プレスリリース-2.CWJ [v6..cwk - 会津・漆の芸術祭2010-2012

福島県立美術館 コレクション特集: 「ふるさと・祈り・再生」
このたび福島県立美術館は、25年余りの間に収集してきたコレクションを、関根正二、ワイエス、斎藤
清などの作品を中心に、「ふるさと」「祈り」「再生」 という3つのテーマでご覧頂きます。
福島の美しい自然の中に、ふるさとへの思いを求めてやまない画家たち。絶望のなかで、それぞれの神
に、草木に、愛するものたちへ、ささげる祈り。そして閉塞する社会のなかで、現代の作家たちが迷いな
がら歩き続ける、再生への道。
私たちは今、かけがえのないものを失い、出口の見えない不安に日々苛まれています。こんな時にこ
そ、悲しみや希望を紡いできた美術は、心によりそうはずです。県民一人一人のものである美術作品に
よって、少しでも力を持っていただきたい。それが美術館の出来ることのひとつだと考えました。
福島という風土は、豊かな美術を生み、育ててきました。そして、これからも発信し続けます。
コロー《ヴィル・ダヴレー》1873年
酒井三良《左義長》1920年
○「ふるさとへ帰る」
酒井三良《左義長》《村芝居》
斎藤清《会津の冬》《地の幸》
角田磐谷《福島八景十勝》
のうち、浜通りの風景
小関庄太郎《田舎の風景》
吉井忠《雪の安達太良山》
アンドリュー・ワイエス
《松ぼっくり男爵》
コロー《ヴィル・ダヴレー》
など
○「祈り」
関根正二《信仰》《風景》
村上華岳《菩薩》《早春風
景 》
岸田劉生《地》
版画集《月映》
死によりてあげらるる生
ジョルジュ・ルオー《ミセ
レーレ》
ベン・シャーン《マルテの手
記》など
○「再生へ」
上野泰郎《きのう・きょう・あした》
田渕安一《豊穣の樹》
大岩オスカール《トンネルの向こうの
光 》
ヤノベケンジ《ラッキードラゴン構想
模型》など
会期:平成23年4月26日(火) 5月22日(日) ※都合により会期の延長あり
会場:福島県立美術館 常設展示室 開館時間:9:30-17:00(入館は16:30まで)
料金:一般260円(20名以上の団体料金210円)高校生以下無料
同時開催「スタジオジブリ・レイアウト展」(料金別)
連絡先:960-8003 福島市森合字西養山1 福島県立美術館 024-531-5511 会津・漆の芸術祭2011 ~東北へのエール~
福島県立美術館 「福島県立美術館 コレクション特集: 「ふるさと・祈り・再生」」