横浜市記者発表資料平成25年10月17日泉区地域振興課 10月19日(土)と20日(日)の２日間、泉公会堂において、区民によるいずみ歌舞伎公演が開催されます。今年で18回を迎え、例年満員の賑わいです。半年以上にわたる地道な稽古と準備の成果を、ぜひご覧ください。・区民の手づくりですが、まさに本格歌舞伎！役者の演技、衣裳・小道具の製作は、大歌舞伎のプロから直接指導を受けています。しんぱんうたざいもんのざきむら・演目は、「新版歌祭文野崎村」（お染久松物の代表作、切ないそがもようたてしのごしょぞめごしょのごろぞう物語)、「曽我綉侠御所染御所五郎蔵」(七五調のわたり台詞が見どころの五條坂中之町甲屋の場)、の２本。・幕開けでは、外国船の出迎えで活躍する岡津太鼓の友情出演まくあけこうじょうと、昨年好評の「幕開け口上」をいずみ歌舞伎保存会会長と公募の中学生たちが述べます。・今年から、区内の地区連合の協力により、大きなのぼり旗が 12本加わり、会場周辺にはためきます。歌舞伎小屋の華やかな雰囲気もお楽しみください。ぜひ、お見逃しなく。上：第17回公演加賀見山旧錦絵下：第10回公演御所五郎蔵日時：平成２５年１０月１９日(土)、２０日(日) 各日とも１２時３０分開場午後１時開演会場：泉公会堂（相鉄いずみ野線いずみ中央駅下車徒歩５分、泉区役所隣）入場料：１,３００円（全席自由）前売り分は完売しました。当日券若干あり。主催：いずみ歌舞伎保存会共催：泉伝統文化保存会泉区役所いずみ歌舞伎保存会とは ※ 当日取材をご希望の際は、受付にお申し出ください。事前にご連絡いただければ幸いです。お問い合わせ先いずみ歌舞伎保存会会長馬場勝己泉区地域振興課長遠藤令子 Tel 045-800-2390 当日 090-8947-7602 ↓ 和泉小学校での指導 ↑市川花十郎泉区には、大正から昭和の初めにかけて活躍した「市川花十郎一座」という、農村歌舞伎の花形一座がありました。平成８年の泉区制10周年記念事業を機に、その功績を受け継ぎ、その気風を現代によみがえらせようという、地域住民の熱い想いから「いずみ歌舞伎保存会」が発足し、公演を重ねてきました。保存会は、「いずみ歌舞伎」の保存･継承･普及にも力を入れ、活動の一環として、小学生への歌舞伎指導も行っています。また、２年毎に「かながわ伝統芸能祭」に出演。横浜を代表する伝統芸能になりました。「区民手づくりの本格歌舞伎」を目指して、役者をはじめ衣裳･小道具･大道具などのスタッフまで区民が担い、小学生から80歳代の50名を超える会員が活動しています。