Word 2003 作って覚えるレターセット Word 2003 の操作手順を解説します（2007 以降には非対応）伊佐恵子　テクニカルライター第 5 回　イメージ作りに絵文字を利用する案内状で紹介する欧州ツアーは、人気6都完成図市の周遊がウリ。この魅力を印象付けるため、案内状を読みやすくするため、箇条書き機能で行頭に記号を付けたり、飛行機の絵文字でフライトを表現したりする訪問都市の間を飛行機のマークでつないでみよう。マークにはイラストでなく、絵文字を利用する。さらに今回は、箇条書きの文頭に記号を付けて読みやすくする。文書を作っていると、絵をワンポイントに使いたい、と思うことがよくある。ただ、イラストをわざわざ用意するのは面倒だ。そこでお薦めなのが、手軽に利用できる絵文字。画像と違ってサイズをポイント数で指定でき、段落内での位置調節も簡単。文章にも違和感なくなじんでくれる。案内状には、飛行機の絵文字を入力しよう。また今回は、ツアーの特長を説明した 2 文章に箇条書きの記号を付ける図 1　「次の 6 都市」と「各都市のホテル」の行を同時に選択する。「書式」メニューから「箇条書きと段落番号」を選択するつの文章に箇条書きのスタイルを付ける。 Word の機能を使って、行頭の記号と文章の字下げを自動設定しよう。先頭の記号で文章を明確にするでは、箇条書き記号の設定から始めよう。案内状では、ツアーを「6 都市を周遊する」、「ホテルやフライトを自由に決められる」という 2 つの文章で説明している。ただし、現在は前後の文章に埋もれていまひとつハ図 2　「箇条書き」タブで行頭の記号を選び、「OK」ッキリしない。それぞれの文頭に「◆」をボタンをクリックする付け、読みやすくしよう。まず「次の 6 都市」と「各都市のホテル」図 3　段落の先頭に「 ◆ 」が表示され、文章が字下げされた。ルーラーの（右インデントマーカー）を左にドラッグするの行を同時に選択し、「書式」メニューから「箇条書きと段落番号」を選択する（図 1）。離れた場所を同時選択するときは、2 つめ以降を［Ctrl］キーを押しながら選択すれば日経パソコン　2010.12.13 93