保険価額 評価ハンドブック

保険価額
評価ハンドブック
「超過保険」、「一部保険による比例払や補償不足(およびこれらについてのご説明不足)」
…これほどお客さまの信頼を失うことはありません。契約時に必ず評価を行い、適正な
評価額を算出したうえで、評価額どおりの保険金額設定をアドバイスしましょう。ま
た、長期契約の場合は保険期間中でも定期的に保険金額を見直しされるよう、アドバ
イスしましょう。
2010年1月版
(2010年1月以降始期契約用)
三井住友海上火災保険株式会社
火災新種保険部
家計火災保険チーム
1
この保険価額評価ハンドブックは、標準的な建物・家財を簡便に評価するための目安とし
て作成しております。従来のハンドブック(2003 年 10 月版)を基に、以下2つの観点より改定
を実施したものです。
(1)平成 22(2010)年1月始期からの、火災保険構造級別改定にあわせた内容とする。
(2)直近の建築費動向等を反映させた内容とする。
☆本評価ハンドブックの対象
本評価ハンドブックは、平成 22(2010)年1月以降始期契約の保険の対象となる、家財および
下記条件を満たす専用住宅建物・併用住宅建物・専用店舗建物の評価に使用できます。
使用できる建物の条件
家庭用火災保険の保険の対象とし
て引受けを行う建物
家庭用火災保険以外の保険の対象
として一般物件料率を適用して引
受けを行う建物のうち、一つの建
物の合計床面積が 1,500 ㎡未満で
あるもの
本ハンドブックの使用方法
家庭用火災保険(GK すまいの保険等)における建物の保険金額設定時
には、本評価ハンドブックにおける概観法で算出した標準的な評価額の上
限を「建物保険金額設定上限額」としてお客さまへご提示し、その上限額
以下で保険金額を設定いただきます。お客さまより標準的な評価額の上限
を超える評価額(個別評価額)の根拠をご提示いただいた場合には、建物
保険金額設定上限額を、その個別評価額に変更することも可能です。
事業活動総合保険(新ビジネスピカイチ)や店舗総合保険に価額協定保険
特約をセットする場合等は、本評価ハンドブックを参考資料としつつ、お
客さまの意見を求めながら、個々の状況に応じ適宜調整のうえ、適正な評
価額を算出してお客さまと価額協定を行ってください。
※平成 21(2009)年 12 月以前始期契約については、平成 22(2010)年1月以降に保険の対象の再評
価を行う場合であっても、原則として旧版(2003 年 10 月版)の評価ハンドブックを使用します(た
だし、平成 22(2010)年1月時点の構造級別へ再判定することが可能である場合等においては、本
評価ハンドブックの使用も可とします。
)
。
☆消費税の取扱いについて
本評価ハンドブックは、平成 22(2010)年1月時における消費税(5%)込みの価額となって
います。
☆算出した評価額の端数処理について
評価額に端数が出た場合、「千円単位→万円単位」や「万円単位→10 万円単位」の端数処理は
可とします(「10 万円単位→100 万円単位」は不可)。また、この場合の端数処理方法は「四捨五
入」が原則となりますが、「切り上げ」「切り下げ」も可とします。
※ただし、家庭用火災保険における「建物保険金額設定上限額」は万円単位とし、MS1オンライ
ン等で機械計算する場合には、「千円単位→万円単位」に切り上げた金額としています。
目
Ⅰ.本評価ハンドブックの位置づけ等
Ⅱ.家財
次
……………………………………………………………1
………………………………………………………………………………………………3
Ⅲ.建物 ………………………………………………………………………………………………5
1.建物の再調達価額
① 主な評価方法
……………………………………………………………………………5
………………………………………………………………………………5
② 取得価額法(年次別指数法) ……………………………………………………………5
③ 概観法(新築費単価法)……………………………………………………………………7
A.分譲マンション以外(一戸建等)
B.分譲マンション
2.建物の時価額
…………………………………………………7
……………………………………………………………………10
………………………………………………………………………………12
2
Ⅰ.本評価ハンドブックの位置づけ等
1.保険の対象の評価基準
「保険の対象の評価基準」とは、「万一、事故があり保険金をお支払いする場合に、お客さまの被ら
れた損害はおいくらだったのか?を評価する基準」のことです。この基準には「再調達価額」と「時
価額」の2つがあり、商品の種類によって、どちらの基準で保険金をお支払いするのか、あらかじめ
決まっています。お客さまにご希望どおりの補償を受けていただくためには、ご加入の商品がどちら
の基準なのかを確認していただくことが必要です。
主な商品(住宅建物・家財の例)
家庭用火災保険
事業活動総合保険・店舗総合保険・普通火災保険
価額協定保険特約をセットした場合(※1)
新価特約をセットした場合(※2)
リビングFIT
保険金お支払い時の評価基準
再調達価額
時価額
再調達価額(※3)
再調達価額
再調達価額(※4)
※1 セットした価額協定保険特約の種類が「価額協定保険特約(建物新価・家財時価)
」である場合の家財については、時価額
で評価します。
※2 家財には、この特約をセットすることができません。
※3 家財のうち、宝石・貴金属・美術品等で1個(イヤリング等は1組)の価額が 30 万円を超えるものについては、時価額で
評価します。
※4 家財のうち、宝石・貴金属・美術品等については、時価額で評価します。
損害が発生した時の発生した場所における保険の対象と同一の構造、質、用途、規模、
型、能力のものを再築または再取得するのに必要な金額をいいます。
損害が発生した時の発生した場所における保険の対象の価額であって、再調達価額から
使用による消耗分を差し引いた金額をいいます。
再調達価額
時価額
2.再調達価額と時価額の変動について
一般的な傾向
<例1>再調達価額は上昇、時価額は下落した場合
再調達価額・時価額ともに、常に変動するものです。一般的な傾向としては、再調達価額は徐々に上昇
し、時価額はご契約のときから時間が経過するにしたがって減価していきます。
<現在(ご契約時)>
<20 年後(事故発生時)>
1,000 万円×120%
建築費用 1,000 万
円の新築建物
再調達価額
1,000 万円
時
1,000 万円
価
額
やや珍しいケース
再調達価額
1,200 万円
(建築費が 20%上昇した場合)
1,200 万円
×70%
時価額
840 万円
(20 年間の使用で 30%消耗した場合)
<例2>再調達価額、時価額ともに上昇した場合
物価上昇が大きい時期には、時価額も上昇することもあります。
(逆に、物価下落により再調達価額が下落することもあります。)
<現在(ご契約時)>
<20 年後(事故発生時)>
1,000 万円×150%
建築費用 1,000 万
円の新築建物
再調達価額
1,000 万円
時
1,000 万円
価
額
再調達価額
1,500 万円
(建築費が 50%上昇した場合)
1,500 万円
×70%
時価額
1,050 万円
(20 年間の使用で 30%消耗した場合)
1
3.評価の意義とおすすめすべき商品
保険契約の効用を十分に発揮し、お客さまの満足を得るためには、保険の対象(建物、家財等)の
評価額を正しく算定し、適正な評価どおりに保険金額を設定する(全部保険)ことがきわめて重要で
す。
万一、保険金額が保険価額より低い場合(一部保険)は、支払保険金は比例払(※)となるため損
害額どおりの保険金が支払われず、また、保険金額が保険価額より高い場合(超過保険)は、保険価
額を超過した保険金額部分は無効となってしまい、お客さまの信頼も著しく失われます。契約時には
必ず評価を行い、適正な保険金額をアドバイスしましょう。また、長期契約の場合は保険期間中でも
定期的に保険金額を見直しされるよう、アドバイスしましょう。
※比例払とは、「損害額に、保険金額の保険価額に対する割合を乗じて保険金を支払う方式(保険金の削減
払)」をいいます。
また、事故発生時にトラブルが起きにくい商品をおすすめすることもきわめて重要です。建物につ
いて「全焼・全壊時保険金額払」を実現した「家庭用火災保険」は、最優先でおすすめすべき商品で
す。それ以外でも、一般的に再調達価額を基準に保険金をお支払いする商品の方が、時価額を基準と
する商品よりも十分な保険金をお受け取りいただける場合が多いため、再調達価額基準の商品をおす
すめすることが重要です。これらの商品をおすすめすることにより、超過保険によるトラブルを一定
回避することが可能となります。
トラブルが起きにくい
商品の例
家庭用火災保険
事業活動総合保険や店
舗総合保険等に価額協
定保険特約をセットし
た契約
特長
注意点
建物については、全焼・全壊(延床面積の
80%以上損害)の場合に建物保険金額全額
をお支払いすることとしています。
家財についても、再調達価額を基準に実損
害額を保険金としてお支払いする商品であ
り、比例払とはなりません。
再調達価額を基準に実損害額を保険金とし
てお支払いする商品であり、原則として比
例払とはなりません。
比例払とはならないものの、補償の限度は保
険金額までとなるため、一部保険では十分な
補償を得られない可能性があります。また、
時価額基準の商品より超過保険の懸念は低
いものの、家財については超過保険防止の注
意が必要となります。
原則として比例払とはならないものの、補償
の限度は保険金額までとなるため、一部保険
では十分な補償を得られない可能性があり
ます。また、時価額基準の商品より超過保険
の懸念は低いものの、超過保険防止の注意が
必要となります。
4.本評価ハンドブックの位置づけ
本評価ハンドブックにより標準的な建物・家財の評価額を算出し、お客さまにご提示します。ただ
し、あくまで標準的な建物や標準的な家財保有金額の目安となる評価額ですので、個別性のあるケー
ス(特殊な素材・仕様の建物や、家財を持たない主義の方、高額家財ばかりを買い揃えた方等)には
当てはまりません。お客さまより、標準的な評価額以外の「個別の根拠・申告等に基づく評価」を希
望された場合は、その妥当性についてよく確認したうえで、個別評価額を優先すべき場合もあります
のでご注意ください。
※家庭用火災保険における建物の保険金額設定時には、本評価ハンドブックにおける概観法で算出した標準的な評価額
の上限を「建物保険金額設定上限額」としてお客さまへご提示します。
2
Ⅱ.家財
<家財簡易評価表>
再調達価額
※30 万円を超える貴金属・美術品等は含みません。
家族構成
世帯主の年令
27 才以下
28 才~32 才
33 才~37 才
38 才~42 才
43 才~47 才
48 才以上
夫婦のみ
夫婦+子供 1 人
5,000 千円
5,900 千円
7,800 千円
10,700 千円
13,700 千円
14,400 千円
夫婦+子供 2 人
5,900 千円
6,800 千円
8,700 千円
11,600 千円
14,600 千円
15,600 千円(注 1)
6,800 千円
7,700 千円
9,600 千円
12,500 千円
15,500 千円
16,500 千円(注 2)
(注1)夫婦以外に、18 才以上の者が 1 人の場合
(注2)夫婦以外に、18 才以上の者が 1 人と 18 才未満の子供が 1 人の場合
時
価
額
※30 万円を超える貴金属・美術品等は含みません。
家族構成
世帯主の年令
27 才以下
28 才~32 才
33 才~37 才
38 才~42 才
43 才~47 才
48 才以上
夫婦のみ
夫婦+子供 1 人
4,500 千円
4,700 千円
5,900 千円
8,100 千円
10,200 千円
10,800 千円
5,300 千円
5,500 千円
6,700 千円
8,900 千円
11,000 千円
11,900 千円(注1)
夫婦+子供 2 人
6,100 千円
6,300 千円
7,500 千円
9,700 千円
11,800 千円
12,700 千円(注2)
(注1)夫婦以外に、18 才以上の者が 1 人の場合
(注2)夫婦以外に、18 才以上の者が 1 人と 18 才未満の子供が 1 人の場合
☆上表に当てはまらない家庭の場合は、次の表を組み合わせて評価してください。
【夫婦のみ評価額】
世帯主の年令
27 才以下
28 才~32 才
33 才~37 才
38 才~42 才
43 才~47 才
48 才以上
再調達価額
5,000 千円
5,900 千円
7,800 千円
10,700 千円
13,700 千円
14,400 千円
【子供 1 人あたりの評価額】
(18 才未満の子供)
再調達価額
時価額
900 千円
800 千円
時価額
4,500 千円
4,700 千円
5,900 千円
8,100 千円
10,200 千円
10,800 千円
【大人 1 人あたりの評価額】
(夫婦以外の 18 才以上の者)
再調達価額
時価額
1,200 千円
1,100 千円
※ 配偶者がいない場合(離婚や死別等)は、上記評価額×70%を目安とすることも可
【独身世帯(未婚)
】
再調達価額
2,500 千円
時価額
2,300 千円
※30 歳前後の男性独身世帯をモデルとしている。
女性の場合は衣類・身の回り品等が多いので左記の 1.2~1.5 倍を
目安とすることも可
例1)夫婦(世帯主 48 才)
・老人 1 人・子供 3 人の家庭の再調達価額
14,400 千円+1,200 千円×1 人+900 千円×3 人
= 18,300 千円
例2)母 45 才・子供 2 人の再調達価額
13,700 千円×70%+900 千円×2 人 = 11,390 千円
例3)独身世帯(男性)の再調達価額
2,500 千円
例4)夫婦(世帯主 48 才)の実家に独身世帯(男性)が家財一式を持って戻った家庭の再調達価額
14,400 千円+2,500 千円 = 16,900 千円
3
〈評価調整〉
〇面積調整:33 ㎡未満のアパート、小住宅については、算出した評価額の 60%を目安とすることも可
(併用住宅建物に収容されている家財については、事業用途に使用している部分を除いた
面積で判定します。)。
〇総合調整:実際の家財の保有状況や家族構成等の実態に即して総合的に判断のうえ、プラスマイナ
ス 30%の範囲で適宜調整してください。
◇上記評価額には家財明記物件(貴金属、宝玉および宝石ならびに書画、骨董、彫刻、その他の美術品
で 1 個または 1 組の価額が 30 万円を超えるもの)は含まれていません。これらは別途時価額(家庭用
火災保険の場合は再調達価額)を評価し保険申込書に明記してください。
〈家財とは?〉
家財には、以下のようにさまざまな物が含まれます。少しずつ買い足していくので、あまりたくさ
ん持っているという実感が湧きにくく、実際にお持ちになっている家財よりも少なくお考えになって
しまうお客さまもいらっしゃいます。しかし、たとえば引越しの際などトラックが一杯になるくらい
積み上がったりもしますので、十分な補償を得るためには、実態に即した評価額の算出が必要です。
本評価ハンドブックによる「標準的な評価額」にご納得いただけず、お客さまより「自宅の家財の評
価額を積算してみたい。」とのご希望があれば、別途用意している「積算シート」をご案内してくだ
さい。
符号
①
②
大分類
家具、インテリ
ア、卓上・床置
き・壁掛け小
物、雑貨、文具
等
台所用品、冷蔵
庫、調理器具・
用具、食器等
小分類
家具
インテリア
小物、雑貨、文具
その他
調理家電等
調理器具・用具
食器
その他
AV関係
衛生関係
空調・冷暖房関係
③
家電製品
④
趣味・娯楽用品
⑤
寝具類
⑥
書籍、レコー
ド、ビデオテー
プ類
⑦
衣類、バッグ、
靴、その他身の
回り品
(大人)
美容関係
通信関係
娯楽関係
PC関係
その他
楽器
スポーツ用具
文芸用品
その他
寝具類
その他
音楽・映像ソフト等
PCソフト等
書籍等
その他
衣類
(男性・フォーマル)
衣類
(男性・カジュアル)
衣類
(女性・フォーマル)
衣類
(女性・カジュアル)
下着・寝巻き
バッグ
化粧品一式
宝石・時計等
履物
その他
衣類
⑧
衣類、バッグ、
靴、その他身の
回り品
(子供)
和服類
下着・寝巻き
バッグ
時計・履物等
玩具
その他
例示
食器棚、サイドボード、机、ソファ、イス、ベッド、鏡台、本棚、タンス等
カーテン、マット類、じゅうたん、絵画(1点で 30 万円以下のもの)、ポスター等
掛け時計、置き時計、くずかご、傘立て、花瓶、五月人形、ひな人形、スリッパ、座布団、クッショ
ン、文具類、消火器等
自転車、三輪車等
冷蔵庫、電子レンジ・オーブン、トースター、炊飯ジャー、ポット、ホットプレート、コーヒーメー
カー、ジューサーミキサー等
鍋・釜・蒸し器類、調理用具類(包丁、まな板、ざる等)、キッチンスケール、米計量器、水筒等
皿・椀・丼類、カップ・コップ類、盆・重箱・菓子茶器類(いずれも高額品を除く)
高額の食器等
テレビ、ビデオデッキ、DVDプレーヤー、DVDレコーダー、カメラ(デジタルカメラを含む)、
ビデオカメラ、ステレオ、ヘッドホンステレオ、ラジオ、CDラジカセ等
洗濯機、掃除機、布団乾燥機、ミシン、アイロン等
エアコン、扇風機、ファンヒーター、石油ストーブ、ホットカーペット、こたつ一式(布団も含む)、
電気毛布、加湿機、除湿機等
ドライヤー、電気かみそり、ヘルスメーター等
電話機、ファックス等
ゲーム機(テレビゲーム等):ソフトを除く
パソコンセット(本体、ディスプレイ、プリンタ等〉、ワープロ等
電子辞書等
ピアノ、電子ピアノ、電子オルガン、その他の楽器
ゴルフ用具、テニス用具、釣り道具、スキー用具等(いずれもウェア、シューズを含む)
裁縫用具一式(ミシンを除く)、園芸用具一式、家庭用大工道具一式、書道道具
鉄道模型等
敷き布団、掛け布団、夏掛布団、布団カバー、毛布、タオルケット、シーツ、マットレス、枕等
ベビーベッド、ベビーラック等
レコード・CD・カセットテープ・MD、ビデオテープ、LD、DVD 等(自分で録音・録画したものを含む)
パソコンソフト、ゲームソフト等
書籍、絵本、アルバム等
スケッチブック等
スーツ、ブレザー、礼服、オーバーコート、ワイシャツ、スラックス、羽織、袴等
ジャンパー、ブルゾン、G パン、セーター、カーディガン、T シャツ、トレーナー、スポーツシャツ、
ポロシャツ、スポーツウェア、浴衣等
スーツ、ワンピース、ドレス、礼服、オーバーコート、ブラウス・シャツ、スカート、留袖、振り袖
等
スカート(普段着)、G パン、セーター、カーディガン、T シャツ、トレーナー、スポーツシャツ、ポ
ロシャツ、スポーツウェア、浴衣等
下着、パジャマ、ネグリジェ等
かばん(事務用)、ハンドバッグ、リュックサック、スポーツバッグ、手提げバッグ、スーツケース
等
化粧品一式
貴金属・宝石類(1 点で 30 万円以下のもの)、腕時計、ネクタイピン、カフスボタン等
紳士靴、婦人靴、スニーカー、サンダル、レインシューズ、長靴、下駄、草履等
ハンカチ、靴下、手袋、ネクタイ、マフラー、スカーフ、ショール、帽子、ベルト、メガネ、コンタ
クトレンズ、傘、財布、エプロン、タオル等
スーツ、ブレザー、オーバーコート、ジャンパー、ブルゾン、学生服、ブラウス、ズボン、G パン、
スカート、ワンピース、セーター、トレーナー、T シャツ、運動着等
祝着、帯、浴衣等
下着、パジャマ、ネグリジェ等
ランドセル、学生かばん・通学バッグ、ハンドバッグ、ポシェット、リュックサック、スポーツバッ
グ、手提げバッグ等
腕時計、靴、スニーカー、サンダル、長靴等
おもちゃ
ハンカチ、靴下、帽子、ベルト、メガネ、コンタクトレンズ、傘、財布、タオル等
4
Ⅲ.建物
1.建物の再調達価額
① 主な評価方法
新築時の価額(建築費等)を
評価額とします。
評価時に
新築である
建
物
(土地代・土地造成費用を除く建築費等)
新築年と新築時の価額(建築
費等)がわかる
取得価額法(年次別指数法)に
より評価
(土地代・土地造成費用を除く建築費等)
評価時に
新築でない
概観法(新築費単価法)により
評価
新築年と新築時の価額(建築
費等)が不明
②取得価額法(年次別指数法)
新築年と新築時の価額(建築費等)がわかる場合
※分譲マンションの専有部分について、「購入価額」を「新築時の価額」とすることは不適切です(次ページの注意点参照)。
〈評価額計算式〉
新築時の価額(建築費等)基礎地下室減算
千円
×
門塀垣減算
×
(基礎地下室を
含めない
場合の調整)
付属建物減算
×
(門塀垣を
含めない
場合の調整)
建築費倍数
×
総合調整
再調達価額
× ±30% =
(付属建物(66 ㎡
未満)を含め
ない場合の調整)
〈評価の手順〉
(1)その建物の新築時の価額(建築費等)を基準とします。
(2)保険の対象に基礎・地下室を含めない契約の場合は、構造に応じた所定の率を減算します。
特に指定のない限り、基礎・地下室の取扱いは以下のとおりとなります。
家庭用火災保険………建物契約の保険の対象に含む
家庭用火災保険以外…建物契約の保険の対象に含まない
☆基礎とは … 柱、壁、土台等からの荷重を地盤等に伝えるために設ける構造部分をいいます。
(3)保険の対象に門・塀・垣を含めない契約の場合は、所定の率を減算します。
特に指定のない限り、門・塀・垣は建物契約の保険の対象に含まれます。
(4) 保険の対象に 66 ㎡未満の付属建物を含めない契約の場合は、所定の率を減算します。
特に指定のない限り、66 ㎡未満の付属建物は建物契約の保険の対象に含まれます。
(5)その建物の新築年に該当する建築費倍数を選択して、乗じます。
(6)新築時の価額(建築費等)がわかるとはいえ建築費等には幅があるものであり、同じ構造・面積の建
物でも施工会社によって大きく建築費等が異なることもあります。したがって、お客さまの意見を
求めながら、必要に応じてプラスマイナス 30%の範囲で適宜調整してください。
〈基礎地下室減算(基礎・地下室を含めない場合の必須調整項目)〉
構造級別
M・T構造/M・1・2級
K・H構造/K・3級
基礎地下室減算率
0.92(8%減算)
0.95(5%減算)
※1 ただし、省令準耐火建物は、「K・H構造/K・3級」の減算率(0.95)を適用します。
※2 保険の対象に基礎・地下室を含む場合または保険の対象が分譲マンションである場合は、この減算は行いません。
〈門塀垣減算(門・塀・垣を含めない場合の必須調整項目)〉
全構造級別共通で「0.98(2%減算)
」
※ 保険の対象に門・塀・垣を含む場合または保険の対象が分譲マンションである場合は、この減算は行いません。
5
〈付属建物減算(66 ㎡未満の付属建物を含めない場合の必須調整項目)〉
全構造級別共通で「0.98(2%減算)
」
※ 保険の対象に 66 ㎡未満の付属建物を含む場合または保険の対象が分譲マンションである場合は、この減算は行い
ません。
〈注意点〉
一戸建の
購入価額
分譲マンショ
ン専有部分の
購入価額
建売住宅の場合、購入価額には土地代(造成費用を含む)が含まれているケースが一般的です。
したがって、「新築時の価額(建築費等)」からは、土地代を除外するようにしてください。購入
価額における土地代と建物建築費等の内訳が不明である場合は、
「新築時の価額」や「取得価額
法」による評価ではなく、後記③「概観法(新築費単価法)」で評価します。
購入価額には、土地(共有)の持分価額や共用部分の価額も含まれていますので、購入価額をそ
のまま「新築時の価額(建築費等)」とすることは適切ではありません。したがって、購入価額
以外の情報がない場合には、「新築時の価額」や「取得価額法」による評価ではなく、後記③「概
観法(新築費単価法)」で評価します。
〈建築費倍数表〉
建築費は物価変動に伴い変動するものですが、この倍数表は、新築当時の建築費と現在の建築費の比率(倍数)を表
にしたものです。現在の建築費が当時よりも高い場合には、建築費倍数は 1.00 を上回り、現在の建築費が当時より
も低い場合には、1.00 を下回ります。
構造級別
T構造/2級
M構造/M・1級
K・H構造/K・3級
年次
(※)
平成21(2009)年以降
1.00
1.00
1.00
20(2008)
1.00
1.00
1.00
19(2007)
0.99
0.99
0.99
18(2006)
1.02
1.00
1.00
17(2005)
1.01
1.01
0.98
16(2004)
1.01
1.00
0.94
15(2003)
1.03
1.06
0.94
14(2002)
1.04
1.07
0.93
13(2001)
1.03
1.07
0.93
12(2000)
1.02
1.08
0.93
11(1999)
0.99
1.06
0.91
10(1998)
0.97
1.03
0.89
9(1997)
0.96
1.01
0.89
8(1996)
0.95
1.00
0.88
7(1995)
0.94
0.99
0.88
6(1994)
0.92
0.96
0.87
5(1993)
0.87
0.90
0.84
4(1992)
0.84
0.86
0.83
3(1991)
0.84
0.86
0.84
2(1990)
0.90
0.90
0.89
1(1989)
0.96
0.96
0.94
昭和63(1988)年
1.01
0.97
0.98
62(1987)
1.11
1.02
1.07
61(1986)
1.14
1.04
1.11
60(1985)
1.12
1.00
1.11
59(1984)
1.12
0.99
1.11
58(1983)
1.12
0.99
1.10
57(1982)
1.11
0.97
1.09
56(1981)
1.11
0.98
1.09
55(1980)
1.14
1.00
1.10
54(1979)
1.28
1.12
1.23
53(1978)
1.41
1.22
1.36
52(1977)
1.50
1.28
1.40
51(1976)
1.54
1.28
1.44
50(1975)
1.56
1.29
1.48
49(1974)
1.57
1.24
1.50
48(1973)
2.11
1.73
1.83
47(1972)
2.71
2.23
2.61
46(1971)
2.81
2.28
2.77
45(1970)
2.88
2.23
2.91
44(1969)
3.19
2.46
3.16
43(1968)
3.47
2.79
3.43
42(1967)
3.59
2.65
3.72
41(1966)
3.92
2.93
4.10
40(1965)
3.99
3.03
4.23
39(1964)
4.08
3.09
4.31
38(1963)
4.19
3.17
4.50
37(1962)
4.29
3.21
4.67
36(1961)
4.74
3.29
5.05
35(1960)
5.48
3.75
6.14
※ただし、省令準耐火建物は「K・H構造/K・3級」の建築費倍数を適用します。
6
③概観法(新築費単価法)
新築年と新築時の価額(建築費等)が不明の場合
A.分譲マンション以外(一戸建等)
※併用住宅・専用店舗等を含む
※分譲マンションとは、下表の定義に該当する共同住宅をいいます。これ以外の共同住宅(アパート・長屋等)や賃貸マンショ
ン1棟全体を評価する場合も、一戸建等と同様に「分譲マンション以外」として評価します。
保険種類
家庭用火災保険
家庭用火災保険以外
分譲マンションの定義
構造級別がM構造またはM級の区分所有された共同住宅
構造級別が1級の区分所有された共同住宅
〈評価額計算式〉
新築費単価
(
千円/㎡
基礎地下室減算
×
×
(基礎地下室を
含めない
場合の調整)
門塀垣減算
付属建物減算
×
延床面積
×
㎡
総合調整
再調達価額
)× ±30% =
(門塀垣を
(付属建物(66 ㎡
含めない
未満)を含め
場合の調整)
ない場合の調整)
〈評価の手順〉
(1) 物件種別・構造級別・所在地により「新築費単価表」から該当単価を求めます。
(2) 保険の対象に基礎・地下室を含めない契約の場合は、構造に応じた所定の率を減算します。
特に指定のない限り、基礎・地下室の取扱いは以下のとおりとなります。
家庭用火災保険………建物契約の保険の対象に含む
家庭用火災保険以外…建物契約の保険の対象に含まない
☆基礎とは … 柱、壁、土台等からの荷重を地盤等に伝えるために設ける構造部分をいいます。
(3)保険の対象に門・塀・垣を含めない契約の場合は、所定の率を減算します。
特に指定のない限り、門・塀・垣は建物契約の保険の対象に含まれます。
(4) 保険の対象(建物)に 66 ㎡未満の付属建物を含めない契約の場合は、所定の率を減算します。
特に指定のない限り、66 ㎡未満の付属建物は建物契約の保険の対象に含まれます。
(5) 延床面積を乗じます。
(6) 本評価ハンドブックは、標準的な建物を評価するための目安として作成されておりますので、お客
さまの意見を求めながら個々の状況に応じて建物を総合的に判断し、必要に応じてプラスマイナス
30%の範囲で適宜調整してください。
(例)・高齢者対応住宅(ホームエレベーター等)
・省エネルギー対応住宅(太陽光発電等)
・その他(床暖房、屋根裏部屋等)
7
〈新築費単価表(分譲マンション以外)〉
(千円/㎡)
住宅物件
M構造
北
青
岩
宮
秋
山
福
茨
栃
群
埼
千
東
神
新
富
石
福
山
長
岐
静
愛
三
滋
京
大
兵
奈
和
鳥
島
岡
広
山
徳
香
愛
高
福
佐
長
熊
大
宮
鹿
沖
海
奈
歌
児
道
森
手
城
田
形
島
城
木
馬
玉
葉
京
川
潟
山
川
井
梨
野
阜
岡
知
重
賀
都
阪
庫
良
山
取
根
山
島
口
島
川
媛
知
岡
賀
崎
本
分
崎
島
縄
207
206
161
183
183
192
182
190
205
186
219
187
242
209
200
182
183
161
210
176
171
197
186
165
162
206
187
183
183
183
183
183
193
167
168
169
178
161
205
170
161
176
161
161
160
167
170
T構造(※)
187
173
164
169
157
164
164
164
164
164
187
186
235
211
164
157
158
164
185
164
164
164
164
164
164
201
184
171
187
187
185
171
164
164
164
162
164
160
164
164
164
164
164
164
158
164
163
一般物件
K・H構造
146
136
147
145
134
145
149
155
168
158
182
164
177
174
156
157
154
153
167
166
155
168
168
164
152
177
164
176
166
149
154
149
173
165
167
143
150
147
161
145
147
139
142
143
129
143
155
M級
207
206
161
183
183
192
182
190
205
186
219
187
242
209
200
182
183
161
210
176
171
197
186
165
162
206
187
183
183
183
183
183
193
167
168
169
178
161
205
170
161
176
161
161
160
167
170
1級
219
217
170
193
193
202
192
200
204
197
231
198
255
221
204
192
193
170
222
185
180
208
196
174
171
217
197
193
193
193
193
193
204
176
177
178
188
170
204
180
170
186
170
170
169
176
179
※ただし、省令準耐火建物は「K・H構造」または「K・3級」の新築費単価を適用します。
8
2級(※)
166
154
146
150
139
146
146
146
146
146
166
165
209
187
146
139
140
146
164
146
146
146
146
146
146
178
163
151
166
166
164
152
146
146
146
144
146
142
146
146
146
146
146
146
140
146
145
K・3級
139
129
139
137
127
138
141
146
159
150
172
155
167
166
148
149
146
145
158
157
149
159
160
155
149
168
166
166
157
149
146
141
164
157
158
135
142
139
152
137
140
133
135
135
122
135
147
〈基礎地下室減算(基礎・地下室を含めない場合の必須調整項目)〉
構造級別
M・T構造/M・1・2級
K・H構造/K・3級
基礎地下室減算率
0.92(8%減算)
0.95(5%減算)
※1 ただし、省令準耐火建物は、「K・H構造/K・3級」の減算率(0.95)を適用します。
※2 保険の対象に基礎・地下室を含む場合は、この減算は行いません。
〈門塀垣減算(門・塀・垣を含めない場合の必須調整項目)〉
全構造級別共通で「0.98(2%減算)
」
※ 保険の対象に門・塀・垣を含む場合は、この減算は行いません。
〈付属建物減算(66 ㎡未満の付属建物を含めない場合の必須調整項目)〉
全構造級別共通で「0.98(2%減算)
」
※ 保険の対象に 66 ㎡未満の付属建物を含む場合は、この減算は行いません。
9
B.分譲マンション
※分譲マンションとは、下表の定義に該当する共同住宅をいいます。これ以外の共同住宅(アパート・長屋等)や賃貸マンショ
ン1棟全体を評価する場合も、前記「A.分譲マンション以外(一戸建等)」として評価します。
保険種類
家庭用火災保険
家庭用火災保険以外
分譲マンションの定義
構造級別がM構造またはM級の区分所有された共同住宅
構造級別が1級の区分所有された共同住宅
〈評価額計算式〉
○専有部分のみ、または専有部分+共有持分の評価
新築費単価(次ページ記載)
専有延面積
×
千円/㎡
㎡
総合調整
×
再調達価額
±30% =
○共用部分全体の一括評価
新築費単価(次ページ記載) 建物全体延床面積
×
千円/㎡
㎡
総合調整
×
再調達価額
±30% =
〈評価の手順〉
(1)まず、保険の対象について次の3つのうちどの場合に該当するか確認します。
①専 有+共 用:各区分所有者が各自の専有部分と、共用部分の各自の持分割合をあわせて保険の
対象とする場合
②専有部分のみ:各区分所有者が各自の専有部分だけを保険の対象とする場合
③共用部分一括:共用部分全体を保険の対象とする場合(管理組合等が一括して保険加入)
(2)さらに、そのマンションが専有部分と共用部分の境界について「上塗り基準」「壁芯基準」のどち
らを採用しているか、お客さまより管理規約をご提示いただき確認します。
(3) 次ページの新築費単価表により該当する新築費単価に延床面積を乗じて標準評価額を求めます。
(4)マンションの実態に即して総合的に判断の上、プラスマイナス 30%の範囲で適宜調整してくださ
い。
〈上塗り基準と壁芯基準〉
専有部分と共用部分の境界が、「上塗り」「壁芯」どちらの基準なのかによって、評価額は大きく変
わってきます。一般的には、基準についてはそのマンションの管理規約にて確認いただくことができ
ます。ただし、「上塗り」「壁芯」といった直接的な用語で定義されている管理規約ばかりではなく、
たとえば「天井、壁および床は、躯体部分を除く部分を専有部分とする」といった記載であれば「上
塗り」という意味である等、さまざまな表現がありますのでご注意ください。
<上塗り基準>
共用部分の範囲が広くなります。
<壁芯基準>
共用部分の範囲が狭くなります。
廊下
廊下
玄関
玄関
住戸室
住戸室
(専有部分)
(専有部分)
柱は隣接2戸の専有部分
と共用部分に3等分
界壁・階層の本体はすべて共用部分であり、専有
部分側の上塗り部分だけが専有部分であるとする
基準
界壁・階層の中央部分(壁芯および床の中心線)ま
での専有部分側は自分の専有部分で、外側は共用部
分または他人の専有部分であるとする基準
10
〈新築費単価表(分譲マンション)〉
共用部分についての取り決め
マンション管理規約で確認
各区分所有者が各自の
共有持分に保険加入
各区分所有者
専有部分と共有持分を
あわせて保険加入
※家庭用火災保険における「建物保険金額設
定上限額(標準的な評価額の上限)」は、
実際の境界(上塗り・壁芯)にかかわらず
一律に上塗り基準で計算します(壁芯基準
の単価を適用する場合は、個別評価計算書
を作成します)
。
管理組合が共用部分
を一括して保険加入
各区分所有者
専有部分のみ加入
境界の確認
管理組合等
共用部分一括加入
境界の確認
(千円/㎡)
①専有+共用
北
青
岩
宮
秋
山
福
茨
栃
群
埼
千
東
神
新
富
石
福
山
長
岐
静
愛
三
滋
京
大
兵
奈
和
鳥
島
岡
広
山
徳
香
愛
高
福
佐
長
熊
大
宮
鹿
沖
②専有部分のみ
上塗り基準
壁芯基準
③共用部分一括
上塗り基準
壁芯基準
道
293
111
166
129
87
森
302
110
165
128
87
手
236
86
129
100
68
城
268
98
146
113
77
田
268
98
146
113
77
形
256
102
153
119
80
島
256
97
146
113
77
城
256
101
152
118
80
木
256
102
154
123
82
馬
256
99
149
115
78
玉
293
117
175
136
92
葉
275
100
150
116
79
京
355
129
193
150
102
奈 川
307
112
168
130
88
潟
256
102
154
123
82
山
256
97
146
113
76
川
268
98
146
113
77
井
236
86
129
100
68
梨
293
112
168
130
88
野
256
94
141
109
74
阜
250
91
136
106
72
岡
256
102
154
122
82
知
256
99
148
115
78
重
242
88
132
102
69
賀
238
86
130
100
68
都
302
110
165
128
87
阪
274
100
149
116
78
庫
268
98
146
113
77
良
268
98
146
113
77
歌 山
268
98
146
113
77
取
268
98
146
113
77
根
268
98
146
113
77
山
256
102
154
120
81
島
244
89
133
103
70
口
247
90
134
104
71
島
248
90
135
105
71
川
256
95
143
111
75
媛
236
86
129
100
68
知
256
102
154
123
82
岡
250
91
136
106
72
賀
236
86
129
100
68
崎
256
94
141
109
74
本
236
86
129
100
68
分
236
86
129
100
68
崎
235
85
128
99
67
児 島
245
89
134
104
70
縄
249
91
136
105
71
(※)①および②は専有延面積1㎡あたりの単価、③は建物全体延床面積1㎡あたりの単価
海
11
2.建物の時価額
〈評価額計算式〉
再調達価額
残価率
×
時価額
%
=
〈残価率表〉
構 造
減価率
経年
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
M・T構造/M・1・2級
(注1)
K・H構造/K・3級
毎年 1.0%ずつ減価
毎年 1.5%ずつ減価
99.0%
98.0%
97.0%
96.0%
95.0%
94.0%
93.0%
92.0%
91.0%
90.0%
89.0%
88.0%
87.0%
86.0%
85.0%
84.0%
83.0%
82.0%
81.0%
80.0%
79.0%
78.0%
77.0%
76.0%
75.0%
74.0%
73.0%
72.0%
71.0%
70.0%
69.0%
68.0%
67.0%
66.0%
65.0%
64.0%
63.0%
62.0%
61.0%
60.0%
59.0%
58.0%
57.0%
56.0%
55.0%
54.0%
53.0%
52.0%
51.0%
50.0%
98.5%
97.0%
95.5%
94.0%
92.5%
91.0%
89.5%
88.0%
86.5%
85.0%
83.5%
82.0%
80.5%
79.0%
77.5%
76.0%
74.5%
73.0%
71.5%
70.0%
68.5%
67.0%
65.5%
64.0%
62.5%
61.0%
59.5%
58.0%
56.5%
55.0%
53.5%
52.0%
50.5%
50.0%
50.0%
(注2)
(注1)ただし、省令準耐火建物は「K・H構造/K・3級」の残価率を適用します。
(注2)経年減価率により計算した場合の減価が50%を超えていても、補修維持管理が適切に施されており、現に使用されている
建物であれば、その残価率は50%あるものと評価します。
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