CAMPUS NOW 愛媛県高等学校総合体育大会(水泳競技) 6月18日(土)・19日(日)の2日間、愛媛県高等学校総合体育大会(水泳競技)が行 われました。主な結果は次の通りです。 ≪結果≫ 男子 100m 背泳ぎ 6位 200m 背泳ぎ 6位 四国大会出場 女子 200m 背泳ぎ 8位 男子 100m・200m 自由形 予選敗退 100m バタフライ 予選敗退 200m 平泳ぎ 予選敗退 400m リレー・400m メドレーリレー 予選敗退 女子 100m 背泳ぎ 予選敗退 シップリサイクルキックオフ研究会を開催 6月22日(水)、新居浜高専第1会議室において、総勢90名近くの参加者によって、廃 棄船の再利用を研究する「新居浜シップリサイクル研究会」(のちに「えひめ東予シップリサ イクル研究会」に名称変更)がキックオフされました。 研究会には、愛媛県東予地域の企業や自治体のみならず、県外からも参加申し込みがあり、 新規産業創出への期待の大きさが窺えました。 当日は、座長である本校環境材料工学科・日野孝紀講師が挨拶。「廃船を製造国で処理する ことは義務であり、有価金属で作られている船舶を外国で処理することは資源の流出と同じで ある」と述べ、既に発足している室蘭シップリサイクル研究会の事例を紹介しました。 また基調講演では、本校の谷耕治名誉教授が途上国に おける廃解体の実情を報告し、東予地域における産学官 が連携し、シップリサイクルシステムを確立し事業化す ることができれば地元の新規産業となる期待が十分にあ ると述べました。 ≪プログラム≫ □ 座長挨拶 新居浜工業高等専門学校 講師 日野孝紀 □ 基調講演 新居浜工業高等専門学校 名誉教授 谷耕治 □ キックオフ研究会&ディスカッション 応急手当講習会及び学寮防災避難訓練を実施 6月24日(金)、新居浜市北消防署員の方を講師にお迎えし、応急手当講習会及び学寮防 災避難訓練を実施しました。 第1学年全員を対象に視聴覚教室で行われた応急手当講習会では、授業及び課外活動中の事 故等に対する応急手当のポイントについて、講師の方にパワーポイントを用いて分かりやすく 説明していただきました。 応急手当講習会後に行われた学寮防災避難訓練では、学寮において万一地震等が発生した場 合、寮生が迅速かつ冷静に避難し、また、初期消火を行うことができるよう、第1学年寮生が 訓練に臨みました。 1~4年生保護者懇談会等を実施 7月2日(土)・3日(日)の2日間、1~4年生の保護者を対象に学級担任との個別懇談 会を開催し、延べ658名の方に参加いただきました。 本校では、この懇談会を学生指導上重要なものと位置づけており、学業や進路、学生生活等 について懇談しました。また、学年別(1年生)懇談会や学寮関係者との懇談会等も設け、多 くの保護者の方に参加いただきました。 デートDVに関する講演会を実施 7月8日(金)、1・2年生を対象に、近年問題となっ ているデートDVに関する講演会を実施しました。 この講演会は、特別活動の時間を利用して実施したもの で、女性の地位向上と子どもの権利を守る活動を幅広く行 っている「新居浜ほっとねっと」から講師をお招きし、 「「暴 力」に対する自分のスタンスを考える」と題してデートD Vを中心に講演していただきました。 講演では、DVとは何か、DV被害に遭ったときの対処方などの説明にとどまらず、よりよ い人間関係を築くためにすべきこと、してはいけないことなどの紹介もなされました。 西日本地区高専弓道大会 7月9日(土)・10日(日)の2日間、徳島県鳴門市・大塚スポーツパーク弓道場におい て、西日本地区高等専門学校弓道大会が行われました。主な結果は次の通りです。 ≪結果≫ 男子団体 男子個人 女子団体 5位/14校 準優勝 9位/13校 四国地区高等専門学校体育大会 7月16日(土)~23日(土)にかけて、四国地区の各会場において四国地区高等専門学 校体育大会が行われました。主な結果は次の通りです。 ≪結果≫ 陸上競技 バレーボール 団体 6位 男子 4位 女子 準優勝 ソフトテニス 男子団体 3位 卓球 男子団体 準優勝 サッカー 優勝 バスケットボール 男子 3位 女子 優勝 柔道 剣道 男子団体 準優勝 男子団体 3位 女子団体 3位 硬式野球 3位 水泳競技 4位 テニス 男子団体 優勝 バドミントン 男子団体 4位 女子団体 優勝 全国高校野球選手権愛媛県大会で10年ぶりの勝利 7月17日(日)、本校硬式野球部は、西条市・ひうち球場で行われた全国高校野球選手権 愛媛県大会1回戦の対松山单高校戦において11対7というスコアで10年ぶりの勝利を挙 げました。9回に同点に追いつき、延長戦を制しました。7月23日(土)に松山市・坊ちゃ んスタジアムで行われた2回戦の対宇和島東高校戦は1対2というスコアでの惜敗でした。 中学校技術教員夏季実技研修会を開催 7月26日(火)、新居浜市内の中学校技術教員を対象に、生徒の科学技術に対する興味・ 関心と知的探求心等を育成することを目的として、実習など の体験的・問題解決的な活動を中心とした学習活動について の教員研修会を実施しました。 研修会には、本校の教職員を含め約10名が参加し、「3 次元設計ソフトウェア(3D-CAD:Pro/E)体験セミナー」に臨 みました。研修は本校の技術室・松田陽一技術職員が講師を 務め、難解な 3D-CAD について、分かりやすく操作方法等の 説明を行うとともに、参加者全員で演習を行いました。 ノボシビルスク市(ロシア)青尐年訪問団が来校 7月26日(火)、ノボシビルスク市(ロシア)青尐年訪問団(日本語を学んでいる11歳 ~15歳の学生4名、教員1名、保護者1名、通訳1名、ホストファミリー2名、支援団体1 名)が本校を訪れ、学生と交流を深めました。 訪問団は、本校に到着後まず鈴木校長のもとを表敬訪問しました。そして歓迎コーラスコン サートに出席し、本校声楽愛好会の歌声に聞き入りました。コンサート後には交流懇談会も行 われ、夏季休業期間中にもかかわらず多くの学生が参加し、 一行と生徒は3つのグループに分かれて懇談を行いまし た。他にも、一行はものづくり体験や校内見学も行いまし た。 短い時間ではありましたが、新居浜高専のことを知って もらうことはもちろん、学生と訪問団のメンバーとの交流 も深まったようで、本校の国際交流活動にとって有意義な 時間となりました。 第11回高専ソコヂカラを開催 7月28日(木)、新居浜市市民文化センター中ホールに おいて第11回高専ソコヂカラを開催しました。 高専ソコヂカラは、文化部、愛好会及び研究会がそれぞれ 日頃の成果を発表する場で、学生が主体となって開催してい ます。ステージでは、吹奏楽部、声楽愛好会、映像研究会、 演劇愛好会、奇術部が発表を行い、ロビーでは写真部・文学 漫画創作愛好会・美術部・マルチメディア愛好会が作品を展 示しました。 平成23年度夏季体験学習を実施 7月29日(金) ・30日(土)の2日間、中学生を対象 に夏季体験学習を実施しました。 この体験学習は、中学生にとって分かりやすく、興味を 持てるようなテーマを設け(今年度は10テーマ開設)、本 校の施設や実験装置を使いながら中学生にものづくりの魅 力を体験してもらうとともに、進路決定の一助としてもら おうと企画しているもので、毎年夏休みを利用して実施しています。 今年度は、愛媛及び近県の中学校から2日間で昨年度を大きく上回る699名の中学生が参 加し、ものづくりの魅力を体感しました。また、この体験学習に併せて、引率教員や保護者の 皆様を対象に、進路説明会等を行う懇談会を開催し、2日間で160名を超える方が参加され ました。 鳥人間コンテスト 2011 に出場 7月30日(土)・31日(日)の2日間、滋賀県彦根 市の琵琶湖東岸において第34回鳥人間コンテスト選手 権大会が開催され、30日の滑空機部門に、本校の鳥人間 航空研究部(新居浜高専 Team Migrant)が出場しました。 この大会は、自作人力飛行機による飛行距離を競うもの で、厳しい書類審査を通過した「滑空機部門」20チーム、 「人力プロペラ機ディスタンス部門」11チーム、「人力プロペラタイムトライアル部門」7 チームが琵琶湖に設置されたプラットホームから離陸しました。 当日は、新居浜高専 Team Migrant が滑走順を待って待機していた際に突風と土砂降りの雤 に見舞われました。足元が濡れて滑るプラットフォームか らの離陸に各チームが苦戦する中、Team Migrant は機体を 押し出す学生とパイロットの学生との息がぴったりと合 い、完璧な離陸に成功しました。雤に濡れ機体の左右のバ ランスが変化してしまったのか、飛び出した機体は、惜し くも左旋回ののち急降下してしまい 30.94m と目標の飛行 距離には及びませんでしたが、Team Migrant の一同は手応 えを感じたようでした。 小・中学校理科教員 夏季実技研修会を開催 8月1日(月)、小・中学校の理科教員を対象に、夏季実技研修会を実施しました。研修会 には、新居浜市内の小・中学校の校長・教頭・教諭、総勢 25名が参加しました。 この研修会の趣旨は、児童生徒の科学技術に対する興 味・関心を高め、知的探求心の育成などにも活用できる理 科教材の作製を中心に、小・中学校の教員に問題解決的な 活動を体験していただくことにあります。今回のテーマは 「理科教材の開発~風力発電キットと分光器」と題し、参 加者全員で製作に取り組みました。 ものづくりフェスタ in 松山を開催 8月5日(金)・6日(土)の2日間、松山地区及びそ の近郊の小・中学生と保護者を対象としたフェスタを、愛 媛大学の協力を得て同大学城北キャンパスにて開催しま した。 この催しは、理工系の興味のある小・中学生に夏休みを 利用して「科学の不思議」や「ものづくりの楽しさ」を体 験してもらうために、平成17年度から開催しており、今回で7回目となります。「ぶるぶる トレーサを作ろう!」、 「キッチン発電~台所にあるいろいろなものを使って電池を作ろう!~」 の2テーマに約100名の小・中学生及び多数の保護者の参加がありました。参加した児童、 生徒及びその保護者のみさなんは、本校担当教員と補助学生の指導を受けながら、趣向を凝ら した作品作りに真剣に取り組み、ものづくりの楽しさを満喫しました。 出前講座を実施 8月8日(月)、総合福祉館コミュニティハウス三恵において出前講座を実施しました。テ ーマは本校の出前講座の中でも人気の高い「液体窒素で冷やしてみよう!」で、参加した子ど も達は液体窒素を使った様々な実験に興味津々の様子で見 入っていました。 ほとんどの子ども達は、マイナス196℃の世界は初めて で、日頃見慣れたバナナや消しゴムが釘を打てるように変化 したり、柔らかかったゴムボールがガラス玉のように割れる 様子に驚きの声をあげていました。また、これから学校で習 う「酸素」「二酸化炭素」の特性を、試験管やバルーンを使 って分かりやすく学んでいました。 第46回全国高等専門学校体育大会 8月13日(金)~9月4日(日)、茨城工業高等専門学校を担当校として、全国高等専門 学校体育大会が開催されました。主な上位の成績は次のとおりです。 ≪結果≫ バスケットボール 女子 3位 ソフトテニス 男子個人 3位 サッカー 3位 バドミントン 女子団体 準優勝 女子個人 ダブルス準優勝、3位 水泳競技 男子 100m 背泳ぎ 3位 男子 200m 背泳ぎ 4位 翠波高原コスモス祭 2011 に蒸気機関車を出展 8月21日(日)、翠波高原(四国中央市)においてコスモス祭 2011 が開催され、本校から 学内ものづくりプロジェクトで製作した蒸気機関車が イベントに参加しました。 雤が降り肌寒い天候にもかかわらず多くの観光客が 翠波高原を訪れ、家族連れなどが蒸気機関車のコーナー で立ち止まって蒸気の力だけで進む蒸気機関車を興味 深そうに眺めたり、実際に乗車するなどしました。小さ な車体で一生懸命煙を吐きながら進む蒸気機関車に、乗 車した子どもは歓声を上げていまいした。 四国地区高専シーズ発表会-電気・電子分野-を開催 8月23日(火)、四国地区高専シーズ発表会を開催しました。 このシーズ発表会は「Shikoku 5Kosen Innovation Week」と題し、四国地区5高専が連携し、 それぞれの高専において、1週間にわたり各分野毎のシーズを発表するものです。本校では、 他高専からの講師もお招きし、電気・電子分野の発表を行いました。 講演では、現在進行中の研究内容や研究成果、今後の展望等が発表され、地元産業界からの 出席者や本校教職員の中にも、メモを取る姿が多く見受けられました。 ≪講演内容≫ □ 「LED 電極の海水による腐食について」 阿单工業高等専門学校 電気電子工学科 正木和夫 □ 「極めて微尐な信号の検出に関する問題点と安定化」 香川高等専門学校 電気情報工学科 本田道隆 □ 「磁場を見る技術とその応用分野」 新居浜工業高等専門学校 電子制御工学科 松友真哉 ノボシビルスク総合大学准教授が来校 8月26日(金)、ノボシビルスク総合大学人文学部東欧学科 准教授 兼 ノボシビルスク総合大学附属日本文化センター所 長のナターシャさんと支援団体から2名の方が来校しました。 本校に到着後、本校とノボシビルスク総合大学の相互紹 介及び今後の交流について、鈴木幸一校長、早瀬伸樹国際 交流推進室長、尾西康次同副室長と意見を交換し、その後、 本校の施設やロボット研究会が高専ロボットコンテストに向け て作業する様子などを見学しました。 オープンキャンパスを開催 9月10日(土)、中学生とその保護者を対象としたオープンキャンパスを開催しました。 台風の影響で1週間延期しての開催でしたが、愛媛県を中心に、香川県、広島県、遠くは滋賀 県の59校の中学校から、延べ390名の参加がありました。 まず、鈴木校長の挨拶の後、新居浜高専紹介DVDを視聴。その後、全学コースと学科別コ ースに分かれ、学生や教員の案内で施設・各学科の紹介、実験設備・技術教育の概要説明を受 けるとともに、実験を中心とした模擬授業を体験し、さらに、学寮食堂での昼食も体験しまし た。 また、午前の部と午 後の部の両方に参加す る中学生には、スケジ ュールの重複時間帯を 活用して、本校のもの づくりの状況を紹介し ました。 第27回(2011 年度)マツダ研究助成事業に採択 このほど、本校生物応用化学科・中山享教員が第27回(2011 年度)マツダ研究助成「科 学技術振興関係」に採択されました。研究課題は「蒸発成分を含む卖結晶育成技術の確立と育 成された卖結晶の酸化物イオン伝導特性に関する研究」で助成金額は100万円になります。 中山教員は、第15回(1999 年度)に続き2度目の採択です。 採択にあたり、9月30日(金)に公益財団法人マツダ財団事務局から贈呈書と記念品が直 接手渡され、研究の更なる発展に向けて、今後の計画や抱負等の説明を行いました。 ◇◆寮務委員会から◆◇ ○ 学寮リーダー研修会 8月29日(月)・30日(火)の2日間、福山市鞆の浦にて夏季学寮リーダー研修を実施し、 学寮関係教職員と寮生会役員・指導寮生、合わせて約40名が参加しました。夏休みまでの反省を し、9月以降より良い学寮運営を行うための知恵を出し合いました。 ○ 寮マッチ 9月4日(日)、スポーツ大会を行いました。今回はバレーボールを行いました。また、初めて の試みで、ハンディ付で女子チームと男子チームの対戦も行いました。台風の影響で蒸し暑い一日 でしたが、みんなで気持ちの良い汗を流しました。 新居浜高専は 平成24年4月に創立50周年 を迎えます。
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