資料2 官庁街に関するラウンドテーブル開催結果 (ファイル - 近江八幡市

資料2
官庁街に関するラウンドテーブル 開催結果
テーマ
「官庁街をにぎわい活性化させ、
防災機能を充実させるためには、
どのような仕組みや仕掛けが必要か」
実施日
◎平成24年9月29日
午前10:00 八幡東中学校区
午後 2:00 八幡西中学校区
◎平成24年9月30日
午前10:00 安土中学校区
午後 2:00 八幡中学校区(台風により延期)
◎平成24年11月10日
午前10:00 八幡中学校区
経
8月
9月
過
連合自治会幹事会
9 月 1 日号 広報誌「おうみはちまん」
「市庁舎整備通信」
9 月 23 日(月)から 9 月 29 日(土)の期間、ZTV による行政番組
9 月 29 日(土)
・9 月 30 日(日)ラウンドテーブル実施
11 月 10 日(土)延期となっていた八幡中学校区のラウンドテーブル実施
官庁街に関すラウンドテーブルは、9 月 29 日(土)から 30 日(日)の 2 日間に渡り4中学校
区において開催を予定した。
9 月 30 日 午後 2 時から予定していた八幡中学校区の開催は、台風 17 号の影響により風が強く
なってきた事などから中止し、11 月 10 日(土)午前 10 時から文化会館オーケストラ練習室で開
催した。
今回のラウンドテーブルは、討議形式により官庁街に関する研究を行う事を目的として開催
したが、4会場での合計参加者は 35 名(八幡東中 3 名、八幡西中 7 名、安土中 1 名、八幡中 24
名)であった。
各校区での主な検討結果を要約すると以下のとおり。
八幡東中学校区
○現在の市庁舎は老朽化が進み建て替えは必要であるが、官庁街の空洞化を避けるためにも現位
1
置が適当。
○市役所をシンボルとして、新しいまちと古いまちを繋げることは可能であり、市役所と文化会
館はセットにして市役所へ来る方が活用できる仕組みを考える。
○建てるのなら立派なものを建てる。
八幡西中学校区
○市役所の老朽化は理解していて建て替えるしかない。しかし官庁街を移転して分散させると人
がそれぞれに集まるとは考えられない。
○官庁街のにぎわいには、企業誘致や観光を利用し、また特殊な施設とかイベントを仕組む。市
役所の周りはお金をかけてちょっと変わったモニュメントや、特色ある博物館など将来を考え
ておもいっきってやる。
○今の庁舎の老朽を全面に出せていない。
○行政の最低限の機能は市民の安心安全の基盤づくりであり、最低限市民生活を考えた中で、延
長線上ににぎわいがある。
○何が何でも今の所でないと駄目とか、市役所が今の所に永遠に無いといけないと言うことはな
い。
○行政の本来の仕事は安心安全であり、安心安全な庁舎である。
○官庁街だけなぜ、にぎわいなのか、全学区が均等に発展しないといけない。
○市役所は賑わうためにある訳ではなく市民サービスの為にある。
○市役所になんでも入れる事は困難であり、できないものは出来ないとはっきり言えないと駄目。
○防災機能をきっちりしなければ、緊急道路を含めて考えないと立派な市役所を作っても何にも
ならない。
安土中学校区
○市役所の場所は余ほどの理由がなければ、今の場所での整備が理解得られやすい。
○今の市役所は建て替えるべきである。
○新庁舎は観光のシンボルとして、市役所を観光スポットにするなど、人が利用できる行政以外
の機能を持たす。
○防災機能としては、災害時には安土から市役所へは行けないので、安土の拠点に対してどう援
助するのかを検討し、必要な機能を整備する。
八幡中学校区
○官庁街は文化的な所として市民は認知している。にぎわいは当然、官庁街に庁舎を核としたま
2
ちづくりを進めるべき。官庁街をこの場所に設置した歴史的な過程からもこの場所で賑わいを
作るべきだ。
○八幡学区には、新市街地、旧市街地、農地など様々な地域があり、それぞれの地域に課題があ
る。
○八幡掘りは市民運動の積み重ねでの結果であり、観光客が大挙して訪れることは地域として迷
惑。
○防災と庁舎は何も一体となって整備されなくても良い。むしろ切り離して整備すべきでは。
○官庁街から出て行った国・県施設に帰ってきてもらい、市役所を中心とした官庁街として整備
し、再度栄えさせてほしい。駅からも近く好立地である。
○旧市街地と官庁街、駅前の素晴らしい既存のゾーニングを活かしたまちづくりをしてほしい。
○病院跡地には子どもやお年寄りが来れるような憩いの場、緑もある防災公園を作ってはどうか。
○今後、高齢者が増えることを考えると、高齢者の事を考えたまちづくりが必要。例えば、既存
の交通体系を活かすべきであり、庁舎を郊外へ移転すれば不便になる。
○商業的なまちづくりは民間に任せればよい。
○官庁街は旧市街地との棲み分けができているので、ここではむしろ古いものより新しい先進的
な取り組みをする事が八幡らしさなのではないか。
○官庁街は公共施設がまとまっており、公共交通があるなど、利便性が高いことが重要。官庁街
に賑わいは不要ではないか。
○公園や老人ホーム、病院、税務署、市役所、スーパー等の施設が集まることにより、人が集ま
るまちづくりの核となる。老人が安心して暮らせるまちづくり。
○新たに何もないところに庁舎を整備すると、道路拡幅など一から整備が必要となり、土地の購
入も必要となる。現官庁街は病院の跡地等まとまった市の土地があるので、これを有効活用す
るべきである。
○庁舎の屋上にヘリポートを作ってはどうか。
○4車線の広い道路に面していることが防災面から考えても良いと思う。また、安土方面への道
路整備も併せて考えるべき。
○一か所で用事を済ませられる市役所にしてほしい。
○官庁街には防災公園をつくり、パークアンドライド的な施設を設置する。
○市役所を残して図書館をここへ持ってくる。図書館は民間を活用して設置する。
○商業施設や市役所に訪れた親子が、待ち時間に図書館や公園で安心して過ごせるまち。
○高齢化に対応した利便性が一番大事。
3
ラウンドテーブルアンケート集計
良い
←
普通
→
悪い
5
4
3
2
1
官庁街の現状を理解できた
10
9
10
2
0
自分の意見や思いを言えた
14
8
7
1
1
他の方の意見が参考になった
15
12
2
1
1
参加して満足できた
9
8
10
3
1
内
容
人が集まる、集まり易い仕掛けが必要と思います。
災害の面で庁舎問題にするのではなく、全体をみてまちづくりを進めて欲
しい。
参加者が少ないのは残念でしたが、逆に意見が発表出来、市の職員の方と
腹心からの交換が出来て良かった。
市民が利用しやすい市役所にして欲しい。
交通の便
土日にも活用できる広場づくり
現在の庁舎での限界を公表すべき。今の土地では無理がある事を。
自由意見
今後、できれば市の庁舎検討委員会などに参加したい。
庁舎の建替えについては、現時点では尚早と思う。耐震補強で対応すべき。
資金的にも新幹線も補強している。
官庁街(旧病院跡等の空地を活用)に新庁舎を建てるのが望ましい。
防災拠点機能は充実する事。
現在の官庁街を整備し、新庁舎を建設すべきである。
未だ昨年のあり方検討委員会の提言書の方向性に進んでいる。どこまで私
たちの意見が反映できるのか。
官庁街、商業地、観光地は別にまちづくりを考える。
もっと早くラウンドテーブルをすべきであった。有意義であった。
大事なことなので、もっと時間をかけて検討してほしい。
防災拠点機能と切り離して市庁舎新築を考えてほしい。
もっと市民の声を聞く機会を設けてほしい。まだまだ市民の声が反映され
ていないように思える。2~3 年かけて市民の声を聞いて、市の将来ビジ
ョンを作り、そのビジョンに基づいて市庁舎や官庁街を作って頂きたい。
4
摘
要