ボールリテーナ入りLMガイド SVR/SVS

新製品
®
ボールリテーナ入りLMガイド
超重荷重・高剛性タイプ
防塵性能の向上
工作機械に最適
SVR/SVS
CATALOG No.356-2
ボールリテーナ入りLMガイド
機械の運動は、回転運動と直線運動およびその組合せで成り立っています。そしてその運動部は、「すべり」か
ら「ころがり」へと進化を見せています。
回転運動の「ころがり」化は、100年以上も前にボールベアリングの登場によって実現されました。その後、ボ
ールベアリングは、初期の総ボールタイプから、ボール同士が接触せず整列配置が可能であるリテーナ付きタイ
プへと進化したことにより、飛躍的に性能が向上しました。
一方、直線運動では、1972年にTHKが開発、製品化した直線運動案内「LMガイド」が、「ころがり」化を実現
する画期的な製品として、産業用機器を中心に採用が進みました。この「LMガイド」も、1996年に総ボールタ
イプから「ボールリテーナ入りLMガイド」への進化とともに飛躍的に性能が向上し、採用範囲がさまざまな産
業分野に拡大しています。
ボールリテーナ入りLMガイドの特長
総ボールタイプの構造
ボール
ボール同士の点接触により高面圧
●ボール同士が完全な点接触をするので、接触部分の
単位面圧が高く、油膜切れが起こり易い。
●ボール同士の相互摩擦により摩耗を生じます。
●ボール同士の相互摩擦により衝突音が発生します。
●上記原因により寿命が短い。
1
ボールリテーナの構造
油膜接触
ボールリテーナとボールの接触
により極めて低い面圧
ボール同士の相互摩擦がなくなることにより
●油膜切れが起こりにくくなります。
●摩耗が少なくなります。
●高速回転時の発熱が抑えられます。
●潤滑油の劣化が抑えられます。
●衝突音が抑えられます。
●ボールが均一に整列されているため滑らかに動きます。
●リテーナにより潤滑性が向上します。
●上記特長により長寿命が実現します。
超重荷重・高剛性タイプ
防塵性能の向上、工作機械に最適
SVR/SVS
LMブロック
90
。
40 。
プロテクタ
ラジアルタイプ SVR形
断面図
LMレール
ボールリテーナ
50
40 。
ボール
。
4方向タイプ SVS形
断面図
SVR/SVS形の構造
SVR/SVS形は、ボールリテーナ入りLMガイドシリーズの中でも高い剛性と負荷荷重能力があります。さらに、
工作機械などの使用環境を考慮した豊富なオプションによって防塵性能を強化することで、LMガイドの性能維
持と高い信頼性を実現しました。
※1 SNR/SNS形とは取付け寸法互換があります。
※2 SVR/SVS形は、剛性が非常に高いため、取付け面のミスアライメントや組付け誤差の影響を受けやすい構造になっています。
このような影響を受けた場合、寿命低下や動きに支障をきたす恐れがありますのでご検討の際はTHKまでお問い合わせくださ
い。
● 超重荷重・ダンピングの向上
● 防塵性能の向上
SVR/SVS形は、転動面にボール径に近似した曲率を持つサー
新開発のプロテクタにより異物除去機能を向上させ、防塵性能
キュラーアーク形の深溝を採用。負荷荷重の増加に伴いボール
を強化しました。更にサイドスクレーパの採用によりLMブロ
接触面積が増大し、大きな負荷能力が得られ、更にダンピング
ック内への異物の侵入を低減させることで、悪環境下でも長期
(減衰性)も向上します。
にわたりLMガイドの性能を維持します。
● 高剛性
● 豊富なオプション
SVR/SVS形は、ボールリテーナ入りLMガイドの中でも高い
エンドシール、インナシール、サイドシール、積層形接触スク
剛性を実現しています。
レーパLaCS、プロテクタ、サイドスクレーパ、GCキャップ
また、同一寸法でラジアルタイプのSVR形、4方向タイプの
等を用意し、さまざまな使用環境への対応が可能です。
SVS形をラインナップしており、
仕様に応じてお選び頂けます。
2
● SVR/SVS形 防塵性能評価
SVR/SVS形は、微細粉や液体等の異物が存在する過酷な環境でも製品性能を維持することができます。
■試験条件
項目
試験品
最高速度
ストローク
封入グリース
内容
SVS45LR1TTHHYYC1ѿ2880LP҂2set
200m/min
2500mm
THK AFB-LFグリース
異物
環境条件
クーラント
種類:ハイクリーンパウダー 125メッシュ(アトマイズ粉)
散布量:0.4g/20min
水溶性クーラント
散布量:0.2cc/10s
水溶性クーラント散布
異物散布
試験品
ストローク
■SVR/SVS形 装着オプション(TTHHYY仕様)
ダブルシール
LaCS
プロテクタ
サイドスクレーパ
TTHHYY仕様
ダブルシール(→P.25∼26)
積層形接触スクレーパLaCS(→P.25∼26)
プロテクタ(→P.29)
サイドスクレーパ(→P.27)
■試験結果
試験品 2
3000km未破損、
継続走行を達成
試験品 1
0
1000
2000
3000
4000
5000
走行距離[km]
クーラントや異物が入る過酷環境下における3000km
走行時でも、SVR/SVS形は製品性能を維持し続けます。
3000km走行時での試験品
3
● SVR/SVS形 剛性性能評価
SVR/SVS形は従来の4方向タイプ LMガイドと同等以上の剛性を有します。
【剛性データ】
LMブロックに作用する4方向(ラジアル方向・逆ラジアル・横方向)に対する剛性値とします。
■ラジアル剛性
荷重 F
80
変位量[μm]
70
60
SVS 45L(予圧:C0)
SNS 45L(予圧:C0)
50
40
30
20
10
00
10
20
30
40
50
60
50
60
50
60
作用荷重F[kN]
ラジアル剛性
■逆ラジアル剛性
荷重 F
80
変位量[μm]
70
SVS 45L(予圧:C0)
SNS 45L(予圧:C0)
60
50
40
30
20
10
00
10
20
30
40
作用荷重F[kN]
逆ラジアル剛性
■水平剛性
80
変位量[μm]
70
荷重 F
60
SVS 45L(予圧:C0)
SNS 45L(予圧:C0)
50
40
30
20
10
00
10
20
30
40
作用荷重F[kN]
水平剛性
4
SVR/SVS Outline
SVR/SVS 製品概要
超重荷重・高剛性、防塵性能の向上。
ラジアルタイプ SVR形、4方向タイプ SVS形の選択が可能です。
主な用途
マシニングセンタ/NC旋盤/研削盤/五面加工機
SVR-R
/SVS-R形
●SVR/SVS 25R ●SVR/SVS 45R
LMブロックの幅(W)
を狭くし、
●SVR/SVS 30R ●SVR/SVS 55R
タップ加工を施したタイプです。
●SVR/SVS 35R ●SVR/SVS 65R
テーブル幅にスペースのない箇所に使用します。
W
SVR-LR
/SVS-LR形
SVR/SVS-R形と同一断面形状でLMブロッ ●SVR/SVS 25LR ●SVR/SVS 45LR
ク全長
(L)
を長くし、定格荷重を増加させた ●SVR/SVS 30LR ●SVR/SVS 55LR
●SVR/SVS 35LR ●SVR/SVS 65LR
タイプです。
L
SVR-C
/SVS-C形
LMブロックのフランジ部にタップ加工を施しています。 ●SVR/SVS 25C ●SVR/SVS 45C
●SVR/SVS 30C ●SVR/SVS 55C
上下どちらからでも取付けが可能です。
●SVR/SVS 35C ●SVR/SVS 65C
テーブルに取付けボルト用の貫通穴があけられな
い場合に使用します。
SVR-LC
/SVS-LC形
SVR/SVS-C形と同一断面形状でLMブロッ ●SVR/SVS 25LC ●SVR/SVS 45LC
ク全長
(L)
を長くし、定格荷重を増加させた ●SVR/SVS 30LC ●SVR/SVS 55LC
●SVR/SVS 35LC ●SVR/SVS 65LC
タイプです。
L
5
SVR/SVS OUTLINE
製品概要
受注対応品
●SVR/SVS 35RH
●SVR/SVS 45RH
●SVR/SVS 55RH
SVR-RH/SVS-RH形
高さ
(M)
と幅
(W)
寸法はSHS形、HSR形に準じ、
LMブロックにタップ加工を施したタイプです。
M
W
●SVR/SVS 35LRH
●SVR/SVS 45LRH
●SVR/SVS 55LRH
SVR-LRH/SVS-LRH形
SVR/SVS-RH形と同一断面形状でLMブロック全長
(L)
を長くし、
定格荷重を増加させたタイプです。
L
SVR-CH/SVS-CH形
●SVR/SVS 35CH
●SVR/SVS 45CH
●SVR/SVS 55CH
高さ
(M)
と幅
(W)
寸法はSHS形、HSR形に準じ、
LMブロックのフランジ部にタップ加工を施したタイプです。
M
W
SVR-LCH/SVS-LCH形
SVR/SVS-CH形と同一断面形状でLMブロック全長
(L)
を長くし、
定格荷重を増加させたタイプです。
●SVR/SVS 35LCH
●SVR/SVS 45LCH
●SVR/SVS 55LCH
L
6
※1
SVR/SVS形
寸法表
各方向の定格荷重
SVR-R/LR形→P.13∼
SVS-R/LR形→P.15∼
SVR-C/LC形→P.17∼
SVS-C/LC形→P.19∼
SVR-RH/LRH形→P.21∼
SVS-RH/LRH形→P.21∼
SVR-CH/LCH形→P.22∼
SVS-CH/LCH形→P.22∼
SVR/SVS形は、ラジアル方向・逆ラジア
ル方向・横方向すべての方向の荷重を負荷
できます。
基本定格荷重は右図のラジアル方向の値を示し、
その値はSVR/SVS形寸法表中※1に記載されて
います。逆ラジアル方向および横方向の値は下
表により求められます。
逆ラジアル方向
PL
ラジアル方向
CL
C
C0L
C0
PR
CT
CT
C0T
C0T
PT
PT
横方向
横方向
SVR/SVS形 各方向の基本定格荷重
SVR形
基本動定格荷重 基本静定格荷重
C
C0
ラジアル方向
CL=0.64C
C0L=0.64C0
逆ラジアル方向
CT=0.47C
C0T=0.38C0
横方向
方 向
SVS形
基本動定格荷重 基本静定格荷重
C0
C
ラジアル方向
C0L=0.84C0
CL=0.84C
逆ラジアル方向
C0T=0.85C0
CT=0.92C
横方向
方 向
等価荷重
SVR形のLMブロックが逆ラジアル荷重と横方向荷重を同時に負荷する場合の等価荷重は、
次式により求められます。
PE=X・PL+Y・PT
PE
:等価荷重
PL
:逆ラジアル荷重
PT
:横方向荷重
表1
[N]
・逆ラジアル方向
SVR形の等価係数
PE
逆ラジアル方向等価荷重
X
1
Y
1.678
[N]
[N]
X, Y :等価係数
(表1参照)
SVS形のLMブロックがラジアル荷重と横方向荷重、逆ラジアル荷重と横方向荷重を同時に
負荷する場合の等価荷重は、次式により求められます。
PE=X・PR(PL)+Y・PT
PE
:等価荷重
[N]
・ラジアル方向
表2
SVS形の等価係数
(ラジアル荷重と横方向荷重を負荷する場合)
PE
ラジアル方向等価荷重
X
1
Y
0.935
・逆ラジアル方向
PR
:ラジアル荷重
PL
:逆ラジアル荷重
[N]
PT
:横方向荷重
[N]
X, Y :等価係数
7
[N]
(表2, 3参照)
表3
SVS形の等価係数
(逆ラジアル荷重と横方向荷重を負荷する場合)
PE
逆ラジアル方向等価荷重
X
1
Y
1.02
SVR/SVS OUTLINE
製品概要
※1 基本動定格荷重(C)
寿命
LMガイドの寿命は同じように製作されたものを同一運転条件で使用しても、バラツキがあり
ます。このためLMガイドの寿命を求める目安として、次のように定義された定格寿命を使用し
ます。
●定格寿命
L = (
一群の同じLMガイドを同じ条件で個々に運動させ
たとき、そのうちの90%がフレーキング
(金属表面
のうろこ状のはく離)
をおこすことなく到達できる
総走行距離をいいます。
●寿命時間
復回数が一定の場合、寿命時間は右式により求め
られます。
50
L :定格寿命
[km] fH :硬さ係数
C :基本動定格荷重※1 [N] fT :温度係数
PC :計算荷重
[N] fC :接触係数
fW :荷重係数
Lh =
定格寿命(L)が求められると、ストローク長さと往
C 3
fH · fT · fC
·
)
fW
PC
2
(図1)
(表1)
(表2)
L 106
RS n1 60
Lh :寿命時間
Rs :ストローク長さ
n1 :毎分往復回数
[h]
[mm]
[min-1]
■fT:温度係数
LMガイドの負荷能力を十分発揮させるためには、転動面の
硬さをHRC58∼64とする必要があります。この硬さより低
い場合、基本動定格荷重および基本静定格荷重が低下します
ので、それぞれに硬さ係数(fH)を乗じます。通常、LMガイド
は十分な硬さが確保されているのでfH=1.0になります。
ボールリテーナ入りLMガイドの使用温度は通常80℃以下の
ため、fT =1.0になります。
硬さ係数 fH
■fH:硬さ係数
1.0
0.9
0.8
0.7
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
60
一群の同じLMガイドを同
じ条件で個々に運動させ
た 時 、定 格 寿 命(L)が
50kmとなるような方向と
大きさの変動しない荷重
をいいます。
■fW:荷重係数
一般的に往復運動をする機械は運転中に振動や衝撃を伴う
ものが多く、特に高速運転時に発生する振動や、常時繰返さ
れる起動停止時の衝撃などのすべてを正確に求めることは困
難です。したがって、速度・振動の影響が大きい場合は、経験
的に得られた表2の荷重係数を基本動定格荷重
(C)
に除して
ください。
表2 荷重係数(fW)
振動・衝撃
50
40
30
20
転動面硬さ
(HRC)
10
図1 硬さ係数(fH)
■fC:接触係数
LMブロックを密着状態で使用する場合では、モーメント荷重
や取付面精度が影響し均一な荷重分布を得ることが難しいた
め、複数のブロックを密着使用する場合は表1の接触係数を
に乗じてください。
基本定格荷重(C)
(
、C0)
速度(V)
中
微速の場合
V≦0.25m/s
低速の場合
0.25<V≦1m/s
中速の場合
1<V≦2m/s
大
高速の場合
V>2m/s
微
小
fW
1.0~1.2
1.2~1.5
1.5~2.0
2.0~3.5
注)大型の装置に不均一な荷重分布が予想される場合は表1の接
触係数を考慮してください。
表1 接触係数(fC)
密着時のブロック数
2
3
4
5
6以上
通常使用
接触係数 fC
0.81
0.72
0.66
0.61
0.60
1.00
8
※1 予圧
LMブロックの剛性を高める
ため、あらかじめ転動体
(ボ
ール)
に与える内部荷重を
いいます。なお、SVR/SVS
形は、すべてご指定のすき
ま調整がなされた状態で出
荷されますので、予圧の調
整が不要です。
ラジアルすきま規格
LMガイドのラジアルすきまは、走り精度、耐荷
ラジアルすきま
重性能や剛性に大きく影響するので、用途に応
じた適切なすきまの選定が大切です。
一般的には、往復運動から生じる振動・衝撃を考慮し
て、マイナスすきま
(予圧※1を与えた状態)
を選定する
ことが寿命および精度に好影響をもたらします。
表示記号
呼び形番
25
30
35
45
55
65
9
普 通
無記号
– 3 ~ +2
– 4 ~ +2
– 4 ~ +2
– 5 ~ +3
– 6 ~ +3
– 8 ~ +3
軽予圧
C1
– 6~– 3
– 8~– 4
– 8~– 4
–10 ~ – 5
–11 ~ – 6
–14 ~ – 8
単位:μm
中予圧
C0
– 9~– 6
–12 ~ – 8
–12 ~ – 8
–15 ~ –10
–16 ~ –11
–20 ~ –14
SVR/SVS OUTLINE
製品概要
※1
精度規格
LMレールを基準ベース面
にボルトで締付けた状態
で、 LMブロックをLMレー
ルの全長にわたり走行させ
たときの、LMブロックとLM
レール基準面部同士の平
行度誤差。
C
SVR/SVS形の精度は、走り平行度※1、高さ・幅の
寸法許容差、1軸に数個のLMブロックを使用する
D
場合や、同一平面上に数軸取付ける場合に必要と
なる高さ・幅のペア相互差※2,※3を各形番ごとに規定
走り平行度
M
しています。
※2 高さMのペア相互差
同一平面上に組合される
各々のLMブロックの、高さ
(M)寸法の、最小値と最
大値の差。
SVR/SVS形の精度は、下表の示すように並級
(無記号)
、
上級(H)
、精密級(P)
、超精密級(SP)
および超超精密級
A
B
(UP)
に分類されます。
W2
※3 幅W2のペア相互差
呼び形番
25
30
35
45
55
65
精度規格
項目
高さMの寸法許容差
高さMのペア相互差
幅W2の寸法許容差
幅W2のペア相互差
A 面に対する
□
C 面の走り平行度
□
B 面に対する
□
D 面の走り平行度
□
高さMの寸法許容差
高さMのペア相互差
幅W2の寸法許容差
幅W2のペア相互差
A 面に対する
□
C 面の走り平行度
□
B 面に対する
□
D 面の走り平行度
□
高さMの寸法許容差
高さMのペア相互差
幅W2の寸法許容差
幅W2のペア相互差
A 面に対する
□
C 面の走り平行度
□
B 面に対する
□
D 面の走り平行度
□
並級
無記号
± 0.08
0.02
± 0.07
0.025
上級
H
± 0.04
0.015
± 0.03
0.015
精密級
P
0
– 0.04
0.007
0
– 0.03
0.007
超精密級
SP
0
– 0.02
0.005
0
– 0.015
0.005
―
50
80
125
200
250
315
400
500
630
800
1000
1250
1600
2000
2500
50
80
125
200
250
315
400
500
630
800
1000
1250
1600
2000
2500
3090
0.003
0
– 0.01
0.003
下表による
± 0.08
0.025
± 0.07
0.03
± 0.04
0.015
± 0.04
0.015
0
– 0.05
0.007
0
– 0.04
0.007
0
– 0.03
0.005
0
– 0.025
0.005
0
– 0.015
0.003
0
– 0.015
0.003
下表による
下表による
± 0.08
0.03
± 0.08
0.03
± 0.04
0.02
± 0.04
0.02
0
– 0.05
0.01
0
– 0.05
0.01
0
– 0.04
0.007
0
– 0.04
0.007
0
– 0.03
0.005
0
– 0.03
0.005
下表による
下表による
SVR/SVS形 LMレール長さと走り平行度
以下
0
– 0.01
1本のLMレールに組合され
る各々のLMブロックとLM
レール間の幅
(W2)
寸法の、
最大値と最小値の差。
下表による
LMレール長さ(mm)
こえる
単位:mm
超超精密級
UP
並級
無記号
5
5
5
5
6
7
8
9
11
12
13
15
16
18
20
21
走り平行度の値
上級
精密級
H
P
3
2
3
2
3
2
3.5
2
4
2.5
4.5
3
5
3.5
6
4.5
7
5
8.5
6
9
6.5
11
7.5
12
8
13
8.5
14
9.5
16
11
単位:μm
超精密級
SP
1.5
1.5
1.5
1.5
1.5
1.5
2
2.5
3
3.5
4
4.5
5
5.5
6
6.5
超超精密級
UP
1
1
1
1
1
1
1.5
1.5
2
2
2.5
3
4
4.5
5
5.5
10
取付面の肩の高さとすみの半径
LMブロックとLMレールの取付面には、通常、組付け易さや高精度な位置合わせを可能にする
ため側面に突きあてを設けます。
取付面のすみは、LMブロックやLMレールの面取りと干渉しないように逃げをつけるか、すみの半径r以下
に加工してください。
r
r
H3
H2
H1
r
r
LMブロック部
LMレール部
単位:mm
呼び形番
25
30
35
45
55
65
11
すみの半径
r(最大)
0.5
1
1
1
1.5
1.5
LMレール部の肩の高さ LMブロック部の肩の高さ
H1
H2
4
5
6
8
10
10
5
5
6
8
10
10
H3
5.5
7
9
11.6
14
15
SVR/SVS OUTLINE
製品概要
2軸の平行度誤差許容値
通常の使用では寿命に影響をおよぼさ
ない2軸の平行度誤差許容値
(P)
を各形
番ごとに示します。
■SVR形
呼び形番
25
30
35
45
55
65
単位:μm
C0すきま
14
19
21
25
32
39
C1すきま
15
21
25
28
35
42
普通すきま
21
28
35
42
49
56
C0すきま
10
14
15
18
23
28
C1すきま
11
15
18
20
25
30
普通すきま
15
20
25
30
35
40
■SVS形
呼び形番
25
30
35
45
55
65
単位:μm
2軸の上下レベル誤差許容値
表中の値は、軸間距離500mmあたり
の2軸の上下レベル誤差許容値(S)
を示
し、軸間距離に比例します。
■SVR形
呼び形番
25
30
35
45
55
65
単位:μm
C0すきま
35
45
60
70
85
100
C1すきま
43
55
75
85
105
125
普通すきま
65
85
105
125
150
175
C0すきま
49
63
84
98
119
140
C1すきま
60
77
105
119
147
175
普通すきま
91
119
147
175
210
245
■SVS形
呼び形番
25
30
35
45
55
65
単位:μm
12
Model SVR-R/SVR-LR
SVR-R形/SVR-LR形 寸法表
MA
MC
W
4-S×R
(E)
L
L1
C
B
φd2
T
(K)
M
※1
e0
4-φD0
f0
N
MB
M1
h
H3
φd1
W2
F
W1
SVR-R形/LR形
SVR-R形
外形寸法
呼び形番
SVR 25R
SVR 25LR
SVR 30R
SVR 30LR
SVR 35R
SVR 35LR
SVR 45R
SVR 45LR
SVR 55R
SVR 55LR
SVR 65R
SVR 65LR
■
LMブロック寸法
高さ
幅
長さ
M
W
L
31
50
38
60
44
70
52
86
63
100
75
126
呼び形番の構成例
82.8
102.0
98.0
120.5
109.5
135.0
138.2
171.0
163.3
200.5
186.0
246.0
B
032
040
050
060
065
076
C
035
050
040
060
050
072
060
080
075
095
070
110
S✕R
L1
61.4
80.6
72.1
M8✕10
94.6
79.0
M8✕12
104.5
105.0
M10✕17
137.8
123.6
M12✕18
160.8
143.6
M16✕20
203.6
M6✕8
N
f0
E
e0
D0
グリース
ニップル
H3
9.7 25.5
7.8
5.1
12
4.5
3.9
B-M6F
5.5
9.7 31.0
10.3
7.0
12
6.5
3.9
B-M6F
7.0
11.7 35.0
12.1
8.0
12
6.0
5.2
B-M6F
9.0
14.7 40.4
13.9
8.0
16
8.5
5.2
B-PT1/8 11.6
17.7 49.0
16.6 10.0
16
10.0
5.2
B-PT1/8 14.0
21.6 60.0
19.0 15.0
16
8.7
8.2
B-PT1/8 15.0
T
K
SVR45 LR 2 QZ TTHH C0 +1200L P T -Ⅱ
z
x c
v
b
n
m
, .
⁄0
z呼び形番 xLMブロックの種類 c1軸に組合せるLMブロックの個数 v潤滑装置QZ付き b防塵用部品記号(P.25参照)
nラジアルすきま記号
(P.9参照) mLMレール長さ
(mm表示) ,精度記号
(P.10参照) .LMレール継ぎ記号 ⁄0同一平面に使用される軸数記号
(2軸使用の場合の必要数は、2setとなります。)
注 この呼び形番はLMブロックとLMレールで1setとします。
潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。
13
MA
6-S×R
(E)
L
e0
L1
※1
4-φD0
C
〃
φd2
〃
f0
N
h
M1
φd1
F
SVR-LR形
単位:mm
LMレール寸法
幅
W1
0
−0.05
高さ ピッチ
W2
M1
F
d1✕d2✕h
基本定格荷重
長さ
Max※2
25
12.5
17
40
6✕9.5✕8.5
2500
28
16
21
80
7✕11✕9
3000
34
18
24.5
80
9✕14✕12
3000
45
20.5
29
105
14✕20✕17
3090
53
23.5
36.5
120
16✕23✕20
3060
63
31.5
43
150
18✕26✕22
3000
C
48
57
68
81
90
108
132
161
177
214
260
340
MA
C0
[kN] [kN]
68
86
99
126
115
159
173
231
238
312
328
481
質 量
静的許容モーメント[kN・m ]※3
1個
2個密着
0.569 2.95
0.890 4.74
0.859 5.07
7.78
1.52
7.19
1.19
2.21 11.1
2.61 13.0
3.98 20.8
3.78 20.5
6.35 30.8
6.18 33.7
60.2
12.8
MB
1個
0.391
0.612
0.588
1.04
0.812
1.50
1.80
2.75
2.59
4.35
4.11
8.52
2個密着
MC
1個
0.720
2.61
0.912
4.21
1.09
4.29
1.48
6.61
1.65
6.17
2.28
9.63
3.51
11.8
4.39
18.8
5.13
18.6
6.73
28.0
8.47
28.3
12.4
50.7
LMブロック LMレール
[kg]
0.4
0.5
0.7
0.9
1
1.3
1.8
2.3
3.3
4.3
6.0
8.5
[kg/m]
2.9
4.2
6.0
9.5
14
19.6
注 ※1 横ニップル用下穴はLMブロック内への異物の侵入を避けるため貫通していません。
また、ご指示いただければグリースニップルの取付けはTHKで行いますので、横ニップル用下穴をグリースニップル取付け以外の目的で使用しないでください。
※2 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。
※3 静的許容モーメント
1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値
2個:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値
14
Model SVS-R/SVS-LR
SVS-R形/SVS-LR形 寸法表
MA
MC
W
4-S×R
(E)
L
L1
C
B
φd2
T
(K)
M
※1
e0
4-φD0
f0
N
MB
M1
h
H3
φd1
W2
F
W1
SVS-R形/LR形
SVS-R形
外形寸法
呼び形番
SVS 25R
SVS 25LR
SVS 30R
SVS 30LR
SVS 35R
SVS 35LR
SVS 45R
SVS 45LR
SVS 55R
SVS 55LR
SVS 65R
SVS 65LR
■
LMブロック寸法
高さ
幅
長さ
M
W
L
31
50
38
60
44
70
52
86
63
100
75
126
呼び形番の構成例
82.8
102.0
98.0
120.5
109.5
135.0
138.2
171.0
163.3
200.5
186.0
246.0
B
32
40
50
60
65
76
C
35
50
40
60
50
72
60
80
75
95
70
110
S✕R
L1
61.4
80.6
72.1
M8✕10
94.6
79.0
M8✕12
104.5
105.0
M10✕17
137.8
123.6
M12✕18
160.8
143.6
M16✕20
203.6
M6✕8
N
f0
E
e0
D0
グリース
ニップル
H3
9.7 25.5
7.8
5.1
12
4.5
3.9
B-M6F
5.5
9.7 31.0
10.3
7.0
12
6.5
3.9
B-M6F
7.0
11.7 35.0
12.1
8.0
12
6.0
5.2
B-M6F
9.0
14.7 40.4
13.9
8.0
16
8.5
5.2
B-PT1/8 11.6
17.7 49.0
16.6 10.0
16
10.0
5.2
B-PT1/8 14.0
21.6 60.0
19.0 15.0
16
8.7
8.2
B-PT1/8 15.0
T
K
SVS45 LR 2 QZ TTHH C0 +1200L P T -Ⅱ
z
x c
v
b
n
m
, .
⁄0
z呼び形番 xLMブロックの種類 c1軸に組合せるLMブロックの個数 v潤滑装置QZ付き b防塵用部品記号
(P.25参照)
nラジアルすきま記号
(P.9参照) mLMレール長さ
(mm表示) ,精度記号
(P.10参照)
) .LMレール継ぎ記号 ⁄0同一平面に使用される軸数記号
注
15
この呼び形番はLMブロックとLMレールで1setとします。
(2軸使用の場合の必要数は、2setとなります。)
潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。
MA
6-S×R
(E)
L
e0
L1
※1
4-φD0
C
〃
φd2
M1
〃
f0
N
h
φd1
F
SVS-LR形
単位:mm
LMレール寸法
幅
W1
d1✕d2✕h
長さ
Max※2
40
6✕9.5✕8.5
2500
21
80
7✕11✕9
3000
18
24.5
80
9✕14✕12
3000
45
20.5
29
105
14✕20✕17
3090
53
23.5
36.5
120
16✕23✕20
3060
63
31.5
43
150
18✕26✕22
3000
高さ ピッチ
0
−0.05
W2
25
12.5
17
28
16
34
M1
F
静的許容モーメント[kN・m]※3
基本定格荷重
C
C0
[kN] [kN]
37
44
52
62
69
83
101
123
136
164
199
261
52
66
76
96
88
122
133
177
182
239
251
368
MB
MA
1個
0.534
0.837
0.807
1.43
1.11
2.05
2.45
3.74
3.55
5.95
5.79
12.0
2個密着
1個
2.77 0.578
4.44 0.908
4.74 0.868
7.28 1.55
6.78 1.20
2.22
10.5
2.67
12.3
4.08
19.6
3.85
19.2
6.49
28.8
6.05
31.6
56.4 12.5
2個密着
MC
1個
2.33
0.639
3.75
0.810
4.01
0.969
6.17
1.31
5.64
1.47
8.79
2.03
10.3
3.15
16.5
3.94
16.3
4.56
24.5
5.99
27.2
7.52
48.8
11.0
質 量
LMブロック LMレール
[kg]
0.4
0.5
0.7
0.9
1
1.3
1.8
2.3
3.3
4.3
6.0
8.5
[kg/m]
2.9
4.2
6.0
9.5
14
19.6
注 ※1 横ニップル用下穴はLMブロック内への異物の侵入を避けるため貫通していません。
また、ご指示いただければグリースニップルの取付けはTHKで行いますので、横ニップル用下穴をグリースニップル取付け以外の目的で使用しないでください。
※2 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。
※3 静的許容モーメント
1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値
2個:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値
16
Model SVR-C/SVR-LC
SVR-C形/SVR-LC形 寸法表
MA
MC
4-S
(E)
W
(φH 通シ)
L
※1
e0
L1
B
4-φD0
C
φd2
(K)
M
f0
N
t T T1
MB
h
M1
H3
φd1
W2
W1
F
SVR-C形/LC形
SVR-C形
外形寸法
呼び形番
SVR 25C
SVR 25LC
SVR 30C
SVR 30LC
SVR 35C
SVR 35LC
SVR 45C
SVR 45LC
SVR 55C
SVR 55LC
SVR 65C
SVR 65LC
■
LMブロック寸法
高さ
幅
長さ
M
W
L
31
72
38
90
44
100
52
120
63
140
75
170
82.8
102
98
120.5
109.5
135
138.2
171
163.3
200.5
186
246
呼び形番の構成例
B
C
S
H
M8
6.8
072 052 M10
8.5
082 062 M10
8.5
059 045
100 080 M12 10.5
116 095 M14 12.5
142 110 M16 14.5
L1
61.4
80.6
72.1
94.6
79.0
104.5
105.0
137.8
123.6
160.8
143.6
203.6
D0
グリース
ニップル
5.1 12
4.5 3.9
B-M6F
5.5
31.0 10.3
7.0 12
6.5 3.9
B-M6F
7.0
16
35.0 12.1
8.0 12
6.0 5.2
B-M6F
9.0
20
40.4 13.9
8.0 16
8.5 5.2 B-PT1/8 11.6
t
T
T1
K
N
f0
16
14.8
12
25.5
7.8
18.1 16.9
14
20.1 18.9
22.1 20.6
E
e0
24
22.5
22
49.0 16.6 10.0 16 10.0 5.2 B-PT1/8 14.0
28
26.0
25
60.0 19.0 15.0 16
8.7 8.2 B-PT1/8 15.0
SVR45 LC 2 QZ TTHH C0 +1200L P T -Ⅱ
z
x c
v
b
n
m
, .
⁄0
z呼び形番 xLMブロックの種類 c1軸に組合せるLMブロックの個数 v潤滑装置QZ付き b防塵用部品記号
(P.25参照)
nラジアルすきま記号
(P.9参照) mLMレール長さ
(mm表示) ,精度記号
(P.10参照) .LMレール継ぎ記号 ⁄0同一平面に使用される軸数記号
注
17
H3
この呼び形番はLMブロックとLMレールで1setとします。
(2軸使用の場合の必要数は、2setとなります。)
潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。
MA
6-S
(E)
(φH 通シ)
L
e0
L1
※1
4-φD0
C
〃
φd2
〃
f0
N
h
M1
φd1
F
SVR-LC形
単位:mm
LMレール寸法
幅
W1
0
−0.05
高さ ピッチ
W2
M1
F
d1×d2×h
基本定格荷重
長さ
Max※2
25
23.5
17
40
6✕9.5✕8.5
2500
28
31
21
80
7✕11✕9
3000
34
33
24.5
80
9✕14✕12
3000
45
37.5
29
105
14✕20✕17
3090
53
43.5
36.5
120
16✕23✕20
3060
63
53.5
43
150
18✕26✕22
3000
C
MA
C0
[kN] [kN]
48
57
68
81
90
108
132
161
177
214
260
340
静的許容モーメント[kN・m ]※3
68
86
99
126
115
159
173
231
238
312
328
481
1個
0.569
0.890
0.859
1.52
1.19
2.21
2.61
3.98
3.78
6.35
6.18
12.8
2個密着
2.95
4.74
5.07
7.78
7.19
11.1
13.0
20.8
20.5
30.8
33.7
60.2
MB
1個
0.391
0.612
0.588
1.04
0.812
1.50
1.80
2.75
2.59
4.35
4.11
8.52
2個密着
MC
1個
2.61 0.720
4.21 0.912
4.29 1.09
6.61 1.48
6.17 1.65
9.63 2.28
3.51
11.8
4.39
18.8
5.13
18.6
6.73
28.0
8.47
28.3
50.7 12.4
質 量
LMブロック LMレール
[kg]
0.6
0.8
1.1
1.5
1.6
2
2.7
3.6
4.5
5.9
7.8
11.0
[kg/m]
2.9
4.2
6.0
9.5
14
19.6
注 ※1 横ニップル用下穴はLMブロック内への異物の侵入を避けるため貫通していません。
また、ご指示いただければグリースニップルの取付けはTHKで行いますので、横ニップル用下穴をグリースニップル取付け以外の目的で使用しないでください。
※2 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。
※3 静的許容モーメント
1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値
2個:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値
18
Model SVS-C/SVS-LC
SVS-C形/SVS-LC形 寸法表
MA
MC
4-S
(E)
W
(φH 通シ)
L
※1
e0
L1
B
4-φD0
C
φd2
t T T1
(K)
M
f0
N
MB
h
M1
H3
φd1
W2
W1
F
SVS-C形/LC形
SVS-C形
外形寸法
呼び形番
SVS 25C
SVS 25LC
SVS 30C
SVS 30LC
SVS 35C
SVS 35LC
SVS 45C
SVS 45LC
SVS 55C
SVS 55LC
SVS 65C
SVS 65LC
■
LMブロック寸法
高さ
幅
長さ
M
W
L
31
72
38
90
44
100
52
120
63
140
75
170
B
C
82.8
59 45
102.0
98.0
72 52
120.5
109.5
82 62
135.0
138.2
100 80
171.0
163.3
116 95
200.5
186.0
142 110
246.0
呼び形番の構成例
S
H
M8
6.8
M10
8.5
M10
8.5
M12 10.5
M14 12.5
M16 14.5
L1
61.4
80.6
72.1
94.6
79.0
104.5
105.0
137.8
123.6
160.8
143.6
203.6
e0
D0
グリース
ニップル
4.5
3.9
B-M6F
5.5
12
6.5
3.9
B-M6F
7.0
12.1 8
12
6.0
5.2
B-M6F
9.0
20
40.4 13.9 8
16
8.5
5.2 B-PT1/8 11.6
16 10.0
5.2 B-PT1/8 14.0
8.7
8.2 B-PT1/8 15.0
t
T
T1
K
16
14.8
12
25.5
18.1 16.9
14
31
10.3 7
20.1 18.9
16
35
22.1 20.6
N
f0
E
7.8 5.1 12
24
22.5
22
49
16.6 10
28
26.0
25
60
19
15
16
SVS45 LC 2 QZ TTHH C0 +1200L P T -Ⅱ
z
x c
v
b
n
m
, .
⁄0
z呼び形番 xLMブロックの種類 c1軸に組合せるLMブロックの個数 v潤滑装置QZ付き b防塵用部品記号
(P.25参照)
nラジアルすきま記号
(P.9参照) mLMレール長さ(mm表示) ,精度記号
(P.10参照) .LMレール継ぎ記号 ⁄0同一平面に使用される軸数記号
(2軸使用の場合の必要数は、2setとなります。)
注 この呼び形番はLMブロックとLMレールで1setとします。
潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。
19
H3
MA
6-S
(E)
(φH 通シ)
L
e0
L1
※1
4-φD0
C
〃
φd2
〃
f0
N
h
M1
φd1
F
SVS-LC形
単位:mm
LMレール寸法
幅
W1
0
−0.05
高さ ピッチ
W2
M1
F
d1✕d2✕h
基本定格荷重
長さ
Max※2
25
23.5
17
40
6✕9.5✕8.5
2500
28
31
21
80
7✕11✕9
3000
34
33
24.5
80
9✕14✕12
3000
45
37.5
29
105
14✕20✕17
3090
53
43.5
36.5
120
16✕23✕20
3060
63
53.5
43
150
18✕26✕22
3000
C
MA
C0
[kN] [kN]
37
44
52
62
69
83
101
123
136
164
199
261
静的許容モーメント [kN・m ]※3
52
66
76
96
88
122
133
177
182
239
251
368
1個
0.534
0.837
0.807
1.43
1.11
2.05
2.45
3.74
3.55
5.95
5.79
12.0
2個密着
MB
1個
2.77 0.578
4.44 0.908
4.74 0.868
7.28 1.55
6.78 1.20
2.22
10.5
2.67
12.3
4.08
19.6
3.85
19.2
6.49
28.8
6.05
31.6
56.4 12.5
MC
質 量
LMブロック LMレール
2個密着
1個
[kg]
2.33
3.75
4.01
6.17
5.64
8.79
10.3
16.5
16.3
24.5
27.2
48.8
0.639
0.810
0.969
1.31
1.47
2.03
3.15
3.94
4.56
5.99
7.52
11.0
0.6
0.8
1.1
1.5
1.5
2
2.7
3.6
4.5
5.9
7.8
11.0
[kg/m]
2.9
4.2
6.0
9.5
14
19.6
注 ※1 横ニップル用下穴はLMブロック内への異物の侵入を避けるため貫通していません。
また、ご指示いただければグリースニップルの取付けはTHKで行いますので、横ニップル用下穴をグリースニップル取付け以外の目的で使用しないでください。
※2 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。
※3 静的許容モーメント
1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値
2個:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値
20
Model SVR-RH/SVR-LRH SVS-RH/SVS-LRH
SVR-RH形/SVR-LRH形 SVS-RH形/SVS-LRH形 寸法表
受注対応品
MC
MA
W
B
4-S×R
(E)
L
L1
C
e0
※1
4-φD0
T
M
f0
N
φd2
(K)
MB
h
M1
H3
φd1
W2
F
W1
単位:mm
LMブロック寸法
外形寸法
呼び形番
SVR 35RH
SVS 35RH
SVR 35LRH
SVS 35LRH
SVR 45RH
SVS 45RH
SVR 45LRH
SVS 45LRH
SVR 55RH
SVS 55RH
SVR 55LRH
SVS 55LRH
高さ
幅
長さ
M
W
L
B
C
S✕R
K
N
f0
E
e0
D0
グリース
ニップル
H3
070 109.5
50
50
M8✕12
79.0 11.7
46.0
23.1
19
12
6.0
5.2
B-M6F
9.0
55
070 135.0
50
72
M8✕12 104.5 11.7
46.0
23.1
19
12
6.0
5.2
B-M6F
9.0
70
086 138.2
60
60
M10✕17 105.0 14.7
58.4
31.9
26
16
8.5
5.2
B-PT1/8
11.6
70
086 171.0
60
80
M10✕17 137.8 14.7
58.4
31.9
26
16
8.5
5.2
B-PT1/8
11.6
80
100 163.3
75
75
M12✕18 123.6 17.7
66.0
33.6
27
16
10.0
5.2
B-PT1/8
14.0
80
100 200.5
75
95
M12✕18 160.8 17.7
66.0
33.6
27
16
10.0
5.2
B-PT1/8
14.0
幅
W1
0
−0.05
SVR 35RH
SVS 35RH
SVR 35LRH
SVS 35LRH
SVR 45RH
SVS 45RH
SVR 45LRH
SVS 45LRH
SVR 55RH
SVS 55RH
SVR 55LRH
SVS 55LRH
T
55
基本定格荷重
LMレール寸法
呼び形番
L1
高さ ピッチ
W2
M1
F
C
C0
MA
長さ
d1✕d2✕h Max
※2
[kN][kN] 1個 2個密着
34
18
24.5
80 9✕14✕12 3000
34
18
24.5
80 9✕14✕12 3000
45
20.5 29
105 14✕20✕17 3090
45
20.5 29
105 14✕20✕17 3090
53
23.5 36.5 120 16✕23✕20 3060
53
23.5 36.5 120 16✕23✕20 3060
90
69
108
83
132
101
161
123
177
136
214
164
115
88
159
122
173
133
231
177
238
182
312
239
質 量
静的許容モーメント[kN・m ]※3
1.19
1.11
2.21
2.05
2.61
2.45
3.98
3.74
3.78
3.55
6.35
5.95
7.19
6.78
11.1
10.5
13.0
12.3
20.8
19.6
20.5
19.2
30.8
28.8
MB
MC
1個
2個密着
1個
0.812
1.20
1.50
2.22
1.80
2.67
2.75
4.08
2.59
3.85
4.35
6.49
6.17
5.64
9.63
8.79
11.8
10.3
18.8
16.5
18.6
16.3
28.0
24.5
1.65
1.47
2.28
2.03
3.51
3.15
4.39
3.94
5.13
4.56
6.73
5.99
LMブロック LMレール
[kg] [kg/m]
1.5
6.0
2
6.0
3.2
9.5
4.1
9.5
4.7
14
6.2
14
注 ※1 横ニップル用下穴はLMブロック内への異物の侵入を避けるため貫通していません。
また、ご指示いただければグリースニップルの取付けはTHKで行いますので、横ニップル用下穴をグリースニップル取付け以外の目的で使用しないでください。
※2 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。
※3 静的許容モーメント
1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値
2個:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値
■
呼び形番の構成例
SVR35 RH 2 QZ TTHH C0 +920L H T -Ⅱ
z
x c
v
b
n
m
, .
⁄0
z呼び形番 xLMブロックの種類 c1軸に組合せるLMブロックの個数 v潤滑装置QZ付き b防塵用部品記号
(P.25参照)
nラジアルすきま記号
(P.9参照) mLMレール長さ(mm表示) ,精度記号
(P.10参照) .LMレール継ぎ記号 ⁄0同一平面に使用される軸数記号
(2軸使用の場合の必要数は、2setとなります。)
注 この呼び形番はLMブロックとLMレールで1setとします。
潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。
21
Model SVR-CH/SVR-LCH SVS-CH/SVS-LCH
SVR-CH形/SVR-LCH形 SVS-CH形/SVS-LCH形 寸法表
受注対応品
MC
MA
W
B
4-S
(φH 通シ)
(E)
t T T1
L
L1
C
※1
4-φD0
e0
f0
N
φd2
(K)
M
MB
h
M1
H3
φd1
F
W1
W2
単位:mm
LMブロック寸法
外形寸法
呼び形番
SVR 35CH
SVS 35CH
SVR 35LCH
SVS 35LCH
SVR 45CH
SVS 45CH
SVR 45LCH
SVS 45LCH
SVR 55CH
SVS 55CH
SVR 55LCH
SVS 55LCH
高さ
幅
長さ
M
W
L
B
C
S
H
L1
T1
K
N
f0
E
e0
D0
グリース
ニップル
H3
100 109.5 082
62
M10
8.5
79.0 20
19
16
39
16.1 12
12
6.0 5.2
B-M6F
9.0
48
100 135.0 082
62
M10
8.5 104.5 20
19
16
39
16.1 12
12
6.0 5.2
B-M6F
9.0
60
120 138.2 100
80
M12 10.5 105.0 22
20.5
20
48.4 21.9 16
16
8.5 5.2 B-PT1/8 11.6
60
120 171.0 100
80
M12 10.5 137.8 22
20.5
20
48.4 21.9 16
16
8.5 5.2 B-PT1/8 11.6
70
140 163.3 116
95
M14 12.5 123.6 24
22.5
22
56
23.6 17
16
10.0 5.2 B-PT1/8 14.0
70
140 200.5 116
95
M14 12.5 160.8 24
22.5
22
56
23.6 17
16
10.0 5.2 B-PT1/8 14.0
幅
W1
0
−0.05
SVR 35CH
SVS 35CH
SVR 35LCH
SVS 35LCH
SVR 45CH
SVS 45CH
SVR 45LCH
SVS 45LCH
SVR 55CH
SVS 55CH
SVR 55LCH
SVS 55LCH
T
48
基本定格荷重
LMレール寸法
呼び形番
t
高さ ピッチ
W2
M1
F
C
C0
MA
長さ
d1✕d2✕h Max
※2
[kN][kN] 1個 2個密着
34
33
24.5
80 9✕14✕12 3000
34
33
24.5
80 9✕14✕12 3000
45
37.5 29
105 14✕20✕17 3090
45
37.5 29
105 14✕20✕17 3090
53
43.5 36.5 120 16✕23✕20 3060
53
43.5 36.5 120 16✕23✕20 3060
90
69
108
83
132
101
161
123
177
136
214
164
質 量
静的許容モーメント[kN・m ]※3
115
88
159
122
173
133
231
177
238
182
312
239
1.19
1.11
2.21
2.05
2.61
2.45
3.98
3.74
3.78
3.55
6.35
5.95
7.19
6.78
11.1
10.5
13.0
12.3
20.8
19.6
20.5
19.2
30.8
28.8
MB
MC
LMブロック LMレール
1個
2個密着
1個
0.812
1.20
1.50
2.22
1.80
2.67
2.75
4.08
2.59
3.85
4.35
6.49
6.17
5.64
9.63
8.79
11.8
10.3
18.8
16.5
18.6
16.3
28.0
24.5
1.65
1.47
2.28
2.03
3.51
3.15
4.39
3.94
5.13
4.56
6.73
5.99
[kg] [kg/m]
1.7
6.0
2.2
6.0
3
9.5
4.2
9.5
4.4
14
6.5
14
注 ※1 横ニップル用下穴はLMブロック内への異物の侵入を避けるため貫通していません。
また、ご指示いただければグリースニップルの取付けはTHKで行いますので、横ニップル用下穴をグリースニップル取付け以外の目的で使用しないでください。
※2 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。
※3 静的許容モーメント
1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値
2個:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値
■
呼び形番の構成例
SVR45 LCH 2 QZ TTHH C0 +1200L P T -Ⅱ
z
x
c
v
b
n
m
, .
⁄0
z呼び形番 xLMブロックの種類 c1軸に組合せるLMブロックの個数 v潤滑装置QZ付き b防塵用部品記号
(P.25参照)
nラジアルすきま記号
(P.9参照) mLMレール長さ(mm表示) ,精度記号
(P.10参照) .LMレール継ぎ記号 ⁄0同一平面に使用される軸数記号
注 この呼び形番はLMブロックとLMレールで1setとします。(2軸使用の場合の必要数は、2setとなります。)
潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。
22
LMレール標準長さと最大長さ
SVR/SVS形のLMレール標準長さと最大長さを下表に示します。最大長さがこれを超える場合には、つなぎ方式
で製作しますので、THKまでお問い合わせください。
特殊長さをご指定される場合のG寸法は、表中の寸法を推奨します。G寸法が長くなりますと取付け後、その部分
が不安定な傾向になり、精度上悪影響を及ぼすことがあります。
F
G
F
G
L0
SVR/SVS形 LMレール標準長さと最大長さ
呼び形番
L
M
レ
ー
ル
標
準
長
さ
(L0 )
標準 ピッ チF
G
最大長さ
SVR/SVS 25
SVR/SVS 30
SVR/SVS 45
SVR/SVS 55
SVR/SVS 65
230
270
350
390
470
510
590
630
710
750
830
950
990
1070
1110
1190
1230
1310
1350
1430
1470
1550
1590
1710
1830
1950
2070
2190
2310
2430
2470
280
360
440
520
600
680
760
840
920
1000
1080
1160
1240
1320
1400
1480
1560
1640
1720
1800
1880
1960
2040
2200
2360
2520
2680
2840
3000
280
360
440
520
600
680
760
840
920
1000
1080
1160
1240
1320
1400
1480
1560
1640
1720
1800
1880
1960
2040
2200
2360
2520
2680
2840
3000
570
675
780
885
990
1095
1200
1305
1410
1515
1620
1725
1830
1935
2040
2145
2250
2355
2460
2565
2670
2775
2880
2985
3090
780
900
1020
1140
1260
1380
1500
1620
1740
1860
1980
2100
2220
2340
2460
2580
2700
2820
2940
3060
1270
1570
2020
2620
40
15
2500
80
20
3000
80
20
3000
105
22.5
3090
120
30
3060
150
35
3000
SVR/SVS 35
注1)最大長さにつきましては、精度等級により異なりますので、THKまでお問い合わせください。
注2)
つなぎ方式が不可能で、上記最大長さ以上が必要な場合は、THKまでお問い合わせください。
23
単位:mm
SVR/SVS OPTIONS
オプション
SVR/SVS形には防塵・潤滑のための各種関連部品をご用意しています。
用途・設置箇所によってお選びください。
潤滑装置QZ
11
簡易ジャバラ
1 4
5
8
エンドシール
積層形接触スクレーパ
LaCS
サイドスクレーパ本体
10
プロテクタ
7
サイドスクレーパケース
インナシール
3
LMレール取付け穴
専用キャップGC形
9
※特殊レール対応
6
金属スクレーパ
2
サイドシール
24
防塵用部品
直動システムに異物が侵入すると、異常摩耗や早期寿命の原因となるため、異物の侵入を
防止する必要があります。したがって、異物の侵入が考えられる場合は、雰囲気条件にあっ
た効果的な密封装置や防塵装置を選定することが重要です。
1
エンドシール
粉塵がある箇所に使用
シール及びスクレーパ
z∼v シール
エンドシール
耐摩耗性に優れた特殊合成ゴム製のエンドシールや、より防塵効果を高める
ためのサイドシール等が用意してあります。
防塵用部品が必要な場合は表3に示す記号でご指示ください。
なお、防塵用部品の適応形番および防塵用部品取付け後のLMブロック全長
寸法(L寸法)
については、表4, 5をご参照ください。
・シール抵抗値
SVR/SVS…SS形シールの、潤滑剤
が塗布された状態における、LMブロ
ック1個あたりのシール抵抗の最大値
は、表1の値をご参照ください。
2
サイドシール
取付け姿勢が垂直水平、逆さ使用などLMブ
ロック側面や底面から粉塵が入りやすい箇
所に使用
表1 SVR/SVS…SS形
シール抵抗最大値
呼び形番
25
30
35
45
55
65
単位:N
シール抵抗最大値
10
14
18
22
26
31
bn スクレーパ
積層形接触スクレーパLaCS(ラックス)
さらに雰囲気が劣悪な箇所へは、積層形接触スクレーパLaCS(ラックス)が
用意してあります。
LaCSは、積層形接触構造(3層スクレーパ)により、LMレールに付着した微
細な異物を多段的に除去し、LMブロック内への侵入を防ぎます。
・特長
サイドシール
3
インナシール
粉塵や切削屑などが非常に多い箇所に使
用
●3層スクレーパがLMレールに全面接
触しているため、微細異物の除去能力
に優れています。
●自己潤滑機能をもたせた含油発泡合
成ゴムを採用しているため、低摩擦抵
抗を実現しました。
・LaCSの基本仕様
●LaCSの使用温度範囲:−20℃∼+80℃
●LaCSの抵抗値(参考):LaCSの抵抗最大
値は表2に示します。
表2 LaCSの抵抗値(参考)単位:N
呼び形番
25
30
35
45
55
65
LaCSの抵抗最大値
8.1
13.4
15.5
23.3
28.6
39.6
注1)LaCSのみの抵抗値とし、LMブロック、各
種シール等の摺動抵抗は除きます。
注2)LaCSの使用最高速度についてはTHKま
でお問い合わせください。
注)LaCS単品での販売は行いませんのでご注意ください。
インナシール
表3
記号
UU
SS
DD
ZZ
KK
JJHH
TTHH
JJHHYY
TTHHYY
25
SVR/SVS形の防塵用部品記号
防塵用部品
エンドシール
エンドシール+サイドシール+インナシール
ダブルシール+サイドシール+インナシール
エンドシール+サイドシール+インナシール+金属スクレーパ
ダブルシール+サイドシール+インナシール+金属スクレーパ
エンドシール+サイドシール+インナシール+LaCS+プロテクタ(金属スクレーパ機能を兼ねる)
ダブルシール+サイドシール+インナシール+LaCS+プロテクタ(金属スクレーパ機能を兼ねる)
エンドシール+サイドシール+インナシール+LaCS+プロテクタ(金属スクレーパ機能を兼ねる)+サイドスクレーパ
ダブルシール+サイドシール+インナシール+LaCS+プロテクタ(金属スクレーパ機能を兼ねる)+サイドスクレーパ
OPTIONS
オプション
■JJHH, TTHH, JJHHYY, TTHHYY仕様の場合
JJHH,TTHH,JJHHYY,TTHHYY仕様の場合は、下図に示す位置にグリー
スニップルが付きます。なお、グリースニップルの増加分寸法は、下表に示し
ます。
4
ダブルシール
特に粉塵や切削屑などが多い箇所に使用
グリースニップル
H
エンドシール
プロテクタ
K :基準面
プロテクタ
注)
グリースニップルの取付けを上図で示す位置以外に希望される場合は、THKまでお問い合わせください。
単位:mm
呼び形番
グリースニップル
増加分寸法
H
ニップル形式
5.5
5.5
9
9
9
12
PB1021B
PB1021B
A-M6F
A-M6F
A-M6F
A-PT1/8
5
LaCS
SVR/SVS
25R/LR
30R/LR
35R/LR, RH/LRH
45R/LR, RH/LRH
55R/LR, RH/LRH
65R/LR
微細粉や液体等の異物が存在する
過酷環境での使用
■UU,SS仕様の場合
ボールリテーナ
ボール
UU,SS仕様の場合のグリースニップル取付け位置(N)
および増加分寸法(E)
は寸法表(P.13∼P.22)をご参照ください。
接触スクレーパ
■DD,ZZ,KK仕様の場合
DD,ZZ,KK仕様の場合のグリースニップル取付け位置および増加分寸法は
THKまでお問い合わせください。
■HH仕様の場合
液体
構造図
HH仕様(LaCS付き)の場合は、プロテクタが付きます。
プロテクタは金属スクレーパ機能を兼ねます。
その他仕様でのプロテクタ装着についてはTHKまでお問い合わせください。
表4 SVR/SVS形 防塵用部品取付け後のLMブロック全長
(L寸法)
呼び形番
25R/C
25LR/LC
30R/C
30LR/LC
35R/C
35LR/LC
45R/C
45LR/LC
55R/C
55LR/LC
65R/C
65LR/LC
UU
82.8
102
98
120.5
109.5
135
138.2
171
163.3
200.5
186
246
SS
82.8
102
98
120.5
109.5
135
138.2
171
163.3
200.5
186
246
DD
88
107.2
104.6
127.1
116.5
142
145.2
178
168.4
205.6
191.8
251.8
ZZ
88.5
107.7
103.7
126.2
116.3
141.8
145.8
178.6
169.0
206.2
193.1
253.1
KK
93.7
112.9
110.3
132.8
123.3
148.8
152.8
185.6
176.0
213.2
200.5
260.5
JJHH
102.5
121.7
120.9
143.4
133.5
159.0
165.8
198.6
191.1
228.3
217.5
277.5
TTHH
107.7
126.9
127.5
150.0
140.5
166.0
172.8
205.6
198.1
235.3
224.9
284.9
呼び形番
35RH/CH
35LRH/LCH
45RH/CH
45LRH/LCH
55RH/CH
55LRH/LCH
UU
109.5
135
138.2
171
163.3
200.5
SS
109.5
135
138.2
171
163.3
200.5
DD
116.5
142
145.2
178
168.4
205.6
ZZ
116.3
141.8
145.8
178.6
169.0
206.2
KK
123.3
148.8
152.8
185.6
176.0
213.2
JJHH
133.5
159.0
165.8
198.6
191.1
228.3
TTHH
140.5
166.0
172.8
205.6
198.1
235.3
構造図
単位:mm
JJHHYY
102.5
121.7
120.9
143.4
133.5
159.0
165.8
198.6
191.1
228.3
217.5
277.5
表5 SVR/SVS-H形 防塵用部品取付け後のLMブロック全長(L寸法)
多量の異物
TTHHYY
107.7
126.9
127.5
150.0
140.5
166.0
172.8
205.6
198.1
235.3
224.9
284.9
金属スクレーパ(非接触)
6
溶接のスパッタなどがLMレールに貼りつ
いてしまう可能性のある箇所に使用
金属スクレーパ
単位:mm
JJHHYY
133.5
159.0
165.8
198.6
191.1
228.3
TTHHYY
140.5
166.0
172.8
205.6
198.1
235.3
26
7
m サイドスクレーパ
サイドスクレーパ
●過酷環境下において、LMガイド側面からの異物侵入を最小限に抑えます。
●逆さ、壁張り姿勢において防塵効果を発揮します。
サイドスクレーパケース
サイドスクレーパ本体
異物がLMブロック側面に侵入する経路
異物
エンドプレート
潤滑装置QZ
異物
エンドシール
積層形接触スクレーパ LaCS
異物
プロテクタ
逆さ
サイドスクレーパの取付け外観
(例:QZTTHHYY仕様の場合)
壁張り
LMブロック側面
注)サイドスクレーパ単体での販売は行いませんのでご注意ください。
サイドスクレーパ取付け後の取付面の肩の高さとすみの半径
すみの半径
r(最大)
0.5
1
1
1
1.5
1.5
呼び形番
H3
H1
r
r
サイドスクレーパ取付け後のLMブロック側面図
25
30
35
45
55
65
LMレール部の肩の高さ
H1
2
3.5
5.5
8
10.5
11
サイドスクレーパの抵抗最大値
呼び形番
25
25L
30
30L
35
35L
45
45L
55
55L
65
65L
単位:mm
H3
2.7
4.2
6.2
8.8
11.2
12.1
単位:N
サイドスクレーパの抵抗最大値
(TTHHYY仕様)
4.4
5.2
4.7
5.5
4.6
5.5
5.1
6.1
5.3
6.3
5.4
6.9
■ 呼び形番の構成例
SVR45 LR 1 QZ JJHH YY C1 +1200L
z
zサイドスクレーパ付き※
※SVR/SVS形サイドスクレーパは防塵用部品(→P.26)と潤滑用部品(→P.30)のさまざ
まなオプションに対応できます。詳しくはTHKまでお問い合わせください。
27
OPTIONS
オプション
9
, 簡易ジャバラ JSV形
GCキャップ
SVR/SVS形には、簡易ジャバラJSV形が用意してあります。詳細はTHK
までお問い合わせください。
φD
H
. LMレール取付け穴専用キャップ GCキャップ
GCキャップは、LMレールの取付け穴をふさぐ金属製のキャップです
(RoHS指令適合品)。過酷環境下におけるLMレール上面(取付け穴)か
らの異物やクーラントの侵入を防ぎ、防塵用シールと共に使用することで
LMガイドの防塵性能が向上します。
単位:mm
呼び形番
SVR/SVS25
SVR/SVS30
SVR/SVS35
SVR/SVS45
SVR/SVS55
SVR/SVS65
GCキャップ形番
GC5
GC6
GC8
GC12
GC14
GC16
外径 D
19.86
11.36
14.36
20.36
23.36
26.36
厚さ H
2.5
2.5
3.5
4.6
5.0
5.0
GCキャップ付きのLMガイドをご希望の場合は、下記の構成例どおりにご指示ください。
取付け方法
取付け穴へのGCキャップ挿入方法は、図のよ
うに平らな当て金具を用いてLMレール上面と
同一面になるまで少しずつ打込んでください。
GCキャップは、LMレールからLMブロック
を抜かずに取付けてください。
プラスチックハンマー
当て金具
呼び形番の構成例
SVR45 LR 2 QZ TTHH C0 + 1200L P -ⅡGC
呼び形番 LMブロック
の種類
潤滑装置
QZ付き
LMレール長さ
(mm表示)
ラジアルすきま記号
精度記号
1軸に組合わせる 防塵用
LMブロックの個数 オプション記号
同一平面に使用される軸数記号注7)
GCキャップ付き注7)
注1)GCキャップ付きのLMガイドは、特殊レールとなります。
注2)ステンレス鋼製および表面処理されたLMレールには取付けられません。
注3)真空、低温、高温など特殊環境下でご使用の際にはTHKまでお問い合わせください。
注4)GCキャップ単体の販売はおこなっていません。LMガイドとのセット販売になります。
注5)LMレールの取付け穴口元部は面取りされていません。作業中に手を傷つけないよう
ご注意ください。
注6)GCキャップを取付けた後は、LMレール上面の平坦化と清浄(拭き取り)を必ずおこな
ってください。
注7)1軸使用のGCキャップ付きをご希望の際は、下記の形番構成例を適用してください。
Cキャップに関しては総合カタログをご参照ください。
その他材質
(アルミ)
についてはTHKまでお問い合わせください。
28
10
⁄0 プロテクタ
プロテクタ
●微細粉や液体等の異物が存在する
過酷な環境でも異物の進入を最小限に抑えます。
潤滑装置QZ
エンドシール
積層形接触スクレーパ
LaCS
クーラント 微細な異物
プロテクタ
サイドスクレーパ
ケース
プロテクタ
サイドスクレーパ本体
GCキャップ
プロテクタの取付け外観
(例:QZTTHHYY仕様の場合)
プロテクタ内部構成図
(例:QZJJHH仕様の場合)
注)サイドスクレーパ単体での販売は行いませんのでご注意ください。
エンドプレート
潤滑装置QZ
LaCS
エンドシール
プロテクタ取付け後の取付面の肩の高さとすみの半径
呼び形番
H3
25
30
35
45
55
65
H1
r
r
すみの半径
r(最大)
0.5
1
1
1
1.5
1.5
LMレール部の肩の高さ
H1
4
5
6
8
10
10
単位:mm
H3
5.5
7
9
11.6
14
15
プロテクタ取付け後のLMブロック側面図
プロテクタとサイドスクレーパ取付け後の取付面の肩の高さとすみの半径
呼び形番
H3
25
30
35
45
55
65
H1
r
すみの半径
r(最大)
0.5
1
1
1
1.5
1.5
LMレール部の肩の高さ
H1
2
3.5
5.5
8
10.5
11
単位:mm
H3
2.7
4.2
6.2
8.8
11.2
12.1
r
プロテクタとサイドスクレーパ取付け後
のLMブロック側面図
29
注)その他仕様でのプロテクタ装着についてはTHKまでお問い合わせください。
OPTIONS
オプション
潤滑用部品
⁄1 潤滑装置QZ
潤滑装置QZは、LMレールの転動面に適切な量の潤滑油を供給します。この
ため、転動体と転動面の間には油膜が常に形成され、潤滑メンテナンス間隔
の大幅な延長を可能にします。
潤滑装置QZが必要な場合は表6に示す記号でご指示ください。
なお、潤滑装置QZの適用形番および潤滑装置QZ取付け後のLMブロック全
長(L寸法)
については、表7、8をご参照ください。
・特長
11
潤滑装置QZ
ケース
② 高密度ファイバーネット
① 高含油ファイバーネット
(エンドシール)
ボール
・メンテナンス期間の大幅な延長
●損失した油分を補うため、潤滑メ
潤滑装置QZを装着することにより、
ンテナンス間隔の大幅な延長が可
軽荷重域から重荷重域まで全ての荷
能になります。
重領域において、メンテナンス期間
●適切な量の潤滑油を転動面に供給
の延長に効果を発揮します。
③ オイルコントロールプレート
潤滑油の流れ
ボールリテーナ
するため、周囲をよごさず、環境に
優しい潤滑システムです。
●使用用途にあった潤滑油の選択が
可能です。
注1)QZ単品での販売は行いませんのでご注意く
ださい。
注2)QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。
QZ付き仕様でグリースニップル付きを希望され
る場合は、THKまでお問い合わせください。
①高含油ファイバーネット
(潤滑油を貯蔵する機能)
表6 SVR/SVS形の潤滑装置QZ付き部品記号
記号
QZUU
QZSS
QZDD
QZZZ
QZKK
QZJJHH
QZTTHH
QZJJHHYY
QZTTHHYY
潤滑装置QZの構造は、主な3つの部品
潤滑装置QZ付き防塵用部品
潤滑装置QZ+エンドシール
潤滑装置QZ+エンドシール+サイドシール+インナシール
潤滑装置QZ+ダブルシール+サイドシール+インナシール
潤滑装置QZ+エンドシール+サイドシール+インナシール+金属スクレーパ
潤滑装置QZ+ダブルシール+サイドシール+インナシール+金属スクレーパ
潤滑装置QZ+エンドシール+サイドシール+インナシール+LaCS+プロテクタ(金属スクレーパ機能を兼ねる)
潤滑装置QZ+ダブルシール+サイドシール+インナシール+LaCS+プロテクタ(金属スクレーパ機能を兼ねる)
潤滑装置QZ+エンドシール+サイドシール+インナシール+LaCS+プロテクタ(金属スクレーパ機能を兼ねる)+サイドスクレーパ
潤滑装置QZ+ダブルシール+サイドシール+インナシール+LaCS+プロテクタ(金属スクレーパ機能を兼ねる)+サイドスクレーパ
②高密度ファイバーネット
(潤滑油を転動面に塗布する機能)
③オイルコントロールプレート
(油流量を調整する機能)
から構成されていて、潤滑装置QZ内部
にある潤滑油はフェルトペンなどに利用
されている毛細管作用を基本原理として
供給されます。
表7 SVR/SVS形 潤滑装置QZ取付け後のLMブロック全長(L寸法)
単位:mm
呼び形番
25R/C
25LR/LC
30R/C
30LR/LC
35R/C
35LR/LC
45R/C
45LR/LC
55R/C
55LR/LC
65R/C
65LR/LC
表8
QZUU
102.8
122
118
140.5
139.5
165
168.2
201
201.4
238.6
224.4
284.4
QZSS QZDD QZZZ
102.8 108 108.5
122
127.2 127.7
118
124.6 123.7
140.5 147.1 146.2
139.5 146.5 146.3
165
172 171.8
168.2 175.2 175.8
201
208 208.6
201.4 208.4 209.0
238.6 245.6 246.2
224.4 231.8 233.1
284.4 291.8 293.1
QZKK
113.7
132.9
130.3
152.8
153.3
178.8
182.8
215.6
216.0
253.2
240.5
300.5
QZJJHH QZTTHH QZJJHHYY QZTTHHYY
122.5 127.7 122.5 127.7
141.7 146.9 141.7 146.9
140.9 147.5 140.9 147.5
163.4 170.0 163.4 170.0
163.5 170.5 163.5 170.5
189.0 196.0 189.0 196.0
195.8 202.8 195.8 202.8
228.6 235.6 228.6 235.6
231.1 238.1 231.1 238.1
268.3 275.3 268.3 275.3
257.5 264.9 257.5 264.9
317.5 324.9 317.5 324.9
SVR/SVS-H形 潤滑装置QZ取付け後のLMブロック全長(L寸法)
単位:mm
呼び形番
35RH/CH
35LRH/LCH
45RH/CH
45LRH/LCH
55RH/CH
55LRH/LCH
QZUU
139.5
165
168.2
201
201.4
238.6
QZSS QZDD QZZZ
139.5 146.5 146.3
165
172 171.8
168.2 175.2 175.8
201
208 208.6
201.4 208.4 209.0
238.6 245.6 246.2
QZKK
153.3
178.8
182.8
215.6
216.0
253.2
QZJJHH QZTTHH QZJJHHYY QZTTHHYY
163.5 170.5 163.5 170.5
189.0 196.0 189.0 196.0
195.8 202.8 195.8 202.8
228.6 235.6 228.6 235.6
231.1 238.1 231.1 238.1
268.3 275.3 268.3 275.3
30
ボールリテーナ入りLMガイド SVR/SVS
ご使用上の注意
●取扱い
・本製品の多くは重量物(20kg以上)です。重量物運搬の際は2人以上または運搬器具を使用しておこなってください。けがや破損の原因とな
ります。
・各部を分解しないでください。ごみの侵入や機能が損失する原因となります。
・LMブロックおよびLMレールを傾けますと、自重で落下する場合がありますので、ご注意ください。
・LMガイドを落下させたり、叩いたりしないでください。けがや破損の原因となります。また、衝撃を与えた場合、外観に破損が見られなくとも
機能を損失する可能性があります。
・ごみ、切り粉など異物の侵入のないようご注意ください。ボール循環部品の破損や機能の損失の原因となります。
・クーラントがLMブロック内部に侵入するような環境下で使用される場合は、クーラントの種類によって製品の機能に支障をきたす場合があり
ますので、THKまでお問い合わせください。
・80℃を超えての使用は避けてください。80℃を超えて使用されたい場合は、THKまでお問い合わせください。
・ごみ、切り粉などの異物が付着した場合は、洗浄した後、潤滑剤を再封入してください。使用する洗浄液の種類は、THKまでお問い合わせく
ださい。
・LMガイドを逆さ吊り状態で使用される場合では、落下防止の安全機構を追加する等の対処をお願いします。事故等によりエンドプレートが
破損しますと、ボールが脱落し、LMレールからLMブロックが外れて落下する恐れがあります。
・常に振動が作用する箇所、クリーンルーム、真空、低温・高温などの特殊環境下で使用される場合は、THKまでお問い合わせください。
・LMブロックを一度LMレールから抜いて再度組付ける場合は、組付けを容易にするためのLMブロック抜き取り/挿入治具がありますので、
THKまでお問い合わせください。
●潤滑
・防錆油をよく拭き取り、潤滑剤を封入してからお使いください。
・性状の異なる潤滑剤を混合しての使用は避けてください。
・常に振動が作用する箇所、クリーンルーム、真空、低温・高温など特殊環境下での使用は、通常の潤滑剤を使用できない場合がありますの
で、THKまでお問い合わせください。
・特殊な潤滑剤を使用される場合は、THKまでお問い合わせください。
・油潤滑にて使用される場合、LMブロックの取付姿勢によっては、潤滑油が行き渡らないことがありますので、THKまでお問い合わせください。
・給脂間隔は使用条件により異なりますので、THKまでお問い合わせください。
●保管
LMガイドは、弊社の梱包および荷姿で、高温、低温、多湿を避け、水平な状態で保管してください。
●「LMガイド」
「ボールリテーナ」
「
®
」はTHK株式会社の登録商標です。
●本カタログ記載の図・写真と実際の製品とでは異なる場合があります。
●改良のため予告なしに外観、仕様等変更することがありますので、ご採用の時は事前にお問合わせください。
●カタログの制作には慎重を期しておりますが、誤字・脱字等により生じた損害については、責任を負いかねますのでご了承ください。
●弊社製品・技術の輸出及び輸出の為の販売につきましては、外国為替及び外国貿易法、及びその他の法令の遵守を基本方針としております。
尚、弊社製品の単品での輸出については、予めご相談ください。
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