学校 - 船橋市

6
学 校
船橋市立の小学校は 54 校、中学校が 27 校、特別支援学校が 1 校あります。
各学校では、
「社会の中で協調し自立できる子どもを育成する」ことを目指しています。
子どもたちの学ぶ意欲を重視し、確かな学力を養成します。また、心の教育を通じて他を思いやる気持ち
やコミュニケーション能力を育みます。さらに体力や健康の保持・増進にも積極的に取り組み、健やかな
身体を育みます。
1
市立小 ・ 中学校への入学
小・中学校ともに、入学する年の 1 月末日までに入学通知書が届きます。通知書には、入学する学校名が
記載されています。手元に届かないときは、学務課にお問い合わせください。転居などで、入学準備に関
する説明を受けていない場合は、入学指定校にお問い合わせください。 学務課
☎ 047 - 436 - 2853
< 入学までの流れ >
小学校
新一年生
10 月中旬
11 月
中学校
新一年生
教育委員会(保健体育課)より★就学時健康診断の通知が送付されます。
学校
入学説明会
1 月
1 月下旬
6
健康診断および入学説明会
※学校によっては、入学説明会を年明けに行うところがあります。
小・中学校ともに入学通知書が送付されます。 ※入学する年の 1 月 1 日現在の住所に基づいて郵送します。
4 月
入学式
★就学時健康診断
就学時健康診断は、小学校に入学する前年の 11 月にあります。10 月中旬に教育委員会より「就学時健康
診断通知書」が送付されますので、指定された小学校で受けましょう。
【診 断 内 容】内科・歯科検診、グループ面接などを受けます。
保健体育課
☎ 047 - 436 - 2874
【子育て学習(※ 1)】子どもたちが健康診断を受けている間、保護者を対象に、子育て学習講座(家庭教育に
関することや発達の段階に合わせた講演)があります。 社会教育課
☎ 047 - 436 - 2895
【入学説明会(※ 2)】多くの学校では健康診断にあわせて、入学説明会が行われます。学校の概要や特色、
学校諸経費、入学までの準備、PTA 活動、学用品取扱店、入学式などについての説
明があります(別の日に入学説明会が行われる学校もあります)。
各学校
Q. 入学通知書で指定されている入学校とは別の学校へ入学したいのですが…
通学(入学)する学校は、あらかじめ定められている通学区域に基づいて指定しています。どこに住んでい
るかによって通学校が決まっていますので、通学する学校を自由に選択することはできません。しかし、特別
な事情があると認められる場合には、通学する学校を変更することができます。詳しくは教育委員会学務課へ
お問い合わせください。
☎ 047 - 436 - 2853
87
2
就学援助制度
(1)就学援助制度 学務課
☎ 047 - 436 - 2852
経済的な理由で、小・中学校へ就学させることが困難な保護者へ、学用品費などが一部援助されます。
【対 象】生活保護世帯及び生活保護世帯に準ずる程度に困窮している世帯で、援助を希望する保護者 ‥
※援助を受けるための詳しい要件については、学務課にお問い合わせください。
【援助内容】学用品や通学用品の購入費(一部)、修学旅行費(実費)、学校給食費、医療費(学校保健安
全法の中で学校病と規定されている病気の治療費)等
(2)特別支援教育就学奨励制度 学務課
☎ 047 - 436 - 2852
特別支援学級等へ就学する子どもを持つ保護者に対して、経済的負担を軽減するため、その世帯の収入額
等に応じて、必要な経費の一部が援助されます。
【対 象】市内小・中学校の特別支援学級等に在籍または通級する子どもの保護者
【援助内容】通学費(実費)、学校給食費・学用品等購入費・校外活動費・修学旅行費等の一部(ただし、
収入額等により、支給される費目が限定される場合があります)
(3)入学援助金 児童家庭課
☎ 047 - 436 - 2316
経済的な理由で、小・中学校へ就学させることが困難な保護者へ、入学援助金が支給されます。
【対 象】生活保護世帯に準ずる程度に困窮している世帯で、児童と同居し、生計を維持している保護者‥
※援助を受けるための詳しい要件については、児童家庭課にお問い合わせください。
【援助内容】児童 1 人につき、小学校入学の場合 18 , 000 円、中学校入学の場合 20 , 000 円が支給されま
す。(児童が入学する年の 1 月 10 日から 2 月末日までの期間に申請が必要です)
3
6
二期制
指導課
☎ 047 - 436 - 2863
平成 17 年度から、市内全校(小・中・市立高校・特別支援学校)で、二期制を実施しています。一つの
学校
学期が長くなることを生かし、繰り返し学習、体験的な活動等にじっくりと取り組めるようにしたり、学
習の充実のために様々な工夫を行ったりしています。
【前期】4 月 1 日~ 10 月の第 3 金曜日まで
【後期】10 月の第 3 金曜日の翌日~翌年 3 月 31 日まで
※長期休業(夏・冬休みなど)は従来の 3 学期制と変わりありません。
4
学校給食
保健体育課
☎ 047 - 436 - 2870
小・中・特別支援学校の給食は、栄養教諭・栄養職員が各学校ごとに献立作成を行い、調理は各学校の給
食調理室で作られています。小学校は単一献立、中学校は A 献立(主食が米飯)
・B 献立(主食がパン又は麺)
の 2 献立を作成します。
(1)小学校の学校給食
給食室で調理された後は、食缶などに入れて各クラスに運ばれ、給食当番児童が食器に
盛り分けます。生活の中で食事の準備・後片付けなどみんなで協力して行っていま
す。
A 献立
(2)中学校の学校給食
~アレルギーを持つ
子どもの給食~
ランチルームで給食・弁当にかかわらず全生徒が一緒に食事を
します。献立表に基づき、1 か月間の給食実施日ごとに弁当か給
食かを選択します。給食を選択した日は A 献立か B 献立かを選
び 1 か月分まとめて事前に申し込みます。
88
職員からひとこと
B 献立
食物アレルギーの対応
は、個々の症状や学校の
実情により対応が異なり
ますので、まずは、学校
にご相談ください。
5
放課後ルーム
児童育成課
☎ 047 - 436 - 2319
放課後ルームでは、保護者が働いていたり、病気で入院しているなどのために、放課後家庭で子どもだけ
になってしまう小学校 1 年生から 3 年生の児童に、遊びと生活の場を用意して、子どもたちの健全な育成
を図ることを目的としています。
※全小学校区(54 か所)で開設しています。
【対 象】船橋市に住民票のある小学校 1 年生から 3 年生までの児童で、保護者が次のような理由で放
課後子どもだけになってしまう児童
※平成 27 年 4 月より対象児童が 1 年生から 6 年生となります。
①就労のため ※月~土のうち週 3 日以上の勤務で、終業時間が午後 2 時を超えること
②病気やけがのため(在宅療養も含みます)
③家族の介護のため
④出産のため(出産月をはさんで前後 2 か月)
保護者が①~④の状況にあっても、65 歳未満の祖父母と同居(同一画地(敷地)内の別棟
に居住の場合や、同居で別生計の場合も含みます)している場合は、祖父母も保護者と同様
の理由がない場合には対象外になります。
※障害をお持ちの児童、4 年生以上の児童の入所については児童育成課までお問い合せく
ださい。
※放課後ルームには定員があります。定員を超えた場合は入所できない場合がありますの
で、あらかじめご了承ください。
【開所時間】
・授業がある月曜から金曜 下校時~ 19:00
・学校がお休みの日(休所日を除く)8:00 ~ 19:00
6
【休 所 日】
・日曜・祝休日・年末年始(12 / 29 ~ 1 / 3)
※災害、台風、学校事情等の理由によりお休みになる場合があります。
学校
【入所期間】
・入所許可された日からその年度の 3 月 31 日まで
※翌年度以降も入所を希望される場合は新たに申請が必要です。
【費 用】
・月額 8 , 000 円(※減免制度があります。詳しくは児童育成課までお問い合わせください。)
・おやつ代 月額 2 , 000 円
【入所申請】
・申請場所 市役所 3 階児童育成課 ※郵送申請はできません
・申請締切日 入所希望月の前月 20 日まで(土曜・日曜・祝日にあたる場合は翌日等)
※新年度 4 月 1 日入所希望の場合は前年度の 1 月末日まで
※障害をお持ちの児童については、手続き方法や締切時期が異なります。
・申請締め切り日 入所希望月の前々月 20 日まで(土曜・日曜・祝日にあたる場合は翌日等)
※新年度 4 月 1 日入所希望の場合は、前年度 12 月 28 日まで。
・入所申請の必要書類
①入所申請書(市役所 HP からダウンロードできます)
②就労証明書、医師の診断書等、放課後に家庭で子どもだけになってしまうことが確認でき
る書類
89
6
放課後児童保育施設(放課後児童クラブ)
ここでは、船橋市内で第二種社会福祉事業の届出がある民営の放課後児童クラブを紹介しています。
内容、料金等は施設により異なりますので各施設へお問い合わせください。
※下記の表は船橋市への届出に基づいて作成しています。変更される可能性がありますので、利用前に各施
設へお問い合わせください。
施設名
所在地
電話番号
HP
アフタースクール
< 中山第一教室 > 本中山 4 - 11 - 6 朝日新聞ビル 3 階
< 中山第二教室 > 本中山 3 - 7 - 19 < 若 宮 教 室 > 市川市若宮 3 - 1 - 3 < 中山第一教室 > ☎ 047 - 302 - 8825
< 中山第二教室 > ☎ 047 - 336 - 6100
< 若 宮 教 室 > ☎ 047 - 702 - 8815
○
キッズコミュニティ凛童舎
前原東 2 - 19 - 2 岡本歯科ビル 3 階
☎ 047 - 767 - 9776
○
7
新しい居場所づくり
◆ふれあい「夢のふなっこ」 青少年会館内
☎ 047 - 434 - 6811 火~金 10:00 ~ 15:00
不登校児童生徒が将来の夢と希望を持ち、個性・能力に応じた進路を見つけ出せるよう、NPO との協働
による新しい居場所づくり支援事業を推進しています。
家庭に引きこもりがちな小・中学生のために、教育委員会が NPO に委託して青少年会館内に、ふれあ
い「夢のふなっこ」を開設し、通所できるようになるまでスタッフが家庭訪問や教育相談を十分に行いま
す。通所できるようになったら、一人一人の状況に応じてスポーツやゲームなどの体験活動を中心に行い、
6
NPO のスタッフや学生等、人とのふれあい活動を行います。
学校
8
青少年の海外交流
船橋市では、ヘイワード市(アメリカ)、オーデンセ市(デンマーク)、西安市(中国)の三つの都市と姉
妹・友好都市提携をし、交流を行っています。 指導課
☎ 047 - 436 - 2864
◆西安市教育友好使節団の受入(平成 24 年度実施)
◆船橋市教育友好使節団の派遣(4 年に一度、中国・西安市へ)
(平成 26 年度実施予定)
市立小・中学校・高校から代表児童生徒を派遣
◆西安市友好締結校・国際理解教育推進校との作品による友好交流(平成 27 年度実施予定)
船橋市国際交流協会(市役所秘書課国際交流室内)に入会すると、船橋市の姉妹・友好都市や他の外国から
のお客様のホームスティ・ホームビジットなどのボランティア活動をする機会があります。
(会員になるには会
費が必要です)
国際交流室
90
☎ 047 - 436 - 2083
9
みんなちがって、
みんないい!~発達障害・就学相談・特別支援教育等~
発達障害を含む障害のある、もしくはあるかもしれないお子さんのいるご家庭では、お子さんの教育につ
いて、心配なことがたくさんあると思います。市には、子ども一人一人のニーズに応じた様々な教育や相談
窓口がありますのでご利用ください。
(1)発達障害について
授業中に席につけずに歩き回る、教室を飛び出してしまう、友だちとうまく関われない、漢字がなかなか
覚えられない…。このような困難を抱えている児童・生徒もいます。親のしつけや本人の努力不足が原因
ではなく、LD(※ 1)
・ADHD
(※ 2)・高機能自閉症(※ 3)などの発達障害がある場合も考えられ、特別
の配慮が必要です。
市では、児童生徒一人一人が必要な支援や適切な教育が受けられるよう、支援体制が整えられています。
市内の全小 ・ 中学校には特別支援教育コーディネーターがおり、保護者の相談に応じます。
用語の説明
(※ 1)LD(学習障害)…基本的に知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する能力のうち、
特定のものの習得と使用が著しく困難な状態。具体的には、●読んだり、書くことが苦手 ●漢字がなかなか覚えら
れない ●聞いただけでは理解・行動が難しい など。
(※ 2)ADHD(注意欠陥多動性障害)…注意力が年齢・発達に不釣り合いなため、●遊びなどの途中で立ち歩き、関係
ない行動をとる ●体を静止していることができず、授業中に立ち歩く ●思い浮かぶと我慢できずに行動し、順番
を待てずに友達とトラブルを起こす などの行動が現れ、社会活動や学業に支障をきたすもの。
(※ 3)高機能自閉症…3 歳位までに現れ、●視線を合わせることが苦手 ●言葉の発達が遅い ●興味や関心が狭く、自
分の興味のあることだけを一方的に話す ●特定のものにこだわる などの行動をとる、知的発達の遅れを伴わない
自閉症のこと。
(2)障害児の相談窓口 総合教育センター教育支援室特別支援教育班
☎ 047 - 422 - 7734
6
主に就学 1 年前、年長さんを対象に就学相談会の案内が各幼稚園、保育園、こども発達相談センター等の
療育施設に届きます。相談会では、子どもの様子を見たり、保護者と面談したりして、就学先の希望等に
学校
ついての相談を進めていきます。そこから就学指導委員会(医師、学識経験者、教員、児童福祉施設等の
職員で構成される)にて審議され、通常学級、特別支援学級、特別支援学校等の子どものニーズに応じた
適切な就学先が提案されます。その後、保護者と相談を重ね、個々に合わせたより良い就学先を決定して
いきます。希望すれば、特別支援学級、特別支援学校の見学も行なっています。
(3)特別な教育的ニーズに応じた教育
①特別支援学校
児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じて、きめ細かな教育が行われています。
社会生活に必要な基本的な学習(各教科、自立活動)のほか、卒業後の生活に向
けて、学校での作業学習や実際の職場、施設等での実習を通して働く力や意欲を
育てるための学習にも力を入れています。
近隣の小 ・ 中 ・ 高等学校、市内の特別支援学級との交流及び共同学習も積極的に
行っています。
市立船橋特別支援学校
小学部(高根台校舎)
☎ 047 - 466 - 3631
中 ・ 高等部(金堀校舎)
☎ 047 - 457 - 2111
県立船橋特別支援学校
☎ 047 - 439 - 5811
②特別支援学級
教室環境を整え、教材 ・ 教具の工夫をするなど、児童生徒の教育的ニーズに応じて、きめ細かな教育を行っ
ています。市内の小 ・ 中学校には、知的障害、自閉症 ・ 情緒障害、きこえ(難聴)の学級があります。
③通級指導教室
「3.相談する」
P. 21 参照
通常の学級に籍を置きながら週 1 回程度通う教室です。言語障害 4 か所、発達障害 7 か所が開設され、そ
の子の教育的ニーズに応じた指導が行われています。
91