特定非営利活動法人 市民セクターよこはま ■年次レポート2009-2010■ ダイジェスト(抜粋版) 2009年度(平成21年4月∼平成22年3月)事業報告 2010年度(平成22年4月∼平成23年3月)事業計画 2009年度(平成21年4月∼平成22年3月)決算 2010年度(平成22年4月∼平成23年3月)予算 ∼誰もが自分らしく暮らせるまち∼ 一人ひとりの市民が主人公として、 幸せと豊かさを実感できる市民社会の実現を目指して… 市民セクターよこはまが目指す社会 横浜のさまざまな地域で、自ら在宅福祉などの活動を実践している市民が集まり、 そうして生まれたネットワークが、中間支援 NPO に育ちました。 「誰もが自分らしく暮らせるまちづくり」 一人ひとりの市民が主人公として、幸せと豊かさを実感できる市民社会の実現を目指して... 市民セクターよこはまのミッション 一人ひとりの市民が、自らの思いを実現するために行動するとともに地域や社 会の必要を敏感に感じ取り、深く考え、果敢に行動し、責任をもって役割を担い、 互いに必要な時は支えあう信頼と優しさを培い、自らの関わる社会の決定に参画 し、必要があれば社会的な制度を創りだす、そのような自立した自治意識を持っ た市民社会の形成をめざします。 ※NPO 法人設立時趣旨書より 目指す社会ビジョン −自立した個人− 自らを尊び、 互いを認め合う 自立した個人 −支え合う地域− 自ら行動する市民が、 ネットワークで 支え合う地域 市民セクターよこはまの行動原則 ● ● ● ● ● ● 当事者(問題の中心にいる人・現場)を真ん中に 協働すること、さまざまな人の参画プロセスを重視 政策提案の視点をもつ 既成概念にとらわれず、最善のやり方を常に模索する 現状を評価し、常に改善する なければ創り出す 1 −暮らしやすい社会− すべての一人ひとりの 人の暮らしと政策が つながる社会 【 年次レポート 2009-2010 ダイジェスト抜粋版 目次 】 ■市民セクターよこはまが目指す社会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 第 1 部 事業報告・事業計画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (1)総論 3 (2)組織運営について(総務ユニット) 4 2009 年度の特徴、重点的な取り組み、2010 年度への課題、組織図 (3)事業ユニットごとのハイライト 8 ・ 市民活動支援事業ユニット ・ 地域支援事業ユニット ・ コミュニティビジネス支援事業ユニット ・ ネットワーク事業ユニット ・ 人材養成事業ユニット ・ 評価・改善事業ユニット 第 2 部 決算・予算 (1)2009 年度決算 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 16 2009 年度の決算の特徴、収支計算書、貸借対照表、財産目録、注記、監査報告書 (2)2010 年度予算 24 第 3 部 資料編 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26 (1) 市民セクターよこはまの沿革 (2) 会員数の推移 (3) 収入額の推移と内訳 (4) 役員・事務局スタッフ一覧 2 第 1 部 事業報告・事業計画 【1.総論 】 ● 2009 年度 まとめ 2009 年 7 月 1 日、当会は横浜市市民活動支援センターの運営を担い始めました。この事業を横浜 市市民局から受託することにより、当会は「さまざまな主体が公共を担う一つのモデル」として、 次の時代を切り拓く役割がより強まったと考えます。中間支援組織としての当会の使命のひとつと 捉えたいと考えます。 また 2009 年度のすべての事業を振り返って気づくことは、セクターを超えた多くの現場の人と出 会い、ニュートラルに影響しあい、学び合うことの必要性です。新たな社会的課題を知り、課題解 決のための具体的な支援スキルを身につけていくとともに、市民(当事者)同士、団体同士、異な るセクター同士の対話の場をコーディネートできる組織となっていくこと、市民となっていくこと がこれからますます重要になってくると考えます。 ● 2010 年度 方針 ∼NPOとしての「自律」に向けて∼ 10 年前私たちは、「行政セクター」「企業セクター」だけでなく、第三極として「市民セクター」 構築を目指し、市民セクターよこはまを立ち上げました。 そして「相互性」「現場性」「当事者性」をキーワードに、協働という手法を使って、主に市民と 行政をつなぐ役割を担ってきました。その目的は「自立した自治意識を持った市民社会の形成」で す。 「自らのまちの課題はまず自らが取り組む」を旗印に「市民としてできること」「市民だからでき ること」に取り組んできました。また「市民同士」 「市民と行政」の学び合いや切磋琢磨の中で力を 蓄えてきたと 10 年ともいえるでしょう。 そしていよいよ当会設立およびNPO法施行から 10 年が経ちました。この 10 年が「自立」に向 けた 10 年であったとしたら、これからの 10 年は「自律」に向けた 10 年にしたいと考えます。 人口が減少し、4 人に 1 人が高齢者という時代が間近に迫っています。社会の前提条件は刻々と変 化していくでしょう。市民・企業・行政、それぞれのセクターが果たすべき役割も徐々に変化して いくはずですので、改めて分析し直します。その上で「どうしたら、この社会的な問題や地域の課 題を解決していくことができるのだろう」と「大きく社会全体から考える」ことから出発し、それ ぞれの主体の役割を創造的に組み立て直す解決手法を考えます。 「本当に考える」ためには、まずその社会的問題がなぜ起こるのか、問題の本質にまでさかのぼ って構造的に理解する必要があります。その問題にコミットしている活動者や研究者、行政や企業 の関係者の意見、関連書物での勉強、そして何よりもその問題の当事者の声をもっとよく聴く必要 があります。 問題に触れ、考え、セクターを超えて議論します。さまざまな主体の協働によってどのような「仕 組み」ができたら、どのように「行動」をしたら、本質的な解決に結びつくのか、繰り返し仮説を 3 立て、その中で「自分たちが果たすべき役割を見出し、それを自らに課し、行動する」、これが「自 律」であり、この自律に挑戦すべきときが来た、と考えます。 会員のみなさまの支えにより、これまでの 10 年の歴史を積み上げることができました。 2010 年を新たな 10 年の出発の年として、「相互性」「現場性」「当事者性」を変わらぬ礎としなが ら、自律的に事業を進めていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。 【2.組織運営について:総務ユニット 】 (1)2009 年度の特徴 2009 年度に入る段階では、夏より横浜市市民活動支援センターの運営を担う可能性もあり、それ に伴う体制の変動も予想されました。そこで、春の段階で組織の基盤整備を行うこととし、組織改 編(ユニット制の導入)、経営会議の設置、決裁の仕組みの本格整備、各種規程類や書類様式の整備、 法人ホームページの全面リニューアルなどを実施しました。 7 月より市民活動支援センターの運営を担い始め、拠点が桜木町と関内の 2 つに分かれました。桜 木町の市民活動支援センターにおいては、たくさんの新しい職員が加わり、試行錯誤の中での新し い挑戦となりました。 関内の事務所(洋服会館 2F)においても、これまでの経緯を踏まえつつ、組織的な運営を心がけ ました。また 2009 年 4 月より、洋服会館 3F に民設の共同オフィス「よこはま市民共同オフィス」 がオープンし、当会会員団体の横浜移動サービス協議会など入居団体と、随時連携・交流を行って います。 (2)2009 年度の重点的な取り組み ●組織 ア)経営会議の設置 組織経営や事業運営について集中的に検討し、実務について決定・執行する場として、理事 と管理職職員による「経営会議」を設置し、計 6 回(2 ヶ月に 1 回)開催しました。従来の運営 委員会のその後のあり方については、会員参画の勉強会などを目指して模索をする 1 年でした。 イ)組織改編(ユニット制の導入) 事業を性質に応じて、6 つの事業ユニットに区分し、それぞれについて担当理事・運営委員が つき、各事務局はユニット長が統括しました。また、管理部門(総務ユニット)の担当として は事務局次長を置きました。これらのことについて組織図を明確にし、辞令交付式も行いまし た。 ウ)決裁の仕組みの本格整備 2008 年度より書面決裁の仕組みを試行してきましたが、2009 年度は様式を改訂し本格的な運 用に努めました。2010 年度以降も現実のニーズに合わせながら、やり方を改良させていきます。 4 ●人材 ア)職員採用 市民活動支援センター運営等について、計 4 回職員募集を行い、毎回多数の応募をいただき ました。職員数は 14 名から年度末時点では 25 名になり、年代も非常に幅広い構成となりまし た。 イ)ボランティアスタッフの協力、職場体験・職場実習の受け入れ 毎週定期的に事務作業を手伝ってくださるボランティアスタッフは、新しく 2 名が加わりま した。職場実習生 4 名とシニアインターン 1 名も受け入れ、何らかの形で社会のために働く場 を提供する役割も担い始めています。 ●労務 ア)各種規程類運用開始 就業規則、給与規定等を整備し、ルールに則った労務管理を実践しました。それに伴い、出 勤簿、業務日報、出張命令簿、超過勤務命令簿等の各種様式を改訂し、超過勤務(残業)につ いても把握・管理に努めました。 イ)退職金制度創設、運用開始 横浜商工会議所の特定退職金共済制度を利用し、少額ながら退職金制度を創設しました。 ●広報 ア)ホームページを全面リニューアル 4 月から 6 月にかけて法人ホームページの全面リニューアルを行いました。その際まずは、何 らかの形で当会に出会った方々にとって、「市民セクターよこはま」が何者であるか見えやすく なるように心がけました。リニューアル後は、頻繁な更新、日常的な情報発信・開示を行い、信 頼性の確保にも努めました。2009 年度を通しての 1 日平均アクセスは、162Visits(リニューア ル前の約 1.4 倍)、411Pages(同じく約 1.6 倍)を記録しました。 イ)メールニュース配信再開 2006 年 3 月以来休止していた配信を 7 月から再開し、月 1 回ペースで年度内に 9 回配信を行 いました。再開当初の購読者数は 792 名でしたが、現在は 955 名まで増加しました。 ウ)ニュースレター 7 月に 36 号を発行しました。目標としていた大幅なリニューアルは延期し、1 回のみの発行 にとどまりました。 ●事業支援 ア)定額給付金の代理受領 横浜市では、生活や就労が困難な状況の方々への支援のために、定額給付金を寄附できる簡 単な仕組みを用意しました。その仕組みには、定額給付金の代理受領および横浜市への寄附の 手続きをする受け皿が必要であり、その役割を当会が担いました。全部で 11,299 件 97,193,812 円もの寄附をいただくことができました。 イ)支援センターの運営立ち上げ支援 市民活動支援センター運営について、総務・経理面から法人としてバックアップしたことの ほか、とくに引き継ぎ当初の人員体制が薄い時期については、役員や他部門のスタッフも窓口 業務などのサポートに入りました。 5 (3)2010 年度以降に向けた課題 ●人と組織のしなやかな強化 規模が拡大し、業務も複雑になる中、管理的な業務の負担が増大しています。実態に合わせつ つ、さらなる効率化、標準化を推進し、シンプルで客観性・公正性を保つ組織運営を目指します。 その一方で、みんなが一堂に会する場が持ちにくくなっており、職員間、役職員間、さらには 会員も含めた組織全体での活動状況や認識・意識・感覚の共有、一体感の醸成が課題としてあげ られます。また、人材の定着性の高さは当会の強みでありますが、引き続き新しい人材との出会 いやつながり作りも模索していきます。 ●収益性の高い事業、社会的課題を自ら解決する事業 予算規模は拡大し、事業も多岐にわたるようになりましたが、決して収益性は高まっていませ ん。社会的課題に主体的に取り組むためのベースとして、安定した組織運営や職員の生活保障は 不可欠であり、この課題には真剣に取り組む必要があります。また年々、収入における「協働・ 委託事業収入」の占める割合が高まっています。行政等との協働事業を通して社会を変えていく ことの有効性を確保しつつ、助成金等を利用した提案的な事業、社会(受益者)の直接のニーズ に応える事業を充実させることも考えていきます。 6 7 地域調査事業 地域づくり大学校 ●ユニットスタッフミーティング(随時) 【経営会議】 理事8名(+監事2名) 【理事会】 事務局長:吉原 総務ユニット ヨコハマ市民まち普請事業 SB(CB)調査・分析 CB支援自主事業 ユニット長代理:川 主担当理事:泉 CBsmilesプロデューサー :斉藤 コミュニティビジネス支援 事業ユニット (よこはまCBsmiles) 広報担当 ホームヘルプ 連絡会 食事サービス 連絡会 食事サービス 調査研究 まちかどケア (認知症ケア) ユニット長:樋山 子ども支援ネットワーク 里親研修 勉強会、開設者研修 サービス計画作成研修 小規模多機能型・認知症 対応サービス関連研修 ヘルパー研修、管理者研修 サービス提供責任者研修 サービス提供責任者連絡会 ホームヘルプ研修 デイサロン講座 地域福祉コーディネーター 養成事業 ユニット長:佐塚 担当役員 主担当理事:中野 (小規模多機能・ホームヘルプ) 主担当理事:松本 (地域Co・デイサロン) 主担当理事:南出 (食事サービス) 主担当理事:中野 (ホームヘルプ) 担当役員 人材養成 事業ユニット 特別プロジェクトチーム ※随時設置 【運営委員会・勉強会】 委嘱契約 指定管理者 第三者評価事業 福祉サービス 第三者評価事業 ユニット長:川 担当役員 主担当理事:増田 ※随時案件ごとに 「調査班」を編成 横浜市指定管理者 第三者評価員 17名 福祉サービス 第三者評価調査員 所属25名 (ほか登録15名) 委嘱契約 【評価委員会】 評価委員5名 福祉サービス第三者評価における 報告書について審議・決定 評価・改善 事業ユニット 運営委員17名(うち7名は理事兼任)・全職員 +会員参画・ネットワーク拡大の場 年2∼3回程度 監事(2名) ネットワーク 事業ユニット 事務局次長(総務ユニット長):川 ) 総務担当 ●支援センター全員会議(月2回) 洋服会館事務局会議(月1回+随時) [事務局内の会議] 【会員総会】 会員188団体・個人+オブザーブ参加可 理事長(中野)・副理事長(増田・濱田)・当該事案に関係する理事 事務局長・事務局次長・当該事案に関係するユニット長 計5∼13名 ※2ヶ月に1回+随時開催 ●ユニット運営会議 (ユニットにかかわる全役職員、2ヶ月に1回程度) [ユニットごとの会議] ※09年度は自主事業として 実施したノウハウバンクも 本事業に統合 横浜市市民活動 支援センター 運営事業 副ユニット長:石井 ユニット長:吉原 ユニット長:石井 主担当理事:松本 主担当理事:松本、増田 担当役員 地域支援 事業ユニット 経理担当 市民活動支援 事業ユニット ※実施中(実施予定)の事業名(チーム名)や、 担当役職員の氏名は、10.5.18現在のものです。 ※2009年度からの主な変更点 ・「∼チーム」→「∼事業」「∼担当」 ・運営委員会は、経営会議の諮問機関とする。 ・市民活動支援事業ユニットは、 市民活動支援センター運営のみを担当 ・まち普請事業は、CB支援事業ユニット主管 に変更 ・「よこはまCBsmiles」は当法人のCB支援 事業全体についての愛称とする。 ・斉藤は「CBsmilesプロデューサー」となり、 川 をユニット長代理とする。 ・洋服会館事務局会議を実施 組織図と事業体系2010(案) 市民セクターよこはま 【3.事業ユニットごとのハイライト 】 市民活動支援事業ユニット(主担当理事:松本・増田、ユニット長:吉原) ・横浜市市民活動支援センター管理運営事業 1.相談事業 2.情報の発信・提供事業 3.区版市民活動支援センター・市民活動支援センター自主事業団体との相互支援事業 4.市民活動マネジメント支援事業 7.場の提供と安全管理事業 5.市民力発揮事業 6.共同オフィス事業 8. 社会的課題に対する新たな枠組みづくり ※1∼3 は、2010 年度重点事業 ・NPO を元気にする課題解決ノウハウバンク(データベース)事業 ※ノウハウバンク事業は 2010 年度より市民活動支援センター管理運営事業に統合 ・IIHOE「協働環境 活用度 調査」への協力 2009 年度の成果や課題 【成果】 ● 今後の情報収集・提供の基盤とするため「100 団体訪問」を 2009 年 7 月から 2010 年 3 月にかけて 実施し、各分野の支援機関や中間支援機能を持つ団体と顔の見える関係ができました。 ● 全区の市民活動支援センターにチームごとに訪問し、また、方面別の連絡会に参加し、区版支 援センターの運営上の悩みなどの現状や課題の把握に努めました。 ● テーマ別座談会を計 2 回(テーマ: 「国際」 「環境」 )、未来の社会づくりジェネレーションを計 3 回 (テーマ:「市民活動総論」「企業と市民活動」「孤立・貧困」 )実施しました。セクターを越えて、 ともに学び議論し、お互いの気づきの機会となりました。 ● 4 階をリニューアルしたことにより、利用者から広々とした空間が気持ちよい、明るくなったなど の好評をいただきました。また 4 階にも窓口を設置し、入館証を媒介として、利用者とのコミュニ ケーションが増え、活動の実際を把握できるようになりました。 【課題】 ● 協働の進化:支援センター運営事業の初年度であり、窓口業務や施設管理などに多くの時間を割く ことになりました。そのため、協働の次のステップを検討することや、行政所管課や支援センター 職員の多くに協働の意義や成果を共有できたとはいえません。今後は、協働の検証シート作成や定 例会議を行う際に、テーマに応じて担当職員を交えるなどの工夫をしていきます。 ● 支援スキル: 「さまざまな考え方で動くさまざまなゲンバ」を体感し、たくさんの活きた知恵や工夫 を目のあたりにし、多くの人との出会っていくことで具体的な支援スキルを身につけていくととも に、団体同士、異なるセクター同士の対話の場をコーディネートできる職員になっていくことの重 要性について認識しました。 ● NPO のマネジメント力アップへ貢献:NPO が日々直面する運営課題について、解決の糸口となる講座 を実施するとともに、事業やサービスの質や発信力についても、その力量アップに貢献していく必 要があることが分かりました。 8 2010 年度の重点目標 【相談機能の充実】 ・スタッフの傾聴力や相談者への気づきを伴う質問力、的確なコーディネート力のさらなる強化やコン サルティング機能の充実を、ツールの開発とともに図っていきます。 ・ケースミーティングの実施(月 2 回定例)や「100 ゲンバ訪問」、関連機関・団体等の情報収集や連携、 7 階の横浜市 NPO 法人認証窓口との連携、4 階窓口で利用団体の活動実態を知ることなどにより、コ ーディネーションのきっかけ作りや関係の強化を図っていきます。 【情報発信・提供機能の充実】 ・リニューアルしたホームページに移行し、アクセス解析をしながらホームページの改善を図っていき ます。新しい利用の手引きを配布するほか、横浜市市民活動支援センターの機能や事業等を紹介する リーフレットを作成します。 ・社会的課題やその解決に取り組む市民活動団体、またその分野の研究者などに取材や執筆を依頼し、 「なぜその社会的課題が生まれるのか?」まで掘り下げ、セクターを越えてそれぞれが考える機会と していくような情報誌を発行します。 ・市民活動団体から送られてくるニュースレターや、助成金情報、 「100 ゲンバ訪問」で得られた情報 等を整理し、情報ライブラリー・ホームページ/メールマガジン等で紹介します。 【各区の市民活動支援センター相互支援】 ・区版支援センターの運営のさらなる充実を目指し、地域ニーズの解決につながる支援ができるよう、 区版支援センター職員の主体性を活かした研修をともに企画し、実施します。 地域支援事業ユニット(主担当理事:松本、ユニット長:石井) ・よこはま地域づくり大学校 ・ヨコハマ市民まち普請事業 ※2010 年度は CB 支援事業ユニット主管で実施 2009 年度の成果や課題 【成果】 ● よこはま地域づくり大学校 ・連合自治会町内会役員、自治会町内会役員、地区社協役員など、日ごろから地域運営を推進する地域 の実践者を中心としたプロジェクトメンバーによって、現場の視点に立ち、また参加者同士が学び合 うことのできるカリキュラム開発を行うことができました。 ・当会にとっても、横浜市にとっても、自治会町内会関係者を主な対象として総合的な地域支援を目指 す初のカリキュラムを開発することができました。 ● ヨコハマ市民まち普請事業 ・提案団体の最終選考会であるヨコハマ市民まち普請事業 2 次コンテストでは、緊張感のある中でも、 居心地よく過ごせる空間づくり・進行を心がけ、実現できました。また、終了後の交流会では、当会 の提案により、提案団体と審査員が交流できるような座席配置の工夫、当日の審査を振り返る提案団 体参加型の企画を実施することができました。 ・横浜のまちづくりの現状を伝える情報誌「ヨコハマ 人・まち」では、2 回の発行において、計 7 つの 9 地域・団体を取材しました。これまでに当会があまり縁のなかった防災や環境をテーマとして活動す る地縁組織など、本事業でのまちづくり組織への取材等を通して、当会として新しい学びやつながり を生むことができました。 【課題】 ● よこはま地域づくり大学校 横浜市の政策として今後展開することが予想されるエリアマネジメントや、自治会町内会担当部署 と連携することで、今後の政策展開への貢献や、現状の地域課題・政策課題を把握することを望みま したが、自主事業ということもあり、十分には連携できませんでした。政策の流れを注意深く見てい きます。 ● ヨコハマ市民まち普請事業 事業そのものが、すでにその内容や実施方法において成熟したものであり、当会が事務局を担うこ とによって新たな提案をできたとはいえません。また、三者による協働事業ですが、時間的な余裕が なかったことや、事業への十分な理解がなかったことなどから、実際の協働には至りませんでした。 2010 年度の重点目標 ● よこはま地域づくり大学校 参加者同士が学び合うことのできるカリキュラムを十分に準備し、各回丁寧に行います。また特に、 次の点に重点をおき事業を進行します。 1.受講人数の定員 50 名を目指し、区の実状に合わせて関係部署と調整しPRを行います。 2.講義の中で整理される情報や学びを、冊子としてまとめます。 3. 2011 年度から開講予定の「応用コース」のカリキュラム開発を行います。 4.本事業に関係する行政担当部署との連携をとり、意義や成果を共有していけるよう調整します。 5. 専用のホームページ(ブログ)を作成し、地域のノウハウや知識など各プログラムの報告、講 師などによるリレートークを掲載します。 コミュニティビジネス支援事業ユニット(主担当理事:泉、ユニット長:斉藤) ・横浜市コミュニティビジネス支援事業(よこはま CBsmiles) ※2009 年度までで終了 ・コミュニティビジネス支援自主事業(相談、情報発信、地域作業所ワーキンググループ) ・神奈川区地域作業所工賃アップ/反町駅前ふれあいサロンコンサルティング ・ソーシャルビジネス経営分析 ※2010 年度新規事業 ・ヨコハマ市民まち普請事業 ※2009 年度は地域支援事業ユニット主管 ※「よこはま CBsmiles」の名称について 2007∼2009 年度は横浜市経済観光局からの委託事業の愛称としてきましたが、2010 年度からは当会の コミュニティビジネス支援事業全般の愛称とします。 10 2009 年度の成果や課題 【成果】 ● 支援者連絡会により、市内の CB 事業者や NPO 中間支援機関との関係構築ができたことに加え、広域 関東圏コミュニティビジネス推進協議会、神奈川県コミュニティビジネス創出実行委員会などエリ アを超えた支援者ネットワークが構築できました。 ● これまで 3 ヵ年の実績により、海外視察研修(韓国やドミニカ共和国)も含め、さまざまな相談や 研修依頼が行政からも含めて増えてきています。 ● 地域作業所ワーキンググループの運営により、作業所との密接なつながりづくりに加え、報酬アッ プ・製品魅力アップの動機付けや具体的な動きを作ることができました。また、この成果により行 政からの事業委託(2 件)にもつなげることができました。 ● 相談件数が昨年度の 1.3 倍に増えるとともに、継続支援や積極的な専門家活用などの支援、起業創 業における具体的な支援ができました。 ● 神奈川区役所内の作業所製品販売に関しては、専門家のご協力で質の高い提案ができ、反町サロン 開設支援の事業ともリンクできました ● 自主事業として試みた CB 現場有料視察会は、じっくりとCB現場の運営について学ぶ機会となりま した。3 回で合計 33 名の参加がありました。 【課題】 ● 相談事業は 3 回までの回数限定ではなく、息の長い対応を望む声が多くあり、そういったニーズへ 応えるためのプログラム開発が必要と感じています。 ● 神奈川区講座は区からの再三の呼び掛けにもかかわらず、作業所からの参加者が少ない状況でした。 区役所主導型の事業であることが原因の 1 つと思われましたので、それを踏まえて区役所と調整し て、今後の委託事業の進め方につなげていきたいと思います。 (★反町駅前サロンの研修は多くの主 体的な参加がありました) 2010 年度の重点目標 ● 委託事業の終了もあり、よこはま CBsmiles は収益を得られるような自主事業としての事業継続と、 行政や民間との連携により自立運営を目指します。 ● 障がい者が働くことを通して、自立を目指して地域で暮らしていくための、地域福祉作業所製品魅 力アップや工賃アップ支援の取り組みを行います。 ● 従来のコミュニティビジネスに加えて、エリアを超えた社会課題解決に取り組むソーシャルビジネ スの支援の一環として、ソーシャルビジネス経営分析事業も実施します。 ● ヨコハマ市民まち普請事業においては、コンテストの実施や情報誌の取材を通してかかわりを持つ 地域の団体を通じて、地縁組織のまちづくり活動等について視野を広げていけるようにします。ま た、コンテストの実施や広報において、当会の持つネットワークを活かし、より多くの団体・地域 に本事業を周知します。 11 ネットワーク事業ユニット(主担当理事:南出・中野、ユニット長:樋山) ・まちかどケア(認知症ケア)協働事業 ・食事サービス連絡会 ・ホームヘルプ連絡会 ・これからの横浜市における市民による食事サービスに関する調査・研究事業 2009 年度の成果や課題 ● まちかどケア(認知症ケア)協働事業 「センター方式研修」、認知症キャラバン・メイト、市民向けイベントのいずれにおいても、大勢 の参加者に恵まれ、活動の幅が広がりました。その反面、行政からの負担金の減少や、新たな中心メ ンバーの発掘の必要といった話題などから、同じ事業を何年も続けることの難しさを感じています。 ● 食事サービス連絡会 コツコツと活動しています。中心メンバーは少数ですが、「食事サービスのつどい」には毎回のよ うに参加してくれる団体も増えており、少しずつつながりができてきていることを実感しています。 ● これからの横浜市における市民による食事サービスに関する調査・研究事業 今まで食事サービス連絡会でも調査を行ってきましたが、なかなか支援機関に対しての調査や区社 会福祉協議会を巻き込んでの食事サービスの調査が行えていませんでした。今回、横浜市社会福祉協 議会と協働で、区社会福祉協議会や地域ケアプラザの職員と食事サービス団体が一堂に会して話し合 う場を作ることができました。1 年目は、食事サービスと支援機関それぞれの現状把握を中心に行い ました。今後は、研究会以外の人たちにかかわってもらえるような大きな動きにしていくことが課題 です。 ● ホームヘルプ連絡会 ホームヘルプサービスを行う団体やホームヘルパーとして活動している方が中心となって、活動に かかわる課題を解決できる連絡会になると良いのですが、ここ数年は、コアメンバーで考えた研修を 実施する形となっています。実際に活動する団体やヘルパーの方たちをいかに巻き込むかが課題とな っています。 2010 年度の重点目標 ● まちかどケア(認知症ケア)協働事業 行政の負担金が減り、十分な人件費や事業費が確保できないといった問題はありますが、効率的に 効果をあげられるよう、協力機関を増やします。認知症サポーター養成講座についても、2010 年度は 小中学生向けの講座にも積極的に取り組み、多世代への認知症理解の啓発を進めます。 ● 食事サービス連絡会 今年度も、食事サービス団体の情報交換、スキルアップを目指して活動します。引き続き、メンバ ーの拡充もはかっていきます。研究会とも連携をとりながら、研究会が目指す次年度の動きを考えな がらの活動にすることが目標です。 12 ● これからの横浜市における市民による食事サービスに関する調査・研究事業 まず、中間報告会を実施することで、研究会の周知を行い、幅広く研究会に参加してもらえそうな 人を探します。常に、研究会終了後のことを念頭に置きながら、その後につながる動きにつながるよ うな、調査や連携を行います。 ● ホームヘルプ連絡会 2009 年度、人材養成事業ユニットで受けた委託事業の中で、サービス提供責任者の声から、ホーム ヘルパーのスキルアップの必要性があがってきています。サービス提供責任者の意見を聞きながら、 一緒にホームヘルパー向けの研修を組むなど、連絡会の役割を再設定することが必要です。 人材養成事業ユニット(主担当理事:中野、ユニット長:佐塚) ・ 地域福祉コーディネーター養成事業(基礎・応用①②・事例集作成・事例検討会) ・ 訪問介護事業所向け研修 (ホームヘルパー研修・サービス提供責任者研修・管理者研修、サービス提供責任者連絡会) ・ 認知症対応型サービス事業開設者研修・小規模多機能型サービス等計画作成担当者研修 ・ 小規模多機能型居宅介護事業勉強会(勉強会・事例集作成・シンポジウム) ・ 里親研修 ・ 養護老人ホームのあり方検討 ※2009 年度単年度事業 2009 年度の成果や課題 【成果】 ● 新たな対象、新たな方法による業務展開 2009 年度の人材養成事業ユニットは、新規事業として「里親研修」や「養護老人ホームのあり方検 討」を行いました。福祉ニーズの高い対象に関連する業務、あるいは調査・分析と検討会を合わせて 課題解決に導く事業など、新しい分野の業務開拓と実践ができました。 ● 育成される場の少ない対象に対する人材養成の実施 訪問介護事業所の職員や小規模多機能型居宅介護事業の職員など、情報を得たり、研修を受けたり といった機会の少ない対象者に対して継続的な育成プログラムを提供することができました。 【課題】 ● 業務委託費の削減 今後、さらに行政委託費が削減されることが予想されます。当会実施の人材養成研修は、訪問介護 事業や小規模多機能型居宅介護事業などに見られるように、事業運営に困難性を持つ事業者や個人を 対象にすることが多くなっています。そのため、受講者負担金を上げることが難しく、多くの対象者 が受講できるように、行政への交渉や事業運営上の工夫が必要です。 ● 地域福祉コーディネーター養成事業 7年目の事業で、養成プログラムの体系化が進んではいるものの、市民コーディネーターの養成や 地域ケアプラザ以外の福祉関係機関の専門職の養成は進んでいません。今後、さらに地域福祉推進に つなげるために、対象の拡大、それに伴う養成プログラムの開発などを行う必要があります。 13 2010 年度の重点目標 ● 既存事業の継続と効果的な事業展開の模索 現在、取り組んでいる人材養成事業は、分野や対象は異なるものの、社会的ニーズがあり、継続的 に行われる必要があります。年度を越えた継続性や、それぞれの対象の現場の課題に視点を持ち、効 果的な養成プログラムの模索を続けることを考えています。 ● こども・子育て関係の人材養成についての取り組み 市内のこどもの育ちや子育てに関する課題について、調査・分析を行うことを昨年度より検討中で す。乳幼児から青年期まで、地域の中で健全にこどもが育ち、育てることができるよう支援するキー パーソンを育成することが目標です。今年度も、こども・子育てに関係する研究や関係事業への参画 ができるように、研究助成や新規委託事業などを受けたいと考えています。 評価・改善事業ユニット(主担当理事:増田、ユニット長:川 ) ・福祉サービス第三者評価事業 ・横浜市指定管理者第三者評価事業 ・横浜あゆみ荘宿泊モニタリング ・区役所窓口サービス向上支援事業 ※2010 年度は実施せず ・地域密着型サービス外部評価に関する検討・準備 2009 年度の成果や課題 ● 福祉サービス第三者評価 2009 年度より横浜市の受審料助成が廃止されるなど、厳しい環境の中で、今年度の実施件数は 17 件と、過去最高だった昨年度(27 件)と比べて大幅な減少となりました。実施した案件に関しては、 これまでどおり、 「まずは現場の努力や苦労を理解」 「事業者・職員が自ら改善・向上に取り組むには」 「市民の視点、利用者本位の視点」といったことを意識しつつ、的確かつ丁寧に取り組むことができ ました。事業者に対して受審後にアンケートをとっていますが、ここでは私たちが実施した第三者評 価については高い評価を得られています。 実際に調査を実施する調査員については、2009 年度はたくさんの新しい仲間が加わりました。横浜 市等の研修を修了し資格は持っていても、まだ実際に調査の実務を経験していない調査員に対して、 オリエンテーションや OJT 研修等の充実を図り、先輩調査員や事務局がフォローをする体制をとりま した。また、これに関連して業務の標準化も進めることができました。課題としては、調査員の人数 を増やした一方で実施件数が減ったため、何よりの研修となる実務経験を積み重ねることが大変困難 となっていること、2009 年度は新規登録者対象の研修に力を入れた反面、経験者対象の発展的な研修 をあまり実施できなかったことがあげられます。 組織運営については、2008 年度に引き続き毎月定例でユニット運営会議を実施し、担当理事・運営 委員・事務局で企画や課題を検討し、新型インフルエンザ対応等の危機管理にもあたりました。事務 局体制が万全とはいえない中、事務局ボランティアスタッフの協力も欠かせないものでした。 14 ● 区役所窓口サービス向上支援事業 3 つの区役所において、窓口サービスの向上に向けて、窓口の職員が応対・環境の両面から自発的・ 持続的に改善に取り組むことを支援しました。とくに栄区においては、隔週実施の定例会を中心に、 職員プロジェクトのメンバーと一緒に継続的に取り組むことができ、 「目指す地域の姿」 「窓口の使命」 等についての議論・確認から、課ごとの「窓口サービス憲章・標準」作成に至りました。特徴的な手 法として、以下のことがあげられます。 (1) 一連のプログラムを企画・検討段階より、区役所職員、窓口サービス課(事業所管課)と一緒に 考えることで、現場のニーズや状況を捉え、丁寧に取り組むことができました。 (2) ワークショップやディスカッションの手法を用いて、参加者一人ひとりが主体的に取り組み、お 互いに高め合えるように努めました。 (3) 現場職員の負担にも配慮しつつ、職場全体が何らかの形で参加できるように工夫をし、職場内の コミュニケーションが活性化するように努めました。 2010 年度の重点目標 ● 福祉サービス第三者評価 当会は、2009 年度末現在で累計 96 件の福祉サービス第三者評価を実施しています。この経験や蓄 積は大変大きなものですが、評価実施後の施設との関係作りやフォローはこれまで十分だったとはい えません。2009 年度は 1 度受審した施設の 2 度目の受審が 5 件ありましたが、今後の事業や第三者評 価の価値向上を見据え、さらにこうしたニーズの把握と反映に努めます。また昨年度は、「家族アン ケートのみの実施」を 1 件試行しましたが、こうした柔軟な取り組みも進めていきます。 調査員研修としては、評価基準の解釈やその背景について認識を共有すること、理解を深めること を重点目標とします。必要に応じて、行政等の第三者評価推進機関や他の評価機関とも連携し、第三 者評価制度の改善や活発化に向けた調査・研究・提言等につなげます。 15 第2部 決算・予算 2009年度(平成21年度) 決 算 書 1 2 3 4 5 収支計算書 貸借対照表 財産目録 注記表 監査報告書 <2009年度決算の特徴> 最終的な正味財産増減計算としては、当期は595,767円の増加であった。 ●市民活動支援センターの受託 年度当初は、共同オフィス管理運営事業が終了する一方で、市民活動支援センターの 運営を受託できるかどうか、受託できない場合はどのような事業を実施するか未確定なま まで予算を編成した。6月になって市民活動支援センターの受託が決定し、その結果、決 算としては当初予算よりも収入が増えたのはもちろん、支出も多くの科目において予算を 大幅に超過することとなった。 ※2010年度の予算からは、支援センター部門は他部門とは別に計上することとする。 また、収入全体における「協働・受託事業収入」の占める割合が大幅に高まったことも、 特徴としてあげられる(2008年度:52%→2009年度:75%)。その他の収入では、自主事業 収入は減、助成金収入は大幅増となった。 ●長期借入金 総会・理事会の決議に基づき、法人として初めて1,000万円の長期借入を行った。従来、 委託事業の入金が業務終了後の一括払いとなる場合が多く、資金繰りには悪条件であっ たが、借入金を運転資金に当てることによって、これを改善することができた。 16 2009年度(平成21年度) 特定非営利活動に係る事業会計収支計算書 2009年4月1日 から 2010年3月31日 まで 特定非営利活動法人 市民セクターよこはま Ⅰ 収入の部 (単位:円) 科 目 1 会費収入 予 算 額 決 算 額 差 異 備 考 612,000 503,000 正会員年会費 534,000 438,000 96,000 団体55口、個人91口 計146口 準会員年会費 33,000 30,000 3,000 団体6口、個人3口 計10口 賛助会員年会費 45,000 35,000 16,950,000 13,834,353 3,115,647 12,800,000 10,280,000 2,520,000 特養1、老健1(ほかアンケートのみ1)、保育所15 400,000 230,000 - 109,000 ホームヘルプ研修 800,000 883,000 デイサロン講座 700,000 690,000 60,000 115,300 まちかど(認知症)ケア 540,000 646,730 CB支援事業 450,000 503,110 ノウハウバンク・地域づくり 150,000 - 1,000,000 167,922 50,000 76,295 - 132,996 2 事業収入 福祉サービス第三者評価 指定管理者評価 小規模多機能 連絡会 講師・相談・委員謝金 書籍売上 その他 3 協働・受託収入 29,744,000 市民活動支援センター運営 地域支援事業 まち普請 3,000,000 - 109,000 ※正・準会員@3千円、賛助団体@1万円、賛助個人@5千円 10,000 団体2口、個人3口 計5口 170,000 障がい者保養施設モニタリング △ 109,000 小規模多機能型サービス等計画作成担当者研修 参加費収入 △ 83,000 訪問介護事業者・ヘルパー研修、サービス提供責任者研修、管理者研修 参加費収入 10,000 横浜市港北区社会福祉協議会 △ 55,300 食事サービス連絡会76,300円 ホームヘルプ連絡会39,000円 参加費収入 △ 106,730 センター方式実務者研修 参加者受講料等 △ 53,110 CB現場有料視察会参加費収入等 150,000 ※有料講座は実施せず 832,078 ※支援センター受託に伴う体制変化のため、大幅減 △ 26,295 ボランティアの知恵袋 等 売上 △ 132,996 インターン、職場実習生受入謝金ほか 60,213,171 △ 30,469,171 28,744,551 △ 28,744,551 横浜市市民活動支援センター管理運営事業(横浜市市民活力推進局) - 3,000,000 ※支援センター受託に伴う体制変化などにより、実施せず 3,045,000 △ 3,045,000 ヨコハマ市民まち普請事業(横浜市都市整備局) CB支援事業 9,300,000 まちかど(認知症)ケア 3,150,000 10,434,000 △ 1,134,000 コミュニティビジネス支援事業(横浜市経済観光局)ほか 3,150,000 - 認知症普及啓発推進協働事業(健康福祉局・横浜市社会福祉協議会) 地域福祉CO研修 1,960,000 1,960,000 - 地域福祉コーディネーター養成研修(横浜市健康福祉局) ホームヘルプ研修 980,000 980,000 小規模多機能研修 2,420,000 2,661,750 人材育成事業 4,000,000 - - 訪問介護事業者向け研修(横浜市健康福祉局) △ 241,750 小規模多機能型居宅介護事業勉強会、認知症対応型サービス事業開設者研修、 小規模多機能型サービス等計画作成担当者研修(横浜市健康福祉局) 4,000,000 ※「里親研修」と「養護老人ホームあり方検討会」として実施 里親研修 - 1,734,728 △ 1,734,728 里親研修の企画・実施・評価(横浜市こども青少年局) 養護老人ホーム - 2,572,500 △ 2,572,500 養護老人ホームあり方検討会(横浜市健康福祉局) 窓口向上支援 4,000,000 3,996,594 934,000 934,048 4 助成金収入 12,800,000 5,400,000 5 寄付金収入 100,000 29,526 70,474 寄付箱より 70,000 37,257 32,743 リソグラフ印刷機収入、預金利息収入他 定額給付金代理受領 6 雑収入 7 借入金収入 当期収入合計 (A) 前期繰越収支差額 収 入 合 計 60,276,000 3,700,146 (B) 63,976,146 3,406 窓口サービス向上プログラム(横浜市市民活力推進局) △ 48 定額給付金の代理受領及び横浜市への寄附手続き(横浜市都市経営局) 7,400,000 ノウハウバンク・地域づくり大学校(支援センター自主事業) 食事サービス調査研究(よこはまふれあい助成金)・連絡会活動(共同募金) 10,000,000 △ 10,000,000 日本政策金融公庫長期借入金 90,017,307 △ 29,741,307 3,700,146 - 93,717,453 △ 29,741,307 17 Ⅱ 支出の部 科 目 予 算 額 決 算 額 差 異 備 考 1 事業活動支出 人件費 ボランティア謝金 31,720,000 200,000 法定福利費 3,600,000 福利厚生費 100,000 通勤手当 1,500,000 交通費 1,000,000 講師料 2,322,000 業務委託費(会計労務) 42,219,768 △ 10,499,768 うち支援センター人件費21,648,590円、退職金も含む 460,400 △ 260,400 @2,000円×のべ112日 4,616,072 △ 1,016,072 社会保険料、労働保険料 491,983 △ 391,983 スタッフ健診費、退職金共済200,560円 2,719,248 △ 1,219,248 スタッフ通勤手当 654,970 345,030 事業にかかる出張交通費、役員交通費 4,908,727 △ 2,586,727 講師謝金等(CB1,150,127円・小規模1,078,648円・支援センター696,717円、ほか) 850,000 1,176,550 業務委託費(報酬) 6,300,000 5,063,345 通信運搬費 1,000,000 3,151,536 消耗品費 1,050,000 2,251,465 △ 1,201,465 支援センター分1,471,189円含む 備品費 △ 326,550 会計事務所顧問料、社会保険労務士顧問料 第三者評価調査員報酬4,045,395円 ノウハウバンクHP531,300・HPリニューアル制作料、ほか 宅急便・メール便、郵送料、電話・FAX・光回線、レンタルサーバ、ドメイン料 △ 2,151,536 (支援センター1,454,123円、管理447,085円、まちかどケア374,740円) 1,236,655 100,000 431,266 3,300,000 1,796,805 500,000 840,596 1,836,000 1,838,500 光熱水費 120,000 152,173 △ 32,173 洋服会館(ガス・電気代) 警備料 220,000 490,140 △ 270,140 京浜警備(支援センター) イベント費 700,000 897,425 △ 197,425 CB346,058円・まちかど172,369円(イベント、セミナー等のの会場費と当日の諸経費) 40,000 39,840 160 第三者評価 訪問調査時の昼食代 会議費 100,000 184,281 △ 84,281 会議、内部研修時のお茶・菓子等 会場費 300,000 304,720 交際費 20,000 14,450 5,550 祝い金、ほか 諸会費 60,000 57,000 3,000 資料代 80,000 172,434 △ 92,434 評価調査員のてびき、参考書籍等、新聞図書費96,844円、(支援センター92,264円) 研究・研修費 200,000 243,832 △ 43,832 外部研修受講費・研修にかかる旅費、(支援センター129,250円) 手数料 150,000 257,528 租税公課 100,000 21,518 印刷製本費 リース料 事務所家賃 評価調査時食事実費 消費税・法人税等充当 雑費 1,200,000 △ 331,266 全額支援センター分 1,503,195 複合機カウンター料金、印刷機インク・マスター、CBsmilesNL、ほか (管理890,943円、支援センター438,715円、まち普請279,710円) △ 340,596 複合機、パソコン (支援センター351,317円) △ 2,500 洋服会館(事務所家賃148,000円/月、倉庫スペース5,000円/月) △ 4,720 会議の会場費、ウィリング、県民活動サポートセンター、市社協、洋服組合、ほか アリスセンター、かながわ外国人すまいサポートセンター、市民協、横浜市社協、 かながわ福祉サービス振興会、横浜商工会議所 △ 107,528 振込手数料、書籍販売委託手数料、ほか(支援センター114,100円) 78,482 印紙代等 2,504,872 △ 1,304,872 消費税前期分665,200円・今期分1,769,800円、法人税均等割69,872円 修繕費397,230円(支援センター)、新聞広告費270,375円、 借入金支払利息157,292円、ほか 50,000 997,931 △ 947,931 2 警報機購入支出 - 231,000 △ 231,000 警報機設置工事費、監視カメラ等 3 借入金返済支出 2,536,000 4 予備費 200,000 3,850,000 △ 1,314,000 - 200,000 当期支出合計 (C) 61,454,000 83,040,375 △ 21,586,375 当期収支差額 (A)-(C) △ 1,178,000 6,976,932 △ 8,154,932 2,522,146 10,677,078 △ 8,154,932 次期繰越収支差額 (B)-(C) 18 日本政策金融公庫長期借入金 返済分(173,000/月) および前期からの短期借入金一括返済 (単位:円) 正味財産増減計算の部 決算額 Ⅲ 正味財産増加の部 1 資産増加の部 当期収支差額(再掲) 警報機設置増加額 6,976,932 231,000 2 負債減少の部 短期借入金減少額 増加額合計 2,500,000 9,707,932 Ⅳ 正味財産減少の部 1 資産減少の部 減価償却額 335,577 棚卸資産減少額 126,588 2 負債増加の部 長期借入金増加額 減少額合計 8,650,000 9,112,165 当期正味財産増加額 595,767 前期繰越正味財産額 3,514,125 当期正味財産合計 4,109,892 収支計算書に対する注記 1.資金の範囲 資金の範囲には、現金預金、未収入金、仮払金、前払費用、未払金、未払費用、前受金、仮受金、預り金を含めている。 19 貸 借 対 照 表 (特定非営利活動に係る事業会計) 2010年3月31日現在 特定非営利活動法人 市民セクターよこはま (単位:円) 科 目 Ⅰ 金 額 資産の部 1 流動資産 現金預金 6,400,176 棚卸資産 60,690 立替金 99,829 未収入金 13,906,363 前払費用 15,560 仮払金 3,000 流動資産合計 20,485,618 2 固定資産 造 作 (2007.11 事務所改修 ) 722,510 階段昇降機 856,913 警報装置 142,701 保証金 300,000 固定資産合計 2,022,124 資産合計 Ⅱ 22,507,742 負債の部 1 流動負債 未払金 3,224,784 未払費用 4,112,836 未払法人税等 69,872 未払消費税 1,156,000 預り金 749,358 仮受金 135,000 前受金 300,000 流動負債合計 9,747,850 2 固定負債 長期借入金 8,650,000 固定負債合計 8,650,000 負債合計 Ⅲ 18,397,850 正味財産の部 前期繰越正味財産 3,514,125 当期正味財産増加額 595,767 正味財産合計 4,109,892 負債及び正味財産合計 22,507,742 20 財 産 目 録 2010年3月31日現在 特定非営利活動法人 市民セクターよこはま (単位:円) 金 額 科 目 Ⅰ 資産の部 1 流動資産 現金預金 現金 現金 現金 普通預金 普通預金 普通預金 普通預金 郵便振替口座 未収入金 窓口向上 まち普請 CB支援 地域づくり大学校 里親研修 CB支援 CB支援 小規模多機能 第三者評価 その他 棚卸資産 書籍在庫 立替金 市民活動支援センター 指定管理者評価 前払費用 市民活動支援センター 仮払金 第三者評価 事務局 市民活動支援センター小口 市民活動支援センター窓口 横浜銀行 (本体) 横浜銀行 (支援センター) 横浜銀行 (第三者評価) 横浜銀行 (決済口座) 会費入金用 34,719 40,830 20,000 2,952,194 1,605,366 1,447,925 1,000 298,142 窓口サービス向上プログラム ヨコハマ市民まち普請事業 コミュニティビジネス支援事業H21年度第4期 よこはま地域づくり大学校 里親研修の企画・実施・評価 神奈川区地域作業所工賃アップ事業 反町駅前ふれあいサロンコンサルティング 小規模多機能型居宅介護事業勉強会 保育園1件 岩崎学園インターン受入謝金 3,996,594 3,045,000 2,244,690 2,000,000 830,606 735,000 399,000 336,525 270,000 48,948 ボランティアの知恵袋ほか 60,690 ㈱有隣堂 経費 69,829 30,000 保険料 損保ジャパン 15,560 調査員報酬 3,000 流動資産合計 2 固定資産 造 作 事務所改修工事 建物附属設備 階段昇降機 工具器具備品 警報装置 投資等 保証金 20,485,618 洋服会館事務所 2007年度分 722,510 洋服会館事務所 2008年度分 856,913 洋服会館事務所 今期設置 142,701 洋服会館事務所 300,000 固定資産合計 資産合計 Ⅱ 負債の部 1 流動負債 未払金 事務局 2010.3月経費、2010年4月支払分 業務委託費 顧問報酬 市民活動支援センター 2010年3月経費等 市民活動支援センター 2009年度戻入金 第三者評価 調査員報酬及び交通費 謝金 まちかどケア・ノウハウバンク・地域づくり大学校他 未払法人税等 法人税 2009.4.1~2010.3.31 均等割分 未払消費税 消費税 2009.4.1~2010.3.31 確定分 未払費用 給与 2010年3月分 預り金 源泉所得税預り金 住民税預り金 社会保険料預り金 源泉所得税報酬謝金預り金 仮受金 第三者評価 公表手数料 9件分 前受金 第三者評価 障がい者施設1件 流動負債合計 2 固定負債 長期借入金 日本政策金融公庫 固定負債合計 負債合計 正味財産 21 2,022,124 22,507,742 1,123,352 168,000 555,429 1,234,959 32,080 110,964 69,872 1,156,000 4,112,836 167,353 94,100 271,357 216,548 135,000 300,000 9,747,850 8,650,000 8,650,000 18,397,850 4,109,892 財務諸表に対する注記 1.重要な会計方針 (1) 固定資産の減価償却の方法 造作は定額法、建物附属設備は定率法により固定資産の帳簿価額を直接減額 している。 (2) リース取引の処理方法 通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっている。 (3) 消費税等の会計処理 税込方式によっている。 2.固定資産の取得価額、減価償却累計額及び当期末残高 固定資産の取得価額、減価償却累計額及び当期末残高は、次のとおりである。 科 目 造 作 建物附属設備 工具器具備品 合 計 内 容 事務所改修工事 階段昇降機 警報装置 取得価額 減価償却累計額 898,642 176,132 1,176,000 319,087 231,000 88,299 2,305,642 583,518 3.長期借入金 借 入 先 期末現在高 日本政策金融公庫 横 浜 支 店 8,650,000 期中の支払利子額 利 率 157,292 (年利)2.25% 22 借入理由 運転資金 当期末残高 722,510 856,913 142,701 1,722,124 23 2010年度(平成22年度) 市民セクターよこはま 収支予算書 収入の部 科 目 会費収入 ① (単位:円) 2009年度決算 2010年度予算 503,000 515,000 摘 要 正会員年会費 438,000 450,000 3000円×150口 準会員年会費 30,000 30,000 3000円×10口 賛助会員年会費 35,000 35,000 5000円×3口、10000円×2口 助成金 ② 事業収入 ③ 福祉サービス第三者評価 5,400,000 13,834,353 10,280,000 3,300,000 共同募金50万・食事S調査研修80万・支援C自主事業200万 13,100,000 9,000,000 保育園、障がい者施設等18件 指定管理者第三者評価 230,000 200,000 地域ケアプラザ1件 小規模多機能 109,000 100,000 小規模多機能型サービス等計画作成担当者研修 ホームヘルプ研修 883,000 デイサロン研修 690,000 連絡会 115,300 100,000 参加費収入(食事サービス連絡会・ホームヘルプ連絡会) まちかど(認知症)ケア 646,730 600,000 センター方式セミナー参加費収入等 CB支援事業 503,110 100,000 地域づくり大学校 講師・委員謝金等 書籍売上 その他 協働・委託事業収入 ④ 市民活動支援センター 市民まち普請事業 まちかど(認知症)ケア ホームヘルプ研修 ヘルパー研修50万 サービス提供責任者研修84万 管理者研修30万、 サービス提供責任者連絡会(新規)61万 実施の可能性は有り 有料視察会、相談対応等 ※セミナー参加者実費負担分は、今期より実費精算とし、計上しない 250,000 地域づくり大学校参加費収入 167,922 76,295 150,000 吉原・石井・佐塚講師派遣 50,000 ゲンバの知恵袋、ほか 132,996 300,000 60,213,171 75,963,987 28,744,551 地域コミュニティ調査 CB(SB)支援事業 2,250,000 職場実習生受け入れ、インターンコーディネート、 記念イベント参加費収入、ヒアリング謝金等 41,983,987 横浜市市民局との協働事業 5,300,000 未確定 10,434,000 3,045,000 3,150,000 980,000 5,800,000 横浜市経済観光局との協働事業550万(うち半分は緊急雇用人件費) ほか調整中 3,750,000 横浜市都市整備局、NPO法人アクションポートとの協働事業(金額は未確定) 2,810,000 横浜市健康福祉局、横浜市社会福祉協議会との協働事業 630,000 横浜市健康福祉局からの委託事業 小規模多機能研修 2,661,750 3,330,000 横浜市健康福祉局からの委託事業(勉強会、研修、事例集、シンポジウム) 地域福祉CO研修 1,960,000 2,210,000 横浜市健康福祉局との協働事業196万、その他未確定 里親研修 1,734,728 1,800,000 横浜市健康福祉局からの委託事業 こども育成ネットワーク 8,350,000 未確定 養護老人ホーム 2,572,500 ※2009年度単年度で終了 窓口向上支援 3,996,594 ※2010年度は実施せず 定額給付金代理受領 934,048 寄付金 ⑤ 29,526 雑収入 ⑥ 37,257 ※2009年度単年度で終了 850,000 25,000 預金利息収入等 長期借入金収入 ⑦ 10,000,000 前期繰越金 ⑧ 3,700,146 10,677,078 93,717,453 104,431,065 合 計 ①~⑧ ※日本政策金融公庫長期借入金 24 注:今期の予算より、市民活動支援センター部門の経費は他部門のように各科目に割り振らず、 「市民活動支援センター人件費」と「市民活動支援センター事業費」として別に計上しています。 ただし消費税充当は例外とします。(※印の科目には、支援センター分の経費を除いた額を計上) 支出の部 科 目 人件費 ボランティア謝金 (単位:円) 2009年度決算 42,219,768 460,400 法定福利費 4,616,072 福利厚生費 491,983 通勤手当 交通費 2,719,248 654,970 市民活動支援センター人件費 市民活動支援センター事業費 2010年度予算 29,760,000 内 訳 職員10名(うち2名支援センター兼任)、緊急雇用職員3名、役員1名 超勤手当(見込み)と期末手当(見込み)含む ※ 622,160 @2222×のべ280日(源泉所得税含む) 3,572,000 社会保険・労働保険 法人負担分 ※ 374,000 職員健康診断、退職金共済 ※ 1,530,000 ※ 事業にかかる交通費、事業担当の理事・運営委員の交通費実費 地域コミュニティ調査100万 ※ コアスタッフ6名+非常勤職員 30,697,510 期末手当、超勤手当、通勤手当、社会保険料を含む 1,600,000 9,287,240 市民活動支援センターの設備管理費・機器リース費・事務費・事業費・雑費 講師・ヒアリング謝金 4,908,727 業務委託費(会計・社労士) 1,176,550 業務委託費(報酬) 5,063,345 4,670,000 第三者評価360万、指定管理7万、CB100万 通信運搬費 3,151,536 1,750,000 電話・サーバ料・宅急便・郵送料 ※ 消耗品費 2,251,465 備品費 印刷製本費 リース料 事務所家賃 431,266 1,796,805 840,596 1,838,500 光熱水費 152,173 警備料 490,140 イベント費 897,425 評価調査時食事実費 39,840 3,700,000 小規模多機能130万、地域づくり80万、CB50万、HH40万、まちかど30万、ほか ※ 493,000 会計事務所と社労士事務所 ※残り半額(これと同額)を支援センター事業費(雑費)で負担 750,000 10万未満のもの ・階段昇降機バッテリー代含む ※ 150,000 10万以上のもの(パソコン等) ※ 1,650,000 複合機カウンター料金、リソグラフ消耗品 ※ (SBハンドブック30万、まち普請25万) 600,000 複合機、パソコン、電話機 ※ 1,836,000 事務所賃料153000円/月 (倉庫代@5,000円含) 150,000 電気・ガス ※洋服会館は2009年度に機器設置済み 500,000 各事業や10周年記念イベント等の丸1日のイベント時に発生する経費 ※ 35,000 第三者評価調査時の食事代実費分 会議費 184,281 120,000 会議時の飲物代、会議用お茶菓子 ほか ※ 会場費 304,720 270,000 ウィリング、県民活動サポートセンター、市社協、青少年育成センター、ほか 交際費 14,450 20,000 慶弔祝い金等 諸会費 57,000 57,000 資料代 172,434 研究・研修費 243,832 150,000 見学・研修参加費(研修にかかる旅費等も含む) ※ 手数料 257,528 150,000 振込手数料、書籍委託販売手数料(東京ボラセン)、ほか ※ 租税公課 消費税・法人税等 充当 雑費 21,518 2,504,872 997,931 予備費 借入金返済 警報機購入支出 次期 繰越差額 合計 アリスセンター、かながわ外国人すまいサポートセンター、市民協、 横浜市社協、かながわ福祉サービス振興会、横浜商工会議所 80,000 参考資料、テキスト、NPOマネジメント、社会福祉研究(購読料) ※ 30,000 印紙税、登記印紙 2,284,000 消費税支払予定分(支援センター分含む)、法人住民税均等割 250,000 借入金利息17万3千、評価機関認証更新手数料3万、ほか 300,000 3,850,000 2,076,000 17万3千×12ヶ月 231,000 10,677,078 93,717,453 4,917,155 ※年度末の借入金返済残高657.4万 104,431,065 25 第 3 部 資料編 (1)市民セクターよこはまの沿革 1998.7 1999.9 「市民セクター構築のための研究会」発足 市民セクターよこはま 設立(9/28) 横浜ワールドポーターズに店舗兼事務所「こらぼ」 開設 1999.12 横浜市への要望書提出「新しい公共の創造へ向けて」 2000.1 配食サービス連絡会発足 2000.9 横浜移動サービス協議会発足(移動プロジェクトより独立) 2001.7 デイサービス・サロン連絡会、事業型 NPO 連絡会発足 2002.2 横浜ワールドポーターズに「NPO スクエア」開設 同所に事務所移転 2002.7 NPO マネジメント支援プロジェクト発足 2002.10 2002.12 2003.4 横浜市市民活動共同オフィスの管理運営を受託(∼2009.3) 協働のありかた研究会参画 法人設立総会(09.3.31 に神奈川県より特定非営利活動法人として認証) 精神保健連絡会発足 「特定非営利活動法人 市民セクターよこはま」設立・登記(4/1) 2003.5 設立総会、NPO 法人設立記念パーティ 2004.5 理事長松本和子退任、服部一弘就任 2004.7 2004.8 横浜会議で研究テーマを提案、採択される 『「暮らしを支える生活術マトリクスモデル」作成と市民力を活かした新システムの研究』 認知症ケアマネジメント推進事業開始 訪問介護員養成研修 1 級課程開始(∼2005.11) 2004.11 事務局内に評価事業部設置、福祉サービス第三者評価事業開始 2005.6 地域福祉コーディネーター養成研修開始 2005.8 NPO 等に対する相談・アドバイス事業開始(∼2008.3) 2006.5 「介護サービス情報の公表」に係わる調査事業開始(∼2009.3) 2006.12 理事長服部一弘退任、松本和子就任 2007.1 横浜市指定管理者第三者評価事業開始 2007.10 コミュニティビジネス支援事業開始 2007.11 横浜市中区住吉町(関内)に事務所移転 地縁型組織とテーマ型組織の協働モデル事業開始 2008.5 理事長松本和子退任、中野しずよ就任 2008.7 区役所窓口サービス向上支援事業開始 2009.4 組織改編(事業ユニット制の導入) 2009.5 定額給付金の代理受領および横浜市への寄附手続き開始 2009.7 横浜市市民活動支援センター運営開始 26 (2)会員数の推移 年度 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 団体 73 94 96 79 107 73 88 94 95 85 77 75 個人 29 42 45 46 69 72 96 101 121 119 115 111 合計 102 136 141 125 176 145 184 195 216 204 192 186 ※ 1998 年度は 9 月時点の数値、それ以外は各年度末(3 月末)の数値です。 ※ 正会員・準会員・賛助会員を合計した数値です。 会員数の推移 1998年9月 2000.3 2001.3 2002.3 2003.3 2004.3 2005.3 2006.3 2007.3 2008.3 2009.3 2010.3 0 73 94 96 79 107 73 88 94 29 42 45 46 69 72 96 101 95 85 77 121 119 115 111 75 50 団体 個人 100 150 27 200 250 (3)収入額の推移と内訳 過去6年間の経常収入額の推移 (千万) 9,000 8,000 7,000 6,000 その他 受託収入 事業収入 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 2004 2005 2006 2007 (年度) 2008 2009 ※ 受託収入=行政からの委託事業(行政との協働事業) ※ その他=会費収入・助成金収入・寄付金収入など ※ 借入金収入や前期繰越金は含めていない (4)役員・事務局スタッフ一覧 (2010 年 5 月 1 日現在) ● 役員(理事・監事)※2010 年 5 月 31 日まで 理事長 中野 しずよ 副理事長 増田 逸朗、濱田 静江 理事 石井 大一朗、泉 一弘、服部 一弘、松本 和子、南出 俊男、吉原 明香 監事 後藤喜久子、横山悠 ● 運営委員 *印は理事兼任、◇印は事務局兼任 青島 哲男、石井 大一朗(*◇)、泉 一弘、沖山 智美、木暮 寿子、小嶋 正夫、斉藤 保、 佐塚 玲子(◇)、立石 明子、中野 しずよ(*)、服部 一弘(*)、濱田 静江(*)、 増田 逸朗(*)、松本 和子(*)、南出 俊男、山野上 啓子、吉原 明香(*◇) 28 ● 事務局スタッフ・ボランティアスタッフ 事務局長 事務局次長 吉原 明香(市民活動支援事業ユニット長 兼務) 川 修 (総務ユニット長、評価・改善事業ユニット長、 コミュニティビジネス支援事業ユニット長代理 兼務) 石井 大一朗(地域支援事業ユニット長) 佐塚 玲子(人材養成事業ユニット長) 樋山 麻子(ネットワーク事業ユニット長) 武田 千香恵、田辺靖子、戸嶋 暁代、塚原 祥子(育休中)、戸田 香苗、 吉川 典子、斉藤 保(∼2010/4/30、5/1 からは CBsmiles プロデューサー ) 事務局 スタッフ 〔以下、市民活動支援センターに勤務する職員〕 北原千絵、東樹 康雅、東 浩章、松原 優佳、岡崎 壽子、大澤 正樹、 神田 廣志、鈴木 まり、竹谷 康生、田中 田人、中村晋子、 青木 梓(2010/5/21∼) 末木 亮史(∼2009/12/31)、杉木 達哉(∼2010/4/15)、桂田 俊貞(∼2010/3/31)、 渕 きみえ(∼2010/3/31)、 ボランティア スタッフ 新井 葉子、生田 光弘、勝田 泰輔、常光 日出男、平尾 隆郎、 平山 美穂(育休中)、山戸 一弥 29 特定非営利活動法人 市民セクターよこはま 〒231-0013 横浜市中区住吉町二丁目 26 番地 洋服会館 2 階 TEL:045-222-6501 FAX:045-222-6502 http://www.shimin-sector.jp
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