時に、その主成分である
“二酸化塩素”について、インフルエンザウイルスをはじめとした様々な感染症への有効性・作用メカ
ニズムなどの研究を続けており、今回発表する内容も、その研究成果の一つです。
当社では、今後も安全性・臨床研究など積極的な研究開発を行い、当社商品を通じて、世界のお客様
に健康で快適な生活を提供することを目指して参ります。
● 『第 6 回 国際鳥インフルエンザサミット』については、下記をご参照下さい
http://www.new-fields.com/birdflu6/index.php
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