PDF Download【3.4M】 - エフシージー総合研究所

あ り 、「 富 士 山 は 幼 い 頃 か ら ボ ク の 霊
と 肉 に 多 大 の 影 響 を 与 え て い る」 と 言
っ て は ば か ら な い。
富士山を見て成長した水野の人生は
期の日本共産党にあって理論家幹部と
お 茶 漬 け を 食 い た く な っ た り、 セ ン ベ
し て 実 質 的 な 機 関 誌「マ ル ク ス 主 義」
熱 を 語 っ た も の だ が、 そ れ が 水 野 の 目
千 変 万 化 で あ る。
家 に か け 込 ん で ご 馳 走 に な っ た り、 失
の 編 集 長 を 務 め て い る。 昭 和 2 年、
イ が 種 切 れ に な っ た り、 醤 油 が ほ し く
っ た と い う。 確 認 を 求 め て 先 日、 水 野
敬 し て き た り す る 」(「 ボ ク の 音 楽 武 者
歳 の 時 に は、 日 本 共 産 党 代 表 と し て、
に 留 ま り、 感 心 し き り で 「少 年 の 夢 を
代、 共 産 主 義 の 洗 礼 を 受 け、 創 成
の長男・水野誠一氏にお会いしたとこ
修 行 」) と 書 い て い る 。 水 野 チ コ と は
なったりすると臆面もなく水野チコの
ろ 、「 そ ん な こ と も あ り ま し た ね 」 と
ル ミ 子 の こ と だ。
年からは日フィルのミュー
ジックアドバイザー兼首席指揮者を務
デ タ ー に 遭 遇 し て、 国 際 共 産 主 義 の 現
局 (上 海) に 赴 き、 蒋 介 石 の 反 共 ク ー
コ ミ ン テ ル ン (国 際 共 産 党) 極 東 事 務
め る が、 す べ て 水 野 が 文 化 放 送 社 長 の
小澤は
同 社 内 に 「日 本 フ ィ ル ハ ー モ ニ ー 交 響
実 に 触 れ た 。 帰 国 後 、間 も な く 「 赤 旗 」
共産党員大量
代 社 長、 フ ジ サ ン ケ イ グ ル ー プ の 創 始
成夫とは言うまでもなくフジテレビ初
澤 に 日 フ ィ ル を 指 揮 さ せ た り、 ラ ジ オ
は 当 時、 桐 朋 学 園 短 大 の 学 生 だ っ た 小
野 成 夫 の 存 在 が あ っ た。
てのデビューと活躍の背景には常に水
ままでは日本共産党はソ連の第五列的
ン ソ 連 の た め に あ る の で あ っ て、 こ の
存 在 に 陥 る の が 関 の 山 で あ る こ と、 共
リ ー 歌 手) が い た。 ル ミ 子 は よ く 彼 ら
同 級 生 に 小 澤 や 小 坂 一 也 (の ち ロ カ ビ
ミ 子 は 成 城 学 園 中 学 校 に 通 っ て い て、
て パ リ に い た。 小 澤 は 自 著 で 「ぼ く は
洲 春 正 (の ち 東 宝 東 和 社 長) と 結 婚 し
ね た。 ル ミ 子 は 東 宝 の パ リ 支 局 長 ・ 白
が 恋 し く な る と、 パ リ の ル ミ 子 宅 を 訪
ロ ッ パ 音 楽 武 者 修 行 に 旅 立 つ が、 故 国
テ レ ビ の 分 野 で 注 目 す べ き は、 日 本
に な っ た。
水野と富士との関係は内面的なもので
長 が 静 岡 出 身 と い う と こ ろ に あ っ た が、
か」 と い う 点 に あ っ た。 結 論 は 初 代 社
テ レ ビ は、 な ぜ フ ジ テ レ ビ と い う の
い て 調 べ て い る。 そ の 出 発 点 は 「フ ジ
こ こ 数 年、 水 野 成 夫 の 生 き ざ ま に つ
は 余 命 い く ば く も な か っ た が、 水 野 も
す る 尾 崎 の 姿 が あ っ た。 こ の と き 尾 崎
には二人の保証人のような心境で同席
会 談 を 重 ね る こ と に な る の だ が、 そ こ
動 に 精 を 出 す 。「 神 々 は 渇 く 」「 英 国 史 」
の 転 向 者 の 群 が あ っ た。
ブ ー ム の 嚆 矢 で、 水 野 の 後 に は 数 十 万
信 し、 獄 中 転 向 を 明 ら か に す る。 転 向
受容するところにはならないことを確
産党が主張する天皇制廃止は日本人の
を 自 宅 に 連 れ て く る こ と が あ っ た。 そ
あ る。 テ レ ビ 局 の 社 名 に つ い て ニ ッ ポ
年) や、 ネ ッ ト ワ ー
テレビ系列だったテレビ西日本のフジ
共産党幹部から文学者に
ういうときに小澤は音楽への関心や情
ン 放 送 の 鹿 内 信 隆 専 務 が 「富 士 テ レ ビ
テレビ系列化(
え た。
な ど の 翻 訳 は 人 気 を 博 し た。 終 生 の 親
で ど う か」 と い い、 水 野 が 賛 成 し て 決
年、 小 澤 は ス ク ー タ ー に よ る ヨ ー
友 に な る 作 家 ・ 尾 崎 士 郎 と 出 会 っ た り、
ま っ た と い う。 鹿 内 と 富 士 山 の 接 点 は
の と き で あ る。 終 戦 後、 水 野 の 次 女 ル
南 喜 一 (の ち 国 策 パ ル プ 会 長、 ヤ ク ル
ク系UHF局第一号・テレビ静岡の設
年) で あ る。 後 者 は 出 身 地 と あ
ス ム ー ズ に 系 列 変 更 が 実 現 し た。
年 安 保) 騒 動 の 折 に 日 本 を
知 ら れ ざ る 水 野 の 行 動 に、 昭 和
の安保(
年
田 中 も 忌 憚 な く 話 を 進 め る こ と が で き、
出獄後は昭和
こうし
ト 会 長) と 再 生 紙 事 業 を 始 め た の も こ
殆 ど な い。 水 野 の 富 士 山 へ の 思 い を 鹿
立(
っ て、 朝 日、 読 売、 毎 日 ら を 蹴 散 ら す
形 で 実 現 さ せ た。
年代にかけて文学活
の 頃 で あ る。 南 と の 事 業 が 縁 で 水 野 は
内 が 忖 度 し た 結 果 だ。
文 化 放 送 に 続 い て、 経 営 問 題 で 悩 ん
で い た の が 前 田 久 吉 の 産 経 新 聞 で あ る。
内 乱 か ら 救 っ た 逸 話 が あ る。 当 時 の 安
た。 こ れ に 対 し、 岸 信 介 首 相 は 自 衛 隊
保改定反対闘争は全学連を中心に社
崎 士 郎 の 存 在 が 大 き か っ た。 同 社 は 西
と い っ た 噂 が 流 れ て い た。 危 機 感 を 覚
年、 水 野 は 引
の 出 動 を 考 え て い た。 ま さ に 一 触 即 発
重 鎮 ・ 宮 島 清 次 郎 に 師 事 す る 一 方、 経
出 陣 を 懇 望 し、 こ れ も
き 受 け た。 こ う し て ラ ジ オ、 テ レ ビ、
動 の 真 最 中 、電 話 で 渾 身 の 助 言 を し 、
職を賭して岸に断念させろ」と騒
を 出 せ ば 内 乱 に な る。 官 房 長 官 の
助 言 を 求 め ら れ た 水 野 は「 自 衛 隊
で あ る。 椎 名 悦 三 郎 官 房 長 官 か ら
日 本 新 聞 が 設 立 し た も の で、 当 時 の 田
会党や共産党が全国的にデモを煽っ
水野がマスコミ界にかかわるのは昭
年、 文 化 放 送 社 長 に 就 任 以 降 で あ
る。 経 営 不 振 で 総 評 の 傘 下 入 り
を 恐 れ た 財 界 が、 説 き 伏 せ て 文
化 放 送 の 再 建 を 託 し た の だ。 早
富士山への思いテレビ局名に
速 日 フ ィ ル を 創 立 し、 小 澤 征 爾
に活動の場を与えたのは先述の
中斉之社長も元は西日本新聞社長であ
改 定 安 保 条 約 は 自 然 成 立 し、 岸 も 退 陣
岸 に あ き ら め さ せ た 。そ の 数 時 間 後 、
新 聞 に ま た が る メ デ ィ ア グ ル ー プ 「フ
し た。 共 産 主 義 の 本 質 を 知 り、 蒋 介 石
その水野の文化放送とニッポン放送
が 九 州 進 出 を 図 っ て き た の で あ る。 地
の反共クーデターで軍隊が動く修羅場
を 表 明 し て、 社 会 は 落 ち 着 き を 取 り 戻
元 紙 と し て は 一 大 事 だ。 読 売 新 聞 と 連
を実体験している水野ならではの諫言
っ た。 実 は、 そ ん な と こ ろ に 読 売 新 聞
昭和初期の共産主義理論誌。表紙にも奥付にも水野成夫の名が見える
携する日本テレビの番組を流している
だ っ た。
世 に 残 る 水 野 に 関 す る 資 料 に よ れ ば、
場 合 で は な い。 田 中 は 「も は や 日 本 テ
レ ビ と は 組 め な い」 と 思 う が、 さ り と
水野は誤解と曲解の中におかれること
が 多 か っ た。 来 年 は 日 本 共 産 党 結 党
周 年 で あ り、 水 野 没 後
思 い 悩 ん だ 結 果、 田 中 は 早 大 時 代 か
て ど の キ ー 局 と 組 ん だ ら よ い の か。
ら の 親 友 ・ 尾 崎 士 郎 が、 フ ジ テ レ ビ 社
こういう折に水野成夫の偽らざる一生
年 目 で あ る。
長の水野と刎頚の交わりにあることを
を 明 ら か に 出 来 た ら と 思 っ て い る。
90
思 い 出 す。 そ し て 尾 崎 を 介 し て 水 野 と
40
和
テレビ西日本のフジ系列入りには尾
産 経 新 聞 に も ま た「総 評 が 買 収 す る」
10
え た 財 界、 さ ら に は 前 田 本 人 も 水 野 の
年安保で内乱の危機救う
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39
ジ サ ン ケ イ グ ル ー プ」 が 誕 生 す る こ と
通 り で あ る。
33
済 同 友 会 や 日 経 連 の 設 立 に 尽 力 す る。
終戦後は国策パルプの経営で財界の
財界から文化放送社長に
経 済 人 の 道 を 歩 む こ と に な る。
水野が小澤を知るのは小澤が中学生
放送にも載せたりというチャンスを与
義というのはスターリ
す る 。 獄 中 、国 際 共 産 主
検 挙 事 件 で 捕 ま り 、下 獄
ゆ る 3・
昭 和 3 年 、水 野 は い わ
に な る。
(せっき)の初代編集長
時 代 の こ と で あ る。 小 澤 の 音 楽 家 と し
年、 文 化 放 送 社 長 に 就 き、
27
楽 団 ( 日 フ ィ ル )」 を 設 立 す る 。 水 野
た が、 昭 和
当 時、 水 野 は 国 策 パ ル プ の 専 務 だ っ
懐 古 さ れ た。
実 現 さ せ て や り た い」 と 思 う よ う に な
小澤征爾氏の世界文化賞受賞に
水野成夫さんを想う
フジテレビ初代社長
小澤氏はお嬢さんの同級生
本 年 7 月、 高 松 宮 殿 下 記 念 世 界
文 化 賞 (音 楽 部 門) に 選 ば れ て、
しげお
一番喜んだのは泉下の水野成夫
で は な い だ ろ う か。 小 澤 の 才 能
を い ち 早 く 見 抜 き、 支 援 を 送 り
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エフシージー総合研究所社長 境政郎
情熱に感心し中学生から支援
小澤征爾氏 (以下敬称略) が
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者 で あ る。
続 け た の が 水 野 だ か ら だ。 水 野
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年、 作 っ た の が フ ジ テ レ ビ で
が昭和
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知っていますか?
ほ か は 健 常 者 と ま っ た く 同 じ。 一 方、
健 常 者 よ り も 耳 や 手、 足 な ど の 感 覚 が
優 れ て お り、 こ れ ら の 感 覚 で 外 部 の 情
報 を 得 て い る。 多 少 の 工 夫 が 必 要 な 場
点字の公園ガイドブック
メディア開発室 伊藤直樹
合 も あ る が、 多 く の 人 は 健 常 者 と 同 じ
障害者に分かりやすく紹介する「バリアフリーに対応したホームページ」 の制作や「点字による公園のガイドブック」 の
し た い と 考 え て い る。
制 作 に あ た っ て、 視 覚 障 害 者 の 団 体
に点字の公園ガイドブックについて意
り ま す か ? 」「 手 で 触 っ て 楽 し め る も
全国の国営公園での視覚障害者の
の が あ る と う れ し い 」「 公 園 内 の 休 憩
見 を 求 め る と 「耳 で 楽 し め る も の は あ
入 場 者 数 は、 全 入 場 者 数 の 約 1 ―
さ ら に 「 歩 く の は 好 き だ が 、( 目 が
所 の 位 置 が 分 か る と 安 心 で き る」 な ど
ン フ レ ッ ト を 用 意 し て い る が、 視 覚 障
見 え な い の で) 距 離 感 が つ か め な い の
2 . 5 % と い わ れ る。 一 部 の 公 園 で は、
害者用の点字の説明パンフレットを用
で、 あ と ど れ く ら い 歩 く の か が 分 か ら
の 要 望 が あ っ た。
意 し て い る ケ ー ス は、 ま だ ま だ 少 な い。
月 に 施 行 さ れ た 「バ リ
②視覚障害者の心配事をなくす
・ 視覚障害者が楽しめる内容を説明する
・地図も点字で表現する
・点字で公園の内容を説明する
①視覚障害者のためのパンフレット
以 下 の 3 項 目 に 配 慮 し な が ら 行 っ た。
制 作 は、 日 本 点 字 図 書 館 の 協 力 で、
■ 点字ガイドブックの目的
が 寄 せ ら れ た。
ず 不 安 に な る こ と が あ る」 な ど の 意 見
の だ。
■ 視覚障害者に役立つ
ガイドブックを作りたい
・トイレ、駐車場の位置、使用方法な
こ の 公 園 内 に あ る 水 族 館 を、 目 の 見
を 述 べ た と 聞 い た。
き た の で、 非 常 に 楽 し か っ た」 と お 礼
公 園 に 行 っ た と き に 「対 等 な 会 話 が で
だ 視 覚 障 害 者 が、 健 常 者 と 一 緒 に そ の
えない人にどのように紹介したら分か
と が 分 か っ た。 そ れ ら の 情 報 を 点 字 ガ
障害者でも体験できるエリアがあるこ
サメの皮膚の標本に触れたりする視覚
出 し) や、 生 き た ヒ ト デ に 触 っ た り、
こんな施設があるから寄ってみたい
に あ る 」 と か 、「 こ の 施 設 の 近 く に は 、
が、 今 回 は 「こ の 施 設 は こ ち ら の 方 向
れて園内を歩く受動的な行動になるの
の で、 い つ も は (健 常 者 に) 手 を 引 か
視覚障害者の求める情報を伝えること
…」 と い っ た 会 話 が で き た そ う で あ る。
付 で 貸 し 出 し を す る と と も に、 公 園 事
考 え て い る。
障害者が楽しめる機会を増やしたいと
イ ド ブ ッ ク を 作 成 し、 よ り 多 く の 視 覚
各 種 公 共 施 設、 テ ー マ パ ー ク の 点 字 ガ
今 後 は、 他 の 公 園 や 水 族 館 を は じ め、
が ポ イ ン ト な の だ。
この点字ガイドブックを事前に読ん
■ 使用後の評価、今後の目標
字 図 書 館、 福 祉 施 設 に 配 布 を し た。
務 所 を 通 じ て 全 国 の 盲 学 校、 公 立 の 点
作 成 し た ガ イ ド ブ ッ ク は、 公 園 の 受
イ ド ブ ッ ク に 盛 り 込 ん だ ( 図 参 照 )。
事前に公園の内容が理解できていた
り や す い か ? と い う の が 課 題 だ っ た。
り や す く を 心 掛 け た。
視 覚 障 害 者 は、 目 が 見 え な い だ け で、
レ ッ ト で な い と、 使 い 勝 手 が よ く な い
視 覚 障 害 者 に と っ て は、 専 用 の パ ン フ
き 換 え た だ け の も の が 多 く 見 ら れ る が、
一般用のパンフレットを単に点字に置
公 園 の 点 字 ガ イ ド ブ ッ ク と い っ て も、
ア フ リ ー 新 法」 を 受 け た も の。
は2006年
リ ー に 対 応 す る よ う に な っ た が、 こ れ
現在ではかなりの施設がバリアフ
地図つきのパンフレットや外国語のパ
■ 視覚障害者のための
資料が少ない
作 成 な ど を 通 じ て、 社 会 貢 献 に 取 り 組 ん で い る。 今 回 は、 点 字 ガ イ ド に つ い て 報 告 す る。
どを説明する
・ 公園の指示、注意事項などを説明する
用のエレベーターがある」など 、 現
プログラムやレクリエーションを体験
公 園 や 水 族 館 は、 最 近、 視 聴 覚 障 害 者 に と っ て 「 や さ し い 施 設 」 に な り つ つ あ る。 メ デ ィ ア 開 発 室 で は、 公 園 を 視 覚
1)
*
館 内 に は 音 声 解 説 ( PDA の 貸 し
2)
*
・
「 急な坂道」
「スロープを降りる」「専
場の状況を明確にする
・おすすめのコース、所要時間などを
説 明 す る( 事 前 に 距 離 感 を 伝 え る )
③コミュニケーションツールの役目
・健常者と対等に会話のできる資料に
する(通常の説明も入れる)
制 作 時 に は 現 地 で の 取 材 や、 視 覚 障
害者によるサンプル版のモニターテス
ト な ど も 行 っ た。
■ 作成のポイント
(国営沖縄記念公園の例)
「情 報 の 整 理」
ト イ レ の 状 況、 階 段 ・ 坂 道 は な い か
―など園内のバリアフリー状況を把握
し、 休 憩 所 の 配 置 状 況 を 調 べ、 視 覚 障
害 者 の 楽 し め る 展 示 を 調 査 し た。
「点 字 の 地 図」
駐 車 場 や 各 施 設 の 入 口 を 起 点 と し て、
「ひ と 筆 書 き」 の 要 領 で 各 施 設 の 位 置
関 係 が 把 握 で き る よ う に し た。
「説 明 書」
点字はすべてカタカナで表現するた
め、 漢 字 や 漢 語 は 使 わ ず、 簡 潔 に 分 か
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点字の説明文(左)と水族館の点字地図(右)
・表面に点字の印刷が施されている
基礎から応用・危機管理まで
「広 報 部 に は じ め て 配 属 さ れ た の で す が、 何 を ど う し た ら い い の か 戸 惑 う ば か り で す」 ― こ ん な 悩 み を も つ
広 報 担 当 者 に 、基 礎 か ら 応 用 編 、危 機 管 理 ま で を 幅 広 く レ ク チ ャ ー す る の が 、情 報 調 査 部 が 主 催 す る セ ミ ナ ー
に つ い て 紹 介 が あ り、 政 府、 原 子 力 安
質 問 が 出 さ れ、 活 発 な 質 疑 応 答 が 行 わ
は、 取 材 や 情 報 収 集 の 方 法 に つ い て の
た。 社 内 報 を 担 当 し て い る 受 講 者 か ら
ち に 解 消 す る。 震災関連の具体例を教材に
受講者の大半がその年の4月に広報
部 門 に 配 属 さ れ た 新 任 の 人 た ち。 若 い
人 が 多 い が、 な か に は 広 報 部 門 に カ ム
バ ッ ク し た の を 機 に、 広 報 業 務 を 改 め
て見直したいという中堅やベテランも
い る。 今 回 の 講 座 の 内 容 を 紹 介 す る。
会 場 は 東 京 ・ 日 比 谷 の 日 本 記 者 ク ラ ブ。
広 報 の 仕 事 は 幅 広 く、 新 任 と な れ ば
バイザーの山本ヒロ子が広報の業務の
イ ン ト」 を テ ー マ に、 弊 社 ・ 広 報 ア ド
第 1 回 目 (初 日) は 「広 報 活 動 キ ー ポ
覚 え る こ と も 多 い。 そ こ で セ ミ ナ ー は
を 講 義 し た。
基本からマスコミ対応のポイントまで
人の少人数による集中講
産 経 新 聞、 フ ジ テ レ ビ の 編 集 ・ 報 道 責
師 陣 は、 大 手 企 業 の 広 報 部 長 を は じ め、
理、 テ レ ビ 報 道 な ど 5 つ の テ ー マ。 講
コ ミ へ の 情 報 発 信、 社 内 広 報、 危 機 管
そ の 内 容 は、 広 報 の 基 礎 か ら、 マ ス
や W E B ま で を 対 象 に、 記 事 を 掲 載 し
聞経済本部長の谷口正晃氏が新聞記事
を 紹 介 し た。 マ ス コ ミ か ら は、 産 経 新
R 活 動 の 展 開 か ら 実 績、 効 果 測 定 ま で
を 具 体 的 に 説 明 し、 国 内 外 に お け る P
佐美吉人氏が帝人グループの広報活動
企業からは帝人広報・IR室長の宇
任 者、 広 報 コ ン サ ル タ ン ト、 広 報 紙 ア
第 2 回 目 は 「 緊 急 時 の 広 報 」。 各 講
仕 方 ま で を ア ド バ イ ス し た。
て も ら う コ ツ、 記 者 へ の ア プ ロ ー チ の
現 役 の 広 報 責 任 者、 新 聞 ・ テ レ ビ の 編
日に発生した東日本
に 仕 事 に 活 か せ る 実 践 的 な 講 義 を 受 け、
現 役 の ベ テ ラ ン 広 報 マ ン か ら は、 す ぐ
危 機 対 応 の 話 が 中 心 と な っ た。 産 経 新
所による放射能漏れ事故を例に挙げた
大震災と東京電力福島第一原子力発電
師 か ら は、 3 月
メ デ ィ ア 側 か ら は「 取 材 す る 側 の 本
聞 社 会 部 長 の 近 藤 豊 和 氏 か ら、 震 災 以
集、 報 道 の 現 場 責 任 者 で あ る こ と だ。
音」 が 聞 け る の が メ リ ッ ト だ。 も ち ろ
降 の 社 会 部 記 者 の 動 き、 取 材 体 制 な ど
太 郎 氏 が 「仕 掛 け る 広 報」 を テ ー マ に
り 方 を 実 践 的 に ア ド バ イ ス。 効 果 的 な
の芝沼隆一氏がニュースリリースの作
か」 を テ ー マ に、 広 報 紙 ア ド バ イ ザ ー
第 4 回 目 は 、「 何 が ニ ュ ー ス に な る
と て も 参 考 に な っ た」 と い う 感 想 が 多
か ら、 受 講 者 か ら は 「実 務 的 な 内 容 で
披 露 し た。 具 体 的 な 事 例 が 聞 け た こ と
ディアに取り上げてもらう仕掛け方を
を 例 に 挙 げ て、 テ レ ビ を 中 心 と し た メ
実施したイベントや新製品発表会など
見出しのつけ方や取材原稿の書き方の
数 寄 せ ら れ た。
を含めた情報発信の仕方から新聞の各
ス」 に つ い て 具 体 的 に 説 明。 リ リ ー ス
の 井 伊 重 之 氏 が 「記 者 が 求 め る ニ ュ ー
マ ス コ ミ か ら は、 産 経 新 聞 論 説 委 員
が あ っ た。 報 道 局 解 説 委 員 の 安 倍 宏 行
ついての留意点についてのアドバイス
ローチの仕方やテレビ局からの取材に
く ダ ネ !」 と い っ た 情 報 番 組 へ の ア プ
澤 正 氏 か ら は 、「 め ざ ま し テ レ ビ 」や「 と
フジテレビ経営企画局担当部長の時
面でのアプローチ方法など実践的な講
氏 か ら は 「今 後 は ソ ー シ ャ ル ウ ェ ブ を
最 終 回 は 「 テ レ ビ 報 道 と 広 報 」。 テ
ポイントや失敗しない会見の設定方法
指 摘 が あ り、 報 道 局 へ の ア プ ロ ー チ の
活 用 し た 情 報 の 受 発 信 が 重 要 だ」 と の
レ ビ へ の ア プ ロ ー チ に つ い て、 フ ァ ン
に つ い て の ア ド バ イ ス が あ っ た。
多 か っ た こ と か ら、 今 後 は 企 業 だ け で
今年は大学や自治体からの参加者が
い て い る ケ ー ス も 多 く 耳 に す る。 こ の
と な り、 そ の 後 も 連 絡 を 取 り 合 い、 お
こ の 講 座 は、 初 回 と 最 終 回 の 講 義 終
互 い の 悩 み を 相 談 し た り、 情 報 交 換 し
な く、 対 象 を 絞 っ た 新 任 広 報 担 当 者 向
講座は広報マン同士のネットワークづ
た り す る こ と が 受 講 者 自 身 の 力 に な る。
けの研修を企画していきたいと思って
了 後 に は 懇 親 会 を 開 き、 名 刺 交 換、 情
過 去 に 参 加 し た 受 講 者 同 士 が、 今 で も
い る。
く り も 担 っ て い る と 自 負 し て い る。
気軽に話せる仲間として付き合いが続
報 交 換 の 場 を 設 け て い る。 こ こ で 友 人
ネットワークづくりの一助にも
ケル広報グループマネージャーの中村
だ。
義に受講者からの質問や意見が相次い
っ た」 と 好 評 だ っ た。
実 習 も 行 わ れ、 受 講 者 に は 「参 考 に な
実習や実務的な講義が好評
ん 疑 問 点 は、 そ の 場 で 質 問 す れ ば た だ
11
講 座 の 特 徴 は、 何 と い っ て も 講 師 が
ド バ イ ザ ー と い っ た 多 彩 な メ ン バ ー だ。
座 だ。
れ る。 定 員
週1回で5週連続のプログラムで行わ
情報調査部主任研究員 永井 久惠
「 新 任 広 報 マ ン 夏 期 講 座 」 だ。 メ デ ィ ア グ ル ー プ の 特 性 を 活 か し、 2 0 0 2 年 か ら 毎 年 7 月 に 開 催 し て い る。
全 ・ 保 安 院、 東 電 で の 記 者 会 見 の 内 容
れ た。
30
回 目 と な る 今 年 の 夏 期 講 座 を 紹 介 す る。
を と り あ げ て、 緊 急 時 の 記 者 会 見 の ポ
用、 今 後 の 課 題 な ど を 述 べ て い た だ い
集 号 の 内 容、 イ ン ト ラ な ど 他 媒 体 の 活
具 体 的 活 動 や 編 集 方 針、 体 制、 震 災 特
那 奈 子 氏 の 3 人。 そ れ ぞ れ の 社 内 報 の
ヤマト運輸CSR推進部広報課の大島
デ ィ ン グ ス I R 広 報 部 の 根 岸 紀 子 氏、
報 担 当 課 長 の 池 田 文 恵 氏、 明 治 ホ ー ル
パ ネ リ ス ト は、 凸 版 印 刷 広 報 部 社 内 広
に パ ネ ル デ ィ ス カ ッ シ ョ ン が 行 わ れ た。
に 続 き 、「 わ が 社 の 社 内 報 」 を テ ー マ
サルタントの青柳栄一氏の基調講演
第 3 回 目 は 「 社 内 広 報 」。 広 報 コ ン
(B C M) が 必 要 だ と 強 調 し た。
に再開したりするためのマネジメント
し た り、 中 断 し た 場 合 に は 目 標 時 間 内
は、 災 害 時 に 基 幹 業 務 の 継 続 を 可 能 に
っ た。 千 葉 商 科 大 学 教 授 の 藤 江 俊 彦 氏
を 語 り、 受 講 者 に は 具 体 的 な 教 訓 と な
分かりやすい情報発信に努めた経験談
て も 乗 客 や マ ス コ ミ に 対 し て、 正 確 で
系 列 的 に 説 明 が あ っ た。 緊 急 時 で あ っ
計画停電における広報対応について時
詰 ま る よ う な 運 行 状 況 の 安 全 確 認 作 業、
課 長 の 藤 田 謙 氏 が、 震 災 発 生 当 日 の 息
企業からは小田急電鉄CSR・広報
社内報づくりで活発な質疑 イ ン ト に つ い て レ ク チ ャ ー を 受 け た。
「新任広報マン夏期講座」
06
FCG 新LABO 2011.9.23
FCG 新LABO 2011.9.23
07
新任の広報担当者向けなので、プレスリリースの書き方の実習もあり、受講者は真剣に取
り組んだ
初日と最終日に開かれた名刺交換と意見交換の場の懇親会。ここで知り合った 同士が「広報仲間」としてのネット
ワークづくりになっている
10
10年目迎えた
環境科学研究室
バイオクリーンルーム
室内環境改善商品の評価に効力
環境科学研究室 室長 川上 裕司
FCG新LABO2008年春号で、
「空気清浄機の除菌性能試験法の開発と今後の展望~室内環境学会・微生物ワーキンググ
ループの共同研究で開発!外部からの受託試験受け入れへ!」とのリポートを記載しました。その後、開発したクリー
ンブースを安全性の高い二重構造に改良し、様々な「室内環境改善商品」の性能評価試験を実施できるようになりまし
た。本稿では、その実施例を紹介するとともに、
「なぜこの実験が必要であるのか?!」について社会的背景とともに述
べたいと思います。
人に 1 人は何らかのアレルギー
技術者や販売者には、この際退場
イルス」などを居住空間に近い状
患者であるというのが最近の定説
していただきたいと思います。
態で浮遊させる必要があります。
となっています。これに拍車をか
基礎試験(シャーレレベル)か
それを可能にしたのがバイオクリ
けるように新型インフルエンザの
ら始まり、実使用を想定したクリ
ーンルームを使った実験です。
「カ
流行やノロウイルス感染が報じら
ーンルームで評価し、更に実際の
ビ」と「細菌」を供試する場合の
れるようになり、空気清浄機器や
室内環境で実使用試験を行うこと
概略図を図 2 に、実際にこの試
空間対策用除菌スプレーのニーズ
が関連商品の開発に関わる全ての
験法によって除菌性能を評価した
は年々高まりを見せています。
技術者や研究者の今後の大きな課
実例を図 3 ~ 5 に示します。
「化学物質過敏症」や「シックハ
題であると考えます。
最新式の家庭用 HEPA フィル
ター式空気清浄機 A の評価では、
空気清浄機器の性能評価実施例
ウス症候群」と診断された患者さ
んの中には「カビ過敏症」
アズキイロカビ(Wallemia sebi)
(hypersensitivity)と呼ば
当研究所で制作したクリーンブ
の胞子 10 個 /m を超音波発生
れる方がたくさん存在し、
ースは、4 畳の内室に 2 畳の外室
器 で 散 布 し た 直 後(0 分 後 ) と
その傾向は今後増加するの
が一体化した軽量アルミパネル
空気清浄機稼働後の 5、10、15、
ではないかと思われます。
1 枚仕立ての分解組み立て可能な
30 分後に内室の空気をサンプリ
筆者は、内装工事の不備が
構造でした。これを一体化して 6
ングして浮遊菌数を培養・比較し
原因で「カビ過敏症」を発
畳(26 m )空間に換え、隙間を
ました。その結果、空気清浄機
症し、訴訟問題になった事
なくすために鉄骨やアルミテープ
A を稼働させた場合の浮遊カビ
例に立ち会いました。
で補強した上で、側面巻上げ式の
数は徐々に減少し、30 分後には
このような社会的背景か
耐薬剤性リノリーム床に換えまし
99.9% のカビ除去性能があるこ
ら鑑みて、「空気清浄機器」
た。さらに、供試する微生物の外
とが判りました。
や「室内空間用除菌剤」な
5
3
3
部への流出を防止するため、クリ
業務用大型 HEPA フィルター
ど室内環境改善商品の正し
ーンルーム用樹脂製パネルで内室
式空気清浄機 B と塩素系薬剤噴
い性能評価が必要なことは
霧式空気清浄機器 C の評価では、
理の当然といえます。従来
表皮ブドウ球菌(Staphylococcus
の評価法の大半は、実験室
epidermidis) の 懸 濁 液( 濃 度
内でシャーレやそれに準じ
HEPA フィルターを使った内
10 /mℓ)を超微粒子噴霧器で
た容器、せいぜい 1m 四方
室の陰圧管理と殺菌灯によって、
散布した後、カビを用いた試験と
のボックスやカプセルを使
内部を無菌状態にする機能も付属
同様の手順で除菌性能を評価し
った試験です。また、実際
しています。バイオクリーンル
ました。その結果、空気清浄機 B
の室内環境を使用した実使
ームは、2010 年 5 月に設立され
を稼働させた場合には 10 分後に、
用試験データも少ない(ま
た ( 財 ) 予防環境協会に設置して、
空気清浄機 C を稼働させた場合
たは実施していない)商品
当研究所との共同研究に大いに活
には 30 分後に 100% の除去性能
がまかり通っているのが実
用されています(図1)。
を確認しました(*いずれの試験
情です。消費者は、「住ま
も空気清浄機の稼働無(自然減衰)
いで使った場合にその商品
を対照)。このような実験を行う
に効果がある」と信じて購
ことによって、「実使用空間にお
入するわけですので、その
ける除菌性能評価」を定性的かつ
信頼に足る試験を行った上
定量的に評価することが可能とな
で市場に出す義務がメーカ
りました。
ー側にはあるはずです。根
なぜバイオクルーンルームでの実
験が必要か?!
拠のあるデータが無いにも
「ダニ・カビ・ハウスダスト」を
わないよりは)除菌効果が
主要因とするアレルギー患者数
出てきます」といった逃げ
は減少する兆しがなく、児童の 3
口上をうそぶくメーカーの
を覆い二重構造とし、「バイオセ
ーフティレベル 2 仕様」のバイ
オクリーンルームが完成しました。
図 1 6 畳空間を想定したクリーンブース(26m )
A:外室の外側から見たところ,B:内室の内側から見たところ
3
5
空気清浄機や空間噴霧式除菌剤
の除去性能を正しく評価するため
図 2 空気清浄機器の除菌性能を評価するクリーンブースの概略図
<内室は一般住宅の 6 畳空間とほぼ等しい 26m3 >
A:浮遊真菌(カビ)による試験法,B:浮遊細菌による試験法
09
には、
「花粉」、
「カビ」、
「細菌」、
「ウ
FCG 新LABO 2011.9.23
図 3 空気清浄機 A
図 4 大型 HEPA フィルター付空気清浄機 B
関わらず、
「使い続けば(使
図 5 塩素系薬剤噴霧式空気清浄機器 C
FCG 新LABO 2011.9.23
08
~
代は思いこみ、
代後半以降は肌の老化~
くすみは加齢に比例する
(パナソニック電工株式会社との共同研究)
研究推進室 久留戸 真奈美
「肌のくすみ」は、あいまいで、様々な要因が重なっています。今回、くすみに悩
む女性の肌を計測し、その原因と対策を調査しました。 代のくすみは、肌の乾燥と
頬 の 水 分 量 を 計 測 す る と ( 図 1 )、
( 1 ) 肌 の 水 分 量 、キ メ 、シ ワ
【調 査 結 果】
血行不良が原因で、 代以降は、色素沈着をはじめとする様々な肌の老化の因子蓄積
と考えられました。
【調 査 内 容】
~
名 (以 下 く す み 肌) と、 く
調 査 は、 く す み を 感 じ て い る
代の女性
すみ感のないきれいな肌の女性4名
く す み 肌 は き れ い 肌 に 比 べ て、 ど の 年
代も水分量が非常に少ないことが分か
り ま す。 く す み 肌 の 女 性 は、 乾 燥 が 進
み、 肌 の 透 明 感 が 損 な わ れ て い る と 考
え ら れ ま す。
代 の く す み 肌 で は、
をひどくしていることも分かりま
し た。 一 方、
代
比 較 的 キ メ が 整 い、 シ ワ も そ れ ほ
ど で は あ り ま せ ん。 つ ま り、
で は、 肌 の 乾 燥 や、 キ メ の 乱 れ や
シワの目立ちといったもの以外に
大きな原因があることが考えられ
ま し た。
(2) 色 素 沈 着
代から顕著に面積
色 素 沈 着 (シ ミ ・ ソ バ カ ス) は、
くすみ肌では
代 の く す み 肌 で は、 色 素 沈 着
が 広 く な り ま す。 一 方、 き れ い 肌
と
代のくすみの原因
は ほ と ん ど あ り ま せ ん で し た。 こ
の こ と か ら、
は、 一 つ に は 肌 の 乾 燥 と そ れ に 由
来するキメの乱れが考えられまし
た。
(3) 毛 穴 の 目 立 ち
目 立 つ 毛 穴 の 数 は、 年 齢 と と も
に増加していることが分かりまし
た。 し か し、 き れ い 肌 で も 目 立 つ
毛 穴 数 が 多 い 人 も い て、
キ メ や シ ワ の 状 態 を 観 察 す る と、 水
分 量 が 多 い き れ い 肌 は、 頬 の キ メ が 整
までは必ずしも毛穴の目立ちがく
代前半
い、 シ ワ も 目 立 ち ま せ ん。 一 方、 く す
代 後 半 以 降 は、
口 毛 穴 」、 さ ら に 、「 た る み 毛 穴 」
加 齢 と と も に 、「 目 立 つ 毛 穴 」は「 開
ま し た。 た だ し、
すみの主因ではないことも分かり
代後半
代後
み 肌 は、 全 般 的 に キ メ が 粗 く 乱 れ が ち
で し た。 シ ワ は、 く す み 肌 で は
半 か ら 急 に 目 立 っ て き ま す。
代 に か け て は、 肌 の 乾 燥 か ら く
へ と 移 行 し て、 よ り 目 立 つ よ う に
肌 で し た。
きれい肌では飽和度
代
%未満の箇所
カ 所 中 0 カ 所 な の に 対 し、
代 以 降 は、 肌 に 明 る さ や
感 の あ る ツ ヤ 肌 を 保 ち ま し ょ う (詳 し く は、 当 社 ホ ー ム ペ ー ジ
)
http://www.fcg-r.co.jp/research/report1/index.htm
の 「 フ ジ テ レ ビ 商 品 研 究 所 研 究 レ ポ ー ト 」 を ご 覧 く だ さ い 。)
(
20
から
るキメの乱れやシワの目立ちがくすみ
な っ て い ま し た ( 写 真 )。
(4) 肌 の 血 行
化 が、 く す み を ひ ど く し ま す。 特 に
す。
こ と で 比 較 的 早 期 に 改 善 で き ま す。
代 の く す み は、 ① 保 湿 中 心 の ス キ ン ケ ア ② 積 極
的に血行促進を促す
ま す。 こ れ ら
き い た め 、 本 人 の 意 識 が 強 く 、「 く す み 意 識 過 剰 」 に な っ て い
年 代 ほ ど 深 刻 で は あ り ま せ ん。 し か し、 同 世 代 女 性 と の 差 が 大
一 方、
代 の く す み は、 血 行 不 良 と 乾 燥 に よ る も の で、 他 の
紫外線対策などのアンチエイジング中心の地道なスキンケアで
ツ ヤ が な く な り、 実 年 齢 よ り 老 け て 見 え ま す。 対 策 は、 保 湿 と
30
代
のくすみの原因が血行不良によるもの
か に 血 行 不 良 の 状 態 で ( 図 2 )、
%) は、 酸 素 の 多 い 血
飽 和 度 ( HbSO
2
液 が 巡 る と 高 く な る た め、 血 行 の 良 さ
代前半のくすみ
【まとめ】
~ く す み の 傾 向 と 対 策 ~
代 後 半 か ら 増 え て い く 色 素 沈 着 で す。
20
こ れ に、 キ メ の 乱 れ や、 た る み 毛 穴、 小 ジ ワ な ど の 肌 の 加 齢 変
す み の 最 大 の 原 因 は、
く す み 肌 女 性 に 共 通 し て い る の は 、「 肌 の 乾 燥 」 で す が 、 く
に 増 し、 く す み の 程 度 は 年 齢 に 比 例 し て い ま し た。
調 査 の 結 果 を 上 の 表 に ま と め ま し た。 く す み は、 年 齢 と と も
最 も 低 か っ た の は、
と 考 え ら れ ま し た。
前 半 の く す み 肌 で は 7 カ 所 あ り、 明 ら
が、
50
を 示 す 指 標 と な り ま す。 こ の 飽 和 度 が
肌色計で計測した酸素ヘモグロビン
20
40
く す み は、 老 け 顔 を つ く り ま す。 適 切 な ス キ ン ケ ア で、 透 明
—
40
010
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011
10
30
20
20
30
30
計測項目 肌水分量、キメ、シワ係数、
肌色、目立つ毛穴、色素沈着
(ロボスキンアナライザー)、
肌拡大写真、マイクロスコー
プ写真(×60)、剥離角質細胞
観察、アンケート(肌状態の自
己診断 )
20
30
(以 下 き れ い 肌) で 行 い ま し た。
計測条件 洗顔後 22℃・50%RHの室内
で 20 分間座位安静後
40
20
たるみ毛穴
開口毛穴
20
20
30
20
42歳(目立つ毛穴数1092)
31歳(目立つ毛穴数2264)
21歳(目立つ毛穴数1117)
30
24
計 測 日 2009 年 6 月 9∼11 日 20
20
20
調査内容 一般女性モニターの
年代別肌調査
メディア開発室 石賀 浩
ベ ル ギ ー 、ス ペ イ ン 産 な ど を 加 え て ラ
年 2 月 の バ レ ン タ イ ン 用 に は フ ラ ン ス、
っ て も 最 近 は バ リ エーション が 豊 富 。こ
あ り ま す 。ひ と 口 に チ ョ コ レ ー ト と い
ることもありますのでチェックは欠か
れまでになかった原材料が使われてい
輸入する商品はどのようにして選定され
せ ま せ ん。
イ ン ナ ッ プ を 増 や し ま す。
るのですか。
を 興 さ れ ま し た 。こ れ ま で に 米 谷 さ ん
取材後記 米谷さんはかつて輸入関係の
仕事をされた経験をもとに現在の会社
米谷さん 毎年5月に現地に買い付け
に 行 き ま す 。イ ン タ ー ネ ッ ト で 検 索 し
た り 、各 国 大 使 館 の 商 務 部 に 問 い 合 わ
を 集 め 、そ の メ ー カ ー が 日 本 法 人 を 作
が初めて日本に持ち込んだ商品が人気
輸入業務を行ううえで「そうけんくん」
っ て し ま っ た こ と も あ る そ う で す 。日
せ た り し て 独 自 に 情 報 収 集 し 、事 前 に
い き ま す 。通 販 用 の 商 品 に は 他 社 で は
の使い勝手はいかがでしょうか。
ある程度ターゲットを絞って出かけて
取 り 扱 っ て い な い 、う ち だ け の モ ノ を
さ れ て い ま す 。 今 回 は「 そ う け ん く ん 」
食 品 メ ー カ ー、 輸 入 事 業 者 な ど に 利 用
な り ま す 。こ の ス ケ ジ ュ ー ル に タ イ ミ
グ 撮 影 が 9 月 、そ の 商 品 選 定 は 7 月 と
中 し ま す 。逆 算 す る と 、通 販 用 の カ タ ロ
米谷さん 当社の売り上げの大部分が
クリスマスからバレンタイン商戦に集
米谷さん 残留農薬などの問題が多い
よ う で す 。ま た 弊 社 の 場 合 、イ タ リ ア か
輸入販売ではどのようなトラブルが。
判 明 し た た め 非 常 に 助 か り ま し た。
に 差 し 変 え た の が よ い 例 で す 。事 前 に
含 ま れ て い る こ と が 分 か り 、別 の 商 品
品 に 、日 本 で は 使 用 で き な い 添 加 物 が
ンスから輸入しようとした2種類の商
米谷さん 添加物が英名やEナンバー
で 検 索 で き る の が 便 利 で す 。今 年 、フ ラ
は メ ル カ ー ト だ け で す。
レ ー ト 。も ち ろ ん 国 内 で 扱 っ て い る の
で売られている塩キャラメルとチョコ
ッ ケ ー ジ は 、米・ホ ワ イ ト ハ ウ ス の 売 店
エ ピ ソ ー ド で し ょ う 。写 真 の 茶 色 の パ
る 、ま さ に 米 谷 さ ん の セ ン ス を 物 語 る
本のマーケットで売れるものを見極め
を導入していただいている東京都世田
ン グ を 合 わ せ た 格 好 で す が 、個 人 で や
求 め て い ま す の で 、訪 ね る 先 も 年 々 、地
谷区の菓子輸入会社 (有) メルカート
っ て い る た め 、休 み や す い 時 期 に 休 む
毎年5月に行かれる理由は。
方 の 小 さ い メ ー カ ー に な っ て き ま し た。
の 米 谷 千 鶴 子 代 表 取 締 役 に 、「 そ う け
ら輸入した商品からアフラトキシンが
米 谷 さ ん そ の 通 り で す 。7 月 は 商 品
説 明 書 を 作 成 し ま す 。そ の 際 、海 外 か ら
に 、取 引 を 止 め た こ と も あ り ま し た 。
数 値 が 出 た の で す 。考 え ら れ な い 対 応
検 出 さ れ た こ と が あ り ま し た 。現 地 に
取り寄せた原料規格書を 「そうけんく
実際の出荷は1月頃がピークで、その準
米 谷 さ ん ヨ ー ロ ッ パ 、ア メ リ カ か ら
チョコレートを中心とする菓子類を輸
ん 」 で チ ェ ッ ク し ま す 。そ れ か ら 表 示
ま た 、ヨ ー ロ ッ パ か ら 送 ら れ て く る
文 書 の 英 語 は 正 確 で な い 場 合 も 多 く、
連絡して2回目に送ってきたものを検
入 し て 通 信 販 売 を 行 う ほ か 、小 売 店 向
を 作 成 し 、ラ ベ ル プ リ ン タ ー で 印 刷 し
そこから調べなければならないことも
備が初夏から始まるわけですね。
け に 卸 し て い ま す 。お も に イ タ リ ア 産
て い ま す。
ッ ド な ど モ バ イ ル (携 帯 端 末) の 進 化
ス マ ー ト フ ォ ン (ス マ ホ) や ア イ パ
ろ い ろ な ア プ リ が あ り 役 に 立 つ」 が 平
ら 」 と い う 見 方 が 相 当 数 に の ぼ り 、「 い
そ の 理 由 は 「さ ら に 進 化 す る だ ろ う か
結 果 は、 ス マ ホ が ダ ン ト ツ だ っ た。
ら 」 と の 理 由 は 、「 携 帯 は す べ て ス マ
由 だ 。「 機 能 が 変 わ っ て い る だ ろ う か
持 ち 運 び に 便 利 だ か ら」 な ど が そ の 理
重 要 」「 機 能 が 変 わ っ て い る だ ろ う し 、
ス カ イ プ を 使 い こ な し て い る の は、 や
す る 意 見 も あ っ た。 女 子 大 生 が 結 構、
性を解決する手段としての普及を指摘
を 解 決 す る の で 身 近 に な る」 と、 匿 名
子 大 生 が 予 想 し た の は、 圧 倒 的 に ス マ
に も っ と も 身 近 な メ デ ィ ア」 と し て 女
均 的 な 回 答 だ 。「 ア プ リ と し て グ ー グ
い だ。
ホ に な る」 と の 回 答 と ほ ぼ 同 じ 意 味 合
や 意 外 ( と 思 う 方 が 、 古 い の か )。
◇
日、 ア ン ケ ー ト の 設 問
同数で
年後 ス
は マホ 時代
フジテレビ・時澤氏の女子大生アンケートから
位 以 下 で、 オ ヤ ッ と 思 う の は、 い
響 し て い る と 思 わ れ る。
売り出しているという日本的事情が影
様のモバイルをスマートフォンとして
圧 倒 的 シ ェ ア を 誇 る ド コ モ やau が 同
ど 票 を 集 め な か っ た の は、 携 帯 市 場 で
アイパッドが世間で言われているほ
ル、 ユ ー チ ュ ー ブ、 ミ ク シ ー を 入 れ て
月
位 と な っ た ス カ イ プ は 、「 無
ホ だ っ た。 エ フ シ ー ジ ー 総 研 が 冠 講 座
調査は
者 は、 フ ジ テ レ ビ 経 営 企 画 局 放 送 事 業
推 進 室 デ ス ク 担 当 部 長 の 時 澤 正 さ ん。
子 大 生 は 意 外 と 冷 め た 目 で 見 て い る。
ま や 全 盛 の ツ ィ ッ タ ー の 将 来 を、 女
料 で 世 界 中 の 人 と 話 が で き る」 と、 通
(文 責 ・ 小 林 静 雄)
つ つ も、 厳 し い 予 想 も あ っ た。
に 上 が る」 と、 既 成 メ デ ィ ア を 評 価 し
携 帯 や ス マ ホ、 ネ ッ ト の 普 及 率 は 確 実
ィ ア で あ る こ と は 変 わ ら な い と 思 う が、
最 後 に 「テ レ ビ や 新 聞 が 正 確 な メ デ
将 来 性 に 限 界 が あ る と み て い る。
こ と も あ っ た り で ユ ー ザ ー 離 れ が 進 み、
事 が あ っ た り、 個 人 情 報 が 暴 露 さ れ た
流行したミクシーも犯罪がらみの出来
じ も あ る よ う だ。 同 様 に、 数 年 前 に 大
と し て 評 価 さ れ て い る が、 見 あ き た 感
10
同大学でのエフシージー総研の冠講座
ど 折 り た た み に な っ た よ う に 、( 携 帯
5 フェイスブック (Facebook) 7 票
は 2 0 1 1 年 で 3 年 目 だ が、 時 澤 氏 は
9票
年 後 は 『 ツ ィ ッ タ ー ? ま だ、 あ っ
た の ? 』『 ニ コ 動 っ て 、 む か し 流 行 っ
1票
「
14 ラジオ
話 料 は 課 金 さ れ な い の が 魅 力 の よ う だ。
1票
「メールや電話は相手の表情がわから
1票
14 ギャオ(GyaO)
は) み ん な ス マ ホ に な る」 と、 か な り
14 パソコン
断 定 的 に 予 想 し て い る。 そ の 一 方 で、
4 アイパッド(iPad)
数項目のメディアや
18 票
る 講 義 の あ と、
2 スカイプ(Skype)
「テレビ情報番組制作の裏側」 と題す
1票
た よ ね』 と い わ れ る と 思 う」 ― こ ん な
14 アンドロイド (Android)
な い か ら、 い さ か い が 起 き た り 殺 人 事
2票
「( い ま の ) 携 帯 は す た れ る 」 と も 。
18 票
歳の女子大
2 携帯電話
ツ ー ル を 挙 げ た う え で、
2票
10 ニコニコ動画
回 答 も あ っ た。 ユ ー チ ュ ー ブ や ニ コ ニ
10 テレビ
件 に な っ た り す る。 ス カ イ プ は 相 手 の
2票
台
10 ミクシー(mixi)
人が
10 ユーストリーム (USTREAM) 2 票
位 。「
4票
それでも携帯は
9 グーグル(Google)
コ 動 画 は、 誰 で も 発 信 で き る メ デ ィ ア
5票
顔 を 見 な が ら し ゃ べ れ る の で、 こ れ ら
5票
6 ツィッタ―(Twitter)
1
57 票
た 結 果 が、 こ れ だ っ た。
活 用 す る よ う に な る 」「 携 帯 が ほ と ん
10
をもつ東京家政大学でアンケートをし
が 目 覚 ま し い 。 そ ん な 中 で 、「
年後
査 し て み る と 、な ん と 1 回 目 よ り 高 い
の チ ョ コ レ ー ト を 扱 っ て い ま す が 、毎
だけますか。
はじめに御社の業務内容を紹介していた
が い ま し た。
売している 「食品大目付 そうけんく
ん 」( 以 下 、「 そ う け ん く ん 」) は 各 種
んくん」 の活用状況について話をうか
と い う こ と も あ り ま す ね。
エフシージー総合研究所が開発・販
∼メルカート∼
年 生 1 0 3 人 に ア ン ケ ー ト し た( 別
6
2
6 ヤフー(Yahoo)
1
1 スマートフォン
18
10
10
持 っ て い る 必 需 品 だ か ら、 こ れ か ら も
順位 メディア 票数
22
表 、 複 数 回 答 )。
6 ユーチューブ(Youtube) 5 票
2
10 年後の身近なメディア
7
012
FCG 新LABO 2011.9.23
FCG 新LABO 2011.9.23
013
「
そう
けんく
ん」拝見
1
不気味の谷を越える
通 常、 顔 画 像 を 加 工 す る に は、
なり近づいたところで急に違和感
ば 近 づ く ほ ど 親 し み が 増 す が、 か
う と す る と、 最 初 の う ち は 近 づ け
顔の輪郭や目鼻などの位置を合わ
が 生 じ る。 つ ま り、 ア ニ メ キ ャ ラ
ジ に 公 開 さ れ て い る。
せ て、 顔 全 体 を ワ イ ヤ ー で 包 み 込
クターのようなロボットが話した
新人がいきなり登場するというの
そのコマーシャルをはじめて見
ん で フ レ ー ム を つ く る。 ま た 動 画
り 、動 い た り す る の は 「 か わ い い 」
こ と し の 初 夏、 人 気 の A K B
た と き に、 ず い ぶ ん と 整 っ た か わ
の 場 合、 モ ー シ ョ ン キ ャ プ チ ャ ー
セ ン タ ー デ ビ ュ ー で き る の は、 盛
み」 と 聞 こ え て し ま っ た。 そ の と
実 」 と 言 っ て い る の が 、「 愛 す の
う な 顔 パ ー ツ の 合 成 画 像 は、 つ な
変 化 を マ ー キ ン グ す る。 今 回 の よ
といわれるもので動作による位置
は ど の よ う に す れ ば 越 え ら れ る か、
石 黒 さ ん は 、こ の 「 不 気 味 の 谷 」
「 気 持 ち 悪 い 」=「 不 気 味 」と な る 。
が、 人 間 の 顔 と 姿 に 似 せ て く る と、
で 大 騒 ぎ に な っ た の だ。
アイスクリームのコマーシャルで
いい女の子だなあと思うと同時
に 江 口 愛 美 と い う 新 人 が 加 わ り、
セ ン タ ー デ ビ ュ ー し た と、 フ ァ ン
に、 ぎ こ ち な い 口 調 で 「ア イ ス の
総選挙
き 、顔 の 動 き と 表 情 に な
げたところが美しく仕上がるよう
越えられたとすればそれはなぜか
で 上 位 を 獲 得 し た 者 の 特 権 ら し く、
り上がりをみせたAKB
にか不自然な感じを受
に、 画 像 の テ ク ス チ ャ ー 処 理 (リ
ト、 さ ら に は 人 間 同 士 の コ ミ ュ ニ
け た が 、あ と に な っ て 江
このコマーシャルの動画はよく
ケーションの原理を解明すること
を 理 解 す る こ と が、 人 間 と ロ ボ ッ
成画像だということが
で き て い る が、 じ っ く り 見 る と 口
タ ッ チ) を す る。
分 か っ て 、「 や っ ぱ り ね 」
6 年 前 に 見 た 「会 話 す る ロ ボ ッ
に つ な が る と い っ て い る。
妙 に ず れ て い る し、 頭 が ま っ た く
の動きと目や頬まわりの動きが微
江 口 愛 美 は 、人 気 の 高
は 渡 辺 麻 友 、口 元 は 篠 田
敦 子、鼻 は 板 野 友 美、眉
く っ た も の で 、目 は 前 田
い う。 日 本 顔 学 会 主 催 「フ ォ ー ラ
研 究 者 の 間 で 、「 不 気 味 の 谷 」 と
う。 こ の 不 自 然 さ が 起 き る こ と を
開発にもこの不自然さがつきまと
実 は、 人 間 に 近 い 姿 の ロ ボ ッ ト
越えるのもそう遠くはないのかも
た。 ロ ボ ッ ト が 「不 気 味 の 谷」 を
きや表情がかなり自然になってい
ド ロ イ ド (人 造 人 間) は、 話 す 動
テレビで見た最新の石黒似のアン
と 気 持 ち 悪 か っ た。 し か し、 最 近
ト」 は 動 き が ぎ こ ち な く、 ち ょ っ
麻 里 子 、顔 の 輪 郭 は 高 橋
ム 顔 学 2 0 0 5」 の 特 別 講 師 だ っ
し れ な い。
動 か な い の で さ ら に 不 自 然 だ。
み な み 、ヘ ア ス タ イ ル は
たヒューマノイドロボット研究者
八 月 に な っ て、 江 口 愛 美 の 新 し
メンバーの
大 島 優 子 と い う 具 合 だ。
の 石 黒 浩 さ ん (大 阪 大 学 教 授) の
い コ マ ー シ ャ ル が 流 れ た。 そ の 表
いAKB
その合成画像のメイキ
話 の 中 に も 「不 気 味 の 谷」 が 出 て
顔のパーツを集めてつ
ン グ 映 像 が 、グ リ コ 「 ア
情 は 初 期 の 頃 よ り 自 然 だ っ た。
め た も の で す 。( 筏 義 人 、 吉 田 修 編 著 、
関 係」 で、 こ れ ま で の 研 究 成 果 を ま と
章:住居に発生する昆虫と微生物との
執 筆 し て い ま す。 担 当 し た の は 「第 4
に、 環 境 科 学 研 究 室 の 川 上 裕 司 室 長 が
学 住 居 医 学 大 和 ハ ウ ス 寄 附 講 座 編 )」
考 え る 「住 居 医 学 Ⅴ (奈 良 県 立 医 科 大
どを健康面から
環境や微生物な
だ ま だ 手 が 付 い て い ま せ ん が、
に 示 し ま し た。 復 旧 ・ 復 興 は ま
など日本人の素晴らしさを世界
援金にみられる助け合いの精神
者の落ち着いた行動や多くの義
少 の 混 乱 は あ っ た に せ よ、 被 災
ろ し い こ と が 相 次 ぎ ま し た。 多
その後の原発事故と想定外の恐
東 日 本 大 震 災 に よ る 大 津 波、
が で き る と 思 い ま す 。 ( 小 )
ば な り ま せ ん し、 日 本 人 は そ れ
勤勉な国民性で乗り越えなけれ
東 京 ガ ス ㈱ が「 浴 槽 入 浴 に よ る
(環 境 科 学 研 究 室)
米 田 出 版 、 1800円+税)
された住まいの
このほど刊行
川上室長が「住居医学」に執筆
き た。 ロ ボ ッ ト を 人 間 に 近 づ け よ
環 境 科 学 研 究 室 長 が 担 当 し、 学 生 が 化
の 菅 沼 薫 暮 ら し の 科 学 部 長、 川 上 裕 司
粧品や生活環境改善商品の評価実験を
そんな危機対
応 す る か ―。
会見にどう対
き、 緊 急 記 者
故が起きたと
不祥事や事
模擬記者会見で危機管理を学ぶ
(暮 ら し の 科 学 部)
行 い、 研 究 発 表 し ま し た。
食 品 管 理 サ ポ ー ト シ ス テ ム 「食 品 大
目 付 そ う け ん く ん 」が 、ラ ベ ル 印 刷 大 手
の (株) サ ト ー と 連 携 し て 新 サ ー ビ ス
を 提 供 し ま す。 サ ト ー が 開 発 し た 「ら
べ る for そ う け ん く ん 」の ソ フ ト と
連 動 す る こ と に よ り 、「 そ う け ん く ん 」
で作成した一括表示の情報を食品ラベ
ル と し て 発 行 で き ま す。 ま た、 原 材 料
表 示 以 外 に も 内 容 量 、JAN コ ー ド な
ども記載されたラベルを発行すること
も可能に
な り、 さ
らに便利
になりま
応を想定した
訓練が弊社の
肌 へ の 効 果」(都 市 生 活 研 究 所)
を発表
昨 年、 東 京 ガ ス ㈱ か ら 受 託 研 究 し た
(お問い合わせはホームページから、どうぞ)
東京都品川区東品川 3 丁目 32 番 42 号
フジテレビ別館 6 F 〒 140 - 0002
電話 03-5495-1501
Fax 03-5495-1520
http://www.fcg‐r.co.jp
す。
(食 品 料 理 研 究 室 ・ メ デ ィ ア 開 発 室)
「メディアト
レ ー ニ ン グ 」。
産経新聞やフジテレビの編集・報道幹
研究内容が9月9日にニュースリリー
ス さ れ ま し た。 ふ だ ん シ ャ ワ ー 入 浴 が
政郎
部 が 記 者 役 と し て 御 社 に 出 向 き、 社 長
や役員に模擬記者会見を体験していた
習 慣 の 男 女 を 対 象 に、 浴 槽 入 浴 を さ
せ た と こ ろ、 肌 は 良 好 に 改 善 し ま し
た。 特 に 女 性 で は 顕 著 で、 浴 槽 入 浴 を
継続することで美容効果が期待できる
う れ し い 発 見 を し ま し た。 詳 細 は 次 号
( Vol. 9 ) で 報 告 し ま す 。
編集人 小 林 静 雄
家政大3年生の演習を無事終了
ことしから当社
だ き ま す。
万 8 0 0 0 円。
(美 容 科 学 研 究 室)
発 行 2011 年9 月 23 日 Vol.008
発行人 境
が受け持った東京
ま ず、 広 報 担 当 者 向 け の 広 報 セ ミ
ナ ー「 実 践 メ デ ィ ア ト レ ー ニ ン グ 」
で お 試 し く だ さ い。 月 日、 東 京 ・
参加費は税込み
編集後記
イ ス の 実 」の ホ ー ム ペ ー
48
(情 報 調 査 部)
株式会社エフシージー総合研究所
「そうけんくん」が新サービス
と 納 得 し た。
口愛美は実在しない合
の 間 に 衝 撃 が 走 っ た。 A K B
で
48
48
日 比 谷 の 日 本 記 者 ク ラ ブ で 開 き ま す。
5
家政大学家政学部
環境教育学科の3
年生の前期選択授
業「生活商品評価
10
04
グリコ「アイスの実」ホームページより
48
03
014
FCG 新LABO 2011.9.23
FCG 新LABO 2011.9.23
015
演習」 が7月に終
了 し ま し た。 弊 社
3
05
暮らしの科学部長 菅沼 薫(日本顔学会理事)
01
02