ハイパークリップ アングルクランプ - 株式会社トライネット

トピックス
□ 2009つくばフォーラムで当社考案の
ハイパークリップが展示されました
ハイパークリップ
寸切りボルト用機器及びアンテナ取付金具
この金物の特徴は 天井裏などから吊り下げた寸切りボルトに
固定したい物を取り付ける 取付方法に特徴が有ります
ラチェット1つで 取付たい物を寸切りボルト( M8相当∼M12相当 )
に取付ける事が出来ます 展示の様子
取付手順
①
②
③
④
場内の様子
2009年10月につくばで開催された つくば
フォーラム2009にハイパークリップを出展し 御来店頂いた方から 大変高い評価をして 頂きました ありがとうございました。
アングルクランプ
アングル用機器取付金具
この金物の特徴は 屋内外のアングル( L50X6.L65X6.L75X6 )に
穴を開けずに盤などを取付る事が出来ます さらに 取付ボルトは
( M8.M10.M12 )と3種類のボルトを使用する事が可能です
現場での( 穴加工・穴ピッチ・取付ボルトの間違い )などの心配を
せずに施工がスムーズに出来ます
取付固定方法詳細図
平成21年4月22日
寸切りボルト用機器及びアンテナ取付金具
株式会社 トライネット
東京都大田区中央6-22-11
tel:03-3752-8881
fax:03-37528651
□使用目的・使用場所・従来品の施工説明
写真1
写真2
□ 使用目的及び使用場所
使用目的
ビル内や 地下などでも 携帯電話や
モバイルPCなどが使えるようにするため
に アンテナや通信機器などを 設置する
ための金具
使用場所
主に電波の届きにくい場所 (ビル内・
地下駐車場・地下鉄構内) などに設置
設置場所は ビル内や地下鉄構内の天井が
ある場合は 天井裏のスペースに設置
地下駐車場や地下鉄構内の天井がない
場合は 既設天井部の部材に露出で設置
(主に天井吊下げ用寸切りボルトに設置)
□ 従来製品及び施工
従来は 写真1のように ダクターチャンネル中間支持用などを使い
写真3
各製造会社でL型のプレートを作り取付けたり 写真2のように
当社自身で寸切りボルトに取付ける金物やL型プレートを製造して
販売していました 中間支持用を使った場合 写真1・3のように
部品点数が多い事や 寸切りに直接付く止金具の板厚が薄いため
しっかり締付が出来ませんでした そこで当社では 写真2・4図面4
に有るような ボルトに対応する板厚の取付金物を製作し 各取付
写真4
る物に合わせて相手を製作して販売していました ところが 現場で
取付を希望する場所の寸切りのサイズが大きく 違う場所を選ば
なくてはいけなかったり 締付けている金具の部分が狭いため 写真1・5のように 横に長く出した場合たるみがでる欠点がありました
それと取付ける際 取付ける機器の反対方向に締付けるボルトが
出ているため 作業性があまりよくありませんでした
−1−
写真5
平成21年4月22日
寸切りボルト用機器及びアンテナ取付金具
株式会社 トライネット
東京都大田区中央6-22-11
tel:03-3752-8881
fax:03-37528651
□ 部品構成及び特徴
部品構成は寸切りボルトを抱きかかえる機器取付金具本体と
締付金具の上下にそれをつなぐ締付ボルトで構成されています
図1 写真6
取付方法は 写真7のように締付金具締付用ボルトを入れて
おき 機器取付金具本体を既設寸切りボルトに横から引っ掛け
引っ掛けた状態のまま締付金具を取付け 締付けます
締付けていくと図3のように 締付金具が既設寸切りボルト方向
に寄っていき 締めつけるほど既設ボルトに噛んでいき
写真6
取付終了時写真8のようになります
特徴としては まず既設ボルトとの接地面が長いため 横に出す
長さを長くしてもたるまずに取付る事が出来ます 既設ボルト挿入部は
内径13mm有り 適合可能なボルトはM8.M10.M12.3/8.1/2
まで挿入可能で締付金具で締めることによって 締付金具がスライド
写真7
して行きますので既設ボルトが上記記載サイズのボルトで有れば
どのボルトにも取付が可能です 締付金具下の下部にはカレイ
ナットが取付られているため 締付金具下のナットを押さえずに ラチェット1本で取付ける事が出来 作業性が著しく向上致します
締付金具上・下は機器取付金具本体の外側にかぶさるように
写真8
製作しているため ずれてはずれる事が有りません 既設ボルトを抱きかかえるような構造になっているため
既設ボルトが曲がらない限り前後左右どの方向にも倒れこむ事が
有りませんし 何よりも従来品より強度が増したことにより より多彩な機器を容易に取付ける事が出来るようになります
−2−
平成21年4月22日
寸切りボルト用機器及びアンテナ取付金具
株式会社 トライネット
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tel:03-3752-8881
fax:03-37528651
□ボルト取付例及び発展性
写真9
M8
写真10
M12
既設ボルトが 現場によっては3/8だったり 1/2だったり
した時に 従来品だと取付たい場所にある既設ボルトのサイズ
が合わなく 止お得ず違う場所のボルトに取付けたりしていた
事が この金具を使用すればM8相当からM12相当のボルト
に使用できます図2
又 特徴説明で記載したように 製品自体が頑丈で強度が
有るため 今迄別々に取付けていた物を1つの金具に一緒に
取付る事が可能になりました 広く明るい所で据付機器や
アンテナを取付ておけば 天井裏など暗くて狭い場所でも ボルト1本で取付が出来ます 図5
−3−
写真11
M10
平成21年4月22日
寸切りボルト用機器及びアンテナ取付金具
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□ オプションラインナップ
当社考案の機器及びアンテナ取付金具(以下取付金具とする)は 従来 機器は機器用 アンテナはアンテナ用と分けて 各金具
を製作し販売していました 今回の取付金具は非常に強度が強く オプションパーツを取付けるスペースも確保出来
1つの取付金具のボルト1本を締めれば施工が可能なため 作業性が著しく向上した事と 1つの取付金具にした事で
コストダウンする事が出来ます 又 各取付機器・アンテナの組み合わせに対応したラインナップを製作しているので
施工図の製作・手配が容易・納期が早い など 工事全体の工期の短縮にもつながります 機器やアンテナが新しくなった
場合は 施工方法は変えずに随時それに対応した取付金具を製作いたします
□ ブースター工事用部材
機器取付金具B
アンテナ取付金具B
取付可能機器及びアンテナ
取付可能機器
取付可能アンテナ
機器 中継増幅装置
機器 中継増幅装置
アンテナ アンテナ コンセント WK1562
コンセント WK1562
□ ST.SS工事用部材
機器取付金具S
アンテナ取付金具S
取付可能機器及びアンテナ
取付可能機器
取付可能アンテナ
機器 子機
機器 子機 アンテナ アンテナ −3−
平成21年5月7日
寸切りボルト用機器及びアンテナ取付金具
□ 強度(耐荷重)と特徴
写真12 機器取付金具Bを3/8の寸切りボルトに取付 先端に約13kgのH鋼を
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東京都大田区中央6-22-11
tel:03-3752-8881
fax:03-37528651
写真12
吊下げた状態です 多少先端部が下がっていますが これは寸切りボルト自体の
しなりによるもので 取付金具自体のゆがみではありません 寸切りボルトはM12
又は1/2等のより大きなサイズを使用すると 吊ボルト自体の強度が増すため 耐荷重性が向上し 又 取付金具自体を 水平に保つことが出来ます
写真13 写真12と同条件で アンテナ金具Bを機器取付金具Bに取付けた状態
の写真です (アンテナや機器類を取付た状態で 寸切りボルトに取付可能です)
アンテナ(2kg以下)を取付けた状態でも 金具自体の強度に影響はありません
又 アンテナが機器とは反対側に固定される為 よりバランスが良くなります 実際には写真のような重さの機器を取付ける事はないので 水平状態での
取り付けが可能になります。
写真14は より大きなサイズの機器の(機器取り付け用の上下の穴ピッチ)
写真13
取付金具Sとアンテナ取付金具Sを組合わせた写真です この金具は
取付ける機器自体が大きく重い(写真はH鋼13kgX2個を吊下げた状態)ため
写真12のような しなりを抑えるために 上下で固定しております 写真12・13よりも 取付ピッチが長いため 寸切りボルトのしなりも抑えられ
強度も2倍以上になります 機器を取付ける面に3種類の機器が取付けられる
穴を設ける事が出来たため どの機器にも対応することが出来ます
この場合のアンテナも同様に大きくなるため アンテナ取付金具Sも撓まない
ように 機器取付金具Sの下部より 支持金具により補強しております
写真14
平成21年5月7日
寸切りボルト用機器及びアンテナ取付金具
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□ 締め付け構造説明
図1の締付ボルト(後付)1本を締め付けるだけで 固定出来る構造になっています
締付ボルトを締めていくと 締付金具上がC方向に 締付金具下がA方向に金具同士の間が狭くなっていきます
それに伴い 金具上下が同等にD方向からC方向にスライド面を移動する力になります 図2 最終的に
寸切り締付刃が 寸切りボルトに食い込むように斜めから接地し固定されます。 上下とも均一の力で固定される事と
締付ボルトをゆるめない限り 金具がゆるむ方向は スライド面が傾斜しており ずれてゆるむ事はありません 図3
更に この構造を利用すれば寸切りボルトだけでなく 棒状の鋼材(角パイプ・丸棒・その他)などにも利用可能です
スライド面は2本のレールのようになっており
そのレールに寸切り締付刃が同じ角度で取付いて
いるため接する部分が面で受ける事が出来 スラ
イドし易いようになっています 又 締付金具上下
はスライド面のレールの外側に覆いかぶさるように
出来ているため外れません スケルトン図
締付前
締付後
A
B
A
D
C
B
A
D
C
B
D
C