「夏」映画制作作品唱歌「ふるさと」を巡る旅脚本・監督　添谷泰一 CAST 亀尾佳宏　柿原直旗　加藤裕美　林　一博　佐々木道乃　深堀久美子吉田章一　ビルバルバ　Chelip　谷本耕治　井谷優太　深堀賢太朗　河下哲志　ゴスペル・オーブ　高橋智美　合唱団こさじ　森田さやか　THE COMIN’ STAFF 制作　渡辺綾子　撮影　田村博文　田中晋　白石泰志　小山大輔　助監督　岡田充哲音声　山口東炫　鷲見靖史　門脇隆繁　編集　田中晋　衣装　ふう　美術　ningyou4　スクリプター　石井恭子　スチール　谷脇秀雄音楽は？愛だぁぁぁぁぁ！平成２６年度鳥取県鳥取力創造運動支援事業百年前の唱歌を巡る議論。それを検証する現代の旅。それは「ふるさと」を探す旅でもあったあらすじ大正 3 年。東京牛込、田村宅。鳥取県出身の田村虎蔵は唱歌を言文一致させ、「金太郎」などのお伽唱歌を作り人気を博していた。岡野貞一は、郷土の先輩田村を尊敬し遊びに来ていた。そこへ、岡野の同僚、福井が来る。田村と福井は、音楽教育について対立し犬猿の仲だった。熱く激論をかわす二人。岡野は仲裁にはいるが・・・・・。そして現代。岡野の曾孫とその恋人は、届かなかった田村から福井への和解状を世紀を超えて届けようとする。それは、自分たちにとっての「ふるさと」を探す旅でもあった。解説 2 0 1 4 年 2 月「夏を越える少年たち」完成。2 0 1 4 年 8 月、長編第 2 作目として、唱歌「ふるさと」をテーマにした「うさぎ追いし」クランクイン！　ラジオドラマの原作はあるものの、この時シナリオは１枚も書いていなかった。撮影日から逆算し、キャストと出会い、撮影場所を決め、それからシナリオを書き出す。人物と場所の魅力を最大限引き出すためにそのような方式をとった。そんないい加減なことで映画って作れるの？と、よく聞かれる。作れます！（監督のつぶやき） JAPANESE MUSIC HISTORY 時代内容明治以前民謡、わらべ歌、雅楽、筝曲明治の初め西洋音楽は賛美歌と共に。明治１４年明治３3 年～昭和１９年「蛍の光」「庭の千草」「蝶々」「みわたせば」「幼年唱歌」歌の言文一致「花咲爺」「大黒様」「金太郎」「兎と亀」教科書と連動した歌全て日本人が作った。「二宮金次郎」「鎌倉」しかし、「那須与一」「国」が作った歌であることを戦争に関連した歌強調するため作者名を匿名にした。「広瀬中佐」「我は海の子」日本人が苦手とする七音音階、「水師営の会見」「ふるさと」は七音音階、三拍子である。昭和の初期「たんたん狸の金時計～」ヨナ（ファとシ）抜き音階が親しまれた。当時としては珍しい三拍子の曲もあった。大正７年「ごんべさんの赤ちゃんは風邪ひいた～」「小学唱歌集」日本初の音楽教科書「文部省唱歌」明治４３年曲「貝殻節」「かごめかごめ」児童雑誌「赤い鳥」が発行され、童謡誕生戦意高揚として軍歌が作られた。多くが風景描写「海」「汽車」「冬景色」「鯉のぼり」「七つの子」「青い目の人形」「赤い靴」「しゃぼん玉」「海ゆかば」「進め一億火の玉だ」「リンゴの唄」「東京ブギウギ」戦後戦後、人々を励ましたのも歌だった。「青い山脈」アメリカからジャズ「ムーンライトセレナーデ」「茶色の小瓶」曲の一部あるいは全てがヨナ不滅のヨナ抜き音階現代抜き音階の歌。今は何でもあり「上を向いて歩こう」演歌、フォーク、ロック、テクノ、「木綿のハンカチーフ」「昴」ヒップポップ、Ｊポップ、カラオケ「にんじゃりばんばん」「恋するフォーチュンクッキー」７月２４日（金）公開 2015. 開場／１７：４５　上映開始１８：１５～（上映時間約２時間１５分）場所／わらべ館いべんとほーる　鳥取市西町三丁目２０２ TEL／０８５７－２２－７０７０　参加費／無料主催／鳥取県、わらべ館（公益財団法人鳥取童謡・おもちゃ館）