平成25年度 群馬県里親の会事業計画 - 群馬県社会福祉協議会

平成25年度 群馬県里親の会事業計画
【基 本 方 針】
社会的な養護の体制において、里親に対する期待が非常に大きくなってきています。平成2
3年7月に厚生労働省より出された「社会的養護の課題と将来像」では「今後、10数年をか
けて、概ね3分の1が、里親及びファミリーホーム」と目標を掲げています。
また、社会的養護を必要な子ども達の生育過程においても課題があるケースが多く、次世代
を担う子どもとして、健全に育てる為に養育者として、ますますの専門性が必要とされてきて
おります。養子縁組をした里親も、子育てという中から様々な悩みや課題等を抱えている現状
があります。
群馬県里親の会では、現在、これらの問題への対応を迫られている中で、子どもとの日々の
生活の中で浮かび上がる、会員里親個々の抱えている悩みや課題等について共有しながら、共
に養育資質の向上を図り、その支援活動を行っていきます。
【基
本
目
標】
「養育資質の向上」
【重
点
目
標】
1.里親同士の情報交換や交流を通して、課題や問題点等の共有と解決を図り、養育資質を
高める。
・「里親の資質向上研修会」等で、里親が自主的に学ぶことが出来るように場の提供をおこ
なう。
・里親間の交流を図り、各里親の課題や問題点等の共有、解決を図る。
・会員間でのメーリングリストを整備し、タイムリーな情報共有が利用できるようにする。
2.会の組織基盤の強化を図る。
・会の方向性や事業内容の理解促進を図る。
・県里親会と地区里親会の事業内容を明確化するとともに、相互の連携を強化し、会員一人
ひとりのニーズにきめ細かく応じられるようにする。
・全登録里親が本会に加入するように促進を図る。
3.里子の健全育成を図るために、児童福祉関係機関等とのより一層の連携を図る。
・里親の抱える課題の解決等を図ることを目的に行政、児童養護施設、乳児院等の関係機関
との連携をより一層深める。
【事
業
内
容】
1.各種会議・委員会等の開催
(1)総会
〔回数等〕年1回、群馬県社会福祉総合センター
〔期
日〕平成25年4月20日(土)
(2)役員会
〔回数等〕年5回、群馬県社会福祉総合センター他
(3)広報委員会の開催
〔回数等〕年4回、県社会福祉総合センター他
〔内
容〕会報の編集・発行など
(4)研修委員会の開催
〔回数等〕年4回、県社会福祉総合センター他
〔内
容〕研修会等の企画、開催
(5)里親支援機関検討委員会の開催
〔回数等〕必要に応じて開催、県社会福祉総合センター他
〔内
容〕里親支援機関に対しての検討
2.広報啓発活動
(1)会報「さとおや」の発行
〔回数等〕年1回、700
〔内
部発行
容〕里親相互の情報交換、関係者への理解促進
〔配布先〕会員、賛助会員、関係機関・団体、その他
(2)「おしゃべり通信」の発行
〔回数等〕年2回、100
〔内
部発行
容〕会員に必要な情報
〔配布先〕会員、賛助会員、行政
3.研修会等の開催
(1)おしゃべりの会の開催
①おしゃべりの会(サロン)
〔開
〔内
催〕6月(西毛地区企画)、10月(中央地区企画)12月(東毛地区企画)
容〕気軽に悩み相談や各種の情報提供等を相互でおこなえる場を設定
〔場
所〕会場は各地区で企画し、県里親会で実施
〔その他〕各地区里親会でも里親サロンを実施する。
②おしゃべりの会全体会(関係機関との連携を深めるための情報交換会を兼ねる)
〔開
催〕平成26年2月(予定)
〔参加者〕会員・関係機関
〔場
〔内
所〕群馬県社会福祉総合センター(予定)
容〕1年間のおしゃべりの会の振り返り・情報交換会。
(2)ふれあい教室
〔期
日〕平成25年7月
〔場
所〕県内のディキャンプ場(予定)
〔参加者〕県内の里親、児童養護施設入所児童(小学生)、関係者
〔内
容〕児童養護施設の入所児童と里親が交流と親睦を深める。バス利用予定。
(3)里子・里親相互交流研修会
〔期
日〕平成25年8月(1泊2日)
〔場
所〕方面(予定)
〔参加者〕県内の里親、里子、関係者
〔内
容〕①他県の里親会や施設の訪問。
②会員同士の親睦を深める。
(4)里親の資質向上研修会(里親相互交流事業として群馬県より委託)
Ⅰ講演会
〔期
日〕平成25年4月、11月、1月(年3回予定)
〔場
所〕群馬県社会福祉総合センター等
〔参加者〕県内の里親、里子、関係者
〔内
容〕里親の資質が向上するような講演会を実施する。
①これからの里親支援について(仮)
②初めて経験する乳幼児からの子どものケア(仮)
③子どもの心の発達について(仮)
Ⅱ各地区企画の研修会
〔期
日〕西部地区企画(平成25年6月)、中央地区企画(未定)、
東部地区企画(未定)―計3回
〔場
所〕群馬県社会福祉総合センター等
〔参加者〕県内の里親
〔内
容〕地区の要望に応じた学びを実施
4.里親活動の支援
(1)地区里親会へ助成金の交付
[内
容]県内3地区の支部に助成金を交付する。
[助成額]各地区より概算で請求をおこないってもらい助成をする。
1地区あたり3,000円×地区会員数が上限。
(2)各種大会参加経費助成金の交付
[内
容]各大会に参加する会員に対し、参加経費の一部を助成金として交付する。
参加者の人数で総額を配分する。
[助成額]①IFCO(大阪府大阪市)
②関東甲信越静里親協議会(神奈川県横浜市)
(3)里親賠償責任保険への加入
[内
容]里親活動中の事故に備え、全国里親の会の賠償責任保険に加入する。
委託里親家庭について本会でまとめ、申請を実施する。
[負担額]群馬県里親の会として、委託里親について最低基準の掛け金を支払う。
1里親世帯あたりAプラン相当)を負担。
(4)里子の自立支援
[内
容]①里子の自立支援情報の提供をおこなう。
②里子の運転免許取得にあたり、1人20万円の助成をおこなう。
(5)里親訪問支援事業
5.調査研究の実施
(1)里親関係資料の収集・配布
[内
容]①里親制度等の情報を会員に情報提供をする。
②全国里親会などの配付資料を会員等に配布する。
6.IFCO・関東甲信越静里親研究協議会等への派遣
(1)第59回 関東甲信越静里親研究協議会(会長、事務局)
〔日
〔会
時〕平成25年7月6日
場〕 神奈川県横浜市健康福祉総合センター
(2)IFCO(会長、事務局)
〔日
時〕平成25年9月13日~16日
〔会
場〕大阪府国際交流センター
(3)関東甲信越静里親研究協議会代表者会議(会長)
〔日
時〕未定
〔会
場〕未定
7.負担金
(1)分担金の負担
[内
容」①第59回関東甲信越静里親研究協議会分担金
②全国里親会分担金
③県社協団体会費
8。インターネット
(1)群馬県里親の会
ホームページを公開
http://www.g-shakyo.or.jp/shisetsu/76.html
・検索で開く
群馬県社会福祉協議会
(検索)
↓クリック
施設を運営する方・従事する方へ
↓クリック
群馬県里親の会
(2)会員向けメーリングリストの設営
メーリングリストアドレス
[内
[email protected]
容」
①会員に必要な情報を随時提供。
②情報を受け取るだけでなく、メーリング参加者は発信者にもなれる。
③メーリングリスト参加するには事前に登録。
④メーリングリストの管理は事務局。