平成23年7月 第403号 - 防衛省

防府南基地
観閲式開催
7月の主要行事
1日 第
期新隊員課程卒業式
日 第1期自衛官候補生課程
卒業式
日 第4期一般空曹候補生課
程卒業式
の発生に伴う災害派遣への対応
等 を 踏 ま え、 基 地 開 放 は 見 合 わ
せ る と と も に 行 事 の 規 模 も 縮 小。
招待者や4月に入隊した課程学
生の家族に学生の訓練成果の一
端を観閲式として披露すること
防府南基地は6月4日
(土)
、恵まれた天候の下、
の支援を得て展示飛 行 等 や
る観閲式のほか、近 傍 部 隊
課程学生及び指導教 官 に よ
とする協力団体の長などの来賓
防府地区自衛隊協力会をはじめ
び 県 の 議 員、 防 府 市 長、 共 催 の
午前9時 分から中央訓練場
に て 行 わ れ た 観 閲 式 に は、 国 及
を主眼に実施された。
「防府南基地観閲式」を実施
アトラクションを催 し て い
が 列 席。 整 然 た る 隊 列 を 組 ん だ
の市民にも基地を開 放 し 、
した。
るが、今年は東日本 大 震 災
歳の航空自衛隊防府O
調和のとれた動作に招待者や家
披 露 さ れ た。 軽 妙 な 銃 さ ば き と
いて教育訓練を受けている航空
露。 引 き 続 き、 防 府 北 基 地 に お
自衛隊員に向けて
被災地で活動する
* * * 会場では、来場
した幼稚園児から、
展示が行われた。
学生によるファンシードリルが
族からは盛大な拍手が送られた。
紙が隊員に手渡さ
書かれた感謝の手
こ の ほ か、 災 害 派 遣 の 際 に 用
いられる装備品や課程学生の様
れていた。
演 奏 が 行 わ れ、 行 進 曲 な ど を 披
観閲行進の後の中央訓練場で
は、 西 部 航 空 音 楽 隊 に よ る 音 楽
威風堂々たる行進を披露した。
生により構成された観閲部隊が
と さ せ る 行 進 を 先 頭 に、 課 程 学
B会などによる現役時代を彷彿
均年令
観 閲 行 進 で は、 西 部 航 空 音 楽
隊 に よ る 行 進 曲 に あ わ せ て、 平
などの観閲行進が行われた。
賓 の あ い さ つ に 続 き、 課 程 学 生
し て、 柏 原 司 令 に よ る 式 辞、 来
防府南基地司令 柏原敬子1等
空 佐 に よ る 巡 閲 が 行 わ れ た。 そ
観 閲 部 隊( 指 揮 官 第 1 教 育 群
司 令 太 田 久 雄 1 等 空 佐 )を 前
に、 観 閲 官 の 航 空 教 育 隊 司 令 兼
45
子を撮影した写真パネルなどの
【ビデオ放映】
【ファンシードリル】
305
例年はこの時期に、基地
開庁記念日行事として一般
【巡閲】
【観 閲 部 隊】
。
etc....
知れない。 (アドミン)
ャンスを与えてくれるかも
ることは、自分を変えるチ
感じていることをやってみ
識して実行したり、苦手に
やっていることを敢えて意
▼普段、意識することなく
を選定したとのことである。
意識しないとできないもの
うでできないもの、よほど
勤務方針であるが、できそ
にたどり着いたというこの
▼さて、冒頭で、熟考の末
感じた。
実際、無理に笑顔を作る
ことには躊躇し、難しいと
毎朝、鏡の前で笑顔を作
れという。
▼次に
「笑顔」
。
だと実感できる。
色々な不備箇所があるもの
特に意識することなく何
気なくやっていることには、
つく。
ていないということに気が
してみると、完璧にはでき
よくよく意識しながら実施
国家に忠誠を誓うこの機会、
分であるかを総点検しつつ、
最高度に研ぎ澄まされた自
の 傾 き、 あ ご の 意 識
ま先の開き、手の握り、体
恵まれる。全身の関節、つ
一日に最低でも2回、全
隊員が誰しもがこの機会に
▼まず、
「不動の姿勢」。
り着いたとのことである。
るが、実は熟考の末にたど
単純で、勤務方針らしか
らぬこれらの勤務方針であ
であった。
「不動の姿勢」
「笑顔」
この2つは、かつて私の
上司であった人の勤務方針
花神
【音楽演奏】
【写真パネル展示】
【災害関連装備品展示】
【野点】
【OB 会行進】
【西音隊行進】
13
27
70
【観閲官
(柏原基地司令)
】
【松浦防府市長あいさつ】
【林参議院議員あいさつ】
平成23年 (2011年)
7月1日(月刊) ほ う ふ 南 新 聞
(1) 第403号
【第1期自衛官候補生課程】
【第4期一般空曹候補生課程】
ほ う ふ 南 新 聞
第403号 (2)
観閲式
予
行
平成23年 (2011年)
7月1日
(月刊)
教
育
風
景
6月
日
(金)
空教隊司令部に
おいて隊容点検
の準備訓練を実施
10
会副会長の信畑紀雄、岩本
合会会長の時藤秀一氏、同
5月 日(金)、(社)全国
自衛隊父兄会山口県支部連
を激励するため防府 南 基 地
て活動している航空 教 育 隊
大震災の災害派遣部 隊 と し
める小松恭之氏らが 東 日 本
府市自衛隊父兄会会 長 を 務
実情に敬意を表すとともに、
活動に当たっている部隊の
となって精力的に災害派遣
直後から人員を派遣し一丸
にし、東日本大震災の発生
が掲載された広報資料を目
航空教育隊司令・ 柏 原 敬
子1等空佐、同副司 令 ・ 中
に活動している団体 。
の架け橋となるべく 積 極 的
を通じて、地域と自 衛 隊 と
集などの分野におけ る 連 携
(空・防府北基地)、第 普
時藤会長らは、航空教育
隊のほか、第 飛行教育団
藤1等空佐の御父君。
航空団基地業務群司令・時
指揮官として活躍中の第4
なお、時藤会長は、松島
基地で災害復旧支援部隊の
飛 行 隊( 陸・ 防 府 北 基
め自衛隊の健全な育成発展
て、防衛に関する認識を深
に対する必要な協力を通じ
同会は、自衛隊の諸行事
や広報活動、隊員募集など
した。
事会及び総会の開催を支援
明 氏 )に よ る 同 基 地 で の 理
自 衛 隊 協 力 会( 会 長・ 島 田
災 害 派 遣 に つ い て 」と 題 し
る「 東 日 本 大 震 災 に お け る
総会終了後の 時 か ら は 、
会員を前に、柏原司 令 に よ
引き続き総会が開催 さ れ た 。
会会長の島田明氏の 挨 拶 に
などが来賓として列 席 。 同
地司令の髙﨑一司1 等 空 佐
原敬子1等空佐、防 府 北 基
さらに防府南基地司 令 の 柏
を選挙区とする県議 会 議 員 、
当日は、およそ 名 の 会
員が出席したほか、 防 府 市
に自らを置かないで支援に
された方より恵まれた状況
また、被災者の心を心と
して、食事や入浴など被災
た。
活動の状況について説明し
衛隊が行っている災害派遣
よる救助活動など陸海空自
地の被災状況や救難ヘリに
単に紹介したほか、松島基
たっての自衛隊の体制を簡
年に設立された、
送
見
り
遣遣
派派
害害
災災
出
え
第7次派遣隊
(23.5.12)
第8次派遣隊
(23.5.19)
第9次派遣隊
(23.5.26)
迎
第6次派遣隊
(23.5.5)
第5次派遣隊
(23.4.28)
地 所 在 )、 自 衛 隊 山 口 地 方
協力本部なども激励のため
訪問された。
現地の隊員の真摯な様子を
会員に伝えていた。
会員は講話に熱心に聴き
入るとともに、講話終了後
には質問をするなど高い関
心を示していた。
第4次派遣隊
(23.4.21)
中心とした各種取り組みが
実施された。
防府南基地では、隊員の
交通安全意識の高揚を図り
交通事故及び交通違反防止
を徹底するという目的のも
と、飲酒運転の根絶などを
はじめとする交通安全教育
のほか、交通指導や自転車
の点検などが行われた。
年 春 の防衛省交通安全運動を実施
防府南基地は5月 日
(水)
から 日(金)
までの
平成
▼
読んだら家族や故郷の両親に見せよう
全国自衛隊父兄会山口県支部連合会が災害派遣
部隊として活動している航空教育隊を激励訪問
浩亮両氏、同会の理事で防
に来訪した。
呈した。
村俊一1等空佐との 間 で 行
通科連隊(陸・山口駐屯地)、
同隊を激励し、記念品を贈
同会は、山口県に 所 在 す
る陸海空自衛隊が行 う 行 事
われた歓談の中で時 藤 会 長
第
て、昭和
当たる姿や救援物資の仕分
日間、平成 年春の防衛省
交通安全運動を実施した。
これは、自衛隊員に交通
ル ー ル の 遵 守 を 徹 底 さ せ、
陸上、海上及び航空交通の
安全に万全を期することを
目的とした省全体としての
運動の一環として実施され
たもの。
期間中は、全国の自治体
などでも同様の運動が行わ
れ、山口県では「住みよい
山口 いつも心に 交通安
全」という交通安全スロー
ガンのもと、スピードダウ
ンの推進などの重点目標を
防府グランドホテル
第11次派遣隊
(23.5.25)
第10次派遣隊
(23.5.18)
第9次派遣隊
(23.5.11)
第8次派遣隊
(23.5.4)
第7次派遣隊
(23.4.27)
第6次派遣隊
(23.4.20)
への参加や、就職援 護 、 募
らは、災害派遣活動 の 状 況
防府地区自衛隊協力会総会等が基地内にて開かれる
柏原司令、講話を行う
基地の教場で実施さ れ た 。
全国的にも歴史のある団体。
た講話が行われた。
ドを交えながら話し、新聞
防府南基地(航空教育隊)
は5月 日(月)、防府地区
その理事会及び総会は輪番
講話では、自衛隊 の 任 務
である災害派遣につ い て の
に協力することを目的とし
により防府北基地、防府南
けなどについてもエピソー
基地のいずれかで毎年開催
報道などでは紹介されない、
11
23
17
12
枠組みや今回の大震 災 に 当
▼
20
13
されており、今年は防府南
10
50
11
23
20
23
44
平成23年 (2011年)
7月1日(月刊) ほ う ふ 南 新 聞
(3) 第403号
○血液型
校時代習っていたので、実
○特 技
ピ ア ノ( 特 技 と い う ほ ど
のものではないが、小中学
品な理論派)
象です。
溌剌とした声が毎日聞こえ
が6月 日です。自分は社
母の日が5月8日、父の日
皆さん、こんにちは。突
然ではありますが、今年は
です。
したことがきっかけだそう
日に制定することを提唱
今回の大会で連盟 は 、 東
日本の大震災で多く の 方 々
うです。
力を傾注する構えに あ る そ
りの期間を県銃連あ げ て 努
少年ともに順調に技 量 向 上
これぞ空自の基地という印
(1教群新聞委員)
思いから、1909年6月
○好きな食べ物
○趣 味
ド ラ イ ブ・ 旅 行( 温 泉 巡
り)
するようになりました。
母の日や父の日に贈り物を
衛隊に入ってからは毎年、
とがなかったのですが、自
味を込めて贈り物をしたこ
や父の日に日頃の感謝の意
会人になるまでは、母の日
今年は、何を贈ろうかと考
どを贈りました。ちなみに
のセットや栄養ドリンクな
父の日には靴下とハンカチ
やお菓子の詰め合わせを、
自分は今までに、母には
定番の花のカーネーション
ます。
しい。今後とも宜しく頼み
るくらい誠実に対応してほ
向きに、他の人に感謝され
どうせやらなければなら
ないことならば、明るく前
ントン州に住むジョン・ブ
の由来は、アメリカのワシ
が由来だそうです。父の日
設けようと働きかけたこと
とで生前に母を敬う機会を
ビスが母の死に遭遇したこ
住む少女、アンナ・ジャー
リカのフィラデルフィアに
1905年5月9日、アメ
知っていますか。母の日は、
ところで、母の日と父の
日の由来について皆さんは
ではないでしょうか。
の気持ちを表すのも良いの
会を利用して父や母に感謝
思いますが、このような機
が気恥ずかしい面もあると
日頃は、なかなか親に対
して感謝の気持ちを表すの
ています。
の類のものを贈ろうと思っ
父は甘い物が好きなのでそ
贈 り ま し た。 父 の 日 に は、
は花の形をしたクッキーを
女混合教育の充実に向け、
の日の存在を知り、父に感
(業務隊 3等空曹
山本晃弘)
生の
分前に生
東日本大震災発
い3月 日です。
ることのできな
生日は何と忘れ
ます。息子の誕
介したいと思い
の僕の息子を紹
今回は、今年
生まれたばかり
たかと思えば、気持ちよさ
ている時に、ブルブル震え
さらに、風呂に一緒に入っ
やらないので不思議です。
嫁が交換する時には絶対に
を目掛けて発射してきます。
ようなタイミングで僕の口
ムツ交換の時に計ったかの
こを掛けてきます。特にオ
息子は僕にだけよくおしっ
僕は息子がかわいくてし
ょうがありません。しかし、
ます。親ばかですが、やっ
と全て許せる気持ちになり
がたまに見せる笑顔を見る
しくなります。でも、息子
なんでしょうか、とても悲
ていると、僕のことが嫌い
人しくなります。それを見
が抱っこすると、途端に大
きやみません。しかし、嫁
ャー泣くばかりで一向に泣
僕が抱っこしてもギャーギ
息子はよく泣くんですが、
人事往来
転 入
「5月9日付」
第1教育群へ
瀬戸口 博3佐
(3空団)
久保 壮平3尉
( 教団)
基地業務群へ
山本 勝也2尉
(北警団)
「5月 日付」
基地業務群へ
出口 公司曹長
(西警団)
第1教育群へ
近藤 輝幸2曹
(2高群)
福島亜希子3曹
(幹候校)
よろしくお願いします。
転 出
「5月9日付」
5空団へ
福澤 純一2尉
(基群)
西警団へ
福島 常章2尉
(基群)
空警隊へ
富永 憲一1尉
(1教群)
技本へ
宇田 信一1尉
(1教群)
徳島地本へ
居石 正貴1尉
(1教群)
「5月 日付」
西警団へ
太田 充謙3曹
(基群)
3輸空へ
川村 立典曹長
(基群)
昇 任
田3曹が5月7日にご逝去
設隊の淺
業務群施
航空教
育隊基地
「6月3日付」
野間 俊一士長
(基群)
「6月 日付」
臺田 充曹長
(1教群)
益々の御活躍を祈念します。
退 職
になったこともありました。 「6月1日付」
絶対計画的犯行です。また、 士長へ
楠井 蓮1士
(1教群)
おめでとうございます。
まれました。日
げにおしっこを掛けてきま
ぱり子供はいいもんです。
ても感謝しています。
謝する日も必要であるとの
及び第4期一般空曹候補生
リンリン娘)
の学生諸官を前に、カッカ
沸騰中 です。
(2大隊本部
えに考えた結果、母の日に
○防府南基地の印象
本当に久しぶりの部隊勤
務ですが、新隊員等の元気
ルース・ドット婦人が、母
不撓不屈
○隊員に一言
刺身、寿司等
○座右の銘
皆
さ ん、 こ ん
にちは。
父の日&母の日について
家等に帰った時に弾いてい
も残念、と今でも思 っ て い
る・・・。
守 り の 猿( ス マ ー ト で 上
○動物占い
今回から連盟の理事に就
任した1教群2大隊の宿利
が被害に遭われた事 を 踏 ま
る活気溢れる基地であり、
B型
○年 齢
歳(S ・1・1)※幼
少時代、一度も誕生 日 会 を
る程度のもの)
第1教育群の
ボ ス、 太 田 1 佐
太 田 1 佐 は、
自衛隊秋田地方
開いたことがないの が と て
年4月
を紹介します。
協 力 本 部 長 か ら、
平成
日付で第1教育
群司令に着任さ
れました。
「航空自衛隊での勤務は
久 し ぶ り 」と 言 わ れ る 太 田
1佐ですが、いつもにこや
かで明るく優しい方です。
そんな群司令を筆頭に、
1教群は更に団結し、日々
の任務に邁進します。
『第1教育群司令
北海道小樽市
プロフィール』
○氏 名
太田 久雄
○出身地
3尉が出席し、連盟の今後
え、「 立 ち 上 が れ 東 北、 頑
女性班長等への銃剣道練成
1教群2大隊 宿利3尉山口国体(銃剣道)に向けて奮闘中!
実現に向けての意見 交 換 を
費の予算など、山口 国 体 の
山口での2011年秋の
国体開催を目指し、山口県
実施したようです。
年5月8日山口市の防
銃剣道連盟の定期総会が平
成
の取り組みについての議論
張 れ 日 本 」を 掲 げ、 山 口 国
本全体が大変な
す。仕舞いには、入浴中に
◇冬季限定 鍋物
(冬季以外は要予約)
また、国体選手要 員 の 養
成、強化状況は、成 年 及 び
ての議論
体に向けて奮闘中で す 。
困難に見舞われ
されました。謹んでご冥福
◇本格焼酎
長青年会館で実施されまし
が主であ
が行われました。特に今回
た。
り、 競 技
なお、宿利3尉は 、 銃 剣
道A級審判員として 山 口 国
うんちを勢いよく放出して、
(ミカン野郎)
る中、無事に生
をお祈りします。
◇新鮮刺身
(きも刺・馬刺)
の傾向にあり、今後 も 、 残
全般のほ
体の審判要員に選ば れ る と
月に行われる国体に
か、 競 技
向けての取り組みについ
は、
力の向上
僕の口にうんちが入りそう
桑陽病院
12
19
まれてくれてと
村まつり
30
19
39
ともに、現在、推進 中 の 男
◇炭火やきとり各種
つぼ八
ルルサス
第1教育群司令 1 等空佐 太田 久雄
47
や関係経
11
30
30
25
ル
イ ド
ア
我が家の
15
縁故募集・後輩はわれわれの手で 結婚・出産を予定されている方は、新聞編集室まで
宿利3尉(写真中央)
23
ボス
我が
23
10
第403号 (4)
ほ う ふ 南 新 聞
平成23年 (2011年)
7月1日
(月刊)