BNPパリバ・ブラジル・ファンド BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)追加型投信/海外/株式 BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)追加型投信/海外/資産複合 ※課税上は株式投資信託として取り扱われます。 投資信託説明書 (請求目論見書) 2011.8.10 設定・運用は 本書は、金融商品取引法(昭和23年法律第25号)第13条の規定に基づく目論見書です。 この目論見書により行う「BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)」および「BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス 型)」の受益権の募集については、委託会社は、金融商品取引法第5条の規定により有価証券届出書を平成23年2月10 日に関東財務局長に提出しており、平成23年2月11日にその効力が生じております。 ■「BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)」および「BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)」の受益権の価額 は、同ファンドに組入れられている有価証券等の値動きのほか為替変動等による影響を受けますが、これらの運 用による損益はすべて投資家の皆様に帰属します。 ■投資信託は、その商品性から次の特徴をご理解のうえご購入下さいますようお願い申し上げます。 ・投資信託は預金または金融債ではありません。 ・投資信託は保険契約ではありません。 ・投資信託は預金保険機構または保険契約者保護機構の保護の対象とはなりません。 ・投資信託は投資元本を保証する商品ではありません。 ・投資信託の設定・運用は投資信託委託会社が行います。(販売会社は販売の窓口となります。) ・投資した資産の価値の減少を含むリスクは、投資信託をご購入のお客様が負うことになります。 有価証券届出書提出日 平成23年2月10日 発行者名 BNPパリバ インベストメント・パートナーズ株式会社 代表者の役職・氏名 代表取締役 山本 平 本店の所在の場所 東京都千代田区丸の内一丁目9番1号 グラントウキョウ ノースタワー 届出の対象とした募集内国投資信託 受益証券に係るファンドの名称 BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型) BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型) 届出の対象とした募集内国投資信託 受益証券の金額 継続申込期間(平成23年2月11日から平成24年2月10日まで) BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型) :2兆円を上限とします。 BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型):4兆円を上限とします。 縦覧に供する場所 該当ありません。 目 次 第一部【証券情報】 第二部【ファンド情報】 第1【ファンドの状況】 1【ファンドの性格】 2【投資方針】 3【投資リスク】 4【手数料等及び税金】 5【運用状況】 第2【管理及び運営】 1【申込(販売)手続等】 2【換金(解約)手続等】 3【資産管理等の概要】 4【受益者の権利等】 第3【ファンドの経理状況】 1【財務諸表】 2【ファンドの現況】 第4【内国投資信託受益証券事務の概要】 第三部【委託会社等の情報】 第1【委託会社等の概況】 1【委託会社等の概況】 2【事業の内容及び営業の概況】 3【委託会社等の経理状況】 4【利害関係人との取引制限】 5【その他】 信託約款 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 3 3 3 11 18 20 22 29 29 30 30 33 33 33 58 58 59 59 59 60 60 85 85 86 第一部【証券情報】 (1)【ファンドの名称】 BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型) BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型) ※上記の2ファンドを総称して「BNPパリバ・ブラジル・ファンド」といいます。 ※以下「当ファンド」という場合、上記を総称して、またはそれぞれを指していうものとします。 (2)【内国投資信託受益証券の形態等】 ① 追加型証券投資信託の受益権です。 ② 当ファンドについて、委託会社の依頼により、信用格付業者から提供され、もしくは閲覧に供された 信用格付または信用格付業者から提供され、もしくは閲覧に供される予定の信用格付はありません。 ③ 当ファンドのすべての受益権は、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振法」といいます。) の規定の適用を受け、受益権の帰属は、後述の「(11)振替機関に関する事項」に記載の振替機関およ び当該振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関 を含め、以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まり ます(以下、振替口座簿に記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいま す。)。委託会社であるBNPパリバ インベストメント・パートナーズ株式会社は、やむを得ない事情 等がある場合を除き、当該振替受益権を表示する受益証券を発行しません。また、振替受益権には無 記名式や記名式の形態はありません。 (3)【発行(売出)価額の総額】 BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型) :2兆円を上限とします。 BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型) :4兆円を上限とします。 (4)【発行(売出)価格】 取得申込受付日の翌営業日の基準価額とします。 基準価額とは、信託財産の純資産総額(組入有価証券を時価で評価した資産総額から、負債総額を控除 したもの)をその時の受益権口数で除した価額をいいます。当ファンドでは便宜上、1万口当たりの価 額で示すことがあります。基準価額は、組入有価証券などの値動きにより、日々変動します。 日々の基準価額は、販売会社または委託会社までお問合わせいただければ、いつでもお知らせいたしま す。また、原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊にも掲載されます。 BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)の掲載名「ブラ株式」 BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)の掲載名「ブラバラ」 《委託会社へのお問合わせ先》 BNPパリバ インベストメント・パートナーズ株式会社 電話番号:0120−996−222 受付時間:毎営業日 午前10時∼午後5時 ホームページ:http://www.bnpparibas-ip.jp/ (5)【申込手数料】 ① 申込手数料率は、3.15%※(税抜 3.00%)を上限に販売会社が定めるものとします。 ※当該申込手数料にかかる消費税および地方消費税に相当する金額(5%)が含まれています。 ※販売会社によっては、「償還乗換え」により当ファンドの受益権の取得申込みをされる場合には、当該償還金額(単 位型証券投資信託にあっては、当該償還金額と元本額のいずれか大きい額)の範囲内で取得する部分について無手数 料等で受付ける場合があります。 「償還乗換え」とは、取得申込受付日の属する月の前3ヵ月以内に償還となった証券投資信託の償還金(信託期間を 延長した単位型証券投資信託、および当初の信託終了日以降収益分配金の再投資以外の追加設定を行わない追加型証 券投資信託にあっては、当初の信託終了日以降でかつ取得申込受付日の属する月の前3ヵ月以内における受益権の買 取請求による売却代金または一部解約代金を含みます。)をもって、その支払いを行った販売会社でファンドの取得 申込みを行う場合をいいます。その場合、販売会社は償還金等の支払いを受けたことを証する書類の提示を求めるこ とがあります。 ② ①にかかわらず、「BNPパリバ・ブラジル・ファンド」を構成する各ファンドの受益者が、保有す る当該各ファンドの受益権を換金した手取金をもって、他の構成ファンドの受益権の取得申込みを行 う場合(スイッチング(乗換え))の申込手数料は、無手数料とします。 − 1 − <BNPパリバ・ブラジル・ファンドについて> 「BNPパリバ・ブラジル・ファンド」は、「BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)」「B NPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)」から成り、両ファンド間では、投資家の皆様のご 判断により、無手数料でスイッチング(乗換え)※が可能です。 ※スイッチング(乗換え)とは、「BNPパリバ・ブラジル・ファンド」を構成する各ファンドの受益者が保有する当 該各ファンドの受益権を換金した手取金をもって、他の構成ファンドの受益権の取得申込みを行うことをいいます。 ③ 申込みには「分配金再投資コース」と「分配金支払いコース」があります。「分配金再投資コース」 の場合、収益分配金の再投資の際には、申込手数料はかかりません。 ※詳細につきましては、販売会社にお問合わせ下さい。 (6)【申込単位】 申込単位につきましては、販売会社にお問合わせ下さい。 (7)【申込期間】 平成23年2月11日より平成24年2月10日まで (注)上記期間満了前に有価証券届出書を提出することによって更新されます。 (8)【申込取扱場所】 大和証券株式会社 (国内のすべての営業所等で取扱います。) (9)【払込期日】 お申込金額は、販売会社が指定する期日までに、指定の方法でお支払い下さい。 発行価額の総額は、追加信託が行われる日に、販売会社によりBNPパリバ インベストメント・パート ナーズ株式会社(以下「委託会社」といいます。)の指定する口座を経由して三菱UFJ信託銀行株式 会社(以下「受託会社」といいます。)の指定するファンド口座(受託会社が再信託している場合は、 当該再信託受託会社の指定するファンド口座)に払込まれます。 (10)【払込取扱場所】 お申込金額は、販売会社にお支払い下さい。 (11)【振替機関に関する事項】 振替機関は、株式会社証券保管振替機構です。 (12)【その他】 ① 申込みの方法 取得申込みに際しては、販売会社所定の方法でお申込み下さい。 ② 日本以外の地域における発行 該当事項はありません。 ③ 振替受益権について 当ファンドのすべての受益権は、社振法の規定の適用を受け、上記振替機関の振替業にかかる業務 規程等の規則にしたがって取扱われるものとします。 当ファンドの受益権の発生、消滅、移転をコンピュータシステムにて管理します。 当ファンドの設定、解約、償還等がコンピュータシステム上の帳簿(「振替口座簿」といいま す。)への記載・記録によって行われますので、受益証券は発行されません。 当ファンドの分配金、償還金、換金代金は、社振法および上記振替機関の業務規程その他の規則に したがって支払われます。 − 2 − 第二部【ファンド情報】 第1【ファンドの状況】 1【ファンドの性格】 (1)【ファンドの目的及び基本的性格】 ① 目 的 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)> 当ファンドは、BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド受益証券への投資を通じて、主として、 ブラジル連邦共和国(以下「ブラジル」といいます。)国内に本社を置く企業、もしくはブラジル国 内にて主に事業活動を営む企業が発行する株式等に実質的に投資を行い、中長期的に投資信託財産の 成長を目指した運用を行います。 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)> 当ファンドは、BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド受益証券およびBNPパリバ・ブラジル 債券マザーファンド受益証券への投資を通じて、主に、ブラジル国内に本社を置く企業、もしくはブ ラジル国内にて主に事業活動を営む企業が発行する株式等、およびブラジル・レアル建ての公社債に 実質的に投資を行い、中長期的に投資信託財産の成長を目指した運用を行います。 ② 信託金限度額 BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)は3,000億円、BNPパリバ・ブラジル・ファンド (バランス型)は4,000億円を限度として、信託金を追加することができます。 ただし、委託会社は受託会社と合意のうえ、当該信託金限度額を変更することができます。 ③ 基本的性格 社団法人投資信託協会が定める商品分類および属性区分は、下記の通りです。 (該当する商品分類と属性区分を網掛け表示しています。) <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)> 商品分類表 単位型・追加型 投資対象地域 国 内 海 外 内 外 単 位 型 追 加 型 投資対象資産 (収益の源泉) 株 式 債 券 不動産投信 その他資産 ( ) 資産複合 《 商品分類の定義 》 単位型投信・追加型投信の区分 追加型投信…一度設定されたファンドであってもその後追加設定が行われ従来の信託財産ととも に運用されるファンドをいう。 投資対象地域による区分 海外…目論見書又は投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に海外の資 産を源泉とする旨の記載があるものをいう。 投資対象資産による区分 株式…目論見書又は投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に株式を源 泉とする旨の記載があるものをいう。 − 3 − 属性区分表 投資対象資産 株式 一般 大型株 中小型株 債券 一般 公債 社債 その他債券 クレジット属性 ( ) 決算頻度 投資対象地域 年1回 グローバル 年2回 日本 年4回 北米 年6回 (隔月) 投資形態 為替ヘッジ ファミリーファンド あり ( 欧州 ) アジア 年12回 (毎月) オセアニア 不動産投信 日々 中南米 その他資産 (投資信託証券 (株式))* その他 ( ) アフリカ ファンド・オブ・ ファンズ なし 中近東 (中東) 資産複合 ( ) エマージング 資産配分固定型 資産配分変更型 *投資収益は実質的にブラジルの株式の動きに応じて決まりますが、組入れている資産そのものは 投資信託(マザーファンド)です。 《 属性区分の定義 》 投資対象資産による属性区分 その他資産…組入れている資産を記載するものとする。 決算頻度による属性区分 年2回…目論見書又は投資信託約款において、年2回決算する旨の記載があるものをいう。 投資対象地域による属性区分 中南米…目論見書又は投資信託約款において、組入資産による投資収益が中南米地域の資産を源 泉とする旨の記載があるものをいう。 投資形態による属性区分 ファミリーファンド…目論見書又は投資信託約款において、親投資信託(ファンド・オブ・ファ ンズにのみ投資されるものを除く。)を投資対象として投資するものを いう。 為替ヘッジによる属性区分 為替ヘッジなし…目論見書又は投資信託約款において、為替のヘッジを行わない旨の記載 があるもの又は為替のヘッジを行う旨の記載がないものをいう。 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)> 商品分類表 投資対象資産 単位型・追加型 投資対象地域 (収益の源泉) 株 式 国 内 単 位 型 債 券 不動産投信 海 外 その他資産 ( ) 追 加 型 内 外 資産複合 《 商品分類の定義 》 単位型投信・追加型投信の区分 追加型投信…一度設定されたファンドであってもその後追加設定が行われ従来の信託財産とと もに運用されるファンドをいう。 投資対象地域による区分 海外…目論見書又は投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質的に海外の資 産を源泉とする旨の記載があるものをいう。 − 4 − 投資対象資産による区分 資産複合…目論見書又は投資信託約款において、複数の資産による投資収益を実質的に源泉とす る旨の記載があるものをいう。 属性区分表 投資対象資産 決算頻度 投資対象地域 投資形態 為替ヘッジ 株式 一般 大型株 中小型株 債券 一般 公債 社債 その他債券 クレジット属性 ( ) 年1回 グローバル 年2回 日本 年4回 北米 年6回 (隔月) ファミリーファンド あり ( 欧州 ) アジア 年12回 (毎月) オセアニア 不動産投信 日々 中南米 その他資産 (投 資 信 託 証 券 (資 産 複 合 ( 債 券・株式)))* その他 ( ) アフリカ ファンド・オブ・ ファンズ なし 中近東 (中東) 資産複合 エマージング ( ) 資産配分固定型 資産配分変更型 *投資収益は実質的にブラジルの株式や債券の動きに応じて決まりますが、組入れている資産その ものは投資信託(マザーファンド)です。 《 属性区分の定義 》 投資対象資産による属性区分 その他資産…組入れている資産を記載するものとする。 決算頻度による属性区分 年4回…目論見書又は投資信託約款において、年4回決算する旨の記載があるものをいう。 投資対象地域による属性区分 中南米…目論見書又は投資信託約款において、組入資産による投資収益が中南米地域の資産を源 泉とする旨の記載があるものをいう。 投資形態による属性区分 ファミリーファンド…目論見書又は投資信託約款において、親投資信託(ファンド・オブ・ファ ンズにのみ投資されるものを除く。)を投資対象として投資するものを いう。 為替ヘッジによる属性区分 為替ヘッジなし…目論見書又は投資信託約款において、為替のヘッジを行わない旨の記載がある もの又は為替のヘッジを行う旨の記載がないものをいう。 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)およびBNPパリバ・ブラジル・ファンド(バラン ス型)共通> ※上記は、社団法人投資信託協会が定める商品分類および属性区分に基づき記載しております。 当ファンド以外の商品分類および属性区分の定義につきましては、社団法人投資信託協会のホーム ページ(http://www.toushin.or.jp/)をご参照下さい。 ※各ファンドは、課税上は株式投資信託として取扱われます。 − 5 − ④ ファンドの特色 1.「BNPパリバ・ブラジル・ファンド」はブラジルの企業の株式等に投資する「BNP パリバ・ブラジル・ファンド(株式型)」と、ブラジルの企業の株式等とブラジルの公 社債に投資する「BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)」の2本のファン ドで構成されております。投資家の皆様のご判断により、両ファンド間でのスイッチン グ(乗換え)が活用できる仕組みとなっております。 2.ブラジル企業の株式への投資は、「BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド」を通 じて行います。「BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド」においては、株式の組 入比率を高位に保つことを基本とします。 3.ブラジルの公社債への投資は、「BNPパリバ・ブラジル債券マザーファンド」を通じ て行います。 4.「BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)」における「BNPパリバ・ブラ ジル株式マザーファンド」と「BNPパリバ・ブラジル債券マザーファンド」の各組入 比率は、純資産総額の概ね50%程度を基本とします。ただし、資金動向、市況動向等に よっては、上記の組入比率より乖離する場合があります。 5.外貨建資産への実質的な投資にあたっては、原則として為替ヘッジは行いません。 6.BNPパリバ アセットマネジメント ブラジル(BNP Paribas Asset Management Brasil LTDA.)にマザーファンド受益証券の運用指図に関する権限を委託します。 7.決算時に基準価額の水準等を勘案して、運用実績に応じた収益の分配を目指します。 《1》「BNPパリバ・ブラジル・ファンド」は、ブラジルの企業の株式等に投資する「BNPパ リバ・ブラジル・ファンド(株式型)」と、ブラジルの企業の株式等とブラジルの公社債に 投資する「BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)」の2本のファンドで構成さ れております。各ファンドはファミリーファンド方式にて運用が行われます。投資家の皆様 のご判断により、両ファンド間でのスイッチング(乗換え)が活用できる仕組みとなってお ります。 ■「BNPパリバ・ブラジル・ファンド」は、ファミリーファンド方式で運用を行います。 ファミリーファンド方式とは、受益者の皆様の資金をまとめてベビーファンドとし、ベビー ファンドの資金の全部または一部をマザーファンドに投資することにより、実質的な運用をマ ザーファンドで行う仕組みです。 《2》ブラジル企業の株式への投資は、「BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド」を通じて − 6 − 行います。 ■ 「BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド」の主な運用方針 ① 主として、ブラジルに本社を置く企業、もしくはブラジル国内にて主に事業活動を営む企業が 発行する株式等に投資を行い、中長期的に投資信託財産の成長を目指した運用を行います。た だし、上記の株式等以外に、投資対象企業のADR(米国預託証書)やGDR(グローバル預 託証書)等も投資対象とすることがあります。 ② 投資する株式の選定においては、経済状況などを考慮しながら業種別の企業動向等の見通しを 行うと同時に、定量および定性的な個別企業の分析を行い、バリュエーション上、株価が割安 と判断され、かつ企業収益が堅調であると考えられる株式を選択します。 ③ 株式への組入比率は高位に保つことを基本とします。 ④ 外貨建資産への投資にあたっては、原則として為替ヘッジは行いません。 ⑤ 資金動向、市況動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。 ⑥ BNPパリバ アセットマネジメント ブラジル(BNP Paribas Asset Management Brasil LTDA.) に運用指図に関する権限を委託します。 《3》ブラジルの公社債への投資は、「BNPパリバ・ブラジル債券マザーファンド」を通じて行 います。 ■ 「BNPパリバ・ブラジル債券マザーファンド」の主な運用方針 ① 当ファンドは、ブラジル・レアル建ての公社債を主要投資対象とし、安定した収益の確保と信 託財産の着実な成長を目的として運用を行います。 ② 投資する公社債は、主としてブラジル政府が発行する国債もしくはそれに準ずる債券とし、固 定利付債券、変動利付債券、割引債券およびインフレ連動債券とします。国債もしくはそれに 準ずる債券以外の債券にも投資することがあります。 ③ 公社債の投資に当たっては、経済動向や金利動向に対する見通しに基づき運用を行います。 ④ 投資する公社債の選定は、個別銘柄の利回り、バリュエーション、流動性ならびに発行条件等 に基づき行います。 ⑤ 外貨建資産への投資にあたっては、原則として為替ヘッジは行いません。 ⑥ 資金動向、市況動向等によっては、上記のような運用ができない場合があります。 ⑦ BNPパリバ アセットマネジメント ブラジル(BNP Paribas Asset Management Brasil LTDA.)に 運用指図に関する権限を委託します。 《4》「BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)」における「BNPパリバ・ブラジル 株式マザーファンド」と「BNPパリバ・ブラジル債券マザーファンド」の各組入比率は、 純資産総額の概ね50%程度を基本とします。ただし、資金動向、市況動向等によっては、上 記の基本の組入比率(50%程度)より乖離する場合があります。 《5》外貨建資産への実質的な投資にあたっては、原則として為替ヘッジは行いません。 BNPパリバ・ブラジル・ファンドは、主にブラジル・レアル建の株式および債券に実質的 に投資します。為替変動リスクを回避するための為替ヘッジを原則行いませんので、為替相 場の変動で基準価額が変動いたします。 《6》BNPパリバ アセットマネジメント ブラジル(BNP Paribas Asset Management Brasil LTDA.) にマザーファンド受益証券の運用指図に関する権限を委託します。 BNP パ リ バ ア セ ッ ト マ ネ ジ メ ン ト ブ ラ ジ ル ( BNP Paribas Asset Management Brasil LTDA.)にBNPパリバ・ブラジル株式マザーファンドおよびBNPパリバ・ブラジル債券マ ザーファンドの運用指図に関する権限を委託します。 ■ BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンドの投資プロセス 株価は企業業績やその予測、及び企業活動を取巻く国内外の経済環境の動向に応じ変動いたし ます。BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンドでは、マクロ経済を中心とした分析を通じ 有望なセクターや市場テーマを決定するファンダメンタル・アプローチを活用する一方、個別 企業の業績やその予想、個別企業の経営状況等について調査するボトムアップ・アプローチを 併用することで、より最適なポートフォリオの構築を目指しております。 − 7 − ■ BNPパリバ・ブラジル債券マザーファンドの投資プロセス BNPパリバ・ブラジル債券マザーファンドは中長期的な経済環境を見通して運用を行います。 また、金利、信用スプレッドに焦点を当てながら、経済動向を分析し、運用を行います。 BNPパリバ アセットマネジメント ブラジル(BNP Paribas Asset Management Brasil LTDA.)は、B NPパリバグループの資産運用部門におけるブラジルの拠点であり、平成10年に設立され、ブラ ジルをはじめとする中南米市場に特化した資産運用業務を行っております。 《7》決算時に基準価額の水準等を勘案して、運用実績に応じた収益の分配を目指します。 ■ BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)の決算について 年2回、毎年5月 10 日および 11 月 10 日(休業日の場合は翌営業日)。 ■ BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)の決算について 年4回、毎年2月、5月、8月および 11 月の各 10 日(休業日の場合は翌営業日)。 原則として、決算時に委託会社が基準価額水準、市況動向等を勘案して分配を行います。 ただし、信託財産の状況によっては分配を行わない場合もあります。 (2)【ファンドの沿革】 平成19年11月16日 信託契約締結、当ファンドの設定、運用開始 − 8 − (3)【ファンドの仕組み】 a. ファンドの仕組み <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)> ファンド BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型) マザーファンド BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド 投資顧問会社 投資顧問契約 BNPパリバ アセットマネジメント ブラジル (BNP Paribas Asset M anagement Brasil LTDA.) 運用の指図 等 委託会社 BNPパリバ インベストメント・パートナーズ 株式会社 受託会社 三菱UFJ信託銀行株式会社 ・委託会社との信託契約の締結 ・信託約款の届出 ・受託会社との信託契約の締結、解約の実行 ・投資信託説明書(目論見書)、運用報告書の作成 ・信託財産の運用指図 ・信託財産に組入れた有価証券の議決権等の行使 ・信託財産の計算(ファンドの基準価額の計算) ( 再信託受託会社) 日本マ ス タートラスト信託銀行株式会社 証券投資信託契約 ・信託財産の保管・管理 ・信託財産の計算 (ファンドの基準価額の計算) ・外国証券を保管・管理する外国の保管銀行 への指示および連絡 ・信託財産に関する帳簿書類の作成 信託財産の計算その他事務管理に関する業務を第 三者に委託することがあります。 募集・販売の取扱い等に関する契約 販売会社 大和証券株式会社 ・ファンドの募集・ 販売の取扱い ・投資信託説明書(目論見書)の購入申込者への交付、 運用報告書の受益者への交付 ・収益分配金の再投資事務 ・一部解約請求の受付け ・収益分配金、一部解約金および償還金の支払いの取扱い ・その他上記業務に付随する業務 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)> ファンド BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型) マザーファンド BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド BNPパリバ・ブラジル債券マザーファンド 投資顧問会社 投資顧問契約 委託会社 BNPパリバ アセットマネジメント ブラジル (BNP Paribas Asset M anagement Brasil LTDA.) 運用の指図 等 BNPパリバ インベストメント・パートナーズ 株式会社 三菱UFJ信託銀行株式会社 ・委託会社との信託契約の締結 ・信託約款の届出 ・受託会社との信託契約の締結、解約の実行 ・投資信託説明書(目論見書)、運用報告書の作成 ・信託財産の運用指図 ・信託財産に組入れた有価証券の議決権等の行使 ・信託財産の計算(ファンドの基準価額の計算) 受託会社 証券投資信託契約 ( 再信託受託会社) 日本マス タートラスト信託銀行株式会社 ・信託財産の保管・管理 ・信託財産の計算 (ファンドの基準価額の計算) ・外国証券を保管・管理する外国の保管銀行 への指示および連絡 ・信託財産に関する帳簿書類の作成 信託財産の計算その他事務管理に関する業務を第 三者に委託することがあります。 募集・販売の取扱い等に関する契約 販売会社 大和証券株式会社 ・ファンドの募集・ 販売の取扱い ・投資信託説明書(目論見書)の購入申込者への交付、 運用報告書の受益者への交付 ・収益分配金の再投資事務 ・一部解約請求の受付け ・収益分配金、一部解約金および償還金の支払いの取扱い ・その他上記業務に付随する業務 − 9 − b. ファンドの関係法人および委託会社が関係法人と締結している契約等の概要 ① ファンドの関係法人 名 称 関係業務の内容 《委託会社》 BNPパリバ インベストメント・ パートナーズ株式会社 当ファンドの委託者として、信託財産の運用指図、投資信託 説明書(目論見書)および運用報告書の作成等を行います。 マザーファンドの運用の指図に関する権限をBNPパリバ ア セ ッ ト マ ネ ジ メ ン ト ブ ラ ジ ル (BNP Paribas Asset Management Brasil LTDA.)に委託します。 《受託会社》 三菱UFJ信託銀行株式会社 当ファンドの受託者として、信託財産の保管・管理業務等を 行います。なお、信託事務の一部を委託することができま す。 《再信託受託会社》 日本マスタートラスト信託銀行 株式会社 《投資顧問会社》 BNPパリバ アセットマネジメント ブラジル 受託会社から資産管理業務の委託を受けます。 マザーファンドに関して、委託会社から運用の指図に関する 権限の委託を受け、運用の指図等を行います。 (BNP Paribas Asset Management Brasil LTDA.) 《販売会社》 大和証券株式会社 当ファンドの販売会社として、募集・販売の取扱い、一部解 約請求の受付け、収益分配金、一部解約金および償還金の支 払い、ならびに収益分配金の再投資事務等を行います。 ② 委託会社が関係法人と締結している契約等の概要 *証券投資信託契約 委託会社と受託会社の間で結ばれる契約で、運用に関する事項、委託会社および受託会社として の業務に関する事項、受益者に関する事項等が定められています。 *募集・販売の取扱い等に関する契約 委託会社と販売会社との間で結ばれる契約で、販売会社の募集・販売の取扱い、解約の取扱い、 収益分配金・償還金の支払いの取扱いに係る事務の内容等が定められています。 *投資顧問契約 委託会社と投資顧問会社との間で結ばれる契約で、委託会社が運用の委託先に委託する運用の指 図に関する業務の内容等が定められています。 c. 委託会社の概況(平成23年6月末現在) ① 資本金 4億5,000万円 ② 沿革 平成10年11月9日 会社設立 平成10年11月30日 証券投資信託委託業の免許取得 平成11年2月26日 証券投資顧問業の登録 平成12年6月20日 投資一任契約業務の認可取得 平成12年8月1日 パリバ投資顧問株式会社の営業の全部を譲り受ける 平成12年8月1日 ビー・エヌ・ピー・パリバ アセットマネジメント株式会社に社名変更 平成22年7月1日 フォルティス・アセットマネジメント株式会社と合併 BNPパリバ インベストメント・パートナーズ株式会社に社名変更 ③ 大株主の状況 株 主 名 住 所 所有株数 所有比率 BNP Paribas Investment Partners S.A. ビー・エヌ・ピー・パリバ インベストメント・パートナーズ エス・エイ フランス共和国、パリ75009、 ブルヴァーオスマン1 − 10 − 9,000株 100.0% 2【投資方針】 (1)【投資方針】 a. 運用方針 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)> 当ファンドは、BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド受益証券を主要投資対象とし、中長期的に 信託財産の着実な成長を目的として運用を行います。 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)> 当ファンドは、BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド受益証券及びBNPパリバ・ブラジル債券 マザーファンド受益証券を主要投資対象とし、中長期的な信託財産の成長を目的として運用を行います。 b. 投資態度 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)の投資態度> ① 当ファンドは、マザーファンド受益証券への投資を通じ、主として、ブラジルに本社を置く企業、 もしくはブラジル国内にて主に事業活動を営む企業が発行する株式等に実質的に投資を行い、中長 期的に投資信託財産の成長を目指した運用を行います。ただし、上記の株式等以外に、投資対象企 業のADR(米国預託証書)やGDR(グローバル預託証書)等も投資対象とすることがあります。 ② 投資する株式の選定においては、経済状況などを考慮しながら業種別の企業動向等の見通しを行 うと同時に、定量および定性的な個別企業の分析を行い、バリュエーション上株価が割安と判断さ れ、かつ企業収益が堅調であると考えられる株式を選択します。 ③ 株式への実質的な組入比率は高位に保つことを基本とします。 ④ 外貨建資産への実質的な投資にあたっては、原則として為替ヘッジは行いません。 ⑤ 資金動向、市況動向、その他の要因(当初設定日直後、償還の準備に入ったとき等を含みま す。)等によっては、上記のような運用ができない場合があります。 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)の投資態度> ① 当ファンドは、各マザーファンド受益証券を通じて、主に、ブラジルに本社を置く企業、もしく はブラジル国内にて主に事業活動を営む企業が発行する株式等、及びブラジル・レアル建ての公社 債に実質的に投資を行い、中長期的に投資信託財産の成長を目指した運用を行います。ただし、上 記の株式等以外に、投資対象企業のADR(米国預託証書)やGDR(グローバル預託証書)等も 投資対象とすることがあります。 ② 各マザーファンド受益証券の組入比率は、純資産総額の概ね 50%程度を基本とします。ただし、 資金動向、市況動向等によっては、上記の組入比率より乖離する場合があります。また、株式及び 債券への実質的な組入比率は高位に保つことを基本とします。 ③ 外貨建資産への実質的な投資にあたっては、原則として為替ヘッジは行いません。 ④ 資金動向、市況動向、その他の要因(当初設定日直後、償還の準備に入ったとき等を含みま す。)等によっては、上記のような運用ができない場合があります。 <BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンドの投資態度> ① 当ファンドは、主として、ブラジルに本社を置く企業、もしくはブラジル国内にて主に事業活動 を営む企業が発行する株式等に投資を行い、中長期的に投資信託財産の成長を目指した運用を行い ます。ただし、上記の株式等以外に、投資対象企業のADR(米国預託証書)やGDR(グローバ ル預託証書)等も投資対象とすることがあります。 ② 投資する株式の選定においては、経済状況などを考慮しながら業種別の企業動向等の見通しを行 うと同時に、定量および定性的な個別企業の分析を行い、バリュエーション上株価が割安と判断さ れ、かつ企業収益が堅調であると考えられる株式を選択します。 ③ 株式への組入比率は高位に保つことを基本とします。 ④ 外貨建資産への投資にあたっては、原則として為替ヘッジは行いません。 ⑤ 資金動向、市況動向、その他の要因(当初設定日直後、償還の準備に入ったとき等を含みま す。)等によっては、上記のような運用ができない場合があります。 ⑥ BNPパリバ アセットマネジメント ブラジル(BNP Paribas Asset Management Brasil LTDA.)に運 用指図に関する権限を委託します。 <BNPパリバ・ブラジル債券マザーファンドの投資態度> ① 当ファンドは、主として、ブラジル・レアル建ての公社債を主要投資対象とし、安定した収益の 確保と信託財産の着実な成長を目的として運用を行います。 ② 投資する公社債は、主としてブラジル政府が発行する国債もしくはそれに準ずる債券とし、固定 利付債券、変動利付債券、割引債券およびインフレ連動債券とします。国債もしくはそれに準ずる 債券以外の債券にも投資することがあります。 − 11 − ③ ④ 公社債の投資に当たっては、経済動向や金利動向に対する見通しに基づき運用を行います。 投資する公社債の選定にあたっては、個別銘柄の利回り、バリュエーション、流動性ならびに発 行条件等に基づき分散投資に努めます。 ⑤ 外貨建資産への投資にあたっては、原則として為替ヘッジは行いません。 ⑥ 資金動向、市況動向、その他の要因(当初設定日直後、償還の準備に入ったとき等を含みま す。)等によっては、上記のような運用ができない場合があります。 ⑦ BNPパリバ アセットマネジメント ブラジル(BNP Paribas Asset Management Brasil LTDA.)に運 用指図に関する権限を委託します。 (2)【投資対象】 a. 投資の対象とする資産の種類 1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項で定 めるものをいいます。以下同じ。) イ.有価証券 ロ.デリバティブ取引に係る権利(金融商品取引法第2条第20項に規定するものをいい、後述 「(5) 投資制限」⑨、⑩および⑪に定めるものに限ります。) ハ.金銭債権 ニ.約束手形 2.次に掲げる特定資産以外の資産 イ.為替手形 b. 委託会社は、信託金を、主としてBNPパリバ インベストメント・パートナーズ株式会社を委託者とし、 三菱UFJ信託銀行株式会社を受託者として締結された「BNPパリバ・ブラジル株式マザーファン ド」(※)の受益証券、ならびに次に掲げる有価証券(金融商品取引法第2条第2項の規定により有価 証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資することを指図します。 1. 株券または新株引受権証書 2. 国債証券 3. 地方債証券 4. 特別の法律により法人の発行する債券 5. 社債券(新株引受権証券と社債券とが一体となった新株引受権付社債券(以下「分離型新株引受 権付社債券」といいます。)の新株引受権証券を除きます。) 6. 特定目的会社に係る特定社債券(金融商品取引法第2条第1項第4号で定めるものをいいま す。) 7. 特別の法律により設立された法人の発行する出資証券(金融商品取引法第2条第1項第6号で定 めるものをいいます。) 8. 協同組織金融機関に係る優先出資証券(金融商品取引法第2条第1項第7号で定めるものをいい ます。) 9. 特定目的会社に係る優先出資証券または新優先出資引受権を表示する証券(金融商品取引法第2 条第1項第8号で定めるものをいいます。) 10. コマーシャル・ペーパー 11. 新株引受権証券(分離型新株引受権付社債券の新株引受権証券を含みます。以下同じ。)および 新株予約権証券 12. 外国または外国の者の発行する証券または証書で、前各号の証券または証書の性質を有するもの 13. 投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第10号で定めるものをい います。) 14. 投資証券もしくは投資法人債券または外国投資証券(金融商品取引法第2条第1項第11号で定め るものをいいます。) 15. 外国貸付債権信託受益証券(金融商品取引法第2条第1項第18号で定めるものをいいます。) 16. オプションを表示する証券または証書(金融商品取引法第2条第1項第19号で定めるものをいい、 有価証券に係るものに限ります。) 17. 預託証書(金融商品取引法第2条第1項第20号で定めるものをいいます。) 18. 外国法人が発行する譲渡性預金証書 19. 指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第14号で定める受益証券発行信託の受益 証券に限ります。) 20. 抵当証券(金融商品取引法第2条第1項第16号で定めるものをいいます。) 21. 貸付債権信託受益権であって金融商品取引法第2条第1項第14号で定める受益証券発行信託の受 − 12 − 益証券に表示されるべきもの 22. 外国の者に対する権利で前号の有価証券の性質を有するもの なお、1の証券または証書、12ならびに17の証券または証書のうち1の証券または証書の性質を有する ものを以下「株式」といい、2から6までの証券および12ならびに17の証券または証書のうち2から6ま での証券の性質を有するもの、および14の証券のうち投資法人債券を以下「公社債」といい、13およ び14の証券(ただし、投資法人債券を除きます。)を以下「投資信託証券」といいます。 (※)上記は、<BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)>の場合。<BNPパリバ・ブラジ ル・ファンド(バランス型)>の場合は、『「BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド」お よび「BNPパリバ・ブラジル債券マザーファンド」』と読み替えるものとします。 c. 委託会社は、信託金を、bに掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引法第2条第 2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)により運用することを 指図することができます。 1. 預金 2. 指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託を除きます。) 3. コール・ローン 4. 手形割引市場において売買される手形 5. 貸付債権信託受益権であって金融商品取引法第2条第2項第1号で定めるもの 6. 外国の者に対する権利で前号の権利の性質を有するもの d. bの規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、委託会社が運 用上必要と認めるときは、委託会社は、信託金を、cに掲げる金融商品により運用することの指図が できます。 (3)【運用体制】 委託会社は、マザーファンドの運用の指図に関する権限をBNPパリバ アセットマネジメント ブラジル (BNP Paribas Asset Management Brasil LTDA.)に委託します。 マザーファンドの株式や公社債等の売買の指図等は、BNPパリバ アセットマネジメント ブラジル (BNP Paribas Asset Management Brasil LTDA.) が行います。 委託会社(日本) BNPパリバ インベストメント・ パートナーズ株式会社 投資顧問会社(ブラジル) 投資顧問契約 BNPパリバ アセットマネジメント ブラジル BNP Paribas Asset Management Brasil LTDA. 《重要委員会》 ・パフォーマンス評価 及び投資運用委員会 ・内部管理委員会 法務・コンプライアンス 及びリスク管理部門 インベスト・マネジメント部門 最高責任者(CIO) 債券運用/ マルチ・マーケット 運用チーム 株式チーム 運用部門 リサーチ・ アナリスト ポートフォリオ 委託会社の運用体制 運用部門(6名程度) 市場動向、ポートフォリオ、運用ガイドライン等のモニタリングを行います。 パフォーマンス評価及び投資運用委員会(8名程度) 原則として月1回および随時に開催し、運用パフォーマンスの評価、投資運用や運用ガイドライン 遵守等の状況についての報告が行われます。また必要に応じて投資運用に関する対応を図ります。 内部管理委員会(7名程度) 原則として月1回開催し、法令諸規則や社内規則の遵守状況に関連する事項のレビュー等を行い、 − 13 − 業務手続、コンプライアンス・システム及び内部管理の実施に資する対応を図ります。 法務・コンプライアンス及びリスク管理部門(5名程度) 取引内容の法令遵守状況の確認を行い、必要に応じて指導、勧告を行うとともに内部管理委員会等 に報告を行います。また、法令遵守状況の監視および定期的な確認、法令およびコンプライアンス に関する情報の役職員への提供、研修の実施等を行います。 ※運用体制等は平成23年6月末現在のものであり、今後変更となる場合があります。 BNPパリバグループの概要(平成23年6月末現在) BNPパリバグループ BNPパリバグループは欧州を本拠とする世界有数の金融グループです。世界80を超える国と地域にお いて200,000人以上の従業員を擁します。コーポレートバンキング・投資銀行業務、資産運用業務、 ならびにリテール銀行業務という3つの主要業務分野を核に事業展開し、それぞれ業界のキープレー ヤーとしての地位を占めています。ヨーロッパでは全業務を展開しており、なかでもフランス、イタ リア、ベルギー、ルクセンブルクはリテール銀行業務の母国市場と位置づけられます。欧州-地中海 沿岸全域において総合的な金融業務を展開するとともに、米国においても強大な拠点網を有します。 欧州で既に確固とした地位を確立しているコーポレートバンキング・投資銀行業務ならびに資産運用 業務は、アジアにおいても着実かつ急拡大を続けています。 日本国内においても約800名のスペシャリストが、証券・投資銀行業務、法人向け銀行業務、資産運 用業務、生命保険・損害保険業務等、各法人において多岐にわたる業務を展開しています。 BNPパリバ インベストメント・パートナーズ BNPパリバ インベストメント・パートナーズはBNPパリバグループの資産運用部門として、世界の金 融機関や個人投資家向けに様々な資産運用サービスを提供しています。 800人を超える各資産クラス向けのサービスに精通した運用担当者が世界中の60の運用拠点による ネットワークを用いて、お客様とのパートナーシップを第一のコンセプトとした専門性の高いサービ スを展開しています。 投資顧問会社のBNPパリバ アセットマネジメント ブラジル(BNP Paribas Asset Management Brasil LTDA.)は、BNPパリバグループの資産運用部門におけるブラジルの拠点であり、平成10年に設立さ れ、ブラジルをはじめとする中南米市場に特化した資産運用業務を行っております。 委託会社によるファンドの関係法人(販売会社を除く)に対する管理体制 受託会社または受託会社の再信託先に対しては、日々の純資産照合等を行っています。また、受託会 社等につき、内部統制の整備および運用状況についての報告書を受け取っております。 (4)【分配方針】 毎決算時(BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)は、毎年5月10日および11月10日。BNPパ リバ・ブラジル・ファンド(バランス型)は、毎年2月10日、5月10日、8月10日および11月10日。た だし両ファンドとも休業日の場合は翌営業日)に、原則として次の通り収益分配を行う方針です。 ① 分配対象額の範囲は、経費控除後の配当等収益および売買益(評価益を含みます。)等の全額とし ます。 ② 分配金額は、上記①の範囲で、基準価額の水準、市況動向等を勘案して委託会社が決定するものと します。ただし、分配対象額が少額の場合、分配を行わないこともあります。 ③ 留保益の運用については、特に制限を設けず、委託会社の判断に基づき、元本部分と同一の運用を 行います。 (5)【投資制限】 ① 株式への投資制限(信託約款) <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)> 株式への実質投資割合には制限を設けません。 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)> 委託会社は、取得時において信託財産に属する株式の時価総額とマザーファンドの信託財産に属する 当該株式の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額との合計額が、信託財産の純資産総額の 100分の70を超えることとなる投資の指図をしません。 実質投資割合とは、信託財産に属する当該資産の時価総額とマザーファンドに属する当該資産のう ち信託財産に属するとみなした額(信託財産に属するマザーファンドの受託証券の時価総額にマ ザーファンドの信託財産の純資産総額に占める当該資産の時価総額の割合を乗じて得た額をいいま す。以下同じ。)との合計額の信託財産の純資産総額に対する割合をいいます。(以下同じ。) − 14 − ② マザーファンド受益証券への投資制限(信託約款) <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)> 各マザーファンド受益証券への投資割合には制限を設けません。 <以下、BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)およびBNPパリバ・ブラジル・ファンド(バ ランス型)共通> ③ 外資建資産への投資制限(信託約款) 外貨建資産への実質投資割合には制限を設けません。 ④ 新株引受権証券および新株予約権証券への投資制限(信託約款) 委託会社は、取得時において信託財産に属する新株引受権証券および新株予約権証券の時価総額とマ ザーファンドの信託財産に属する当該新株引受権証券および当該新株予約権証券の時価総額のうち信 託財産に属するとみなした額との合計額が、信託財産の純資産総額の100分の20を超えることとなる 投資の指図をしません。 ⑤ 投資信託証券への投資制限(信託約款) 委託会社は、信託財産に属する投資信託証券(マザーファンドの受益証券を除きます。)の時価総額 とマザーファンドの信託財産に属する当該投資信託証券の時価総額のうち信託財産に属するとみなし た額との合計額が、信託財産の純資産総額の100分の5を超えることとなる投資の指図をしません。 ⑥ 投資する株式等の範囲(信託約款) (a) 委託会社が投資することを指図する株式、新株引受権証券および新株予約権証券は、金融商品取 引所(金融商品取引法第2条第16項に規定する金融商品取引所および金融商品取引法第2条第8 項第3号ロに規定する外国金融商品市場をいいます。以下同じ。)に上場されている株式の発行 会社の発行するもの、金融商品取引所に準ずる市場において取引されている株式の発行会社の発 行するものとします。ただし、株主割当または社債権者割当により取得する株式、新株引受権証 券および新株予約権証券については、この限りではありません。 (b) (a)の規定にかかわらず、上場予定または登録予定の株式、新株引受権証券および新株予約権証 券で目論見書等において上場または登録されることが確認できるものについては、委託会社が投 資することを指図することができるものとします。 ⑦ 同一銘柄の株式等への投資制限(信託約款) (a) 委託会社は、取得時において信託財産に属する同一銘柄の株式の時価総額とマザーファンドの信 託財産に属する当該株式の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額との合計額が、信託財 産の純資産総額の100分の30を超えることとなる投資の指図をしません。 (b) 委託会社は、取得時において信託財産に属する同一銘柄の新株引受権証券および新株予約権証券 の時価総額とマザーファンドの信託財産に属する当該新株引受権証券および当該新株予約権証券 の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額との合計額が、信託財産の純資産総額の100分 の5を超えることとなる投資の指図をしません。 ⑧ 信用取引の指図範囲(信託約款) (a) 委託会社は、信託財産の効率的な運用に資するため、信用取引により株券を売付けることの指図 をすることができます。なお、当該売付けの決済については、株券の引渡しまたは買戻しにより 行うことの指図をすることができるものとします。 (b) (a)の信用取引の指図は、当該売付けにかかる建玉の時価総額が、信託財産の純資産総額の範囲 内とします。 (c) 信託財産の一部解約等の事由により(b)の売付けにかかる建玉の時価総額が信託財産の純資産総 額を超えることとなった場合には、委託会社は速やかに、その超える額に相当する売付けの一部 を決済するための指図をするものとします。 ⑨ 先物取引等の運用指図・目的・範囲(信託約款) (a) 委託会社は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスクを回 避するため、わが国の金融商品取引所等における有価証券先物取引(金融商品取引法第28条第8 項第3号イに掲げるものをいいます。)、有価証券指数等先物取引(金融商品取引法第28条第8 項第3号ロに掲げるものをいいます。)および有価証券オプション取引(金融商品取引法第28条 第8項第3号ハに掲げるものをいいます。)ならびに外国における店頭市場または外国の金融商 品取引所等におけるこれらの取引と類似の取引を行うことの指図をすることができます。なお、 選択権取引は、オプション取引に含めるものとします(以下同じ。)。 (b) 委託会社は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスクを回 避するため、わが国の金融商品取引所等における金利にかかる先物取引およびオプション取引な らびに外国の金融商品取引所等におけるこれらの取引と類似の取引を行うことの指図をすること − 15 − ができます。 ⑩ スワップ取引の運用指図・目的・範囲(信託約款) (a) 委託会社は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスクおよ び為替変動リスクを回避するため、異なった通貨、異なった受取金利または異なった受取金利と その元本を一定の条件のもとに交換する取引(以下「スワップ取引」といいます。)を行うこと の指図をすることができます。 (b) スワップ取引の指図にあたっては、当該取引の契約期限が、原則として信託約款に定める信託期 間を超えないものとします。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可能なものについ てはこの限りではありません。 (c) スワップ取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した価額で評価す るものとします。 (d) 委託会社は、スワップ取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが必要と認めたときは、担 保の提供あるいは受入れの指図を行うものとします。 ⑪ 金利先渡取引の運用指図・目的・範囲(信託約款) (a) 委託会社は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスクおよ び為替変動リスクを回避するため、金利先渡取引を行うことの指図をすることができます。 (b) 金利先渡取引の指図にあたっては、当該取引の決済日が、原則として信託約款に定める信託期間 を超えないものとします。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可能なものについて はこの限りではありません。 (c) 金利先渡取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した価額で評価す るものとします。 (d) 委託会社は、金利先渡取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが必要と認めたときは、担 保の提供あるいは受入れの指図を行うものとします。 (e) 「金利先渡取引」とは、当事者間において、あらかじめ将来の特定の日(以下「決済日」といい ます。)における決済日から一定の期間を経過した日(以下「満期日」といいます。)までの期 間に係る国内または海外において代表的利率として公表される預金契約または金銭の貸借契約に 基づく債権の利率(以下「指標利率」といいます。)の数値を取り決め、その取り決めに係る数 値と決済日における当該指標利率の現実の数値との差にあらかじめ元本として定めた金額および 当事者間で約定した日数を基準とした数値を乗じた額を決済日における当該指標利率の現実の数 値で決済日における現在価値に割り引いた額の金銭の授受を約する取引をいいます。 ⑫ 同一銘柄の転換社債等への投資制限(信託約款) 委託会社は、取得時において信託財産に属する同一銘柄の転換社債、ならびに新株予約権付社債のう ち会社法第236条第1項第3号の財産が当該新株予約権付社債についての社債であって当該社債と当 該新株予約権がそれぞれ単独で存在し得ないことをあらかじめ明確にしているもの(以下、会社法施 行前の旧商法第341条ノ3第1項第7号および第8号の定めがある新株予約権付社債を含め「転換社 債型新株予約権付社債」といいます。)の時価総額と、マザーファンドの信託財産に属する当該転換 社債ならびに当該転換社債型新株予約権付社債の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額との 合計額が、信託財産の純資産総額の100分の10を超えることとなる投資の指図をしません。 ⑬ 有価証券の貸付けの指図および範囲(信託約款) (a) 委託会社は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産に属する株式および公社債を次の 範囲内で貸付けの指図をすることができます。 1.株式の貸付けは、貸付時点において、貸付株式の時価合計額が、信託財産で保有する株式の時 価合計額を超えないものとします。 2.公社債の貸付けは、貸付時点において、貸付公社債の額面金額の合計額が、信託財産で保有す る公社債の額面金額の合計額を超えないものとします。 (b) (a)に定める限度額を超えることとなった場合には、委託会社は速やかに、その超える額に相当 する契約の一部の解約を指図するものとします。 (c) 委託会社は、有価証券の貸付けにあたって必要と認めたときは、担保の受入れの指図を行うもの とします。 ⑭ 有価証券の空売りの指図および範囲(信託約款) (a) 委託会社は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産において有しない有価証券または ⑮の規定において借入れた有価証券を売付けることの指図をすることができます。なお、当該売 付けの決済については、売付けた有価証券の引渡しまたは買戻しにより行うことの指図をするこ とができます。 (b) (a)の売付けの指図は、当該売付けに係る有価証券の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲内 − 16 − ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳ とします。 (c) 信託財産の一部解約等の事由により、(b)の売付けに係る有価証券の時価総額が信託財産の純資 産総額を超えることとなった場合には、委託会社は速やかに、その超える額に相当する売付けの 一部を決済するための指図をするものとします。 有価証券の借入れの指図および範囲(信託約款) (a) 委託会社は、信託財産の効率的な運用に資するため、有価証券の借入れの指図をすることができ ます。なお、当該有価証券の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、担保の提 供の指図を行うものとします。 (b) (a)の指図は、当該借入れに係る有価証券の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲内とします。 (c) 信託財産の一部解約等の事由により、(b)の借入れに係る有価証券の時価総額が信託財産の純資 産総額を超えることとなった場合には、委託会社は速やかに、その超える額に相当する借入れた 有価証券の一部を返還するための指図をするものとします。 (d) (a)の借入れに係る品借料は信託財産中から支弁します。 特別な場合の外貨建有価証券への投資制限(信託約款) 外貨建有価証券への投資については、わが国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合 には、制約されることがあります。 外国為替予約取引の指図および範囲(信託約款) (a) 委託会社は、信託財産の効率的な運用に資するため、外国為替の売買の予約取引の指図をするこ とができます。 (b) (a)の予約取引の指図は、信託財産に係る為替の買予約の合計額と売予約の合計額との差額につ き円換算した額が、信託財産の純資産総額を超えないものとします。ただし、信託財産に属する 外貨建資産(マザーファンドの信託財産に属する外貨建資産の時価総額のうち信託財産に属する とみなした額を含みます。)の為替変動リスクを回避するための当該予約取引の指図については、 この限りではありません。 (c) (b)の限度額を超えることとなった場合には、委託会社は所定の期間内にその超える額に相当す る為替予約の一部を解消するための外国為替の売買の予約取引の指図をするものとします。 資金の借入れ(信託約款) (a) 委託会社は、信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性に資するため、一部解約に伴う支払 資金の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含みます。)を 目的として、または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的として、資金借入れ (コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができます。なお、当該借入金を もって有価証券等の運用は行わないものとします。 (b) 一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日から信託 財産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代金支払開始日か ら信託財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間もしくは受益者への解約代金支払開 始日から信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日までの期間が5営業日以内である場合 の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代金または解約代金ならびに償還金の合計 額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入指図を行う日における信託財産の純資産総額 の10%を超えないこととします。 (c) 収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日からその翌営業 日までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。 (d) 借入金の利息は信託財産中より支弁します。 デリバティブ取引に係る投資制限(金融商品取引業等に関する内閣府令) 委託会社は、運用財産に関し、金利、通貨の価格、金融商品市場における相場その他の指標に係る変 動その他の理由により発生し得る危険に対応する額としてあらかじめ委託会社が定めた合理的な方法 により算出した額が当該運用財産の純資産額を超えることとなる場合において、デリバティブ取引 (新株予約権証券またはオプションを表示する証券もしくは証書に係る取引および選択権付債券売買 を含みます。)を行い、または継続することを内容とした運用を行うことをしないものとします。 同一法人の発行する株式への投資制限(投資信託及び投資法人に関する法律) 委託会社は、同一法人の発行する株式について、その運用の指図を行うすべてのファンドにつき投資 信託財産として有する当該株式に係る議決権の総数が、当該株式に係る議決権の総数に100分の50の 率を乗じて得た数を超えることとなる場合においては、当該株式を投資信託財産をもって取得するこ とを受託会社に指図しないものとします。 − 17 − 3【投資リスク】 当ファンドはリスク商品であり、投資元本は保証されていません。したがって、換金時に投資元本を下回 ることがあります。また収益や投資利回り等は未確定の商品です。 a.ファンドのリスク特性 当ファンドは、主にマザーファンドへの投資を通じて、外国の株式や債券など値動きのある有価証券に 投資しますので、組入れた有価証券の値動きや為替相場の変動などの影響により、基準価額は変動しま す。したがって、当ファンドは金融機関の預金と異なり元本が保証されているものではありません。ま た、当ファンドは、預金保険機構または保険契約者保護機構の保護の対象ではなく、信託財産に生じた 利益及び損失は、全て受益者に帰属することとなります。 (1) 受益者は、当ファンドの基準価額が、市場における価格変動によって、上昇したり下落したりすると いうこと、また権利行使に制限があることに注意をはらう必要があります。 以下は、主なリスクとその要因および権利行使の制限に関する説明です。 ① 価格変動リスク 当ファンドは、マザーファンドへの投資を通じて主にブラジルの株式や債券など値動きのある有 価証券に投資します。株式の価格は政治・経済情勢、発行企業の業績、市場の需給関係等を反映 して変動します。また、公社債の価格は、一般に金利が低下した場合には上昇し、金利が上昇し た場合には下落します(値動きの幅は、残存期間、発行体、公社債の種類等により異なります)。 組入株式の価格および債券価格が下落した場合、当ファンドの基準価額が下落する可能性があり ます。 ② 信用リスク 株式の価格は、発行企業の信用状況によっても変動する場合があり、経営不安や倒産等の重大な 危機に陥った場合には、投資資金が回収できなくなることがあります。また、公社債の価格も発 行体の信用状況によって変動します。特に、発行体が財政難、経営不安等により、利子および償 還金をあらかじめ決定された条件で支払うことができなくなった場合(債務不履行)、またはで きなくなることが予想される場合には、公社債の価格は大きく下落します(利子および償還金が 支払われないこともあります)。その結果、当ファンドの基準価額が下落する可能性があります。 ③ 為替変動リスク 当ファンドはマザーファンドへの投資を通じて外貨建資産に投資しますので、為替変動リスクを 伴います。原則として為替ヘッジを行わないため、為替変動の影響を直接的に受け、円高局面で は当ファンドの基準価額が下落する要因となります。 ④ 流動性リスク 市場規模や取引量が少ない場合など、機動的に組入銘柄を売却できないことがあります。その結 果、売却価格が大きく低下し、当ファンドの基準価額が下落する可能性があります。 ⑤ カントリーリスク 当ファンドはマザーファンドへの投資を通じて海外の有価証券に投資しますが、その国の政治・ 経済および社会情勢等の変化により、金融・証券市場が混乱した場合に、当ファンドの基準価額 に大きな変動をもたらす可能性があります。 ファンドが主に実質的に投資するブラジルの証券市場などの先進国以外の国の証券市場は、欧米 等の先進国の証券市場に比べ、より運用上の制約が大きいことが想定されます。また、先進国に 比べ、一般に市場規模や取引量が小さく、流動性が低いことにより本来想定される投資価値とは 乖離した価格水準で取引される場合もあるなど、価格の変動性が大きくなる傾向が考えられます。 またそれらの国の経済状況は、先進国経済に比較して脆弱である可能性があります。 そのため、当該国のインフレ、国際収支、外貨準備高の好転や悪化、また、政治不安や社会不安 あるいは他国との外交関係の悪化などが金融・証券市場に及ぼす影響は、先進国以上に大きいも のになることが予想されます。さらに、政府当局による海外からの投資規制など数々の規制が緊 急に導入されたり、あるいは政策の変更等により証券市場が著しい悪影響を被る可能性もありま す。 上記のような投資環境変化の内容によっては、ファンドでの新規投資の中止や大幅な縮小をする 場合があります。 ⑥ 投資銘柄の集中リスク 当ファンドはマザーファンドへの投資を通じて、少数の銘柄に集中して投資する場合があります。 このため株式市場もしくは債券市場全体の動きとは異なり、信託財産の価値が大きく上下するこ − 18 − とがあります。それにより当ファンドの基準価額が下落する可能性があります。 ⑦ 追加設定・一部解約による資金流出入に伴うリスク ファンドの追加設定および一部解約による資金の流出入に伴い、基準価額が影響を受ける可能性 があります。大量の追加設定もしくは一部解約が行われた場合、有価証券の売買手数料や市況も しくは取引量の影響等による市場実勢から乖離した価格での有価証券の組入れおよび売却を行う 必要が生じると、当ファンドの基準価額はその影響を受けます。 ⑧ ファミリーファンド方式にかかる留意点 当ファンドは、ファミリーファンド方式により運用を行います。当ファンドが投資対象とするマ ザーファンドを共有する他のベビーファンドに追加設定・一部解約による資金の流出入が生じ、 その結果、当該マザーファンドにおいて売買等が生じた場合は、当ファンドの基準価額が影響を 受けることがあります。 ⑨ 権利行使の制限 当ファンドは、お申込日がサンパウロ証券取引所の休業日と同一日の場合には、原則としてお申 込みはできません。 また、金融商品取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止、その他やむ を得ない事情があるときは、受付けが取消しまたは中止されることがあります。 (2) その他の留意点 当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリングオフ)の適 用はありません。 (3) 投資信託に関する一般的なリスク ① 法令や税制が変更される場合に、投資信託を保有する受益者が重大な不利益を被る可能性があり ます。 ② 短期間に相当金額の解約申込みがあった場合には、解約資金を手当てするために組入有価証券を 市場実勢より大幅に安い価格で売却せざるを得ないことがあります。この場合、基準価額が下落 する要因となり、損失を被ることがあります。 ③ 証券市場は、世界的な経済事情の急変またはその国における天災地変、政変、経済事情の変化も しくは政策の変更等の諸事情により閉鎖されることがあります。これにより当ファンドの運用が 影響を被って基準価額の下落につながり、その結果、投資元本を下回る可能性があります。 (4) 以下の記載事項は、投資信託についての留意事項です。 ・投資信託は預金または金融債ではありません。 ・投資信託は保険契約ではありません。 ・投資信託は預金保険機構または保険契約者保護機構の保護の対象とはなりません。 ・投資信託は元本および利息を保証する商品ではありません。 ・投資信託の設定・運用は投資信託委託会社が行います。(販売会社は販売の窓口となります。) ・投資した資産の価値の減少を含むリスクは、投資信託をご購入のお客様が負うことになります。 b.リスクの管理体制 委託会社では、ファンドが適切に運用されているかどうか、モニタリングを行います。運用部門におい ては、運用管理の一環として、個別銘柄のチェックやポートフォリオのモニタリング等を行います。ま た、投資顧問会社でもポートフォリオのリスクモニタリング等が行われます。運用部門は、ファンドの 運用計画をパフォーマンス評価及び投資運用委員会に報告します。業務部門は日々のトレード、約定、 決済など、事務面での監視を実施します。一方、法務・コンプライアンス及びリスク管理部門において は法令・諸規則、および運用ガイドライン、信託約款などの遵守についてのモニタリングを実施します。 更に、パフォーマンス評価及び投資運用委員会、内部管理委員会により定期的チェックを行い、投資リ スクの管理体制を強化しています。 ①パフォーマンス評価及び投資運用委員会 構成メンバー CEO、運用各部門の代表者、業務部門の代表者、インベストメント・リスク管 理部の代表者、マーケティング部門の各代表者、監査役 所管業務 運用ファンドに対する運用成績の評価と問題点の把握、市場リスク、信用リス ク、流動性リスクの検証 権限/責任範囲 運用成績改善要請、所管部門に対する問題点の是正勧告 − 19 − ②内部管理委員会 構成メンバー 法務・コンプライアンス部門の代表者、CEO、インベストメント・リスク管理 部の代表者、業務部門の代表者、運用部門の代表者、監査役 所管業務 業務手続、コンプライアンス・システム及び内部管理の実行・改善 権限/責任範囲 上記所管業務に関する問題点の討議及び所管部門に対する調整 ※上記の内容は平成23年6月末現在であり、委託会社の組織変更等により今後変更される場合があります。 4【手数料等及び税金】 (1)【申込手数料】 ① 申込手数料率は、3.15%※(税抜 3.00%)を上限に販売会社が定めるものとします。 ※当該申込手数料にかかる消費税および地方消費税に相当する金額(以下「消費税等相当額」といいます。) (5%) が含まれています。 ※販売会社によっては、償還乗換えにより当ファンドの受益権の取得申込みをされる場合には、無手数料等で受付け る場合があります。 ② ①にかかわらず、「BNPパリバ・ブラジル・ファンド」を構成する各ファンドの受益者が、保有す る当該各ファンドの受益権を換金した手取金をもって、他の構成ファンドの受益権の取得申込みを行 う場合(スイッチング(乗換え))の申込手数料は、無手数料とします。 <BNPパリバ・ブラジル・ファンドについて> 「BNPパリバ・ブラジル・ファンド」は、「BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)」「B NPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)」から成り、両ファンド間では、投資家の皆様のご 判断により、無手数料でスイッチング(乗換え)※が可能です。 ※スイッチング(乗換え)とは、「BNPパリバ・ブラジル・ファンド」を構成する各ファンドの受益者が保有する当 該各ファンドの受益権を換金した手取金をもって、他の構成ファンドの受益権の取得申込みを行うことをいいます。 ③ 申込みには「分配金再投資コース」と「分配金支払いコース」があります。「分配金再投資コース」 の場合、収益分配金の再投資の際には、申込手数料はかかりません。 ※ 詳細につきましては、販売会社にお問合わせ下さい。 (2)【換金(解約)手数料】 換金(解約)に際し、手数料はかかりません。 (3)【信託報酬等】 ① 委託会社および受託会社の信託報酬の総額は、約款に規定する計算期間を通じて毎日、信託財産の純 資産総額に年率1.785%(税抜 1.700%)を乗じて得た額とします。その配分は以下の通りです。 信託報酬の総額 年率1.785%(税抜 1.700%) 委託会社 年率0.840%(税抜 0.800%) 販売会社 年率0.840%(税抜 0.800%) 受託会社 年率0.105%(税抜 0.100%) 配分 ② 信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき信託財産中から支弁するものとします。 ③ 信託報酬に係る消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに信託財産中から支弁します。 ④ 委託会社の報酬には、BNPパリバ アセットマネジメント ブラジルへの投資顧問報酬が含まれます。 なお、投資顧問報酬の額は、マザーファンドの信託財産の日々の純資産総額に対して年率0.37%を乗 じて得た額とします。 − 20 − (4)【その他の手数料等】 ① 売買・保管等に要する費用 ファンドの組入有価証券の売買の際に発生する売買委託手数料は、信託財産が負担します。この他に、 売買委託手数料に対する消費税等相当額および外貨建資産の保管等に要する費用ならびに先物取引・ オプション取引等に要する費用についても信託財産が負担します。 ② 諸経費 信託財産に関する租税、信託財産にかかる監査費用、その他信託事務の処理に要する諸費用ならびに 受託会社の立替えた立替金の利息(「諸経費」といいます。)は、受益者の負担とし、信託財産中か ら支弁します。 信託財産にかかる監査費用ならびに当該監査費用にかかる消費税等に相当する金額は、計算期間を通 じて毎日、合理的な金額を、原則として当該計算期間の日数で除して計算し、毎計算期末または信託 終了のとき信託財産中から支弁します。 ※その他の手数料等は、定時または随時に見直されるものや、運用資産の状況等により異なるものであ るため、事前に料率・上限額等を表示することができません。 上記(1)から(4)までの手数料等の合計額については、ファンドを保有される期間等に応じて異なりますの で、表示することができません。 (5)【課税上の取扱い】 日本の居住者(法人を含みます。)である受益者に対する課税については、以下のような取扱いとなり ます(平成23年6月末現在)。詳しくは、販売会社にお問合わせ下さい。 なお、今後、税法が改正された場合は、以下の内容が変更になることがあります。 ● 個人の受益者に対する課税 収益分配金について 平成25年12月31日まで 平成26年1月1日以降 収益分配金(普通分配金)に対し、源泉徴収税率 収益分配金(普通分配金)に対して、20%(所得 の特例措置として、軽減税率10%(所得税7%、 税15%、地方税5%)が源泉徴収されます。 地方税3%)が源泉徴収されます。 * 源泉徴収により申告不要制度が適用されますが、確定申告を行い総合課税または申告分離課税を選択することもで きます。申告分離課税を選択した場合、上場株式等の譲渡損との損益通算を行うことができます。 * 源泉徴収選択口座(特定口座)をご利用の場合、その口座内において配当等の額から上場株式等の譲渡損失の金額 を控除した金額に対して所得税、地方税の額が計算されます(確定申告不要)。 一部解約金、償還金について 平成25年12月31日まで 平成26年1月1日以降 解約価額または償還価額から取得に要した金額 (申込手数料および申込手数料にかかる消費税等 相当額を含みます。)を控除した差益(譲渡益) に、譲渡所得に対する税率の特例措置として、軽 減税率10%(所得税7%、地方税3%)の申告分 離課税が適用されます。 解約価額または償還価額から取得に要した金額 (申込手数料および申込手数料にかかる消費税等 相当額を含みます。)を控除した差益(譲渡益) に、20%(所得税15%、地方税5%)の申告分離 課税が適用されます。 * 一部解約金および償還金については、上場株式等の譲渡所得等の収入金額とみなされ、上場株式等の譲渡所得等の 損失が生じた場合には、上場株式等に係る配当所得(申告分離課税を選択した収益分配金、配当金に限ります。) と損益通算を行うことができます。 * 源泉徴収選択口座(特定口座)をご利用の場合、その口座内において配当等の額から上場株式等の譲渡損失の金額 を控除した金額に対して所得税、地方税の額が計算されます(確定申告不要)。 ◆ 配当控除の適用はありません。 ● 法人の受益者に対する課税 収益分配金について 平成25年12月31日まで 平成26年1月1日以降 収益分配金(普通分配金)に対し、軽減税率7% 収益分配金(普通分配金)に対して、15%(所得 (所得税)が源泉徴収されます。 税)が源泉徴収されます。 − 21 − 一部解約金、償還金について 平成25年12月31日まで 平成26年1月1日以降 解約価額または償還価額の個別元本超過額に対 解約価額または償還価額の個別元本超過額に対し し、軽減税率7%(所得税)が源泉徴収されま て、15%(所得税)が源泉徴収されます。 す。 ◆ 源泉徴収された所得税は、所有期間に応じて法人税額から控除される場合があります。 ◆ 益金不算入制度の適用はありません。 <個別元本について> ① 追加型株式投資信託について、受益者毎の信託時の受益権の価額等(申込手数料および当該申込手 数料にかかる消費税等相当額は含まれません。)が当該受益者の元本(個別元本)にあたります。 ② 受益者が同一ファンドの受益権を複数回取得した場合、個別元本は、当該受益者が追加信託を行う つど当該受益者の受益権口数で加重平均することにより算出されます。 ただし、個別元本は、同一ファンドを複数の販売会社で取得する場合などにより算出方法が異なる 場合がありますので、販売会社にお問合わせ下さい。 <収益分配金の課税について> ① 追加型株式投資信託における収益分配金には、課税扱いになる「普通分配金」と非課税扱いになる 「特別分配金」があります。 ② 受益者が収益分配金を受け取る際、イ.当該収益分配金落ち後の基準価額が当該受益者の個別元本 と同額の場合または当該受益者の個別元本を上回っている場合には、当該収益分配金の全額が普通 分配金となり、ロ.当該収益分配金落ち後の基準価額が当該受益者の個別元本を下回っている場合 には、その下回る部分の額が特別分配金となり、当該収益分配金から当該特別分配金を控除した額 が普通分配金となります。 ③ 受益者が特別分配金を受け取った場合、収益分配金発生時にその個別元本から当該特別分配金を控 除した額が、その後の当該受益者の個別元本となります。 ※ 買取につきましては、販売会社にお問合わせ下さい。 ※ 詳細につきましては、税務専門家に確認していただくことをお勧めいたします。 5【運用状況】 (1)【投資状況】(平成23年6月末現在) <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)> 資産の種類 親投資信託受益証券 国名 時価合計(円) 日本 51,205,564,100 100.11 △54,846,510 △0.11 51,150,717,590 100.00 現金・預金・その他の資産(負債控除後) 合計(純資産総額) 投資比率(%) *投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価比率をいいます。 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)> 資産の種類 親投資信託受益証券 国名 時価合計(円) 日本 現金・預金・その他の資産(負債控除後) 合計(純資産総額) 投資比率(%) 17,249,917,260 93.45 1,209,635,874 6.55 18,459,553,134 100.00 *投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価比率をいいます。 (参考) <BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンドの投資状況> 資産の種類 株式 国名 時価合計(円) ブラジル 現金・預金・その他の資産(負債控除後) 合計(純資産総額) 投資比率(%) 58,053,453,077 97.17 1,691,412,491 2.83 59,744,865,568 100.00 *投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価比率をいいます。 − 22 − <BNPパリバ・ブラジル債券マザーファンドの投資状況> 資産の種類 国名 国債証券 時価合計(円) ブラジル 8,705,678,277 98.78 107,262,873 1.22 8,812,941,150 100.00 現金・預金・その他の資産(負債控除後) 合計(純資産総額) 投資比率(%) *投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価比率をいいます。 (2)【投資資産】(平成23年6月末現在) <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)> ①【投資有価証券の主要銘柄】 (主要銘柄の明細) 国/地域 種類 日本 親投資信託受益証券 銘柄名 上段:簿価単価 下段:評価単価 (円) 数量 BNPパリバ・ブラジル株式 マザーファンド 63,807,556,512 上段:簿価金額 下段:評価金額 (円) 0.7974 50,880,149,279 0.8025 51,205,564,100 投資 比率 (%) 100.11 *投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の評価金額の比率をいいます。 (種類別投資比率) 種類 投資比率(%) 親投資信託受益証券 100.11 合計 100.11 *投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該種類の評価金額の比率をいいます。 ②【投資不動産物件】 該当事項はありません。 ③【その他投資資産の主要なもの】 該当事項はありません。 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)> ①【投資有価証券の主要銘柄】 (主要銘柄の明細) 国/地域 日本 種類 親投資信託受益証券 銘柄名 数量 BNPパリバ・ブラジル債券 マザーファンド 7,135,496,881 BNPパリバ・ブラジル株式 マザーファンド 10,513,227,494 上段:簿価単価 下段:評価単価 (円) 1.1776 1.2351 0.7930 0.8025 *投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の評価金額の比率をいいます。 (種類別投資比率) 種類 投資比率(%) 親投資信託受益証券 93.45 合計 93.45 *投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該種類の評価金額の比率をいいます。 ②【投資不動産物件】 該当事項はありません。 ③【その他投資資産の主要なもの】 該当事項はありません。 − 23 − 上段:簿価金額 下段:評価金額 (円) 8,402,761,128 8,813,052,197 8,337,491,257 8,436,865,063 投資 比率 (%) 47.74 45.71 (参考) <BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド> ① 投資有価証券の主要銘柄 (主要銘柄の明細) 順 位 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 国/地域 ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル 銘柄名 種類 VALE SA-PREF A PETROLEO BRAS-PR ITAU UNIBANCO HOLDING SA PREF VALE SA OGX PETROLEO E GAS PARTICIPA PDG REALTY SA BM&F BOVESPA SA GERDAU SA-PREF PETROBRAS-PETROLEO BRAS BANCO DO BRASIL SA USINAS SIDER MINAS GER-PF A BANCO BRADESCO SA-PREF CIA PARANAENSE DE ENERGI-PFB LOJAS AMERICANAS SA-PREF ITAUSA-INVESTIMENTOS ITAU-PR ITAU UNIBANCO HOLDING SA-ADR BANCO BRADESCO-ADR GAFISA SA BRADESPAR SA PREF KLABIN SA-PREF HYPERMARCAS SA COSAN SA INDUSTRIA COMERCIO MRV ENGENHARIA GOL LINHAS AEREAS - PREF METALURGICA GERDAU SA-PREF DURATEX SA ROSSI RESIDENCIAL SA TELE NORTE LESTE PART-PREF COMPANHIA DE BEBIDAS-PRF ADR CIA BRASILEIRA DE DIS-PREF 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 株式 業種 素材 エネルギー 銀行 素材 エネルギー 不動産 各種金融 素材 エネルギー 銀行 素材 銀行 公益事業 小売 各種金融 銀行 銀行 不動産 素材 家庭用品・パーソナル用品 小売 素材 住宅 運輸 素材 資本財 住宅 電気通信サービス 食品・飲料・タバコ 食品・生活必需品小売り 数量 2,584,584 4,116,413 1,904,929 1,121,506 3,500,598 5,244,991 3,899,626 2,046,830 1,251,012 1,055,040 1,966,731 821,845 603,348 1,522,829 1,778,012 568,451 649,256 2,555,111 476,186 3,175,959 1,206,360 720,482 1,275,626 719,157 648,680 904,272 938,757 460,234 205,199 148,218 簿価単価 (円) 2,280.72 1,262.22 1,883.07 2,563.57 753.96 465.89 615.18 876.84 1,421.28 1,454.68 771.18 1,596.76 2,248.95 779.76 615.71 1,849.03 1,584.62 433.33 2,012.07 305.80 880.05 1,198.34 712.69 1,095.93 1,069.57 701.92 721.93 1,354.58 2,616.67 3,643.00 簿価金額 (円) 5,894,736,974 5,195,843,515 3,587,127,986 2,875,069,979 2,639,332,948 2,443,614,032 2,398,989,846 1,794,759,504 1,778,047,092 1,534,753,410 1,516,721,903 1,312,295,139 1,356,902,673 1,187,446,019 1,094,757,548 1,051,083,571 1,028,828,113 1,107,227,599 958,120,745 971,232,399 1,061,657,456 863,383,710 909,133,420 788,149,167 693,811,292 634,727,325 677,718,436 623,425,612 536,938,512 539,959,656 評価単価 (円) 2,278.67 1,199.62 1,866.65 2,521.37 745.53 459.73 537.21 830.19 1,321.23 1,426.93 708.59 1,618.83 2,155.01 789.14 611.61 1,890.69 1,646.08 388.92 2,002.11 295.54 771.18 1,257.09 682.42 964.62 1,026.20 699.35 662.41 1,224.25 2,701.22 3,643.00 *投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の評価金額の比率をいいます。 (種類別及び業種別投資比率) 種類 国内/外国 株式 外国 住宅 業種 投資比率(%) 株式 外国 エネルギー 16.11 株式 外国 素材 27.30 株式 外国 資本財 株式 外国 商業・専門サービス 0.84 株式 外国 運輸 2.29 2.50 1.85 株式 外国 耐久消費財・アパレル 0.29 株式 外国 小売 4.97 株式 外国 食品・生活必需品小売り 1.05 株式 外国 食品・飲料・タバコ 1.72 株式 外国 家庭用品・パーソナル用品 1.57 株式 外国 ヘルスケア機器・サービス 0.00 株式 外国 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス 株式 外国 銀行 0.52 14.34 株式 外国 各種金融 5.89 株式 外国 不動産 8.14 株式 外国 電気通信サービス 3.39 株式 外国 公益事業 4.38 合計 97.17 *投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該種類及び業種の評価金額の比率をいいます。 ② 投資不動産物件 該当事項はありません。 ③ その他投資資産の主要なもの 該当事項はありません。 − 24 − 評価金額 投資比率 (円) (%) 5,889,432,373 9.86 4,938,163,471 8.27 3,555,850,576 5.95 2,827,735,396 4.73 2,609,815,879 4.37 2,411,319,574 4.04 2,094,940,311 3.51 1,699,269,669 2.84 1,652,877,712 2.77 1,505,469,387 2.52 1,393,608,082 2.33 1,330,427,752 2.23 1,300,227,006 2.18 1,201,737,155 2.01 1,087,459,164 1.82 1,074,768,372 1.80 1,068,730,367 1.79 993,758,810 1.66 953,379,704 1.60 938,640,708 1.57 930,331,923 1.56 905,714,319 1.52 870,516,521 1.46 693,718,978 1.16 665,675,416 1.11 632,407,415 1.06 621,843,995 1.04 563,444,512 0.94 554,288,832 0.93 539,959,656 0.90 <BNPパリバ・ブラジル債券マザーファンド> ① 投資有価証券の主要銘柄 (主要銘柄の明細) 順 位 1 2 3 4 5 6 国/地域 種類 銘柄名 ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル ブラジル 国債証券 国債証券 国債証券 国債証券 国債証券 国債証券 BRAZIL LTN 2012/7/1 BRAZIL NTN-F 10% 17/1/1 BRAZIL NTN-B 6% 15/5/15 BRAZIL NTN-B 6% 20/8/15 BRAZIL-LFT 2015/3/7 BRAZIL LFT 2011/12/21 数量 66,500,000 50,053,000 16,750,000 12,300,000 681,000 378,000 簿価単価 (円) 4,486.74 4,819.89 10,529.79 10,478.11 24,123.78 23,952.17 簿価金額 (円) 2,983,683,935 2,412,503,812 1,763,739,957 1,288,808,521 164,282,976 90,539,227 評価単価 (円) 4,479.09 4,899.81 10,366.32 10,409.89 24,343.16 24,343.38 評価金額 利率 (円) (%) 2,978,601,017 2,452,506,171 10 1,736,358,643 6 1,280,417,527 6 165,776,937 0 92,017,982 0 償還期限 2012年 7月 1日 2017年 1月 1日 2015年 5月15日 2020年 8月15日 2015年 3月 7日 2011年12月21日 投資比率 (%) 33.80 27.83 19.70 14.53 1.88 1.04 *投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該銘柄の評価金額の比率をいいます。 *記載されている数量は、実際の額面を1,000倍しております。また、簿価単価及び評価単価は実際の単価を10分の1に しております。 (種類別投資比率) 種類 投資比率(%) 国債証券 98.78 合計 98.78 *投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該種類の評価金額の比率をいいます。 ② 投資不動産物件 該当事項はありません。 ③ その他投資資産の主要なもの 該当事項はありません。 (3)【運用実績】 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)> ①【純資産の推移】 ファンドの各計算期間末日および平成23年6月末前1年以内における各月末の純資産の推移は以下の とおりです。 計算期間 (第1期末)平成20年 5月12日 (第2期末)平成20年11月10日 (第3期末)平成21年 5月11日 (第4期末)平成21年11月10日 (第5期末)平成22年 5月10日 (第6期末)平成22年11月10日 (第7期末)平成23年 5月10日 平成22年 6月末日 平成22年 7月末日 平成22年 8月末日 平成22年 9月末日 平成22年10月末日 平成22年11月末日 平成22年12月末日 平成23年 1月末日 平成23年 2月末日 平成23年 3月末日 平成23年 4月末日 平成23年 5月末日 平成23年 6月末日 純資産総額(円) (分配落) (分配付) 100,506,821,849 102,458,395,521 39,430,016,877 39,430,016,877 54,904,857,108 54,904,857,108 78,606,399,975 78,606,399,975 67,191,265,794 67,191,265,794 66,876,110,977 66,876,110,977 53,420,870,511 53,420,870,511 63,523,506,875 − 68,200,464,272 − 63,005,573,012 − 67,510,066,115 − 64,586,021,811 − 63,437,973,882 − 62,315,152,368 − 59,826,821,406 − 59,013,237,156 − 60,286,686,006 − 58,379,335,183 − 53,218,843,879 − 51,150,717,590 − *基準価額は1万口当たり − 25 − 基準価額(円) (分配落) (分配付) 10,054 10,250 4,038 4,038 5,782 5,782 8,280 8,280 7,363 7,363 8,058 8,058 7,432 7,432 7,033 − 7,640 − 7,163 − 7,908 − 7,727 − 7,728 − 7,780 − 7,610 − 7,645 − 7,995 − 8,018 − 7,525 − 7,443 − ②【分配の推移】 第1期 第2期 第3期 第4期 第5期 第6期 第7期 ③【収益率の推移】 計算期間 自 平成19年11月16日 至 平成20年 5月12日 自 平成20年 5月13日 至 平成20年11月10日 自 平成20年11月11日 至 平成21年 5月11日 自 平成21年 5月12日 至 平成21年11月10日 自 平成21年11月11日 至 平成22年 5月10日 自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日 自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日 分配金(円) 200 第1期 0 第2期 0 第3期 0 第4期 0 第5期 0 第6期 0 第7期 *分配金は1万口当たり 計算期間 自 平成19年11月16日 至 平成20年 5月12日 自 平成20年 5月13日 至 平成20年11月10日 自 平成20年11月11日 至 平成21年 5月11日 自 平成21年 5月12日 至 平成21年11月10日 自 平成21年11月11日 至 平成22年 5月10日 自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日 自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日 収益率(%) 2.5 △59.8 43.2 43.2 △11.1 9.4 △7.8 *各計算期間の収益率は、計算期間末の基準価額(分配付 の額)から当該計算期間の直前の計算期末の基準価額 (分配落の額。以下「前期末基準価額」といいます。) を控除した額を前期末基準価額で除して得た数に100を 乗じた数です。ただし、第1期については、前期末基準 価額の代わりに、設定時の基準価額(10,000円)を用い ております。 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)> ①【純資産の推移】 ファンドの各計算期間末日および平成23年6月末前1年以内における各月末の純資産の推移は以下の とおりです。 特定期間 第1特定期間 第2特定期間 第3特定期間 第4特定期間 第5特定期間 第6特定期間 第7特定期間 計算期間 (第1期末)平成20年 2月12日 (第2期末)平成20年 5月12日 (第3期末)平成20年 8月11日 (第4期末)平成20年11月10日 (第5期末)平成21年 2月10日 (第6期末)平成21年 5月11日 (第7期末)平成21年 8月10日 (第8期末)平成21年11月10日 (第9期末)平成22年 2月10日 (第10期末)平成22年 5月10日 (第11期末)平成22年 8月10日 (第12期末)平成22年11月10日 (第13期末)平成23年 2月10日 (第14期末)平成23年 5月10日 平成22年 6月末日 平成22年 7月末日 平成22年 8月末日 平成22年 9月末日 平成22年10月末日 平成22年11月末日 平成22年12月末日 平成23年 1月末日 平成23年 2月末日 平成23年 3月末日 平成23年 4月末日 平成23年 5月末日 平成23年 6月末日 純資産総額(円) (分配落) (分配付) 31,441,700,416 31,692,825,956 32,989,404,284 33,299,171,743 33,072,946,263 33,393,696,293 17,574,611,625 17,894,307,352 16,513,403,785 16,795,406,131 21,457,478,147 21,736,486,858 24,689,340,175 24,993,611,159 26,209,863,050 26,449,084,789 23,544,955,364 23,782,426,886 22,811,854,187 23,038,920,831 22,503,472,058 22,723,656,490 21,794,852,831 22,004,862,371 20,269,893,593 20,469,365,840 18,914,733,320 19,099,459,136 21,819,332,758 − 22,659,026,310 − 21,405,606,750 − 22,376,524,205 − 21,451,281,295 − 21,381,270,932 − 21,022,255,588 − 20,619,580,051 − 20,290,161,951 − 20,762,369,182 − 20,408,042,305 − 18,970,368,663 − 18,459,553,134 − *基準価額は1万口当たり − 26 − 基準価額(円) (分配落) (分配付) 9,379 9,454 9,898 9,991 10,016 10,113 5,497 5,597 5,268 5,358 6,916 7,006 8,101 8,201 8,738 8,818 7,932 8,012 8,037 8,117 8,176 8,256 8,302 8,382 8,129 8,209 8,191 8,271 7,827 − 8,213 − 7,843 − 8,338 − 8,128 − 8,201 − 8,255 − 8,219 − 8,212 − 8,577 − 8,767 − 8,361 − 8,430 − ③【収益率の推移】 ②【分配の推移】 特定期間 第1期 第1特定期間 第2期 第3期 第2特定期間 第4期 第5期 第3特定期間 第6期 第7期 第4特定期間 第8期 第9期 第5特定期間 第10期 第11期 第6特定期間 第12期 第13期 第7特定期間 第14期 計算期間 自 平成19年11月16日 至 平成20年 2月12日 自 平成20年 2月13日 至 平成20年 5月12日 自 平成20年 5月13日 至 平成20年 8月11日 自 平成20年 8月12日 至 平成20年11月10日 自 平成20年11月11日 至 平成21年 2月10日 自 平成21年 2月11日 至 平成21年 5月11日 自 平成21年 5月12日 至 平成21年 8月10日 自 平成21年 8月11日 至 平成21年11月10日 自 平成21年11月11日 至 平成22年 2月10日 自 平成22年 2月11日 至 平成22年 5月10日 自 平成22年 5月11日 至 平成22年 8月10日 自 平成22年 8月11日 至 平成22年11月10日 自 平成22年11月11日 至 平成23年 2月10日 自 平成23年 2月11日 至 平成23年 5月10日 特定期間 分配金(円) 75 第1期 第1特定期間 95 第2期 100 第3期 第2特定期間 100 第4期 90 第5期 第3特定期間 90 第6期 100 第7期 第4特定期間 80 第8期 80 第9期 第5特定期間 80 第10期 80 第11期 第6特定期間 80 第12期 80 第13期 第7特定期間 80 第14期 *分配金は1万口当たり 計算期間 自 平成19年11月16日 至 平成20年 2月12日 自 平成20年 2月13日 至 平成20年 5月12日 自 平成20年 5月13日 至 平成20年 8月11日 自 平成20年 8月12日 至 平成20年11月10日 自 平成20年11月11日 至 平成21年 2月10日 自 平成21年 2月11日 至 平成21年 5月11日 自 平成21年 5月12日 至 平成21年 8月10日 自 平成21年 8月11日 至 平成21年11月10日 自 平成21年11月11日 至 平成22年 2月10日 自 平成22年 2月11日 至 平成22年 5月10日 自 平成22年 5月11日 至 平成22年 8月10日 自 平成22年 8月11日 至 平成22年11月10日 自 平成22年11月11日 至 平成23年 2月10日 自 平成23年 2月11日 至 平成23年 5月10日 収益率(%) △5.5 6.5 2.2 △44.1 当ファンドの各計算期間における設定および解約の実績は次の通りです。 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)> 第1期 第2期 第3期 第4期 第5期 第6期 第7期 33.0 18.6 8.9 △8.3 2.3 2.7 2.5 △1.1 1.7 *各計算期間の収益率は、計算期間末の基準価額(分配付 の額)から当該計算期間の直前の計算期末の基準価額 (分配落の額。以下「前期末基準価額」といいます。) を控除した額を前期末基準価額で除して得た数に100を 乗じた数です。ただし、第1期については、前期末基準 価額の代わりに、設定時の基準価額(10,000円)を用い ております。 (4)【設定及び解約の実績】 計算期間 自 平成19年11月16日 至 平成20年 5月12日 自 平成20年 5月13日 至 平成20年11月10日 自 平成20年11月11日 至 平成21年 5月11日 自 平成21年 5月12日 至 平成21年11月10日 自 平成21年11月11日 至 平成22年 5月10日 自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日 自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日 △2.5 設定口数(口) 解約口数(口) 発行済口数(口) 109,248,615,769 9,284,521,559 99,964,094,210 12,434,427,555 14,747,458,803 97,651,062,962 2,159,891,734 4,848,920,165 94,962,034,531 7,180,144,670 7,209,589,100 94,932,590,101 2,677,836,758 6,352,411,390 91,258,015,469 1,367,671,076 9,637,101,135 82,988,585,410 198,409,689 11,303,082,857 71,883,912,242 − 27 − <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)> 特定期間 第1期 第1特定期間 第2期 第3期 第2特定期間 第4期 第5期 第3特定期間 第6期 第7期 第4特定期間 第8期 第9期 第5特定期間 第10期 第11期 第6特定期間 第12期 第13期 第7特定期間 第14期 計算期間 自 平成19年11月16日 至 平成20年 2月12日 自 平成20年 2月13日 至 平成20年 5月12日 自 平成20年 5月13日 至 平成20年 8月11日 自 平成20年 8月12日 至 平成20年11月10日 自 平成20年11月11日 至 平成21年 2月10日 自 平成21年 2月11日 至 平成21年 5月11日 自 平成21年 5月12日 至 平成21年 8月10日 自 平成21年 8月11日 至 平成21年11月10日 自 平成21年11月11日 至 平成22年 2月10日 自 平成22年 2月11日 至 平成22年 5月10日 自 平成22年 5月11日 至 平成22年 8月10日 自 平成22年 8月11日 至 平成22年11月10日 自 平成22年11月11日 至 平成23年 2月10日 自 平成23年 2月11日 至 平成23年 5月10日 設定口数(口) 解約口数(口) 発行済口数(口) 34,522,870,472 1,000,924,217 33,521,946,255 1,080,767,773 1,273,989,759 33,328,724,269 1,460,378,157 1,769,099,412 33,020,003,014 1,073,382,901 2,122,990,652 31,970,395,263 392,442,553 1,013,970,821 31,348,866,995 283,174,138 606,449,987 31,025,591,146 290,537,188 838,304,774 30,477,823,560 732,758,797 1,216,842,739 29,993,739,618 396,202,723 706,002,025 29,683,940,316 304,344,250 1,604,954,018 28,383,330,548 319,718,483 1,179,994,914 27,523,054,117 176,678,024 1,448,539,519 26,251,192,622 209,424,621 1,526,586,349 24,934,030,894 150,350,529 1,993,654,321 23,090,727,102 (注1)本邦以外における設定、解約はありません。 (注2)第1期計算期間の設定口数(口)には、当初募集期間中の販売口数を含みます。 <参考情報> 運用実績(2011年6月30日現在) ■基準価額・純資産の推移 ※「基準価額(税引前分配金込)」は、分配金(税引前)を再投資したものとして算出しております。また、基準価額は、信託報酬控除後です。 ■分配の推移 ※1万口当たり(税引前) − 28 − ■主要な資産の状況 ※純資産比率は、ファンドの純資産総額に対する比率です。 ■年間収益率の推移 (暦年ベース) ※設定日以降の収益率を表示しております。2007年は設定日(2007年11月16日)から年末までの収益率、2011年は年初から6月末までの収益率です。 ※収益率は、分配金(税引前)を再投資したものとして算出しております。また、当ファンドにはベンチマークはありません。 *ファンドの運用実績はあくまで過去の実績であり、将来の運用成果をお約束するものではありません。 *運用実績は別途月次等で適時開示しており、表紙に記載する委託会社のホームページ、または販売会社でご確認いただけます。 第2【管理及び運営】 1【申込(販売)手続等】 ① お申込みに際しては、販売会社所定の方法にてお申込み下さい。 申込みには「分配金再投資コース」と「分配金支払いコース」があります。「分配金再投資コース」 によりお申込みされる場合は、販売会社との間で「積立投資約款」にしたがい契約(以下「別に定め る契約」といいます。)を締結します。詳しくは、販売会社にお問合わせ下さい。 ② 取得申込者は販売会社に、取得申込と同時にまたは予め当該取得申込者が受益権の振替を行うための 振替機関等の口座を申し出るものとし、当該口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載または記 録が行われます。なお、販売会社は、当該取得申込の代金の支払いと引き換えに、当該口座に当該取 得申込者に係る口数の増加の記載または記録を行うことができます。委託会社は、追加信託により分 割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への新たな記載または記録をするため社振法に定 める事項の振替機関への通知を行うものとします。振替機関等は、委託会社から振替機関への通知が あった場合、社振法の規定にしたがい、その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。 受託会社は、追加信託により生じた受益権については追加信託のつど、振替機関の定める方法により、 振替機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行います。 ③ お申込みの受付けは、原則として毎営業日の午後3時までに行われ、かつ販売会社所定の事務手続き が完了したものを当日のお申込受付分として取扱います。なお、午後3時を過ぎてのお申込みは翌営 業日の取扱いとさせていただきます。ただし、サンパウロ証券取引所の休業日と同一日の場合には、 お申込みの受付けは行いません。 − 29 − ④ お申込単位につきましては、販売会社にお問合わせ下さい。 ⑤ お申込価額は、お申込受付日の翌営業日の基準価額とします。 ⑥ お申込手数料は、3.15%※(税抜 3.00%)を上限に販売会社が定めるものとします。 なお、「分配金再投資コース」の場合、収益分配金の再投資の際には、申込手数料はかかりません。 詳細につきましては、販売会社にお問合わせ下さい。 ※当該申込手数料にかかる消費税および地方消費税に相当する金額(5%)が含まれています。 ※販売会社によっては、償還乗換えにより当ファンドの受益権の取得申込みをされる場合には、無手数料等で受付ける 場合があります。 ⑦ ⑥にかかわらず、「BNPパリバ・ブラジル・ファンド」を構成する各ファンドの受益者が、保有す る当該各ファンドの受益権を換金した手取金をもって、他の構成ファンドの受益権の取得申込みを行 う場合(スイッチング(乗換え))の申込手数料は、無手数料とします。 ⑧ 委託会社は、金融商品取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむ を得ない事情があるときは、受益権の取得申込みの受付けを中止することおよび既に受付けた取得申 込みの受付けを取り消すことができます。 2【換金(解約)手続等】 ① 解約のお申込みは、ご購入いただいた販売会社で、所定の方法にてお申込み下さい。 ② 当ファンドの解約の請求を行う受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して当該受益者の 請求に係るこの信託契約の一部解約を委託会社が行うのと引き換えに、当該一部解約に係る受益権の 口数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において 当該口数の減少の記載または記録が行われます。 解約の請求を受益者がするときは、振替受益権をもって行うものとします。 ③ 解約のお申込みの受付けは、原則として毎営業日の午後3時までに行われ、かつ販売会社所定の事務 手続きが完了したものを当日の解約申込受付分として取扱います。なお、午後3時を過ぎての解約の お申込みは翌営業日の取扱いとさせていただきます。ただし、サンパウロ証券取引所の休業日と同一 日の場合には、お申込みの受付けは行いません。 ④ 解約単位は1口単位とします。ただし、販売会社によっては、解約単位が異なる場合があります。詳 細につきましては、販売会社にお問合わせ下さい。 ⑤ 解約価額は、解約申込受付日の翌営業日の基準価額とします。なお、解約価額についてのお問合わせ は、販売会社または委託会社までご連絡下さい。 ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ 《委託会社へのお問合わせ先》 BNPパリバ インベストメント・パートナーズ株式会社 電話番号:0120−996−222 受付時間:毎営業日 午前10時∼午後5時 ホームページ:http://www.bnpparibas-ip.jp/ 解約代金は、原則として解約申込受付日から起算して5営業日目から販売会社にてお支払いします。 委託会社は、金融商品取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむ を得ない事情があるときは、一部解約の実行の請求の受付けを中止することまたは既に受付けた一部 解約の実行の請求の受付けを取り消すことができます。 ⑦の規定により解約請求の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付中止以前に行った当日の 解約請求を撤回することができます。ただし、受益者がその解約請求を撤回しない場合には、当該受 益権の解約価額は、当該受付中止を解除した後の最初の基準価額の計算日に解約請求を受付けたもの として⑤の規定に準じて算定した価額とします。 買取請求の取扱いは販売会社によって異なりますので、販売会社へお問合わせ下さい。 3【資産管理等の概要】 (1)【資産の評価】 基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券および借入れ有価証券を除きます。) を法令および社団法人投資信託協会規則に従って評価して得た信託財産の資産総額から負債総額を控除 した金額(以下「純資産総額」といいます。)を計算日における受益権総口数で除した金額をいい、原 則として毎営業日に計算されます。外貨建資産の円換算および予約為替の評価については、原則として、 わが国における計算日の対顧客電信売買相場の仲値によって計算します。当ファンドでは便宜上1万口 単位で示すことがあります。 − 30 − ※当ファンドの主要投資対象であるマザーファンドの受益証券は、計算日の基準価額で評価されます。 マザーファンドの主要投資対象である外国株式は、原則として、基準価額計算日に知りうる直近の日 における金融商品取引所の最終相場で評価しております。また、外国公社債の評価は、原則として計 算日の前営業日付の金融商品取引業者・銀行等が提示する価額(売気配相場を除く)、価格情報会社 の提供する価額のいずれかを用いて評価しております。 基準価額は、販売会社または委託会社にお問合わせいただければ、いつでもお知らせいたします。また、 原則として計算日の翌日付の日本経済新聞朝刊にも掲載されます。 BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)の掲載名「ブラ株式」 BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)の掲載名「ブラバラ」 《委託会社へのお問合わせ先》 BNPパリバ インベストメント・パートナーズ株式会社 電話番号:0120−996−222 受付時間:毎営業日 午前10時∼午後5時 ホームページ:http://www.bnpparibas-ip.jp/ (2)【保管】 当ファンドの受益権の帰属は、振替機関等の振替口座簿に記載または記録されることにより定まり、受 益証券を発行しませんので、受益証券の保管に関する該当事項はありません。 (3)【信託期間】 無期限とします。 ただし、受益権の口数が10億口を下回ることとなった場合、またはこの信託契約を解約することが受益 者のため有利であると認めるとき、もしくはやむを得ない事情が発生したときは、信託約款の規定によ り、信託を終了する場合があります。 (4)【計算期間】 BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)は、原則として、毎年5月11日から11月10日まで、およ び11月11日から翌年5月10日までとします。BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)は、原 則として、毎年2月11日から5月10日まで、5月11日から8月10日まで、8月11日から11月10日まで、 および11月11日から翌年2月10日までとします。 ただし、両ファンドとも、各計算期間終了日が休業日のとき、各計算期間終了日はその翌営業日としま す。 (5)【その他】 ① 信託契約の解約 a. 以下の事由の場合には、当ファンドは、受託会社と合意の上、信託契約を解約(繰上償還)するこ とがあります。この場合、委託会社はあらかじめ解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。 ・ 受益権の口数が10億口を下回ることとなった場合。 ・ 受益者のため有利であると認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したとき。 イ.委託会社は、上記について、書面による決議(以下「書面決議」といいます。)を行います。 この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約の解約の理由などの事項を定 め、当該決議の日の2週間前までに、この信託契約に係る知れている受益者に対し、書面を もってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。 ロ.書面決議において、受益者(委託会社およびこの信託の信託財産にこの信託の受益権が属する ときの当該受益権に係る受益者としての受託会社を除きます。以下本項において同じ。)は受 益権の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、知れている受益 者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について賛成するものとみ なします。 ハ.書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当該受益者の議決権の 3分の2以上に当たる多数をもって行います。 ニ.イからハまでの規定は、委託会社が信託契約の解約について提案をした場合において、当該提 案につき、この信託契約に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録により同意の意思表示を したときには適用しません。また、信託財産の状況に照らし、真に止むを得ない事情が生じて いる場合であって、上記イからハまでの取扱いを行うことが困難な場合も同様とします。 b. 以下の事由の場合には、当ファンドは信託契約を解約(繰上償還)します。 ・ 委託会社が監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたとき。 − 31 − ・ 委託会社が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したとき。た だし、監督官庁がこの信託契約に関する委託会社の業務を他の投資信託委託会社に引き継ぐこと を命じたときは、この信託は、後述③bに規定する書面決議が否決された場合を除き、当該投資 信託委託会社と受託会社との間において存続します。 ・ 受託会社が、委託会社の承諾を受けてその任務を辞任した場合または裁判所が受託会社を解任し た場合において委託会社が新受託会社を選任できないとき。 ② 委託会社の事業の譲渡および承継に伴う取扱い a. 委託会社は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴い、この信託契約に関する 事業を譲渡することがあります。 b. 委託会社は、分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴い、この信託 契約に関する事業を承継させることがあります。 ③ 信託約款の変更等 a. 委託会社は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したときは、 受託会社と合意のうえ、この信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との併合(投資 信託及び投資法人に関する法律第16条第2号に規定する「委託者指図型投資信託の併合」をいい ます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更または併合しようとする旨 およびその内容を監督官庁に届け出ます。 b. 委託会社は、上記aの事項(上記aの変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当する場合 に限ります。以下、併合と合わせて「重大な約款の変更等」といいます。)について、書面決議 を行います。この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに重大な約款の変更等の内容 およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、この信託約款に係る知れて いる受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。 c. 書面決議において、受益者(委託会社およびこの信託の信託財産にこの信託の受益権が属すると きの当該受益権に係る受益者としての受託会社を除きます。以下本項において同じ。)は受益権 の口数に応じて、議決権を有し、これを行使することができます。なお、知れている受益者が議 決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について賛成するものとみなします。 d. 書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当該受益者の議決権の3 分の2以上に当たる多数をもって行います。 e. 書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。 f. bからeまでは、委託会社が重大な約款の変更等について提案をした場合において、当該提案につ き、この信託約款に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたとき には適用しません。 g. 上記aからfにかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場合にあっても、 当該併合にかかる一又は複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が否決された場合は、 当該他の投資信託との併合を行うことはできません。 ④ 反対者の買取請求権 当ファンドの信託契約の解約または信託約款の重大な変更等を行う場合、書面決議において当該解約 または重大な約款変更等に反対した受益者は、受託会社に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産 をもって買取るべき旨を請求することができます。 ⑤ 運用報告書の作成 委託会社は、法令の定めるところにより、毎年5月および11月に到来する計算期間終了時および償還 時に運用報告書を作成し、知られたる受益者に交付します。 ⑥ 関係法人との契約の更改に関する事項 a. 販売会社 「募集・販売の取り扱い等に関する契約書」(別の名称で同様の権利義務関係を規定する契約を含み ます。)の有効期間は、契約締結日から1年とし、契約満了日1ヵ月前までに委託会社または販売 会社からの意思表示がないときは、自動的に1年間更新され、自動延長後も同様に取扱います。 b. 投資顧問会社 投資顧問契約の有効期間は無期限であり、3ヵ月前の書面による通知を行うことにより終了されま す。 ⑦ 公告 委託会社が受益者に対して行う公告は、日本経済新聞に掲載します。 − 32 − 4【受益者の権利等】 (1) 当ファンドの信託契約締結当初の受益者は、委託会社の指定する受益権取得申込者とし、均等に分割 された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に帰属します。 (2) 収益分配金に対する権利 ① 当ファンドの収益分配金は、決算日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受 益者(当該収益分配金にかかる決算日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除き ます。また、当該収益分配金にかかる決算日以前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため販 売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則として取得申込者とします。)に、 原則として、決算日から起算して5営業日までに支払いを開始します。別に定める契約に基づき収益 分配金を再投資する場合には、収益分配金は税引き後無手数料で再投資されますが、再投資により増 加した受益権は、振替口座簿に記載または記録されます。 ② 受益者は、支払開始日から5年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託会社から交 付を受けた金銭は、委託会社に帰属します。 ③ 収益分配金の支払いは、販売会社にて行うものとします。 (3) 償還金に対する権利 ① 当ファンドの償還金は、償還日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者 (償還日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該償還日以前 に設定された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されている受益権 については原則として取得申込者とします。)に、原則として、償還日から起算して5営業日までに 支払いを開始します。 ② 受益者が、信託終了による償還金については支払開始日から10年間その支払いを請求しないときは、 その権利を失い、受託会社から交付を受けた金銭は、委託会社に帰属します。 ③ 償還金の支払いは、販売会社にて行うものとします。 (4) 受益権の換金(解約)請求権 ① 受益者は、自己に帰属する受益権について、解約することができます。権利行使の方法等については、 前述の「第2 管理及び運営 2 換金(解約)手続等」をご参照下さい。 ② 解約代金の支払いは、販売会社にて行うものとします。 第3【ファンドの経理状況】 1【財務諸表】 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)> (1) 当ファンドの財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令 第59号)ならびに同規則第2条の2の規定により、「投資信託財産の計算に関する規則」(平成12年総 理府令第133号)に基づいて作成しております。 なお、財務諸表に記載している金額は、円単位で表示しております。 (2) 当ファンドの計算期間は6ヵ月であるため、財務諸表は6ヵ月ごとに作成しております。 (3) 当ファンドは、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第6期計算期間(平成22年5月11日から 平成22年11月10日まで)および第7期計算期間(平成22年11月11日から平成23年5月10日まで)の財務諸 表について、あらた監査法人による監査を受けております。 − 33 − BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型) (1)【貸借対照表】 (単位:円) 第6期 第7期 (平成22年11月10日現在) (平成23年5月10日現在) 資産の部 流動資産 コール・ローン 親投資信託受益証券 未収入金 未収利息 流動資産合計 資産合計 負債の部 流動負債 未払解約金 未払受託者報酬 未払委託者報酬 その他未払費用 流動負債合計 負債合計 純資産の部 元本等 元本 *1 236,447,597 67,240,086,086 187,445,880 323 67,663,979,886 67,663,979,886 202,592,989 53,761,925,248 499,992,675 277 54,464,511,189 54,464,511,189 187,541,045 35,282,527 564,520,337 525,000 787,868,909 787,868,909 499,992,675 31,948,415 511,174,588 525,000 1,043,640,678 1,043,640,678 82,988,585,410 *1 71,883,912,242 剰余金 期末剰余金又は期末欠損金(△) *2 (分配準備積立金) 元本等合計 純資産合計 負債純資産合計 − 36 − △16,112,474,433 3,445,506,970 66,876,110,977 66,876,110,977 67,663,979,886 *2 △18,463,041,731 3,450,145,257 53,420,870,511 53,420,870,511 54,464,511,189 (2)【損益及び剰余金計算書】 第6期 自 平成22年5月11日 至 平成22年11月10日 営業収益 受取利息 有価証券売買等損益 営業収益合計 営業費用 受託者報酬 (単位:円) 第7期 自 平成22年11月11日 至 平成23年5月10日 88,542 6,597,658,368 6,597,746,910 59,629 △4,137,274,231 △4,137,214,602 35,282,527 *1 委託者報酬 564,520,337 525,000 600,327,864 5,997,419,046 5,997,419,046 5,997,419,046 その他費用 営業費用合計 営業利益又は営業損失(△) 経常利益又は経常損失(△) 当期純利益又は当期純損失(△) 一部解約に伴う当期純利益金額の分配額又は一 部解約に伴う当期純損失金額の分配額(△) 期首剰余金又は期首欠損金(△) 剰余金増加額又は欠損金減少額 当期一部解約に伴う剰余金増加額又は欠損金 減少額 当期追加信託に伴う剰余金増加額又は欠損金 減少額 剰余金減少額又は欠損金増加額 当期一部解約に伴う剰余金減少額又は欠損金 増加額 当期追加信託に伴う剰余金減少額又は欠損金 増加額 分配金 511,174,588 525,000 543,648,003 △4,680,862,605 △4,680,862,605 △4,680,862,605 243,523,828 △178,308,848 △24,066,749,675 2,540,799,564 △16,112,474,433 2,194,915,769 2,540,799,564 2,194,915,769 − − 340,419,540 42,929,310 − − 340,419,540 42,929,310 *2 *2 − △16,112,474,433 期末剰余金又は期末欠損金(△) 31,948,415 *1 − △18,463,041,731 (3)【注記表】 (重要な会計方針に係る事項に関する注記) 第6期 (自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日) 1.有価 証券 の評 価基 準及び評価方法 親投資信託受益証券 移動平均法に基づき、時価で評価してお ります。時価評価にあたっては、親投資 信託受益証券の基準価額に基づいて評価 しております。 − 37 − 第7期 (自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日) 親投資信託受益証券 同左 (貸借対照表に関する注記) 第6期 (平成22年11月10日現在) *1 (1)信託財産に係る期首元本額、期中追加設定元本額及び期 中解約元本額 期首元本額 期中追加設定元本額 期中解約元本額 *1 91,258,015,469 円 1,367,671,076 円 9,637,101,135 円 (2)計算期間末における受益権の総数 *2 第7期 (平成23年5月10日現在) 82,988,585,410 口 元本の欠損 *2 貸借対照表上の純資産額が元本総額を下回っており、その差額は、 16,112,474,433円であります。 (1)信託財産に係る期首元本額、期中追加設定元本額及び期 中解約元本額 期首元本額 期中追加設定元本額 期中解約元本額 (2)計算期間末における受益権の総数 71,883,912,242 口 元本の欠損 貸借対照表上の純資産額が元本総額を下回っており、その差額は、 18,463,041,731円であります。 (損益及び剰余金計算書に関する注記) 第6期 (自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日) *1 信託財産の運用の指図に係る権限の全部又は一部を委託するために要する費 用として委託者報酬の中から支弁している額 124,241,062円 *2 分配金の計算過程 (自 平成22年5月11日 至 平成22年11月10日) 計算期間末における解約に伴う当期純損益金額分配後の配当等収益から費用 を控除した額(529,046,010円)、解約に伴う当期純損益金額分配後の有価 証券売買等損益から費用を控除し繰越欠損金を補填した額(0円)、信託約 款 に 規 定 さ れ る 収 益 調 整 金 ( 450,460,295 円 ) 、 及 び 分 配 準 備 積 立 金 (2,916,460,960円)より分配対象収益は3,895,967,265 円( 1万 口当 たり 469.43円)でありますが当期は分配を行っておりません。 第7期 (自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日) *1 信託財産の運用の指図に係る権限の全部又は一部を委託するために要する費 用として委託者報酬の中から支弁している額 112,509,839円 *2 分配金の計算過程 (自 平成22年11月11日 至 平成23年5月10日) 計算期間末における解約に伴う当期純損益金額分配後の配当等収益から費用 を控除した額(473,194,211円)、解約に伴う当期純損益金額分配後の有価 証券売買等損益から費用を控除し繰越欠損金を補填した額(0円)、信託約 款 に 規 定 さ れ る 収 益 調 整 金 ( 397,924,764 円 ) 、 及 び 分 配 準 備 積 立 金 (2,976,951,046円)より分配対象収益は3,848,070,021円( 1万 口当 たり 535.29円)でありますが当期は分配を行っておりません。 − 38 − 82,988,585,410 円 198,409,689 円 11,303,082,857 円 (金融商品に関する注記) Ⅰ.金融商品の状況に関する事項 1.金融商品に対 する取組方針 第6期 (自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日) 当ファンドは、「投資信託及び投資法人に関する法律」第2 条4項に定める証券投資信託であり、信託約款に 規定 する 「運用の基本方針」に従い、有価証券等の金融商品に対する 投資を行っております。 第7期 (自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日) 同左 2.金融商品の内 容及び金融商品 に係るリスク 当ファンドが親投資信託受益証券を通じて実質的に保有する 金融商品の種類は、有価証券(株式)、デリバティブ取引 (為替予約取引)、金銭債権及び金銭債務であります。これ らは、価格変動リスク、信用リスク、為替変動リスク、流動 性リスク、カントリーリスク、投資銘柄の集中リスクを有し ております。 同左 3.金融商品に係 るリスク管理体 制 委託会社では、金融商品に係るリスク全般について複数の部 署及び会議体において組織的に管理を行っております。これ ら金融商品に係るリスクについては、パフォーマンス評価及 び投資運用委員会により定期的に検証を行い、その結果に基 づき関連所轄部門に対する是正勧告を行っております。ま た、運用部門においては、運用管理の一環として、個別銘柄 のチェックやポートフォリオのモニタリングを行っておりま す。さらに、フロント・オフィスとバック・オフィスが分離 されていることに加えて、独立した管理部門及び法務・コン プライアンス部によるリスク管理体制が敷かれています。 同左 4.金融商品の時 価等に関する事 項の補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価 格がない場合には合理的に算定された価額が含まれておりま す。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用して いるため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異な ることもあります。 同左 Ⅱ.金融商品の時価等に関する事項 1.貸借対照表 計上額、時価 及びこれらの 差額 2.時価の算定 方法 第6期 (自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日) 貸借対照表計上額は期末の時価で計上しているため、その差 額はありません。 第7期 (自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日) 同左 (1)有価証券 (1)有価証券 「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載して おります。 同左 (2)デリバティブ取引 (2)デリバティブ取引 ― ― (3)上記以外の金融商品 (3)上記以外の金融商品 コールローン等の金銭債権及び金銭債務については、短期間 で決済されることから、当該帳簿価額を時価としておりま す。 (有価証券に関する注記) 第6期 (平成22年11月10日現在) 売買目的有価証券 種 (単位:円) 当 計 算 期 間 の 損 益 に 類 含 ま れ た 評 価 差 額 親 投 資 信 託 受益 証券 6,527,800,313 合 6,527,800,313 計 − 39 − 同左 第7期 (平成23年5月10日現在) 売買目的有価証券 (単位:円) 当 計 算 期 間 の 損 益 に 種 類 含 ま れ た 評 価 差 額 親 投 資 信 託 受益 証券 △ 3,585,014,052 合 計 △ 3,585,014,052 (デリバティブ取引に関する注記) 該当事項はありません。 (関連当事者との取引に関する注記) 該当事項はありません。 (一口当たり情報に関する注記) 第6期 (平成22年11月10日現在) 一口当たり純資産額 0.8058 円 (一万口当たり純資産額 8,058 円) 第7期 (平成23年5月10日現在) 一口当たり純資産額 0.7432 円 (一万口当たり純資産額 7,432 円) (4)【附属明細表】 第1 有価証券明細表 ①株式 該当事項はありません。 ②株式以外の有価証券 種 類 銘 柄 親 投 資 信 託 BNPパリバ・ブラジル 受 益 証 券 株式マザーファンド 合 計 券面総額 評価額(円) 67,261,260,163 53,761,925,248 67,261,260,163 53,761,925,248 備考 (注)親投資信託受益証券における券面総額欄の数字は証券数を表示しております。 第2 信用取引契約残高明細表 該当事項はありません。 第3 デリバティブ取引及び為替予約取引の契約額等及び時価の状況表 該当事項はありません。 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)> (1) 当ファンドの財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令 第59号)ならびに同規則第2条の2の規定により、「投資信託財産の計算に関する規則」(平成12年総 理府令第133号)に基づいて作成しております。 なお、財務諸表に記載している金額は、円単位で表示しております。 (2) 当ファンドの計算期間は3ヵ月であるため、財務諸表は6ヵ月ごとに作成しております。 (3) 当ファンドは、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第6特定期間(平成22年5月11日から平 成22年11月10日まで)および第7特定期間(平成22年11月11日から平成23年5月10日まで)の財務諸表に ついて、あらた監査法人による監査を受けております。 − 40 − BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型) (1)【貸借対照表】 (単位:円) 第6特定期間末 第7特定期間末 (平成22年11月10日現在) (平成23年5月10日現在) 資産の部 流動資産 コール・ローン 親投資信託受益証券 未収入金 未収利息 流動資産合計 資産合計 負債の部 流動負債 未払収益分配金 未払解約金 未払受託者報酬 未払委託者報酬 その他未払費用 流動負債合計 負債合計 純資産の部 元本等 元本 *1 187,831,605 21,916,961,200 37,640,346 257 22,142,433,408 22,142,433,408 141,488,397 19,047,221,408 59,858,502 193 19,248,568,500 19,248,568,500 210,009,540 37,729,912 5,857,567 93,721,058 262,500 347,580,577 347,580,577 184,725,816 59,858,502 5,234,612 83,753,750 262,500 333,835,180 333,835,180 26,251,192,622 *1 23,090,727,102 剰余金 期末剰余金又は期末欠損金(△) *2 (分配準備積立金) 元本等合計 純資産合計 負債純資産合計 − 43 − △4,456,339,791 148,248,949 21,794,852,831 21,794,852,831 22,142,433,408 *2 △4,175,993,782 231,064,575 18,914,733,320 18,914,733,320 19,248,568,500 (2)【損益及び剰余金計算書】 第6特定期間 自 平成22年5月11日 至 平成22年11月10日 営業収益 受取利息 有価証券売買等損益 営業収益合計 営業費用 受託者報酬 (単位:円) 第7特定期間 自 平成22年11月11日 至 平成23年5月10日 33,830 1,367,345,157 1,367,378,987 46,941 379,364,126 379,411,067 11,856,296 *1 委託者報酬 189,700,624 525,000 202,081,920 1,165,297,067 1,165,297,067 1,165,297,067 その他費用 営業費用合計 営業利益又は営業損失(△) 経常利益又は経常損失(△) 当期純利益又は当期純損失(△) 一部解約に伴う当期純利益金額の分配額又は一 部解約に伴う当期純損失金額の分配額(△) 期首剰余金又は期首欠損金(△) 剰余金増加額又は欠損金減少額 当期一部解約に伴う剰余金増加額又は欠損金 減少額 当期追加信託に伴う剰余金増加額又は欠損金 減少額 剰余金減少額又は欠損金増加額 当期一部解約に伴う剰余金減少額又は欠損金 増加額 当期追加信託に伴う剰余金減少額又は欠損金 増加額 分配金 174,154,424 525,000 185,564,078 193,846,989 193,846,989 193,846,989 19,989,706 103,418,814 △5,571,476,361 495,897,161 △4,456,339,791 631,986,549 495,897,161 631,986,549 − − 95,873,980 57,870,652 − − 95,873,980 57,870,652 *2 430,193,972 △4,456,339,791 期末剰余金又は期末欠損金(△) 10,884,654 *1 *2 384,198,063 △4,175,993,782 (3)【注記表】 (重要な会計方針に係る事項に関する注記) 1. 有 価 証 券 の評価基準 及び評価方 法 第6特定期間 (自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日) 親投資信託受益証券 移動平均法に基づき、時価で評価しており ます。時価評価にあたっては、親投資信託 受益証券の基準価額に基づいて評価してお ります。 − 44 − 第7特定期間 (自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日) 親投資信託受益証券 同左 (貸借対照表に関する注記) 第6特定期間末 (平成22年11月10日現在) 第7特定期間末 (平成23年5月10日現在) *1 (1) 信託財産に係る期首元本額、期中追加設 定元本額及び期中解約元本額 期首元本額 期中追加設定元本額 期中解約元本額 *1 (1) 信託財産に係る期首元本額、期中追加設 定元本額及び期中解約元本額 28,383,330,548 円 496,396,507 円 2,628,534,433 円 期首元本額 期中追加設定元本額 期中解約元本額 (2)特定期間末における受益権の総数 26,251,192,622 口 *2 元本の欠損 貸借対照表上の純資産額が元本総額を下回ってお り、その差額は、4,456,339,791円であります。 (2)特定期間末における受益権の総数 23,090,727,102 口 *2 元本の欠損 貸借対照表上の純資産額が元本総額を下回ってお り、その差額は、4,175,993,782円であります。 (損益及び剰余金計算書に関する注記) 第6特定期間 (自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日) *1 信託財産の運用の指図に係る権限の全部又は一部を委託するために要する費用として 委託者報酬の中から支弁している額 41,630,317円 *2 分配金の計算過程 (自 平成22年5月11日 至 平成22年8月10日) 計算期間末における解約に伴う当期純損益金額分配後の配当等収益から費用を控除し た額(309,159,899円)、解約に伴う当期純損益金額分配後の有価証券売買等損益から 費用を控除し繰越欠損金を補填した額(0円)、信託約款に規定される収益調整金 ( 9,581,588 円 ) 、 及 び 分 配 準 備 積 立 金 ( 82,001,115 円 ) よ り 分 配 対 象 収 益 は 400,742,602円(1万口当たり145.59円)であり、うち、220,184,432円(1万口当たり 80.00円)を分配金額としております。 (自 平成22年8月11日 至 平成22年11月10日) 計算期間末における解約に伴う当期純損益金額分配後の配当等収益から費用を控除し た額(196,237,271円)、解約に伴う当期純損益金額分配後の有価証券売買等損益から 費用を控除し繰越欠損金を補填した額(0円)、信託約款に規定される収益調整金 ( 10,705,926 円 ) 、 及 び 分 配 準 備 積 立 金 ( 162,021,218 円 )よ り分 配対 象収 益は 368,964,415円(1万口当たり140.53円)であり、うち、210,009,540円(1万口当たり 80.00円)を分配金額としております。 − 45 − 26,251,192,622 円 359,775,150 円 3,520,240,670 円 第7特定期間 (自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日) *1 信託財産の運用の指図に係る権限の全部又は一部を委託するために要する費用として 委託者報酬の中から支弁している額 38,076,463円 *2 分配金の計算過程 (自 平成22年11月11日 至 平成23年2月10日) 計算期間末における解約に伴う当期純損益金額分配後の配当等収益から費用を控除し た額(305,387,781円)、解約に伴う当期純損益金額分配後の有価証券売買等損益から 費用を控除し繰越欠損金を補填した額(0円)、信託約款に規定される収益調整金 ( 12,385,747 円 ) 、 及 び 分 配 準 備 積 立 金 ( 139,668,182 円 )よ り分 配対 象収 益は 457,441,710円(1万口当たり183.44円)であり、うち、199,472,247円(1万口当たり 80.00円)を分配金額としております。 (自 平成23年2月11日 至 平成23年5月10日) 計算期間末における解約に伴う当期純損益金額分配後の配当等収益から費用を控除し た額(189,776,240円)、解約に伴う当期純損益金額分配後の有価証券売買等損益から 費用を控除し繰越欠損金を補填した額(0円)、信託約款に規定される収益調整金 ( 13,272,969 円 ) 、 及 び 分 配 準 備 積 立 金 ( 226,014,151 円 )よ り分 配対 象収 益は 429,063,360円(1万口当たり185.80円)であり、うち、184,725,816円(1万口当たり 80.00円)を分配金額としております。 (金融商品に関する注記) Ⅰ.金融商品の状況に関する事項 1.金融商品 に対する取 組方針 第6特定期間 (自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日) 当ファンドは、「投資信託及び投資法人に関する法律」第2 条4項に定める証券投資信託であり、信託約款に 規定 する 「運用の基本方針」に従い、有価証券等の金融商品に対する 投資を行っております。 第7特定期間 (自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日) 同左 2.金融商品 の内容及び 金融商品に 係るリスク 当ファンドが親投資信託受益証券を通じて実質的に保有する 金融商品の種類は、有価証券(株式、国債証券)、デリバ ティブ取引(為替予約取引)、金銭債権及び金銭債務であり ます。これらは、価格変動リスク、金利変動リスク、信用リ スク、為替変動リスク、流動性リスク、カントリーリスク、 投資銘柄の集中リスクを有しております。 同左 3.金融商品 に係るリス ク管理体制 委託会社では、金融商品に係るリスク全般について複数の部 署及び会議体において組織的に管理を行っております。これ ら金融商品に係るリスクについては、パフォーマンス評価及 び投資運用委員会により定期的に検証を行い、その結果に基 づき関連所轄部門に対する是正勧告を行っております。ま た、運用部門においては、運用管理の一環として、個別銘柄 のチェックやポートフォリオのモニタリングを行っておりま す。さらに、フロント・オフィスとバック・オフィスが分離 されていることに加えて、独立した管理部門及び法務・コン プライアンス部によるリスク管理体制が敷かれています。 同左 4.金融商品 の時価等に 関する事項 の補足説明 金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価 格がない場合には合理的に算定された価額が含まれておりま す。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用して いるため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異な ることもあります。 同左 − 46 − Ⅱ.金融商品の時価等に関する事項 1.貸借対照表 計上額、時価 及びこれらの 差額 第6特定期間 (自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日) 貸借対照表計上額は期末の時価で計上しているため、その差 額はありません。 2.時価の算定 (1)有価証券 方法 「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載して おります。 (2)デリバティブ取引 第7特定期間 (自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日) 同左 (1)有価証券 同左 (2)デリバティブ取引 ― ― (3)上記以外の金融商品 (3)上記以外の金融商品 コールローン等の金銭債権及び金銭債務については、短期間 で決済されることから、当該帳簿価額を時価としておりま す。 同左 (有価証券に関する注記) 第6特定期間末 (平成22年11月10日現在) 売買目的有価証券 種 (単位:円) 最 終 の 計算 期間 の損 益に 類 含 ま れ た 評 価 差 額 親 投 資 信 託 受益 証券 645,773,787 合 645,773,787 計 第7特定期間末 (平成23年5月10日現在) 売買目的有価証券 種 (単位:円) 最 終 の 計算 期間 の損 益に 類 含 ま れ た 評 価 差 額 親 投 資 信 託 受益 証券 387,764,672 合 387,764,672 計 (デリバティブ取引に関する注記) 該当事項はありません。 (関連当事者との取引に関する注記) 該当事項はありません。 (一口当たり情報に関する注記) 第6特定期間末 (平成22年11月10日現在) 一口当たり純資産額 (一万口当たり純資産額 第7特定期間末 (平成23年5月10日現在) 0.8302 円 8,302 円) 一口当たり純資産額 (一万口当たり純資産額 − 47 − 0.8191 円 8,191 円) (4)【附属明細表】 第1 有価証券明細表 ①株式 該当事項はありません。 ②株式以外の有価証券 種 類 銘 柄 券面総額 評価額(円) BNPパリバ・ブラジル株式 マザーファンド 9,306,891,414 7,438,998,307 BNPパリバ・ブラジル債券 マザーファンド 9,857,526,411 11,608,223,101 19,164,417,825 19,047,221,408 備考 親投資信託 受益証券 合 計 (注)親投資信託受益証券における券面総額欄の数字は、証券数を表示しております。 第2 信用取引契約残高明細表 該当事項はありません。 第3 デリバティブ取引及び為替予約取引の契約額等及び時価の状況表 該当事項はありません。 (参考) 「BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)」は「BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド」受益証 券を、「BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)」は「BNPパリバ・ブラジル株式マザーファン ド」受益証券および「BNPパリバ・ブラジル債券マザーファンド」受益証券を主要投資対象としており、 貸借対照表の資産の部に計上された「親投資信託受益証券」は同親投資信託の受益証券であります。なお、 同親投資信託の状況は次のとおりであります。 「BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド」の状況 なお、以下に記載した情報は監査の対象外であります。 − 48 − (1)貸借対照表 区 分 資産の部 流動資産 預金 コール・ローン 株式 未収入金 未収配当金 未収利息 流動資産合計 資産合計 負債の部 流動負債 未払金 未払解約金 流動負債合計 負債合計 純資産の部 元本等 元本 剰 余 金 剰余金又は欠損金(△) 元本等合計 純資産合計 負債純資産合計 注記 番号 (平成22年11月10日現在) 金 額 (円) (平成23年5月10日現在) 金 額 (円) 138,014,974 1,151,130,181 76,020,793,254 462,438,022 388,477,647 1,576 78,160,855,654 78,160,855,654 524,738,176 396,499,325 59,471,244,104 973,598,123 830,845,628 543 62,196,925,899 62,196,925,899 311,721,917 225,086,226 536,808,143 536,808,143 330,666,491 559,851,177 890,517,668 890,517,668 *1 90,388,794,485 76,700,297,591 *2 △ 12,764,746,974 77,624,047,511 77,624,047,511 78,160,855,654 △ 15,393,889,360 61,306,408,231 61,306,408,231 62,196,925,899 (注)親投資信託の計算期間は、原則として毎年5月11日から11月10日まで及び11月11日から翌年5月10日まででありま す。 (2)注記表 (重要な会計方針に係る事項に関する注記) 区分 ( 自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日) (自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日) 1. 有 価 証 券 の 評 価 基準及び評価方法 株式 株式 移動平 均法 に基 づき 、原 則と して 時価 で評 価し ており ます 。時 価評 価に あた って は、 金融 商品 取引所 等に おけ る最 終相 場( 最終 相場 のな いも のにつ いて は、 それ に準 ずる 価額 )、 又は 金融 商品取 引業 者等 から 提示 され る気 配相 場に 基づ いて評価しております。 同左 2.デリ バテ ィブ の評 価基準及び評価方法 為替予約取引 個別法 に基 づき 原則 とし て、 わが 国に おけ る計 算期間 末日 の対 顧客 先物 相場 の仲 値で 評価 して おります。 為替予約取引 同左 3. そ の 他 財 務 諸 表 作成の ため の基 本と なる重要な事項 外貨建取引等の処理基準 外貨建取引については、「投資信託財産の計算 に関する規則」(平成12年総理府令第133号)第 60条及び61条に基づき処理しております。 外貨建取引等の処理基準 同左 − 49 − (貸借対照表に関する注記) (平成23年5月10日現在) (平成22年11月10日現在) *1 (1)元本の推移 *1 (1)元本の推移 本報告書における開示対象ファンドの期首における当該 親投資信託の元本額 同期中における追加設定元本額 同期中における解約元本額 100,624,295,553 円 2,078,594,788 円 12,314,095,856 円 同期末における元本の内訳 本報告書における開示対象ファンドの期首における当該 親投資信託の元本額 90,388,794,485 円 同期中における追加設定元本額 同期中における解約元本額 1,332,916,122 円 15,021,413,016 円 同期末における元本の内訳 BNPパリバ・ブラジル・ファンド (株式型) 78,295,396,002 円 BNPパリバ・ブラジル・ファンド (株式型) 67,261,260,163 円 BNPパリバ・ブラジル・ファンド (バランス型) 11,920,656,707 円 BNPパリバ・ブラジル・ファンド (バランス型) 9,306,891,414 円 BNPパリバ・ブラジル株式ファンド(FOFs用) (適格機関投資家専用) 計 (2)本報告書における開示対象ファンドの計算期間末日にお ける受益権の総数 BNPパリバ・ブラジル株式ファンド(FOFs用) (適格機関投資家専用) 172,741,776 円 90,388,794,485 円 計 (2)本報告書における開示対象ファンドの計算期間末日にお ける受益権の総数 90,388,794,485 口 *2 元本の欠損 76,700,297,591 口 *2 元本の欠損 貸借対照表上の純資産額が元本総額を下回っており、その差額は、12,764,746,974円で あります。 貸借対照表上の純資産額が元本総額を下回っており、その差額は、15,393,889,360円で あります。 (金融商品に関する注記) Ⅰ.金融商品の状況に関する事項 1.金融商品に対 する取組方針 132,146,014 円 76,700,297,591 円 ( 自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日) 当ファンドは、「投資信託及び投資法人に関する法律」第2 条4項に定める証券投資信託であり、信託約款に 規定 する 「運用の基本方針」に従い、有価証券等の金融商品に対する 投資を行っております。 (自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日) 同左 2.金融商品の内 容及び金融商品 に係るリスク 当ファンド が保 有す る金 融商 品の 種類 は、 有価 証券 (株 式)、デリバティブ取引(為替予約取引)、金銭債権及び金 銭債務であります。これらは、価格変動リスク、信用リス ク、為替変動リスク、流動性リスク、カントリーリスク、投 資銘柄の集中リスクを有しております。 当ファンドが行うデリバティブ取引については、保有外貨建 資産の売買代金、配当金の受取または支払いのために為替予 約を行っております。 同左 3.金融商品に係 るリスク管理体 制 当ファンドに投資する証券投資信託の注記表(金融商品に関 する注記)に記載しております。 同左 4.金融商品の時 価等に関する事 項の補足説明 当ファンドに投資する証券投資信託の注記表(金融商品に関 する注記)に記載しております。 同左 − 50 − Ⅱ.金融商品の時価等に関する事項 1.貸借対照表 計上額、時価 及びこれらの 差額 2.時価の算定 方法 ( 自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日) 貸借対照表計上額は期末の時価で計上しているため、その差額はあ りません。 (1)有価証券 (自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日) 同左 (1)有価証券 「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載しておりま す。 (2)デリバティブ取引 同左 (2)デリバティブ取引 − − (3)上記以外の金融商品 (3)上記以外の金融商品 コールローン等の金銭債権及び金銭債務については、短期間で決済 されることから、当該帳簿価額を時価としております。 同左 (有価証券に関する注記) (平成22年11月10日現在) 売買目的有価証券 (単位:円) 当 計 算 期 間 の 損 益 に 類 含 ま れ た 評 価 差 額 種 株 式 8,938,315,849 合 計 8,938,315,849 (注)当計算期間の損益に含まれた評価差額は、当該親投資信託の期首日から本報告書における開示対象ファンドの期 末日または特定期間末日までの期間に対応する金額であります。 (平成23年5月10日現在) 売買目的有価証券 (単位:円) 当 計 算 期 間 の 損 益 に 類 含 ま れ た 評 価 差 額 種 株 式 △ 6,732,754,042 合 計 △ 6,732,754,042 (注)当計算期間の損益に含まれた評価差額は、当該親投資信託の期首日から本報告書における開示対象ファンドの期 末日または特定期間末日までの期間に対応する金額であります。 (デリバティブ取引に関する注記) 該当事項はありません。 (関連当事者との取引に関する注記) 該当事項はありません。 (一口当たり情報に関する注記) (平成22年11月10日現在) 一口当たり純資産額 (一万口当たり純資産額 (平成23年5月10日現在) 0.8588 円 一口当たり純資産額 8,588 円) (一万口当たり純資産額 − 51 − 0.7993 円 7,993 円) (3)附属明細表 第1 有価証券明細表 ①株式 通貨 株数 銘 柄 米ドル BRASKEM SA-SPON ADR CIA BRASILEIRA ADR GERDAU SA -SPON ADR TELE NORTE LESTE PAR VIVO ADR TIM PART ADR BRF-BRASIL FOODS ADR AMBEV-PRF ADR PETROBRAS PREF ADR ITAU UNIBANCO ADR VALE SA-SP ADR VALE SA-SP PREF ADR BANCO BRADESCO-ADR COSAN LTD-CLASS A SH FIBRIA CELULOSE ADR 米ドル 小計 ブラジルレアル BRF-BRASIL FOODS SA CYRELA VALE SA COPEL-PREF B VALE SA-PREF A TIM PARTICIPACOES SA TIM PART-PREF CENTRAIS ELET-PREF CENTRAIS ELETRICAS B TAM SA TAM SA-PREF BANCO DO BRASIL AMBEV-PREF USIMINAS-PREF A ITAUSA-PREF GAFISA LOJAS AMERIC-PRF GERDAU-PREF METALURGICA GERDAU-P PETROBRAS PETROBRAS-PREF KLABIN SA-PREF CCR SA BRADESCO SA-PREF ALL AMERICA LATINA 評 単 価 価 額 金 備考 額 28,452 98,671 298,981 187,321 38,556 10,940 22,545 190,297 141,808 424,139 48,197 147,279 547,156 356,289 154,730 2,695,361 27.78 44.75 10.68 16.64 40.47 46.30 20.05 32.33 30.82 22.92 31.32 27.87 19.63 11.44 15.09 - 790,396.56 4,415,527.25 3,193,117.08 3,117,021.44 1,560,361.32 506,522.00 452,027.25 6,152,302.01 4,370,522.56 9,721,265.88 1,509,530.04 4,104,665.73 10,740,672.28 4,075,946.16 2,334,875.70 57,044,753.26 (4,580,693,686) 233,806 1,148,519 870,409 523,130 2,658,259 295,100 3,156,116 133,003 8,172 32,072 283,266 955,110 430 2,046,291 1,778,012 1,297,279 1,415,329 1,940,925 606,980 1,251,012 4,491,514 3,175,959 224,114 858,040 445,923 31.85 15.56 49.95 44.00 44.45 8.57 7.30 28.77 22.70 32.00 34.08 28.48 51.00 15.03 12.00 8.56 15.20 17.11 20.96 27.70 24.60 5.96 48.70 31.12 12.78 7,446,721.10 17,870,955.64 43,476,929.55 23,017,720.00 118,159,612.55 2,529,007.00 23,039,646.80 3,826,496.31 185,504.40 1,026,304.00 9,653,705.28 27,201,532.80 21,930.00 30,755,753.73 21,336,144.00 11,104,708.24 21,513,000.80 33,209,226.75 12,722,300.80 34,653,032.40 110,491,244.40 18,928,715.64 10,914,351.80 26,702,204.80 5,698,895.94 − 52 − NATURA COSMETICOS SID NACIONAL GOL-PREF BRADESPAR SA PREF TELE NORTE L-PRF ITAU UNIBANCO HOLDIN DIAGNOSTICOS DA AMER FIBRIA CELULOSE SA BRASKEM PREF VIVO-PREF LOJAS RENNER SA COSAN LIGHT SA ROSSI RESIDENCIAL LUPATECH SA VALE FERTILIZANTES P EMBRAER SA CESP-PREF B MMX MINERACAO OGX PETROLEO E GAS P BROOKFIELD INCORPORA PDG REALTY TECNISA SA JBS EVEN CONSTRUTORA BRASIL TELECOM SA-PR CEMIG-PREF REDECARD SA MRV ENGENHARIA DURATEX SA BRASIL BROKERS HYPERMARCAS SA BM&F BOVESPA SA ITAUSA-INVE PREF RTS QGEP PARTICIPACOES S TIM PARTICI SA RT TIM PARTICIPACOES RT MAGAZINE LUIZA SA ECORODOVIAS INFRA E DIRECIONAL ENGENHARI JSL SA MILLS ESTRUTURAS E S CIA BEBID(AMBEV) RTS CIA BRASILEIRA PREF CIELO SA SONAE SIERRA BRASIL ブラジルレアル 小計 493 61,025 674,980 455,486 464,034 1,934,764 6 585,205 91,400 136,638 102,075 683,545 448,492 938,757 77,088 51,852 216,228 150,189 1,098,207 3,010,083 144,107 4,797,612 304,816 579,875 1,132,771 582,221 274,008 282,046 1,451,036 992,980 388,040 760,368 4,134,016 16,746 172,140 246 2,892 164,100 658,521 221,527 320,327 360,485 1 210,734 222,579 168,368 59,351,879 43.30 22.76 21.52 39.25 26.40 36.71 21.94 24.01 22.08 64.00 58.83 23.45 29.25 14.07 10.64 16.30 13.50 30.80 9.32 14.75 8.65 9.07 12.00 5.47 8.45 15.00 31.52 24.65 13.89 13.68 8.65 18.12 12.02 2.02 21.81 0.01 0.03 16.00 14.07 10.50 11.60 20.60 5.50 71.00 13.58 23.10 - 21,346.90 1,388,929.00 14,525,569.60 17,877,825.50 12,250,497.60 71,025,186.44 131.64 14,050,772.05 2,018,112.00 8,744,832.00 6,005,072.25 16,029,130.25 13,118,391.00 13,208,310.99 820,216.32 845,187.60 2,919,078.00 4,625,821.20 10,235,289.24 44,398,724.25 1,246,525.55 43,514,340.84 3,657,792.00 3,171,916.25 9,571,914.95 8,733,315.00 8,636,732.16 6,952,433.90 20,154,890.04 13,583,966.40 3,356,546.00 13,777,868.16 49,690,872.32 33,826.92 3,754,373.40 2.46 86.76 2,625,600.00 9,265,390.47 2,326,033.50 3,715,793.20 7,425,991.00 5.50 14,962,114.00 3,022,622.82 3,889,300.80 1,106,664,322.96 (54,890,550,418) 59,471,244,104 (59,471,244,104) 株 62,047,240 (注1)通貨種類毎の小計欄の( )内は邦貨換算額(単位:円)であります。 (注2)小計・合計金額欄の( )内は、外貨建有価証券に係わるもので内書であります。 (注3)外貨建有価証券の内訳 組入株式 通 貨 銘 柄 数 時価比率 合計 米 ド 合計金額に 対する比率 ル 15銘柄 100% 7.7% ブ ラ ジ ル レ ア ル 71銘柄 100% 92.3% − 53 − ②株式以外の有価証券 該当事項はありません。 第2 信用取引契約残高明細表 該当事項はありません。 第3 デリバティブ取引及び為替予約取引の契約額等及び時価の状況表 該当事項はありません。 「BNPパリバ・ブラジル債券マザーファンド」の状況 なお、以下に記載した情報は監査の対象外であります。 (1)貸借対照表 区 分 資産の部 流動資産 預金 コール・ローン 国債証券 未収利息 流動資産合計 資産合計 負債の部 流動負債 流動負債合計 負債合計 純資産の部 元本等 元本 剰余金 剰余金又は欠損金( △ ) 元本等合計 純資産合計 負債純資産合計 注記 番号 (平成22年11月10日現在) 金 額 (円) (平成23年5月10日現在) 金 額 (円) 31,493,547 2,351,828 11,645,137,792 3 11,678,983,170 11,678,983,170 329,328,620 12,731,199 11,265,790,871 17 11,607,850,707 11,607,850,707 - - *1 10,755,595,563 9,857,526,411 *2 923,387,607 11,678,983,170 11,678,983,170 11,678,983,170 1,750,324,296 11,607,850,707 11,607,850,707 11,607,850,707 (注)親投資信託の計算期間は、原則として毎年5月11日から11月10日まで及び11月11日から翌年5月10日までであります。 − 54 − (2)注記表 (重要な会計方針に係る事項に関する注記) 区分 (自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日) (自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日) 1. 有価証券の評 価基準及び 評価 方法 国債証券 個別法に基づき、原則として時価で評価しております。 国債証券 同左 (1) 金融商品取引所等に上場されている有価証券 金融商品取引所等に上場されて いる 有価 証券 は、 原則 とし て 、 金 融 商 品 取 引 所 等 に お け る 計 算 期 間末 日の 最終 相場 (外貨建証券の場合は計算期間 末日 にお いて 知り うる 直近 の日の最終相場)で評価しております。 計算期間末日に当該金融商品取 引所 等の 最終 相場 がな い場 合は、当該金融商品取引所等に おけ る直 近の 日の 最終 相場 で評価しておりますが、直近の 日の 最終 相場 によ るこ とが 適当でないと認められた場合は 、当 該金 融商 品取 引所 等に おける計算期間末日または直近 の日 の気 配相 場で 評価 して おります。 (1) 金融商品取引所等に上場されている有価証券 同左 (2) 金融商品取引所等に上場されていない有価証券 当該有価証券については、原則 とし て、 価格 情報 提供 会社 の提供する価額で評価しております。 (2) 金融商品取引所等に上場されていない有価証券 同左 (3) 時価が入手できなかった有価証券 適正な時価を入手できなかった 場合 又は 入手 した 評価 額が 時価と認定できない事由が認め られ た場 合は 、投 資信 託委 託会社が忠実義務に基づいて合 理的 事由 をも って 時価 と認 めた価額、もしくは受託者と協 議の うえ 両者 が合 理的 事由 をもって時価と認めた価額で評価しております。 (3) 時価が入手できなかった有価証券 同左 2. デリバティブ の評価基準 及び 評価方法 為替予約取引 個別法に基づき、原則としてわ が国 にお ける 計算 期間 末日 の対顧客先物相場の仲値で評価しております。 為替予約取引 同左 3. その他財務諸 表作成のた めの 基本となる 重要 な事項 外貨建取引等の処理基準 外貨建取引については、「投資 信託 財産 の計 算に 関す る規 則 」 ( 平成 12年 総理 府令 第133 号) 第60 条及 び61 条に 基づ き処理しております。 外貨建取引等の処理基準 同左 (貸借対照表に関する注記) (平成22年11月10日現在) (平成23年5月10日現在) *1 (1)元本の推移 本報告書における開示対象ファンドの期首 における当該親投資信託の元本額 同期中における追加設定元本額 同期中における解約元本額 同期末における元本の内訳 BNPパリバ・ブラジル・ファンド (バランス型) 計 (2) 本報告書における開示対象ファンドの特定 期間末日における受益権の総数 *1 (1)元本の推移 11,854,828,403 円 36,910,319 円 1,136,143,159 円 10,755,595,563 円 10,755,595,563 円 10,755,595,563 口 − 55 − 本報告書における開示対象ファンドの期首 における当該親投資信託の元本額 同期中における追加設定元本額 同期中における解約元本額 同期末における元本の内訳 BNPパリバ・ブラジル・ファンド (バランス型) 計 (2) 本報告書における開示対象ファンドの特定 期間末日における受益権の総数 10,755,595,563 円 898,069,152 円 9,857,526,411 円 9,857,526,411 円 9,857,526,411 口 (金融商品に関する注記) Ⅰ.金融商品の状況に関する事項 1.金融商品に対 する取組方針 (自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日) 当ファンドは、「投資信託及び投資法人に関する法律」第2 条4項に定める証券投資信託であり、信託約款に 規定 する 「運用の基本方針」に従い、有価証券等の金融商品に対する 投資を行っております。 (自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日) 同左 2.金融商品の内 容及び金融商品 に係るリスク 当ファンドが保有する金融商品の種類は、有価証券(国債証 券)、デリバティブ取引(為替予約取引)、金銭債権及び金 銭債務であります。これらは、価格変動リスク、金利変動リ スク、信用リスク、為替変動リスク、流動性リスク、カント リーリスク、投資銘柄の集中リスクを有しております。 当ファンドが行うデリバティブ取引については、保有外貨建 資産の売買代金、利金、償還金等の受取または支払いのため に為替予約を行っております。 同左 3.金融商品に係 るリスク管理体 制 当ファンドに投資する証券投資信託の注記表(金融商品に関 する注記)に記載しております。 同左 4.金融商品の時 価等に関する事 項の補足説明 当ファンドに投資する証券投資信託の注記表(金融商品に関 する注記)に記載しております。 同左 Ⅱ.金融商品の時価等に関する事項 1.貸借対照表 計上額、時価 及びこれらの 差額 2.時価の算定 方法 (自 平成22年 5月11日 至 平成22年11月10日) 貸借対照表計上額は期末の時価で計上しているため、その差額はあ りません。 (1)有価証券 (自 平成22年11月11日 至 平成23年 5月10日) 同左 (1)有価証券 「(重要な会計方針に係る事項に関する注記)」に記載しておりま す。 (2)デリバティブ取引 同左 (2)デリバティブ取引 ― ― (3)上記以外の金融商品 (3)上記以外の金融商品 コールローン等の金銭債権及び金銭債務については、短期間で決済 されることから、当該帳簿価額を時価としております。 同左 (有価証券に関する注記) (平成22年11月10日現在) 売買目的有価証券 (単位:円) 当 計 算 期 間 の 損 益 に 類 含 ま れ た 評 価 差 額 種 国 合 債 証 券 298,183,191 計 298,183,191 (注)当計算期間の損益に含まれた評価差額は、当該親投資信託の期首日から本報告書における開示対象ファンドの特 定期間末日までの期間に対応する金額であります。 − 56 − (平成23年5月10日現在) 売買目的有価証券 (単位:円) 当 計 算 期 間 の 損 益 に 類 含 ま れ た 評 価 差 額 券 88,101,091 種 国 債 証 合 計 88,101,091 (注)当計算期間の損益に含まれた評価差額は、当該親投資信託の期首日から本報告書における開示対象ファンドの特 定期間末日までの期間に対応する金額であります。 (デリバティブ取引に関する注記) 該当事項はありません。 (関連当事者との取引に関する注記) 該当事項はありません。 (一口当たり情報に関する注記) (平成22年11月10日現在) 一口当たり純資産額 (一万口当たり純資産額 (平成23年5月10日現在) 1.0859 円 10,859 円) 一口当たり純資産額 (一万口当たり純資産額 1.1776 円 11,776 円) (3)附属明細表 第1 有価証券明細表 ①株式 該当事項はありません。 ②株式以外の有価証券 種 類 通貨 券 面 総 額 銘 国債証券 評 価 額 柄 ブラジルレアル BRAZIL NTN-B 6% 11/5/15 32,000,000 67,165,747.84 BRAZIL NTN-B 6% 15/5/15 16,750,000 34,374,195.23 BRAZIL NTN-F 10% 12/1/1 6,170,000 6,292,320.80 103,500,000 90,329,135.44 BRAZIL LTN 2012/7/1 BRAZIL LFT 2011/12/21 BRAZIL NTN-F 10% 17/1/1 ブラジルレアル 小計 378,000 1,764,553.25 29,053,000 27,206,927.92 187,851,000.00 合計 - 227,132,880.48 (11,265,790,871) - 11,265,790,871 (11,265,790,871) (注1)通貨種類毎の小計欄の( )内は邦貨換算額(単位:円)であります。 (注2)小計・合計金額欄の( )内は、外貨建有価証券に係わるもので内書であります。 (注3)外貨建有価証券の内訳 組 入 債 券 合 計 金 額 に 通 貨 銘 柄 数 時 価 比 率 対 す る 比 率 ブ ラ ジ ル レ ア ル 国債証券 6 銘柄 100.0% 第2 信用取引契約残高明細表 該当事項はありません。 第3 デリバティブ取引及び為替予約取引の契約額等及び時価の状況表 該当事項はありません。 − 57 − 100.0% 備 考 2【ファンドの現況】 【純資産額計算書】平成23年6月30日 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)> Ⅰ 資産総額 Ⅱ 負債総額 Ⅲ 純資産総額(Ⅰ−Ⅱ) Ⅳ 発行済口数 Ⅴ 1口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ) 51,366,434,329円 215,716,739円 51,150,717,590円 68,727,316,238口 0.7443円 <BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)> 18,533,404,861円 Ⅰ 資産総額 73,851,727円 Ⅱ 負債総額 18,459,553,134円 Ⅲ 純資産総額(Ⅰ−Ⅱ) 21,897,726,553口 Ⅳ 発行済口数 0.843円 Ⅴ 1口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ) (参考) <BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド> Ⅰ 資産総額 Ⅱ 負債総額 Ⅲ 純資産総額(Ⅰ−Ⅱ) Ⅳ 発行済口数 Ⅴ 1口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ) 60,990,220,602円 1,245,355,034円 59,744,865,568円 74,450,893,360口 0.8025円 <BNPパリバ・ブラジル債券マザーファンド> Ⅰ 資産総額 Ⅱ 負債総額 Ⅲ 純資産総額(Ⅰ−Ⅱ) Ⅳ 発行済口数 Ⅴ 1口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ) 8,812,941,150円 − 8,812,941,150円 7,135,496,881口 1.2351円 第4【内国投資信託受益証券事務の概要】 (1) 名義書換の手続き等 該当事項はありません。 当ファンドのすべての受益権は、振替受益権であり、委託会社は、この信託の受益権を取扱う振替機 関が社振法の規定により主務大臣の指定を取消された場合または当該指定が効力を失った場合であっ て、当該振替機関の振替業を承継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、 当該振替受益権を表示する受益証券を発行しません。 なお、受益者は、委託会社がやむを得ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受 益証券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、 受益証券の再発行の請求を行わないものとします。 (2) 受益者等に対する特典 該当事項はありません。 (3) 譲渡制限の内容 譲渡制限はありません。 (4) 受益権の譲渡 ① 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載ま たは記録されている振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をするものとします。 ② 上記①の申請のある場合には、上記①の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有する受益権の口 − 58 − 数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座簿に記載または記 録するものとします。ただし、上記①の振替機関等が振替先口座を開設したものでない場合には、譲 受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等の上位機関を含みます。)に社振 法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載または記録が行われるよう通 知するものとします。 ③ 上記①の振替について、委託会社は、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記録されて いる振替口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が異なる場合等におい て、委託会社が必要と認めたときまたはやむを得ない事情があると判断したときは、振替停止日や振 替停止期間を設けることができます。 (5) 受益権の譲渡の対抗要件 受益権の譲渡は、振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託会社および受託会社に対抗す ることができません。 (6) 受益権の再分割 委託会社は、受益権の再分割を行いません。ただし、受託会社と協議のうえ、社振法に定めるところ にしたがい、一定日現在の受益権を均等に再分割できるものとします。 (7) 質権口記載または記録の受益権の取扱いについて 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金の支払い、 一部解約の実行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、約款の規定による ほか、民法その他の法令等にしたがって取扱われます。 第三部【委託会社等の情報】 第1【委託会社等の概況】 1【委託会社等の概況】 a. 資本金の額(平成23年6月末現在) 資本金 4億5,000万 円 発行株式総数 50,000 株 発行済株式総数 9,000 株 株式 記名式・額面 100,000 円 平成12年5月10日に7,000万円の増資 平成12年12月26日に1億2,000万円の増資 平成13年9月26日に3,000万円の増資 平成13年11月30日に1億7,500万円の増資 平成14年9月27日に1億5,000万円の増資 平成17年3月30日に8億500万円の減資 平成17年3月30日に3億1,000万円の増資 平成21年6月30日に4億5,000万円の増資 平成22年2月5日に4億5,000万円の減資 b. 委託会社等の機構(平成23年6月末現在) (1) 3名以上の取締役が、株主総会において選任されます。取締役の選任は、発行済株式総数の3分の1 以上に当たる株式を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもってこれを行い、累積投票によら ないものとします。 取締役の任期は、就任後2年以内の最終の決算期に関する定時株主総会終結の時までとし、欠員の 補充または増員により就任した取締役の任期は、他の取締役の残存任期と同一です。 取締役会は、取締役中より代表取締役1名以上を選任します。また、取締役の中から役付取締役を 選任することができます。 取締役会は、代表取締役が招集し、議長となります。代表取締役に事故ある時、または代表取締役 が取締役会を招集しようとしない時もしくは議長となろうとしない時は、取締役会が予め定めた順序 に従い、他の取締役がこれに代わります。取締役会の招集通知は、会日の1週間前にこれを発します。 取締役および監査役全員の一致の同意がある時は、招集通知を省略し、または招集期間を短縮するこ − 59 − とができます。 取締役会は、法令または定款に定める事項の他、業務執行に関する重要事項を決定します。その決 議は、議決に加わることができる取締役の過半数が出席し、その出席取締役の過半数をもって行いま す。 (2) 運用の意思決定プロセス ① 運用部門が独自に行う調査およびBNPパリバグループの資産運用部門が提供する内外の経済情勢 および個別企業の分析情報に基づき、運用部門において投資環境(内外経済・産業動向・株式およ び債券市場・為替市場等)の分析を行います。 ② 運用部門のファンド・マネジャーは、以上の分析結果をふまえ、各ファンドの運用の基本方針にし たがって具体的な投資方針を決定し、その投資方針に基づく具体的な運用戦略や投資計画を作成し 実際の投資行動を行います。 ③ 運用を外部に委託するファンドにおいては、原則として、委託先が約款上の運用の基本方針にした がって独自に運用戦略や投資計画を作成し運用の指図を行います。 ④ 運用内容やファンド・マネジャーの投資行動のチェックは、運用部門から独立した管理部門のス タッフがこれを担当し、運用部門へのフィードバックおよび担当取締役への報告を行うことにより、 質の高い運用体制を維持できるように努めます。 2【事業の内容及び営業の概況】 委託会社は、投資信託及び投資法人に関する法律に定める投資信託委託会社として、証券投資信託の設 定を行うとともに、金融商品取引法に定める金融商品取引業者としてその運用(投資運用業)を行ってい ます。また金融商品取引法に定める投資助言・代理業務及び第二種金融商品取引業務を行っています。 委託会社が運用するファンドの本数及び純資産総額合計額は以下の通りです。(平成23年6月末現在) 種類 ファンド数(本) 純資産総額合計額(単位:億円) 追加型株式投資信託 69 2,619 追加型公社債投資信託 0 0 単位型株式投資信託 29 672 単位型公社債投資信託 28 532 合計 126 3,823 ※純資産総額合計額の金額については、億円未満の端数を切り捨てして記載しており、表中の個々の 金額と合計欄の金額は一致しないことがあります。 3【委託会社等の経理状況】 1.当社の財務諸表は、第12期事業年度(平成21年4月1日から平成22年3月31日まで)については、改 正前の「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務 諸表等規則」という。)並びに同規則第2条の規定に基づき、改正前の「金融商品取引業等に関する内 閣府令」(平成19年内閣府令第52号)に基づいて、第13期事業年度(平成22年4月1日から平成23年3 月31日まで)については、改正後の財務諸表等規則並びに同規則第2条の規定に基づき、改正後の「金 融商品取引業等に関する内閣府令」(平成19年内閣府令第52号)に基づいて作成しております。 財務諸表の金額については、千円未満を切り捨てて記載しております。 2.当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第12期事業年度(平成21年4月1日から 平成22年3月31日まで)及び第13期事業年度(平成22年4月1日から平成23年3月31日まで)の財務諸 表について、あらた監査法人による監査を受けております。 − 60 − - 42 - (1)【貸借対照表】 第12期 (平成22年3月31日現在) 期別 第13期 (平成23年3月31日現在) 資産の部 科 目 注記 番号 内訳 金額 千円 流動資産 預金 前払費用 未収委託者報酬 未収運用受託報酬 未収投資助言報酬 未収収益 未収入金 立替金 未収消費税等 貸倒引当金 流動資産計 固定資産 有形固定資産 建物 器具備品 無形固定資産 ソフトウェア のれん その他 投資その他の資産 長期差入保証金 その他 *2 *1 *1 内訳 千円 金額 千円 650,883 21,476 630,040 79,709 68,017 16,185 8,019 − − − 1,474,334 1,097,456 40,611 1,068,576 269,440 66,031 1,011,320 9,158 16,666 2,550 △ 18,954 3,562,858 96,126 121,782 93,220 2,905 118,534 3,248 2,288 1,163 − 1,124 257,758 2,752 252,714 2,291 157,154 151,154 6,000 固定資産計 資産合計 − 63 − 千円 379,872 372,871 7,000 255,568 759,412 1,729,903 4,322,270 第12期 (平成22年3月31日現在) 期別 第13期 (平成23年3月31日現在) 負債の部 科目 注記 番号 内訳 金額 千円 流動負債 預り金 未払金 未払手数料 未払委託調査費 その他未払金 未払費用 未払法人税等 賞与引当金 役員賞与引当金 関係会社借入金 内訳 千円 金額 千円 78,131 544,232 313,366 196,124 34,742 *2 流動負債計 固定負債 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 預り敷金保証金 固定負債計 負債合計 千円 179,435 1,021,798 675,141 313,612 33,045 57,143 3,895 41,815 5,179 − 723,575 15,855 90,353 11,222 300,000 730,397 2,342,235 347,596 10,050 − 482,224 − 223,121 357,646 705,345 1,088,043 3,047,579 純資産の部 科目 注記 番号 内訳 金額 千円 内訳 千円 金額 千円 千円 株主資本 資本金 450,000 450,000 資本剰余金 資本準備金 その他資本剰余金 457,777 1,915,644 利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 繰越利益剰余金 株主資本合計 評価・換算差額等 7,777 450,000 7,777 1,907,867 △265,918 △1,090,952 75,500 75,500 △341,418 △1,166,452 その他有価証券評価差 額金 評価・換算差額等合計 純資産合計 負債・純資産合計 − 64 − 641,859 1,274,691 − 0 − 641,859 1,729,903 0 1,274,691 4,322,270 (2)【損益計算書】 期別 科目 注記 番号 第12期 自平成21年4月1日 至平成22年3月31日 第13期 自平成22年4月1日 至平成23年3月31日 内訳 内訳 金額 千円 営業収益 委託者報酬 運用受託報酬 投資助言報酬 その他営業収益 営業収益計 営業費用 支払手数料 広告宣伝費 調査研究費 委託調査費 委託計算費 営業雑経費 印刷費 協会費 営業費用計 一般管理費 給料 役員報酬 給料・手当 賞与 業務委託費 交際費 旅費交通費 事業税 租税公課 不動産賃借料 賞与引当金繰入額 役員賞与引当金繰入額 退職金 退職給付費用 役員退職慰労金 役員退職慰労引当金繰入額 固定資産減価償却費 のれん償却費 諸経費 一般管理費計 営業利益又は営業損失 (△) 千円 千円 千円 2,287,627 228,150 214,404 63,660 2,793,843 3,804,714 644,089 164,216 1,172,399 5,785,419 1,058,102 7,306 51,923 513,358 97,072 53,136 2,057,927 26,297 89,765 719,478 348,430 88,685 49,900 3,235 83,216 5,468 1,780,901 3,330,584 825,549 1,363,746 72,320 605,972 147,256 − 65 − 金額 116,319 1,109,432 137,995 105,244 549 16,160 5,135 8,132 211,357 41,815 5,179 − 55,464 3,594 10,050 10,613 − 70,134 1,368,979 279,364 3,077 51,306 15,767 11,443 225,073 76,142 11,222 19,929 103,207 4,203 − 13,021 78,428 217,815 2,473,750 △356,037 △ 18,915 期別 科目 営業外収益 受取利息 受取違約金 為替差益 雑益 営業外収益計 営業外費用 支払利息 雑損失 営業外費用計 経常利益又は経常損失 (△) 特別損失 固定資産除却損 過年度賞与引当金繰入不 足額 特別損失計 税引前当期純利益又は税引 前当期純損失(△) 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 当期純利益又は当期純損失 (△) 注記 番号 *1 第12期 自平成21年4月1日 至平成22年3月31日 第13期 自平成22年4月1日 至平成23年3月31日 内訳 内訳 金額 562 13,026 − 2,189 222 − 51,460 12,174 15,778 *1 − 208 950 − 63,858 1,490 3,968 208 5,458 △340,468 39,484 − 397 − 14,211 − 14,609 △340,468 24,875 950 △341,418 − 66 − 金額 3,982 353,209 357,191 △332,316 (3)【株主資本等変動計算書】 自 至 第12期 平成21年4月1日 平成22年3月31日 (単位:千円) 株主資本 資本金 前期末残高 当期変動額 新株の発行 その他資本剰余金へ振替 当期変動額合計 当期末残高 資本剰余金 資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 繰越利益剰余金 利益剰余金合計 株主資本合計 純資産合計 前期末残高 当期変動額 当期変動額合計 当期末残高 前期末残高 当期変動額 新株の発行 その他利益剰余金へ振替 その他利益剰余金へ振替 資本金から振替 当期変動額合計 当期末残高 前期末残高 当期変動額 当期末残高 前期末残高 当期変動額 当期末残高 前期末残高 当期変動額 450,000 450,000 △450,000 − 450,000 37,000 315,000 △344,223 △29,223 7,777 200 △200 450,000 449,800 450,000 37,200 420,577 457,777 75,500 − 75,500 剰余金の配当 資本剰余金から振替 当期純損失 当期変動額合計 当期末残高 前期末残高 当期変動額 当期末残高 前期末残高 当期変動額 当期末残高 前期末残高 当期変動額 当期末残高 − 67 − △344,423 − 344,423 △341,418 3,005 △341,418 △268,923 3,005 △265,918 218,277 423,582 641,859 218,277 423,582 641,859 自 至 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 (単位:千円) 株主資本 資本金 資本剰余金 資本準備金 その他資本剰余金 資本剰余金合計 利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 繰越利益剰余金 利益剰余金合計 株主資本合計 評価・換算差額等 その他有価証券評価差 額金 純資産合計 前期末残高 当期変動額 当期末残高 前期末残高 当期変動額 当期末残高 前期末残高 当期変動額 当期変動額合計 当期末残高 前期末残高 当期変動額 当期末残高 企業結合による増加 450,000 − 450,000 7,777 − 7,777 450,000 1,457,867 1,457,867 1,907,867 457,777 1,457,867 1,915,644 前期末残高 当期変動額 当期末残高 75,500 − 75,500 前期末残高 当期変動額 当期末残高 前期末残高 当期変動額 当期末残高 前期末残高 当期変動額 当期末残高 △341,418 △492,718 △332,316 △825,034 △1,166,452 △265,918 △825,034 △1,090,952 641,859 632,832 1,274,691 前期末残高 − 当期変動額 当期末残高 前期末残高 当期変動額 当期末残高 0 0 641,859 632,832 1,274,691 企業結合による増加 当期純利益 当期変動額合計 − 68 − 重要な会計方針 期別 項目 1.有価証券の評価基準 及び評価方法 自 至 第12期 平成21年4月1日 平成22年3月31日 その他有価証券 時価のあるもの ─ 時価のないもの 移動平均法による原価法を採用 しております。 2.固定資産の減価償却 の方法 3.引当金の計上基準 自 至 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 その他有価証券 時価のあるもの 決算日の市場価格等に基づく時 価法(時価差額は全部純資産直入 法により処理し、売却原価は移動 平均法により算定)を採用してお ります。 時価のないもの 同左 (1)有形固定資産 定額法により償却しておりま す。 (1)有形固定資産 同左 (2)無形固定資産 定額法により償却しておりま す。 なお、ソフトウェア(自社利 用)については、社内における見 込み利用可能期間(5年)による 定額法を採用しております。 (2)無形固定資産 同左 なお、ソフトウェア(自社利 用)については、社内における見 込み利用可能期間(5年)による 定額法を採用しております。 また、のれんについては5年間 の期間均等償却によっておりま す。 (1)賞与引当金 従業員への賞与支給に備えるた め、支給見込み額のうち当事業年 度に負担すべき額を計上しており ます。 (1)賞与引当金 同左 (2)役員賞与引当金 役員への賞与支給に備えるた め、支給見込み額のうち当事業年 度に負担すべき額を計上しており ます。 (2)役員賞与引当金 同左 − 69 − 期別 項目 自 至 第12期 平成21年4月1日 平成22年3月31日 自 至 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 (3)退職給付引当金 従業員の退職金の支払いに備え て、当社退職金規定に基づく自己 都合退職金要支給額を計上してお ります。 (3)退職給付引当金 同左 (4)役員退職慰労引当金 役員の退職慰労金の支出に備え て、内規に基づく期末要支給額を 計上しております。 (4)役員退職慰労引当金 同左 (5)貸倒引当金 債権の貸倒による損失に備える ため、一般債権については貸倒実 績率等を、貸倒懸念債権等の債権 については個別に回収可能性を勘 案し、回収不能見込額を計上して おります。 4.外貨建の資産又は負 債の本邦通貨への換 算基準 ─ 外貨建金銭債権債務は、事業年 度末の直物為替相場により円換算 し、換算差額は損益として処理し ております。 5.その他財務諸表作成 のための重要な事項 消費税等の会計処理 消費税等の会計処理は、税抜き 方式によっております。ただし、 資産に係る控除対象外消費税等に ついては、発生事業年度の期間費 用としております。 − 70 − 消費税等の会計処理 同左 会計方針の変更 自 至 第12期 平成21年4月1日 平成22年3月31日 自 至 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 (企業結合に関する会計基準等の適用) 当事業年度より、「企業結合に関する会計基 準」(企業会計基準第21号 平成20年12月26 日)、及び「企業結合会計基準及び事業分離等会 計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指 針第10号 平成20年12月26日)を適用しておりま す。 ─ (資産除去債務に関する会計基準) 当事業年度より、「資産除去債務に関する会計 基準」(企業会計基準第18号 平成20年3月31 日)及び「資産除去債務に関する会計基準の適用 指針」(企業会計基準適用指針第21号 平成20年 3月31日)を適用しております。これに伴う営業 損失、経常利益及び税引前当期純利益に与える影 響額はありません。 注記事項 (貸借対照表関係) 第12期 (平成22年3月31日現在) *1 有形固定資産の減価償却累計額は次の通り です。 建物 器具備品 *2 第13期 (平成23年3月31日現在) 有形固定資産の減価償却累計額は次の通り です。 建物 器具備品 21,080千円 8,009千円 関係会社項目 預金 *1 *2 31,845千円 8,567千円 関係会社項目 449,400千円 預金 関係会社借入金 1,073,099千円 300,000千円 (損益計算書関係) 自 至 *1 第12期 平成21年4月1日 平成22年3月31日 自 至 関係会社取引項目 受取利息 *1 470千円 − 71 − 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 関係会社取引項目 支払利息 1,490千円 (株主資本等変動計算書関係) 自 至 第12期 平成21年4月1日 平成22年3月31日 1.発行済株式に関する事項 前事業年度末 当事業年度 当事業年度 当事業年度末 株式の種類 株式数(株) 増加株式数(株) 減少株式数(株) 株式数(株) 普通株式 4,500 4,500 − 9,000 2.配当に関する事項 (1)配当金支払額 配当金の 一株当り 株式の 決議 総額 配当額 基準日 効力発生日 種類 (千円) (円) − − − − − − (2)基準日が当該事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの − 自 至 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 1.発行済株式に関する事項 前事業年度末 当事業年度 当事業年度 当事業年度末 株式の種類 株式数(株) 増加株式数(株) 減少株式数(株) 株式数(株) 普通株式 9,000 − − 9,000 2.配当に関する事項 (1)配当金支払額 配当金の 一株当り 株式の 総額 配当額 基準日 効力発生日 決議 種類 (千円) (円) − − − − − − (2)基準日が当該事業年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌事業年度となるもの − (リース取引関係) 自 至 第12期 平成21年4月1日 平成22年3月31日 自 至 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 (1)ファイナンス・リース取引は重要性が低いた め、注記を省略しております。 (1)ファイナンス・リース取引は重要性が低いた め、注記を省略しております。 (2)オペレーティング・リース取引(借主側)は 次の通りであります。 (2)オペレーティング・リース取引(借主側)は 次の通りであります。 オペレーティング・リース取引のうち解約不能 のものにかかる未経過リース料 オペレーティング・リース取引のうち解約不能 のものにかかる未経過リース料 1年内 1年超 合 計 139,855千円 221,437千円 361,292千円 − 72 − 1年内 1年超 合 計 259,940千円 302,501千円 562,442千円 (金融商品関係) 1.金融商品の状況に関する事項 第12期 自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日 (1)金融商品に対する取組方針 当社は主として、投資信託委託業者としての業務、投資一任業務及び投資助言・代理業を行って おり、未収委託者報酬、未払手数料及び未払委託調査費はこれらの業務にかかる債権債務でありま す。 当社は事業資金を自己資金により賄っており、一時的な余裕資金は安全性の高い金融商品で運用 しております。デリバティブは利用しておりません。 (2)金融商品の内容及びそのリスク 預金は大部分が親会社に対するものであり、すべて高格付けの金融機関に対する短期の預金であ ることから、リスクは僅少であります。未収委託者報酬は、信託財産の分別管理により担保されて おり、リスクは認められません。長期差入保証金は信用リスクに晒されております。未払手数料及 び未払委託調査費は、当社が受取った報酬の内から支払われるものであり、リスクは認められませ ん。 (3)金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスク 営業債権の信用リスクは、クライアント・アクセプタンス・コミッティーによる審査と営業部 によるモニタリングにより管理しております。長期差入保証金は信用リスクに晒されております が、総務・業務部が相手先の財務状況を定期的にモニタリングしております。 ②市場リスク(為替や金利等の変動リスク) 当社の保有する営業債権・債務は短期金融商品に限定されているため、これらに関する市場リ スクは非常に低いものと考えております。 ③流動性リスク 当社は余剰資金を預金のみで運用しております。随時資金繰表を更新し、運転資金の状況を把 握することにより流動性リスクを管理しております。 − 73 − 2.金融商品の時価等に関する事項 第12期 (平成22年3月31日現在) 平成22年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであ ります。 (単位:千円) 科 貸借対照表 計上額 目 (1)預金 (2)未収委託者報酬 (3)長期差入保証金 資産計 (1)未払手数料 (2)未払委託調査費 負債計 650,883 630,040 151,154 1,432,077 313,366 196,124 509,490 時価 差額 650,883 630,040 147,695 1,428,618 313,366 196,124 509,490 − − 3,459 3,459 − − − (注1)金融商品の時価の算定方法 資産 (1)預金 預金はすべて短期であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっておりま す。 (2)未収委託者報酬 営業債権はすべて短期であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によってお ります。 (3)長期差入保証金 長期差入保証金の時価は、その将来キャッシュフローを適切な利率で割り引いた現在価値により算 定しています。 負債 (1)未払手数料、未払委託調査費 これらの営業債務はすべて短期であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に よっております。 (注2)金銭債権の償還予定額 (単位:千円) 1年以内 預金 未収委託者報酬 長期差入保証金 650,883 630,040 − 1年超 5年以内 − − 151,154 追加情報 当事業年度より、「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 融商品の時価等の開示に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第19号 ております。 − 74 − 5年超 10年以内 − − − 10年超 − − − 平成20年3月10日)及び「金 平成20年3月10日)を適用し 1.金融商品の状況に関する事項 自 至 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 (1)金融商品に対する取組方針 当社は主として、投資信託委託業者としての業務、投資一任業務及び投資助言・代理業を行って おり、未収委託者報酬、未収運用受託報酬、未収投資助言報酬、未払手数料及び未払委託調査費は これらの業務にかかる債権債務であります。 当社は事業資金を自己資金により賄っており、一時的な余裕資金は安全性の高い金融商品で運用 しております。 デリバティブは利用しておりません。 (2)金融商品の内容及びそのリスク 預金は大部分が親会社に対するものであり、すべて高格付けの金融機関に対する短期の預金であ ることから、リスクは僅少であります。未収委託者報酬は、信託財産の分別管理により担保されて おり、リスクは認められません。 未収運用受託報酬、未収投資助言報酬は信用リスクに晒されております。 未収収益は兼業取引にかかるものであり、信用リスクに晒されております。長期差入保証金、預 り敷金保証金は賃貸建物の敷金であり、信用リスクに晒されております。未払手数料及び未払委託 調査費は、当社が受取った報酬の内から支払われるものであり、リスクは認められません。 関係会社借入金は、支払期日にその支払いを実行するため、同行の当座預金に資金を留保してお り流動性リスクは担保されている。 (3)金融商品に係るリスク管理体制 ①信用リスク 営業債権の信用リスクは、クライアント・アクセプタンス・コミッティーによる審査と営業部 によるモニタリングにより管理しております。長期差入保証金は信用リスクに晒されております が、経理・総務部が相手先の財務状況を定期的にモニタリングしております。 ②市場リスク(為替や金利等の変動リスク) 当社の保有する営業債権・債務は短期金融商品に限定されているため、これらに関する市場リ スクは非常に低いものと考えております。 ③流動性リスク 当社は余剰資金を預金のみで運用しております。随時資金繰表を更新し、運転資金の状況を把 握することにより流動性リスクを管理しております。 − 75 − 2.金融商品の時価等に関する事項 第13期 (平成23年3月31日現在) 平成23年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであ ります。 (単位:千円) 貸借対照表 科 目 時価 差額 計上額 預金 未収委託者報酬 未収運用受託報酬 貸倒引当金(*1) 未収投資助言報酬 未収収益 未収入金 長期差入保証金 資産計 未払手数料 未払委託調査費 その他未払金 未払費用 関係会社借入金 預り敷金保証金 負債計 1,097,456 1,068,576 269,440 △ 18,954 250,486 66,031 1,011,320 9,158 372,871 3,875,900 675,141 313,612 33,045 723,575 300,000 223,121 2,268,494 1,097,456 1,068,576 − − 250,486 66,031 1,011,320 9,158 364,400 3,867,429 675,141 313,612 33,045 723,575 300,000 215,101 2,260,474 − − − − 8,471 8,471 − − − − − 8,020 8,020 (*1)未収運用受託報酬に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除している。 (注1)金融商品の時価の算定方法および有価証券に関する事項 (1)預金 預金はすべて短期であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっており ます。 (2)未収委託者報酬、未収運用受託報酬、未収投資助言報酬、未収収益 これらの営業債権はすべて短期であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額 によっております。 (3)未収入金 これらの債権はすべて短期であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に よっております。 (4)長期差入保証金、預り敷金保証金 長期差入保証金及び預り敷金保証金の時価は、その将来キャッシュフローを適切な利率で割り引 いた現在価値により算定しています。 (5)未払手数料、未払委託調査費 これらの営業債務はすべて短期であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額 によっております。 (6)その他未払金、未払費用 これらの債権はすべて短期であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に よっております。 (7)関係会社借入金 借入金はすべて短期であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によってお ります。 − 76 − (注2)金銭債権の償還予定額 (単位:千円) 1年以内 預金 未収委託者報酬 未収運用受託報酬 未収投資助言報酬 未収収益 未収入金 長期差入保証金 1,097,456 1,068,576 269,440 66,031 1,011,320 9,158 140,234 1年超 5年以内 − − − − − − 232,637 5年超 10年以内 − − − − − − − 10年超 − − − − − − − (有価証券関係) 第12期 (平成22年3月31日現在) 第13期 (平成23年3月31日現在) 重要性が低いため記載を省略しております。 重要性が低いため記載を省略しております。 (デリバティブ取引関係) 自 至 第12期 平成21年4月1日 平成22年3月31日 自 至 該当事項はありません。 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 該当事項はありません。 (退職給付関係) 自 至 第12期 平成21年4月1日 平成22年3月31日 自 至 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 1.採用している退職給付制度の概要 当社は確定給付型の制度として、退職一時金制 度を採用しております。 1.採用している退職給付制度の概要 当社は確定給付型の制度として、退職一時金制 度、キャッシュバランスプランおよび確定拠出年 金制度を採用しております。 2.退職給付債務 2.退職給付債務 (1)退職給付債務 (2)退職給付引当金 347,596千円 347,596千円 3.退職給付費用 勤務費用 (1)退職給付債務 (2)退職給付引当金 482,224千円 482,224千円 3.退職給付費用 55,464千円 − 77 − 勤務費用 103,207千円 (税効果会計関係) 自 至 第12期 平成21年4月1日 平成22年3月31日 自 至 1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な 原因別の内訳 原因別の内訳 (単位:千円) 繰延税金資産 退職給付引当金超過額 賞与引当金 役員退職慰労引当金超過額 未払費用 その他 繰越欠損金 繰延税金資産小計 評価性引当金 繰延税金資産合計 繰延税金負債 繰延税金資産の純額 △ (単位:千円) 繰延税金資産 退職給付引当金超過額 賞与引当金 未払費用 税務上の営業権計上額 その他 繰越欠損金 繰延税金資産小計 評価性引当金 繰延税金資産合計 繰延税金負債 繰延税金資産の純額 141,437 19,121 4,089 4,014 3,963 206,460 379,084 379,084 − − − 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等 の負担率との差異の原因となった主な項目の 内訳 当事業年度は税引前当期純損失を計上したた め、差異の原因についての記載を省略しておりま す。 196,217 58,973 258,982 608,298 9,332 1,691,188 2,822,993 △ 2,822,993 − − − 2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等 の負担率との差異の原因となった主な項目の 内訳 当事業年度は課税所得が発生していないため、 差異の原因についての記載を省略しております。 − 78 − (企業結合等関係) 自 至 該当ありません。 第12期 平成21年4月1日 平成22年3月31日 自 至 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 (吸収合併) ビー・エヌ・ピー・パリバ アセットマネジメン ト株式会社とフォルティス・アセットマネジメン ト株式会社は平成22年5月12日付で合併契約を締 結し、平成22年5月12日に開催した取締役会の承 認をもって、平成22年7月1日に合併いたしまし た。 (1)企業結合の概要 1)結合当事企業又は対象となった事業の名称及 びその事業内容 結合企業: 名称:ビー・エヌ・ピー・パリバ アセットマネ ジメント株式会社 主要な事業内容: 投資顧問業務 証券投資信託委託業者としての業務 資産の管理及び運用に関する情報提供・コンサル タント業務 被結合企業: 名称:フォルティス・アセットマネジメント株式 会社 主要な事業内容: 投資顧問業務 証券投資信託委託業者としての業務 資産の管理及び運用に関する情報提供・コンサル タント業務 2) 企業結合の法的形式 ビー・エヌ・ピー・パリバ アセットマネジメ ント株式会社を存続会社とする吸収合併 3) 企業結合後の名称 ビー・エヌ・ピー・パリバ アセットマネジメ ント株式会社(合併後の新商号:BNPパリバ インベストメント・パートナーズ株式会社) 4) 取引の概要 本合併は、事業基盤を強化する経営方針の下、 ビー・エヌ・ピー・パリバ アセットマネジメン ト株式会社の日本における事業展開を更に加速す るため、財務体質の強化を図ることを目的とし て、ビー・エヌ・ピー・パリバ アセットマネジ メント株式会社を存続会社とする吸収合併を行い ました。なお、合併による新株式の発行及び資本 金の増加はありません。 − 79 − 自 至 第12期 平成21年4月1日 平成22年3月31日 自 至 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 (2)実施する会計処理の概要 当該合併は、「企業結合に関する会計基準」 (企業会計基準第21号 平成20年12月26日)及び 「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関 する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成20年12月26日)に基づき、共通支配下の取引 として会計処理を行っております。 (資産除去債務関係) 自 至 第12期 平成21年4月1日 平成22年3月31日 自 至 ─ 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 当社は建物等の賃借契約において、建物等の所有 者との間で定期建物賃貸借契約書を締結しており ますが、当社が退去時における原状回復に係る義 務を有していないため、資産除去債務を計上して おりません。 (セグメント情報等) 自 至 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 (セグメント情報) 当社は、投信投資顧問業の単一セグメントであるため。記載を省略しております。 (関連情報) 1.製品及びサービスごとの情報 投資信託業 外部顧客への営業 3,804,714 収益 2.地域ごとの情報 (1)営業収益 日本 ルクセンブルグ 投資顧問業 808,306 オランダ その他 1,172,399 その他 (単位:千円) 合計 5,785,419 (単位:千円) 合計 4,458,536 731,661 277,934 317,288 5,785,419 (注)投資信託業の営業収益に関しては販売拠点、投資顧問業とその他の営業収益については契約先 所在地を基に記載しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の合計が貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるた め、地域ごとの固定資産の記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報 (単位:千円) 顧客の名称 営業収益 関連するセグメント名 BNPパリバ 1,056,553 なし ブラジル株式オープン BNPパリバ・インベストメント・ 731,661 なし パートナーズ・ルクセンブルグ (報告セグメントごとののれんの償却額および未償却残高に関する情報) 当社は、投信投資顧問業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 -80- (追加情報) 当事業年度より、「セグメント情報等の開示に関する会計基準」(企業会計基準第17号 平成21年3月 27日)及び「セグメント情報等の開示に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第20号 平 成20年3月21日)を適用しております。 (関連当事者関係) 1.関連当事者との取引 第12期(自 平成21年4月1日 (1)親会社及び法人主要株主等 至 平成22年3月31日) 種類 会社等 の名称 所在地 資本金又 は出資金 議決権等 事業の の被所有 内容 割合 親会社 ビー・ エヌ・ ピー・ パリバ Boulevard des Italiens Paris, France 2,369百万 ユーロ 直接 0.0% 間接 99.83% 銀行業 関連当事者 との関係 取引の 内容 当座預金及び定 資金の 預入 期預金契約の締 (注1) 結 取引金額 (千円) 科目 期末残高 (千円) − 預金 449,400 取引金額 (千円) 科目 期末残高 (千円) 未払 委託 調査費 144,534 取引条件及び取引条件の決定方針等 (注1)市場金利を勘案して利率を合理的に決定しております。 (2)兄弟会社等 種類 会社等 の名称 ビー・ エヌ・ ピー・ パリバ 親会社 アセッ の子会社 トマネ ジメン ト ブ ラジル 所在地 資本金又 は出資金 議決権等 事業の の被所有 内容 割合 Commissao de Valores Mobiliarios 2,369百万 レアル 資産 運用業 無し 関連当事者 との関係 運用再委託契約 の締結 取引の 内容 委託調 査費の 331,610 支払 (注2) 取引条件及び取引条件の決定方針等 (注2)委託調査費の支払については、ファンドの約款に提示された料率を基礎として決定しています。 2.親会社に関する情報 (1)親会社情報 ビー・エヌ・ピー・パリバ ビー・エヌ・ピー・パリバ 第13期(自 平成22年4月1日 (1)親会社及び法人主要株主等 種類 親会社 会社等 の名称 所在地 ビー・ エヌ・ ピー・ パリバ Boulevard des Italiens Paris, France インベストメント・パートナーズ (ユーロネクスト・パリに上場) 至 資本金又 は出資金 2,397百万 ユーロ エス・エイ (非上場) 平成23年3月31日) 議決権等 事業の の被所有 内容 割合 銀行業 直接 0.0% 間接 99.83% 関連当事者 との関係 取引金額 (千円) 科目 期末残高 (千円) 資金の 預金 1,073,099 預入 − 当座預金及び定 (注1) 期預金契約の締 関係会社 資金の 結 300,000 借入 1,200,000 借入金 (注1) 取引条件及び取引条件の決定方針等 (注1)市場金利を勘案して利率を合理的に決定しております。 -81- 取引の 内容 (2)兄弟会社等 種類 会社等 の名称 ビー・ エヌ・ ピー・ パリバ 親会社 アセッ の子会社 トマネ ジメン ト ブ ラジル BNPパ リバ・ インベ ストメ 親会社 ント・ の子会社 パート ナー ズ・ル クセン ブルグ BNP パリバ 親会社 証券会 の子会社 社東京 支店 所在地 Avenida Presidente Juscelino Kubitschek, n. 510, 14th floor,São Paulo. SP. Brazil. CEP nº 04543− 906 議決権等 事業の の被所有 内容 割合 資本金又 は出資金 15百万 レアル 資産 運用業 無し 関連当事者 との関係 取引の 内容 取引金額 (千円) 科目 期末残高 (千円) 運用再委託契約 の締結 委託 調査費 の支払 (注2) 340,318 未払 委託 調査費 120,626 運用受 託報酬 の受入 (注3) 33, rue de GasperichL −5826 Howald− Hesperange 3百万 ユーロ 資産 運用業 無し その他 運用再委託契約 営業収 益の受入 の締結 (注3) 15,641 795億円 第一種 金融取 引業 無し 建物賃貸借契約 の締結 敷金 の受入 (注3) 2,642 716,020 未収収益 654,158 573 未払費用 573 預り敷 金保証金 223,121 業務委 託費の 支払 (注3) 東京都千代 田区丸の内 1−9−1 未収運 用受託 報酬 223,121 取引条件及び取引条件の決定方針等 (注2)委託調査費の支払については、ファンドの約款に提示された料率を基礎として決定しています。 (注3)市場価格を勘案し一般的取引条件と同様に決定しております。 (注4)上記の表以外の取引は重要性が乏しいため、記載を省略しております。 2.親会社に関する情報 (1)親会社情報 ビー・エヌ・ピー・パリバ ビー・エヌ・ピー・パリバ インベストメント・パートナーズ (ユーロネクスト・パリに上場) -82- エス・エイ (非上場) (1株当たり情報) 自 至 第12期 平成21年4月1日 平成22年3月31日 1株当たり純資産 1株当たり当期純損失 損益計算書上の当期純損失 1株当たり当期純損失の算定に用 いられた普通株式に係る当期純損 失 差額 期中平均株式数・普通株式 自 至 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 71,317円 1株当たり純資産 43,272円 1株当たり当期純損失 341,418千円 損益計算書上の当期純損失 1株当たり当期純損失の算定に用 いられた普通株式に係る当期純損 341,418千円 失 − 差額 7,890株 期中平均株式数・普通株式 なお、潜在株式調整後1株当たり当期純損失金 額については、新株引受権付社債及び転換社債型 新株引受権付社債を発行していないため記載して おりません。 第12期 平成21年4月1日 平成22年3月31日 自 至 (吸収合併) ビー・エヌ・ピー・パリバ アセットマネジメン 該当ありません。 ト株式会社とフォルティス・アセットマネジメン ト株式会社は平成22年5月12日付で吸収合併契約 を締結しております。 (1)企業結合の概要 1)結合当事企業の名称及びその事業内容 結合企業: 名称:ビー・エヌ・ピー・パリバ 332,316千円 − 9,000株 なお、潜在株式調整後1株当たり当期純損失金 額については、新株引受権付社債及び転換社債型 新株引受権付社債を発行していないため記載して おりません。 (重要な後発事象) 自 至 141,632円 36,924円 332,316千円 アセットマネ ジメント株式会社 主要な事業内容: 投資顧問業務 証券投資信託委託業者としての業務 資産の管理及び運用に関する情報提供・コンサル タント業務 被結合企業: 名称:フォルティス・アセットマネジメント株式 会社 主要な事業内容: 投資顧問業務 証券投資信託委託業者としての業務 資産の管理及び運用に関する情報提供・コンサル タント業務 -83- 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 事業の規模 被結合企業の直前期(平成21年12月期)の概要 営業収益 3,618,439千円 当期純損失 96,515千円 総資産額 3,661,567千円 総負債額 1,838,461千円 純資産額 1,823,106千円 従業員数 59名 2)企業結合日 合併効力発生日については、平成22年7月1日を 予定しております。 3)企業結合の法的形式 ビー・エヌ・ピー・パリバ・アセットマネジメン ト株式会社を存続会社とする吸収合併 自 至 第12期 平成21年4月1日 平成22年3月31日 自 至 4)企業結合後の名称 BNPパリバ インベストメント・パートナーズ株 式会社 5)取引の概要 本合併は、事業基盤を強化する経営方針の下、 ビー・エヌ・ピー・パリバ アセットマネジメン ト株式会社の日本における事業展開を更に加速す るため、財務体質の強化を図ることを目的とし て、ビー・エヌ・ピー・パリバ アセットマネジ メント株式会社を存続会社とする吸収合併を行う 予定です。なお、合併による新株式の発行及び資 本金の増加はありません。 (2)実施する会計処理の概要 当該合併は、「企業結合に関する会計基準」(企 業会計基準第21号 平成20年12月26日)及び「企 業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する 適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成 20年12月26日)に基づき、共通支配下の取引とし て会計処理を行う予定です。 -84- 第13期 平成22年4月1日 平成23年3月31日 4【利害関係人との取引制限】 委託会社は、金融商品取引法の定めるところにより、利害関係人との取引について、次に掲げる行為が禁 止されています。 ① 自己またはその取締役もしくは執行役との間における取引を行うことを内容とした運用を行うこと (投資者の保護に欠け、もしくは取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させるおそ れがないものとして内閣府令で定めるものを除きます。)。 ② 運用財産相互間において取引を行うことを内容とした運用を行うこと(投資者の保護に欠け、もしく は取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させるおそれがないものとして内閣府令 で定めるものを除きます。)。 ③ 通常の取引の条件と異なる条件であって取引の公正を害するおそれのある条件で、委託会社の親法 人等(委託会社の総株主等の議決権の過半数を保有していることその他の当該金融商品取引業者と 密接な関係を有する法人その他の団体として政令で定める要件に該当する者をいいます。以下④⑤ において同じ。)または子法人等(委託会社が総株主等の議決権の過半数を保有していることその 他の当該金融商品取引業者と密接な関係を有する法人その他の団体として政令で定める要件に該当 する者をいいます。以下同じ。)と有価証券の売買その他の取引または金融デリバティブ取引を行 うこと。 ④ 委託会社の親法人等または子法人等の利益を図るため、その行う投資運用業に関して運用の方針、 運用財産の額もしくは市場の状況に照らして不必要な取引を行うことを内容とした運用を行うこと。 ⑤ 上記③④に掲げるもののほか、委託会社の親法人等または子法人等が関与する行為であって、投資 者の保護に欠け、もしくは取引の公正を害し、または金融商品取引業の信用を失墜させるおそれの あるものとして内閣府令で定める行為。 5【その他】 (1) 定款の変更等 委託会社の定款の変更に関しては、株主総会の決議が必要です。 (2) 訴訟事件その他の重要事項 該当事項はありません。 -85- 信 託 約 款 追加型証券投資信託 BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型) 運用の基本方針 約款第18条の規定に基づき委託者が別に定める運用の基本方針は、次のものとします。 1.基本方針 この投資信託は、中長期的に信託財産の着実な成長を目的として運用を行います。 2.運用方法 (1)投資対象 主として、BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド受益証券(以下「マザーファンド受益証券」といいます。) を主要投資対象とします。 (2)投資態度 ① 当ファンドは、マザーファンド受益証券への投資を通じ、主として、ブラジル連邦共和国(以下「ブラジル」と いいます。)に本社を置く企業、もしくはブラジル国内にて主に事業活動を営む企業が発行する株式等に実質的に 投資を行い、中長期的に投資信託財産の成長を目指した運用を行います。ただし、上記の株式等以外に、投資対象 企業のADR(米国預託証書)やGDR(グローバル預託証書)等も投資対象とすることがあります。 ② 投資する株式の選定においては、経済状況などを考慮しながら業種別の企業動向等の見通しを行うと同時に、定 量および定性的な個別企業の分析を行い、バリュエーション上株価が割安と判断され、かつ企業収益が堅調である と考えられる株式を選択します。 ③ 株式への実質的な組入比率は高位に保つことを基本とします。 ④ 外貨建資産への実質的な投資にあたっては、原則として為替ヘッジは行いません。 ⑤ 資金動向、市況動向、その他の要因(当初設定日直後、償還の準備に入ったとき等を含みます。)等によっては、 上記のような運用ができない場合があります。 (3)投資制限 ① 株式への実質投資割合には制限を設けません。 ② 外貨建資産への実質投資割合には制限を設けません。 ③ デリバティブの利用はヘッジ目的に限定します。 ④ 新株引受権証券および新株予約権証券への実質投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の20%以下と します。 ⑤ 同一銘柄の株式への実質投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の30%以下とします。 ⑥ 同一銘柄の新株引受権証券および新株予約権証券への実質投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の 5%以下とします。 ⑦ 同一銘柄の転換社債、ならびに新株予約権付社債のうち会社法第236条第1項第3号の財産が当該新株予約権付社 債についての社債であって当該社債と当該新株予約権がそれぞれ単独で存在し得ないことをあらかじめ明確にして いるもの(会社法施行前の旧商法第341条ノ3第1項第7号および第8号の定めがある新株予約権付社債を含めま す。)への実質投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の10%以下とします。 ⑧ 投資信託証券(マザーファンド受益証券を除きます。)への実質投資割合は、信託財産の純資産総額の5%以下 とします。 3.収益分配方針 毎決算時に、原則として次の通り収益分配を行う方針です。 ① 分配対象額の範囲は、経費控除後の配当等収益および売買益(評価益を含みます。)等の全額とします。 ② 分配金額は、上記①の範囲で、基準価額の水準、市況動向等を勘案して委託者が決定するものとします。ただし、分 配対象額が少額の場合、分配を行わないこともあります。 ③ 留保益の運用については、特に制限を設けず、委託者の判断に基づき、元本部分と同一の運用を行います。 -86- 追加型証券投資信託 BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型) 約 款 (信託の種類、委託者および受託者、信託事務の委託) 第1条 この信託は証券投資信託であり、BNPパリバ インベストメント・パートナーズ株式会社を委託者とし、三菱UFJ信 託銀行株式会社を受託者とします。 ② この信託は、信託法(平成18年法律第108号)(以下「信託法」といいます。)の適用を受けます。 ③ 受託者は、信託法第28条第1号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の一部について、金融機関の信託業 務の兼営等に関する法律第1条第1項の規定による信託業務の兼営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人 (金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第2条第1項にて準用する信託業法第29条第2項第1号に規定する利害関 係人をいいます。以下この条、第17条第1項、同条第2項および第31条において同じ。)を含みます。)と信託契約を 締結し、これを委託することができます。 ④ 前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生じることがない場合に行うものと します。 (信託の目的および金額) 第2条 委託者は、金2,000億円を上限として受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者はこれを引受けます。 (信託金の限度額) 第3条 委託者は、受託者と合意のうえ、金3,000億円を限度として信託金を追加することができます。 ② 委託者は、受託者と合意のうえ、前項の限度額を変更することができます。 (信託期間) 第4条 この信託の期間は、信託契約締結日から第48条第1項、第49条第1項、第50条第1項および第52条第2項の規定によ る信託期間終了の日までとします。 (受益権の取得申込みの勧誘の種類) 第5条 この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第2条第3項第1号に掲げる場合に該当し、投資信 託及び投資法人に関する法律第2条第8項で定める公募により行われます。 (当初の受益者) 第6条 この信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取得申込者とし、第7条の規定によ り分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に帰属します。 (受益権の分割および再分割) 第7条 委託者は、第2条の規定による受益権については2,000億口を上限とし、追加信託によって生じた受益権については、 これを追加信託のつど第8条第1項の追加口数に、それぞれ均等に分割します。 ② 委託者は、受益権の再分割を行いません。ただし、社債、株式等の振替に関する法律が施行された場合には、受託者 と協議のうえ、一定日現在の受益権を均等に再分割できるものとします。 (追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法) 第8条 追加信託金は、追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益権の口数を乗じた額とします。 ② この約款において基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券および第28条に規定する借入れ有 価証券を除きます。)を法令および社団法人投資信託協会規則にしたがって時価または一部償却原価法により評価して 得た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権 総口数で除した金額をいいます。なお、外貨建資産(外国通貨表示の有価証券(以下「外貨建有価証券」といいま す。)、預金その他の資産をいいます。以下同じ。)の円換算については、原則としてわが国における計算日の対顧客 電信売買相場の仲値によって計算します。 ③ 第30条に規定する予約為替の評価は、原則としてわが国における計算日の対顧客先物売買相場の仲値によるものとし ます。 (受益権の帰属と受益証券の不発行) 第9条 この信託のすべての受益権は、社債等の振替に関する法律(政令で定める日以降「社債、株式等の振替に関する法 律」となった場合は読み替えるものとし、「社債、株式等の振替に関する法律」を含め「社振法」といいます。以下同 じ。)の規定の適用を受けることとし、受益権の帰属は、委託者があらかじめこの信託の受益権を取扱うことについて 同意した一の振替機関(社振法第2条に規定する「振替機関」をいい、以下「振替機関」といいます。)および当該振 替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関 等」といいます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に記載または記録 されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。 ② 委託者は、この信託の受益権を取扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を取り消された場合または当該 指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情があ る場合を除き、振替受益権を表示する受益証券を発行しません。 なお、受益者は、委託者がやむを得ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受 益証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証券の再発行の請求を行わないも のとします。 ③ 委託者は、第7条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への新たな記載または記録をす るため社振法に定める事項の振替機関への通知を行うものとします。振替機関等は、委託者から振替機関への通知が -87- あった場合、社振法の規定にしたがい、その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。 (受益権の設定に係る受託者の通知) 第10条 受託者は、第2条の規定による受益権については信託契約締結日に、また、追加信託により生じた受益権については 追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行います。 (信託日時の異なる受益権の内容) 第11条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより差異を生ずることはありません。 (受益権の申込単位、価額および手数料等) 第12条 委託者の指定する販売会社(金融商品取引法第28条第1項に規定する第一種金融商品取引業を行う者および金融商品 取引法第2条第11項に規定する登録金融機関をいいます。以下同じ。)は、第7条の規定により分割された受益権を、 その取得申込者に対し、最低単位を1円単位または1口単位として委託者の指定する販売会社が定める単位をもって取 得申込みに応ずることができるものとします。ただし、委託者の指定する販売会社と別に定める積立投資約款にした がって契約(以下「別に定める契約」といいます。)を結んだ取得申込者に対しては、1口の整数倍をもって取得の申 込みに応ずることができるものとします。 ② 前項の受益権の価額は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、委託者の指定する販売会社が別に定める手数料および 当該手数料にかかる消費税ならびに地方消費税(以下「消費税等」といいます。)に相当する金額を加算した価額とし ます。ただし、この信託契約締結日前の取得申込みにかかる受益権の価額は、1口につき1円に、委託者の指定する販 売会社が別に定める手数料および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を加算した価額とします。 ③ 前項の規定にかかわらず、追加型証券投資信託「BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型)」の受益者が、 当該信託の受益権の一部解約金の手取金をもってこの信託にかかる受益権の取得申込みをする場合の受益権の価額は、 取得申込日の翌営業日の基準価額に、委託者の指定する販売会社が別に定める手数料および当該手数料にかかる消費税 等に相当する金額を加算した価額とします。 ④ 第1項および前項の規定にかかわらず、当該各項における取得申込日がサンパウロ証券取引所の休業日と同一日の場 合には、原則として取得申込みの受付けは行いません。 ⑤ 第2項の規定にかかわらず、受益者が別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する場合の受益権の価額は、原 則として、第39条に規定する各計算期間終了日の基準価額とします。 ⑥ 第1項の取得申込者は委託者の指定する販売会社に、取得申込みと同時にまたはあらかじめ、自己のために開設され たこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当該口座に当該取得申込者に係る口数の増 加の記載または記録が行われます。なお、委託者の指定する販売会社は、当該取得申込みの代金(第2項の受益権の価額 に当該取得申込みの口数を乗じて得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者に係る口数 の増加の記載または記録を行うことができます。 ⑦ 委託者は、前各項の規定にかかわらず、金融商品取引所(金融商品取引法第2条第16項に規定する金融商品取引所お よび金融商品取引法第2条第8項第3号ロに規定する外国金融商品市場をいいます。以下同じ。)における取引の停止、 外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、受益権の取得申込みの受付けを中止する ことおよび既に受付けた取得申込みの受付けを取り消すことができます。 (受益権の譲渡に係る記載または記録) 第13条 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記録されて いる振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をするものとします。 ② 前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有する受益権の口数の減少および譲受 人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の 振替機関等が振替先口座を開設したものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振 替機関等の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載また は記録が行われるよう通知するものとします。 ③ 委託者は、第1項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記録されている振替 口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認める ときまたはやむをえない事情があると判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができます。 (受益権の譲渡の対抗要件) 第14条 受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託者および受託者に対抗する ことはできません。 (投資の対象とする資産の種類) 第15条 この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。 1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項で定めるものをいいます。 以下同じ。) イ. 有価証券 ロ. デリバティブ取引に係る権利(金融商品取引法第2条第20項に規定するものをいい、約款第22条、第23条および第 24条に定めるものに限ります。) ハ. 金銭債権 ニ. 約束手形 2.次に掲げる特定資産以外の資産 イ. 為替手形 -88- (運用の指図範囲等) 第16条 委託者は、信託金を、主としてBNPパリバ インベストメント・パートナーズ株式会社を委託者とし、三菱UFJ信託 銀行株式会社を受託者として締結された「BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド」(以下「マザーファンド」と いいます。)の受益証券、ならびに次に掲げる有価証券(金融商品取引法第2条第2項の規定により有価証券とみなさ れる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資することを指図します。 1.株券または新株引受権証書 2.国債証券 3.地方債証券 4.特別の法律により法人の発行する債券 5.社債券(新株引受権証券と社債券が一体となった新株引受権付社債券(以下「分離型新株引受権付社債券」といいま す。)の新株引受権証券を除きます。) 6.特定目的会社に係る特定社債券(金融商品取引法第2条第1項第4号で定めるものをいいます。) 7.特別の法律により設立された法人の発行する出資証券(金融商品取引法第2条第1項第6号で定めるものをいいま す。) 8.協同組織金融機関に係る優先出資証券(金融商品取引法第2条第1項第7号で定めるものをいいます。) 9.特定目的会社に係る優先出資証券または新優先出資引受権を表示する証券(金融商品取引法第2条第1項第8号で定 めるものをいいます。) 10.コマーシャル・ペーパー 11.新株引受権証券(分離型新株引受権付社債券の新株引受権証券を含みます。以下同じ。)および新株予約権証券 12.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前各号の証券または証書の性質を有するもの 13.投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第10号で定めるものをいいます。) 14.投資証券もしくは投資法人債券または外国投資証券(金融商品取引法第2条第1項第11号で定めるものをいいま す。) 15.外国貸付債権信託受益証券(金融商品取引法第2条第1項第18号で定めるものをいいます。) 16.オプションを表示する証券または証書(金融商品取引法第2条第1項第19号で定めるものをいい、有価証券に係るも のに限ります。) 17.預託証書(金融商品取引法第2条第1項第20号で定めるものをいいます。) 18.外国法人が発行する譲渡性預金証書 19.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第14号で定める受益証券発行信託の受益証券に限ります。) 20.抵当証券(金融商品取引法第2条第1項第16号で定めるものをいいます。) 21.貸付債権信託受益権であって金融商品取引法第2条第1項第14号で定める受益証券発行信託の受益証券に表示される べきもの 22.外国の者に対する権利で前号の有価証券の性質を有するもの なお、第1号の証券または証書、第12号ならびに第17号の証券または証書のうち第1号の証券または証書の性質を有す るものを以下「株式」といい、第2号から第6号までの証券および第12号ならびに第17号の証券または証書のうち第2号か ら第6号までの証券の性質を有するもの、および第14号の証券のうち投資法人債券を以下「公社債」といい、第13号の証 券および第14号の証券(ただし、投資法人債券を除きます。)を以下「投資信託証券」といいます。 ② 委託者は、信託金を、前項各号に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引法第2条第2項の規定 により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)により運用することを指図することができます。 1.預金 2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託を除きます。) 3.コール・ローン 4.手形割引市場において売買される手形 5.貸付債権信託受益権であって金融商品取引法第2条第2項第1号で定めるもの 6.外国の者に対する権利で前号の権利の性質を有するもの ③ 第1項の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、委託者が運用上必要と認 めるときには、委託者は、信託金を、前項に掲げる金融商品により運用することの指図ができます。 ④ 委託者は、取得時において信託財産に属する新株引受権証券および新株予約権証券の時価総額とマザーファンドの信 託財産に属する当該新株引受権証券および当該新株予約権証券の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額との合 計額が、信託財産の純資産総額の100分の20を超えることとなる投資の指図をしません。 ⑤ 委託者は、信託財産に属する投資信託証券(マザーファンドの受益証券を除きます。)の時価総額とマザーファンド の信託財産に属する当該投資信託証券の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額との合計額が、信託財産の純資 産総額の100分の5を超えることとなる投資の指図をしません。 ⑥ 前2項において信託財産に属するとみなした額とは、信託財産に属するマザーファンドの受益証券の時価総額にマ ザーファンドの信託財産の純資産総額に占める当該新株引受権証券、当該新株予約権証券および当該投資信託証券の時 価総額の割合を乗じて得た額をいいます。 (利害関係人等との取引等) 第17条 受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託及び投資法人に関する法律 ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、信託財産と、受託者(第三者との間において信託財産の ためにする取引その他の行為であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)および受託者の -89- 利害関係人、第31条第1項に定める信託業務の委託先およびその利害関係人または受託者における他の信託財産との間 で、第15条ならびに第16条第1項および第2項に定める資産への投資等ならびに第21条から第24条、第26条から第28条、 第30条、第34条から第36条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことができます。 ② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理として行うことができる取引その他の 行為について、受託者または受託者の利害関係人の計算で行うことができるものとします。なお、受託者の利害関係人 が当該利害関係人の計算で行う場合も同様とします。 ③ 委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、信託財産と、 委託者、その取締役、執行役および委託者の利害関係人等(金融商品取引法第31条の4第5項および同条第6項に規定 する親法人等または子法人等をいいます。)または委託者が運用の指図を行う他の信託財産との間で、前2条に掲げる 資産への投資等ならびに第21条から第24条、第26条から第28条、第30条、第34条から第36条に掲げる取引その他これら に類する行為を行うことの指図をすることができ、受託者は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当 該行為を行うことができます。 ④ 前3項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第31条第3項および同法第32条第3項の通知は行いま せん。 (運用の基本方針) 第18条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針にしたがって、その指図を行います。 (投資する株式等の範囲) 第19条 委託者が投資することを指図する株式、新株引受権証券および新株予約権証券は、金融商品取引所に上場されている 株式の発行会社の発行するもの、金融商品取引所に準ずる市場において取引されている株式の発行会社の発行するもの とします。ただし、株主割当または社債権者割当により取得する株式、新株引受権証券および新株予約権証券について は、この限りではありません。 ② 前項の規定にかかわらず、上場予定または登録予定の株式、新株引受権証券および新株予約権証券で目論見書等にお いて上場または登録されることが確認できるものについては、委託者が投資することを指図することができるものとし ます。 (同一銘柄の株式等への投資制限) 第20条 委託者は、取得時において信託財産に属する同一銘柄の株式の時価総額とマザーファンドの信託財産に属する当該株 式の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額との合計額が、信託財産の純資産総額の100分の30を超えることとな る投資の指図をしません。 ② 委託者は、取得時において信託財産に属する同一銘柄の新株引受権証券および新株予約権証券の時価総額とマザー ファンドの信託財産に属する当該新株引受権証券および当該新株予約権証券の時価総額のうち信託財産に属するとみな した額との合計額が、信託財産の純資産総額の100分の5を超えることとなる投資の指図をしません。 ③ 前2項において信託財産に属するとみなした額とは、信託財産に属するマザーファンドの受益証券の時価総額にマ ザーファンドの信託財産の純資産総額に占める当該株式、当該新株引受権証券および当該新株予約権証券の時価総額の 割合を乗じて得た額をいいます。 (信用取引の指図範囲) 第21条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、信用取引により株券を売付けることの指図をすることができます。 なお、当該売付けの決済については、株券の引渡しまたは買戻しにより行うことの指図をすることができるものとしま す。 ② 前項の信用取引の指図は、当該売付けにかかる建玉の時価総額が、信託財産の純資産総額の範囲内とします。 ③ 信託財産の一部解約等の事由により前項の売付けにかかる建玉の時価総額が信託財産の純資産総額を超えることと なった場合には、委託者は速やかに、その超える額に相当する売付けの一部を決済するための指図をするものとします。 (先物取引等の運用指図・目的・範囲) 第22条 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスクを回避するため、わが国の 金融商品取引所等における有価証券先物取引(金融商品取引法第28条第8項第3号イに掲げるものをいいます。)、有 価証券指数等先物取引(金融商品取引法第28条第8項第3号ロに掲げるものをいいます。)および有価証券オプション 取引(金融商品取引法第28条第8項第3号ハに掲げるものをいいます。)ならびに外国における店頭市場または外国の 金融商品取引所等におけるこれらの取引と類似の取引の指図をすることができます。なお、選択権取引は、オプション 取引に含めるものとします(以下同じ。)。 ② 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスクを回避するため、わが国の 金融商品取引所等における金利にかかる先物取引およびオプション取引ならびに外国の金融商品取引所等におけるこれ らの取引と類似の取引を行うことの指図をすることができます。 (スワップ取引の運用指図・目的・範囲) 第23条 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスクおよび為替変動リスクを回 避するため、異なった通貨、異なった受取金利または異なった受取金利とその元本を一定の条件のもとに交換する取引 (以下「スワップ取引」といいます。)を行うことの指図をすることができます。 ② スワップ取引の指図にあたっては、当該取引の契約期限が、原則として第4条に定める信託期間を超えないものとし ます。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可能なものについてはこの限りではありません。 ③ スワップ取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した価額で評価するものとします。 ④ 委託者は、スワップ取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが必要と認めたときは、担保の提供あるいは受入 れの指図を行うものとします。 -90- (金利先渡取引の運用指図・目的・範囲) 第24条 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスクおよび為替変動リスクを回 避するため、金利先渡取引を行うことの指図をすることができます。 ② 金利先渡取引の指図にあたっては、当該取引の決済日が、原則として第4条に定める信託期間を超えないものとしま す。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可能なものについてはこの限りではありません。 ③ 金利先渡取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した価額で評価するものとします。 ④ 委託者は、金利先渡取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが必要と認めたときは、担保の提供あるいは受入 れの指図を行うものとします。 ⑤ 本条において「金利先渡取引」とは、当事者間において、あらかじめ将来の特定の日(以下「決済日」といいま す。)における決済日から一定の期間を経過した日(以下「満期日」といいます。)までの期間に係る国内または海外 において代表的利率として公表される預金契約または金銭の貸借契約に基づく債権の利率(以下「指標利率」といいま す。)の数値を取り決め、その取り決めに係る数値と決済日における当該指標利率の現実の数値との差にあらかじめ元 本として定めた金額および当事者間で約定した日数を基準とした数値を乗じた額を決済日における当該指標利率の現実 の数値で決済日における現在価値に割り引いた額の金銭の授受を約する取引をいいます。 (同一銘柄の転換社債等への投資制限) 第25条 委託者は、取得時において信託財産に属する同一銘柄の転換社債、ならびに新株予約権付社債のうち会社法第236条第 1項第3号の財産が当該新株予約権付社債についての社債であって当該社債と当該新株予約権がそれぞれ単独で存在し 得ないことをあらかじめ明確にしているもの(以下、会社法施行前の旧商法第341条ノ3第1項第7号および第8号の定 めがある新株予約権付社債を含め「転換社債型新株予約権付社債」といいます。)の時価総額と、マザーファンドの信 託財産に属する当該転換社債ならびに当該転換社債型新株予約権付社債の時価総額のうち信託財産に属するとみなした 額との合計額が、信託財産の純資産総額の100分の10を超えることとなる投資の指図をしません。 ② 前項において信託財産に属するとみなした額とは、信託財産に属するマザーファンドの受益証券の時価総額にマザー ファンドの信託財産の純資産総額に占める当該転換社債ならびに当該転換社債型新株予約権付社債の時価総額の割合を 乗じて得た額をいいます。 (有価証券の貸付けの指図および範囲) 第26条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産に属する株式および公社債を次の各号の範囲内で貸付け の指図をすることができます。 1.株式の貸付けは、貸付時点において、貸付株式の時価合計額が、信託財産で保有する株式の時価合計額を超えない ものとします。 2.公社債の貸付けは、貸付時点において、貸付公社債の額面金額の合計額が、信託財産で保有する公社債の額面金額 の合計額を超えないものとします。 ② 前項に定める限度額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える額に相当する契約の一部の解約 を指図するものとします。 ③ 委託者は、有価証券の貸付けにあたって必要と認めたときは、担保の受入れの指図を行うものとします。 (有価証券の空売りの指図および範囲) 第27条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産において有しない有価証券または第28条の規定において 借入れた有価証券を売付けることの指図をすることができます。なお、当該売付けの決済については、売付けた有価証 券の引渡しまたは買戻しにより行うことの指図をすることができます。 ② 前項の売付けの指図は、当該売付けに係る有価証券の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲内とします。 ③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の売付けに係る有価証券の時価総額が信託財産の純資産総額を超えること となった場合には、委託者は速やかに、その超える額に相当する売付けの一部を決済するための指図をするものとしま す。 (有価証券の借入れの指図および範囲) 第28条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、有価証券の借入れの指図をすることができます。なお、当該有価 証券の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、担保の提供の指図を行うものとします。 ② 前項の指図は、当該借入れに係る有価証券の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲内とします。 ③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れに係る有価証券の時価総額が信託財産の純資産総額を超えること となった場合には、委託者は速やかに、その超える額に相当する借入れた有価証券の一部を返還するための指図をする ものとします。 ④ 第1項の借入れに係る品借料は信託財産中から支弁します。 (特別な場合の外貨建有価証券への投資制限) 第29条 外貨建有価証券への投資については、わが国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制約され ることがあります。 (外国為替予約取引の指図および範囲) 第30条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、外国為替の売買の予約取引の指図をすることができます。 ② 前項の予約取引の指図は、信託財産に係る為替の買予約の合計額と売予約の合計額との差額につき円換算した額が、 信託財産の純資産総額を超えないものとします。ただし、信託財産に属する外貨建資産(マザーファンドの信託財産に 属する外貨建資産の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額を含みます。)の為替変動リスクを回避するための 当該予約取引の指図については、この限りではありません。 ③ 前項の限度額を超えることとなった場合には、委託者は所定の期間内にその超える額に相当する為替予約の一部を解 -91- 消するための外国為替の売買の予約取引の指図をするものとします。 第2項において、信託財産に属するとみなした額とは、信託財産に属するマザーファンドの時価総額にマザーファン ドの信託財産の純資産総額に占める当該外貨建資産の時価総額の割合を乗じて得た額をいいます。 (信託業務の委託等) 第31条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第22条第1項に定める信託業務の委託をするとき は、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害関係人を含みます。)を委託先として選定します。 1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと 2.委託先の委託業務に係る実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認められること 3.委託される信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の管理を行う体制が整備されている こと 4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること ② 受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げる基準に適合していることを確認 するものとします。 ③ 前2項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が適当と認める者(受託者の利害関 係人を含みます。)に委託することができるものとします。 1.信託財産の保存に係る業務 2.信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務 3.委託者のみの指図により信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために必要な行為に係る業務 4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為 (混蔵寄託) 第32条 金融機関または金融商品取引業者(金融商品取引法第28条第1項に規定する第一種金融商品取引業を行う者および外 国の法令に準拠して設立された法人でこの者に類する者をいいます。以下本条において同じ。)から、売買代金および 償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外国において発行された譲渡性預金証書またはコ マーシャル・ペーパーは、当該金融機関または金融商品取引業者が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または 金融商品取引業者の名義で混蔵寄託することができるものとします。 (信託財産の登記等および記載等の留保等) 第33条 信託の登記または登録をすることができる信託財産については、信託の登記または登録をすることとします。ただし、 受託者が認める場合は、信託の登記または登録を留保することがあります。 ② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認めるときは、速やかに登記または 登録をするものとします。 ③ 信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる信託財産については、信託財産に属する旨の記載または記 録をするとともに、その計算を明らかにする方法により分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合 は、その計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。 ④ 動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほか、その計算を明らかにする方法 により分別して管理することがあります。 (一部解約の請求および有価証券売却等の指図) 第34条 委託者は、信託財産に属するマザーファンドの受益証券にかかる信託契約の一部解約の請求ならびに信託財産に属す る有価証券の売却等の指図ができます。 (再投資の指図) 第35条 委託者は、前条の規定による一部解約代金および売却代金、有価証券にかかる償還金等、株式の清算分配金、有価証 券等にかかる利子等、株式の配当金およびその他の収入金を再投資することの指図ができます。 (資金の借入れ) 第36条 委託者は、信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性に資するため、一部解約に伴う支払資金の手当て(一部解 約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配 金の支払資金の手当てを目的として、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができま す。なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。 ② 一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価 証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の解約代 金入金日までの間もしくは受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日までの 期間が5営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代金または解約代金ならびに償還 金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入指図を行う日における信託財産の純資産総額の10%を超え ないこととします。 ③ 収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日からその翌営業日までとし、資金借 入額は収益分配金の再投資額を限度とします。 ④ 借入金の利息は信託財産中より支弁します。 (損益の帰属) 第37条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。 (受託者による資金の立替え) 第38条 信託財産に属する有価証券について、借替、転換、新株発行または株式割当がある場合で、委託者の申出があるとき は、受託者は資金の立替えをすることができます。 ④ -92- ② 信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、株式の清算分配金、有価証券等にかかる利子等、株式の配当金および その他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積りうるものがあるときは、受託者がこれを立替えて信託財産に 繰り入れることができます。 ③ 前2項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりそのつど別にこれを定めます。 (信託の計算期間) 第39条 この信託の計算期間は、原則として、毎年5月11日から11月10日まで、および11月11日から翌年5月10日までとしま す。なお、第1計算期間は平成19年11月16日から平成20年5月12日までとします。 ② 前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」といいます。)が休業日のと き、各計算期間終了日は、該当日の翌営業日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。ただし、最 終計算期間の終了日は、第4条に定める信託期間の終了日とします。 (信託財産に関する報告等) 第40条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、これを委託者に提出します。 ② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、これを委託者に提出します。 ③ 受託者は、前2項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第37条第3項に定める報告は行わないこととしま す。 ④ 受益者は、受託者に対し、信託法第37条第2項に定める書類または電磁的記録の作成に欠くことのできない情報その 他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外の者の利益を害するおそれのない情報を除き、信託法第38条第1項 に定める閲覧または謄写の請求をすることはできないものとします。 (信託事務の諸費用および監査費用) 第41条 信託財産に関する租税、その他信託事務の処理に要する諸費用、受託者の立替えた立替金の利息および信託財産にか かる監査費用ならびに当該監査費用にかかる消費税等に相当する金額(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負 担とし、信託財産中から支弁します。 ② 信託財産にかかる監査費用ならびに当該監査費用にかかる消費税等に相当する金額は、第39条に規定する計算期間を 通じて毎日、合理的な金額を、原則として当該計算期間の日数で除して計算し、毎計算期末または信託終了のとき信託 財産中から支弁します。 (信託報酬等の額および支弁の方法) 第42条 委託者および受託者の信託報酬の総額は、第39条に規定する計算期間を通じて毎日、信託財産の純資産総額に年 10,000分の170の率を乗じて得た額とします。 ② 前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき信託財産中から支弁するものとし、委託者と受託者との間の配 分は別に定めます。 ③ 第1項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに信託財産中から支弁します。 (収益の分配) 第43条 信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。 1.配当金、利子、貸付有価証券に係る品貸料およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当等収 益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除した後、その 残金を受益者に分配することができます。なお、次期以降の分配金にあてるため、その一部を分配準備積立金として 積立てることができます。 2.売買損益に評価損益を加減して得た利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信 託報酬に係る消費税等に相当する金額を控除し、繰越欠損金のある時は、その全額を売買益をもって補填した後、受 益者に分配することができます。なお、次期以降の分配にあてるため、その一部を分配準備積立金として積立てるこ とができます。 ② 毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰越します。 (収益分配金、償還金および一部解約金の支払い) 第44条 収益分配金は、毎計算期間終了日後1ヵ月以内の委託者の指定する日から、毎計算期間の末日において振替機関等の 振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行わ れた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定された受益権で取得 申込代金支払前のため委託者の指定する販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則として取得 申込者とします。)に支払います。 ② 前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配を再投資する受益者に対しては、受託者が委託者の指 定する預金口座等に払い込むことにより、原則として、毎計算期間終了日の翌営業日に、収益分配金が委託者の指定す る販売会社に交付されます。この場合、委託者の指定する販売会社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にか かる受益権の売付けを行います。当該売付けにより増加した受益権は、第9条第3項の規定にしたがい、振替口座簿に 記載または記録されます。 ③ 償還金(信託終了時における信託財産の純資産総額を受益権総口数で除した額をいいます。以下同じ。)は、信託終 了日後1ヵ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されてい る受益者(信託終了日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以前 に設定された受益権で取得申込代金支払前のため委託者の指定する販売会社の名義で記載または記録されている受益権 については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、当該受益者は、その口座が開設されている振替機 関等に対して委託者がこの信託の償還をするのと引き換えに、当該償還に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行 うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が行われます。 -93- ④ ⑤ 一部解約金は、受益者の請求を受付けた日から起算して、原則として5営業日目から当該受益者に支払います。 前各項(第2項を除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解約金の支払いは、委託者の指定する販売 会社の営業所等において行うものとします。 ⑥ 収益分配金、償還金および一部解約にかかる収益調整金は、原則として、受益者毎の信託時の受益権の価額等に応じ て計算されるものとします。 ⑦ 前項に規定する「収益調整金」は、所得税法施行令第27条の規定によるものとし、受益者毎の信託時の受益権の価額と 元本の差額をいい、原則として、追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとしま す。また、前項に規定する「受益者毎の信託時の受益権の価額等」とは、原則として、受益者毎の信託時の受益権の価額 をいい、追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。 (収益分配金および償還金の時効) 第45条 受益者が、収益分配金については前条第1項に規定する支払開始日から5年間その支払いを請求しない時、ならびに 信託終了による償還金については前条第3項に規定する支払開始日から10年間その支払いを請求しない時は、その権利 を失い、受託者から交付を受けた金銭は委託者に帰属します。 (収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責) 第46条 受託者は、収益分配金については第44条第1項に規定する支払開始日および第44条第2項に規定する交付開始日まで に、償還金については第44条第3項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第44条第4項に規定する支払 日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。 ② 受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金および一部解約金を払い込んだ後は、 受益者に対する支払いにつき、その責に任じません。 (信託契約の一部解約) 第47条 受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に1口単位をもって一部解約の実行を請求することができます。 ② 委託者は、一部解約の実行の請求日がサンパウロ証券取引所の休業日と同一日の場合には、原則として一部解約の実 行の請求を受付けないものとします。 ③ 一部解約の実行の請求を受益者がするときは、委託者の指定する販売会社に対し、振替受益権をもって行うものとし ます。 ④ 委託者は、第1項の一部解約の実行の請求を受付けた場合には、この信託契約の一部を解約します。なお、第1項の 一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して当該受益者の請求に係るこの信 託契約の一部解約を委託者が行うのと引き換えに、当該一部解約に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うもの とし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が行われます。 ⑤ 前項の一部解約の価額は、当該一部解約の実行の請求日の翌営業日の基準価額とします。 ⑥ 委託者は、金融商品取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止、その他やむを得ない事情が あるときは、一部解約の実行の請求の受付けを中止することまたは既に受付けた一部解約の実行の請求の受付けを取り 消すことができます。 ⑦ 前項により一部解約の実行の請求の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付け中止以前に行った当日の一部 解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行の請求を撤回しない場合には、当該受益権の 一部解約の価額は、当該受付け中止を解除した後の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の請求を受付けたものと して第5項の規定に準じて計算された価額とします。 (信託契約の解約) 第48条 委託者は、信託期間中に、信託契約の一部を解約することにより受益権の口数が10億口を下回ることとなった場合ま たは信託契約を解約することが受益者のため有利であると認めるとき、もしくはやむを得ない事情が発生したときは、 受託者と合意のうえこの信託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、委託者は、あらか じめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。 ② 委託者は、前項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいます。)を行います。この場合において、 あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約の解約の理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、この信 託契約に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。 ③ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の受益権が属するときの当該受益権 に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを 行使することができます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議に ついて賛成するものとみなします。 ④ 第2項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当該受益者の議決権の3分の2以上 に当たる多数をもって行います。 ⑤ 第2項から前項までの規定は、委託者が信託契約の解約について提案をした場合において、当該提案につき、この信 託契約に係るすべての受益者が書面または電磁的記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。また、信託 財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情が生じている場合であって、第2項から前項までの手続きを行うことが困 難な場合にも適用しません。 (信託契約に関する監督官庁の命令) 第49条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にしたがい、信託契約を解約し信託を 終了させます。 ② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、第53条の規定にしたがいます。 -94- (委託者の登録取消等に伴う取扱い) 第50条 委託者が監督官庁より登録の取消しを受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したときは、委託者は、この信託 契約を解約し、信託を終了させます。 ② 前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に関する委託者の業務を他の投資信託委託会社に引継ぐことを命 じたときは、この信託は、第53条第2項に規定する書面決議が否決された場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者 との間において存続します。 (委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い) 第51条 委託者は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴い、この信託契約に関する事業を譲渡することが あります。 ② 委託者は分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴い、この信託契約に関する事業を承継 させることがあります。 (受託者の辞任および解任に伴う取扱い) 第52条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務に違反して信託財産に著し い損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託者または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることが できます。受託者が辞任した場合、または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第53条の規定にしたがい、新受 託者を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託者を解任することはできないものとします。 ② 委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させます。 (信託約款の変更等) 第53条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、 この信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との併合(投資信託及び投資法人に関する法律第16条第2号に 規定する「委託者指図型投資信託の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更 または併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。なお、この信託約款は本条に定める以外の方法に よって変更することができないものとします。 ② 委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当する場合に限ります。以下、併合 と合わせて「重大な約款の変更等」といいます。)について、書面決議を行います。この場合において、あらかじめ、 書面決議の日ならびに重大な約款の変更等の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、 この信託約款に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。 ③ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の受益権が属するときの当該受益権 に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを 行使することができます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議に ついて賛成するものとみなします。 ④ 第2項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当該受益者の議決権の3分の2以上 に当たる多数をもって行います。 ⑤ 書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。 ⑥ 第2項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場合において、当該提案につき、こ の信託約款に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。 ⑦ 前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場合にあっても、当該併合にかかる 一または複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が否決された場合は、当該他の投資信託との併合を行うこと はできません。 (反対者の買取請求権) 第54条 第48条に規定する信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う場合には、書面決議において当該 解約または重大な約款の変更等に反対した受益者は、受託者に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産をもって買取 るべき旨を請求することができます。 (公告) 第55条 委託者が受益者に対してする公告は、日本経済新聞に掲載します。 (質権口記載または記録の受益権の取扱い) 第56条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金の支払い、一部解約の実行 の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、この約款によるほか、民法その他の法令等にした がって取扱われます。 (信託約款に関する疑義の取扱い) 第57条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により定めます。 (付則) 第1条 この約款において「積立投資約款」とは、この信託について受益権取得申込者と委託者の指定する販売会社が締結す る「積立投資約款」と別の名称で同様の権利義務関係を規定する契約を含むものとします。この場合「積立投資約款」 は当該別の名称に読み替えるものとします。 上記条項により信託契約を締結します。 信託契約締結日 平成19年11月16日 委 託 者 受 託 者 BNPパリバ インベストメント・パートナーズ株式会社 三菱UFJ信託銀行株式会社 -95- 追加型証券投資信託 BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型) 運用の基本方針 約款第18条の規定に基づき委託者が別に定める運用の基本方針は、次のものとします。 1.基本方針 この投資信託は、中長期的に信託財産の着実な成長を目的として運用を行います。 2.運用方法 (1)投資対象 主として、BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド受益証券およびBNPパリバ・ブラジル債券マザーファンド 受益証券(以下「マザーファンド受益証券」といいます。)を主要投資対象とします。 (2)投資態度 ① 当ファンドは、各マザーファンド受益証券を通じて、主に、ブラジル連邦共和国(以下「ブラジル」といいま す。)に本社を置く企業、もしくはブラジル国内にて主に事業活動を営む企業が発行する株式等、及びブラジル・ レアル建ての公社債に実質的に投資を行い、中長期的に投資信託財産の成長を目指した運用を行います。ただし、 上記の株式等以外に、投資対象企業のADR(米国預託証書)やGDR(グローバル預託証書)等も投資対象とす ることがあります。 ② 各マザーファンド受益証券の組入比率は、純資産総額の概ね50%程度を基本とします。ただし、資金動向、市況 動向等によっては、上記の組入れ比率より乖離する場合があります。また、株式および債券への実質的な組入れ比 率は高位に保つことを基本とします。 ③ 外貨建資産への実質的な投資にあたっては、原則として為替ヘッジは行いません。 ④ 資金動向、市況動向、その他の要因(当初設定日直後、償還の準備に入ったとき等を含みます。)等によっては、 上記のような運用ができない場合があります。 (3)投資制限 ① 各マザーファンド受益証券への投資割合には制限を設けません。 ② 外貨建資産への実質投資割合には制限を設けません。 ③ デリバティブの利用はヘッジ目的に限定します。 ④ 株式への実質投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の70%を超えないものとします。 ⑤ 新株引受権証券および新株予約権証券への実質投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の20%以下と します。 ⑥ 同一銘柄の株式への実質投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の30%以下とします。 ⑦ 同一銘柄の新株引受権証券および新株予約権証券への実質投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の 5%以下とします。 ⑧ 同一銘柄の転換社債、ならびに新株予約権付社債のうち会社法第236条第1項第3号の財産が当該新株予約権付社 債についての社債であって当該社債と当該新株予約権がそれぞれ単独で存在し得ないことをあらかじめ明確にして いるもの(会社法施行前の旧商法第341条ノ3第1項第7号および第8号の定めがある新株予約権付社債を含めま す。)への実質投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の10%以下とします。 ⑨ 投資信託証券(マザーファンド受益証券を除きます。)への実質投資割合は、信託財産の純資産総額の5%以下 とします。 3.収益分配方針 毎決算時に、原則として次の通り収益分配を行う方針です。 ① 分配対象額の範囲は、経費控除後の配当等収益および売買益(評価益を含みます。)等の全額とします。 ② 分配金額は、上記①の範囲で、基準価額の水準、市況動向等を勘案して委託者が決定するものとします。ただし、分 配対象額が少額の場合、分配を行わないこともあります。 ③ 留保益の運用については、特に制限を設けず、委託者の判断に基づき、元本部分と同一の運用を行います。 -96- 追加型証券投資信託 BNPパリバ・ブラジル・ファンド(バランス型) 約 款 (信託の種類、委託者および受託者、信託事務の委託) 第1条 この信託は証券投資信託であり、BNPパリバ インベストメント・パートナーズ株式会社を委託者とし、三菱UFJ信 託銀行株式会社を受託者とします。 ② この信託は、信託法(平成18年法律第108号)(以下「信託法」といいます。)の適用を受けます。 ③ 受託者は、信託法第28条第1号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の一部について、金融機関の信託業 務の兼営等に関する法律第1条第1項の規定による信託業務の兼営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関係人 (金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第2条第1項にて準用する信託業法第29条第2項第1号に規定する利害関 係人をいいます。以下この条、第17条第1項、同条第2項および第31条において同じ。)を含みます。)と信託契約を 締結し、これを委託することができます。 ④ 前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生じることがない場合に行うものと します。 (信託の目的および金額) 第2条 委託者は、金2,500億円を上限として受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者はこれを引受けます。 (信託金の限度額) 第3条 委託者は、受託者と合意のうえ、金4,000億円を限度として信託金を追加することができます。 ② 委託者は、受託者と合意のうえ、前項の限度額を変更することができます。 (信託期間) 第4条 この信託の期間は、信託契約締結日から第48条第1項、第49条第1項、第50条第1項および第52条第2項の規定によ る信託期間終了の日までとします。 (受益権の取得申込みの勧誘の種類) 第5条 この信託にかかる受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第2条第3項第1号に掲げる場合に該当し、投資信 託及び投資法人に関する法律第2条第8項で定める公募により行われます。 (当初の受益者) 第6条 この信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取得申込者とし、第7条の規定によ り分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に帰属します。 (受益権の分割および再分割) 第7条 委託者は、第2条の規定による受益権については2,500億口を上限とし、追加信託によって生じた受益権については、 これを追加信託のつど第8条第1項の追加口数に、それぞれ均等に分割します。 ② 委託者は、受益権の再分割を行いません。ただし、社債、株式等の振替に関する法律が施行された場合には、受託者 と協議のうえ、一定日現在の受益権を均等に再分割できるものとします。 (追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法) 第8条 追加信託金は、追加信託を行う日の前営業日の基準価額に当該追加信託にかかる受益権の口数を乗じた額とします。 ② この約款において基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券および第28条に規定する借入れ有 価証券を除きます。)を法令および社団法人投資信託協会規則にしたがって時価または一部償却原価法により評価して 得た信託財産の資産総額から負債総額を控除した金額(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権 総口数で除した金額をいいます。なお、外貨建資産(外国通貨表示の有価証券(以下「外貨建有価証券」といいま す。)、預金その他の資産をいいます。以下同じ。)の円換算については、原則としてわが国における計算日の対顧客 電信売買相場の仲値によって計算します。 ③ 第30条に規定する予約為替の評価は、原則としてわが国における計算日の対顧客先物売買相場の仲値によるものとし ます。 (受益権の帰属と受益証券の不発行) 第9条 この信託のすべての受益権は、社債等の振替に関する法律(政令で定める日以降「社債、株式等の振替に関する法 律」となった場合は読み替えるものとし、「社債、株式等の振替に関する法律」を含め「社振法」といいます。以下同 じ。)の規定の適用を受けることとし、受益権の帰属は、委託者があらかじめこの信託の受益権を取扱うことについて 同意した一の振替機関(社振法第2条に規定する「振替機関」をいい、以下「振替機関」といいます。)および当該振 替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振替機関 等」といいます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に記載または記録 されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。 ② 委託者は、この信託の受益権を取扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を取り消された場合または当該 指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情があ る場合を除き、振替受益権を表示する受益証券を発行しません。 なお、受益者は、委託者がやむを得ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益 証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証券の再発行の請求を行わないもの とします。 ③ 委託者は、第7条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への新たな記載または記録をす るため社振法に定める事項の振替機関への通知を行うものとします。振替機関等は、委託者から振替機関への通知が -97- あった場合、社振法の規定にしたがい、その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。 (受益権の設定に係る受託者の通知) 第10条 受託者は、第2条の規定による受益権については信託契約締結日に、また、追加信託により生じた受益権については 追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行います。 (信託日時の異なる受益権の内容) 第11条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより差異を生ずることはありません。 (受益権の申込単位、価額および手数料等) 第12条 委託者の指定する販売会社(金融商品取引法第28条第1項に規定する第一種金融商品取引業を行う者および金融商品 取引法第2条第11項に規定する登録金融機関をいいます。以下同じ。)は、第7条の規定により分割された受益権を、 その取得申込者に対し、最低単位を1円単位または1口単位として委託者の指定する販売会社が定める単位をもって取 得申込みに応ずることができるものとします。ただし、委託者の指定する販売会社と別に定める積立投資約款にした がって契約(以下「別に定める契約」といいます。)を結んだ取得申込者に対しては、1口の整数倍をもって取得の申 込みに応ずることができるものとします。 ② 前項の受益権の価額は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、委託者の指定する販売会社が別に定める手数料および 当該手数料にかかる消費税ならびに地方消費税(以下「消費税等」といいます。)に相当する金額を加算した価額とし ます。ただし、この信託契約締結日前の取得申込みにかかる受益権の価額は、1口につき1円に、委託者の指定する販 売会社が別に定める手数料および当該手数料にかかる消費税等に相当する金額を加算した価額とします。 ③ 前項の規定にかかわらず、追加型証券投資信託「BNPパリバ・ブラジル・ファンド(株式型)」の受益者が、当該 信託の受益権の一部解約金の手取金をもってこの信託にかかる受益権の取得申込みをする場合の受益権の価額は、取得 申込日の翌営業日の基準価額に、委託者の指定する販売会社が別に定める手数料および当該手数料にかかる消費税等に 相当する金額を加算した価額とします。 ④ 第1項および前項の規定にかかわらず、当該各項における取得申込日がサンパウロ証券取引所の休業日と同一日の場 合には、原則として取得申込みの受付けは行いません。 ⑤ 第2項の規定にかかわらず、受益者が別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する場合の受益権の価額は、原 則として、第39条に規定する各計算期間終了日の基準価額とします。 ⑥ 第1項の取得申込者は委託者の指定する販売会社に、取得申込みと同時にまたはあらかじめ、自己のために開設され たこの信託の受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当該口座に当該取得申込者に係る口数の増 加の記載または記録が行われます。なお、委託者の指定する販売会社は、当該取得申込みの代金(第2項の受益権の価額 に当該取得申込みの口数を乗じて得た額をいいます。)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者に係る口数 の増加の記載または記録を行うことができます。 ⑦ 委託者は、前各項の規定にかかわらず、金融商品取引所(金融商品取引法第2条第16項に規定する金融商品取引所お よび金融商品取引法第2条第8項第3号ロに規定する外国金融商品市場をいいます。以下同じ。)における取引の停止、 外国為替取引の停止、決済機能の停止その他やむを得ない事情があるときは、受益権の取得申込みの受付けを中止する ことおよび既に受付けた取得申込みの受付けを取り消すことができます。 (受益権の譲渡に係る記載または記録) 第13条 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記録されて いる振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をするものとします。 ② 前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有する受益権の口数の減少および譲受 人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座簿に記載または記録するものとします。ただし、前項の 振替機関等が振替先口座を開設したものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振 替機関等の上位機関を含みます。)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載また は記録が行われるよう通知するものとします。 ③ 委託者は、第1項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記録されている振替 口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が異なる場合等において、委託者が必要と認める ときまたはやむをえない事情があると判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることができます。 (受益権の譲渡の対抗要件) 第14条 受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託者および受託者に対抗する ことはできません。 (投資の対象とする資産の種類) 第15条 この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。 1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項で定めるものをいいます。 以下同じ。) イ. 有価証券 ロ. デリバティブ取引に係る権利(金融商品取引法第2条第20項に規定するものをいい、約款第22条、第23条および 第24条に定めるものに限ります。) ハ. 金銭債権 ニ. 約束手形 2.次に掲げる特定資産以外の資産 イ.為替手形 -98- (運用の指図範囲等) 第16条 委託者は、信託金を、主としてBNPパリバ インベストメント・パートナーズ株式会社を委託者とし、三菱UFJ信託 銀行株式会社を受託者として締結された「BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド」および「BNPパリバ・ブラ ジル債券マザーファンド」(以下「マザーファンド」といいます。)の受益証券、ならびに次に掲げる有価証券(金融 商品取引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資することを指 図します。 1.株券または新株引受権証書 2.国債証券 3.地方債証券 4.特別の法律により法人の発行する債券 5.社債券(新株引受権証券と社債券が一体となった新株引受権付社債券(以下「分離型新株引受権付社債券」といいま す。)の新株引受権証券を除きます。) 6.特定目的会社に係る特定社債券(金融商品取引法第2条第1項第4号で定めるものをいいます。) 7.特別の法律により設立された法人の発行する出資証券(金融商品取引法第2条第1項第6号で定めるものをいいま す。) 8.協同組織金融機関に係る優先出資証券(金融商品取引法第2条第1項第7号で定めるものをいいます。) 9.特定目的会社に係る優先出資証券または新優先出資引受権を表示する証券(金融商品取引法第2条第1項第8号で定 めるものをいいます。) 10.コマーシャル・ペーパー 11.新株引受権証券(分離型新株引受権付社債券の新株引受権証券を含みます。以下同じ。)および新株予約権証券 12.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前各号の証券または証書の性質を有するもの 13.投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第10号で定めるものをいいます。) 14.投資証券もしくは投資法人債券または外国投資証券(金融商品取引法第2条第1項第11号で定めるものをいいま す。) 15.外国貸付債権信託受益証券(金融商品取引法第2条第1項第18号で定めるものをいいます。) 16.オプションを表示する証券または証書(金融商品取引法第2条第1項第19号で定めるものをいい、有価証券に係るも のに限ります。) 17.預託証書(金融商品取引法第2条第1項第20号で定めるものをいいます。) 18.外国法人が発行する譲渡性預金証書 19.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第14号で定める受益証券発行信託の受益証券に限ります。) 20.抵当証券(金融商品取引法第2条第1項第16号で定めるものをいいます。) 21.貸付債権信託受益権であって金融商品取引法第2条第1項第14号で定める受益証券発行信託の受益証券に表示される べきもの 22.外国の者に対する権利で前号の有価証券の性質を有するもの なお、第1号の証券または証書、第12号ならびに第17号の証券または証書のうち第1号の証券または証書の性質を有す るものを以下「株式」といい、第2号から第6号までの証券および第12号ならびに第17号の証券または証書のうち第2号 から第6号までの証券の性質を有するもの、および第14号の証券のうち投資法人債券を以下「公社債」といい、第13号 の証券および第14号の証券(ただし、投資法人債券を除きます。)を以下「投資信託証券」といいます。 ② 委託者は、信託金を、前項各号に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引法第2条第2項の規定 により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)により運用することを指図することができます。 1.預金 2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託を除きます。) 3.コール・ローン 4.手形割引市場において売買される手形 5.貸付債権信託受益権であって金融商品取引法第2条第2項第1号で定めるもの 6.外国の者に対する権利で前号の権利の性質を有するもの ③ 第1項の規定にかかわらず、この信託の設定、解約、償還、投資環境の変動等への対応等、委託者が運用上必要と認 めるときには、委託者は、信託金を、前項に掲げる金融商品により運用することの指図ができます。 ④ 委託者は、取得時において信託財産に属する株式の時価総額とマザーファンドの信託財産に属する株式の時価総額のう ち信託財産に属するとみなした額との合計額が、信託財産の純資産総額の100分の70を超えることとなる投資の指図をし ません。 ⑤ 委託者は、取得時において信託財産に属する新株引受権証券および新株予約権証券の時価総額とマザーファンドの信 託財産に属する当該新株引受権証券および当該新株予約権証券の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額との合 計額が、信託財産の純資産総額の100分の20を超えることとなる投資の指図をしません。 ⑥ 委託者は、信託財産に属する投資信託証券(マザーファンドの受益証券を除きます。)の時価総額とマザーファンド の信託財産に属する当該投資信託証券の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額との合計額が、信託財産の純資 産総額の100分の5を超えることとなる投資の指図をしません。 ⑦ 前3項において信託財産に属するとみなした額とは、信託財産に属するマザーファンドの受益証券の時価総額にマ ザーファンドの信託財産の純資産総額に占める当該株式、当該新株引受権証券、当該新株予約権証券および当該投資信 託証券の時価総額の割合を乗じて得た額をいいます。 -99- (利害関係人等との取引等) 第17条 受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託及び投資法人に関する法律 ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、信託財産と、受託者(第三者との間において信託財産の ためにする取引その他の行為であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)および受託者の 利害関係人、第31条第1項に定める信託業務の委託先およびその利害関係人または受託者における他の信託財産との間 で、第15条ならびに第16条第1項および第2項に定める資産への投資等ならびに第21条から第24条、第26条から第28条、 第30条、第34条から第36条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことができます。 ② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理として行うことができる取引その他の 行為について、受託者または受託者の利害関係人の計算で行うことができるものとします。なお、受託者の利害関係人 が当該利害関係人の計算で行う場合も同様とします。 ③ 委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、信託財産と、 委託者、その取締役、執行役および委託者の利害関係人等(金融商品取引法第31条の4第3項および同条第4項に規定 する親法人等または子法人等をいいます。)または委託者が運用の指図を行う他の信託財産との間で、前2条に掲げる 資産への投資等ならびに第21条から第24条、第26条から第28条、第30条、第34条から第36条に掲げる取引その他これら に類する行為を行うことの指図をすることができ、受託者は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取引、当 該行為を行うことができます。 ④ 前3項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第31条第3項および同法第32条第3項の通知は行いま せん。 (運用の基本方針) 第18条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針にしたがって、その指図を行います。 (投資する株式等の範囲) 第19条 委託者が投資することを指図する株式、新株引受権証券および新株予約権証券は、金融商品取引所に上場されている 株式の発行会社の発行するもの、金融商品取引所に準ずる市場において取引されている株式の発行会社の発行するもの とします。ただし、株主割当または社債権者割当により取得する株式、新株引受権証券および新株予約権証券について は、この限りではありません。 ② 前項の規定にかかわらず、上場予定または登録予定の株式、新株引受権証券および新株予約権証券で目論見書等にお いて上場または登録されることが確認できるものについては、委託者が投資することを指図することができるものとし ます。 (同一銘柄の株式等への投資制限) 第20条 委託者は、取得時において信託財産に属する同一銘柄の株式の時価総額とマザーファンドの信託財産に属する当該株 式の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額との合計額が、信託財産の純資産総額の100分の30を超えることとな る投資の指図をしません。 ② 委託者は、取得時において信託財産に属する同一銘柄の新株引受権証券および新株予約権証券の時価総額とマザー ファンドの信託財産に属する当該新株引受権証券および当該新株予約権証券の時価総額のうち信託財産に属するとみな した額との合計額が、信託財産の純資産総額の100分の5を超えることとなる投資の指図をしません。 ③ 前2項において信託財産に属するとみなした額とは、信託財産に属するマザーファンドの受益証券の時価総額にマ ザーファンドの信託財産の純資産総額に占める当該株式、当該新株引受権証券および当該新株予約権証券の時価総額の 割合を乗じて得た額をいいます。 (信用取引の指図範囲) 第21条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、信用取引により株券を売付けることの指図をすることができます。 なお、当該売付けの決済については、株券の引渡しまたは買戻しにより行うことの指図をすることができるものとしま す。 ② 前項の信用取引の指図は、当該売付けにかかる建玉の時価総額が、信託財産の純資産総額の範囲内とします。 ③ 信託財産の一部解約等の事由により前項の売付けにかかる建玉の時価総額が信託財産の純資産総額を超えることと なった場合には、委託者は速やかに、その超える額に相当する売付けの一部を決済するための指図をするものとします。 (先物取引等の運用指図・目的・範囲) 第22条 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスクを回避するため、わが国の 金融商品取引所等における有価証券先物取引(金融商品取引法第28条第8項第3号イに掲げるものをいいます。)、有 価証券指数等先物取引(金融商品取引法第28条第8項第3号ロに掲げるものをいいます。)および有価証券オプション 取引(金融商品取引法第28条第8項第3号ハに掲げるものをいいます。)ならびに外国における店頭市場または外国の 金融商品取引所等におけるこれらの取引と類似の取引の指図をすることができます。なお、選択権取引は、オプション 取引に含めるものとします(以下同じ。)。 ② 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスクを回避するため、わが国の 金融商品取引所等における金利にかかる先物取引およびオプション取引ならびに外国の金融商品取引所等におけるこれ らの取引と類似の取引を行うことの指図をすることができます。 (スワップ取引の運用指図・目的・範囲) 第23条 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスクおよび為替変動リスクを回 避するため、異なった通貨、異なった受取金利または異なった受取金利とその元本を一定の条件のもとに交換する取引 (以下「スワップ取引」といいます。)を行うことの指図をすることができます。 ② スワップ取引の指図にあたっては、当該取引の契約期限が、原則として第4条に定める信託期間を超えないものとし -100- ます。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可能なものについてはこの限りではありません。 スワップ取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した価額で評価するものとします。 委託者は、スワップ取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが必要と認めたときは、担保の提供あるいは受入 れの指図を行うものとします。 (金利先渡取引の運用指図・目的・範囲) 第24条 委託者は、信託財産に属する資産の効率的な運用に資するため、ならびに価格変動リスクおよび為替変動リスクを回 避するため、金利先渡取引を行うことの指図をすることができます。 ② 金利先渡取引の指図にあたっては、当該取引の決済日が、原則として第4条に定める信託期間を超えないものとしま す。ただし、当該取引が当該信託期間内で全部解約が可能なものについてはこの限りではありません。 ③ 金利先渡取引の評価は、当該取引契約の相手方が市場実勢金利等をもとに算出した価額で評価するものとします。 ④ 委託者は、金利先渡取引を行うにあたり担保の提供あるいは受入れが必要と認めたときは、担保の提供あるいは受入 れの指図を行うものとします。 ⑤ 本条において「金利先渡取引」とは、当事者間において、あらかじめ将来の特定の日(以下「決済日」といいま す。)における決済日から一定の期間を経過した日(以下「満期日」といいます。)までの期間に係る国内または海外 において代表的利率として公表される預金契約または金銭の貸借契約に基づく債権の利率(以下「指標利率」といいま す。)の数値を取り決め、その取り決めに係る数値と決済日における当該指標利率の現実の数値との差にあらかじめ元 本として定めた金額および当事者間で約定した日数を基準とした数値を乗じた額を決済日における当該指標利率の現実 の数値で決済日における現在価値に割り引いた額の金銭の授受を約する取引をいいます。 (同一銘柄の転換社債等への投資制限) 第25条 委託者は、取得時において信託財産に属する同一銘柄の転換社債、ならびに新株予約権付社債のうち会社法第236条第 1項第3号の財産が当該新株予約権付社債についての社債であって当該社債と当該新株予約権がそれぞれ単独で存在し 得ないことをあらかじめ明確にしているもの(以下、会社法施行前の旧商法第341条ノ3第1項第7号および第8号の定 めがある新株予約権付社債を含め「転換社債型新株予約権付社債」といいます。)の時価総額と、マザーファンドの信 託財産に属する当該転換社債ならびに当該転換社債型新株予約権付社債の時価総額のうち信託財産に属するとみなした 額との合計額が、信託財産の純資産総額の100分の10を超えることとなる投資の指図をしません。 ② 前項において信託財産に属するとみなした額とは、信託財産に属するマザーファンドの受益証券の時価総額にマザー ファンドの信託財産の純資産総額に占める当該転換社債ならびに当該転換社債型新株予約権付社債の時価総額の割合を 乗じて得た額をいいます。 (有価証券の貸付けの指図および範囲) 第26条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産に属する株式および公社債を次の各号の範囲内で貸付け の指図をすることができます。 1.株式の貸付けは、貸付時点において、貸付株式の時価合計額が、信託財産で保有する株式の時価合計額を超えない ものとします。 2.公社債の貸付けは、貸付時点において、貸付公社債の額面金額の合計額が、信託財産で保有する公社債の額面金額 の合計額を超えないものとします。 ② 前項に定める限度額を超えることとなった場合には、委託者は速やかに、その超える額に相当する契約の一部の解約 を指図するものとします。 ③ 委託者は、有価証券の貸付けにあたって必要と認めたときは、担保の受入れの指図を行うものとします。 (有価証券の空売りの指図および範囲) 第27条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、信託財産において有しない有価証券または第28条の規定において 借入れた有価証券を売付けることの指図をすることができます。なお、当該売付けの決済については、売付けた有価証 券の引渡しまたは買戻しにより行うことの指図をすることができます。 ② 前項の売付けの指図は、当該売付けに係る有価証券の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲内とします。 ③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の売付けに係る有価証券の時価総額が信託財産の純資産総額を超えること となった場合には、委託者は速やかに、その超える額に相当する売付けの一部を決済するための指図をするものとしま す。 (有価証券の借入れの指図および範囲) 第28条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、有価証券の借入れの指図をすることができます。なお、当該有価 証券の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、担保の提供の指図を行うものとします。 ② 前項の指図は、当該借入れに係る有価証券の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲内とします。 ③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れに係る有価証券の時価総額が信託財産の純資産総額を超えること となった場合には、委託者は速やかに、その超える額に相当する借入れた有価証券の一部を返還するための指図をする ものとします。 ④ 第1項の借入れに係る品借料は信託財産中から支弁します。 (特別な場合の外貨建有価証券への投資制限) 第29条 外貨建有価証券への投資については、わが国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制約され ることがあります。 (外国為替予約取引の指図および範囲) 第30条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、外国為替の売買の予約取引の指図をすることができます。 ② 前項の予約取引の指図は、信託財産に係る為替の買予約の合計額と売予約の合計額との差額につき円換算した額が、 ③ ④ -101- 信託財産の純資産総額を超えないものとします。ただし、信託財産に属する外貨建資産(マザーファンドの信託財産に 属する外貨建資産の時価総額のうち信託財産に属するとみなした額を含みます。)の為替変動リスクを回避するための 当該予約取引の指図については、この限りではありません。 ③ 前項の限度額を超えることとなった場合には、委託者は所定の期間内にその超える額に相当する為替予約の一部を解 消するための外国為替の売買の予約取引の指図をするものとします。 ④ 第2項において、信託財産に属するとみなした額とは、信託財産に属するマザーファンドの時価総額にマザーファン ドの信託財産の純資産総額に占める当該外貨建資産の時価総額の割合を乗じて得た額をいいます。 (信託業務の委託等) 第31条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第22条第1項に定める信託業務の委託をするとき は、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害関係人を含みます。)を委託先として選定します。 1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと 2.委託先の委託業務に係る実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認められること 3.委託される信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の管理を行う体制が整備されている こと 4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること ② 受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げる基準に適合していることを確認 するものとします。 ③ 前2項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が適当と認める者(受託者の利害関 係人を含みます。)に委託することができるものとします。 1.信託財産の保存に係る業務 2.信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務 3.委託者のみの指図により信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために必要な行為に係る業務 4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為 (混蔵寄託) 第32条 金融機関または金融商品取引業者(金融商品取引法第28条第1項に規定する第一種金融商品取引業を行う者および外 国の法令に準拠して設立された法人でこの者に類する者をいいます。以下本条において同じ。)から、売買代金および 償還金等について円貨で約定し円貨で決済する取引により取得した外国において発行された譲渡性預金証書またはコ マーシャル・ペーパーは、当該金融機関または金融商品取引業者が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または 金融商品取引業者の名義で混蔵寄託することができるものとします。 (信託財産の登記等および記載等の留保等) 第33条 信託の登記または登録をすることができる信託財産については、信託の登記または登録をすることとします。ただし、 受託者が認める場合は、信託の登記または登録を留保することがあります。 ② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認めるときは、速やかに登記または 登録をするものとします。 ③ 信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる信託財産については、信託財産に属する旨の記載または記 録をするとともに、その計算を明らかにする方法により分別して管理するものとします。ただし、受託者が認める場合 は、その計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。 ④ 動産(金銭を除きます。)については、外形上区別することができる方法によるほか、その計算を明らかにする方法 により分別して管理することがあります。 (一部解約の請求および有価証券売却等の指図) 第34条 委託者は、信託財産に属するマザーファンドの受益証券にかかる信託契約の一部解約の請求ならびに信託財産に属す る有価証券の売却等の指図ができます。 (再投資の指図) 第35条 委託者は、前条の規定による一部解約代金および売却代金、有価証券にかかる償還金等、株式の清算分配金、有価証 券等にかかる利子等、株式の配当金およびその他の収入金を再投資することの指図ができます。 (資金の借入れ) 第36条 委託者は、信託財産の効率的な運用ならびに運用の安定性に資するため、一部解約に伴う支払資金の手当て(一部解 約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含みます。)を目的として、または再投資にかかる収益分配 金の支払資金の手当てを目的として、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすることができま す。なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。 ② 一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価 証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の解約代 金入金日までの間もしくは受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日までの 期間が5営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代金または解約代金ならびに償還 金の合計額を限度とします。ただし、資金の借入額は、借入指図を行う日における信託財産の純資産総額の10%を超え ないこととします。 ③ 収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日からその翌営業日までとし、資金借 入額は収益分配金の再投資額を限度とします。 ④ 借入金の利息は信託財産中より支弁します。 -102- (損益の帰属) 第37条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。 (受託者による資金の立替え) 第38条 信託財産に属する有価証券について、借替、転換、新株発行または株式割当がある場合で、委託者の申出があるとき は、受託者は資金の立替えをすることができます。 ② 信託財産に属する有価証券にかかる償還金等、株式の清算分配金、有価証券等にかかる利子等、株式の配当金および その他の未収入金で、信託終了日までにその金額を見積りうるものがあるときは、受託者がこれを立替えて信託財産に 繰り入れることができます。 ③ 前2項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりそのつど別にこれを定めます。 (信託の計算期間) 第39条 この信託の計算期間は、原則として、毎年2月11日から5月10日まで、5月11日から8月10日まで、8月11日から11 月10日まで、および11月11日から翌年2月10日までとします。なお、第1計算期間は平成19年11月16日から平成20年2 月12日までとします。 ② 前項にかかわらず、前項の原則により各計算期間終了日に該当する日(以下「該当日」といいます。)が休業日のと き、各計算期間終了日は、該当日の翌営業日とし、その翌日より次の計算期間が開始されるものとします。ただし、最 終計算期間の終了日は、第4条に定める信託期間の終了日とします。 (信託財産に関する報告等) 第40条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、これを委託者に提出します。 ② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、これを委託者に提出します。 ③ 受託者は、前2項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第37条第3項に定める報告は行わないこととしま す。 ④ 受益者は、受託者に対し、信託法第37条第2項に定める書類または電磁的記録の作成に欠くことのできない情報その 他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外の者の利益を害するおそれのない情報を除き、信託法第38条第1項 に定める閲覧または謄写の請求をすることはできないものとします。 (信託事務の諸費用および監査費用) 第41条 信託財産に関する租税、その他信託事務の処理に要する諸費用、受託者の立替えた立替金の利息および信託財産にか かる監査費用ならびに当該監査費用にかかる消費税等に相当する金額(以下「諸経費」といいます。)は、受益者の負 担とし、信託財産中から支弁します。 ② 信託財産にかかる監査費用ならびに当該監査費用にかかる消費税等に相当する金額は、第39条に規定する計算期間を 通じて毎日、合理的な金額を、原則として当該計算期間の日数で除して計算し、毎計算期末または信託終了のとき信託 財産中から支弁します。 (信託報酬等の額および支弁の方法) 第42条 委託者および受託者の信託報酬の総額は、第39条に規定する計算期間を通じて毎日、信託財産の純資産総額に年 10,000分の170の率を乗じて得た額とします。 ② 前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき信託財産中から支弁するものとし、委託者と受託者との間の配 分は別に定めます。 ③ 第1項の信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を、信託報酬支弁のときに信託財産中から支弁します。 (収益の分配) 第43条 信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。 1.配当金、利子、貸付有価証券に係る品貸料およびこれらに類する収益から支払利息を控除した額(以下「配当等収 益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬にかかる消費税等に相当する金額を控除した後、その 残金を受益者に分配することができます。なお、次期以降の分配金にあてるため、その一部を分配準備積立金として 積立てることができます。 2.売買損益に評価損益を加減して得た利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信 託報酬に係る消費税等に相当する金額を控除し、繰越欠損金のある時は、その全額を売買益をもって補填した後、受 益者に分配することができます。なお、次期以降の分配にあてるため、その一部を分配準備積立金として積立てるこ とができます。 ② 毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰越します。 (収益分配金、償還金および一部解約金の支払い) 第44条 収益分配金は、毎計算期間終了日後1ヵ月以内の委託者の指定する日から、毎計算期間の末日において振替機関等の 振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前において一部解約が行わ れた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該収益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定された受益権で取得 申込代金支払前のため委託者の指定する販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則として取得 申込者とします。)に支払います。 ② 前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配を再投資する受益者に対しては、受託者が委託者の指 定する預金口座等に払い込むことにより、原則として、毎計算期間終了日の翌営業日に、収益分配金が委託者の指定す る販売会社に交付されます。この場合、委託者の指定する販売会社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資にか かる受益権の売付けを行います。当該売付けにより増加した受益権は、第9条第3項の規定にしたがい、振替口座簿に 記載または記録されます。 ③ 償還金(信託終了時における信託財産の純資産総額を受益権総口数で除した額をいいます。以下同じ。)は、信託終 -103- 了日後1ヵ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されてい る受益者(信託終了日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該信託終了日以前 に設定された受益権で取得申込代金支払前のため委託者の指定する販売会社の名義で記載または記録されている受益権 については原則として取得申込者とします。)に支払います。なお、当該受益者は、その口座が開設されている振替機 関等に対して委託者がこの信託の償還をするのと引き換えに、当該償還に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行 うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が行われます。 ④ 一部解約金は、受益者の請求を受付けた日から起算して、原則として5営業日目から当該受益者に支払います。 ⑤ 前各項(第2項を除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解約金の支払いは、委託者の指定する販売 会社の営業所等において行うものとします。 ⑥ 収益分配金、償還金および一部解約にかかる収益調整金は、原則として、受益者毎の信託時の受益権の価額等に応じ て計算されるものとします。 ⑦ 前項に規定する「収益調整金」は、所得税法施行令第27条の規定によるものとし、受益者毎の信託時の受益権の価額と 元本の差額をいい、原則として、追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとしま す。また、前項に規定する「受益者毎の信託時の受益権の価額等」とは、原則として、受益者毎の信託時の受益権の価額 をいい、追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整されるものとします。 (収益分配金および償還金の時効) 第45条 受益者が、収益分配金については前条第1項に規定する支払開始日から5年間その支払いを請求しない時、ならびに 信託終了による償還金については前条第3項に規定する支払開始日から10年間その支払いを請求しない時は、その権利 を失い、受託者から交付を受けた金銭は委託者に帰属します。 (収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責) 第46条 受託者は、収益分配金については第44条第1項に規定する支払開始日および第44条第2項に規定する交付開始日まで に、償還金については第44条第3項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第44条第4項に規定する支払 日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。 ② 受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金および一部解約金を払い込んだ後は、 受益者に対する支払いにつき、その責に任じません。 (信託契約の一部解約) 第47条 受益者は、自己に帰属する受益権につき、委託者に1口単位または販売会社が別途定める単位をもって一部解約の実 行を請求することができます。 ② 委託者は、一部解約の実行の請求日がサンパウロ証券取引所の休業日と同一日の場合には、原則として一部解約の実 行の請求を受付けないものとします。 ③ 一部解約の実行の請求を受益者がするときは、委託者の指定する販売会社に対し、振替受益権をもって行うものとし ます。 ④ 委託者は、第1項の一部解約の実行の請求を受付けた場合には、この信託契約の一部を解約します。なお、第1項の 一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して当該受益者の請求に係るこの信 託契約の一部解約を委託者が行うのと引き換えに、当該一部解約に係る受益権の口数と同口数の抹消の申請を行うもの とし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録が行われます。 ⑤ 前項の一部解約の価額は、当該一部解約の実行の請求日の翌営業日の基準価額とします。 ⑥ 委託者は、金融商品取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止、その他やむを得ない事情が あるときは、一部解約の実行の請求の受付けを中止することまたは既に受付けた一部解約の実行の請求の受付けを取り 消すことができます。 ⑦ 前項により一部解約の実行の請求の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付け中止以前に行った当日の一部 解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行の請求を撤回しない場合には、当該受益権の 一部解約の価額は、当該受付け中止を解除した後の最初の基準価額の計算日に一部解約の実行の請求を受付けたものと して第5項の規定に準じて計算された価額とします。 (信託契約の解約) 第48条 委託者は、信託期間中に、信託契約の一部を解約することにより受益権の口数が10億口を下回ることとなった場合ま たは信託契約を解約することが受益者のため有利であると認めるとき、もしくはやむを得ない事情が発生したときは、 受託者と合意のうえこの信託契約を解約し、信託を終了させることができます。この場合において、委託者は、あらか じめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。 ② 委託者は、前項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいます。)を行います。この場合において、 あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約の解約の理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、この信 託契約に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。 ③ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の受益権が属するときの当該受益権 に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを 行使することができます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議に ついて賛成するものとみなします。 ④ 第2項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当該受益者の議決権の3分の2以上 に当たる多数をもって行います。 ⑤ 第2項から前項までの規定は、委託者が信託契約の解約について提案をした場合において、当該提案につき、この信 託契約に係るすべての受益者が書面または電磁的記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。また、信託 -104- 財産の状態に照らし、真にやむを得ない事情が生じている場合であって、第2項から前項までの手続きを行うことが困 難な場合にも適用しません。 (信託契約に関する監督官庁の命令) 第49条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にしたがい、信託契約を解約し信託を 終了させます。 ② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、第53条の規定にしたがいます。 (委託者の登録取消等に伴う取扱い) 第50条 委託者が監督官庁より登録の取消しを受けたとき、解散したときまたは業務を廃止したときは、委託者は、この信託 契約を解約し、信託を終了させます。 ② 前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に関する委託者の業務を他の投資信託委託会社に引継ぐことを命 じたときは、この信託は、第53条第2項に規定する書面決議が否決された場合を除き、当該投資信託委託会社と受託者 との間において存続します。 (委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い) 第51条 委託者は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴い、この信託契約に関する事業を譲渡することが あります。 ② 委託者は分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴い、この信託契約に関する事業を承継 させることがあります。 (受託者の辞任および解任に伴う取扱い) 第52条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務に違反して信託財産に著し い損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託者または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立てることが できます。受託者が辞任した場合、または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第53条の規定にしたがい、新受 託者を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託者を解任することはできないものとします。 ② 委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させます。 (信託約款の変更等) 第53条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、 この信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との併合(投資信託及び投資法人に関する法律第16条第2号に 規定する「委託者指図型投資信託の併合」をいいます。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更 または併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。なお、この信託約款は本条に定める以外の方法に よって変更することができないものとします。 ② 委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その内容が重大なものに該当する場合に限ります。以下、併合 と合わせて「重大な約款の変更等」といいます。)について、書面決議を行います。この場合において、あらかじめ、 書面決議の日ならびに重大な約款の変更等の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、 この信託約款に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。 ③ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の受益権が属するときの当該受益権 に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項において同じ。)は受益権の口数に応じて、議決権を有し、これを 行使することができます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議に ついて賛成するものとみなします。 ④ 第2項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の半数以上であって、当該受益者の議決権の3分の2以上 に当たる多数をもって行います。 ⑤ 書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。 ⑥ 第2項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場合において、当該提案につき、こ の信託約款に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。 ⑦ 前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場合にあっても、当該併合にかかる 一または複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が否決された場合は、当該他の投資信託との併合を行うこと はできません。 (反対者の買取請求権) 第54条 第48条に規定する信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の変更等を行う場合には、書面決議において当該 解約または重大な約款の変更等に反対した受益者は、受託者に対し、自己に帰属する受益権を、信託財産をもって買取 るべき旨を請求することができます。 (公告) 第55条 委託者が受益者に対してする公告は、日本経済新聞に掲載します。 (質権口記載または記録の受益権の取扱い) 第56条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金の支払い、一部解約の実行 の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、この約款によるほか、民法その他の法令等にした がって取扱われます。 (信託約款に関する疑義の取扱い) 第57条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により定めます。 (付則) 第1条 この約款において「積立投資約款」とは、この信託について受益権取得申込者と委託者の指定する販売会社が締結す る「積立投資約款」と別の名称で同様の権利義務関係を規定する契約を含むものとします。この場合「積立投資約款」 -105- は当該別の名称に読み替えるものとします。 上記条項により信託契約を締結します。 信託契約締結日 平成19年11月16日 委 受 託 託 者 者 BNPパリバ インベストメント・パートナーズ株式会社 三菱UFJ信託銀行株式会社 -106- 親投資信託 BNPパリバ・ブラジル株式マザーファンド 運用の基本方針 約款第15条の規定に基づき委託者が別に定める運用の基本方針は、次のものとします。 1.基本方針 この投資信託は、中長期的に信託財産の着実な成長を目的として運用を行います。 2.運用方法 (1)投資対象 主として、ブラジル連邦共和国(以下「ブラジル」といいます。)国内に本社を置く企業、及びブラジル国内にて主に 事業活動を営む企業が発行する株式等を投資対象とします。 (2)投資態度 ① 当ファンドは、主として、ブラジルに本社を置く企業、もしくはブラジル国内にて主に事業活動を営む企業が発 行する株式等に投資を行い、中長期的に投資信託財産の成長を目指した運用を行います。ただし、上記の株式等以 外に、投資対象企業のADR(米国預託証書)やGDR(グローバル預託証書)等も投資対象とすることがありま す。 ② 投資する株式の選定においては、経済状況などを考慮しながら業種別の企業動向等の見通しを行うと同時に、定 量および定性的な個別企業の分析を行い、バリュエーション上株価が割安と判断され、かつ企業収益が堅調である と考えられる株式を選択します。 ③ 株式への組入比率は高位に保つことを基本とします。 ④ 外貨建資産への投資にあたっては、原則として為替ヘッジは行いません。 ⑤ 資金動向、市況動向、その他の要因(当初設定日直後、償還の準備に入ったとき等を含みます。)等によっては、 上記のような運用ができない場合があります。 ⑥ BNPパリバ アセットマネジメント ブラジル(BNP Paribas Asset Management Brasil LTDA.)に運用指図に関す る権限を委託します。 (3)投資制限 ① 株式への投資割合には制限を設けません。 ② 外貨建資産への投資割合には制限を設けません。 ③ デリバティブの利用はヘッジ目的に限定します。 ④ 新株引受権証券および新株予約権証券への投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の20%以下としま す。 ⑤ 同一銘柄の株式への投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の30%以下とします。 ⑥ 同一銘柄の新株引受権証券および新株予約権証券への投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の5% 以下とします。 ⑦ 同一銘柄の転換社債、ならびに新株予約権付社債のうち会社法第236条第1項第3号の財産が当該新株予約権付社 債についての社債であって当該社債と当該新株予約権がそれぞれ単独で存在し得ないことをあらかじめ明確にして いるもの(会社法施行前の旧商法第341条ノ3第1項第7号および第8号の定めがある新株予約権付社債を含めま す。)への投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の10%以下とします。 ⑧ 投資信託証券への投資割合は、信託財産の純資産総額の5%以下とします。 -107- 親投資信託 BNPパリバ・ブラジル債券マザーファンド 運用の基本方針 約款第15条の規定に基づき委託者が別に定める運用の基本方針は、次のものとします。 1.基本方針 この投資信託は、安定した収益の確保と信託財産の着実な成長を目的として運用を行います。 2.運用方法 (1)投資対象 主として、ブラジル・レアル建ての公社債を主要投資対象として運用を行います。 (2)投資態度 ① 当ファンドは、主として、ブラジル・レアル建の公社債を主要投資対象とし、安定した収益の確保と信託財産の 着実な成長を目的として運用を行います。 ② 投資する公社債は、主としてブラジル政府が発行する国債もしくはそれに準ずる債券とし、固定利付債券、変動 利付債券、割引債券およびインフレ連動債券とします。国債もしくはそれに準ずる債券以外の債券にも投資するこ とがあります。 ③ 公社債の投資に当たっては、経済動向や金利動向に対する見通しに基づき運用を行います。 ④ 投資する公社債の選定にあたっては、個別銘柄の利回り、バリュエーション、流動性ならびに発行条件等に基づ き分散投資に努めます。 ⑤ 外貨建資産への投資にあたっては、原則として為替ヘッジは行いません。 ⑥ 資金動向、市況動向、その他の要因(当初設定日直後、償還の準備に入ったとき等を含みます。)等によっては、 上記のような運用ができない場合があります。 ⑦ BNPパリバ アセットマネジメント ブラジル(BNP Paribas Asset Management Brasil LTDA.)に運用指図に関す る権限を委託します。 (3)投資制限 ① 株式への投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の10%以下とします。 ② 外貨建資産への投資割合には制限を設けません。 ③ デリバティブの利用はヘッジ目的に限定します。 ④ 新株引受権証券および新株予約権証券への投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の10%以下としま す。 ⑤ 同一銘柄の株式への投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の5%以下とします。 ⑥ 同一銘柄の新株引受権証券および新株予約権証券への投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の5% 以下とします。 ⑦ 同一銘柄の転換社債、ならびに新株予約権付社債のうち会社法第236条第1項第3号の財産が当該新株予約権付社 債についての社債であって当該社債と当該新株予約権がそれぞれ単独で存在し得ないことをあらかじめ明確にして いるもの(会社法施行前の旧商法第341条ノ3第1項第7号および第8号の定めがある新株予約権付社債を含めま す。)への投資割合は、取得時において信託財産の純資産総額の5%以下とします。 ⑧ 投資信託証券への投資割合は、信託財産の純資産総額の5%以下とします。 -108-
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